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芸能 2019年07月26日 06時30分
キングオブコントは「もう対策がわからない」? 渡辺謙のコントにも参加、ラバーガールが新ネタライブDVD発売!
キングオブコントファイナリストであるラバーガール(大水洋介、飛永翼)が、2019年1月から3月まで全国13カ所・全19公演で開催した全国ツアーの東京公演を収録したDVD『ラバーガールLIVE「お前ら愛してるぜ」』を7月24日に発売する。 新ネタを卸す単独ライブとしては初の全国ツアーになる本公演。9本の新作コントとVTRで構成されたDVDは、副音声コメンタリーも特典として入っており、大ボリュームの内容となっている。 今回は、大水と飛永にインタビューを実施。単独ライブのことはもちろん、今年も開催されるキングオブコントについても話を聞いた。――昨年、ベストネタで全国を回りましたが、新ネタでツアーを行うのは初めてです。振り返ってみていかがですか?飛永:結構不安はあったんですけど、どの地方も盛り上がってくれたので想像を超えました。特に歌って始まるコントだったので、元気にスタートできて良かったのかなと(笑)。大水:地方によっては、最初に出た瞬間に歓声が上がったりとか、手拍子してくれたりとか、すごい盛り上がりました。――本作をご覧になっていかがですか?飛永:「いろんなタイプの大水さんが出てくる単独だなぁ」と思って、ちょっと胸焼けがしましたね(笑)。大水:最終的に嫌な気持ちになってんじゃん(笑)。僕は、全体的に分かりやすくて見やすい単独(ライブ)だなって思いましたね。設定もシンプルなものが多いです。――好きなネタは?飛永:大水さんが映像で出る「ニュース」のネタです。僕が一人で舞台に立つ時間が長くて、不安はあったのですが、思いのほか笑っていただいて、ちょっと自信になりましたね。もし、大水さんが捕まって一人になったとしても、やっていけるなと(笑)。――(笑)。大水:僕は「ピザ」のコントです。ただ2人がピザを頼むってネタで、すごいシンプルで大きな展開もないけど、成立している……っていうのが好きですね。凝った設定をする芸人さんが多い中で、“何も起こらないネタをやっている”っていう部分が評価されたらいいなって思います(笑)。飛永:まーねー。自分で言うとダサいけど(笑)。すごいことやっている気はするんだけどね。――全国でライブを開催するのは、おふたりにプラスになったのでは?飛永:「こんなところに僕らのファンがいるんだ」って思いはありますし、東京と地方で笑いの差はないんだなって感じました。前までは“東京は分かりづらいネタが好きで、地方は分かりやすい笑いが好きなのかな?”って偏見があったんですけど、東京でも受けるものは地方でも受けるんだなって安心はしました。大水:あとは、YouTubeでネタを観てる人も多いから、免疫があるんじゃないんですかね。――おふたりはYouTubeチャンネルを開設されましたよね。周囲の反応はいかがですか?飛永:「待ってました」って声はありますし、自分たちではコアな笑いかなって思っていたものも視聴数が多くて驚いています。『エンタの神様』(日本テレビ系)の影響か、幅広い方に観てもらえるものをやっていたんだなって。――YouTubeは、前々からやってみたかったんですか?飛永:「お金が入るらしい」って噂はあって、やってはみたかったんですけど(笑)、どうやっていいか分からなかったんです。ウチの事務所の先輩である東京03さんが道筋を作ってくださったので(東京03もYouTubeチャンネルを開設している)、だいぶやりやすい状況になったのかなって思います。――話は変わりますが、いよいよ、キングオブコントの季節がやってきました。ネタ選びは精査中ですか?飛永:毎年考えていて「今年はこのネタだろう」って思っていたものが、あまりハマらないというか……。ここ5年決勝に行っていないので、もう対策が分からなくなって、今はあんまり意識していないよね。大水:新ネタは作りますけど、「キングオブコントのために」って考えると頭が固くなってしまうので、あまりそちらを考えずに作って、面白かったらそれをやるし……くらいの感じですね。飛永:5年前に決勝に行った時点で、(自分たちが)ベテランの雰囲気になっていたので、今もちょっとやばいんじゃないですかね。大水:「おじさん出てきちゃったよ」ってなりそう。飛永:去年優勝したハナコなんて20代がいますからね。ウチら36歳でおじさんだし、出た時点で「観たことあるよ!」って思われちゃうので、それを超えるネタを作らなきゃいけないのが難しいですよね。大水:初めて決勝に出たのが2010年で9年前ですからね。――準決勝と決勝では環境が違います。勝ち残った後でもネタ以外でいろいろなプレッシャーがあると思いますがいかがですか?飛永:審査員にも我々の手の内がバレているので、そのラインの中でやるのか、裏切っていくかの判断にもなるでしょうけど、そういう駆け引きは疲れましたね(笑)。なので、今は好きなことをやって「ダメならダメ」って気持ちにはなっています。大水:肩の力が抜けまくっていますね。――飛永さんは渡辺謙さんが出演するコント特番『君は天才!〜渡辺謙がコメディーに挑戦!!』(NHK BSプレミアム、8月10日放送)に作家として参加されるそうですね。飛永:前に単独ライブでお世話になった作家の細川徹さんに呼んでいただきました。キャスティングにも参加して「こういう人を使いたい」と話し合っていたり「若手俳優がいますけど、どうですか?」って売り込みがあったり「こうやってキャスティングって決まるんだ」って驚きましたね。――収録にも参加されたそうですが、渡辺さんにはどんな印象を持たれましたか?飛永:本当に気さくで、積極的に「こう変えたほうが面白いんじゃないか」っておっしゃってくださいました。ハリウッドスターなのに「全然イジってくれていいよ」ってオーラがあって、スタッフさんにもやりやすそうな雰囲気を作っていて、改めてすごいなと。――放送を楽しみにしています。最後にDVDの見どころを教えてください。大水:いろんな世代の人が楽しめるような分わかりやすいネタをそろえたつもりです。ぜひ家族で観てほしいなって思います。飛永:冒頭で大水さんの歌唱力がどれくらいか分かるものになっているので「こんなもんか」って思ってもらえたら(笑)。大水:今のマックスです!飛永:コメンタリーもふざけまくっているので、そちらもぜひ観てみてください。【DVD概要】『ラバーガールLIVE「お前ら愛してるぜ」』品番:SSBX-2663価格:¥3,000+税発売日:2019年7月24日発売発売元:Contents League販売元:ソニー・ミュージックソリューションズ(取材・文 浜瀬将樹)
