プロ野球
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スポーツ 2021年08月26日 15時45分
阪神・佐藤に「わざと援護したのか?」の声 ライバルをアシストした怠慢プレーが物議、球団OBも激怒「スタメン外して」
25日に行われた阪神対DeNAの一戦。「10-2」でDeNAが勝利したこの試合で、阪神ドラ1・22歳の佐藤輝明が見せたプレーがネット上で物議を醸している。 >>阪神・佐藤の新打撃フォームは失敗?「差し込まれまくりや」 金村氏が見抜いた問題点を指摘、今後のスランプも予想<< 問題となっているのは、「2-9」と阪神7点ビハインドの9回表に飛び出たプレー。この回先頭のDeNA・牧秀悟が、阪神4番手・岩貞祐太が投じた2球目を捉え右翼線への打球を放つ。右翼を守っていた佐藤はこの打球を走って追ったが、ファールになると思ったのか途中で追う速度を緩めた。 ところが、打球はファール線の内側にポトリと落ちた後、佐藤の横で大きく跳ねて右翼フェンス際へ。これを見た佐藤はすぐに打球を追いかけたが、捕球し内野へ返球する間に牧は三塁へ到達。それまでの打席で二塁打、本塁打、単打をそれぞれ記録していた牧に、公式戦では新人史上初となるサイクルヒットを許す結果となった。 新人王争いのライバルの快挙を招いた佐藤の守備を受け、ネット上には「今の佐藤の守備酷すぎない? 最後まで全力で追ってたら普通に捕れてたでしょ」、「まともに走らずスライディングもしないのは怠慢プレーでしかないし、仲のいい牧に忖度したと言われても仕方ないぞ」、「捕球から送球への流れがチンタラしてたのもいただけない、もしかして牧のサイクルをわざと援護したのか?」と、牧への“忖度”を疑うような反応が寄せられている。 一方、「なんか忖度とか言ってる人いるけど、そんなことができるほど佐藤は守備上手くないだろ」、「見てる感じではただ下手くそなだけで、何が意図があったプレーには見えなかったけどなあ」、「状況が状況だから物議醸してるけど、ただ単に判断を誤っただけでは?」と忖度疑惑への反論も複数見受けられた。 「今回の佐藤の守備に対しては、ファンだけでなく複数の球団OBも苦言を呈しています。元阪神監督・安藤統男氏は26日の『スポーツ報知』(報知新聞社/電子版)の記事内で、『ファウルと勘違いしたのか、牧の打球を全力で追わずに三塁打にした。期待以上の働きを見せている新人も、平凡なミスや怠慢プレーだけは許されない』と集中力を欠いたプレーだと批判。元阪神・下柳剛氏は26日に自身の公式インスタグラムに投稿し、『今日のプレイ、あの三塁打、どう思います スタメン外して欲しいな 打つだけがレギュラーじゃない』と首脳陣に佐藤のスタメン剥奪を求めるほど怒りをあらわにしています。なお、佐藤と牧は大卒ルーキーの同期で頻繁に連絡を取り合う仲であることから、一部では佐藤は牧のサイクルを演出しようと緩慢守備を装ったのではとの見方が浮上していますが、佐藤の今季の守備率がリーグ外野手上位10名にも入らないほど低い数字(.980)であることを引き合いに、単に守備面の実力が不足しているだけという意見も見られます」(野球ライター) 牧がサイクル安打を達成した一方、自身は「4打数無安打・3三振」とこの日は全くいいところがなかった佐藤。26日以降の試合で汚名返上の活躍を見せることはできるのだろうか。文 / 柴田雅人記事内の引用について下柳剛氏の公式インスタグラムよりhttps://www.instagram.com/shimoyanagi_tsuyoshi
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スポーツ 2021年08月26日 11時20分
ソフトB・千賀が後半戦で大復活? 強力打線をねじ伏せた大胆な配球、東京五輪への強行出場も追い風か
