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社会 2018年06月27日 08時00分
世の中おかしな事だらけ 三橋貴明の『マスコミに騙されるな!』 第276回 米朝首脳会談の衝撃
個人的に驚愕したのだが、6月12日、予定通りシンガポールでトランプ米大統領と金正恩朝鮮労働党委員長による米朝首脳会談が開催された。筆者が「米朝首脳会談は開催されない」と主張していたのは、アメリカと北朝鮮が事前協議において2つの「溝」を埋められないと考えたためだ。 ●アメリカは「北朝鮮の完全で検証可能かつ不可逆的な非核化」を望んでいるが、北朝鮮は「朝鮮半島」の段階的な非核化を主張している(※在韓米軍撤退含む)。 ●北朝鮮はアメリカによる「永続的な体制保障」を望んでいるが、トランプ大統領は自分の後継者の判断はコミットできない。 米朝首脳会談が開催されたということは、これら2つの「溝」が埋まったという話になる。問題は「いかにして埋まったか?」だ。 米朝首脳会談後に公表された共同声明によると、 『トランプ大統領は北朝鮮に安全の保証を与えることを約束し、金委員長は朝鮮半島の完全非核化への確固で揺るぎのない約束を再確認した』(※共同声明文より引用) とのことである。 「北朝鮮の完全で検証可能かつ不可逆的な非核化」ではなく、「朝鮮半島の完全非核化」だ。自国ではなく「半島非核化」と引き換えに、北朝鮮は「文書(共同声明)」により安全の保障を手に入れたことになる。金正恩の勝利である。 共同声明文は全体的に抽象的で具体性は皆無なのだが、それにしても北朝鮮による核査察の受け入れすら盛り込まれていないのは驚きだ。非核化関連の記述は、上記に加え、 『2018年4月27日の「板門店宣言」を再確認し、北朝鮮は朝鮮半島における完全非核化に向けて努力すると約束する』 があるのみである。 板門店宣言において、韓国と北朝鮮両国は、 『朝鮮半島の完全な非核化を南北の共同目標とし、積極的に努力をすること』 について合意した。北朝鮮は対韓国に続き、対アメリカでも「朝鮮半島(※北朝鮮ではなく)」の非核化について合意したわけだ。しかも、信じがたい話だが、トランプ大統領は米朝首脳会談後の記者会見で、米韓合同軍事演習を中止する意向や、将来的な在韓米軍の縮小、撤収の可能性についてまで言及した。 北朝鮮ではなく「朝鮮半島の非核化」という話になると、在韓米軍撤収の主張が正当化されてしまう。理由は、在韓米軍はいつでも核兵器を保有でき、しかもかつては実際に核兵器を保有していたためだ。 1991年まで、在韓米軍には核兵器が配備されていた。在韓米軍に配備されていた戦術核兵器は1000発を越え、'91年9月にブッシュ大統領(当時)が撤収を表明したのである。 北朝鮮に言わせれば、在韓米軍が存在する限り「半島非核化」は実現不可能という話になる。当然ながら、 「在韓米軍がある以上、一方的に自国が核兵器を破棄することはできない」 といった論調で時間稼ぎをしてくるだろう。 トランプ大統領は、首脳会談前に、 「過去の失敗を繰り返さない」 と語っていた。とはいえ、共同声明を読むかぎり、北朝鮮の「時間稼ぎ作戦」が成功したとしか思えない。何しろ声明の中で非核化は謳ったものの、具体的な検証やプロセスには触れず、弾道ミサイル破棄に関する言及すらないのだ。さらに、北朝鮮の朝鮮中央通信は13日、両首脳が朝鮮半島の非核化を実現する過程で「段階別、同時行動の原則」の順守が重要との認識で一致したと報じている。これまでアメリカが求めてきた「完全、かつ検証可能で不可逆的な核放棄」など、どこかに吹き飛んでしまった。 一応、対北朝鮮制裁は継続することになってはいるが、中国やロシアをはじめ、制裁破りの国が続出することになるだろう。結果、北朝鮮は一息つくことができ、核ミサイルの最終的な完成までの時間稼ぎができる。 筆者は、いわゆるリビア方式でなくとも、せめて国際原子力機関(IAEA)の査察くらいは入ると期待していたのだが、それすら言及されていない。声明文には、 『米朝首脳会談の成果を履行するため、米国と北朝鮮はマイク・ポンペオ米国務長官と北朝鮮の担当高官が主導して、できるだけ早い日程でさらなる交渉を行う』 と書かれたが、要するに具体的な話は何も決まっていないのである。