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芸能 2019年07月20日 06時30分
萩本欽一、松本人志、有吉弘行…エンタメ最前線で活躍してきた土屋敏男P、世界に挑戦! 「電波少年」裏話も
「とんねるずの生でダラダラいかせて!!」や「電波少年シリーズ」(ともに日本テレビ系)を担当したテレビプロデューサーの土屋敏男が手がける超新感覚エンタテインメント「NO BORDER」が大阪城COOL JAPAN PARK OSAKA SSホールにて公演中だ。 「NO BORDER」は、パナソニック製3Dスキャナーを使い、たった5分で3Dアバターを作成して、観客自身がステージ上でアバターを使ってダンスを踊ることができるという新感覚のライブエンターテインメント。期間は9月16日までで、料金は大人3500円、 小人が2000円。ここで作成した自身のアバターは、Facebook、Twitter、Instagram、Weibo、Wechat、TikTokなど幅広いSNSでシェアして楽しむことができる。土屋本人にさらに今回の見所などを聞いてきた。—— 今回の企画はどういう経緯で始まったのですか?土屋:吉本興業さんから、今回、大阪城に新しい劇場ができて、そこで大阪へ遊びにくる海外の観光客も楽しむことができる、あまり言葉を使わないエンタテインメントができないかと相談があったんです。アメリカではトランプ大統領がメキシコに国境の壁を作ってとか、米中貿易戦争とか、人やお金の世界にどんどん“BORDER”が作られていっている現状がありますけど、その中で、僕らみたいなエンタテインメントやっている人間が逆に、“NO BORDER”で、日本に遊びに来た人たちがなんとなく遊びにきて、踊って楽しかったよって言えるようなことをやりたいなって、そんな経緯から始まったプロジェクトです。—— 具体的にはそこへ行くとどんな体験ができるんでしょうか?土屋:テクノロジーの力で、自分のアバターを作って、そのアバターがスクリーンの中で踊っているっていう空間を作っています。アバターは外は自分の見た目だけど、中の踊りはDA PUMPが振付けをやっていて、踊りもキレッキレ。ライブショーの中で、アバターも含め、みんなが踊っている、そんな空間を楽しむことができます。—— アバターをテクノロジーの力で作るというのはどういうことですか?土屋:スキャナーを使うんです。2メートルくらいのシャワールームのような場所に入って、自分の姿を撮影するんです。それをデータ化してスクリーンの中で動かすんです。撮影した後は5分でアバターが完成します。—— 7月から9月の間、毎日行われるということで、吉本からもタレントがたくさん出るんでしょうか?土屋:前半はが〜まるちょばが出演して、言葉を使わずお客さんをピックアップしてショーをやります。スーパーサブで吉本の芸人のアバターもたくさん撮ってあって、本人は直接出演しないけど、例えば千原ジュニアとか、矢部太郎とかいろんな人間がスクリーンの中に出てきます。森三中の黒沢かずこもリードダンサーをやっていたりします。—— 中国メディアとの連動も考えているということで、日本だけでなく今後海外でも話題を呼ぶかもしれませんね。土屋:これがうまくいったら、それこそこのショーを世界に持って行きたいと思っているんです。スクリーンがあればどこでもできるんです。中国はもちろん、タイの山奥でだってできるんです。僕の中では、ワールドツアーのスタートが今回の大阪っていう位置づけなんです。—— こういうテクノロジーを駆使したエンタテインメントには、以前から興味があったんですか?土屋:「電波少年」の時も猿岩石がヒッチハイクをしましたけど、あれはハイエイトっていう小さいカメラを使って撮っているんです。CGも駆使してやっていましたけど、新しいテクノロジーは必ず新しいコンテンツを生むという考え方を以前からずっと持っていたんです。だから、それをずっと追いかけてやってきたというのはあります。その中で、今回は5分でできる3Dスキャンを使おうって。—— いろんな番組をこれまで作ってこられて、今後はどんなことをやっていきたいと思っているんですか?土屋:やりたいことはとにかく、ものを作って人を楽しませていきたいということだけです。こういったライブイベントもやりたいし、世界中の人を巻き込んだコンテンツもインターネットで気軽にできるようになったんだから、そういうものもやりたい。今ないものをとにかくやりたいんです。「電波少年」もそうでしたから。—— クリエイティブに挑戦し続ける土屋さんですが、自分に影響を与えてくれた人、自分にとって大きな存在と感じるような人はいますか?土屋:32歳くらいの時かな、萩本欽一さんとの出会いがあって、それは自分にとってもとても大きな出会いになりました。他でいえばやはり松本人志さんですかね。ダウンタウンが大阪から東京に出てくる頃からの付き合いで、やはり天才っていうか、笑いの申し子という感じでそのインパクトは強烈でした。—— ダウンタウンやウッチャンナンチャンと仕事をしてこられて、相手の存在の大きさゆえにやりにくかったなんてことはありましたか?土屋:そんなになかったですよ。年齢が近いというのもあったけど、新しい時代を一緒に作ろうっていう感じがありました。一緒に仕事をするのが楽しかったです。—— 今は芸人の方たちもテレビの世界を飛び出して、YouTubeの世界に活路を見出そうとしていたり、その活動内容も多様化しています。土屋:いいんじゃないですか。それこそ新しいテクノロジーを使いこなしているわけです。テレビとネットの両方を使いこなすという意味で、面白いと思います。昔は映画やラジオがなくなるなんて言われていたけど、全然なくなっていない。テレビにはテレビの役割があって、ネットにはネットの役割がある。それぞれだし、芸人の人たちもいろんな場で活躍する機会があっていいと思います。—— これからの次代を担う令和の芸人に対して、何かメッセージはありますか?土屋:インターナショナルな人になってもらいたいですね。渡辺直美さんとか明らかにそういう意識があるでしょうけど、日本のお笑い文化をどんどん世界に発信していって欲しい。日本のお笑いは僕、すごくレベルが高いと思っているんです。でも、それが伝わっていない。だからこそもっと世界に挑戦していって欲しい。言葉の壁もあるけど、それを助けてくれるのがもしかしたらテクノロジーかもしれないです。メジャーリーグに行った野茂英雄さんのような人がお笑いにも出てきて欲しいですね。(取材・文:名鹿祥史)
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アイドル 2019年07月16日 23時30分
初ドラマが“血みどろで鉄パイプ”!? グラビアも女優もこなす忍野さら、「サガミオリジナル002宣伝大使」に就任