福岡ソフトバンクホークスの千賀滉大投手が、7回一死までノーヒットの圧巻投球で今季3勝利目を挙げた(8月25日)。今季前半は両ふくらはぎの不調や左足首の怪我に苦しんだが、後半戦は2戦 2勝、13イニング連続の“ゼロ行進”である。 勝因は“オリンピック”ではないだろうか。 「良い意味で、いつもの千賀ではありませんでした」(チーム関係者) 初回のマウンドに上がった時、千賀は違和感を覚えたという。 >>ソフトB・バレンティン、まさかの“追放説”が浮上?「引退すべきですか」意味深投稿に古巣ファンからも憶測の声<< メットライフドームは埼玉西武の本拠地だが、球場の特徴は知り尽くしている。しかし、同球場の登板は昨年10月6日以来となる。バックネット後方の観客席が視界に入ってきて、別球場に来たような印象を抱いた。 「今年の開幕前、メットライフドームの一部改修工事が終わりました。その影響でしょう」(前出・同) また、これは“感性”だが、同球場のマウンドを指して、「他球場よりも低く感じる」「傾斜が緩い」と話すパ・リーグ投手も少なくない。 千賀は改修されたメットライフドームでの登板は初めてであり、「低いマウンド」に違和感を覚えた。しかし、その違和感が千賀を慎重にさせ、力勝負に出なかったことが勝因につながった。 「オリンピックや国際試合は対戦するバッターは初見、選ばれた日本のピッチャーたちはみんな慎重になります。その慎重さをプラスに転じることができるのが、千賀の強みです」 チーム関係者の多くがそう話していた。 マウンドが低く感じるということは、落差の大きい“お化けフォーク”の威力が半減してしまう。配球を組み換えて対処できる部分もあれば、もう一つの武器である直球が生命線となる。直球中心のピッチングで強力な西武打線を抑えたのだから、千賀の復活はホンモノと言っていいだろう。 「4番・中村剛也に対し、内角球を投げ込んでいました。3度の対決で3三振。慎重で、でも、大胆に攻めなければならないところはしっかりと攻めていました。ボールにも力がありました」(プロ野球解説者) 慎重になりすぎて、弱気のピッチングをすると痛い目に遭う。大胆に攻める度胸も国際試合で培った精神力によるものだろう。 前出のチーム関係者によれば、前半戦を棒に振ったため、千賀の周りには五輪辞退を促す声も出ていたという。最後は本人の「出たい」とする意思が尊重されたが、 「大舞台で恥を掻きたくないとする千賀の気持ちが復調のきっかけになるのではないか」と、期待もされていたそうだ。 千賀の復活でソフトバンクも首位争いに加わってくるかもしれない。 そう言えば、千賀復活の翌日の8月26日、巨人は菅野智之の先発を発表した。こちらもエース復活となれば良いのだが…。 千賀がオリンピックにこだわったのは、やはりメジャーリーグ挑戦の夢を諦め切れないからだろうか。今の千賀なら、間違いなく通用する。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2021年08月25日 19時30分
西武・辻監督に怒りの声「明らかな判断ミス」 勝機を潰した継投策に批判、本人は試合後に開き直り?
24日に行われた西武対ソフトバンクの一戦。「4-4」で両チーム引き分けとなった試合の明暗を分けたのが、西武の助っ人右腕・ギャレットの投球だった。 >>清原和博氏を西武コーチが殴打!「八重歯が唇を貫通した」“鬼軍曹”の逆鱗に触れた怠慢エピソードを明かす<< ギャレットは「2-1」と西武1点リードの8回表に3番手として登板。しかし、先頭の栗原陵矢にセーフティバントを決められ出塁を許すと、続くデスパイネにも右前打を打たれてしまう。いきなり無死一、三塁と大ピンチを招くと、中村晃に2点タイムリー二塁打を打たれあえなく逆転を許してしまった。 その後無死三塁からアルバレスにもタイムリーを打たれたギャレットは、これ以上の失点は防ぐもこの日は「1回3失点・被安打4」と振るわず。先発・高橋光成が「6回1失点・被安打5」の好投で得ていた今季10勝目の権利も消すふがいない投球内容となった。 ギャレットの炎上を受け、ネット上には「ここまで1点をなんとか守ってきたのに全部水の泡だ」、「1アウトも取れずに3失点は擁護のしようがない、何しに出てきたんだってレベル」、「2年ぶりの10勝を台無しにされた高橋がただただ可哀想」といった反応が寄せられている。 一方、「ギャレットの調子を考えたら案の定の結果、そんな状況で使った辻監督の明らかな判断ミスだ」、「他にも使えそうなリリーフはいたのになぜギャレットを起用したのか」、「辻さんはまだギャレットを勝ちパターンとして考えてるなら一刻も早く考えを改めるべき」と、チームを率いる辻発彦監督への批判も複数見受けられた。 「ギャレットは24日試合前時点でチーム2位の13ホールドをマークしている勝ちパターンの一角ですが、後半戦は3試合に登板して防御率『6.00』と不振で直近では2試合連続失点中でした。