それにも関わらず、アメリカ側は文書で北朝鮮の体制保障を確約してしまった。無論、北朝鮮が査察を受け入れたとしても、山がちで核兵器の「隠蔽」の地形には事欠かない国だ。実際に、北朝鮮が核放棄をすることはないだろう。 それにしても、査察の実施すら共同声明に盛り込まれないとは驚くほかない。トランプ大統領は、北朝鮮の「核保有路線」に完全にはまったのである。非核化も、拉致問題も、何ら具体的な話はなく、北朝鮮側が体制保障を取り付けた。北朝鮮の時間稼ぎ戦法の勝利である。 北朝鮮はミサイルのエンジン試験場の解体を表明しているが、弾道弾ミサイルはそのまま配備されている。試験場を今さら解体したところで、大勢に影響があるわけではない。 「核ミサイルを配備し、アメリカと対等に(体制保障の)交渉をする」 という金日成から続いている戦略が、そのまま継続されていると理解するべきだ。 さらに、北朝鮮の2つ目の戦略、 「韓国に親北朝鮮政権を打ち立て、最終的に連邦国家を目指す」 との項目も着々と進行中だ。韓国の文在寅大統領は、米朝首脳会談の結果を称賛。「在韓米軍の撤収」までもが話題になったにも関わらず、危機感はゼロ。韓国では、早くも開城工業団地の再稼働への期待も起きている。対北経済制裁を韓国自ら破りそうな勢いだ。 今回の米朝首脳会談を受け、国内マスコミはまるで明日にでも北朝鮮が核を放棄するような論調であるが、実際には核問題は解決には向かわず、拉致問題も進展せず(「言及」はされたが)、 「アメリカによる、北朝鮮の核保有国認定」 「南北朝鮮の連邦制による核保有国誕生」 という、日本にとって「悪夢のシナリオ」にまた一歩近付いたのは確実だ。 結局のところ、「日本の問題は、日本国民が解決する」という意識を持たない限り、わが国は周辺諸国に振り回され、安全保障がひたすら弱体化していく現実は変わらないのである。みつはし たかあき(経済評論家・作家)1969年、熊本県生まれ。外資系企業を経て、中小企業診断士として独立。現在、気鋭の経済評論家として、分かりやすい経済評論が人気を集めている。
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スポーツ 2018年06月27日 06時30分
深夜でも高視聴率のW杯、放映権はどう決まる?
6月24日深夜に放送されたワールドカップ、日本対セネガル戦が、30.9%(ビデオリサーチ調べ・関東地区平均)の高視聴率を記録した。試合はセネガルに先制点を許すも、日本が粘りを見せ、2-2の引き分けとなり、決勝トーナメント進出へ望みをつないだ。 テレビ不況の現在にあって深夜帯にも関わらず、これだけの視聴率を獲得できるのは驚異といえる。スポーツ中継は人気コンテンツといえるが、放送局はどのように決まっているのだろうか。 「今大会ではグループリーグ第1試合のコロンビア戦がNHK、第2試合のセネガル戦が日本テレビとNHKBS1、第3試合のポーランド戦はフジテレビが担当します。ワールドカップの中継は2002年の日韓大会から、NHKと民放各局が参加するジャパン・コンソーシアムがFIFAから放映権を購入し中継を行っています。中継局はその都度、協議のうえ決められています。ちなみに使用する映像は世界共通のもので、各局が独自にカメラを設置することはできません」(スポーツライター) なぜこうした制度ができたのか。そこには莫大な放映権料をめぐる問題がある。 「現在、ワールドカップの放映権料は高騰を続けており、個別のテレビ局では対応ができない金額になっています。現在の日本における放映権料はおよそ600億円ほどと見られており、NHKが約7割、民放が残りの3割を負担しています。NHKが独占的に全試合をアプリで配信しているのはそのためなのです。ただ、多くのスポンサーをつけ、高視聴率を獲得してもテレビ局的には赤字ともいわれていますから、将来的には地上波で試合が見られなくなる可能性もあるといわれています」(前出・同) ワールドカップをめぐっては、別の「攻防」も存在するようだ。
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スポーツ 2018年06月27日 06時20分
手のひら返しが続く日本代表 「ワールドカップtoto」も日本寄りの予想に?