毎年恒例の『サガミオリジナル002(ゼロゼロツー)』(相模ゴム工業)11代目の宣伝大使にグラビアアイドルの忍野さらが就任し、PRのためリアルライブ編集部を訪れた。 忍野は2016年、レースクイーン活動中に発売したDVDが大ヒットし、グラビアアイドルの道へ。今では、グラビアだけでなくバラエティ、ドラマ出演など活躍の幅を広げている。 同大使は、これまでに相澤仁美や谷桃子らグラビア界の売れっ子を多数輩出している。昨年は森咲智美と橋本梨菜が任命され、トップグラビアアイドルの登竜門ともいえるこの宣伝大使に任命された率直な感想を、新大使・忍野に聞いた。――宣伝大使に選ばれた感想と意気込みを聞かせてください。 こういうお仕事が初めてだったので、とても驚きました。ちゃんと喋れるか不安もありましたけど、楽しくやらせてもらってます。詳しい知識はなかったのですが、宣伝大使としてメディアさんを訪ねる前に説明会を開いていただいて勉強しました。――とてもかわいい衣装ですが、コンセプトはあるんですか? 例年派手なイメージなんですけど、今年は清楚だと思います。来年開催される“大きなイベント”をイメージして、日本らしい赤と白なんです。――他にもお仕事の幅が広がっていると思いますが、ご自身にとってターニングポイントは? レースクイーンの活動中に、グラビアDVDを出したのが初めてのグラビアのお仕事だったんです。それで人生が変わりました。レースクイーンとしてもっと人気がほしくてDVDを出したんです。それがきっかけでグラビアのお仕事がもらえるようになってきました。――忍野さんならではの「グラビア」は? クラッシックバレーをやっていたので体が柔らかいんです。腰が入ったりひねったりというポーズが得意ですね。たまにひねりすぎと言われることもあるくらい(笑)。――今までで一番驚いたグラビア撮影は? 初めてのグラビア撮影が、たまたま初雪の日だったんです。その日に水着で海に入って、その後プールにも入って…。翌日インフルエンザになりました(笑)。最初の撮影がそれだったので、けっこう何でも頑張れます。――最近は女優としても活躍されています。『絶対正義』(フジテレビ系)では、血みどろで不倫相手に鉄パイプを振り下ろすというセンセーショナルな役で話題になりました。 初めてドラマに出してもらったんですけど、それまで全くレッスンも受けたことがなくて演技したことがなかったんです。しかもオファーが1週間前だったんです。それで「演技ってこんなに難しいんだ…」と思ってレッスンを始めました。7月から放送される反町隆史さん主演の『リーガル・ハート』(テレビ東京系)の最終回にも出演が決まったんです。どんな役かはお楽しみに!――今後は女優としての活躍が増える? グラビアをやめたいというわけではなく、次のステップとして、グラビアをやりつつ演技の勉強をしていきたいなと思っています。グラビアは需要がある限り続けます!――バラエティでも活躍されています。特に、『有吉反省会』(日本テレビ系)での「実は大学を卒業できていなかった」などの衝撃の告白が話題でしたね。 出演させてもらったのが、9時から放送のスペシャル番組だったので、見ている人が多くて反響が大きかったです。でも悪いリアクションはなかったんです。むしろ大学卒業シーズンにはっきりしたことを言っていなかったので「だから発言をぼかしてたんだね」というファンの方からの感想が多くて(笑)。――ファンの方も気になるところかと思いますが、好きな男性のタイプは? ゴレンジャーで言ったら「緑」かな(笑)。控えめな方が好きなんです。ボソッと言った一言が面白い、みたいな。普段はあまり話さないけど、たまにいいことをいう人が好きですかね。あとは、一緒にお酒を飲める人が好きです! 私、ワイン2本くらいならペロっと飲めるくらい強いんです(笑)。 あと、甘えん坊な人が好きです。好きになれば歳は関係ないですが、自分も甘えたいけど甘えてくれる人がいいな…「ヨシヨシ」とかしたいです(笑)。――最後にリアルライブの読者にメッセージをお願いします! このたび、『サガミオリジナル002(ゼロゼロツー)』の11代目宣伝大使に就任させていただいて勉強したのですが、サガミさんが本当に繊細にこだわって作られた商品なので、ぜひみなさんに使っていただきたいです。特に、女性は性行為に対して不安な部分が多いと思うので、愛するパートナーのために使っていただきたいですね。(インタビュー終わり)相模ゴム工業株式会社https://www.sagami-gomu.co.jp/
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芸能 2019年07月06日 06時30分
ナダル・クロちゃんには勝てない? ノンスタ井上、SNSが“マイルド”になったきっかけは…独自の「ポジティブ論」を語る
Twitterのポジティブ発言が話題のNON STYLE・井上 裕介。どんなに罵詈雑言を浴びても小粋な一言で相手を黙らせる彼のテクニックは、世の中の注目を集めている。今回、そんな彼が書籍『SNSをポジティヴに楽しむための30の習慣』を発売したという。井上流のSNSの楽しみ方が掲載されている本書について、著者である井上に話を聞いた。ーーこれまで、ポジティブカレンダーや恋愛に関する書籍なども多く発表されてきました。今回SNSに注目した理由は?今って、SNSが生活になくてはならないものになったところだと思うんですよ。そんな中で、SNSのツールに引っ張られて、現実を楽しめていない人が多いような気がしたので、じゃぁ、現実を楽しめなくなる一端である「SNSの本来の楽しみ方ってなんなんですか? 見直してみましょうよ」っていう意味で本を出すことにしました。ーー本にも書かれていますが、SNS疲れをする人が多い世の中で、そういった方々を助けたかったと。そうですね。芸能人に限らず、SNSで余計な一言書いて炎上する……なんていっぱいあるじゃないですか。でも、もともとそんなことに時間を割く世の中じゃなかったんですよ。それって悲しいし、みんながみんなで不幸を探しているみたいな。もっとハッピーを探す世の中の方が楽しいのになぁと思って。ーー読んだ方の感想はお聞きになりましたか?「救われました」って声が多かったですね。僕がTwitterを始めた頃って、そんなに「いいね」を求める競技じゃなかったんですよ。どっちかって言うと、Instagramが始まってからなんですよね。だから、今の中高生って競技化されたSNSをやっているわけじゃないですか。そういう競技じゃない頃を僕は知っているから、その頃が楽しかったなと。ーー井上さんのポジティブ思考はもともとあったものなのでしょうか?明るい性格ではあったんですけど、子どもの時、おじさんと同級生がポンポンと亡くなった時に「人ってあっけなく死ぬんやな」っていうのを感じて、「生きている間に精一杯楽しむ人生の方がええな」って思ったのが、大きかったのかもしれないですね。