辻監督は試合後に『今日も勝ちパターンでいっている。そりゃ打たれることも(ある)』と語ったことから、失点続きでも信頼は変えずにギャレットを起用したものと思われますが、裏目に出たことでファンの風当たりは強まっているようです。なお、こうしたファンの間からは8回表開始前時点でブルペンに控えていた水上由伸(後半戦は4試合連続無失点)、森脇亮介(同4試合連続無失点)といったリリーフを使うべきだったという意見も挙がっています」(野球ライター) 試合後はギャレットをかばうとともに「(今後)順番を変えたりすることはある」と、今後の配置転換を示唆したことが伝えられている辻監督。背信投球が続くギャレットの処遇がどうなるかは注目を集めそうだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2021年08月25日 15時30分
ロッテ・益田の投球に敵打者が天を仰ぐ「完全にドン引き」 異様な光景にファン驚愕、反則級の“ふらつき”に勤続疲労への懸念も
24日に行われたロッテ対日本ハムの一戦。「3-3」で引き分けとなったこの試合で、ロッテのプロ10年目・31歳の益田直也が見せたプレーがネット上で話題となっている。 >>ロッテ・井口監督のコメントにファン怒り「お門違いだろ」 好投投手へ苦言の一方、体たらくな打線はお咎め無し?<< 注目が集まったのは、「3-3」と両チーム同点で迎えた9回裏に飛び出たプレー。この回3番手としてマウンドに上がった益田は、先頭の清水優心を中飛、続く淺間大基を空振り三振に打ち取り難なく2アウトを奪う。その後打席に入った西川遥輝に対しても、初球に150キロのストレートを投じ幸先よく1ストライクを奪った。 ところが、益田は2球目を投げる際に力み過ぎたのか、左足を上げた瞬間に背中が後方に流れふらつくなど投球フォームを大きく崩してしまう。ただ、益田はなんとか軸足の右足で踏ん張ったまま、146キロの直球を外角に投げ切り2ストライク目を奪う。投球を見送った西川はすぐに益田の方を向き直した後、呆然としたような表情を浮かべながら天を見上げた。 益田の投球を受け、ネット上には「転倒すれすれのところから結構いい球投げててビックリした」、「あんなにぐらついたのに140後半投げるって凄い、コースも甘いところじゃないし」、「相手の西川も『え?』って顔で面食らってるのがジワる」、「西川『あそこからストライク入れてくるのか…』って完全にドン引きしてるよなこれ」といった反応が寄せられている。 同時に、「なんかボーク臭かったけどギリ投げ切ったからセーフだったのか?」、「ルール的には仮に投げ切れなくてもボールになるだけだが…にしても良く投げ切れたな」、「走者がいたら審判の捉え方も変わったんだろうか」と、ボークの可能性があったと指摘するコメントも複数見受けられた。 「野球規則では『投手板に触れている投手が投球に関連する動作を起こしながら投球を中止した場合』はボーク(塁上に走者がいる際の投手の反則行為)にあたると定められており、全走者に安全進塁権が1つ与えられます。一方、無走者の場合は基本的にボークはとられませんが、ボークに該当するような行為があったと審判が判断した場合は投手に1ボールが宣告されます。今回の益田はふらつきながらもこらえて投げ切りましたが、もし左足をついたり転倒したりしていたらボール宣告を受けていたかもしれません」(野球ライター) 益田は24日の試合に登板したことで、今季の登板数がリーグ2位タイの44登板に。このこともあってか、一部からは「勤続疲労が溜まってきているのでは」と状態を心配する声も挙がっている。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2021年08月25日 11時25分
ロッテ・佐々木の“東北凱旋”は敗戦濃厚か コーチが課した試練が裏目に? プロ2勝目に立ちはだかる致命的弱点とは
