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芸能ネタ 2017年04月21日 12時00分
フジテレビが画策する島田紳助のテレビ復帰計画
最近、テレビ界で話題騒然となっているのが、約5年前、暴力団との“黒い交際”を理由に、芸能界からの引退を余儀なくされた島田紳助(61)の復帰話だという。なんと吉本興業のバックアップのもと、フジテレビが紳助を司会に起用する番組を立ち上げるプランが持ち上がっているのだ。もっとも紳助を巡っては、 「日本テレビの『24時間テレビ』や『行列のできる法律相談所』、また、テレビ朝日の『M-1グランプリ』などの番組で復帰説が報じられましたが、実現しなかった。テレビ界の通説は『お化けと島田紳助だけは出たためしがない』という冗談が飛び交うほど」(制作会社プロデューサー) ところが、今回に限ってはかなりの確率で実現性があるというのだ。 「紳助の新番組がスタートするのは、7月をめどにしている。低視聴率番組の『フルタチさん』を打ち切り、紳助の新番組『どん底TV 奇跡の時間』(仮題)を制作するというんです。フジが、紳助を担ぎ出そうとする理由は、下げ止まらない番組視聴率。今や、ドラマで旬の俳優陣にオファーしても相手にされない。バラエティーも全滅状態ですからね」(放送作家) 問題は、黒い交際が噂された紳助の復帰を視聴者が許すのかどうかだ。 「未成年者との飲酒淫行で吉本を追われた山本圭壱の案件を考えれば、ギリギリセーフというのが局側の考えのようです。紳助は、逮捕されていませんからね」(芸能事情通) 仮に紳助が復帰した場合の出演料だが、現役時代よりも倍々になると囁かれているのだ。 「現役時代は1本300万円〜。でも、今回の復帰は吉本とフジの計画で、紳助の希望ではない。要は、無理やり引っ張り出されるに近いわけです。紳助が納得する金額を提示するか、あるいは企画性で同調してもらうかのどちらかですよ」(芸能プロ関係者) 頭が切れる紳助は、このオファーをどう処理するか。
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芸能ネタ 2017年03月29日 12時00分
さんまが関西のカリスマからギャグを買っていた
生まれ育った町で売れて、ご当地の人気者のままで、とどまっておくか。東京に進出してもう一度売れるという、茨の道に進むか。“お笑いの町”大阪で有名になった芸人は必ず、その岐路に立たされる。“M-1グランプリ”のようなメジャーなコンテストで爪跡を残せば、東京進出のきっかけになる。しかし裏を返せば、これほどの箔を付けなければ、愛着と安定を捨てられない。それほど、芸人が東京という戦地に赴くには、決意が必要なのだ。 そんななか、“関西のカリスマ”という安住の場所を長きにわたってキープしている落語家がいる。月亭八光(はちみつ)だ。父は、上方落語界の重鎮・月亭八方。上方落語協会理事で、この道48年の大御所だ。 八方は、「親の七光を越えてほしい」という願いを込めて、息子に八光の高座名を与えた。だが、幼少期から“八方の息子”としてテレビに出演しまくっていたため、時すでに遅し。落語家として腕を磨いている裏の顔より、ナニワの接待王、太鼓持ち芸人というテレビタレントとしての表層部が目立つ。今では元モデルの美人妻、2人の子ども、一軒家などもあけっぴろげにテレビで露出。関西では知らぬ者がいない、39歳の若きカリスマだ。 そんな八光にとって大きな誇りが、やはり幼少期からかわいがってもらっていた明石家さんまに、ギャグを売ってあげたということだ。 小学生のころ、八方宅の近所にさんまが住んでいた。小2のとき、父に連れられて劇場の楽屋に行くと、いつも遊んでくれていたさんまから、「お前はアホか!」といわれた。咄嗟に返したのが、「アホちゃいまんねん、パーでんねん」という名台詞だった。 