ーーポジティブでいうと、先輩の「この人のこのポジティブがスゴかった!」っていう話はありますか?みんなすごいんですけど、でも、素晴らしいなって思ったのは(明石家)さんまさんですよね。楽屋にご挨拶行った時に、もう、“明石家さんま”なんですよ。(本名の)杉本高文の状態が分からないんです。「あ、この人ってほんまにスーパースターなんやな」って思いましたね。で、一番それを強く思ったのは、2011年に震災があった時ですね。数日間は軒並みバラエティーが収録を自粛していたんですけど、さんまさんが「やる」っておっしゃって、僕らも参加したんです。収録をしている時に震度5くらいの余震が来まして。その時、観覧でお客さんもいたんで、結構揺れて「キャーッ!」って悲鳴が上がったんですね。そしたら、さんまさんが「大丈夫! 大丈夫! さんちゃんおるとこ絶対安全」って言うたんです。もう、演者も客も全員拍手ですよ。「絶対安全やろな」って思えたし、この人ってすごいなって。もう、ポジティブとかネガティブっていう感情を超えてる……。自分もそういう存在になりたいですね。ーー数年前より、SNSの悪口リプが減ったと思います。それは会見でおっしゃっていたように、ナダルさん(コロコロチキチキペッパーズ)やクロちゃん(安田大サーカス)の台頭が大きい?僕が誹謗中傷受け始めた時は、僕しか(嫌われキャラが)いなかったですからね。僕はどちらかと言うと人工栽培ですけど、クロちゃんとナダルは天然ですから(笑)。天然に勝てない部分もあるし、年齢的に考えてそういうのを薄めていこうって考えた時だったので、ちょうど良かったかなって。40歳になる時に、嫌われ者まっしぐらで戦うのも良いとは思うんですけど、後に嫁が出来て、子どもが出来たっていう未来を考えた時に、それはしんどくなるかなって思ったんですよ。ーーその「マイルドにしよう」と思ったのは、大きなキッカケがあったんですか?結局、別れちゃいましたけど、結婚しようと思ったのが一番です。前の彼女と結婚したかったんで、結婚するってなったらその彼女のことも考えて、やっぱりちょっとね。ーー最後に本書の見どころを教えてください。SNSをやっている人もやっていない人にも「SNSってこういう楽しみ方があるんや」って改めて伝えられる本やと思います。読んでいて「楽しめる」と思ったら最後まで読まなくてもいい(笑)。結局、世の中の人がSNSを楽しめるのであれば、この本が世に広まらなくてもいいんです。ただ、今はそういう現状じゃないような気がしますし「私は楽しんでいるけど、自分の周りで楽しめていない人がいるな」と思ったら勧めてあげてください。(インタビュー終わり)『SNSをポジティヴに楽しむための30の習慣』(ヨシモトブックス)著者:井上 裕介(NON STYLE)価格:1,296円全国書店、ネット書店で発売中!(取材・文 浜瀬将樹)
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芸能 2019年06月27日 11時40分
松井愛莉、新ドラマでは怒鳴ってばかり? フルーティで飲みやすいお酢に感動!
6月25日、東京・渋谷にて『Beauty Vinegar GARDEN by 美酢』内覧会が開催され、同商品のコマーシャルに出演する松井愛莉が出席。インタビューに応じてくれた。 ビューティービネガー「美酢(ミチョ)」は、コストコで1か月に35万本以上売れたという大ヒット商品だ。もともとは弟が愛飲しており、その存在を知っていたという松井。いざ飲み始めると「お酢って昔は抵抗あったんですけど、本当にフルーティーで飲みやすいですし、最近では毎日飲んでいます」と今では欠かせない飲み物だと明かした。 今回、その人気の高さから、渋谷にポップアップストア「Beauty Vinegar GARDEN by 美酢」がオープン。同店では、「美酢」の4種のフレーバーと3種の割り材から好みの組み合わせを選べ、相性の良いフルーツやハーブなどのトッピングも加えることができ、自分だけのカスタマイズドリンクが出来上がる。普段の松井の好みのスタイルは炭酸割りだそうだが、内覧会でジャスミンティーとザクロを割ったものを飲んだそうで、「意外な発見があって美味しかったです」とコメント。来場者には、様々なカスタマイズで自分だけの「美酢」を楽しんでほしいとアピールした。 店内は、果実の庭に入り込んだかのようなイメージで創られ、2階の壁面にはチョークアートを取り入れてフォトジェニックな空間を演出。若い女性を中心に人気となりそうな雰囲気に仕上がっている。松井も「CMの世界観にもう一度入れた気分で嬉しかったです」と満足気。来店するお客さんには「どこを見ても写真スポットだと思うので、自分のお気に入りのスポットを見つけていただきたいです。どこでも映えると思います」と太鼓判を押した。 そんな松井は、7月26日からNHKで放送される多部未華子主演のドラマ10『これは経費で落ちません!』に出演する。目下撮影中だそうで、収録の雰囲気を尋ねると、「皆さん優しいです。気を遣ってみんな喋りかけてくれます(笑)」と笑顔で回顧。共演する伊藤沙莉とは久々に共演すると言い、「久しぶりに会えて嬉しいですし、少し間が空くと喋ったりしています」と話した。松井が演じる中島希梨香は今ドキ女子のトラブルメーカー。「私は穏やかに静かに生きていたいと思う方」と自身との性格が真逆のため、「体力的には疲れます。叫んで怒鳴ってなのでハイカロリーです(笑)」と苦笑いを浮かべつつ、「楽しく演じさせてもらっています」と語った。 最後に松井は、ポップアップストアについて、「美酢もすごくおいしいですし、店内もフォトスポットがあってすごく可愛いので、みんなと写真を撮り合ったり、カスタムした美酢をシェアしたりして楽しんでいただければと思います」と話していた。 ポップアップストア「Beauty Vinegar GARDEN by 美酢」は、7月1日まで開催中。【ショップINFO】店名:Beauty Vinegar GARDEN by 美酢住所:東京都渋谷区宇田川町13-9 KNビル1F〜3F開催期間:2019年6月26日(水)〜7月1日(月)イベントサイト :http://www.cjjapan.net/micho/event/公式Instagram:https://www.instagram.com/micho.jp_official/(取材・文 浜瀬将樹)
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芸能 2019年06月23日 07時00分
「M-1のレベルが落ちた」タカアンドトシが理由を指摘? 13年ぶり全国ツアー開催、“生涯漫才師”宣言!