千葉ロッテ・佐々木朗希投手の“東北凱旋登板日”が決定した。 「2戦目の予定と思う。しっかりとゲームを作ってくれるのでは」 井口資仁監督が記者団にそう明かした。2戦目とは同28日の東北楽天戦のことだ。 敵地・楽天生命パーク宮城での先発登板となるが、岩手県出身の佐々木にとっては“準フライチャンズ”のような場所。東北のファンも同様に捉えており、「成長の証」を見せてもらいたいものだ。 >>ロッテ・井口監督のコメントにファン怒り「お門違いだろ」 好投投手へ苦言の一方、体たらくな打線はお咎め無し?<< この場合の「成長」とは、投球技術のことだけではない。 「佐々木の弱点は、走者を出した時にあります。投げ急ぐというか、投球フォームが崩れてしまうんです」(プロ野球解説者) 技術的な指導を受けているが、完全に修正されたわけではない。試合中、投球フォームが崩れる場面もあれば、そうでないイニングもある。「未熟」と言えばそれまでだが、佐々木は走者のいない場面でもセットポジションで投げている。走者の有無で崩れるということは、メンタル面に原因があるわけだ。 そのメンタル的な原因について、こんな指摘も聞かれた。 「今年、プロ初勝利を挙げたことが大きい。でも、2勝目を早く挙げないと、また元に戻ってしまう」 チーム関係者がそう言う。 そもそも、千葉ロッテが育成のために与えた怪物への試練は「孤独」だった。 怪物育成を託された吉井理人投手コーチが「自分の目の届くところで」と語り、プロ1年目は出場登録もされないまま、一軍帯同となった。試合出場を前提とした他ナインとも練習内容は異なり、一人で練習することは多かった。 「二軍で実戦経験も積みながら」とその育成プランに反対する声もあり、佐々木自身も試合で投げたくても投げらない“モヤモヤ感”を抱えていた。 「今春のオープン戦、そして、公式戦でもチャンスをもらい、5月27日の阪神戦(交流戦)でやっとプロ初勝利を挙げました。勝って、結果を出せば現状から抜け出せるので、知らず知らずのうちに焦りも出てしまいました。今は『早く2勝目を』の気持ちが強すぎて空回りしている部分もあって」(前出・同) 走者を背負った場面で投球フォームが崩れるのは、その影響だろう。ピンチに陥っても動じない精神力が持てれば、佐々木は大きく飛躍する。 「同級生の奥川恭伸(東京ヤクルト)が先に先発ローテーション入りしたことも焦りにつながっているのかもしれません」(前出・プロ野球解説者) 怪物と称されていても、メンタル面では「まだ19歳」というわけか。スポーツはメンタル的な影響を受けやすい。佐々木には「一人で練習」の環境に耐えてきた精神力がある。東北のファンを唸らせてもらいたい。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2021年08月24日 21時30分
広島・堂林は“右打ち”にこだわり過ぎ? 掛布氏が不振の原因を指摘、同じ悩みの選手は指導者時代にも
野球解説者の高橋慶彦氏(元広島他)が23日に自身の公式ユーチューブチャンネルに投稿した動画に、野球解説者の掛布雅之氏(元阪神)がゲスト出演。広島のプロ12年目・30歳の堂林翔太の問題点を指摘しネット上で話題となっている。 今回の動画で両氏は、22日終了時点で「33勝47敗10分・勝率.413」でセ・リーグ最下位に沈む広島の戦いぶりをテーマにトーク。前半戦で目についた課題や、首脳陣が組むべき打順などについて語った。 >>広島・栗林、侍ジャパン辞退寸前だった?「四球出す投手は難しいって…」建山コーチが明かした招集の裏話に驚きの声<< その中で、掛布氏は昨季「.279・14本・58打点」とキャリアハイの数字を残すも、今季は「.178・0本・4打点」と不振の堂林について「(左肩を捕手側に)入れ過ぎ。(逆方向の)右に打とうとする意識が強過ぎるんじゃないの?」、「『右に打てばチームに言い訳ができる』ようなバッティングをしようとする意識が強過ぎるんじゃない?」とコメント。球界では逆方向への打撃はランナーを進める打撃として凡打でも評価されることが多いが、堂林はその打ち方に固執し過ぎているのではと指摘した。 掛布氏は続けて、阪神二軍監督時代(2016-2017)に指導した上本博紀(現阪神アカデミーコーチ)も一時期、堂林のように逆方向への打撃に固執していたという話を明かす。具体的な時期は不明だが、ある時二軍降格してきた上本が、練習時に逆方向にばかり打っているのが目についたという掛布氏。不審に思い「なんでそんな右方向にバッティング(するんだ)、お前(の持ち味は)どちらかというと引っ張りじゃないか?」と聞くと、上本から「いや、一軍では右に打てないと(貢献できない)」と言われたという。 