この数週間後、爆発的な人気を誇っていた『オレたちひょうきん族』(フジテレビ系)のコント“タケちゃんマン”のなかで、ビートたけし演じるタケちゃんマンのライバルキャラクターとして出演中だったさんまが、パーデンネンマンとして登場。たけしの「お前はアホか」という台詞に対して、「アホ〜オ? アホちゃいまんねん、パーでんねん!」と返し、以降、お決まりフレーズとして定着させた。 さんまはこのフレーズを当時、八光から5,000円で購入。小2の八光にとっては大金だったが、その後いっこうに手にすることはなかった。成人してからさんまに詰め寄ると、「お父さんに渡してるで」と返事。八光は、実の父で大御所落語家にくすねられていたのだ。 親の七光りから生まれた昭和のギャグ。関西芸人らしい継承である。
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芸能ネタ 2017年03月23日 11時01分
じゅんいちダビッドソン 本田の代表入り批判に「僕が打ち消すくらいのポジションにいれば…」
ものまね芸人のじゅんいちダビッドソンが22日、都内で行われた、式場探しクチコミサイト「ウエディングパーク」新ブランドムービー発表会に出席した。 イベントには子役の谷花音も登場。理想の結婚について聞かれると「自分のやりたいことをやってから、25〜30歳の間くらいに結婚したい。運命の人と出会わなかったら無理やりとかじゃなくて、ちゃんと探したい。おじいちゃんおばあちゃんになっても、助け合えるような関係でいたい」と12歳とは思えない結婚観を明かし、じゅんいちは「12歳から老後を想定している」と感心した。 また芸人は結婚相手としてアリかナシかという質問には「芸人さんはアリですね。一緒にお話をしていて面白そう」と答え、じゅんいちは「ごめんな、俺結婚しているから」と答え笑いを誘った。 ACミラン所属でサッカー日本代表選手である本田圭佑のものまねをきっかけに、本人とも親交のあるじゅんいちは、所属チームでの出場数が少ない状態での代表招集に疑問の声もある本田に関して、「僕がものまねでその批判を打ち消すくらいのポジションにいれば…。行けなかったのは僕の責任」と神妙な表情でコメント。続けて「今夏には恐らく移籍すると思うので、ぜひウチに移籍して一緒にM-1に出たいと思います」と話したが、直後に「本人が聞いたら怒ったりして」と恐縮した様子を見せた。(斎藤雅道)
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芸能ネタ 2017年03月22日 17時00分
美人双子妹からガチでいじめられていた女芸人
今年の『R-1ぐらんぷり2017』の決勝戦は、女性芸人が5人で過去最多だった。実力があり、注目されている女芸人が増えた証拠だ。そんななか今春、満を持して地元・関西から上京するのは尼神インター。ヤンキーっぽい渚と、“女版ほんこん”といわれるほどブサイクな誠子の漫才コンビだ。 すでに、メジャー番組に多数出演。明石家さんまやとんねるず、ウッチャンこと内村光良やダウンタウンと絡んでおり、爪痕をしっかり残している。体を張った企画も恐れない誠子は、“第二の森三中”との呼び声も高い。 彼女には、双子の妹がいる。26歳の誓子さんと寿子さんだ。2人は芸人仲間が認めるほど美人だが、姉妹格差がエグい。美醜を理由に誠子はいじめられ、無視されていたのだ。そもそも、火種は親。家族から付けられたあだ名は、シュレック。ハリセンボン・近藤春菜が揶揄される、みにくい怪物だ。 誕生日も、毎年派手にお祝いされた妹と異なり、誠子は3年に一度しか祝われなかった。中・高校のおよそ6年間は、無視されっぱなし。妹たちがたまに話しかけてくる言葉は、「ハズいねん」。関西弁で、恥ずかしいを意味するものだった。「ごはん、できたよ」、「お姉ちゃん」と呼ばれたことがなかったため、周囲には、「お姉ちゃんはいない」を貫いていた。驚くのは、そんな劣悪な姉妹関係を、母が容認していた点だ。 ツラすぎる幼少期。家族を見返すには、ブスを逆利用した芸人になって、売れることがいちばんだった。