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芸能 2020年01月25日 06時30分
ジャニーズもハマるエンタ芸人「ですよ。」が、あなたの代わりに謝ってくれる?「あ〜い、とぅいまてぇ〜ん」鉄板ギャグを生かした新サービスが話題
芸人のですよ。が、依頼者の代わりに相手に謝る『謝罪代行サービス』を自身のツイッターで開始し、話題を呼んでいる。この『謝罪代行サービス』は、謝りたいものの謝れない人が、ツイッターを通してですよ。に依頼をし、依頼者の代わりに相手のところまで出向き、ですよ。が直接謝ってくれるというもの。相手が許してくれれば“お気持ち程度”の謝礼金をもらい、相手が許してくれなかった場合は無料となるという。 また、ですよ。は、この「謝罪代行サービス」の他にも、自身の代表ネタ「あ〜い、とぅいまて〜ん」という“謝罪ギャグ”のやり方を学びたいという多くの声に応えるべく、自らが対面で直接レクチャーする『あ〜いとぅいまて〜ん講習会』を開始。こちらもにわかに注目を集めている。今回は、そんな話題の芸人、ですよ。にインタビューを実施。謝罪代行サービスの現場でのエピソードや、謝罪ギャグ誕生のきっかけなどについて聞いた。ーーですよ。さんが力を入れている『謝罪代行サービス』についてお聞きします。このサービスの内容を教えてください。 『謝罪代行サービス』は2019年9月に、謝りたい相手がいるけどさまざまな事情で謝れない人のために、僕が代わりに謝るサービスとして立ち上げました。依頼があれば、相手の指定した場所に行って、依頼者の代わりに僕が「あ〜い、とぅいまてぇ〜ん!」というギャグで謝ります。受注も交渉も撮影も全部一人でやっています。ーーこのサービスを立ち上げたきっかけを教えてください。 今までやってきたことを思い返した時に、自分の人生は人に助けてもらう機会が多かったと気付いたんです。恩返しじゃないですが、僕の“謝罪ギャグ”が、世のためになればいいなと思ったのがきっかけです。ーー『謝罪代行サービス』を開始して4カ月が経ちますが、この企画を始めて良かったことはありましたか? 昨年、27歳の女性に、親孝行できていないことを、代わりにお母さんへ謝ってほしいと依頼されました。お母さんは僕の大ファンだと聞いていたのですが、現場で、依頼者から「実は話していないことがあって。母が病気で、もしかしたら(ですよ。を)分からないかもしれない」と。とにかく行ってみましょうと、家に行かせてもらったんですけど、お母さんは、ご病気で僕を認識できない状況でした。でもとにかく「親孝行できなくて、あ〜い、とぅいまてぇ〜ん!」と謝ったんです。そしたらかすかに笑ってくれて。依頼者にも「病気になってから母が笑ったのは初めてです」と言われて、泣かれちゃいました。あの時はうれしかったですね。ーーこのサービスを今後、どのように展開していきたいですか? このサービスを開始して約400件を超える依頼がありました。まだ15件ほどしか行けていませんが、僕はこのサービスで注目されたいとは全く思っていません。冷やかしの方もいらっしゃるので、お気持ち代としてお金は設けていますが、本当に100円でもいいと思っています。一人でも多くの依頼者に、僕のギャグで仲直りするきっかけをつかんでもらいたいと思っています。ーー2019年12月から始めたという『あ〜いとぅいまて〜ん講習会』も好評のようですね。こちらもツイッターで募集をされていて、「あ〜い、とぅいまてぇ〜ん!」の正式なやり方を学びたい人から依頼があれば、往復の交通費とお気持ち代だけで日本中どこにでも行っているとのこと。講習会を始めようと思ったきっかけを教えてください。 『謝罪代行サービス』を開始したときに、「謝りたい人はいないけど、(ですよ。)と一緒に謝ってみたい」というDMを多くいただいたんです。そういった人たちに向けて始めたのが『あ〜いとぅいまて〜ん講習会』です。受講者が数十名の時もありますし、一人の時もありますが、おかげさまでみなさんに楽しんでいただいてるようです。ーー講習会の受講時間が2分30秒とありますが、どんな内容ですか? まず、自分が「あ〜い、とぅいまてぇ〜ん!」と叫びながら、ポーズをしてみせるのに30秒。それから「あい」と「とぅいま」と「て〜ん」に分けてレクチャーするのが25秒ずつ。最後に反復練習を含めるとちょうど2分30秒くらいに収まるんです。――この講習会もライフワークになりそうですね、 もちろん、一生やっていくつもりです。80歳くらいになっても杖をついてでも行くつもりですよ。ーーですよ。さんの代名詞である謝罪ギャグはどのようなタイミングで生まれたのでしょうか? 芸歴2年目の時に、ルミネtheよしもとに出れるチャンスがあったんです。自信のあったショートコントを披露したんですが、シーンとしちゃって。慌てて舞台上で「あ〜いとぅいまて〜ん」と謝ったらドカンと受けたんです。その瞬間、これをずっとやっていこうと決めました。ーーデビュー以降、謝罪ネタを続けていることに、信念やこだわりがあるのでしょうか。 僕は『エンタの神様』(日本テレビ系)のイメージが強いですが、実は2006年の11月から2007年3月までの5カ月間しか出てないんです。その後、テレビの仕事がなくなりました。女装したり、フリップネタをやったり、いろいろやりましたがうまくいかなくて。この先どうしようと考えていた中で、2008年に、友達の結婚式の二次会でネタをやる機会があったんです。そこで謝罪ネタをやったんですが、全然ウケなくて。お客さんから「全然面白くないじゃん。これじゃご飯食べれないでしょ」と言われたんです。僕はその時の悔しさを忘れたくなくて、逆に、ずっとこのギャグをやっていこうと決めたんです。ーー最近では、ハリウッドザコシショウさんやFUJIWARAの藤本敏史さんが、ですよ。さんのモノマネをされていますね。 すごくありがたいですね。最近ではAKB48や、マキシマム ザ ホルモンだったり、ジャニーズ(事務所所属)の子たちもライブでやってくれているようです。 みんなが僕のギャグをやって、どんどん広まっていく。僕は、こんな幸せなことはないと思うんです。僕はトーク力もないし、ネタも弱いけど、このギャグをやることだけは誰にも負けないと思っています。生涯、このギャグをやり続けて、自分が死んだときにこのギャグだけでも世に残ればいい。それくらいの気持ちでやっています。ーー最後に、ですよ。さんにとって2020年はどのような年にしたいですか。 今やってる「謝罪代行サービス」を100本、「講習会」も100本はやりたいと思っています。もっといろんな人と交流して、このギャグを少しでも多くの人に広めていけるように頑張りたいですね。
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芸能 2020年01月22日 06時30分
阿佐ヶ谷姉妹から「ヤングね~」 アイドルなのにお笑い大会『THE W』決勝に出場のつぼみ大革命、あの芸人と現在も同居中?