これを受けた掛布氏は、「状況判断の中で右に打たなきゃいけない時は打つべきだけども、それ以外のフリーな時はお前の特徴を出した方がいいんじゃない?」と上本に助言。その後、一軍の金本知憲監督から許可を得た上で、上本に右打ちを控えさせたところ打撃が変わったという。掛布氏はこの経験も踏まえて「だからベンチに言い訳するような右打ちはいらないんだよ」と、堂林も右打ちの比重を下げるべきではと語った。 掛布氏の発言を受け、ネット上には「確かにおっつけて打ちたいのか、上半身を捻り過ぎてるイメージはある」、「去年右打ちで結果残したこともドツボに嵌ってる一因になっているようのでは」、「上本の件は多分6年ぶりに不振で落とされた2016年の話だな、翌年はキャリアハイの本塁打(9本)打ったから右打ち控えた効果は出てる」、「堂林もパンチはあるんだから、もう少し打球を引っ張りに行く方が相手としては嫌なのでは」といった反応が寄せられている。 「昨季キャリアハイの数字を残した堂林ですが、打球方向別打率を見ると左方向が『.218』、中方向が『.284』、そして右方向が『.469』と、右打ちが好結果につながったことが表れています。ただ、今季の打球方向別打率は右方向こそ『.294』と3割に近いものの、左方向は『.204』、中方向は『.094』とサッパリ。右打ちに比重を置き過ぎているのか、引っ張り、センター返しといった打撃はほとんどできていない状況です」(野球ライター) 打撃不振により6月21日に一軍登録を抹消され、8月20日の再昇格まで約2カ月を要した堂林。二軍戦では「.282・4本・12打点」と復調を感じさせる数字を残しているが、一軍でも今後逆襲を見せることはできるだろうか。文 / 柴田雅人記事内の引用について高橋慶彦氏の公式ユーチューブチャンネルよりhttps://www.youtube.com/channel/UC0OskCvXSgVsle9WVLbO9lA
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スポーツ 2021年08月24日 20時30分
日本ハム、中田の“会見無しトレード”に「ファンを無視した」金村氏ら球界OBが苦言 不可解な放出劇にファンも怒り
野球解説者の金村義明氏(元近鉄他)が、23日放送の『上泉雄一のええなぁ!』(MBSラジオ)に生出演。日本ハムに苦言を呈しネット上で話題となっている。 金村氏は週末のスポーツニュースを語る番組内のコーナーで、同僚への暴行問題で11日に球団から出場停止処分を受けた日本ハムのプロ14年目・32歳の中田翔が、20日に巨人へ無償トレード移籍した話題についてトーク。電撃移籍の一報を聞いた際の衝撃や、移籍後の中田への期待などを語った。 >>巨人の中田トレード獲得、稲葉監督や梨田氏が根回ししていた? 電撃移籍の舞台裏を原監督が大久保氏に明かす<< その中で、金村氏はトレード移籍が成立した20日に、中田が巨人の球団事務所で入団・謝罪会見を行った点を問題視。「どこの球団で(謝罪の)記者会見してんねやいう話。(球団は)日本ハムの(地元)北海道でまず(謝罪)会見して、それから『申し訳ない。(中田は)一から出直す。そこで巨人から救いの手が来た』と(報告するべきだった)。(そこで中田が)『頑張ってきます』言うたら、北海道の人(ファン)はみんな拍手で『おし、頑張ってこい』と(送り出せたはず)」と、暴行問題を謝罪する場を設けないまま中田を巨人へ放出した日本ハム側に苦言を呈した。 金村氏は続けて、「(日本ハム)フロントは『おかしいぞ』と(思わなかったのか)。これはファンを無視したようなやり方やからね、だから違和感を感じる」とコメント。会見なしでのトレード放出はこれまでチーム、中田を応援していたファンを裏切るようなやり方ではないかと指摘した。ただ、なぜ日本ハムが会見をしないまま放出したのかについては触れなかった。 金村氏の発言を受け、ネット上には「確かに中田が移籍先の巨人の事務所で謝罪会見したのは『なんで?』と思った、巨人所属としては何も問題起こしてないのに」、「出すなら出すで、日本ハムや中田本人の口からファンに謝罪や報告をしてほしかった」、「何の説明も無しで放出というのは納得できない、こんな対応するような球団は二度と応援しない」といった反応が寄せられている。 同時に、「逆に会見を行わない明確な理由があるなら知りたいな」、「会見の場で報道陣から質問責めにあうのを嫌ったのか?」