M-1
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芸能ネタ 2017年12月04日 22時54分
M―1優勝の「とろサーモン」バラエティ番組での活躍は厳しい?女性ファン皆無…
年末の風物詩「M―1グランプリ2017」が12月3日、東京都六本木にて行われ、「とろサーモン」(久保田和靖・村田秀亮)が4094組の頂点に立ち賞金1000万円を獲得した。 とろサーモンは、今年2017年で結成15年目。M―1の出場ルール上、今回がラストイヤーであった。村田は「売れへん時代が長かったんで、いまだに信じられません」と涙ながらに優勝の感想を語っている。 また、とろサーモンは既にテレビでも活躍しており、昨年の銀シャリに続きテレビでも顔なじみの芸人コンビが優勝を飾ったことになる。 特に、久保田は単独でも多くのバラエティ番組に出演しており、M―1優勝前からその知名度は抜群で、年末から年始にかけて多くのバラエティ番組に出演すると予想されている。 しかしながら、一部では、とろサーモンのふたりは、バラエティ番組を一周したところで、以前の露出になるのではないかと予想されている。芸人に詳しい放送作家はこう語る。「とろサーモンの特に久保田さんは、バラエティ番組にも頻繁に出演していますが、視聴者からの人気はあまり高くはありません。例えば、頻繁に出演している『ロンドンハーツ』(テレビ朝日系)では、すぐに声を荒らげたり、すぐに暴力的な発言をするので、女性のファンは全くついていません。なので、過去の優勝者であるブラックマヨネーズやサンドウィッチマンのように冠番組を持つほどの人気を獲得していくのは、M-1王者となった今後も厳しいでしょう」 また、久保田は離婚歴があったり、相方を20回以上も変えているほか、ケンドーコバヤシから「芸人としては100点、人間としては0点」と評されるほどに性格が悪いことは有名である。 そのため、M-1優勝以前から久保田にはアンチに近いファンが多く付いているとされており、漫才の仕事はともかく、バラエティ番組での露出はあまり増えないのではないかと予想されている。 果たして、とろサーモンはバラエティ番組でも「王者の風格」を示すことができるのか…。
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芸能ネタ 2017年12月04日 12時42分
M-1グランプリ王者、とろサーモンの「サクセスストーリー」
3日、漫才の日本一を決める「M-1グランプリ2017」が開催され、とろサーモンが優勝した。13代目王者に輝いたとろサーモンは、感慨深げにトロフィーと賞金1000万円を受け取った。 とろサーモンにとって、今年は出場資格ギリギリの15年目の年だった。ラストチャンスをものにした村田秀亮は、優勝した率直な感想を聞かれ「売れてない時代が長すぎたので、まだ実感できてないですね」と半信半疑。一方、久保田和靖は「ずっと予選で落ちてきていたので、どこかでM-1を憎んでるところもあったんです。でも、それを今日で全部回収できました」と胸を張った。 実は苦労人である二人。新人時代は新人賞を総なめにするなど将来を期待されていたが、そこからスポットライトが当たらなくなっていった。そもそも二人は高校の同級生で、卒業後にNSC(吉本総合芸能学院)を受けようと約束していたそうだ。しかし、その時の結果は久保田だけが不合格。村田は久保田より一歩先にお笑いの世界に足を踏み入れた。 その後、久保田は一年遅れで入学するも、コンビを組んでは解散の繰り返し…。そんな最中に思い出されたのが村田の存在だった。久保田はコンビになりたい想いの丈を手紙にしたため、村田に伝えた。それに村田も応えるようにして、二人はついにコンビとなったのだ。 結果はすぐについてきた。コンビ結成の翌年、2003年には早くもM-1グランプリで準決勝に進出している。だが、そこから日の目を見ないままだった。そして、今回の優勝だ。 そんな二人に解散を考えたことはあるのか尋ねると、村田は「東京に来てから本当に仕事がなくて、何度も泣いて。その時は何度も考えました」と語る。久保田も東京に来たばかりの頃は、キャバ嬢の犬の散歩をしていた時代もあったと言い「無茶苦茶だった」と振り返った。 だが、ついに掴んだ頂点だ。賞金1000万円の使い道は「宮崎空港に銅像を作りたい」そうだが、15年腐らずにやってきた二人は、それくらいの派手なことをしでかしてもいいのかもしれない。
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芸能ネタ 2017年12月01日 12時21分
『M-1』審査員発表、上沼は今年もカミナリに厳しい?
