フランスもフルメンバーだったら・・・とか思ってしまいますが。。。
まぁ、今回はメッシの為のワールドカップでしたね。面白かったです。
さて、今回ご紹介いたしますのは《BRAEVAL/ブレイヴァル》です。
多分、飲んだ事が無い方が多いと思います。
それは何故かと問うならば? あまり流通していないからです。
それでは色々と探っていきましょう。
設立は比較的新しく1973年の事。来年で50年です。
シーグラム社の子会社であったシーバス・ブラザーズ社により、
《ブレイス・オブ・グレンリベット蒸留所》として建設されました。
1975年には2基の蒸留器が導入され、合計5基の蒸留器となり、その3年後には6基目の蒸留器が導入されました。
1994年 《ザ・グレンリヴェット蒸留所》との混同を避けるため、蒸留所名を現在の《ブレイヴァル蒸留所》に変更。
2001年に シーバス・ブラザーズが《ペルノ・リカール社》の配下になり、蒸留所は閉鎖される事となりました。
その後2008年にペルノ・リカール社が蒸溜所を再開、現在に至る。
・・・って感じです。
ここの蒸留所で生産されるモルトの殆どはシーバスに使われます。
たまーにボトラーズ物が出て来ますが他の蒸留所と比べると大分少なく感じます。
5年ほど前にオフィシャル物も販売されましたが手に入りませんw
3年ほど前に《シークレットスペイサイドコレクション》でリリースされましたが写真すら出て来ませんwww
いやいや、どんだけ出てないのよ。。。
結構受け入れられやすい味だと思うんですけどね。
全く有名にならないです。
ちなみにここの蒸留所の姉妹蒸留所と言われている所がございまして、その名も《アルタベーン/Allt a Bhainne》蒸留所です。
こちらも非常にマイナーな蒸留所です。
中々両方ともマイナーな蒸留所って珍しいですけどねw
とは言え、どちらもスーパーメジャーなシーバスのキーモルトになっているので知らない間に飲んだ事はある人は多いと思うんですけどね。
原酒そのものはマイナーと言う何とも不思議な事になってます。
まぁ、昔はブレンデッドウイスキーのキーモルトは殆ど公開されてなかったですし、ボトラーズ業者も数えるほどでしたし、蒸留所を網羅している本なんかも無かったので、シングルモルトとして発売されている物以外はマイナーな存在になってしまうのも致し方ありません。
現在は勉強しやすい状況が整っているので、おじさんバーテンダーとしては若い子たちが羨ましいです。
実際よく勉強している若者も多いですしね。素晴らしいです。
読者の皆様もどうぞお近くのBARに行ってみて下さい。
オーセンティックでもカジュアルでも良いですよ。
このお酒を置いてある所って結構少ないと思うので、色々なバーで探してみると楽しいですよw
本日も皆様が素敵なお酒に出会えますように。
監修
Bar ADDICT