9人組のアイドルながら『女芸人No.1決定戦 THE W 2019』(日本テレビ系)で決勝進出を果たし、大人数を生かしたコントで爆笑をかっさらった“つぼみ大革命”(杉山優華、松下千紘、吉岡久美子、しより、樋口みどりこ、恵梨華、水森依音、糸原沙也加、岡本りん)。 彼女たちがネタを披露した後は、ネットで「あのアイドルは何者だ!?」と話題に。一気に知名度を高め、多くのファンも獲得した。今回、そんな彼女たちの生態を探るべく、インタビューを実施した。つぼみ大革命のネタを作成しているという『THE W 2019』チャンピオンの3時のヒロイン・福田麻貴との関係性や、ドラマ『ランチ合コン探偵 ~恋とグルメと謎解きと~』(読売テレビ・日本テレビ系)とタイアップした新曲のこと、さらには1月26日から始まるという全国ツアーのことも聞いた。ーー今年で結成10年だそうですが、改めてつぼみ大革命とはどんなグループなのか、リーダーの杉山さん、教えてください。杉山「吉本興業所属のアイドルということで、歌とダンス以外にもコントに特化したグループです。自分たちのワンマンライブでは、歌、ダンス、コント、映像がひとつのストーリーになっていて唯一無二のイベントになっています」ーー3時のヒロイン・福田さんが、なぜつぼみの皆さんと関わるようになったのか教えてください。杉山「元つぼみのリーダーで、メンバーだった時からコントを書いてくれています。当時はガールズユニットだったんですけど、麻貴ちゃんが“女の子の集団でも面白いことができる”ってネタを書き始めて、卒業しても『つぼみにしかできへんライブを見せたいから』って(裏方として)残ってくれています。今でも、麻貴ちゃんに相談しながら一緒にライブを作っているので、これからも麻貴ちゃんが忙しくなりすぎない限りは支え続けてほしいですし、10人目のメンバーやと思っています。ずっと一緒にやりたいです」恵梨華「何人かのメンバーと麻貴ちゃんとで一緒に住んでいるんですけど、本番後は『優勝者が家に帰ってきた』って感じで盛り上がりました。見た瞬間、涙が止まらなくて、全員すっぴんで記念撮影しましたね」吉岡「優勝した翌日、私と恵梨華と岡本が仕事一緒やったんですけど、お祝いのケーキを渡したら、その夜に麻貴さんがご飯連れて行ってくれました。『今まではおごりたかったけど、お金が苦しかったから、やっとつぼみにおごれるーって』って喜んでくれました」ーー『THE W』当日や決勝進出が決まった後で印象に残っていることはありますか?吉岡「(月亭)八方師匠が『頑張れ』っておっしゃってくれました。他にも、いろんな芸人さんがネタ出番を観にきてくださったり、メッセージをたくさんもらったりして、今までで一番“吉本のアイドルで良かったな”って思いました」松下「私、メンバーから阿佐ヶ谷姉妹に似ているって言われるんですよ」一同:爆笑松下「ピンク担当やし、おかっぱやし、だからこそ阿佐ヶ谷姉妹さんとお会いできたのは嬉しかったです。お二人からは『ヤングね~』って声をかけてもらいました(笑)」杉山「4分ネタを9人でやるってことで、細かいボケ一つひとつに“どうやったら受けるか”とか、“どうやったら笑いが膨らむか”とか、かなりお笑いと向き合えたと思うんですよ。“お笑いは楽しい”って再確認できたのと同時に、やっぱり“めっちゃ難しいな”って思ったんで、もっともっとお笑いを突き詰めたいなと思いました」ーー『THE W』に出たことでの周囲の変化を教えてください。糸原「今まではSNSで私たちが『〇〇に行きたいです』、『待っていてください』ってつぶやいていたんですけど、テレビに出てからは、そんなこと言われたことがなかった地域の人から『〇〇に来てください』とか、声をかけられるようになりました。見てくれている範囲が関西、関東以外にも増えたので、全国放送の力はすごいなって思いました」水森「これまで『アイドルがお笑いする』っていうことに舐められ続けてきて、観てもらわないと伝えられない部分がたくさんあったんですけど、今回はテレビでコントをすることができて『アイドルがお笑いするのって面白いやん』って思ってくれた印象があります」しより「先日、M-1王者のミルクボーイさんと仕事を一緒にさせてもらった時に『おめでとうございます』って伝えたら『つぼみも頑張ってたな』って声をかけてくださいました。かまいたちの濱家(隆一)さんには、決勝後に『めっちゃ感動したわ』って声をかけてもらったり、本当に優しい方々ばっかりで……。実際にコントを観て言葉をもらえたのが嬉しかったです」ーー新曲『恋愛ランチ』制作過程に関する思い出をお聞かせください。吉岡「つぼみは、ほとんどの曲を自分たちで作詞をするんですけど、いつもはオモシロな感じで、メンバーが恋愛の歌を作詞することがほとんどないんですよ。今回は、恋愛にプラスして、ドラマっていうのがあったので、ストーリーやキャラクターとか全部いただけるものはいただいて、咀嚼してからDogPさんと作詞しました。今までは好きなことを書いていたんですけど、今回はドラマのイメージに合うようにして、より作品と曲がひとつになるようにしましたね」松下「曲中に『いくぜ』とか『いただきます』とかのフレーズが入るんですけど、素敵な曲にしたいので、誰を割り当てるか『みんなでオーディションしよう』って開催しました。『絶対この子が歌った方が引き立つ』って何回も歌いあって決めたので楽しかったです」樋口「『ランチ』ということで、新衣装に、フォークとかスプーンとかがあしらわれています。(今回のシングルが)10周年記念ということもあって、歴代衣装の生地や装飾も織り込まれているので、すごくエモい衣装となっています(笑)」ーーでは、全国ツアーの意気込みをお願いします。糸原「個人的にはダンスが苦手なんですけど、3ユニットの中ではダンスを踊るユニットに配属されまして、ファンの方に注目してほしいです」恵梨華「全く知らない土地にいくのは緊張するんですけど、観に来る方を驚かせたいです」水森「地方にいる方で『来てください』って言うてた方が『チケット買いました』って報告してくれて嬉しかったです。実際に地方のファンの方にお会いできるのが初めての経験なので、すごく楽しみにしています」岡本「私の地元・大宮でのワンマンが決まっていまして、チケットが完売したんですよ。これが本当に嬉しくて……つぼみとファンの方が一緒に来てくれるので、大成功させたいです」しより「いろんなことにチャレンジすることになるので、今回でたくましくなりそうだなって思います。