、「日本ハム側が会見拒んだってニュースもあるけど、そんなにさっさと縁切りたかったんだろうか」と、会見なしの理由を推測するコメントも複数見受けられた。 「日本ハムが公に会見を開かないまま中田を巨人へ放出したことについては、他にも複数の球界OBが疑問を呈しています。元日本ハム・岩本勉氏は23日放送の『岩本勉のまいどスポーツ』(文化放送)に生出演した際、番組内で『(日本ハム側は)けじめに値する何かを示さないといけなかった。うやむやにするのは絶対に良くないし、ファンありきのプロ野球でファンを無視している』と日本ハム側へ苦言。元DeNA監督・中畑清氏も、24日の『スポニチアネックス』(スポーツニッポン新聞社)の記事内で『まずは日本ハムが記者会見を開いてトレードに至る経緯を説明し、中田はその席でファンに謝罪するべきじゃなかったのか。きちんとけじめをつけた上で処分を解除し、受け入れ先の新天地へというのが筋だろう。それなのに日本ハムはコメントを出すだけで、会見は開かなかった。自分の球団で起こした問題なのに、もう関係ありませんという態度だ』と批判しています。なお、日本ハムがなぜこのような形をとったのかは不明ですが、一部報道では日本ハム側がかたくなに会見を拒んだため、巨人側で謝罪も兼ねた会見を行わざるを得なくなったという話も伝えられています」(野球ライター) 中田は既に移籍先の巨人で一軍出場を果たしホームランも放っているが、ファンや球界OBの間では不信感が募っている日本ハム側の対応。今後球団首脳や栗山英樹監督が会見の場を設けることはあるのだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2021年08月24日 15時50分
阪神首脳陣に怒りの声「理解できない」 本人もSNSに不満投稿? 好調マルテの“二軍幽閉”に疑問相次ぐ
今季前半戦に「.284・16本・46打点」といった成績を残しチームの首位ターンに貢献したが、後半戦は9試合を終え未だ一軍未出場の阪神・マルテ。24日、そのマルテの一軍昇格が今カード(24~26日/対DeNA)も見送られる公算が高くなったと複数メディアが報じている。 >>阪神・矢野監督に「なんなんでしょうね」 チャンス逃した代打見送りに江本氏が不満も、狙い通りの采配だった?<< 7月16・17日に行われたオールスターに出場した後、母国ドミニカに一時帰国したマルテは同25日に再来日し、隔離期間が明けた8月9日から本格的な練習を再開。首脳陣はコンディション調整の優先を理由にマルテを後半戦二軍スタートとし、前半戦「.098・1本・3打点」のロハスを代役に指名したが、成績に差があるため早々に入れ替えが行われるとの予想が大半だった。 ただ、ロハスは後半戦がスタートした8月13日から同22日まで9試合に出場し、「.313・2本・5打点」と好成績をマーク。これを受けた井上一樹ヘッドコーチが22日の試合後に「今、日本に来てアイツ自身が“野球やれているな”と実感している時期だと思う。それをこっちも大事にしてあげたい」と一軍起用の継続を示唆したことから、マルテの一軍昇格は次カードの24~26日・DeNA戦でもひとまず見送られる公算が高くなったという。 マルテの昇格見送りを受け、ネット上には「今のロハスは前半戦とは別人だから起用し続けたい気持ちは分かる」、「マルテはある程度計算立つから、入れ替えはもう少し後回しにしてロハスの調子を見極める算段なのか?」、「ロハスは去年韓国で2冠(本塁打・打点)獲ってるし地力はある、このまま使い続けて本領発揮となればデカい」といった反応が寄せられている。 一方、「二軍でめちゃくちゃ結果出してるマルテを上げないのは理解できない」、「このままだと本人のモチベに関わりそう、少し前にインスタでも文句言ってたし」、「ロハスが無理ならサンズと入れ替えろよ、絶対今のマルテの方が打つぞ」と否定的なコメントも複数見受けられた。 「後半二軍スタートとなったマルテは、22日終了時点で二軍戦4試合に出場し『.500・1本・2打点』と絶好調。それでも一軍に呼ばれないことを受けてか、20日に自身の公式インスタグラムのストーリーに『もう準備はできている!』と英語で投稿するなど不満をにじませています。マルテは怪我や不振が理由で二軍にいるわけではないため、早く一軍に上げないとますますモチベーションを下げてしまうのではと危惧しているファンは少なくないようです。