ロシアW杯において、下馬評を覆す健闘を見せている日本代表。第1戦のコロンビア戦(2‐1)で殊勲の大金星を挙げると、続く第2戦のセネガル戦(2‐2)でも堂々の戦いぶりを披露。グループリーグ第2戦を終えた段階で勝ち点4(1勝1分)を獲得しており、2010年南アフリカ大会以来となる決勝トーナメント進出も射程圏内となっている。 いい意味で予想を裏切り続ける代表チームに、多くの人が手のひら返しを続けているというのは既に広く知られているところ。また、こうしたファンたちの“改心”は、現在発売されている「ワールドカップtoto」にも如実に反映されている。 今月5日付の記事でも取り上げさせてもらった「ワールドカップtoto」。記事中では、対象試合(コロンビア戦)における「日本勝利」の予想が全体の約1割にとどまっていることに触れ、代表チームに対する現状の期待値が低いという論調を展開した。 しかし、現在ファンがチームに抱く期待値は、この時とは打って変わって“V字回復”を見せている。現在発売中の回では第3戦ポーランド戦が対象試合となっているのだが、確認時点で「日本勝利」を予想している人が37.61%(90785票)と、コロンビア戦に比べて約3倍となっているのだ。 ちなみに、「両国引き分け」を予想している人は32.53%(78509票)で、「ポーランド勝利」を予想した人は29.86%。前述の勝利予想と合わせると、およそ7割もの人が日本の決勝トーナメント進出条件である勝利・引き分けに、自らの大切な1票を投じているのだ。 もちろん、既にグループリーグ敗退が決定しているポーランドが相手ということも予想に影響を及ぼしているだろう。ただ、それを差し引いても、この現状は大会前からは想像もできなかったことだ。 4月の監督解任やその後の強化試合での苦戦を元に、“3戦全敗”という悲観的な見方をしていた識者やメディアも少なくなかった大会前の日本代表。しかし、チームは自らの結果をもって、この逆風を追い風へと変貌させたようだ。文 / 柴田雅人
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その他 2018年06月27日 06時01分
【アニメ・マンガ裏話】原子炉内蔵スペック設定は東日本大震災後に消去されていた
みんなに愛されている猫型ロボットのドラえもんは、そのかわいらしいキャラクターとは裏腹に“超危険物体”だったりする。 昭和に出版された『ドラえもん大辞典』によれば「体内に原子炉が内蔵されている」とされ、さらには「何を食べても原子力エネルギーになる」という。原子力発電所と同じメカニズムを持っていることが明記されているのだ。つまり、ドラえもんは“動く原子力発電所”で、原子炉が壊れたら大量の放射性物質が飛び散ることになるのである。 ちなみに東日本大震災後は、社会情勢を鑑みて“原子炉”の記載は消去されている。そりゃそうだよね、そんなスペック持ってるドラえもんって、ちょっと怖いもん。
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芸能ネタ 2018年06月26日 23時57分
ジャニーズ事務所に強力な“ライバル”が宣戦布告!