12月3日に放送される『M-1グランプリ2017』(テレビ朝日系)の審査員が発表された。前回大会の審査員を務めたオール巨人、上沼恵美子、松本人志、博多大吉、中川家礼二に加え、渡辺正行と、春風亭小朝が加わった。両者は過去に『M-1』審査員を務めている。「今年の『M-1グランプリ』は、決勝進出者がグレープカンパニー所属のカミナリ以外は、すべてよしもとクリエイティブ・エージェンシー所属のため、“吉本の大会”ではないかと言われていますね。もともと、関東より関西での視聴率が高い番組であり、関西シフトが強まりつつあるため、関東芸人から“リーダー”こと渡辺正行、落語界の重鎮である春風亭小朝を加え、バランスを保とうとしているのでしょう」(放送作家) そこで気になるのは、唯一の“非吉本”芸人であるカミナリへの評価である。昨年、同番組に初出場した2人は、出身地である茨城の方言を活かした間のあるドツキ漫才で会場の笑いを誘った。だが、上沼恵美子だけは「81点」と辛い評価を付けている。「上沼は審査員の中では、オール巨人に次ぐ2番目の年長者です。好き嫌いがはっきりと分かれていることで知られており、カミナリのドツキ漫才に乱暴なイメージを感じ取ったので低評価となったのでしょう。ナインティナインの岡村隆史をはじめ、上沼が2回目のカミナリにどういった評価を下すのかは注目が集まっていますね」(前出・同) 審査員が5人から7人へ増えたことに関しては、博多大吉が11月29日放送の『たまむすび』(TBSラジオ)において、「7人になると自分の好みも入れられる」と肯定的な評価を下した。順番のくじ引き制も導入され、新たなルールで挑む『M-1グランプリ2017』では、どういった結果が生み出されるのか。期待して待ちたい。
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芸能ネタ 2017年11月30日 12時20分
山里亮太が暗黙のルールを破る大失態
南海キャンディーズの山里亮太がとんでもない“失態”を犯した。12月3日、山里はテレビ朝日系で放送される「M-1」の敗者復活戦に出場するのだが、その日の同時間帯は自身がMCを務めるTBS系「東大王」も放送される。業界内では同じ時間帯に別番組に出ることはタブーとされており、山里にとっては非常事態だ。 これには、山里もさすがに気まずいと察したようで、28日放送のTBSラジオ「たまむすび」にて、「うちの前のマネージャーが、南海キャンディーズなんかM-1行くわけねえだろって思っていた」と弁明。山里によると、元マネージャーの検討が甘かったことが原因だという。 このマネージャーはすでに退社しているが、元マネージャーについてのコメントを求められると、「何かしてんじゃないですか、テキトーに。なんで、俺が愛情もってアフターケアしなきゃいけないんですか」と怒りモードに。山里が所属する吉本興業のマネージャーは、一人で何人もの芸人を受け持ち、すぐに退社してしまう人も多いというが、その悪い恩恵をもろに受けた形だ。 山里は、以前にも吉本社員に嫌がらせをされたことがある。下積み時代に「もうやめろ」などと、きつい言葉をぶつけてきた女性社員が、南海キャンディーズがM-1グランプリに出場した後に、コロッと態度を変え、急に称賛してきたという。当時、山里はこの件について、「今思い出しても、そのときと同じ温度でキレられるくらいムカつく」などと語っていた。 しかし、ここまで来ると、山里側にも何か問題がある気もしてしまう。今回の裏かぶりについては、よろしくはない反面、TBSは「ウチの番組のMCが、日本一面白いっていう称号をもらえるかもしれない可能性を止めることはしませんよ。いってらっしゃいませ」と声を掛けており、元マネージャーへの怒りは収まってもよい。 業界では、「山里は少し態度が傲慢だ」という声も聞こえてくる。マネージャーの失態よりも自身の態度を改めた方がいいのかもしれない。