その夢をかなえて、07年にコンビ結成。11年に『ABCお笑い新人グランプリ』で第32回新人賞を受賞して、地元でジワジワ頭角を現すと、妹たちの態度が変わった。「俳優に知り合い、おらんの?」、「かっこいい芸人、紹介して」、「私もテレビに出して」と、すり寄ってくるようになったのだ。それでも誠子は、「しゃべってくれてありがとう」と喜んだというから、泥水をすすって生きた人間の感覚は完全に麻痺している。 昨夏には、売れた芸人の証といえる『アメトーーク!』(テレビ朝日系)に初出演。本番中に妹に電話をかけて、「今、『アメトーーク!』の収録してんねん」と生報告。司会の雨上がり決死隊・宮迫博之が受話器に出ると、妹は声を変調させて「シュレック、すごい!」とはしゃいでみせた。 性格が悪すぎる妹。奴隷制度に慣れてしまった誠子。実に理解不能な3人姉妹だが、尼神インターが『M-1グランプリ2017』でメジャー舞台に上がれば、妹はさらに尊敬、逆転現象も夢ではない。 誠子は、虐げられた人間の希望の星になれるかも…。
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芸能ネタ 2017年03月01日 12時19分
R-1王者が不遇になる確率100%!?
きのう28日に行われた『R-1ぐらんぷり2017』は、アキラ100%の優勝で幕を閉じた。しかし、手放しで喜べない実情がある。“R-1”と『M-1グランプリ』覇者はその後、雲泥の差が開くからだ。昨年の“M-1”でいうと、王者の銀シャリはもちろん、ファイナルステージに勝ち進んだスーパーマラドーナ、和牛まで引く手あまたになった。ところが、“R-1”覇者のハリウッドザコシショウは、依然として認知度が低いまま。さかのぼると、“R-1”王者は、悲惨な芸人人生から脱出できない者が多い。 09年度王者の中山功太が、その典型例。優勝した年は、地元・大阪の帯番組のレギュラー、出演舞台が順調で、月収600万円になった。しかし、相次ぐ東京からのオファーを断らざるを得ず、東京進出をはたした翌10年には、すでに賞味期限切れ。東西で、仕事がなくなった。週5でアルバイトをして、12年には芸人引退宣言。芸人月収が22円になったこともある。15年には、『第3回 歌ネタ王決定戦』でCOWCOWと同点優勝をはたしたが、ドン底生活から脱出できず。今は家賃4万9,000円、5.5畳の部屋に住むことで東京にしがみつき、週5で薬剤助手のバイトをしている。 14年に満票優勝したやまもとまさみは、優勝前から2児のパパ。家族を養うために、電気製品の実演販売、大工、美白美容液の販売と3つのバイトを掛け持ちし、月収50万円を手にしていた。優勝後、一時的には芸人収入が増えたが、フリートークが苦手な一面が仇となり、あっという間に下降線。現在は、アプリ会社で働きながら、細々と芸人を続けている。 39歳の三浦マイルドは、13年のチャンピオン。今年は、2度目の優勝を逃した。前回の優勝を機に、およそ7年間勤めていた伊藤ハム近鉄百貨店阿倍野店のバイトをやめ、芸人月収が60万円にまで跳ね上がった。しかし、現在は5万円前後。芸歴17年で、家賃16万5,000円の4LDKの部屋を芸人4人でシェアしている。消費者金融に数十万円の借金があり、生活は依然として苦しい。週に3回、時給1,000円の居酒屋でバイトをしている。昨春には、環境を変える意味で15kgのダイエットに成功したが、生活は上向きになっていない。 初年度の02年に優勝しただいたひかるは、昨年、乳がんになった。05年のほっしゃん。は同じく昨年、芸人引退宣言・即撤回で世間を騒がせた。大会史上唯一、07年&08年で2連覇を達成したなだぎ武は15年、22歳年下のグラビアアイドル・萌木七海との真剣交際が取り沙汰されたが、女性側の売名行為ではないかとウワサされた。 歴代13人の王者で、テレビタレントとして成功したのは、06年の博多華丸だけ。“R-1”王者の前途は多難。アキラ100%も、100%安心できない!?
