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レジャー 2018年03月10日 16時36分
ハッシーのロックオン〜狙ったレースは逃さない!〜(3月11日)金鯱賞(GII)他2鞍
【先週の結果】先週の的中は以下の通り。・阪神9Rが○→▲→◎で決まり、3連複630円。・中山11Rが◎→○→▲で決まり、馬単450円、3連複500円、3連単1,320円。【今週の予想】☆中山10R 東風ステークス(芝1600m) ムーンクレストの巻き返しに期待する。前走は揉まれ弱さが出てしまい、絶好の展開だったものの直線では手応えほど伸びず13着。昨年のマイルCS(GI)では、先行馬総崩れの中、直線先頭に立つ見せ場たっぷりの競馬で勝ち馬から0秒8差の10着。次走の阪神C(GII)でも、勝ち馬から0秒6差の8着と重賞戦線でも好走しており、OPクラスなら十分力は足りる。今回は12頭立てと頭数が落ち着いたことで、揉まれる可能性も少なく、すんなり競馬ができれば結果は付いてくるだろう。◎ムーンクレスト○シュウジ▲ロジチャリス△₁ダイワリベラル△₂タイセイサミット買い目【馬単】6点◎→○▲△₁△₂○▲→◎【3連複1頭軸流し】6点◎−○▲△₁△₂【3連単フォーメーション】15点◎→○▲△₁→○▲△₁△₂○▲→◎→○▲△₁△₂☆中京11R 金鯱賞(GII)(芝2000m) 4戦4連対と得意の左回りならスワーヴリチャードが断然。これまで8戦しているが、掲示板を外したのは僅かに1回。それも皐月賞(GI)でのもので、左回りに限れば4戦2勝2連対とパーフェクト連対。昨年の日本ダービーを2着し、秋緒戦となったアルゼンチン共和国杯(GII)では、古馬を相手に内から抜け出して1着。それも直線ではムチを入れておらず、残り50mあたりから流す余裕を見せながら上がりは最速。2着馬に0秒4差を付ける圧勝。その勢いで挑んだ前走の有馬記念では、外枠だったこともあり、終始外目を回るロスがあり、直線でも右にモタれるところがありながらも、勝ち馬キタサンブラックと0秒2差だから力を付けた。GIIで得意の左回りに舞台が替わる今回は、不動の本命に推す。相手筆頭は、昨年のフランス遠征で不本意な結果に終わったサトノダイヤモンド。昨秋のフランス遠征では、フォア賞、凱旋門賞とまったく良いところが見られなかったが、昨春日本レコードでの決着となった天皇賞(春)(GI)での消耗が激しかったことが影響している可能性が十分に考えられる。1、2着だったキタサンブラック、シュヴァルグランともに次走の宝塚記念では9着、8着と敗れていることからも納得できる。凱旋門賞後はしっかりと休養し、追い切りの動きからはようやく復調の兆しが見えてきたところだが、実績からもこのメンバーなら恥ずかしいレースはしないだろう。▲は本格化したメートルダール。以下、ダッシングブレイズ、ブレスジャーニー、ヤマカツエースまで。◎(9)スワーヴリチャード○(5)サトノダイヤモンド▲(2)メートルダール△(6)ダッシングブレイズ△(3)ブレスジャーニー△(1)ヤマカツエース好調教馬(9)買い目【馬単】4点(9)→(2)(3)(5)(6)【3連複1頭軸流し】10点(9)−(1)(2)(3)(5)(6)【3連単フォーメーション】12点(9)→(2)(5)(6)→(1)(2)(3)(5)(6)☆阪神11R フィリーズレビュー(GII)(芝1400m) モルトアレグロに期待する。前走の紅梅Sでは、直線ムチを入れられるとグッと加速し、あっという間に抜け出すと、後は流して2着馬に0秒2差を付ける完勝。反応の良さは目を見張るものがあった。前々走の阪神JF(GI)でも強力なメンバーを相手に追い込んで5着と、どんな競馬でもできる自在性も大きな武器。追い切りでは絶好の動きを見せており、ここも勝ち負け必至。◎(7)モルトアレグロ○(6)アマルフィコースト▲(14)アルモニカ△(9)アンコールプリュ△(1)アンヴァル△(5)イサチルルンルン買い目【馬単】5点(7)→(1)(5)(6)(9)(14)【3連複1頭軸流し】10点(7)−(1)(5)(6)(9)(14)【3連単フォーメーション】12点(7)→(6)(9)(14)→(1)(5)(6)(9)(14)※出走予定競走には、馬の体調等により出走しない場合があります。<プロフィール>ハッシー山梨県出身。北海道・浦河にある生産牧場での牧童経験を活かし、馬の適性を見極める。特技は寝わら上げ。本サイト毎週火曜掲載の「ハッシーの地方競馬セレクション」、土曜掲載の「ハッシーのロックオン〜狙ったレースは逃さない!〜」も担当している。