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芸能ネタ 2017年11月16日 22時17分
嫌われ芸人の真骨頂?品川がトレンディエンジェルに潰された瞬間
12月3日に開催される『M-1グランプリ2017』の決勝戦進出者9組が出そろった。その8日後には、日本テレビが女芸人No.1決定戦『THE W』を初めて開催する。年末に向けて漫才熱が高まるなか、NHK総合で深夜にひっそりと『笑あがき〜崖っぷち芸人成り上がり実録〜』がはじまっていた。 出演しているのは、品川庄司・品川祐とパンクブーブー。フリートークやツッコミワードの打点は高いが、なぜか視聴者受けが薄味の3人だ。品川は、映画監督や作家など、多芸多才な漫才師。パンブーは、『M-1グランプリ2009』と『THE MANZAI 2011』の2大メジャーコンテストを唯一制したコンビ。そんな3人が、徒弟制度を復活させるために、みずからが審査した2組を弟子として育て上げるというのが、番組コンセプトだ。 品川が選んだのは、元№1キャバ嬢+アメリカとのハーフ+毒舌派からなる女性トリオ・ぷらんくしょん。野球サークルで出会ったキャラ憑依型・ダンビラムーチョ。パンブーが選んだのは、名古屋の幼なじみ・テンチュー、元慶應ボーイの高学歴知能派・ストレッチーズだ。 まず、品川はオリジナルのツッコミワードを入れた、パンブーはボケ数を20個以上入れた新作漫才を作れと指示を出す。ここで1組が削られ、最終的には1組vs1組、品川vsパンブーの漫才代理戦争になる。ちなみに、“削られる”のは、NHK BSプレミアムで15年に放映された『爆笑ファクトリーハウス 笑けずり』、翌16年の『笑けずり シーズン2〜コント編〜』を踏襲したものだろう。 ネタ披露後、新たに品川は、ボケのキャラクターを生かした新作漫才を、パンブーは残り30秒でクライマックスがもっと盛り上がる漫才に練り直せと、次の課題を与える。猶予は2週間だ。 葛藤する若手芸人のために、品川はある夜、飲みの場をセッティングする。これ幸いと、ぷらんくしょんは「ネタを作ってるとき、はっきりモノを言えない」と悩みを打ち明ける。それに対して、「判断するのはお客さん。言わないじゃなくて、言えばいいだけの話」とシンプルで的確な答えを出す。それまでは、撮られていることを意識し、ナルシストな受け答えだった品川だが、この夜はアルコールが入っていたこともあり、素に近い。声の小ささが、それを物語った。ほんの少し、好感度が上がった瞬間だった。 ところが、それもつかの間。強者が現れた。トレンディエンジェル・たかしだ。ダンビラムーチョが舞台袖で座り込んでいると、たかしが歩み寄る。品川が師匠であることを聞いたたかしは、「(品川が言うことは)的確でしょ」と、まずは先輩を持ち上げた。しかし、「でも、品川さんは賞レースで結果出してない。結果出した人に教えてもらいたくない?」と、図星の暴投を放ってみせた。トレエンは『THE MANZAI 2014』で準優勝、『M-1グランプリ2015』で優勝した高実績保持者。品川をディスるに十分な要素がふんだんだ。 最終回は11月18日で、番組初の生放送。ダンビラムーチョvsストレッチーズに決定したが、品川は、二の句が継げない正論を後輩から吐かれているだけに、『笑あがき』ならぬ、悪あがきのほうが気になる…。