各地方で頑張るつぼみを観てもらいたいですし、それぞれの地方で成功した後で、ラストの大阪がつぼみ10周年の記念日なので、最高の10周年ライブにしたいです」(取材・文:浜瀬将樹)つぼみ大革命最新シングル『恋愛ランチ』発売日:3月4日(水) ≪Type-A≫【CD】 1.恋愛ランチ 2.ずっとラララ 3.恋愛ランチ -Instrumental- 4.ずっとラララ -Instrumental-【DVD】 「祝10周年!BBQ対決&メンバーだけのキャンプファイヤーだいちゅき会」 初回仕様限定:トレーディングカード封入 商品番号:YRCN-90307 本体価格:1,818円+税≪Type-B≫【CD】 1.恋愛ランチ 2.ずっとラララ 3.恋愛ランチ -Instrumental- 4.ずっとラララ -Instrumental-【DVD】 1.恋愛ランチMusiv Video 2.恋愛ランチMusiv Videoメイキング商品番号:YRCN-90308本体価格:1,364円+税≪Type-C≫【CD】 1.恋愛ランチ 2.キミノミカタ! 3.TOO BAD 4.ねむねむのうた商品番号:YRCN-90309本体価格:909円+税つぼみ大革命全国ツアー『~バーンっていってガーンって突破~』1/26 東京 ヨシモト∞ホール2/15神戸 VARIT.3/8名古屋 X-HALL ZEN3/22福岡 BEAT STATION4/12埼玉 大宮ラクーンよしもと4/29大阪 YES THEATERチケットよしもとほかで発売中! URL:https://yoshimoto.funity.jp/
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芸能 2020年01月03日 09時00分
『ドクターX』で女優デビュー! 現役JK1の井本彩花、2020年は女子高生役でコメディードラマにも挑戦【新春インタビュー】
2017年に開催された「第15回全日本国民的美少女コンテスト」で応募総数8万150通の中から、グランプリに選ばれた井本彩花。その後同年に放送された『ドクターX〜外科医・大門未知子〜』(テレビ朝日系)で女優デビューを果たし、昨年春には「第91回選抜高等学校野球大会」のセンバツ応援イメージキャラクターを務めた。今年は高校生活も2年目。1月24日スタートの金曜ナイトドラマ『女子高生の無駄づかい』(同)にも出演が決まっている井本に、プライベートの目標や、今後の女優としての展望についてどんなプランを思い描いているのか、話を聞いてきた。—— まだ16歳。高校1年生なんですね。今年4月で高校2年生。井本:はい。—— 見えないですね。見方によっては大学生くらいにも見えます。それくらい美しさが完成されている感じがして。井本:やめてください(笑)。大人っぽいとか言われるのはうれしいんですけど、高校生なのでやっぱり高校生に見られたいです。3年間の貴重な高校生活だし、大切にしていきたいって思いがあります。高校生らしく見えるにはどうしたらいいんだろうって、最近自分でも考えるようになりました。—— うらやましい悩みですね。ちなみに素顔の井本さんはどんな性格なんですか。井本:落ち着いているねって言われることは多いです。見た目がちょっとツンとしているように見えるからか、同世代の友達にはモテなさそうって言われています(笑)。—— 冷たいというより、しっかりしている雰囲気に見えますけどね。井本:ありがとうございます。—— 今年はどんな学生生活を送りたいですか?井本:1年では放課後にタピオカを飲んだりとか、楽しい思い出がたくさんできました。2年になってもお仕事と両立しながらちゃんと楽しい学生生活を送りたいです。—— 仕事面ではどんなことを意識してやっていきたいですか?井本:去年は自分を分析できていない気がして、自分はどうすればいいんだろうって、悩むことがあったんです。自分を明確にして、自分をもっと発信していきたいです。お仕事で髪の毛もボブにしたので、もっと新たな自分を見せていけたらと思います。いろんな方に知ってもらえるよう努力します。—— 将来は芸能界の中でどんなことをしていたいと思っているんですか?井本:私の将来像は映画やドラマの主演ができるような女優さんになること。もともと武井咲さんに憧れてコンテストを受けたので、武井咲さんのように美しくて凛としていて、かつ演技もすごい、周りの方にも評価されるような、そんな女優さんになりたいです。—— 挑戦したい役はありますか?井本:学園ドラマのキラキラした高校生役に憧れます。『君の膵臓をたべたい』のような作品を演じてみたいです。全力で演技にも取り組んで、後悔のない一年にしたいです。—— プライベートで挑戦したいことはありますか?井本:お料理かな(笑)。全然作れないんですけど、お料理できるようになりたいなって。お菓子とか作れるようになりたい。お料理の本とかは買っているんですけど、なかなか実践できていなくて。—— 最後に今日の着物の感想を。井本:白ベースの着物を着るのは初めて。お花が大きくて目立っていてかわいいし、帯ひもの色もはっきりしていて、メリハリのある着物だなって。すごく好きです。着ているだけで今年も頑張ろうって気になれます。みなさん、こんな私ですが、これからもぜひ応援してください!(取材・文:名鹿祥史)
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芸能 2020年01月02日 09時00分
日向坂メンバーもファン! 実は“超カッコイイ”吉本坂、2020年こそブレークなるか? フロント4人の【新春インタビュー】
