佐々木朗希
-
スポーツ 2021年04月21日 11時30分
ロッテ・佐々木、GW中の一軍デビューは絶望的? 井口監督が危惧するのは高校時代から抱える悪癖か
令和の怪物・佐々木朗希投手の対戦相手はスピードガン? 20日、佐々木朗希が3度目の二軍登板で初失点を喫した。東北楽天・ディクソンに本塁打を浴び、「3回奪三振4被安打2失点2」の内容だった。 「色々なシチュエーションの中で投げることができたので良かったと思います」 試合後のコメントである。奪三振ショーではなく、走者を背負うなど大忙しだった。 前向きに語っていたが、3イニング目を投げ終え、ベンチに戻る際はちょっと首を傾げていた。 しかし、ビジター球場の二軍戦でも“話題”を提供してくれた。2回裏のマウンドだった。先頭打者に投じた4球目、宮城・ウェルファムフーズ森林どりスタジアム泉のセンターバックスクリーンが「158キロ」を表示したのだ。 158キロは、この日の最速。ワンバウンド投球であり、“投げ損ない”のようにも見えた。同球場の観客数は50~60人程度だったが、明らかにざわついていた。 「内野席の後方で見ていたファンもワンバウンド投球であることは分かりました。スピードガンの誤作動かもしれませんが」(地元取材陣) 確かに、その投球に関しては「速い」という印象は受けなかった。だが、これまでのスピードガン表示について思い返してみると、本当に158キロが出ていたのではないだろうか。 >>プロ初登板のロッテ・佐々木に「まだまだ課題はある」球界OBが指摘 無失点投球が称賛も問題視された球質とは<< まず、佐々木が163キロの驚異的な球速を記録したのは、「練習中」だった。高校3年生の4月、高校日本代表候補の合宿練習中の紅白戦でのことで、スタンドに陣取っていたスカウトが持参したスピードガンにそう表示されたのだ。 佐々木の地元・岩手県内のメディア関係者もこう続ける。 「彼が高校1、2年生だったころ、やはり県内の球場で150キロ台後半のスピードが表示されました。でも、スタンドから見る限り、『速い』という印象はなく、観客や関係者は誤作動だと捉えていました」 佐々木の球速、剛速球の威力を疑っているのではない。緊張感で力が入りすぎた時に驚異的なスピードを記録してきたのだ。 「7、8割の力で150キロを超える投球ができるようにというのが、ロッテ首脳陣の育成プランです」(プロ野球解説者) 投げ損ないのワンバウンド投球も、力が入りすぎてのこと。ストライク投球の軌道から大きく外れていたので、「速い」という印象を受けなかったのだろう。 「佐々木が注目される理由は、160キロ超えの剛速球が投げられるからです。本人もスピードを意識している節もあります。『速い』だけでは、相手バッターを抑えることはできません。本人も思いますが、メディアも球速のことをメインに報じるので気にしてしまうのでしょう。リラックスして、回転数の多いボールを投げていけば、一軍でも通用するのに」(前出・同) この二軍戦の結果を聞いた井口資仁監督は「5回以上投げられるようになってから」と語り、一軍昇格の時期を明らかにしなかった。しかし、5月GWシーズンの一軍デビュー計画は否定していない。 「3回で交代させたのは、そういう予定だったからです。次は5回を投げさせると聞いていますが」(球界関係者) 体力的には完投する力は持っているが、「段階を踏んで」ということらしい。スピードガンを意識しなくなったら、怪物の進化はさらに加速するのだが。(スポーツライター・飯山満)
-
スポーツ 2021年03月15日 10時50分