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レジャー 2018年03月10日 16時06分
2回中山競馬6日目(3月11日・日曜日)予想・橋本 千春
中山11R「アネモネS」芝1600㍍★唯一の重賞3着馬、ラテュロスが千載一遇のチャンスをモノにする★◎ラテュロス〇ダノングレース▲レッドイリーゼ△ハーレムライン、レッドレグナント デビュー戦(新馬2着)の馬体重418㌔が、5戦目の前走・あすなろ賞で436㌔まで成長したラテュロス。結果は、初めての2000㍍と出遅れる不利が重なり7着に敗退しているが、地力強化の跡は馬体重が如実に証明している。着差も0秒9なら決して、悲観することはない。今回は、初勝利を挙げた得意の1600㍍。この距離は、アルテミスS、阪神ジュベナイルFで桜花賞最有力候補のラッキーライラック相手に3着(0秒3差)、6着(0秒9差)と健闘しており、ここでは高い評価を与えられる。ケイコの動きからは一段とパワーアップの跡が見て取れるし、ベストパフォーマンスが期待できる。中山10R「東風S」芝1600㍍★意外性を秘めた、ムーンクレストがアッと驚く逆転勝利を演出する★◎ムーンクレスト○シュウジ▲ダイワリベラル△タイセイサミット、ロジチャリス タフに使い込まれて力を発揮する、ムーンクレストがここで本領発揮だ。ポートアイランド勝ち以降、⑧⑩⑧⑬着と不振に陥っているがこれで見限るのは早計だ。というのも、重賞メンバー相手に着差は0秒6、0秒8、0秒6、0秒5と一度も大負けはしていないからだ。加えて今回は、ここまで3勝を挙げているマイル戦。条件が好転し、チャンスも確実に広がった。中京11R「金鯱賞」芝2000㍍★ダービー2着のスワーヴリチャードが、順風満帆のスタートを切る★◎9スワーヴリチャード○2メートルダール▲1ヤマカツエース△3ブレスジャーニー、5サトノダイヤモンド 有馬記念は王者キタサンブラックの前に4着と後塵を拝したスワーヴリチャード。しかし、大外を回らされる不利が響いたことも確かで、0秒2差なら実力は示したといえる。今回は初めての中京コースだが、500㌔を超す大型馬だけに、中山よりはむしろ競馬はし易い。プラスになってもマイナスになることはない。メンバー的にも、実績では一目置く存在のサトノダイヤモンドの状態に?が付いているだけに、負けは許されない。阪神11R「フィリーズレビュー」芝1400㍍★陣営が自信満々のモルトアレグロ。普通に走ってくれば勝てるハズ★◎7モルトアレグロ○6アマルフィコースト▲2デルニエオール△8ビリーバー、9アンコールプリュ 1400㍍は前走の紅梅S、くるみ賞と2戦2勝のモルトアレグロ。高い距離適性もさることながら、潜在能力は相当高い。そして、完成度の高い外国産馬と、強調材料ばかり目につく。唯一、連対を外したのは、1600㍍の阪神ジュベナイルF5着(0秒7差)だから、条件的に負けは許されない。普通に走ってくれば結果は付いてくるハズ。
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スポーツ 2018年03月10日 14時00分
阪神 金本監督の1番糸井構想に弾き出された鳥谷がトレード要員