EXILEのUSA(41)とTETSUYA(37)が26日、都内で行われた「TOKYO 2020と祭でつながろう」の発表会にスペシャルゲストとして登場したことを、各メディアが報じた。 同イベントは東京五輪に向け祭りを通じて盛り上げていこうという取り組み。この日は、公式ライセンス商品の新商品や浴衣のお披露目、東京五輪音頭の新振り付けが発表されたという。 USAは「2020に向け東京五輪音頭を一緒に踊って盛り上げたい。踊りは初めてあった人でも国が違ってもひとつに通じ合える。ハッピーとピースの輪を広げていきたい」。 TETSUYAは「あと、2年後には(五輪が)来てしまうので、僕らの力で盛り上げられるよう頑張りたい」とそれぞれあいさつしたというが、2人のコメントに穏やかならぬ胸中であろうのが、あの芸能界の大物だというのだ。 「おそらく、ジャニー喜多川社長がこれを聞いたらカチンと来ることでしょう。現在、御年86歳の喜多川氏ですが、この世の最後の大仕事と決めているのが東京五輪の開会式のプロデュース。自身が手塩にかけて育て上げたジャニーズJr.を世界各国から観客にお披露目するのが夢なんです。しかし、パフォーマンスのダイナミック差など総合的な観点から評価すれば、EXILEらLDH勢の方が圧倒的に上。ジャニーズ勢に勝ち目はないと思われます」(芸能記者) それを見越してか、現在、民放各局にタレントをキャスターとして送り込み来たるべき五輪に備えるジャニーズだが、五輪までジャニーズとLDHの“利権争い”が続きそうだ。
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芸能 2018年06月26日 23時20分
鶴瓶との写真がカワイイ! 渡辺直美、“ぽっちゃり芸人”だけで終わらなかった才能とは
25日、お笑い芸人の渡辺直美がInstagramを更新。落語家でタレントの笑福亭鶴瓶とのツーショットをアップした。 渡辺は24日、大阪で開催された鶴瓶主催のトークショー「無学の会」に、ゲストとして出演。Instagramでは、渡辺の三つ編みを鶴瓶の頭にのせた、茶目っ気溢れる写真が公開された。 鶴瓶との共演について、渡辺は「感激しかない…」と感想を綴り、「食事会でも、ステキなお言葉をいただき…テンション上がって普段飲まないお酒飲んじゃいました」と興奮していたことも明かした。そして、「師匠ありがとうございました!!」と感謝の言葉を寄せている。 この写真に、コメント欄でも「最強のコンビですね!」「すごく楽しそう」「元気が出る写真」といった、二人の好感度の高さがうかがえる声があがっていた。 そんな渡辺だが、現在芸人のみならず、多方面での活動が目立っている。自身のInstagramも、6月26日現在で800万人というフォロワーを抱え、「インスタの女王」として高い人気を誇っている。 近年では、衣装やメイクにも注目が集まっており、自身でファッションブランド・PUNYUS(プニュズ)をプロデュース。また、昨年10月には、ファッション誌『VOGUE』US版の動画に登場。メイクの全工程を紹介する様子が紹介され、日本以外でも注目を集めることとなった。 さらに、昨年は連続ドラマの主演も担当し、マルチな活躍ぶりは、もはや芸人の域を越えていると言ってもいいだろう。そのため、女性芸人のなかでも、突出した別のポジションにいる存在となっているようだ。 「活躍がマルチになるほど、周囲も本業がお笑い芸人であるという認識が薄れつつあるようです。そのため芸人特有の“お約束”でもある「容姿いじり」についても、渡辺に対してはネット上で賛否の声が起こるほどです。過去ニューヨークへ留学したこともありますし、徐々に国外でも知名度が高まっているようなので、将来的には海外を拠点に活動することも見据えているかもしれません」(芸能ライター) 今回のInstagramでは、単独ライブに向けて準備中と明かしていた渡辺。芸人としては、今後どのような活躍を見せるのかにも注目だ。■渡辺直美 公式Instagramよりhttps://www.instagram.com/watanabenaomi703/
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芸能ネタ 2018年06月26日 23時00分
在籍時は父と話さなかった? 長嶋一茂、“うつ”を乗り越え手に入れた「強み」