ロッテ佐々木朗希が抱く被災地への思い「勇気や希望を与えられる存在になりたい」
千葉ロッテの佐々木朗希投手が12日の中日とのオープン戦(千葉・ZOZOマリンスタジアム)で、実戦デビューした。 佐々木は2番手で登板すると、先頭の京田陽太を初球でファーストゴロに打ち取り、続く阿部寿樹はショートゴロに。主砲のビシエドには、2ボール2ストライクと追い込むと、最後はアウトローへ152キロを投げ込んで見逃し三振。マリンスタジアムからは大きな拍手が送られた。1回無安打無失点の好投は次に繋がるはずだ。 「正直、今から少し緊張をしています。明日も緊張をするとは思いますが、楽しんで自分らしく投げることができればと思います」と前日に語っていた佐々木だが、今回の登板は佐々木にとって、オープン戦初登板という思いとは別にもう一つ理由がある。それは東日本大震災の被災地への思いだ。「少しずつではありますが(復興が)前に進んでいることはすごくうれしく思います。そしてボク自身も前に進んでいけたらと思っています。今年は10年という節目ではありますが、ボクにとっては3月11日は毎年忘れることが出来ない日。3月11日は毎年特別な日だと思っています。10年前のボクはたくさんの人に支えてもらい助けてもらい、勇気や希望をもらいながら頑張っていくことが出来ました。プロ野球選手となった今は、逆に勇気や希望を与えることができうる立場にあると思っています。今後、自分が勇気や希望を与えられる存在となれるように頑張っていきたいです」と地元が岩手県陸前高田市と被災地だっただけに、そんな思いを胸に抱きながらの実戦デビューになっている。 なお、ロッテでは30日に開催するホーム開幕戦である楽天戦(ZOZOマリンスタジアム、18:30試合開始)を含む3月30日〜4月1日の公式戦3試合は、新型コロナウイルス感染拡大防止のため5,000名の入場者制限とし、座席ごとに一定の間隔を空けて全席指定席としてチケットを販売すると発表。なお、18日の販売開始後に入場制限が緩和された場合、チケットの追加販売を行う可能性があるとのこと。チケット販売は昨年に引き続きダイナミックプライシング(価格変動制)で行う。 佐々木が一軍デビューすれば、5,000名ではチケット争奪戦になるのは必至。今後も佐々木のピッチングが見逃せない。(どら増田)
-
スポーツ 2021年03月12日 18時30分
プロ初登板のロッテ・佐々木に「まだまだ課題はある」球界OBが指摘 無失点投球が称賛も問題視された球質とは
12日に行われたロッテ対中日のオープン戦。「3-2」でロッテが勝利したこの試合で、ロッテのプロ2年目・19歳の佐々木朗希がプロ入り後初の実戦登板を果たした。 2番手として6回表にマウンドに上がった佐々木は、主力の京田陽太、阿部寿樹、ビシエドを相手に「1回無失点・被安打0」と好投。ビシエドからは152キロのストレートで見逃し三振を奪い、直後にビシエドが思わず苦笑いを浮かべる場面もあった。 2019年10月のドラフトで1位指名を受けロッテに入団した佐々木は、首脳陣の意向で昨季はほぼ通年で一軍に帯同したが一・二軍共に登板は0。迎えた今年は一軍キャンプ(2月1~12日)、二軍キャンプ(同月13~25日)での調整を経て、3月1日から一軍に合流していた。 >>登板回避のロッテ・佐々木に「非常に順調」井口監督が手応え? 大久保氏が聞いた今後の構想に、心配していたファンも安堵<< 佐々木の投球を受け、複数の球界OBがSNSを通じコメントしている。元日本ハム・森本稀哲氏は、同日に自身の公式ツイッターに投稿。