アニキはなぜ、ここまで“生え抜きのスター”に厳しくするのか。 金本知憲監督(49)が鳥谷敬(36)をセカンドにコンバートさせた。三塁手で始めた開幕オーダーに名を連ねた昨季、鳥谷はゴールデングラブ賞を獲得して見せた。打率もチームトップだった。今季も三塁手としてスタートするが、金本監督は突如、二塁へのコンバートを言い渡したのだ。 「好調な糸井嘉男が影響しているようです」(在阪記者) 現在の糸井は絶好調と言っていい。阪神キャンプを視察したライバル球団のスコアラーたちも警戒を強めており、金本監督は1番で固定する構想だという。 「1番糸井、4番ロサリオは決定でしょう。ロサリオの前後を福留孝介、中谷将大、そして2年目の大山悠輔らが固めることになりそうです」(同) 鳥谷と入れ代わってサードに回ったのが大山だ。昨秋キャンプから、大山はセカンドの守備練習しかやっていない。「二塁大山」は、打撃力の高い彼をスタメンで使うための「金本構想」でもあったが、ここへきて事情が変わってきたという。 「二塁はレギュラー争いの激戦区になっていました。昨季125試合に出た上本博紀、打撃が魅力の糸原健斗、そして、西岡剛が復帰しました。ショートには北條史也、新人の熊谷敬宥、4年目の植田海もいます。二遊間のレギュラーが決まっていない状態で、状況次第では糸原がショートに入るかもしれないし、高代延博作戦兼総合コーチは守備センスと走塁能力が高く、往年の赤星憲広氏を彷彿させると熊谷を評価しています」(ベテラン記者) 結果、レギュラー未定の二遊間から大山は外された。 一方、激戦区に放り込まれた鳥谷は必死。レギュラーも約束されていない。オープン戦で打ちまくらなければ、開幕戦はベンチからのスタートになるかもしれない。 「同じベテランの福留の使い方によって、鳥谷がどうなるかのヒントになりそう。金本監督は昨季、福留を休ませながら起用した。鳥谷の場合は、連続試合出場記録を更新中なので、完全休養はできないはずです」(球界関係者) 打撃面の話をすれば、鳥谷は1番か3番のタイプだ。しかし、3番は1発のある福留、大山、中谷を使うのが金本構想。1番は糸井で固まったとなれば、鳥谷は激戦区を勝ち抜いたとしても、下位打線に甘んじることになる。 「休ませながらの起用は、試合に出続けた鳥谷の調子を狂わせる。下位打線だと、モチベーションが上がらない。阪神の上層部には、将来の監督候補である鳥谷の勉強になるのなら、他球団の空気を吸わせるのもやぶさかではないという空気がある」(同) 手っ取り早く言えば、トレード要員となる。 金本監督は、1発のある選手が好みだ。鳥谷も不規則な試合出場を強いられるのなら、違う環境を求めるかもしれない。 強打の猛虎打線が、鳥谷の出番を奪ってしまう。
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レジャー 2018年03月10日 12時30分
女がドン引く瞬間〜彼が病人の私に近づいてきた理由〜
今シーズン、インフルエンザが大流行している。厚生労働省は、1999年の統計開始以降、患者数が最多を更新したと発表。そんな中、自身もインフルエンザにかかったという瑠李さん(仮名・21歳)は、恋人の対応にドン引きしたと話す。 「私は1人暮らしで、実家も県外。インフルエンザの時は、1人で寝込んでいました。とても出歩ける状況ではなかったので、大学やバイトも休みました。それと、しばらくは安静にしなければならないので、前から約束していたデートも『キャンセルしてほしい』と彼に連絡したんです」 するとデートする予定だった日、彼が家までやって来たという。 「彼から『家まで行く』というメールが来た時、私は断ったんです。インフルエンザがうつる可能性がありますし、体調が悪すぎて、話し相手になることもできない。それでも相手は『構わない』と言い、やって来ました」 ただ瑠李さんは、彼が看病してくれるのではと思い、うれしくなったという。しかし彼氏が取った実際の行動は、想像とは違うものだった。 「普通、病人の家に来るんだったら、コンビニとかで栄養のあるものや、飲み物を買ってきてくれるじゃないですか? でも彼が来た時、私のものは何も買って来ず、自分のお弁当だけ買ってきた。テレビを見ながら、1人で食べていたんです。そして『今日、泊まっていい?』と言ってきました。たぶん、彼の通う大学は私の家からの方が近いので、私は便利な存在だったのでしょう。さらに最悪だったのが、まだインフルエンザにかかっている私を抱こうとしたこと。『寝てるだけでいいから』とか言いながら、覆いかぶさってきたんです。さすがに、全力で拒否しましたが、彼の神経には本当に引きました」 幻滅した瑠李さんは体調が戻った後、彼に別れを告げたようだ。写真・Charles Williams