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芸能ネタ 2017年11月10日 12時20分
“地上最強の業界人”ナスDが手がけるお笑い芸人×演者のコラボ番組
年始にパイロット版がオンエアされたかと思うと、気づけば帯番組に――。テレビ朝日系列で水曜深夜に放映されている『笑×演』が、サクセスロードを歩んでいる。読み方は、ワラエン。「笑」はお笑い芸人、「演」は演者をさす。芸人が書いたネタ台本を、舞台やドラマで活躍中の一流俳優が演じるというコンセプトだ。司会を務めるのは、山崎弘也(アンタッチャブル)とバカリズム。この2人に若林正恭(オードリー)を加えたトリオは、およそ2年前まで、同局の『日曜×芸人』に出演していた。「×」が、その名残といっていい。 ゼネラルプロデューサーは、友寄隆英さん。現在、テレ朝系でオンエア中の『陸海空 こんな時間に地球征服するなんて』でも、同じく番組総指揮を務めるかたわら、好評企画“部族アース”の取材ディレクターも兼任。染料を顔に塗ってナスの色に変色したことから、「ナスD」の呼称が浸透している。 そんなナスDが指揮を執る番組から、スターも生まれた。小沢仁志&小沢和義の兄弟コンビだ。2人は、タイムマシーン3号が書いた漫才に挑戦した。タイムマシーン3号といえば、『M-1グランプリ2005』で決勝7位、15年に4位、『キングオブコント2016』で決勝4位につけるほどの二刀流実力派。老若男女が理解できる台本には定評があり、仁志&和義のコンビ・小沢兄弟も大爆笑をさらっている。番組では唯一4度の出演をはたし、10月下旬には、茨城県立医療大学の学園祭にサプライズ出張。何も知らないおよそ400人の観客を、しっかり笑わせた。開始前には「そっちの筋のモンが来ちゃう」、終えると「俺らみたいなキャラはコンプライアンス的に引っかかる」と不安も漏らしていたが、今では番組のシンボル的存在だ。 “ピコ太郎”の生みの親・古坂大魔王も夏の特番で、釈由美子&山西惇のコンビ「魏志倭人伝」にネタを書き下ろした。コンビが挑んだコンセプトは、デパートの屋上で営業している売れないベテランユニット。舞台経験が浅く、リズム感がなく、スキップができない釈の特徴をすべてネタに放りこんだ古坂。その読みが見事にヒットし、スタジオは何度も大きく沸いた。しかし、釈だけが釈然としない。ネタを終えると、緊張感と恥ずかしさから、大粒の涙をポロポロ流して、「放送中止にしてもらっていいですか?」と哀願した。喜劇は時に、女優の魂を崩壊するようだ。 芸人は潜在能力を最大限に引き出し、俳優は演技の幅を広げる。出演者の誰もが損をしないセイフティプログラム、『笑×演』。芸人も、古坂やサンドウィッチマン、小峠英二(バイきんぐ)といった有名人を押さえる反面、ライスやロビンソンズ、ラブレターズやルシファー吉岡といった玄人好みもしっかりフォローするあたりは、さすがナスD。“地上最強の業界人”は、目の付け所が違うのだ。
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芸能ネタ 2017年10月13日 18時54分
カップルだったにゃんこスター 他の男女コンビの事情は?
