近年では、東京・名古屋・大阪が中心だったコスプレイベントも、コスプレイヤー人口の増加により、地方都市にまで浸透していっている。
今回はまにあ道初の大型コスプレイベント。コスプレだけではなく、周辺都市のご当地「ゆるキャラ」や、まにあ道イメージガールのマニアーナ「まゆみん」が会場に登場するなど、一味違う内容となっている。
開催された施設はコスプレイベントとしては初めて使用される「セラミックパークMINO」。屋外、地下、茶室など、コスプレイヤーが写真を撮影する上では他にはない絶好のロケーションが用意される。
当日は台風の接近に伴い大雨が降るも、地元の熱心なコスプレイヤーたちでにぎわっていた。
オープンスペースである会場には一般客も入り交じるが、かわいい「ゆるキャラ」たちの姿に沸き立っていた。
「コスプレという文化が、もっとオープンに広がっていって欲しい」。そう語るのは主催者の北川さん。
「さまざまな規制をできるだけ取払い、コスプレイヤーがもっと自由に楽しめるイベントにしたい。一般の方にもコスプレ文化を認識していただけるきっかけになれば」
コスプレ愛に満ちた新イベントは、コスプレ界に新しい風を吹き込むだろう。第二回の開催も要注目だ。
(川上三白眼 山口敏太郎事務所)