13年ぶりの全国ツアー『タカアンドトシ日本全国漫才行脚〜 この漫才が目に入らぬか!?』を開催するタカアンドトシが16日、都内で取材会を開き、同ツアーにかける意気込みなどを語った。 タカは「結成から25年。気付けば25年ですよ。このタイミングで何かやっとこうかっていう話になって漫才をやろうって。漫才をやっていきたいって」とツアーを立ち上げた経緯を説明する。7月26日に福岡で幕を開ける同ツアーで、2人は石川(8月18日)、北海道(8月23日)、香川(8月28日)、広島(8月29日)、宮城(9月1日)、熊本(9月6日)、愛知(9月11日)、新潟(9月12日)を周る。開催地に東京は含まれない。 「吉本でも地方へ営業に行くことが多いんですけど、いつも8組くらいで出るんです。それを今回は1組でやりたいなって」とタカ。各会場でそれぞれのご当地漫才を披露するプランもあるといい、トシも「そもそも鈴木おさむさんがやらないかと話をくださって始まったんですけど、東京はやらないで地方でやるのはおもしろいんじゃないかと思いました」と本ツアーの企画に期待を寄せる。 前説はとにかく明るい安村が務める。タカは安村の起用の理由を問われると、「とにかく暇な安村なんで」とジョークを交えて説明。「あいつもいろいろあったから元気ないんで。田舎のほう行って、田舎の自然な空気に触れ合ってもらって元気になってもらえたらと思って」と冷やかす一方、一度ブレイクして世間を沸かせた安村の知名度を買っての起用だったとも紹介。「安村ならみんな知っているんで」とにっこり。 漫才では新ネタを披露する。2人の漫才と言えば、「欧米か!」のフレーズを思い浮かべる人が多いだろうが、その「欧米か!に続くフレーズは生まれるか」と問われると、タカは「欧米か!は偶然できたフレーズなんです。狙って作れるものではない。第2弾が出来たらそりゃ嬉しいんですけど……」とそこにはこだわっていない様子。トシも「欧米か!をやってテレビにたくさん出れるようになったんですけど、その次はなんだって言われて迷った時期があったんです。それに縛られて漫才できなくなるより、その時、その時で面白いものを(肩の力を抜いて)やろうって思うようになった」と話した。 2人のコンビ仲についても「解散危機はないです。けんかもない」と円満を強調。トシは「多少の言い合いにはなっても解散に飛躍することはない。逆にどうやったら飛躍するんだろうって」とこれに同調。漫才の世界に新星が次々に現れていることにも、トシは「若手はみんなおもしろいです。霜降り明星はもちろん、和牛もジャルジャルも。僕らが賞レースに出ていたころと比べるとレベルも上がっている」とその存在を認める。一方、タカはこれに反論。「いやいや、我々の時のほうがレベル高いですよ。M-1といえば笑い飯。あのダブルボケの衝撃は今のM-1にはないです。レベルが落ちた理由は(出場資格を結成)15年目までに延ばしたからです。我々の時は10年ですよ」と持論を展開。 今後の目標については、「今後も、ずっと漫才を続けていられるように頑張りたい。テレビが昔ほど強くなくなったし、これからの時代はどんな風になって行くのかはわからない。でも、最終的にテレビ出れなくなっても漫才がちゃんとできれば飯は食えます。漫才に力を入れていきたい」とタカ。トシも「僕らは漫才で出てきたという意識がありますから。面白い漫才を常に作れるような2人で今後もあり続けたいです」と話していた。(取材・文:名鹿祥史)
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芸能 2019年06月22日 07時00分
太田が若手芸人に仕掛ける試練とは? 爆笑問題、『サンジャポ』や楽屋の裏話、注目漫才師、新作DVDまで語りつくす!
爆笑問題(太田光、田中裕二)が6月26日、DVD『2019年度版 漫才 爆笑問題のツーショット』を発売する。 テレビで多くのレギュラー番組を抱えながらも、いまだに舞台に立ち続ける爆笑問題が、1時間超えのノンストップ漫才に挑戦する本作。今回で15弾目となり、政治、経済、文化、芸能など、平成を振り返る内容となっている。 このたび、DVD発売を記念して2人にインタビューを実施。収録のことはもちろん、最近気になる若手まで詳しく聞いた。漫才のような掛け合いにも注目してご覧いただきたい。ーー今年でシリーズ15弾目となります。今回の収録はいかがでしたか?田中:ほぼ毎年やっているんで特に違いはないんですけど、ネタも撮影も平成最後の締めくくり(撮影日は令和元年がスタートする数日前)だったので、すごくタイミングが良かったですし、終わった後は満足感がありましたね。太田:毎年って言っても1年空いているんで(昨年はベストネタセレクションをリリース)、全然やり方忘れちゃって、「漫才ってどうやんだっけ?」って。田中:漫才自体はやってるだろ。太田:感覚を戻すのは大変でした。田中:もう嘘じゃねーか!ーーこの収録は、太田さんの一人芝居、歌、アドリブなど、遊び部分を入れられる点において、長尺漫才の魅力が詰まっていると思います。太田:テレビだと5分とか10分でダーッとネタを消化するから、まるでAIロボットかのようなね、工場みたいな……。田中:例えがうまくないし(笑)、「マシンみたいなこと」って言いたいんでしょ?太田:でも、これは時間を気にしないから、当然遊びの部分は増えてきますよね。田中:自由度が増すので、太田が一人で暴走したり、ネタによっては「分かる人いんのかよ!」みたいなものがあったり……。僕らはダーッと間髪入れずに畳み掛ける漫才もやるんですけど、そうじゃない落ち着いたトークっぽいテンポで出来るので、そうすると落ち着いて……。太田:オフ会みたいなね。田中:オフ会とは全然違うけど(笑)。いわゆる緩急がついていいと思います。ーーネタの中には、平成を振り返るシーンもありました。お2人が平成の中で印象に残っているニュースはありますか?田中:やっぱりオウムですかね。リアルタイムで経験したし、ちょっと間違っていたら自分が被害にあったかもしれないっていう。あれだけの大きな事件が、自分の隣にいる感覚っていうのは最も自分の中で大きな事件ですかね。太田:やっぱり俺は松島トモ子……。田中:昭和だよ!太田:じゃあ船場吉兆ですかね。ーー(笑)。当時もよくネタにされていましたよね。太田:いまだにするから(笑)。ーープライベートはいかがですか?田中:タマ取ったこと(精巣腫瘍のため左側の睾丸摘出手術を行った)にしとこうかな。プライベートでも仕事でも大きな出来事になりましたからね。太田:俺はぜんじろうと……。田中:いや、そこじゃねーよ。だとしたら頭打ったこと(フジテレビで放送された『ENGEIグランドスラム』で転倒)だろ!ーー先日の『サンデー・ジャポン』(TBS系)内で、太田さんの川崎の事件でのコメントが話題となりました。漫才や番組でニュースを扱う上で、心がけていることや責任を感じることはありますか?