「ウオーー!! こりゃ本物だわ!」と、この日最速153キロをマークした佐々木を称賛した。 同日に自身の公式ツイッターに投稿した元ソフトバンク・斉藤和巳氏は、「まだまだ課題はある」とコメント。課題の内容については触れていないが、その一方で「1軍のマウンドに立った事が…大きな課題をクリアしたという事」と、今日は登板できたこと自体が収穫との見方を示した。 佐々木のプロ初登板を受けて、ネット上にも「プロ初登板としては上々のナイスピッチングだった」、「中日最強打者のビシエドから見逃しで三振奪うとは思わなかった」、「常時150キロ投げてたから改めて凄い素材なんだと感じた」といった反応が多数寄せられている。 一方、「球がほとんど浮き気味だったのがちょっと不安」、「変化球を1球しか投げなかったのは気になる」、「1イニングでさっさと下がっちゃったし、シーズンでの一軍登板はまだ時間がかかりそうだな」といったコメントも散見された。 「今回プロ初登板で無失点投球を見せた佐々木ですが、同戦で投じた12球のうち11球は真ん中から高めに上ずり、唯一低めに行ったスライダーも外角に外れるボールに。また、球速も高校時代の最速である163キロからは10キロほど遅かったので、制球面、体力面ともにまだまだ課題があるといえるでしょう。ただ、プロ入りから実戦登板がなかった佐々木に対しては『いつになったら投げるんだ』といった不満の声も少なくありませんでしたので、同戦でマウンドに上がれたこと自体は間違いなく評価に値するでしょう」(野球ライター) ドラフト指名から約1年半を経て、遂にプロとしての第一歩を踏み出した佐々木。今後の登板にも大きな注目が集まりそうだ。文 / 柴田雅人記事内の引用について森本稀哲氏の公式ツイッターよりhttps://twitter.com/onifukkusencho斉藤和巳氏の公式ツイッターよりhttps://twitter.com/kazumi_saitoh
-
-
スポーツ 2021年02月04日 21時30分
登板回避のロッテ・佐々木に「非常に順調」井口監督が手応え? 大久保氏が聞いた今後の構想に、心配していたファンも安堵
元楽天監督で野球解説者の大久保博元氏が3日、自身の公式ユーチューブチャンネルに動画を投稿。ロッテ・佐々木朗希の実戦回避について、井口資仁監督から直接聞いたという真相を明かした。 佐々木は1日から始まった春季キャンプで初日からブルペン入りしたが、翌2日に11日の紅白戦は登板回避すると複数メディアが報道。動画で大久保氏はこの件について、自ら電話して聞き出したという井口監督の言葉を明かした。 大久保氏は佐々木の実戦回避について、故障のリスクを嫌ってのことだろうと考えたという。それでも真相が気になり、3日の朝に井口監督に直接電話すると、「非常に順調」という言葉が返ってきたという。 大久保氏は続けて、井口監督が語った登板回避の理由を告白。佐々木は1日にブルペンで捕手を立たせて37球を投げたが、井口監督によると「(首脳陣が)思ったよりも体に張りが出ていた」ため、無理をさせないように登板回避を決めたとのこと。ただ、今年の佐々木は昨年から10日以上も初ブルペンが早かった(昨年は2月13日)ため、井口監督は特に心配はしていないという。 大久保氏は事の真相を聞いた後に「どうすんの今年?」と今季の構想についても聞いたというが、井口監督は「もちろん二軍では登板させるし、(結果次第では)一軍でも考えている」と一軍抜てきの可能性を示唆したとのこと。