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芸能ネタ 2017年02月15日 10時40分
銀シャリ・橋本直 清水富美加の出家報道に「僕らは出家より、出世したい」
お笑いコンビ、銀シャリの鰻和弘と橋本直が14日、都内で行われた「『M-1グランプリ2016』優勝記念 ファミマプレミアムチキン100キロ贈呈式」に出席した。 橋本は現在婚活中だが、M-1グランプリ優勝後、「最近会っていない女性からのメールが一気に増えた」とのこと。しかし「今寄ってくる人は危ないので見極めたい」と慎重に動いていると明かした。 一方既婚者の鰻は「M-1獲るとモテるんじゃないか?」と嫁から疑われていると明かす。現在は「マネージャーから来る連絡を全て添付してます」とスケジュールを全て把握してもらっていると説明した。 最近は芸能界で不倫報道が多いことから、報道陣に女性関係について鰻は質問を受けるが、「ないです」とキッパリ。しかし、橋本から「打ち合わせが終わった後、鰻が奥さんと間違えて僕に『もうちょっと長くかかりそう』とメールを送ってきた」と暴露され、「誰でも1人でボーっとしたい時あるでしょ!」と慌てて否定した。 また、女優の清水富美加が出家したことについて意見を求められると橋本は「僕らは出家より、出世したい」とコメント。鰻は「代役が出来るならやりたい」と語り笑いを誘った。 イベントは他に「M-1グランプリ2016」のファイナリストである和牛、スーパーマラドーナ、相席スタートが出席。MCはあべこうじが務めた。(斎藤雅道)
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芸能ネタ 2017年02月08日 17時00分
芸能界を干されたお笑い芸人の相方は今
昨年末に当て逃げ事故を起こしたNON STYLE・井上裕介が、芸能活動を自粛中。相方の石田明がソロ活動をしているが、解散はないという。しかし、2人が所属するよしもとクリエイティブ・エージェンシーでは過去に、相方の不祥事がコンビ解散につながった例がある。ベイビーギャングがそうだ。 “よしもと男前ランキング”で上位の常連だった北見寛明は、EXILE風イケメン。今田耕司ほか多くの先輩芸人と交流があった。だが、昨年、「重要なコンプライアンス違反があった」ことを理由に、契約解除を言い渡されている。のちに、無免許運転で逮捕されていたことが判明。しかも、同じ罪名で執行猶予中の身だった。しかし、本人はいずれも事務所に申告しておらず、解雇。収録済みだったテレビ番組は、北見の出演部分がカットされた。 相方・りんたろーも巻き添えを食らい、およそ4か月活動を休止。のちに「りんたろー。」に改名し、20㎏のダイエットに成功。現在は、ピン芸人として再起している。 14年にコンビを解散したのは、りあるキッズ。“ダウンタウン2世”を発掘するテレビ番組がきっかけでコンビを組んだ長田融季と安田善紀は、当時まだ小学生。天才少年漫才師として、地元・関西で知らぬ者はいない存在になった。03年には『M-1グランプリ』の決勝戦に進出。実力派漫才師へ成長した。 しかし、小学生で大人の世界に入ってしまったことで、長田は堕落した。競艇、闇カジノ、キャバクラで散財し、先輩に対する態度も高圧的。小学5年生のときにナンパした7歳年上の女性とデキ婚、パパになるも、生活は苦しく、裏社会の人間からも借金した。厳しい取り立てがトラブルに発展することもあり、芸人からの借り入れもあった。 残された安田は、バイセクシャルであることをカミングアウトしており、イジられ要素がふんだん。新しい相方・つーさん!こと濱田勉と、「閃光少女」を結成している。12歳の年の差コンビだが、そろって芸歴は20年超え。濱田は、トリオだったころのサンドウィッチマンだったという異色の前歴だ。 解雇“じゃないほう”芸人。その明るい次代に期待したい。*写真 りんたろー。
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芸能ネタ 2017年02月01日 11時20分
お笑い芸人、あのファイナリストは元料理人だった