タレントの長嶋一茂が24日、『八方・陣内・方正の黄金列伝!』(読売テレビ)に出演し、過去に重度のうつ病を患っていたことを告白した。 一茂によると、巨人で2軍生活が続いていた30歳の頃のある日、外食先で過呼吸状態となり、「家の中でも天井がくるくる回って、ノイローゼ状態」になったそうだ。原因は、父親が国民的スター・長嶋茂雄であることによる重圧。外出しようにも恐怖が襲ってきて、練習にも行けなくなってしまったという。 「一茂さんが抱えていたプレッシャーは子供の頃からで、父親の存在は一茂さんの人生に大きく影響を与えたようですね。幼少期は友達と野球を練習しようにもマスコミが追いかけてきて友達が離れてしまうという経験をしたり、周りの大人たちにプレゼントをもらうも、『俺にプレゼントを渡したいんじゃなくて、親父のため』と感じることも多かったそうです。本人も『スーパースターの息子だったことで想像できないほど屈折している』と自分を分析していて、辛い思いをしたことが伺えます」(前出・関係者) そんな幼少期を経て、長嶋茂雄氏とは巨人で監督と選手の関係になるが、二人の関係性は複雑なものだった。 「巨人在籍時代は、一度も長嶋茂雄さんと会話をしたことがないそうです。戦力外通告を受けた時も、来年の戦力に入っていないと告げられ、『分かりました』と答えるのみの、あっさりしたものだったようですよ。本人は父親にそんなことを言わせたくなかったと悔んでいたようですが…」(芸能関係者) しかし、そんな経験をしたからか、今では独特の強さがウケ、コメンテーターとしても大活躍だ。一茂の発言には批判が集まることもあるが、「どこか開き直ったコメントは一茂しかできない」「違う方向から発言してくる一茂が好き」と評価も高い。 以前、テレビ番組で偉そうなコメントをしていることを指摘された際は、「社会に対しての見方が偏っているから」と説得力のある言葉を残しているが、最近ではそれがバラエティでも重宝される。“天然”と思われがちな一茂だが、「代わりのいない芸能人」として一目置かれているようだ。 バラエティでは「なんのNGもない」という一茂。今は、父とは違うフィールドで輝いている。
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社会 2018年06月26日 22時30分
衝撃のブロガー殺害事件にネット騒然 8年前にも類似したライター刺殺事件があった
6月24日夜、福岡でITセミナーで講師を務めていた男性が殺害される事件が起きた。被害男性はhagexのハンドルネームで、ネット炎上をウォッチするブロガーとして活躍していた。容疑者として逮捕されたのは、ネットで荒らし行為を行っていた42歳の無職男性で、hagexさんの書き込みを逆恨みしての犯行と見られる。 事件を受けネット上では、2010年7月に起こった村崎百郎さん刺殺事件を思い出す人間が多いようだ。 「村崎百郎さんは、編集者を経て1995年ごろから鬼畜系、電波系を標榜するライターとして活躍していました。ダストハンティング(ゴミ漁り)を行い、その成果を記事にするといった特殊なスタイルで活躍し、一部の熱狂的なファンを獲得しました。2010年に読者を名乗る男性が家を訪れ、その場で全身を刺されて亡くなっています。のちに犯人は『著作の内容に騙された』と犯行動機を語り、統合失調症と診断され不起訴処分を受けています」(サブカルチャーに詳しいフリーライター) 福岡の事件と村崎さん事件の共通項は、加害者と被害者に直接の面識がなかった点であろう。村崎さんとhagexさんは「煽る」文章を得意とした。これは物書きとしてのサービス精神のあらわれだが、誤解も招きやすい。 「もう一つの共通項としては、犯人が居場所を把握し犯行現場に向かっている点ですね。村崎さん事件では、犯人は村崎さんと親交のあった特殊漫画家の根本敬さんの家へ向かったものの、すでに引っ越していたため村崎さん宅へ向かったようです。当然ながら両方の住所は公開されていませんが、ネット上の書き込みなどを細かく見て行けば特定はできないこともありません。今回の福岡の事件でも、hagexさんが来るセミナーの会場を犯人が把握しており、そこへ現れました。さらに、犯行現場はトイレであり計画的な様子がうかがえます」(前出・同) 生前の村崎さんは、ゴミから個人情報が筒抜けである事実をコラムで指摘するなど、ある種のセキュリティ評論家の側面も持っていた。今回の事件も、ネット上のトラブルからリアルな被害が生じており、ITセキュリティ管理の重要さが浮き彫りになったといえるだろう。hagexさんのご冥福をお祈りしたい。