田中:僕はどちらかというと、あれこれ論評することがないので、無責任に振るほうじゃないですか。ただその中で、たまに橋下徹みたいな、とんでもないことを生放送で言っちゃう人もいるので、そういう時は番組としての責任を感じて、「ヤベッ!」ってなったりすることはあります。年々うるさくなってきているので、今までは普通に聞いていたものも、一応「あくまで本人が言っていることですからね」、「確定はしていませんけどね」みたいなことを言って、ごまかすことは増えています。太田:(クレームは)しょうがないけど、そこでひるんじゃうと何も言えなくなっちゃうからね。まぁ、真面目な話する時は「あぁ押してんなー」とか、「デーブさんのコーナー飛ばせばいいか」とかそういうことしか考えてない(笑)。ーー若手芸人さんの話で、「楽屋に挨拶にいくと、太田さんから銃を向けられる」ってよく話されています。昔だとネプチューンの名倉(潤)さんが、楽屋でボケまくる太田さんを最後までツッコんでいたってエピソードがありますが、太田さんの楽屋の佇まいは昔から変わらない感じですか?田中:楽屋ではおとなしくパソコンで原稿書いているのがほとんどなんですよ。で、そこで共演者が挨拶来ると、ここ数年は拳銃で撃つっていう……。そいつが通り魔について何を語ってんだっていう話なんですけど、とにかくそれをやり続けるんですよ。挨拶来るのもレギュラーメンバーだから驚きもしないんです。当然リアクションも薄くなる。太田:その中で一番頑張っているのは、パンクブーブーの佐藤(哲夫)だよな。必ずネタを仕込んで来て、あれはエラいよ。田中:本当にかわいそう。こいつが撃つと「うぁーっ!」ってものすごい芝居をするわけですよ。で、シャツのボタンを開けると、Tシャツに真っ赤な血が描かれていて銃痕もある……っていう。他にも細かい仕掛けをしていて、ミニコントの相手を彼だけがやってる。あとは全員「はい、もういいっすから」みたいな感じなんですよ。太田:昔はそれこそ大部屋でみんな一緒だったし、芸人がいると楽しいからワーッと騒いじゃう。いまは個人の楽屋だから騒ぎようもないからね。こいつなんて「無」ですからね。田中:(笑)。ーータイタンライブや番組で若手の方と共演されることも多いです。お2人が注目していたり面白いなって思う芸人さんはどんな方ですか?田中:いっぱいいますよね。それこそ和牛にしてもミキにしても霜降り明星にしても、最近よく絡む宮下草薙にしても面白い。みんなネタはもちろんだけど、立ち回りがうまいなって思いますね。20代の若手からすると、僕らなんて親くらいの年齢なわけですよ。そこで普通にツッコんだり出来るってスゴいし、場慣れ感も感じるし、器用だし。今芸人めちゃめちゃ多いから、そこまでの実力がないと出てこられないんでしょうね。太田:ミキとか霜降りは凄まじい達者さだよね。ミキなんて「兄弟なんじゃないか」って思う。田中:兄弟なんだよ!(インタビュー終わり)『2019年度版 漫才 爆笑問題のツーショット』品番:SSBX-2662価格:¥3,800+税発売日:2019年6月26日発売発売元:Contents League販売元:ソニー・ミュージックソリューションズ(取材・文 浜瀬将樹)
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芸能 2019年06月16日 12時20分
「売れちゃってるぅ?」ゆりやん、『いいとも』で受けた洗礼とは 全国単独ツアーで“スキンヘッド全裸”を披露?
7月12日より、ゆりやんレトリィバァが初となる全国ツアーを開催する。大阪、東京、福岡、名古屋などの主要都市はもちろんのこと、地元奈良県でも開催するという今回のライブ。そのファニーな芸風とキャラクターでデビュー直後から人気者となった彼女が、全国ツアーでどんなネタをするのか? 掴めそうで掴めない彼女の不思議な魅力を紐解くべく、インタビューを敢行した。ーーこれまでも数多くの単独ライブを開催されてきましたが、今回は初となる全国ツアーです。心境の変化があったのですか?今年芸歴7年目で、全然記念ではないんですけど、とにかく単独ライブが好きですし、たくさんの方に観てもらいたくて「全国ツアーやらせてください」ってお願いしました。―ー三部構成(ネタ、ゲストとトーク、ミュージカル)で、ミュージカルでは物語も作られるそうですね。すみません……。先に言っておかないといけないんですけど、三部構成のミュージカルと言っちゃったので、劇団四季やブロードウェイのゆりやんバージョンのイメージでお越しいただく可能性があるんですけど、ミュージカル経験ゼロの人間が作るもので、「憧れているんやろな」っていう小規模なものです(笑)。だから三部構成と言いながら、ネタとゲストの時間が長くて、ミュージカルは短いので、2.1部構成です。ーーこれまでとは違う形のライブになりそう?大きくは一緒です(笑)。もし単独ライブに来た事がない人で、テレビで観ている「ドラえもん」とか「アカデミー賞」のネタを観られると思っているなら本当に申し訳ないんですけど、私が今面白いと思っているネタをやるので、「何これ?」ってなるとは思います。過去には、スキンヘッドで丸裸になって培養液に4分間浸かるっていう客席で誰も笑っていないネタをもやったこともあるんですけど、そういう体験って単独ライブでしか出来ないですし、「ゆりやんってこういうことがやりたいんやな」って察してもらう舞台になると思います(笑)。そういうのも踏まえて楽しくみんなで共有できたら嬉しいです。ーーゆりやんさんは、ライブやバラエティーで、とんでもない空気でもガンガン行く印象があります。「肝が据わっている」なんて言われますよね。「あれできるんやったら、ほんまは緊張してないよ」っていう変な理屈で緊張していないことにされるんですけど、ほんまは緊張しています。基本的に自分で面白くなっているわけじゃなくて、先輩がツッコんでくれたり、かぶしてくれたり、編集で面白くしてもらっているだけなんです(笑)。ーー芸歴7年目。NSC(よしもとの養成所)の大会で優勝してから順風満帆のように感じますが、これまで印象に残っている出来事はありますか?NSCを卒業した年に、『笑っていいとも!』(フジテレビ系)に出させてもらう機会があったんですよ。1日の出演のためだけに、長いこと打ち合わせをさせていただいたんですけど、嘘みたいに肩にカーディガンをかけたでかい男の人が「どう? 売れちゃってるぅー?」って来はったんですよ。大阪でもテレビに出ていなかったので、「これが東京のテレビや!」って思いました。ーー『チルテレ』(BS日テレ)で共演している友近さんとの絡みが話題です。普段の雰囲気が出ている感じですか?本当に仲良くしてもらっていて、家来てくれはったりとか、昨日も一緒に散歩したりめっちゃ楽しくて、カメラ回ってなくてもああいうやりとりをずっとやらせてもらっています。