ただ、「球数をしっかり制限して、いかに長持ちしてもらうかって(いう方が重要)」と、もうしばらくはシーズンを戦える体力作りに重点を置いて育成する方針であるとも語っていたという。 >>ロッテ、佐々木への取材を突然解禁したワケ マー君復帰も追い風に? 井口監督の一軍ローテ抜擢もあるか<< 大久保氏はこの他に自身が思う佐々木の課題や投手が走り込むメリットについても話している。 今回の動画を受け、ネット上には「故障したからではなく、しないための回避っていうことが知れてよかった」、「一番近くで見てる井口監督が順調っていうなら大丈夫だろう」、「今年は新フォーム習得に取り組んでるらしいし、なおさら焦らせる必要はないよね」、「一軍抜擢が実現する様に佐々木はこれからも頑張れ」といった反応が多数寄せられている。 2019年ドラフトで1位指名を受けロッテに入団した19歳の佐々木は、高校時代に最速163キロを記録した右腕。昨年は首脳陣の意向で開幕からシーズン終盤まで一軍に帯同していたが、一軍・二軍ともに登板なし。プロ2年目の今年は1月27日からキャンプ地の沖縄・石垣市で先乗り自主トレを行い春季キャンプに臨んでいる。 動画投稿日と同じ3日にも佐々木はブルペン入りし、捕手を座らせて33球を投げている。本人は「全体的な体を含めたコントロールが良くなかった」と課題を口にしたが、今後の動向も注目を集めそうだ。文 / 柴田雅人記事内の引用について大久保博元氏の公式ユーチューブチャンネルよりhttps://www.youtube.com/channel/UCKa1VlSq1WwdSQWv4JFdgxg
-
スポーツ 2021年02月01日 11時05分
ロッテ、佐々木への取材を突然解禁したワケ マー君復帰も追い風に? 井口監督の一軍ローテ抜擢もあるか
令和の怪物・佐々木朗希投手がついにベールを脱ぐ。いきなり、160キロ超えなんて異次元のピッチングを見せてくれるかもしれない。 2月1日、プロ野球12球団が一斉にキャプインした。一連の新型コロナウイルス禍で、どの球団も「急ぎでなければ、帰京してから」「オンラインで」と、取材規模の縮小を要請していた。感染者を出してはならないとし、フロント職員は例年以上に緊張している。 >>ロッテ・福田に「居場所は無い」まさかの“戦力外通告”? 里崎氏の見解に賛否、ソフトB時代の起用法を望むファンも<< そんな限られた情報公開の中で、今季の飛躍を窺わせる出来事があった。千葉ロッテがキャンプ地・沖縄県石垣島に先乗りした一部選手の自主練習を公開したのだ。 「室内練習場での様子を見せてくれました。選手に直接話しかけるのはNGでしたが」(地元紙記者) その先乗り組の中に、2年目の佐々木もいた。 佐々木は昨季、シート打撃など実戦形式の練習で「160キロ超えの剛速球」を見せ、ファンは大きな期待を寄せていた。しかし、井口資仁監督は時期尚早とし、二軍戦を含めて“登板ゼロ”に終わった。1月に入って、「今年は競争に加える」と言っていたが、その言葉は本当のようである。 「去年の佐々木は一軍に帯同していました。というか、吉井理人投手コーチの目の届くところで練習させるための一軍帯同でした」(プロ野球解説者) だが、そのシーズン中の練習はほとんど非公開とされ、かつ佐々木個人に話しかける“ぶら下がり取材”も禁止が通達されていた。 そんなベールに包まれた状況に対し、室内での軽い練習とは言え、佐々木の様子を完全公開したのだ。この“変更”は、佐々木を本当に登板させるつもりでいて、また、「佐々木は勝ち星を計算できる投手」とも位置づけたからのではないだろうか。 「チームにも慣れたからか、表情も明るかったですね。