吉本芸人で結成されたアイドルグループ吉本坂46の3rdシングル『不能ではいられない』が、2019年12月25日(水)に発売された。 表題曲は、人気芸人が多く所属する選抜メンバー(CIRCUS)ではなく、若手中心ユニット「RED」が担当。吉本坂の中でも人気が高く、ネットでも「アイドルとしてカッコイイ」、「凄く推せる!」との声が多いユニットである。 今回はREDから、池田直人(レインボー)、小寺真理(新喜劇)、榊原徹士、光永の4人にインタビューを実施。握手会や今年の振り返り、来年の展望など、パーソナルな部分を中心に聞いた。ーー3rdシングルの作詞は秋元康さんが担当しています。楽曲を聴いてどんなことを思いましたか?池田「今までのREDにない感じで、ライブで盛り上がる曲になるんちゃうかなって思います」光永「大人っぽい歌詞の中で、ちょっとした子どもっぽさもあって『どういう人生経験したらそんなこと書けんねん!』って思います(笑)。私たちにしか表現できない曲がたくさん詰まっているCDですし、特別感があっていいなって感じています」ーー男女がキスをする中で踊るMVがネットで話題です。撮影時の思い出をお聞かせください。小寺「1stシングルは木に登ってダンスして、2ndシングルは回転台があって『3rdシングルは何がくるんやろ?』と思ったら何もない(笑)。(周りに)キスしてる人たちがいたり、装飾とかはあったりするんですけど、『あとは君たちのパフォーマンスに任せましたよ』って言われてるんちゃうか、と思うくらい本当に何もなくて……。私たちのダンスが成長したから(任せられた)なのかなとも思います」榊原「今回RED全員で肩を組みあってワーッてやるシーンがあったり、カメラが目の前にあって近づくシーンがあったりするんですけど、みんな奥手で全員で背中を押すみたいなことがありました。トットの多田(智佑)さんが一番前に出なかったですね。『俺はええねん』って(笑)」ーー握手会もたくさんやられていますが、それぞれどんな人がいらっしゃるんですか?池田「女性の方が多いんですけど、『SNS見ていて吉本坂にも来ました』とか、普段劇場でも会えるんですけど、『ちゃんとお話しして気持ち伝えたかったです』っていう方もいます。『好き』って気持ちを伝えてくださる方もいるので、握手会は、自分の気持ちを伝えられる場所なんだなって改めて思いました。前の曲で、まりこりんさん(小寺)にバックハグをする振り付けがあったんですけど、握手会にまりこりんファンの方が来てくださって、ヤバイ怒られる……って思ったら『ナイスハグでしたよ!』って(笑)。良い方が多いですね」光永「男の人も来てくれるんですけど、女性のファンの方が多いです。SNSでお洋服をアップしていて、それで知ってくださる方が多いみたいで、私が普段着てそうな服とか、私の髪型をマネしてくれている子がいたり、ショートカットの女の子が多く並んでくれます。すごい狭いんですけど、ボーイッシュ界のカリスマを目指しているみたいな(笑)。本当、メンバーによってファンの方の色が出るなって思いました。隣のレーンを見ていても全然違う!」小寺「私はほぼ30〜50代の男性が多いです。日向坂46の宮田愛萌ちゃんが私のこと好きって言ってくれていたみたいで、そのファンの方が『愛萌ちゃんが、会いたい。単独ライブのグッズ欲しいって言っていたんで、送ってあげてくれませんか?』って言う方がいました。SNSがある時代にわざわざ報告しに来てくださって(笑)。そういうのが面白いですね。あとは、乃木坂46の松村沙友理さんファンの方が私のところのレーンに来て『内緒だよ』って。でも、それが共演した時にバッチリテレビに映って、さゆりんごさんちょっと怒る……みたいな。だから、男の人の『君が一番』っていうのは信じてないんですよ(笑)。他のところにも絶対行ってる!」榊原「お子さんからご婦人までいらっしゃいますね。女性が並ぶのもよく分かるんですけど、その中でも(吉本坂は)男女混合だから、自分のファンだけじゃなくていいし、自分のファンがいろんなところに行ってくれる方がありがたいです」ーー最後に2019年の振り返りと2020年の目標や展望を教えてください!池田「2019年は(個人活動として)SNSを頑張って、地肩もついたと思うので続けたいです。アイドルとしては、やったことない握手会とか、新しい仕事をたくさんやらせてもらえた年だなって思いますね。2020年は芸人としてコントを頑張っていきたいです。アイドルとしてはとにかく流行りたい!(巷で)『吉本坂が流行ってる』って言われたいです」光永「吉本坂に入ったおかげもあって、今まで少しずつパワーを溜めてたものがいろいろ実現できるようになったので、2020年はもっと花を咲かせていきたいです。芸人としては、箔を付けたいので、賞レースもちゃんと獲れるよう、ライブ数をもう少し増やそうかなって思います。吉本坂としては、みんなで売れたいです。『吉本坂46が売れるまでの全記録』(テレビ東京系)って番組をやっているんですけど、番組名変えたいと思います。『売れた記録』で行きます!」小寺「私、みんなに『吉本坂ドリームをみせた一人や』って言われるんですよ。大阪でしか仕事したことなかったし、東京本社に行ったことさえなかったのに、当たり前にいけるようになったし……。新喜劇のメンバーが2期生オーディションを多く受けたのは『小寺ちゃんがいろんな仕事したからやし、そのあたりは頑張ったって思っていいんちゃう』ってお兄さん方に言われたので良かったです。来年は新喜劇も大切にしつつ、東京の仕事もできたらいいなって思います」榊原「2019年は、吉本坂だけではなく、新選組リアンの10周年ライブをやって、2か所でアイドルをやった感じなんですよ。僕は原点がリアンにあるからすごく分かるんですけど、リアンでやっていた景色と吉本坂で見る景色って全然違うんです。リアンは僕たちをキラキラした感じで観てくれているんですけど、吉本坂は距離で言うと近い。近いけど手に届く人間じゃない感覚があるのがいいし、最大のメリットだなって思います。2020年、吉本坂としてはもっと音楽番組に出たいです。個人的には2019年舞台をたくさんやったので、映像に行きたいですね」(取材・文:浜瀬将樹)吉本坂46サードシングル『不能ではいられない』【通常盤A】価格:¥1,182+税【通常盤B(期間生産限定盤)】価格:¥545+税【映像盤(CD+DVD)】価格:¥1,727+税『不能ではいられない』https://www.youtube.com/watch?v=CTaDSi-VdYQ『STRAY SHEEP』https://www.youtube.com/watch?v=Zf7Z3DAxQy
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芸能 2020年01月01日 09時00分
アイドルから演技派女優へ! 2020年は難役に挑戦した映画公開、23歳になった吉本実憂【新春インタビュー】