にわかに見るようになった若手コンビの片方が、元料理人というパターンが増えている。昨年末の『M-1グランプリ2016』で、敗者復活戦から準優勝に上りつめた上方漫才界のホープ・和牛の水田信二もそのひとりだ。 芸人になる前は、大阪の和食店、神戸の有名洋食店で修業を積んだ実績保持者。最終学歴は、神戸国際調理師専門学校(現:神戸国際調理製菓専門学校)だ。コンビ名の由来も、「バイト先でいちばん高いメニューが和牛ステーキだった」と、食へのこだわりを見せている。 漫才のネタでも、元来の屁理屈な性格の水田が彼氏役となって、彼女をはるかに上回る本格的な手作りハンバーグを作るものがあるが、これは実話。ジェスチャーといえど、包丁さばきやハンバーグの空気を抜くしぐさは、さすがと唸るものがある。“M-1”予選でも披露した、和牛渾身のネタである。ちなみに、その理屈っぽい性格が災いして、今までに相方が6人も変わっている。 いっぽう、コントで世に出るきっかけをつかんだのは、「ダンソン フィーザキー」のフレーズで人気を得たバンビーノ。“キングオブコント”(KOC)で14年と15年にファイナリストに名を連ねた2人組だが、このネタで、獲物のマスクをかぶっている藤田裕樹は、辻調理師専門学校の卒業生。イタリア料理店で勤務していた。 友人の家に遊びに行っても、冷蔵庫の余り食材で豪華メニューをそろえる藤田。上方落語界の大御所である桂きん枝の甥でもある。コンビ名は、ドラマ化にもなった人気料理マンガ『バンビ〜ノ!』から取っている。15年10月に結婚し、翌16年6月に第1子となる男児が誕生。プロポーズは、“KOC”の決勝進出が決まったあとだった。 その“KOC”で12年、13年、15年と実に3回もファイナルの舞台を踏んでいるのは、うしろシティ。阿諏訪泰義は、日本料理の老舗・なだ万の元店長が出店した料理店で、6年間も修行していた。 現在住んでいるマンションの部屋の大半は、大きなアイランドキッチンが占める。包丁は、用途ごとに5本を使い分け。鍋は、10種類以上も保持。調味料にいたっては、常時100種類は取り揃えている。市販メニューや、有名飲食店のレシピを完全に再現させられることから、バラエティ番組『あのニュースで得する人損する人』(日本テレビ系)では、「サイゲン大介」という別キャラで準レギュラー出演。神の舌を持つ男として、毎回奇跡を起こしている。 芸人で食えなくなったら、食の道へ戻る選択肢がある彼らたち。本業の笑いで手にするギャラが、料理関連より下回らないことを願うばかりだ。
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芸能ネタ 2017年01月31日 12時00分
次クル芸人 〜新時代に輝くホープたち〜 (Vol60 Aマッソ)
女性芸人枠に昨年、ジワジワ侵入してきたAマッソ。突飛な対話力、独創的なツッコミ。そのどれもが、柔和な顔立ちからは想像できないほど奇異だ。ならではの世界を堪能せよ。(伊藤雅奈子) ――『M-1グランプリ2016』の敗者復活戦を境に、テレビ露出が増えましたが、今後について話しあったりしますか? 加納「どうしていこうっていうのは、場面場面ではありますけど、ちゃんと話しあうとかは、ないかなぁ。文句はよぉいうてますけどね、『ボケッ!』とか『うっとうしいわぁ』とか」 村上「『あのスタッフの顔、気に食わんかったな』とか、『ホンマにタイプちゃうわ』とか。『楽屋、サブかったな。暖房つけろや!』とか(笑)」 加納「ホンマ、さっさいなこと。大阪のオバハンですよ」 ――2人は同級生ですが、最初に触発された芸人さんは? 加納「大阪なんで、吉本新喜劇です。小学校のときの夢は新喜劇に出ることだったんで、(卒業文集に)書いてましたもん。漠然と思ってました。で、中1で“M-1”がはじまったんで、ガッツリ観てましたね。漫才師になりたいと思ってたわけじゃないけど、学校では当たり前のように次の日は“M-1”の話をしてたし。お笑いをやりだしたのは、大学行ってからなんで、18、19歳のときには少し、出ることを意識しましたけど」 村上「そのころは、漫才もコントもやってたんで、どっちで行くかって決めてなかったんです。最近ですよ、“私たちは漫才師やな”って思いはじめたのは」 加納「大学のとき、フリーでインディーズライブに出てた期間が2年ほどあって、スカウトで松竹(芸能)に入れてもらって」 村上「“タダで入れてラッキー!”みたいな」 加納「スカウトいうても、その年から女性芸人コースが創設されたんで、人数が欲しかったんやと思いますよ。