年上の選手とも気楽に談笑していました」(前出・地元紙記者) 佐々木はブルペンにも足を運び、20球程度の投げ込み練習も披露した。力感は50%くらいだと思われるが、昨季の個人練習の成果は十分に窺えた。高校時代もそうだったが、佐々木はボールをリリースする瞬間、ちょっと下を向いていた。全力投球で体のバランスが崩れるためだが、自主練習公開の1月29日を見る限り、そういう不安定さはなくなっていた。 「野球メディアの目は、田中将大投手の帰還で楽天に向けられています。佐々木の露出度が少なくなれば、井口監督にとっても好都合です。オープン戦での登板も極力減らし、情報が少ないままペナントレースに突入すれば、対戦チームも混乱するでしょう」(前出・プロ野球解説者) 田中に「負け」を付けるのは、どのチームなのか。また、互角に投げ合うピッチャーは誰なのか…。令和の怪物がその一番手となりそうだ。(スポーツライター・飯山満)
-
-
スポーツ 2021年01月20日 11時05分
ロッテ佐々木朗希が春季キャンプ一軍スタート!ドラ1鈴木昭汰などルーキー3選手も
千葉ロッテは19日、沖縄・石垣島で2月1日から行う一軍春季キャンプのメンバーを発表した。【投手】佐々木(千隼)、石川、美馬、佐々木(朗季)、二木、唐川、東條、東妻、山本、鈴木、小野、小島、岩下、中村(稔弥)、益田、河村、横山、古谷、土居、本前。【捕手】田村、佐藤、吉田、柿沼。【内野手】藤岡、安田、中村(奨吾)、福田(光輝)、松田、小川、茶谷。【外野手】藤原、加藤、岡、菅野、高部、山口、和田、サントス。※期間は2月1日から2月12日(12日打ち上げ後、那覇へ移動)。休日は5日、10日。 注目は高卒2年目となる佐々木朗希投手(以下・佐々木)が、2年連続で一軍スタートとなったことだろう。ドラフト1位の鈴木昭汰投手も一軍スタートとなった。ルーキーではドラフト3位の小川龍成内野手、ドラフト4位の河村説人投手も一軍スタートの切符を掴んでいる。育成として新入団を果たしたサンディ・サントス外野手も一軍スタート。ロッテは安田尚憲内野手、藤原恭大外野手、和田康士朗外野手と有望な若手が揃って来たこともあり、昨年あと一歩で優勝を逃したロッテにとって、若い力の台頭が今シーズンの鍵になりそうだ。 最速163キロを誇るスーパールーキーとして、昨年注目された佐々木はプロ1年目の昨年も、一軍でキャンプをスタートし、完走しており、宮崎・清武SOKKENスタジアムのブルペン(オリックスのキャンプ地)で、初登板した際には数多くの報道陣や評論家が見守った。しかし、コンディション不良などもあり、首脳陣はチームがコロナ禍で一軍の戦力が落ちたときも佐々木には無理をさせず、一軍登板はなかっただけに、今年はキャンプから紅白戦などで実践を積んで、オープン戦、公式戦につなげたいところ。 なお、ロッテは石垣市と協議の結果、新型コロナウイルス感染症予防の観点から無観客とすることを発表している。一、二軍球場スタンド一般見学不可。陸上競技場スタンド一般見学不可。室内練習場一般見学不可。ブルペン一般見学不可。キャンプ地は石垣市中央運動公園内となるためランニング、散歩コースともなっているが、ローピングを行うなど導線を確保する予定。また例年、球場周辺に出店していた屋台などもないとのこと。昨年コロナに泣かされた苦い経験もあって、万全な対策を練ってキャンプに臨む。(どら増田)
-
スポーツ 2020年06月29日 15時40分
ロッテ佐々木朗希、岩手県大会開催に「野球を楽しんでもらいたい」と球児にエール!