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社会 2018年03月10日 12時20分
“叱られ方研修”が登場 「叱るほうが勉強しろ」の声も
3月8日の『ワールドビジネスサテライト』(テレビ東京系)で、叱られ方をレクチャーする“叱られ方研修”が特集された。番組では、4月から新社会人になる大学4年生に対し、講師が「叱られること」についてプレゼンする様子が放送された。 叱られ方研修では、講師が「怒る」と「叱る」の違いを説明。上司や先輩が叱るのは部下の成長を促す意図があると説いた。 また、叱り言葉を部下が読み説く方法も教えた。叱られたからといって必ずしも「人格を否定された」「自分が上司を失望させた」とは思い込まないよう、広い視野を持ち、叱られた意味を解釈できるようレクチャーしていた。 最近の若者は叱られることへの耐性がなく、少し注意しただけでもショックを受け、簡単に退職してしまいがちだ。卒業生の離職率を下げるために、企業だけでなく学生を抱える大学の「叱られ方研修」への需要が高まると予想される。 ただ、叱られ方研修についてネット上では「叱られ方すら研修するのか」「叱る側が勉強しろ」「なんで叱られる側が気を使わなきゃいけないんだ」と批判の声も聞かれた。新入社員側に叱られ方を学ばせることに違和感を持つ人が多いようだ。 現在、“叱り方研修”や“ホメ方研修”など、コミュニケーション能力の向上を目的としたセミナーが人気を集めている。今や、コミュニケーション論を教わるのは当たり前になりつつある。 しかし、コミュニケーション能力は英会話やPCスキルと違い、セミナーやハウツー本のみで獲得できるものではない。職場内の意思疎通を円滑にするために、セミナーで知見を高めるのは良い流れかもしれないが、職場で使えるコミュニケーション能力を座学で磨くことができるのか、疑問を持つ人も多いだろう。 「仕事はコミュニケーション能力が大事」と声高に叫ばれているが、「コミュニケーション能力」とは具体的にどのような能力を指すのか、改めて考える必要がありそうだ。
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芸能ネタ 2018年03月10日 12時00分
もはや何でもあり?辻希美、「花粉」でブログ炎上
元モーニング娘。の辻希美は、ブログがたびたび炎上することで知られる。当初は3人の子どもの子育ての様子が「非常識すぎる」と話題となったが、最近は私生活全般にツッコミが向けられている。3月8日のエントリーでは、花粉症がひどく耳鼻科で薬をもらう様子が報告された。 「耳鼻科!!」と題されたエントリーでは、大きなメガネとマスク姿の写真を公開。吸引とともに大量の薬の写真もあり、そこには「杉浦希美様」の記載がある。これは夫で俳優の杉浦太陽の姓だが、ネット上では「辻なのに杉浦って…」とツッコミが相次いでいる。 「そのほかにも花粉症に関しては、『事前の対策が重要なのに、なんでひどくなってから行くの?』『もっとつらい病気の人がいるのに花粉症くらいで騒ぐな』『ハウスダストも原因なんじゃないの? 掃除きちんとしてないんじゃない?』『家で動物飼ってるからだよ』『花粉症でつらいのにカラコンしてるのはなぜ?』といったツッコミが相次いでいます。もはや、アンチにとっては、何にでもツッコミたいのでしょう」(芸能ライター) 何より辻自身が、炎上やツッコミを意に介していない様子なのが、余計にアンチの怒りを増殖させるのかもしれない。 「辻は毎日のようにブログで料理写真を公開していますが、『野菜が少なすぎ』『塩分が多すぎ』『揚げ物だらけ』『ありあわせの素材ばかりで手抜き料理』といったツッコミが毎日のようになされています。アンチはまるで小姑状態といえますが、もはや恒例行事となりつつありますね」(前出・同) 花粉症で病院に行っただけで炎上してしまう辻ブログは、次はどんな予想外の方向からのツッコミを受けてしまうのだろうか。
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その他 2018年03月10日 12時00分
格好つけサングラスは老け顔を助長する!