ーー友近さんとコンビ芸のような形でたくさんの笑いを取り、『ドキュメンタル』(Amazon Prime Video)でも優勝されました。あれも楽屋で生まれた感じなんですか?元々あったものではなくて、その場で出来たやつです。私がしょうもないことをやったとしても、友近さんがその道筋をサーッと引いてくれて、それに乗っかったら面白くしてくれるので、「すごいな」って思います。ーーゆりやんさんは先輩とも親交が深いんですね。そうですね。友近さんは、私が言うたことにめっちゃ笑ってくれて本当にありがたいですし、「なろう」と思ってなれる方ではないんですけど、自分が面白いと思うことを突き進まれる姿を見ていたら、わたしもそうなりたいなって思います。ハリセンボンの(近藤)春菜さんは、家に来てくれて、二人でソファーに寝っ転がってずっと笑ったり、一緒に『テラスハウス』(フジテレビ系)観たりしてめっちゃ楽しいんですよ。あとは、大阪時代からお世話になっている尼神インターさんとか、THIS IS パンの吉田結衣さんとか、同期のガンバレルーヤとか、気づけば昔からずっと見てくれていて、ありがたい環境だなって思います。ーー今年東京に引っ越しをしたそうですね。心境の変化があったのですか?単純に東京と大阪を行き来していて、友近さんが「しんどいやろ。東京おいで」っ言ってくださったり、霜降り明星さんとかミキさんとか同世代の方々が東京に行った寂しさもあったり、超能力的に「今や!」って思って、場所も渋谷って決めて、何の疑いもなく引っ越したんですよ。あとで占いをしてもらったら「最悪なタイミングで引っ越した」って言われました。場所が悪いわけじゃなくて、自分にとって良くない方角に引っ越しちゃったみたいで……。ーー仕事もプライベートも充実していますが、恋愛はいかがですか?恋愛も充実していたら一番いいんですけど、なんでそれだけがうまくいかないんやろ。「もう30歳やないか!」って思うんですよ。ーー意中の人はいらっしゃるんですか?1回だけ会ったことはあって「カッコイイな」って思う人はいますけど、絶対友だち以上にはなれんやろなって。「わざわざワシ選ばれへんやろ!」って。ーー(笑)。最後にツアーのおすすめポイントを教えてください。いろんなタイプのネタがあって、ライブでしか感じられないような空気になる場合もあるので、それも踏まえて楽しんでほしいです。毎回シークレットゲストが来てくださるんですけど、私が大好きな人ばっかりお願していて、トークというよりは、ただフザける時間だということをご理解いただきたいです。とにかく、一緒に共有してライブ感を楽しんでください。落ち着いて来てや〜!(インタビュー終わり)ゆりやんレトリィバァ単独ツアー『ゆりやんJAPANツアー』【チケット】前売:5,000円/当日:5,500円【日程・場所・時間】7月12日(金)大阪:なんばグランド花月 18:30開演7月21日(日)福岡:パピヨン24ガスホール 18:00開演7月23日(火)東京:きゅりあん大ホール 18:00開演7月25日(木)名古屋:名古屋市芸術創造センター 18:30開演7月28日(日)奈良:橿原市立かしはら万葉ホール 17:30開演※チケットよしもと、チケットぴあ、ローソンチケットにて発売中!(取材・文 浜瀬将樹)
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芸能 2019年05月25日 08時00分
ブラマヨ吉田、夫人は「浮気」に怒らない? 小杉も“優しくなった”ほど自信作のエッセイ出版!
ブラックマヨネーズの吉田敬が16日、都内で著書『黒いマヨネーズ』(幻冬舎 本体1400 円+税)の出版を記念した囲み取材会を行った。 『ブラックマヨネーズ吉田敬のぶつぶつ』『人生は、パチンコで教わった。』に続く3冊目の著書となった本著は、幻冬舎の文芸誌「パピルス」(休刊)、「小説幻冬」に、約5年間にわたって連載されたエッセイを選りすぐって1冊にまとめたもの。お笑い芸人のどうしようもない日常から、オリンピックやベーシックインカムなどの時事社会問題まで、多岐にわたるテーマに疑義を呈し、人の世の不条理と栄枯盛衰を綴った〈読んで・笑って・考えされられる〉三倍お得な珠玉のエッセイ集になっている。 吉田は出版後、著書を周囲に配るようなことはしていないと言い、「この本は誰にもあげていない。あげてその人がSNSとかで宣伝しないと、殺したくなるので(笑)」ときっぱり。相方の小杉竜一についても、「あげんとこうと思っていたら小杉は自分で買ったみたいです」と紹介。「読まれたくない部分もあるのにって。感想はもらっていないけど、でも気のせいか、ちょっと優しくなった気がします」と小杉の反応も嬉しそうに分析。 著書では、「不倫と浮気は違う」と男目線の浮気への主張も書かれているというが、その部分に対する夫人の感想を聞かれると、「書き終わったら嫁に見せていたんです。嫁に見せて笑ったらおもろいんやって。不倫と浮気のところも、受け入れてくれていると思います」と心配していないとのこと。「結婚前に浮気くらいはあるかもしれないと言っているんで、そこはそんなに怒らないと思います。本当に気持ちまでいったら怒られてしまうと思いますけど」とニヤニヤ。 読者層として想定したのはサラリーマンだとも明かし、「そこまで限定していないですけど、書いているときからぼんやりとサラリーマンの人たちの顔は浮かんでいたんです。僕と同世代の男性とか」と吉田。ツイッタ—などで主婦などの評判の良さを目にした時は「驚いた」とも述べ、「女性がこれ読んで笑ってくれているのは嬉しい」とにっこり。 今後の著作の予定については未定とのこと。小説などへのチャレンジについても問われたが、「執筆活動もいつかとは思っているんですけど、僕はそもそもパソコンが使えないんですよ。やったことないんでどれくらいしんどいんかなとかわからないんです。でも、チャレンジはいつでもできますからね。もうちょっと今の仕事が暇になったら考えるかもしれないです。今回はこれで燃え尽きてもうたんです。今は(執筆活動は)休もうって思っています」とのこと。 書いている時は「100万部」の妄想もしたというが、「いざ出版したら本屋にも置いてもらわれへん。改めて本屋に置かれる作家さんはすごいなって思いました」と吉田。内容に関しては、「100万部いっても何もおかしいことはない。それくらいの内容だと自信はあります。これでおもろないと言われたら絶縁です」とにっこり。「読んでいる時間だけでも楽しかったと言われたい。自分としてもやりきった感があります」と充実の表情を見せていた。(取材・文:名鹿祥史)
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芸能 2019年04月27日 12時10分
ムロツヨシ・阿佐ヶ谷姉妹の台頭に「追い詰められている」 ザ・ギース、新作DVD収録のネタが東京03に怒られた?