『キングオブコント2017』(TBS系)で準優勝を果たしたにゃんこスターが交際中であると明かし話題となっている。にゃんこスターは男性のスーパー3助と、女性のアンゴラ村長からなる男女コンビ。なわとびやフラフープを使ったリズミカルなネタで会場の笑いを誘った。結成は2017年5月でありコンビ歴はわずかに5か月。さらにキングオブコント出演時まではフリーで活動していたため、無名コンビの大躍進といえる。 突然の男女関係の告白には週刊誌のスキャンダル封じの目的もあったと見られる。一方で、ネット上では「あのネタはリア充カップルのじゃれ合いだったのか」「これまでと同じ目で見られない」といった声が相次いでいる。 下世話ながら、かつみ・さゆりなどの結婚している夫婦以外の男女コンビの関係性は気になるところ。ほかの場合はどうだろうか。 「今、一番の売れっ子の男女コンビといえばカズレーザーと安藤なつからなるメイプル超合金でしょう。しかし、カズレーザーが“バイセクシャル”を公言しているほか、“ぽちゃ専”でもないので、男女の関係はないでしょう。しかしながら、山里亮太としずちゃんの南海キャンディーズも出てきた当初は、しきりに男女の仲を疑われており、山里はそれを逆手に取るように『M-1グランプリ』(テレビ朝日系)の決勝進出時に『優勝したら結婚します』と宣言していました」(放送作家) ただ、上記のコンビはキャラクターが立っており、男女の仲を疑うような要素は少ないといえる。一方で限りなくクロに近いシロ、グレーゾーンなコンビもいる。 「オフィス北野所属の荒ぶる神々ですね。劇団出身だけあり、声のハリを生かしたブラックなコントが人気です。2人は、同じ劇団出身で一時期は恋愛関係にあり同棲していたそうです。その後、いったんは別れるも経済的事情から同居していたこともあるそうです。関係性は付かず離れずといえますが、どことなく男女の関係を感じさせますね」(前出・同) 何はともあれ、にゃんこスターがこれまでにない強烈な新人男女コンビであるのは確かだろう。これからの活躍に期待したい。
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芸能ネタ 2017年09月20日 12時20分
たけし、松本がべた褒めする引く手あまたのM−1王者
ビートたけし、ダウンタウン・松本人志という大御所2人から、その剛腕を絶賛された漫才師がいる。サンドウィッチマンだ。 たけしは今月18日に放映された『PON!』(日本テレビ系)に、『世界まる見え!テレビ特捜部』(同局)の番宣のためにVTR出演。収録後、レポーターとして訪れていた若手漫才師・カミナリのもとに歩みより、「どこなの? 事務所は」と質問。2人がサンドと同じグレープカンパニーであることを伝えると、「あいつらはうまいからな。いい腕してるからな」と本音をこぼした。 たけしはかねてから、自分が出演芸人を決めて招待状を送るネタの特番『北野演芸館 〜たけしが本気で選んだ芸人大集結』(TBS系)に、何度もサンドを指名している。出演するたびに、「うまいねぇ」と称賛しているのだ。東京・浅草の演芸場で芸の腕を磨いたたけしとしては、老若男女を確実に笑わせるサンドの漫才スタイルを好きにならずにいられないようだ。 東のたけし、西の松本をも虜にしているサンド。今年6月、2人は『ダウンタウンなう』(フジテレビ系)に出演して、“ダウンタウンに聞きたい20の質問”をぶつけた。酔った坂上忍から「サンドさんってネタがすごいんですか?」と聞かれると、なぜか松本が「面白い」と即答。「パッとテレビをつけたときにネタやってても、“観なくてもいいかな”ってチャンネルを変える芸人もいっぱいいるけど、4、5組くらいは、“こいつらのネタは観たいな”って」と明かした。その貴重な数組が、同じよしもとクリエイティブ・エージェンシーの芸人を除き、サンド、東京03、バイきんぐだというのだ。 サンドは、全国ネットのネタ番組では必ずオファーされ、フリートークや地方ロケ、MCやレポーターなども器用にこなす。テレビタレントとして安定の地位を築いている今なお、単独ライブを欠かさず、地方営業も含めると年間120本以上のステージに立つ。漫才スキルを高められる環境に身を置くその姿勢が、同僚はもちろん、偉大すぎる先輩からも評価されている理由だ。 不遇時代を突破して、今年で丸10年。『M-1グランプリ2007』で、史上初となる敗者復活戦からの初優勝で一気にブレイクして以降、俳優業などにも仕事の幅を広げた。零細事務所から独立して、現在の事務所を設立。昨年は永野、今年はカミナリといった人気芸人を輩出して、事務所も上昇気流だ。 伊達政宗の分家で、由緒正しいお家柄の伊達みきお。ネタ担当で、同じく両親に厳しく育てられた富澤たけし。