夏の全国高校野球大会が中止になったことに伴い、令和2年夏季岩手県高等学校野球大会の地区予選が7月1日から、県大会が7月11日から開催されることが発表された。 今回の決定に関して、岩手県立大船渡高校出身で、千葉ロッテマリーンズの佐々木朗希投手が出場する選手たちへの気持ちを語った。佐々木は「今回の事態で色々なことを経験し、感じた事と思います。高校最後の成果を見せる場所が用意されずに引退することになる同級生もいるかと思います。その中で、野球はこのように大会が開催されることになったということで、感謝の気持ちなど、それぞれが色々な事を感じて欲しいと思います」と今回のような代替大会が開催されたことへの思いを述べた。 さらに、「高校3年生にとっては最後の大会となりますので、思う存分、野球を楽しんでもらいたいと思います。最後に甲子園という目標はなくなりましたが、この先には素晴らしい未来が皆様には待っていると思いますので、素晴らしい未来に向けて、この3年間で行ってきた積み重ねを忘れずに、これからも頑張り続けてください」と、これが最後の大会となる3年生の選手たちに熱いエールを送っている。 佐々木は現在、ファームで一軍デビューを目指して、慎重な準備を重ねており、その日が待たれるところだ。(どら増田)
-
スポーツ 2020年06月17日 11時35分
ロッテ・佐々木、来週末に一軍デビュー? 井口監督の意味深な言葉、ドラ2佐藤との新人バッテリーもあるか
特別に行われた巨人対千葉ロッテの一戦(6月16日)には、ペナントレース序盤戦のキーワードがいくつか隠されていた。 「一軍に帯同してトレーニングを続けてきたので、このまま帯同します」 千葉ロッテの井口資仁監督が言った。開幕一軍メンバーに関する質問に対し、そう答えたのだが、千葉ロッテは3人の新人と支配下登録を勝ち取ったばかりの選手1名、3年目の安田尚憲、新加入の鳥谷敬を一軍帯同させている。 今年のペナントレースは連戦が続くため、出場選手登録数が現行の29人から31人に拡大された。現在、「野手17人」が“一軍”に帯同しており、その31人の一軍登録メンバー中、「投手が14人」というのは、他球団に比べて少ない。記者団はそういう状況を指して、「このまま、野手と投手の人数を変えないのか?」と質問したのだ。「井口監督は一軍に帯同している現メンバーで開幕戦に臨むと断言しました」(取材記者) そのやや少ない投手14人の中には、令和の怪物・佐々木朗希も含まれている。佐々木の開幕一軍が明言されたのだ。 「この後、千葉ロッテは福岡に移動します。当然、佐々木も連れて行きます」(前出・同) そうなると、近いうちに佐々木のデビューマウンドも実現されるわけだ。 日程表を見ると、千葉ロッテはソフトバンクと3連戦を行った後、本拠地・ZOZOマリンに帰還する。怪物のお披露目マウンドに相応しいのはビジターよりもホームだ。ということは、23日からのオリックス6連戦のいずれかで「デビューする」と考えられるが…。 「営業的なことを考えれば、27日の土曜日か、28日の日曜日です。無観客試合なので観客動員数には直結しませんが、ナイターよりも週末のデーゲームの方が佐々木も緊張しないでしょう」(プロ野球解説者) 佐々木がいつ出てくるのかまでは井口監督は教えてくれなかった。しかし、こんな予想も囁かれるようになった。 「ドラフト2位の佐藤都志也(東洋大学/右投左打)の評判が良い。『打てる捕手』になれる逸材で、オープン戦、練習試合でも一発を放っています。1位・佐々木と2位・佐藤の新人バッテリーが見られるかもしれない」(前出・同) 千葉ロッテはこの佐藤にも大きな期待を寄せている。筆者も某出版社刊のプロ野球選手名鑑の編著に関わったが、NPB、球団から提供されたデータ資料には「佐藤は捕手、外野手の両方で登録する」と“誤植注意”の但し書きがされていたのだ。肩の強さに加え、俊足であることはドラフト候補に名前が挙がっていた当時から伝えられていた。 井口監督がこの佐藤を外野手でも出場させる意向があることから“誤植注意”がされたわけであり、新しい選手を売り出すという点において、今は佐々木よりも“佐藤優先”となるかもしれない。 「佐々木が先発した試合で、佐藤が期待されている打撃面でアピールできれば…。井口監督が野手を多めに登録してペナントレースに臨む意図は、佐藤を捕手から外野に試合途中にコンバートさせることも想定しているからかもしれません」(前出・同) 令和の怪物と、外野手兼任という新しいタイプの捕手。井口采配がファンを楽しませてくれそうだ。(スポーツライター・飯山満)
-
スポーツ 2020年06月14日 17時00分