映画、ドラマなどで女優として活躍。春に瀧澤正治監督の新作映画『瞽女GOZE』の公開を控える吉本実憂。同作では実在する盲人芸能者・小林ハルさんの成人期を迫力ある演技で熱演する。昨年末、23歳の誕生日を迎えた吉本に同作の見どころや今年の抱負、プライベートで挑戦したいことなどについて話を聞いてきた。—— 晴れ着がすごく似合っています。髪型のせいか、すごく大人っぽくなったという印象も受けます。吉本:うれしいです。大人っぽさはあんまり意識していないんですけど、小さいころから好奇心が旺盛で、気になったことはとことん追求するタイプ。写真とか特に、個性が出れば出るほど目につくものになると思うので、最近、「私はこういう人です」っていうのを意識してカメラの前に立つようにしています。今日の髪型などもそんな気持ちが反映できているのかもしれません。私のありのままが伝わればいいなっていう思いでやっています。—— 吉本さんの素の部分を表現した結果、より個性的で大人っぽさの漂う吉本さんが生まれているんですね。以前と比べて心境の変化があったということでしょうか。吉本:いつまでも籠の檻の中に収まっていてはいけないなって。今年もたくさんの人に出会う機会に恵まれたんですけど、自分の真実というか、本当の気持ちだったりを受け入れてくれる人が増えた気がします。出会った人たちからも、そのままでいいよって。逆にそのままがいいよって声をかけてもらえることも多くなって、それが大きな自信にもなりました。このまま自由に飛び続けたいなって思います。—— 今春公開の映画『瞽女GOZE』では実在の人物である小林ハルさんの青春時代を演じています。吉本:撮影は終わりました。いい作品になっていると思います。小林ハルさんって、瞽女(盲人芸能者)で人間国宝の方でもあるんですけど、私も台本を読んだり、歌を聴いたり資料を調べたりしてすごく尊敬したし、自分の人生が小林ハルさんと触れ合ってちょっと変わった気がするほどでした。幼少期を演じた(川北)のんちゃんと一緒に小林ハルさんの人生を生きられたことは自分にとっても大きな経験になりました。—— 非常に大きなテーマの作品ですね。吉本:なぜ小林ハルさんが強く生きられたのかっていう、その土台というか、幼少期と成人期を物語にしていて、プレッシャーも多かったです。ぜひ楽しみにしていてほしいです。—— 昨年末に23歳の誕生日を迎えられました。今後挑戦してみたいことはありますか?吉本:いっぱいあります。ひとつは11月の終わりに東京コミコンに行ったんです。私はマーベルの『アベンジャーズ』が大好きで(笑)。出演されているマーク・ラファロさんとクリス・ヘムズワースさんをそこで生で見れたんです。それはそれで自分の中で人生に大きな影響を与えるような瞬間で。役者ってそういう力も持っているんだってすごく心を打たれました。一生に一度会えるか会えないかの人、あの作品に出ていた役者さんが目の前にいるっていうだけで、自分の背中を押してもらえたような気持ちになったんです。私も改めてそういう役者さんになりたいなって思いました。—— 今年、プライベートで挑戦したいことは?吉本:ネイルが好きなので、ネイルをどんどんやっていきたいって思っています。昨年は役者としてちゃんとやっていくぞっていう覚悟ができた年でもあったので、今年も役者として作品を作り続けて、みなさんにお届けした結果、みなさんの未来もいい方向に行くような、そんな活動をしていければいいなと思います。私の今後の活動にぜひ期待していてください。(取材・文:名鹿祥史)
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アイドル 2019年12月27日 07時00分
アイドル中も“新喜劇”のクセが出る? 吉本坂46新曲は良い意味でイメージ崩壊! 若手メンバー「RED」のクールなダンスも必見
12月25日(水)、吉本芸人で結成されたアイドルグループ吉本坂46の3rdシングル『不能ではいられない』が発売された。 表題曲は、2ndシングルで斎藤司(トレンディエンジェル)、小川暖奈(スパイク)らを擁する選抜メンバー(現CIRCUS)とのジャケット売り上げ対決を制した若手中心ユニット「RED」が担当することも発表された。 今回リリースを記念して、REDの中心メンバーである池田直人(レインボー)、小寺真理(新喜劇)、榊原徹士、光永の4人に話を聞いた。ーークリスマスに3rdシングルが発売されました。それぞれ心境をお聞かせください。池田「(吉本坂46結成時)僕らは選抜に入れなかった悔しさがあったので、表題曲やジャケットになれる喜びがめちゃめちゃありますね。ジャケットで旗を持っているんですけど、ここからそんな風に(メンバーやグループを)引っ張っていけるのか、正直少し不安もあります」光永「今までREDでやってきたプロモーションよりも(稼働する)数が増えているので『自分たちが表題曲になるんだな』って改めて思いますし、(これまでは)小川と斎藤さんが頑張ってくれていたんだなって分かりました。私たちも皆さんを引っ張っていけるように、ブレイクに持っていけるように、頑張っていきたいなって思います」小寺「今2期生のオーディションをやっているんですけど、2期生が入っても大丈夫なように『うまいこと耕せているのかな?』って不安になる部分もあったりします。2期生が入ることでメンバーの入れ替えがあるかもしれないので、このメンバーでやるのも最後かもしれへんし、私たちでオリコン1位獲れたら最高だなって思います」榊原「ウィークリー(週間ランキング)は獲りたいですよね。まだREDは若手ということもあるので、委縮せずに大暴れしまくりたいです」池田「めちゃめちゃええこと言うてる(笑)。それを言いたかった!」ーーコント師でもある池田さんですが、吉本坂の活動について周囲の芸人さんの反応はいかがですか?池田「劇場にいたら、2期生のオーディションが始まっているからか、2期生を受けている子から尊敬の目で見られます。『いやすごいっすね〜MV観ました!』みたいな(笑)。僕自身は何も変わらないんですけど、同じものを目指す中で、そうやって見てもらえるのはありがたいです。(2期生に)抜かされないように、いつまでも尊敬してもらえるように全力で走り続けるしかないですね」ーー光永さんは昔、器械体操されていて、今回のMVでも高いジャンプを見せたり、過去にはバク転も披露されています。ダンスや演出面で参考にしていることはございますか?光永「メンバーにプロダンサーの方がいてるので、踊りながらカッコ良く見せる魅せ方をA-NONとかに聞いて教えてもらっています。