宮城県内の高校のラグビー部で出会い、卒業後、およそ3年かけて富澤が営業マンだった伊達を口説き落として、コンビを結成。上京からおよそ10年間は木造アパートで同居して、長い下積み生活の末、“M-1”で奇跡の逆転劇を手にして見せた。 11年、東日本大震災が起こった際、崩落していく我が町を見ながらも無力だったことに落胆して、“東北魂義援金”を設立。寄付、慰問活動は今も続けており、総額は4億円を超えた。ラジオ『サンドウィッチマンの東北魂』(ニッポン放送)、バラエティ番組『東北魂TV』(BSフジ)など、震災を機にスタートさせた番組は、今でも大事にしている。 安定と実績と、ブレない信条。芸人の心をがっちりつかむサンドはもはや、安定領域の住人といえる。
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芸能ネタ 2017年04月25日 12時00分
次クル芸人 〜新時代に輝くホープたち〜 (Vol63 ザ・パーフェクト)
NHK BSプレミアムの『爆笑ファクトリーハウス 笑けずり』の初回で優勝。ちょっぴり、露出が増えた。突飛なことを言いだす妹尾に、説明と解説でツッコむ、ピンボケ。この漫才スタイル、一度聞くとクセになる。(伊藤雅奈子) ――ピンボケさんは、『あさイチ』(NHK総合)でレポーターをしていたこともあって、街で声をかけられることが増えたんじゃないですか? ピンボケ「そうですね。あの番組を観てくださって、という方は多いです。2人で出れたらよかったんですけど」 妹尾「僕は、まぁ、温存というか」 ピンボケ「相方は、兵器なんで」 妹尾「北朝鮮からのミサイルで親からメールが来たよ、“危ないから気をつけろ”って」 ピンボケ「今、秘密兵器から兵器の話になってると思うんですけど…」 妹尾「平気ですか? こんな話で。尻上がりのトークですけど」 ピンボケ「ツッコミ下手で、すいません」 ――今年に入って、上昇気流に乗っているなぁという実感はありますか? ピンボケ「(妹尾を見て)どうですか? って、聞いちゃった」 妹尾「3か月ぐらい前までは、まったく売れる見込みがなくて、ゼロだったんですけど」 ピンボケ「ライブには、けっこう出てたけど」 妹尾「もう、芸人を辞めようかなぁぐらいの…」 ピンボケ「えっ、ほんと!? 今初めて聞いたけど」 妹尾「同じ事務所の先輩のTAIGAさんに相談してたら、“ウケなくても、押しつけでネタをしてればいい。ライブシーンでウケを狙うんじゃなくて、やりたいことを押しつけろ”って言われて。ライブでもウケてないけどね、今は」 ピンボケ「ウケてないっけ?」 妹尾「1位になれてないじゃん。それじゃあ、小さいライブでウケて喜んでる人たちと一緒だよ」 ピンボケ「今、喜んでた(笑)」 妹尾「で、僕がというより、相方に変えてもらったんです。それまでは、(ツッコミとして)すごい説明してたんですけど、それじゃあテンポも間も悪くなるからって、そこは言ったんですけど」 ピンボケ「言われた? 知らないよ。誰と漫才やってんの(笑)。僕、大丈夫なの? ちゃんと、なってる?」 妹尾「なってるよ。完ぺきじゃないけど」 ピンボケ「今のでわかったと思うんですけど、基本的にはこの子(妹尾)がバッと前に出て、僕が追っかけてくって感じ。僕は、いまだにわかってなかったみたいでした」 妹尾「わかってないところがイイんで、あんまり言わないようにしてるんだけど」 ピンボケ「そうだね。わかんないね、言われたところで」 ――今後の具体的な目標を教えてください。 妹尾「僕は“M-1グランプリ”ですね。決勝で、2位以内に行きたい」 ピンボケ「1位でいいじゃない」 妹尾「高校のときから、“M-1”は2位以内って決めてて」 ピンボケ「なんなの、その謎のシステム(笑)」 妹尾「それは卒業文集にも書いてた。行くなら、今年ですね」 ピンボケ「僕は『おもしろ荘』(※日本テレビ系『ぐるぐるナインティナイン』の若手芸人企画)とか、テレビに出たいんですけど、まだライブが多いので、テレビ用のネタを書いてもらいたいなぁと、相方に。ただ、“M-1”で2位以内って今言ってたんで、ザ・パーフェクトはそれで行くみたいです。テレビ的なネタを作ったりは、しない?」 妹尾「するよ。テレビネタ用に調理していけばいいんじゃないかな。あと、(ピンボケの)歯が出てて、すきっ歯なのはすごい引きがあるんで、そのときにうまく返せれば、テレビスターにはなれるかなぁと。そのうまい返しを、相方には見つけてほしいです」【プロフィール】ピンボケたろう(左) '89年5月生まれ、福島県出身。ハードパンチャー妹尾 '87年12月生まれ、岡山県出身。2013年結成。サンミュージック所属。(次回は17年5月最終週に更新)