うちらが待遇よかったとかじゃなくて、単なる消去法」 村上「“女か? ほんなら、入れとこう”みたいな(笑)。でも、不真面目やったんでね、入った途端に怒られまくり」 加納「『4分ネタを持ってこい』っていわれてるのに、1分ネタしか持っていかないとか、授業をサボって、電話がかかってくるとか。でも、当時の作家さんから、『おまえらはそのまま行け。大人の話は聞かんでええ。やりたいようにやったら、行けるから』っていわれて。その出会いは、大きかったですね」 村上「うちは、いわれてへんで。ちゃんとしたことは、みんなうちにはいってくれへんから(笑)」 加納「真面目な話は、みんなこっち(村上)にしないから」 村上「忘れるし、聞いてないし、響かんもんな」 加納「ド短所(笑)。困ったことなんて、鬼のようにあるで。“これ!”っていうのは、出てけぇへんけど…」 村上「ほんなら、ないやん」 加納「毎分、あるわ! だから、ケンカにならん」 村上「このド短所が怒りになるんやったら、ずーっと怒ってることになるもんな。うちがいうのも、ナンやけど」 加納「誰がいうとんねん」 ――今年は、経験したことのない新しい仕事がどんどん舞い込むでしょうね。 加納「なんでもやりますよ。『仕事を選びそうだ』っていわれるんですけど、ぜんぜんないですよ、テレビ好きなんで。そういわれるのは、自分らの落ち度ですね。でも、水着はヤ…ですかね」 村上「うちが、着たるわ」 加納「絶対に、おもろい体になっといてくれ。“まぁまぁ見れる”っていうのが、いちばんキツいから。おもんないのに脱いでもしゃあないから、マジでおもろくなっといてくれ。腹だけ出てるとか」 村上「わかった。それを作りあげていくわ」【プロフィール】村上(左) '88年6月生まれ。加納 '89年2月生まれ、ともに大阪府出身。2010年コンビ結成。ワタナベエンターテインメント所属。(次回は17年2月最終週に更新)
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芸能ネタ 2017年01月18日 15時00分
お笑い業界の米騒動
芸人界で今、ひそかに“お笑い米騒動”が起こっているという。きっかけは、『M-1グランプリ2016』で銀シャリが初優勝したことだ。前年大会で準優勝だった銀シャリが、昨年末の大会で覇者になると、仕事が急増。“M-1”の放映(16年12月4日)直後では30分で40本の仕事が殺到し、翌日になると100本を超えたという。 一夜にして大人気テレビタレントになり、“M-1”終了時から今なお休日なし。活動拠点はまだ地元・関西のままで、レギュラー番組も継続させているため、毎日が新幹線移動。まさに、東奔西走の日々である。 この銀シャリが王者になったことによってぼっ発したのが、先の“米騒動”。“M-1”では、第1シーズンの最後となった10年大会で、笑い飯が優勝。『キングオブコント2016』では、ライスが優勝している。これによって飯、ライス、シャリがそろったため、“米”がフィーチャーされたのだ。 しかし、銀シャリ以外の2組は、テレビタレントとして開花したとはいいがたい。笑い飯は、漫才は折り紙つきだが、トーク面では仲間でライバルの千鳥に後塵を拝している。同じく、よしもとクリエイティブ・エージェンシーが運営する劇場では、その高い能力を発揮しているものの、テレビでは同期のしずるに水をあけられているのが、ライス。ともに、突出した何かに欠けている現状がある。なにより、悲しいかな、“お笑い米騒動”は、世間にまったくといっていいほど浸透していない。銀シャリだけが、群を抜いた露出度を誇っている実情だ。 おそらく、この“騒動“は今後、大きな波風を立てることなく収束の方向に向かっていくだろう。腕のある3組だけに、群れを成す必要がないという証拠かもしれないが…。 そういえばかつて、“M-1”には準優勝のほうが売れるというジンクスがあった。08年はオードリー、10年はスリムクラブ。そして、昨年大会は和牛が準優勝。これは2017年、おかずが米をしのぐ予兆だったりして!?
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カウント2.99 大連立VS戦極!? 日本総合格闘技界に二極化の波
2008年02月13日 15時00分