普通のダンサーで言うたらA-NON(ダンスの世界大会で優勝)に教えてもらえるなんて早々に出来ることではないんですけど、同じメンバーなので職権乱用しています(笑)。皆さんすごく褒めてくれるので、ノビノビ出来て少しうまくなった気がします」ーー小寺さんは、新喜劇との両立について、葛藤などはございますか?小寺「吉本坂はアイドルを演じるお芝居だと思ってやっているんですけど、どこかで芸人が出ちゃうというか……。笑いを獲りに行こうとしてしまいます。『そこはゼロでいいよ』って言われることもあるんですけど、塩梅がつかめてないですね。タナカシングルくん(8.6秒バズーカー)から『笑いは僕らが獲るんで、真理さんはスンとすましておいてくれたらいいんですよ』って言われたりするんですけど、なんせ新喜劇にいるので、ついつい余計なことを言ってしまうんですよ(笑)」ーー榊原さんは俳優をしながら吉本坂に加入されました。この1年で心境の変化はありましたか?榊原「もともとアイドルをやっていたんですけど(新選組リアン)、その時はよく分かっていなかったし、カッコ良く見てもらいたいって欲が強かったんですけど、吉本坂はめちゃくちゃ素でいられるんですよ。理由としては、気を遣う人たちじゃないからです(笑)。ダメでも受け入れてくれるし、良かったら褒めてくれるメンバーがいるので、飾ることがないんですよね」ーー皆さんはメンバーの誰と仲良いんですか?池田「最近、REDで一緒のしゅんしゅんクリニックPさんと劇場で会うと、『お! こっちでも会うようになったか』って言われて、『逆逆!』っていう現象はあります。話題としては、SNS50%、吉本坂50%ですね。まったく芸人の話をしてないです(笑)」光永「私はみんなと分け隔てなく仲良い方ですけど、きょん(ラフレクラン)とは、劇場でも吉本坂でも会うし、ラジオもやっていて毎週会うし、いつのまにか何でも喋れる仲になれたなって思います。あとは、スパイクの小川とすごく仲よくて、お互いのユニットの情報交換をしたり、どうしたらグループが良くなるのか真面目な話もします」小寺「てっちゃん(榊原)が唯一の同期で何も気を遣わないです。ひなちゃん(光永)とご飯行くってなったら先輩なのでおごってくれるし、池田くんはウチが払わなアカンしみたいな(笑)。てっちゃんだったら一円単位で割り勘できるので(笑)。ほんまにムカつくことがあったら聞いてくれるし、買い物にも付き合ってくれる時もあります」榊原「これまで絡むことがなかったんですけど、芸人さんとお酒を飲むことが増えました。みんな良い人です。素で面白い人ってすごいなって思いますね……楽しいです」ーー最後に、もうすぐ2期生が加入します。メンバーとしてのお気持ちを聞かせてください。池田「めちゃめちゃ楽しみです。同期が混ざっていたり、刺激になりそうな人がいたり、いち吉本坂ファンとしては『今後どうなっていくんやろ?』って。でも、マジでなんも知らんし、それこそREDがずっとあるのかも分からんし……僕らも一緒に楽しませてもらっている感じです」ーーファンの方と一緒の目線で驚きがあるんですね!池田「本当そうなんですよ(笑)! 大の大人が考えてくれて『これがいい』ってやってくれたことなんで、僕らは全力でパフォーマンスするだけです」光永「2期生募集が始まる時は、正直『もういいよ〜。このメンバー最高だから、なんで増やすの!』って思っていたんですけど、オーディションで、皆さんの真っ直ぐで頑張っているところを見て、ワクワクしてきました。しっかり大きな心で受け止めて、一緒に活動していく日を楽しみにしておこうと思いました」小寺「私はナダルに入ってほしかったんですけど(笑)、落ちたんですよね。私が1期生でオーディションに参加した時に、ナダルは落ちているのに毎日私に投票してくれて、その恩返しがしたかったんです。でも、動画オーディションの時に、始まって3日目まで動画を投稿しなかったんですよ。やる気ないやんと思って(笑)」榊原「2期生でREDのようなグループができたとしたら、勢いはハンパないと思うんですよ。僕は勝手に1期生VS2期生とかあるんじゃないかなって思っていますし、『そっちの方が面白くない?』って考えています!」(取材・文:浜瀬将樹)吉本坂46サードシングル『不能ではいられない』【通常盤A】価格:¥1,182+税【通常盤B(期間生産限定盤)】価格:¥545+税【映像盤(CD+DVD)】価格:¥1,727+税『不能ではいられない』https://www.youtube.com/watch?v=CTaDSi-VdYQ『STRAY SHEEP』https://www.youtube.com/watch?v=Zf7Z3DAxQyU
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芸能 2019年11月27日 21時32分
今年はいつもと違う!『笑ってはいけない』期待の出演者は…? ココリコ・方正が語る“ダウンタウン”、“トレジャーハンター”
今年で14回目を迎える『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!』(日本テレビ系)の年末恒例の特別番組“笑ってはいけないシリーズ”。2018年に放送された『絶対に笑ってはいけないトレジャーハンター24時!』のDVD、Blu-rayが27日に発売されたことを受け、出演者のココリコ(遠藤章造、田中直樹)、月亭方正にこの番組への思いについて聞いた。 例年以上に豪華な芸人に加え、古舘伊知郎、中村玉緒、Mr.マリック、寺田心ら多彩な顔触れが登場したトレジャーハンター24時。その見どころについて、方正は「やっぱり井上尚弥くんですかね。12月30日に世界戦があるのに出てくれたのには本当に驚いた」と、“絶対に捕まってはいけない”コーナーに出演した井上の名を挙げた。 遠藤は「僕は酒場のシーンですね。木村祐一さんがダウンタウンさんへの思いを語るんですけど、木村さんの思いが強すぎて…」と、芸人が集まってダウンタウンの珠玉のエピソードを語るコーナーで、感極まって涙を流した木村を思い出して微笑んだ。 田中は「細川ふみえさんのマネージャーが個人的にツボだった」と、芸人のネタをカバーするか否かを、クイズ形式で当てる「出演OKダービー」のコーナーに登場し、その風貌が話題となった細川ふみえのマネージャーを挙げた。“笑ってはいけないシリーズ”は、構成や登場人物が一切出演者に明かされないため、誰が出るのか、どんな仕掛けがあるのかが分からず、常に驚きの連続だという。 