ザ・ギース(高佐一慈、尾関高文)が4月24日にコントDVD『ザ・ギース コントセレクション「Pretty Best」』を発売する。5年ぶりのリリースとなる本作は、コンビ結成16年目となる彼らの“今”が詰まった作品となっている。 今回は、テレビやライブはもちろん、『キングオブコント』(TBS系)決勝に3度進出などの賞レースでも結果を残し続けている彼らにインタビューを行った。ーー今回のDVDは、ここ数回の単独ライブから厳選されたベストネタ集だそうですね。ライブ形式の収録を振り返ってみていかがですか?高佐:丁寧に準備をしていた分、幕間が3〜4分あったので、“お客さんが飽きてしまわないか”とか、“疲れないかな”ってずっと思っていましたね。尾関:お客さんがすごく協力的で、かなり盛り上げてくださったので、チケット代を全部返したいくらいです……まぁ返さないですけど(笑)。演者と同じくらいの共通意識を持っていただいたので、とにかくありがたかったですね。ーーお気に入りのネタを教えてください。尾関:『暗闇面接』は好きですね。照明を落としてネタをやるんですけど、観られないから気楽にできるというか緊張感がなくなる(笑)。高佐:「暗闇だから全然平気だ」って言う割には多分一番よく噛むコントだよね。僕は『エレベーターピッチ』ですかね。(昨年の)『キングオブコント』決勝の2本目でやろうと思っていたネタです。ーー意外と言ったら失礼ですが、ギースさんのネタは、スタンダードなコントの中に、たまに客席に降りたり、歌ネタもあったりしていつも驚きます。高佐:ライブならではのネタが好きですね。尾関:本来は禁じ手なのかもしれないですけど、お客さんを盛り上げたい気持ちで、ちょっとずつスタイルを変えながらやっています。高佐:それに味しめちゃうとよくない方向に行っちゃう(笑)。尾関:東京03の飯塚(悟志)さんにも怒られたからね(笑)。高佐:ある劇場でお客さんをイジッたり、マジックしたりするコントをした時に「お前らこれ営業ネタじゃねーか!」って言われて。尾関:03さんの美学とは反するからね。我々もそういうところを目指していたので気持ちは分かるんですけど、ライブならではの面白さも入れていきたいし、自分たちができる笑いの取り方をしていこうって。ーーネタ作りにおいてルールはありますか?尾関:もう時効だと思うんですけど、かなり昔に漫才的な入りで「コンビニの店員をやりたい」ってネタをやったことがありました。そのまま本当に近くのコンビニ行って電話を繋ぎながら、「ここのコンビニで働きたいんですけど」ってネタをやったんですけど、今思えば“モラル的にどうだろう?”って部分がある(笑)。そういう誰もやっていない面白そうなことはしてみたいですね。高佐:ただ、誰もやったことないことって危険が孕んでいるんですよね〜。ーー(笑)。昨年『キングオブコント』で審査員全員が90点以上をつけながら6位という結果でした。振り返ってみていかがですか?尾関:世間の人に“僕らのネタが決勝まで行く”って認識していただいたのが何よりも大事で、超満足しています。高佐:じつは本番1週間前くらいから“優勝するんだ”って思って、泣いていたりしていたんですよ。尾関:そんなヤツ優勝しないよ!ーー(笑)。高佐:優勝した瞬間をリアルに想像して、“ここからどうしようかな”とか考えていたんですけど、6位という結果に終わって……。(第一回の)2008年に出させてもらった時に、単独ライブの集客が一気に伸びたりしたんですけど、今回は正直もうちょっと期待していた部分がありました。そりゃ若手も増えて、僕らも芸歴を重ねているからしょうがないんですけど、だからこそもっと頑張らないとなと思いました。ーーコンビ結成16年目を迎えましたが、振り返ってみていかがですか?尾関:ずっとネタを作り続けてきましたけど、これはもう芸人をやっている以上続くもので……。感慨深さもないというか、まだ途中のような気がしますし、何よりも大事なことは走り続けることじゃないかなと思います。高佐:時代も変わって、この歳になって後戻りができないじゃないですか。だからよりストイックになってきているというか、光のないゴールを目指して模索しながら走っている感じです。尾関:さっきから重いよ……。ーー(笑)。尾関:高佐は一つの穴をずっと掘る人で、俺はいろんなところを掘っていくタイプだから、コンビのバランス的にはいいかもしれないですね。ーー確かに高佐さんはストイックって聞いたことがあります。高佐:頑張りすぎると壊れちゃいますからね。尾関:さっきのセリフ危うかったからね。耳切り落としたりしないでよ?高佐:ゴッホ的に? 死んでから評価されるタイプ?尾関:楽しく突き詰めてね(笑)。ーー数ある芸能事務所がある中で、ASH&Dコーポレーションさんを選ばれたのは、やはりシティーボーイズさんの影響ですか?高佐:そうですね。オーディションもなかったから自分たちでお願いして……。今は、ムロツヨシさんとか阿佐ヶ谷姉妹が売れていますからね〜。高佐:追い詰められている感じはあります(笑)。ーー最後にDVDのおすすめポイントを教えてください。高佐:初めて観る方にも楽しんでもらえるようなネタもたくさんありますので、堅苦しいコントばかりだと思っている方は一旦忘れて、純粋に楽しんでいただきたいです。尾関:設定ありのエンタメコントです。気軽に観てください!(インタビュー終わり)『ザ・ギース コントセレクション「Pretty Best」』発売日:2019年4月24日発売発売元:Contents League価格:3,800円(+税)【収録ネタ】相方合格進路相談ミュージカル暗闇面接ショットガンの女道程ストロベリーチェリーナイトワーク・オブ・ザ・デッドエレベーターピッチバーにて【特典映像】エンドトーク単独ライブ『スプリングボンボン』【東京公演】開催日:4月25日〜29日会場:恵比寿・エコー劇場(東京都渋谷区東3-18-3)料金:全席指定3,800円【大阪公演】開催日:5月11日、12日会場:道頓堀ZAZA HOUSE(大阪府大阪市中央区道頓堀1-7-21中座くいだおれ地下1F)料金:全席指定3,800円(取材・文 浜瀬将樹)
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