世の中には昼も夜も、室内でも変わらずサングラスを掛けている人がいる。必要ないのに眼鏡を掛けることを伊達メガネというのなら、不必要にサングラスを掛けるこの行為は“伊達サングラス”というべきだろう。 しかし、この伊達サングラスは目に良くないので注意が必要だ。いつもサングラスを掛けていると、目に入る光の量が少ないので瞳孔が開きっぱなしになり、光により敏感になるため、目が疲れやすくなってしまうのだ。 ちなみに疲れ目が続くと、目元がたるんだり、シワができやすくなり老け顔の原因にもなる。無用なサングラス着用は、美容の観点からも避けた方がいい。
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スポーツ 2018年03月10日 12時00分
貴乃花親方が四面楚歌に陥った孤独な戦い
いよいよ3月11日から大相撲春場所(エディオンアリーナ大阪)が始まる。あれほど逆風が吹きまくったものの、今場所もまた、相撲人気は上々だ。そんな中、注目の貴乃花親方(45)だけが1人さみしく孤独を噛み締めている。 そんな貴乃花親方にとって、この大阪は、再スタートを切るには最良の場所と言えるかもしれない。そのように心境を読み解くのは、相撲のベテラン記者だ。 「春場所はこれまでも様々な思い出を作り、新たな出発を切った地。そもそも力士としてのスタートを切ったのが、今からちょうど30年前、昭和63年の春場所なのです。一緒に初土俵を踏んだ同期生は95人。後年、その中から3横綱、1大関をはじめ、11人もの関取が生まれ、“花のロクサン組”とも呼ばれました。しかし、やはり一番の目玉は人気大関貴ノ花の息子である若乃花、貴乃花(当時は若花田、貴花田)の“若貴”でした」 貴乃花親方は、まだ何をやっても初々しかった15歳。初めて土俵に上がって相撲を取った日の帰りがけ、近鉄難波駅の階段で不慣れな下駄でつまずいて転げ落ち、左の下駄の前の歯を欠いてしまった。いかにもきまり悪そうに立ち上がった貴花田は、その一本歯となった下駄を足の先にひっかけ、兄の後をおそるおそるついていった姿が今となってはなつかしく思い出される。 それから3年後の平成3年春場所では、東前頭13枚目で初日から平幕では27年ぶりとなる11連勝を飾る。 「こりゃ、18歳で初優勝するぞ」 関係者にそう思わせ、大フィーバーを巻き起こした。残念ながら、終盤で小錦や旭富士ら横綱、大関陣に潰されて賜杯は逸したものの、12勝3敗で敢闘賞、技能賞をダブル受賞。これが、人気だけでなく、実力も兼ね備えていることを日本中に示した最初の場所だった。 理事2期目に入った平成24年には、故北の湖理事長から春場所の総責任者に当たる春場所担当部長を仰せつかった。 「やるからには、15日間すべての満員御礼を目指す。無理を可能にしてみせますよ」 貴乃花親方はこの大役に気持ちを高ぶらせ、大阪に乗り込む新幹線の中から知人にこんなメールを送った。 「15の春を思い出し、新弟子修行のつもりで行ってきます」 当時の春場所は人気が低迷し、館内には閑古鳥が鳴いていた。大阪入りした貴乃花親方はさっそく吉本新喜劇の舞台に立つなど、先頭に立って人気回復に走り回り、15日間オール満員とはならなかったものの、9日間の大入りを達成。リーダーとしてのキャリアを着実に積み重ねた。 このように、貴乃花親方にとって温かく、新しい力をくれた春場所だが、今年に限っては冷ややかだ。理事選でたった2票という最下位落選の傷が治りきっていないうえに、まわりの親方たちからは総スカン状態。2月17日に両国国技館内で開かれた臨時の年寄会では、貴乃花親方が相撲協会に無断でテレビ出演したことに非難が集中した。 「協会のルールを守れないなら解雇すべきじゃないか」 そう声高に叫ぶ親方もいたという。 かつては大相撲界の救世主と思い、慕っていた親方も多かったことを思うと、手のひらを返したような空気だ。