放送開始から今年で30周年を迎える「ガキの使いやあらへんで」。長年ダウンタウンを見てきた3人は、松本人志、浜田雅功について「本当にストイック」だと口をそろえる。遠藤は「ある程度取れ高があって終わりが見えてても、2人はそこで終わらない。妥協しないんですよ。必ずその先まで追求する。そんな2人を見てて、僕らが妥協なんてできないです」と話す。 番組放送2回目から出演を続ける方正も「ダウンタウンは限界を作らない。お金もたくさん持ってると思うんですけど、(2人ともに)56歳になってもまだまだ売れてやろうっていう気持ちがビンビン伝わってくる。年をとってもそこは全く変わらないですね。仕事に対して2人とも本当に真面目なんですよ」と尊敬の目を向ける。 『ガキ使』の出演者の平均年齢は50歳を超えており、年々老いを感じる瞬間もあるという。遠藤は「初めてですよ、収録前に老眼鏡をポケットに入れたの。年々見えにくくなってきて」と体の衰えを訴えた。田中も「トイレが近くなったり、疲れるのが早くなったのは感じますね」、方正は「いつからやろう、3年くらい前かな。痛み止めを飲むようになったの」と話し、「笑ってはいけない」の収録前に痛み止めの薬を飲んでいることを明かした。 突然の告白に驚く田中を見ながら「漢方も飲んでるねん。精神を落ち着かせるために。お守りみたいなもんや」と明かした方正。田中は「効くまで時間かかるじゃないですか。漢方に全幅の信頼を寄せてるんですね」と感心していた。 今年放送の『絶対に笑ってはいけない青春ハイスクール24時!』は既に収録を終えており、31日大みそかの18時半から6時間にわたって放送される。 今年の見どころについて、遠藤は「今年は例年以上にネタが詰まっていて、いつもと違う感じを楽しめると思います」と話し、方正も「いろんな意味で新しい“笑ってはいけない”が楽しめると思いますよ」と、期待させる一言。田中も「まずはトレジャーハンターで復習してから今年のを見てほしいですね」と話す。 今年はどういう手で笑わせてくれるのか楽しみな『笑ってはいけないシリーズ』。豪華な出演者にも注目だが、5人の絶妙なリアクションにも注目したい。『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!(祝)通算500万枚突破記念Blu-ray 初回限定永久保存版(25)(罰)絶対に笑ってはいけないトレジャーハンター24時』初回限定版Blu-ray BOX 3枚組(本編ディスク2枚+特典ディスク1枚/デジパック仕様)価格 10,000円+税初回限定版DVD BOX 5枚組(本編ディスク4枚+特典ディスク1枚/デジパック仕様)価格 9,143円+税通常版DVD①〜④価格 1,500円+税
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芸能 2019年11月25日 06時30分
片や料理芸人、片や世界選手権優勝! ラジオも人気のうしろシティ、最高の“B級”ライブDVDが発売
『キングオブコント2012』で彗星の如く現れ、世間に強烈なインパクトを残したうしろシティ(金子学、阿諏訪泰義)。その後も結果を残し続け、個人としても阿諏訪は2018年まで放送されていた『あのニュースで得する人損する人』(日本テレビ系)でサイゲン大介として活躍。金子もフィンランドで開催された「第1回ヘヴィメタル編み物世界選手権」に出場し、優勝も果たしている。 そして昨年、コンビとして10回目となる単独ライブ『人生に、エクスカリバーを。』を開催。東京、仙台、大阪、愛知、福岡、新潟と全国を回り、大成功を収めた。 今回、同ライブを収録したDVDが11月27日に発売されることを記念して、うしろシティの2人にインタビューを行った。単独ライブのことはもちろん、彼らが出演する人気ラジオ番組『うしろシティ星のギガボディ』(TBSラジオ)の話も聞いた。ーーまずはツアーを回っての思い出をお聞かせください。金子:今回から初めて仙台でやらせていただいたんですけど「仙台はなかなか入らない」って脅されていたんですよ。でも、蓋を開けたら満員でしたし、皆さん楽しみにして下さっていたみたいで、やって良かったなって思います。ベストネタとかではない新ネタライブなので、最初は「場所を増やすのもどうなん?」って思っていたんですけど、温かくてホッとしました。阿諏訪:全国を回り出して結構経つんですけど、お客さんの中でも「今年も来てくれた」って恒例になってくれている感じがして嬉しかったですね。ーー単独ライブをやる際に気にかけていることってありますか?金子:東京と大阪だけで単独ライブをやっていた頃って、角度のあるものというか、「こいつら何だ?」って思われたい気持ちが強かったんですけど、全国を回るとなると初めて来る人が多いから、分かりやすくポップなものを作ろうっていうのはあるかもしれないです。阿諏訪:(地方は)割とお笑いを観る文化がなかったりするし、「初めてお笑いライブに来ました」って方も多いので、親切にネタを作るっていうかね。金子:最初の頃は「ウケなくていい」って若手のエゴがありましたね。エゴとポップのバランスが8:2くらいから始まって、だんだん7:3になって、最近は5:5くらいでネタを作るようになっています。ーーデビュー当時から単独ライブをされていますが、お客さんの雰囲気は変わったと感じますか?金子:年配の方も来てくれるので、ますますエゴとポップさの兼ね合いを3:7とかにしていかないとなって思いますね。阿諏訪:ラジオ始めると男の子が増えたり、僕が料理やっていると主婦の方が増えたり、そういう方々にも「来年も来よう」って思ってもらえるようにしないとなって思います。ーーDVDに収録されている中で、好きなコントや見て欲しいコントはありますか?阿諏訪:僕は『ここは天国』ってネタですかね。大声で出せるネタなのでやっていて気持ちいいです。金子:全体的に漫画がモチーフになっているので、それこそ漫画を読む感じで観てほしいです。漫画原作の舞台というか2.5次元みたいなもんなんで(笑)。ーーうしろシティさんのネタは、コントによってボケが変わりますが、シーンによって役どころを決めているんですか?金子:作っている時は言いたいことを言いたいので、メインの役のつもりで書いているんですけど、実際演ってみたら「逆の方がいいか」ってことも多いので、そこは臨機応変に、得意そうな方にやってもらうのがいいのかなって思っています。