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オスカーがバラエティー部所属のお笑いタレントをお披露目
2008年01月30日 15時00分
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緊急会議カウント2.99 再び熱を帯び始めた格闘技界の2008年をぶった斬る
2008年01月10日 15時00分
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小池栄子・坂田亘“家庭内離婚”!?
2008年01月10日 15時00分
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大みそか 日本格闘界の大連立の今後は?
2008年01月04日 15時00分
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やれんのか!大晦日!2007 長谷川秀彦がダブルM-1制圧をぶち上げた
2007年12月15日 15時00分
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スポーツ
3・5「戦極」で吉田秀彦VSエメリヤーエンコ・ヒョードル実現!?
2007年12月11日 15時00分
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やれんのか!大晦日!2007 大連立の成立で夢カードが急浮上
2007年11月29日 15時00分
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やれんのか!大晦日!2007 “PRIDE”が大みそかにさいたまSAで“一夜限りの復活祭”を開催
2007年11月22日 15時00分
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エメリヤーエンコ・ヒョードル大みそか参戦発表から一転
2007年11月17日 15時00分
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オリラジ 「M-1」1回戦通過
2007年10月27日 15時00分
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カウント2.99 エメリヤーエンコ・ヒョードル移籍の真意、亀田一家が総合格闘技に転向
2007年10月24日 15時00分
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エメリヤーエンコ・ヒョードルが米国の新総合格闘技イベントと契約
2007年10月24日 15時00分
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AKB48、大仁田厚 映画「伝染歌」イベントに出席
2007年08月24日 15時00分
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麒麟・川島が窮地に
2007年07月18日 16時00分
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吉本興業とオロナミンCのコラボイベント開催
2007年06月18日 22時53分
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野球人生“燃え尽きた”元プロ野球選手・宮國椋丞氏 今後は「周りの人に頼られたり、笑顔にしたい」
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豊ノ島、YouTubeチャンネルで若乃花とコラボ熱望 タレントとして相撲番組で「冠番組」持ちたい
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元ザブングル松尾陽介、沖縄で芸人のセカンドキャリアサポート 芸人引退に「心境の変化」
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