ロッテ・佐々木、変則日程が追い風に? 松坂・マー君級の才能、「沢村賞」への一歩は踏み出せるか
佐々木朗希の対外試合デビューが、シーズン開幕以降になることが伝えられている。 春季キャンプから一軍に帯同し、先月の投げ込みでは160kmを記録するなど期待も大きかっただけに、実戦でのマウンドが遠ざかったのはもどかしいばかりだ。若き右腕の実力は未だに分厚いベールに包まれている印象だ。 ただ、19日からの開幕以降の日程によると、セ・パともに例年とは違い変則的な組み合わせとなっている。同一カード6連戦が組まれるなど、序盤から過密日程の中での戦いとなるパ・リーグにおいて各球団とも、投手陣のやりくりに頭を悩ますことは想像に難くない。また、開幕がずれ込んだことで各選手のコンディションの好不調なども今後、はっきりと表れてくるだろう。その状況を踏まえると、そう遠くない段階で佐々木の一軍登板が観られる可能性も決して小さくはない。 無論、プロデビューが待ち焦がれる理由は「160km」だけではない。 井口資仁監督から「全部(の球種が)厄介」と評される程の変化球のキレ、コントロール、さらにはフィールディングやプロの打者へ向かう気迫といった、投手としての総合的な能力がどれだけのものかが楽しみでならない。「令和の怪物」という異名を持つからには、全ての面において、高いレベルを期待してしまう。 近年を振り返ってみても、高卒1年目から数年にわたって成績を収めてきた投手は、「平成の怪物」松坂大輔、「神の子」とも称された田中将大のわずか二人だけであり、何れもルーキー時より強烈なインパクトを放ち続けた。佐々木の潜在能力の大きさを、そして真のポテンシャルを、その両投手と比較しながら想像し、匹敵するものと信じているファンが多いのは間違いないだろう。その二人に近づいた時、昨夏の日本中で物議を醸した県予選決勝での登板回避や、U-18W杯での負傷降板などの語られ続けるネガティブなエピソードも、遠い過去の話となるはずだ。 外出自粛期間にはSNSを通じて、自宅トレーニングなどの動画にも頻繁に登場し、ファンへのメッセージを送っていた。また、昨年の入団会見時、プロでの目標を問われると「沢村賞、日本一の投手に」と力強く語っている。求められているものや強固な自信など、プロとしての果たすべき使命を理解し、備わっていることは間違いない。 あとはマウンド上でそのポテンシャルを披露するだけだ。「怪物」が解き放たれる瞬間はもうすぐ、訪れる。(佐藤文孝)
-
-
スポーツ 2020年05月27日 11時00分
ロッテ佐々木朗希、初のシート打撃で160キロ2球!「決めに行けたのが収穫」
千葉ロッテのドラフト1位、スーパールーキー佐々木朗希が26日、ZOZOマリンスタジアムでシート打撃に登板した。佐々木にとってはプロ入り後、初となる実戦形式の登板だ。 先頭打者の菅野剛士には、1球目156キロのストレートはボール、2球目157キロのストレートもボール、3球目156キロのストレートでファール、4球目157キロのストレートは右中間に本塁打を打たれてしまう。続く藤岡裕大には、5球目160キロのストレートが見逃しのストライク、6球目143キロのフォークは空振り、7球目160キロのストレートで空振り三振を奪った。最後の打者福田光輝には、8球目146キロのフォークで空振り、9球目142キロのフォークでファール、10球目159キロのストレートはボール、11球目155キロのストレートで空振り三振。1本ホームランは打たれたが、上々の仕上がりと言えるだろう。 佐々木は「しっかりと自分の思うような球を投げることが出来ました。しっかりと指に掛かったいい球を投げることが出来ました。だんだん良くなっていると思います。しっかり決めに行く時に決めに行けたのが収穫です」と、収穫を口にしている。 打席に立った菅野は「ストレート1本に絞っていたので、結果的に打つことが出来ましたが、変化球が来ていたら打てていませんでした。今まで見たことのない凄いボールです」とホームランを放ったが佐々木を絶賛。福田も「前回のバッティングピッチャーの時と違って、今日は変化球もあったので打つことは難しかったです。160キロ出ていましたし、今日も速かったです」となかなか打てないと感じた様子。藤岡は「160キロ?ほんとに速かったですね。フォークも凄い落差だったし打てませんよ。ストレートはソフトバンクの千賀さんに近いですかね」とスーパールーキーの投球にあっぱれという感じだった。 開幕一軍に向けてこのまま順調に調整が出来るのか、さらなる注目が集まる。(どら増田)
-
スポーツ
ロッテ佐々木朗希、岩手県大会開催に「野球を楽しんでもらいたい」と球児にエール!