また、現在一軍にいるサンズが後半戦は『.219・2本・6打点』と今ひとつであることから、サンズとマルテを入れ替えるべきではないかという意見も見られます」(野球ライター) 今季の阪神は助っ人の試合出場枠4名を基本的に「投手2・野手2」で運用しているため、マルテを一軍に上げるならロハス、サンズのどちらかを二軍に落とす必要がある。チームを率いる矢野燿大監督は22日の試合後にマルテの昇格時期について聞かれた際、「俺が全体のことを考えて判断させてもらう」と明言を避けたことが伝えられているが、今後の判断には大きな注目が集まりそうだ。文 / 柴田雅人記事内の引用についてマルテの公式インスタグラムよりhttps://www.instagram.com/jmarte19
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スポーツ 2021年08月24日 11時35分
巨人、中田の電撃加入で異例の休日返上? 若手が悲鳴の支配下枠争いは今オフのFA戦線にも影響か
“中田効果”と言っても良いではないだろうか。 8月23日の月曜日、巨人の若手・中堅野手陣が休日返上で集中練習を行った。そこに原辰徳監督やコーチも訪れ、直接指導する場面も見られた。 「急に23日に練習することが決まったみたいですね。中田翔の豪快な移籍第一号アーチに触発されたこともあれば、得点圏に走者を出しても『あと1本』出ず、ゲームを落としていますから」 関係者の一人が23日に練習が行われた理由をそう説明していた。 通常、シーズン中の月曜日は移動や休暇に充てられる。若手が自主的に練習することはあっても、Tシャツ、ジャージー姿。同日のように「ユニフォームを着て」の月曜練習は異例だ。 中田の移籍第一号(8月22日)はレフトスタンド上段に叩き込まれた。そのホームランを見て、「広い札幌ドームから、ホームランの出やすい東京ドームに本拠地球場を変えたことは大きなプラス。中田がコンディションを整えたら、スゴイ戦力になる」 と話していたプロ野球解説者も何人かいて、それに触発されて若手が休日返上で練習をしたと聞くと、中田に野球を続けるチャンスを与えた今回の移籍劇は“美談”だが、そうとは言い切れないようだ。 >>日本ハム、中田に続いて大田も巨人行き? 失意の移籍から5年後の出戻りが急浮上しているワケ<< 8月20日、69人。同23日、68人――。何の数字かというと、巨人の支配下登録選手数である。1チームが支配下登録できる選手数は、「70人まで」。今季のトレード期日は8月末まで延長された。この68人の中にはまだ来日していない新外国人選手のスコット・ハイネマン選手も含まれており、時期的に考えても、もう新たな補強はないと思われる。 「20日に中田を登録した後、故障で帰国していたエリック・テームズを自由契約にしました。中田を登録しても『あと1人』、支配下登録に加えることができたのに、テームズを外して『空き』を増やしたということは、新たな補強があるのでは」(プロ野球解説者) 育成選手を支配下登録するつもりなのかもしれない。おそらく、「補強」ではなく、チームのモチベーションの高めることが目的なのだろう。頑張って結果を出した若手に、支配下登録という評価を…。その育成選手たちのモチベーションについて、こんな指摘も聞かれた。 「故障・帰国中のテームズの自由契約は予定されていました。でも、中田の獲得で支配下登録されるはずだった育成選手が1人減ったとしたら」(スポーツ紙記者) もっとも、最後の支配下昇格は見送るとの声も聞かれた。それは今オフの補強、つまり、フリーエージェント選手の獲得を予定しており、その代償として人的補償を求められた場合、伸び盛りの若手を引き抜かれる可能性も出てくるので、人的補償の対象にならない「育成選手のまま」にしておくというもの。 中田の獲得によって、支配下選手の人数調整をしなければならなくなった。古巣・日本ハムOBのプロ野球解説者が「ファイターズが彼の謹慎を解かなければ試合に出られなかった」と厳しい意見も寄せていた。 古巣への恩返しもしなければならない。茨の道はまだ続きそうだ。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2021年08月24日 11時30分
オリックス宮城大弥11勝も好調T-岡田が痛い戦線離脱!24日から楽天と首位攻防戦