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芸能 2017年04月24日 17時05分
綾野ましろ バースデーワンマンライブで新曲「NEWLOOK」初披露、ライブハウスツアーも発表
綾野ましろが、初のバースデーワンマンライブ「BIRTH」を4月23日東京・品川ステラボールにて開催した。 「BIRTH」と冠されたこのライブは、綾野ましろの誕生の曲ともいうべきプレデビュー曲「Wingless Diver」からスタートし、全20曲を一気に駆け抜けた。5月17日に発売する5th single TVアニメ「Re:CREATORS」エンディングテーマ「NEWLOOK」を初披露、はじまりの季節にぴったりな軽快でブライトネスさ満点の楽曲に仕上がっていて、初めて聴いたファンも即座に反応し、大いに盛り上がりを見せた。また、アンコールでは、先行配信中の新曲「ANGEL HORIZON」も初披露した。 さらに、札幌・仙台・東京・名古屋・大阪をまわるマンスリー・ワンマンライブハウスツアーも発表された。2017年、ライブモードの綾野ましろに注目だ。Photo by Makiko Takada■綾野ましろ One-man Live 2017「BIRTH」4月23日(日) 東京・品川ステラボール[セットリスト]M-1「Wingless Diver」M-2「刹那クロニクル」M-3「tiny wings」M-4「labradorite」M-5「shinkiro」M-6「marionnette」M-7「ハーフムーンフラワー」M-8「Lotus Pain」M-9「NEWLOOK」 ※新曲M-10「pledge of stars」M-11「Believe」M-12「infinity beyond」M-13「幻燈」M-14「憧憬」M-15「スパイラルガーデン」M-16「vanilla sky」M-17「ideal white」M-18「春想の街」en1 「ANGEL HORIZON」※新曲en2 「RAY OF LIGHT」
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カウント2.99 大連立VS戦極!? 日本総合格闘技界に二極化の波
2008年02月13日 15時00分
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オスカーがバラエティー部所属のお笑いタレントをお披露目
2008年01月30日 15時00分
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緊急会議カウント2.99 再び熱を帯び始めた格闘技界の2008年をぶった斬る
2008年01月10日 15時00分
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小池栄子・坂田亘“家庭内離婚”!?
2008年01月10日 15時00分
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大みそか 日本格闘界の大連立の今後は?
2008年01月04日 15時00分
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やれんのか!大晦日!2007 長谷川秀彦がダブルM-1制圧をぶち上げた
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3・5「戦極」で吉田秀彦VSエメリヤーエンコ・ヒョードル実現!?
2007年12月11日 15時00分
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やれんのか!大晦日!2007 大連立の成立で夢カードが急浮上
2007年11月29日 15時00分
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やれんのか!大晦日!2007 “PRIDE”が大みそかにさいたまSAで“一夜限りの復活祭”を開催
2007年11月22日 15時00分
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エメリヤーエンコ・ヒョードル大みそか参戦発表から一転
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オリラジ 「M-1」1回戦通過
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麒麟・川島が窮地に
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