これにより貴乃花一門にも歪みが生まれている。 「これまで貴乃花一門と言えば、貴乃花親方を中心にまとまっていた。それが先の理事選で大きく壊れた。そのことは貴乃花親方も週刊誌のインタビューで次のように答えて認めている。『年明け、一門のみなさんと久しぶりに会ったら、(出馬を)降りてくれ、という話になっていたんです。(中略)すでに私抜きで話し合いも行われていたようでした。(中略)正直、戸惑ったのは事実です』。つまり、完全に分裂し、仲間外れにされていたわけだ。2年後には『再び貴乃花親方を理事候補に推す』ということになっているようだが、今の状態ではもう無理でしょう。貴乃花親方は一人ぼっち、孤立無援です」(貴乃花一門関係者) ただ、救いは9人もの弟子たちがいることだ。今場所は貴公俊(たかよしとし)が十両に昇進し、関取の数が4人になった。先代から部屋を継承して丸14年。「10年で関取を1人作れば上出来」と言われる世界で、14年で4人、それも弟子の1人、貴景勝は先場所、小結にまで昇進したことを思えば超優秀。貴乃花親方の弟子を育てる手腕は、なかなかのものと言える。 その基本は、“土俵の鬼”と言われた伯父の初代横綱若乃花の代から受け継がれてきた、妥協を許さない厳しい稽古にある。貴ノ岩が日馬富士に暴行を受けた事件で、貴乃花部屋の力士には「よその部屋の力士と、飲食をともにしてはいけない」という厳しい掟があることが明らかになったが、おそらくこれは今後も徹底されるはずだ。 貴乃花部屋の春場所の宿舎は、京都の市街地から離れた寺。そこで貴乃花親方は弟子たちと籠り、黙々と稽古に励むに違いない。 「今度の注目力士の1人が暴行事件の被害者、貴ノ岩です。すでに先場所後から体を動かし始め、失った相撲勘を取り戻すのに必死ですが、どこまで回復しているか。三役から落ちた貴景勝、新十両の貴公俊らも黙っていないはずで、貴乃花部屋の力士たちから目が離せません」(担当記者) 貴乃花親方の怨念が“土俵”で爆発する。
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社会 2018年03月10日 10時00分
橋下徹を潰す! 麻生財務相が怒り心頭「G20首脳会議」大阪開催
来年、日本で初めて開催される主要20カ国首脳会議(G20)の開催地が、大阪市に決定した。しかし、これに地元福岡市と誘致合戦に乗り出していた麻生太郎副総理兼財務相がカンカン。その怒りの矛先は安倍晋三首相と菅義偉官房長官、加えて橋下徹前大阪市長にまで向けられているという。 「G20の福岡開催は麻生氏が猛プッシュし、“首相出身の山口県も共同で”とまで持ち掛けていた。昨年12月23日には、麻生氏が高島宗一郎福岡市長を連れて首相の私邸まで訪ね、念を押すほどの熱の入れようで、当初から、安倍首相も福岡市開催を決めたとの情報まで飛び交っていたのです」(自民党関係者) ところが、そこにストップをかけたのが、直後の28日に安倍首相と会談をした橋下氏と松井一郎大阪府知事(日本維新の会代表)だった。そこには、両者と昵懇の仲とされる菅官房長官も同席していたという。 「大阪府と大阪市は、その約1カ月前、国際展示場『インテックス大阪』を会場とするG20計画案を外務省に提出していました。それを引っ提げ、橋下、松井両氏は改めて首相に、G20の開催を弾みにして'25年万国博覧会の大阪誘致と、カジノを含む統合型リゾートの誘致を懇願した。ただ、首相は“大阪ばかりに重きを置くのはまずい”とやんわり拒否した」(政治部記者) 当然、それは3選を目指す今秋の総裁選での、麻生氏の支持を念頭に置いたものだろう。 「そこで菅氏が安倍首相の懸念を察し、“福岡がG20に向かない理由付け”を明確にさえすれば大阪偏重のイメージを払拭できるとサジェストしたといいます。