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芸能ネタ 2018年06月26日 22時00分
将来への不安も吐露…?上原多香子、質素な生活で女優業休業状態
17年5月に交際が発覚した演出家のコウカズヤ氏と同棲中であることが報じられているSPEEDの上原多香子だが、2人の近況について発売中の「フラッシュ」(光文社)が報じている。取材を進めると、上原の不安の声が聞こえてきた。 上原といえば、コウ氏との交際発覚後の17年8月、14年9月に夫でET−KINGのTENNさんが自殺した原因が、上原と俳優の阿部力とのW不倫が原因であったことが報じられていた。 その後、上原は表舞台から姿を消し、コウ氏とはいったん同棲を解消していたが、タワーマンションから引っ越し、再び同棲をスタートさせたことが報じられていた。 「家賃十数万円のマンションに引っ越したとはいえ、上原は無収入になってしまい、コウ氏は収入が安定しないことから、コウ氏は周囲に対して結婚について不安を抱えていることを漏らしていたようだ。とはいえ、別れたという話は聞こえて来ていない」(芸能記者) 同誌は6月の昼下がり、上原とコウ氏の2ショットをキャッチ。上原の左手薬指には飾り気のないゴールドの指輪が光っていたという。 2人が向かったのはランチセットが800円の近所のインド料理店。同店の行列に並ぶなど庶民的なデートを楽しんだというが、同誌は食事を終えた2人を直撃。 結婚について聞くと上原は、「いいえ、してないです、まだ…」と否定。女優復帰の予定については「全然ないんです」と回答。 終始、コウ氏は上原をかばっていたという。 「結婚したとしても、批判の声が殺到するのは上原本人が一番よくわかっているはずで、そう簡単に報告することはできないだろう。このまま女優業を引退する可能性も浮上しているようだ」(芸能記者) 上原は仕事は失っても、プライベートは充実しているようだ。
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芸能ネタ 2018年06月26日 21時30分
ママタレへのバッシングが激化? 小原正子、子どもをベビーカーに乗せて炎上
お笑いコンビ・クワバタオハラの小原正子がブログに公開した長男の写真が物議を醸している。 小原は25日にブログを更新し、「不合格」というタイトルのエントリーを投稿。3歳になる長男がスイミングスクールの進級テストに落ちてしまったといい、落ち込んで帰ってきたことなどを報告した。小原は「人生で初めての不合格!3才にして この試練!」とつづり、落ち込む長男の姿に胸を痛めつつも、長男の出来るようになっていたことを褒めたところ、すぐに立ち直ったことなども明かした。 その後、ブログの最後で小原はベビーカーに座ってアイスを食べる長男の写真をアップ。ご褒美としてスイミングスクールに設置されている自動販売機のアイスを買ったと言い、「よくがんばりました」とつづっていた。 しかし、このエントリーに対してネットからは、「3歳にもなってベビーカーって…」「スイミングスクールって運動神経鍛えるためにやらせてるんじゃないの?だったらベビーカーに乗せるのやめたほうがいい」「正直、3歳の子をベビーカーに乗せてるのを見るとちょっと引いちゃう。母親が楽したいんだろうな、と思ってしまう」といった声が寄せられる事態となってしまった。 赤ちゃんが使うものというイメージの強いベビーカーだが、一般的には早ければ2歳までに卒業し、4歳まで乗っているというケースもあると言われている。ベビーカーの強度も3歳〜4歳まで対応していることも多く、3歳の子どもが乗っていて不自然というものではない。実際、小原に寄せられた批判に対し、「批判してる人はただ批判したいだけですか?3歳以上でもベビーカーに乗ってる子はいっぱいいます」「一日中ベビーカーに乗ってるわけじゃないでしょ。運動神経にはなにも関係ない」「母が楽しようとしてるって、楽になる手段あったとしても母親は絶対に苦労しなくちゃいけないのか?」という声も多く見受けられた。 過剰に叩かれることの多いママタレ。こじつけなども多く、推測や誤解で炎上することもしばしば。もはや、ママタレ炎上の風潮自体が見直されるタイミングも近づいてきているのかも知れない。記事内の引用について小原正子公式ブログより https://ameblo.jp/ohara-kuwaoha
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