パ・リーグ首位のオリックスは先週の4試合を3勝1敗で勝ち越し、2位の東北楽天とのゲーム差を「3.0」に広げた。【オリックス 8.17〜22戦績】対 北海道日本ハム兵庫・ほっともっとフィールド神戸8月17日オリックス(雨天中止)北海道日本ハム18日○オリックス(スパークマン)5-2(河野)北海道日本ハム●19日オリックス(雨天中止)北海道日本ハム対 埼玉西武大阪・京セラドーム大阪20日○オリックス(山本)2-1(松本)埼玉西武●21日○オリックス(宮城)2-0(今井)埼玉西武●22日●オリックス(山崎福)3-10(與座)埼玉西武○※23日現在、94試合47勝36敗11分のパ・リーグ首位。2位の東北楽天と3ゲーム差。残り49試合。神戸でのゲームは、残念ながら雨天中止の予備日だった19日の試合も中止になり、10月7日に京セラドーム大阪で振り替え試合が行われることが発表されている。 18日は新外国人スパークマンが初先発したが、制球に苦しみ4回を投げ、被安打3、奪三振3、失点2の内容でマウンドを降りている。スパークマンは「(来日初登板で)緊張と興奮が入り混じったような気持ちだったし、少し取り乱してしまったところもあったと思う。全体的には真っすぐもスライダーもよかったと思うけど、高めに抜けてしまうボールもあったし、そういったコントロールの部分に関してはしっかりと修正していきたい。個人的には約2年振りの先発だったから、ある程度投げられたことはよかったと思うけど、次回投げる時はしっかりと5回以上、投げられるようにしていきたいね」と次回登板でのリベンジを誓った。試合は8回の吉田正尚の19号2ランが効いてオリックスが勝利している。 20日からは今シーズン得意としている埼玉西武との3連戦。初戦はオリックスはオリンピック帰りの山本由伸、西武は松本航が投手戦を繰り広げ、由伸は9回を完投。同点のまま迎えた最終回に、吉田正尚が犠牲フライを放ちサヨナラ勝ちを収めた。由伸は「自分自身も初めてなのですごく嬉しい」というプロ初の二桁10勝目をマークした。 21日は宮城大弥が先発。西武の先発、今井達也と投げ合った。宮城は7回を102球、被安打5、与四球1、無失点の内容で降板。「調子はあまり良くなく、最初の方は、投げている感覚もバラバラでしたが、途中でプレートの位置を左右関係なく同じにするなどをして、リセット出来たと思います。苦しい場面が多いピッチングでしたが、クレ(紅林弘太郎)とか宜保(翔)さんとか野手の方に助けてもらいながら、なんとか踏ん張れたことは次につながってくれると思います」と振り返っていたが、T-岡田が6回2死1塁から、「打ったのは真っすぐです。追い込まれていたので、なんとかコンパクトにつないでいこうと思っていました。宮城も頑張って投げていましたし、先制点になってくれてよかったです!」とライトフェンス直撃のタイムリーで、宮城に11勝目をプレゼントしている。 22日は先発の山崎福也が初回、中村剛也に満塁ホームランを打たれると、2回に来田涼斗のタイムリーなどで2点差に迫り、3回から増井浩俊にスイッチするも岸潤一郎に3ランを浴びて序盤で勝負アリ。中嶋聡監督は「よーいドンで4点、追いかけたら3点。なかなか野手は厳しくなってしまいますね」と序盤の大量失点が効いた様子。福也と増井については「追い込んでからもそうだし、入りもそうだし、不用意というわけじゃないんでしょうけど、修正が利かない感じで、2回もポンポンと…。変化球の精度も良くなかった。3回から増井に行ってもらったけど、本人も分かってると思うし、次はちゃんと直してもらいましょう」とコメント。増井を23日に抹消した。 抹消と言えば気になるのは、21日に死球を受け、22日の試合中に交代したT-岡田も23日に登録抹消された。T-岡田は22日に大阪市内の病院を受診し、右ハムストリングスの軽度筋損傷との診断を受け、今後については、患部の状態を確認しながらリハビリ、練習等を行っていく予定だという。好調なオリックス打線の一角を担っていただけに、チームにとっては痛い離脱だろう。オリックスは24日から仙台に乗り込んで東北楽天と首位攻防戦を行う。チームとしてはここで一気に首位固めをしたいところである。(どら増田 / 写真・Rinco)
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