その後に外務省が、G20には中国や東南アジアの国々が参加するため、少なくとも3万室の宿泊施設が必要とし、かねてからホテル不足が指摘されてきた福岡市は不適格と唱え始めたのです」(同) 確かにここ数年、福岡市の宿泊施設不足は問題視されてきた。元外務省関係者はこう言う。 「2月24日以降も、ヤフオクドームでの安室奈美恵のコンサートと、マリンメッセ福岡のEXILEコンサートが重なり、そこへ大学受験日も加わって県が空室情報を提供する事態となった。これは今年に限ったことではなく、福岡市はイベント会場と宿泊施設のバランスの悪さが目立ち、そこに目をつけられてしまったわけです」 この事態に、麻生氏もすかさず動きを見せた。 福岡県議会関係者の話。 「宿泊施設は何とかする――。麻生氏は菅氏をかなり説得したようです。その上で、市内のホテル業界から、部屋を改修してスイートルームを増設する協力を取り付け、宿泊施設としてクルーズ船を活用する案も触れ回った。そのため、外務省の1月下旬作成の評価書面では、大阪と福岡が同列となり、2月上旬には“福岡で決まり”との話が再び飛び交って、麻生さんも上機嫌だった。ところが、最後にまさかの大ドンデン返しを食らったのです。理由は表向き、重ねての宿泊施設不足と警備上の問題とされいるが、結局はあの件が利いて橋下氏らに負けた」 「あの件」とは、安倍首相悲願の憲法改正だ。 「憲法改正に向け、まずは国会発議に必要な総議員で3分の2の賛成を集めるため、公明党プラス野党の一部勢力の賛成が必須となってくる。日本維新の会は衆参22議席。安倍首相とすれば、どんな手を使ってでもこれを取りこぼしたくない。これが取引材料に使われたと見られています」(前出・政治部記者) しかし、収まらないのはコケにされた麻生氏だ。 「麻生氏は財務相として2度にわたり消費増税を延期され、一昨年の衆院福岡6区補選でも、麻生氏が押した自民党県連会長の長男に対し、菅氏が故・鳩山邦夫元総務相の次男を支援して自民が分裂した揚げ句、敗れた。そこへ、安倍首相も傾いていた福岡でのG20開催まで横取りされる始末。麻生氏の我慢は限界にきており、特に今回の発端を作った橋下氏については“タダでは済まさん”と息巻いている」(自民党関係者) もともと、麻生氏と橋下氏の関係は良好とは言えない。かつて麻生氏は結婚式で同席となった橋下氏に対し、面と向かって「政治家に向かないな」と言い放ったとされ、橋下氏が提唱し日本維新の会が進める大阪都構想についても、「天皇陛下が住まわれたことがない大阪が何で都か」と一蹴している。 「確かに、麻生氏の橋下氏に対する怒りは相当のようだ。ただ、最終的には、ここまで軽んじ続けられてきた安倍首相に向かうだろう。安倍首相3選に賛成の立場を示し“いずれにしても動くのは次の'21年の総裁選”としている麻生氏だが、態度を豹変させるかもしれない」(自民党重鎮) 麻生氏が会長を務める自民党派閥の志公会(麻生派)は、かつて名門派閥の宏池会から飛び出した河野洋平元衆議院議長の流れを汲み、いまや清和政策研究会(細田派)に次ぐ第2派閥にまで拡大した。 「麻生氏は、いずれは派閥を河野家へ戻したいのが本音とされる。そのタイミングは麻生派の太郎氏を総裁に担ぐ時なのですが、今回の件でそれを露骨に出す可能性がある。つまり、太郎氏の出馬をチラつかせることで安倍首相を揺さぶり、大阪都構想をも危うくさせる魂胆です」(永田町消息筋) 企みに歪む麻生氏の表情が目に浮かぶ。
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スポーツ 2018年03月10日 06時35分
プロスカウトの評価基準も変わる タイブレーク導入で「監督はつらいよ」の声
