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アルコールいろいろ~函館からの何かしら~ アバフェルディ編

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アバフェルディ

今回ご紹介いたしますのは《ABERFELDY/アバフェルディ》です。

割と有名な方だとは思うのですが、どうなんだろう???

UDの花と動物シリーズで、このお酒を体験した方が多いと思うのですが、現在はオフィシャル物が出ておりますので未だの方は是非どうぞ。

では、ここの蒸留所について説明したいと思います。

アバフェルディ蒸留所は1896年にデュワー家によって設立されました。

有名ブレンデッドウイスキーの《デュワーズ》を造っているところです。

彼らは「ジョンデュワー&サンズ社」の名前で会社を経営しており、理想のブレンデッドウイスキーを作る為の原酒を求めていました。

1898年に生産を開始しましたが、第一次世界大戦やそれによる食糧不足のせいで彼らは1917年には生産を停止する事となりました。

幸い、戦争が終わった1919年に再び生産を開始することができました。

その後1925年にはDistillers Company Limited(DCL)に売却され、DCLが事業を運営しました。

DCLは1972年に蒸留所内の麦芽製造室を閉鎖(粉砕機は有る)し、ポットスチルの数を2つから4つに増設しました。

これを行うことにより、アバフェルディは生産能力を高め、大麦を大きな麦芽工場(モルトスター)から入手することでコストを削減しました。

ちなみにアバフェルディではノンピートの麦芽を使用。

ポットスティルは背の高いストレートヘッド型で、これによりアバフェルディ特有のフルーティーさが生まれると言われてます。

1998年に蒸留所は再び所有権を変更し、現在は【バカルディ社】の所有となっております。

さて、《ジョンデュワー&サンズ社》では現在5つの蒸留所を持ってます。

《ABERFELDY/アバフェルディ》蒸留所
《AULTMORE/オルトモア》蒸留所
《CRAIGELLACHIE/クライゲラキ》蒸留所
《ROYAL BRACKLA/ロイヤルブラックラ》蒸留所
《MACDUFF/マクダフ》蒸留所

この中でデュワーズが蒸留所を直接作ったのは、このアバフェルディだけです。

デュワーズでは現在色々なタイプのブレンデッドウイスキーを作っております。

《ホワイトラベル》《12年》《15年》《18年》《25年》
《カリビアンスムース8年》《イリーガルスムース8年》
《ポルトガルスムース8年》《ジャパニーズスムース8年》
《ダブルダブル21年》《ダブルダブル27年》
《ダブルダブル32年》《ダブルダブル36年》
なんと13種類!しかも割とお値段控えめです。

デュワーズをマスコットボトルにしているバーやパブは、かなり在るので、意識せずとも実はアバフェルディーを皆様飲んでいるのですよ。

知らず知らずのうちに愛されているお酒と言う事ですね。

あー、デュワーズと言えば《アンセスター》とか《ネ プラス ウルトラ》とか滅茶苦茶美味かったなぁ・・・また飲みたい。

皆様も美味しく楽しんで下さいませ。

本日も皆様が素敵なお酒に出会えますように。

監修
Bar ADDICT

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