2020年06月29日 15時40分
-
スポーツ
ロッテ・佐々木、来週末に一軍デビュー? 井口監督の意味深な言葉、ドラ2佐藤との新人バッテリーもあるか
2020年06月17日 11時35分
-
スポーツ
ロッテ・佐々木、変則日程が追い風に? 松坂・マー君級の才能、「沢村賞」への一歩は踏み出せるか
2020年06月14日 17時00分
-
スポーツ
ロッテ佐々木朗希、初のシート打撃で160キロ2球!「決めに行けたのが収穫」
2020年05月27日 11時00分
-
スポーツ
プロ野球6.19開幕決定!ロッテ井口監督「スタートから突っ走っていく」
2020年05月26日 22時30分
-
スポーツ
ロッテ好評企画、ついに佐々木朗希登場!「ちょっとプレッシャー」
2020年05月18日 11時00分
-
スポーツ
今季のプロ野球、年俸が払えなくなる球団も? ロッテは43億円の収入減、ドラ1佐々木のデビューも前倒しか
2020年04月27日 11時45分
-
スポーツ
張本氏、ロッテ佐々木に「走り込んで」で賛否 「大投手になる」と大絶賛もトレーニング法提案が物議
2020年03月30日 12時00分
-
スポーツ
ロッテ・佐々木、ジンクスに反して新人王は厳しい? 過去のドラフトで4球団が競合したプロ野球投手、全員が1年目から大ブレーク
2020年03月28日 11時00分
-
スポーツ
元ソフトB・川崎氏、沈黙破り意外な才能発揮? 注目のルーキーをズバッと見抜き「ノムさんの後釜に」と期待集まる
2020年03月23日 21時30分
-
スポーツ
「地元の良さを改めて感じた」卒業式参加のロッテ佐々木朗希、里帰りでリフレッシュ!
2020年03月03日 17時30分
-
スポーツ
ロッテ・佐々木、来週にも実践デビュー? キャンプで判明の“特異体質”、首脳陣も育成プランを上方修正か
2020年02月05日 11時50分
-
スポーツ
ロッテ・佐々木にホワイトソックスの影? しかし、メジャーの本命は巨人の主戦投手か
2020年01月09日 11時43分
特集
-

あかつ、アメリカ・アポロシアターでの「動きで笑わせるネタ」は世界にも テレビに年数回でも出られる自分は「持ってる」
芸能
2025年10月03日 12時00分
-

TKO・木下、篠宮との一件を明かす 目標は「タイと日本のハブ」 挑戦に対する厳しい声には「どうでもいい」
芸能
2025年09月26日 18時00分
-
-

元ボーイフレンド・宮川英二、最大の挫折は「M-1グランプリ」 セカンドキャリアは、芸人やお笑いサークルの学生の就職支援 芸人の給料も赤裸々に語る
芸能
2025年09月18日 17時00分
-

岡平健治「19」解散は「お金の問題じゃない」 岩瀬敬吾、地元に戻るのを「止められてよかった」 今後はバラエティーで「ポンコツっぷりを見て笑ってほしい」
芸能
2025年08月05日 23時00分
-

misono、家族について「マジで気持ち悪い家族」 「⼦ども⾃然にできると思っていたけど……」と不妊治療の再開、明かす
芸能
2025年09月16日 11時00分