プロ野球ペナントレースの開幕に先駆けて、センバツ高校野球大会が始まる(3月23日から)。優勝候補の筆頭とされる大阪桐蔭にはドラフト指名候補がおり、その人数は6人とも7人も報じられている。当然、12球団スカウトの視察は同校選手が中心となるが、今大会からルールが変更される。いまだ批判的な声の多いタイブレーク制の導入だ。 延長12回終了時に同点の場合、同13回以降は、無死一、二塁、前イニングの継続打順で攻撃をスタート――。 前イニングの攻撃が7番バッターで終了した場合、6番バッターが二塁走者、7番バッターが一塁走者、8番バッターが打席に立って試合再開となるわけだ。国体、秋の明治神宮大会ではすでにタイブレーク制(延長10回から)が導入されており、“経験済み”の強豪校も少なくない。現場で大きな混乱が生じなかったのはそのためだが、プロ野球スカウトは「評価基準が少し変わる」と話していた。 「無死一、二塁なら、作戦の選択肢はかなり多い。走者となった選手のリードの取り方、左投手が相手なら、一塁走者の走塁センスが問われます。守備に就く側にしても、重盗を仕掛けられる可能性がある。捕手の配球や内野手の機敏さ、バント処理のスピードが求められます。投手は牽制球を含めた守備センスがハッキリと分かるようになるでしょう」(在阪球団スカウト) 1点を取りに行く延長戦の重要な場面でもあるだけに、野球センスがあらわになるというわけだ。これまで、視察したくてもできなかった分野でもある。お目当ての選手の走塁センスに重点を置いてのスカウティングもできそうだが、こんな声も聞かれた。 「作戦の選択肢が多いということは、監督の手腕で勝敗が決まります。タイブレーク制の導入で監督人事が変わることにもなりかねません」(アマチュア野球の指導者) 高校野球の監督には、大きく分けて2通りある。一つは教諭監督、もう一つは学校職員の監督で、こちらは教員免許を取得していない。指導力が評価されての採用だから、「プロの高校野球監督」とも言える。こんな言い方は失礼だが、采配ミスで敗れた場合、進退問題に発展するのは、この“プロ監督”のほうだろう。 とはいえ、プロ野球の名将もタイブレーク制は苦手のようである。野球が公式種目だった最後のオリンピック、北京五輪(08年)で、星野仙一代表監督(当時)もタイブレーク制で試合を落としている。一次リーグ米国戦のことだ。延長11回、「無死一、二塁から始まる攻撃」で、日本のリリーフ陣が突然乱れ始めた。当時を知るNPB関係者がこう続ける。 「星野監督はご立腹でした。タイブレーク制に怒っていたというよりも、IBAF(国際野球連盟=当時)が五輪本番の2週間前になって、タイブレーク制にすると連絡してきたんです。代表チームは各球団のトップ選手を集めたものなので、彼らを預かった星野監督は事細かに指示するのを遠慮していました。相手チームがバントを使ってくるのか、エンドランなどの強攻策を仕掛けてくるのか…。守っている野手も作戦によって守備位置を変えなければなりません。結果的にそういう指示を全く出さなかったのが敗因でした」 タイブレーク制は、勝敗の責任が監督に及ぶというわけだ。 「この制度に批判的な高校野球ファンも少なくありません。しかし、同制度が定着している社会人野球のファンは、1球ごとに作戦を変える緊張感が面白いと話しています。北京五輪で急にルールを変えたのはテレビ中継のためです。試合時間が読めないのは、プロを含めた野球界全体の課題。試合時間が読めれば、テレビ中継もしやすくなります。高校野球の反響次第では、プロ野球も球宴、交流戦などで同制度の導入を検討することになるかも」(プロ野球解説者) 近年、NPBスタッフはオールスター戦や日本シリーズの地上波中継局を確保するのにかなり苦労しているという。采配能力があらわになるタイブレーク制の反響を気にしているのは、プロ野球12球団の監督のほうかもしれない。(スポーツライター・美山和也)
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