阿諏訪:明確にボケてツッコんで……ってネタもあるんですけど、(うしろシティのコントは)正しいことを言っているやつがいないですからね。ツッコミっていう正しいやつがいなくて、2人とも変だよっていう(笑)。金子:(稽古中に)役柄を変えてみて、阿諏訪が目立つ役になると悔しいじゃないですか。だから俺も行くぞ(目立つ)みたいな。俺たちは喧嘩コントスタイルだからな(笑)。ーー話は変わりますが、レギュラーでやっているラジオ番組『星のギガボディ』は、前身番組『デブッタンテ』から数えると約5年続いています。テレビや舞台とは違った特殊な仕事で、コンビにとっても大きな役割だと思いますが、その辺りいかがですか?金子:1週間に1回、阿諏訪と2人で喋る時間があるってことだもんね。ラジオがないと、2人で膝突き合わせて喋る機会なんてないですから。学生とかサラリーマンって、日曜(休日)がポイントになってくるじゃないですか。僕らからすると、ラジオを収録している日が1週間のポイントみたいになっていますね。阿諏訪:家庭でいう家族サービスみたいな触れ合う時間というか(笑)。それで「1週間頑張りましょう」みたいな。ーー毎週2人ともトークを作って、本編かラジオクラウド(放送後の配信サービス)で必ず披露していますが、大変なのか、楽しんでいるのかどちらですか?阿諏訪:やっぱり楽しいですよね。自分たちのリスナーは、情熱だけは持っているので、片手間でできないっていうのもあります。上辺だけの話をしていると、バレるので、ちゃんとどこかへ行くとか、話題の場所に行って何かをするとか……そこで、ウソのない行動をするから、ちゃんと自分の身にもなっていますね。金子:夕方くらいに仕事終わって、後輩と飯だけ食って帰る。とかではなくて、だったらその時間を使っていろんなところへ行った方が、人にも会えるし、ネタ作りにも還元されるし、すごく身になっています。リスナーを喜ばせるためとか、使命感も一切ないです。あいつら(リスナー)も別に楽しんでないし、ただただ俺たちを困らせたいんだろうなって。もう喧嘩ですよ。喧嘩ラジオです(笑)。ーー(笑)。では、最後にDVDを購入したいと思っている方にメッセージをお願いします!阿諏訪:昔から親しみやすい設定が多かったんですけど、今回は漫画というまた別ジャンルの皆さんが親しみやすいものがモチーフになっていて、自信のあるDVDです。どんな方でも楽しんでいただけると思いますので、男子も女子も観てください!金子:最近ローカル番組とかグルメとか、「B級が逆にいい」ってされているじゃないですか。そう考えるとB級のDVDです。阿諏訪:いやいやいやそんなことないよ。金子:『このマンガがすごい!』(宝島社)で、下位にランクインしている漫画を知っていたらすごいじゃん。面白いのは、テレビとか、Netflixとかでいくらでも観られるんですよ。そんな中で、(『人生に、エクスカリバーを。』が)ひとつの珍味というか。阿諏訪:「こいつ詳しいな」みたいなね。金子:自分のブランディングのために観ておいたほうがいいと思います!(取材・文:浜瀬将樹)【DVD情報】うしろシティ単独ライブ「人生に、エクスカリバーを。」発売日:2019年11月27日(水)発売価格:¥3,800+税※DVD発売記念イベントを11/30(土)に開催!詳しくは下記参照http://contentsleague.jp/2233/うしろシティ公式YouTubeチャンネル:https://www.youtube.com/channel/UC-9MTRn-MfAMGnocgvvPMyg
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芸能 2019年11月08日 12時20分
【読者招待あり】スピワゴ小沢、持田香織、モンパチも! 大宮エリー「朗読会」に多彩なゲストが集まるワケとこだわりを語る
詩や脚本、エッセイの執筆など、「言葉」を扱う仕事を多く手掛けている大宮エリー。ライフワークとして新たに始めたのが、「朗読会」だ。自作の詩の朗読に、トークイベントと音楽とを掛け合わせた「虹のくじら」を、11月13日(水)、11月15日(金)、12月2日(月)、12月4日(水)の計4回、毎回異なるゲストを迎えて草月ホールにて開催する。 周囲の人間に「何で今、朗読?」「お客さんを集めるのが大変でしょ」と言われながらも、「朗読は絶対これからくるはずなんです」と語る大宮エリー。なぜ今、そこまで「朗読」に力を入れていきたいのだろうか。イベントにかける想いについて聞いた。文末に読者招待もあるのでお見逃しなく。──「音楽と朗読とおしゃべりの虹のくじら」、どういったイベントなんですか?大宮エリー(以下、エリー):私が書いた詩の朗読と、詩の内容に合った音楽のセッション、トークイベントが入り混じったイベントです。──なぜ今朗読イベントを行おうと思ったんですか?エリー:ライフワークとしてやっていきたいなあって思ってるんです。今って、技術が進歩したおかげで、いろんなものが見えるようになったじゃないですか。 私も最新技術を使ったイベントをしてみたいなあとも思ってるんやけど、その一方で、技術の進歩に脳がついていかなくなるんじゃないかって思ってるのね。そこに、正直危機感がある。──どんな危機感でしょうか。エリー:私は子ども時代に鍵っ子だったんやけど、親が留守がちな中、石坂浩二さんが読み聞かせてくれるカセットを聞いて育ったんです。何が今のクリエイティブの源かを考えると、このカセットやったんやないかなと思うんですよね。そういった体験が、見せる技術が進化するにつれてできなくなってるんやないかなと思って。 でも、本来人間の脳って、見えないものを見ようとする力があると思ってるんです。その想像力を使う手段として、朗読って大切なんじゃないかなあと。でね、実は5年前に1回、クリスマスに朗読会をやってるんです。──そのときの反応はいかがでしたか?エリー:700人規模のホールで2回やったんやけど、もうギリギリまでチケットが売れなくて、どうしようどうしようって思ってね、血便が出ました(笑)──朗読会って敷居が高そうな印象をもたれますが…。エリー:そんなことないんやけどね。結局、血便まで出した前回は最終的にちゃんとお客さんが入ったからよかったんやけど、今回も「やばいやばい」って焦ってるんです。でもね、志の輔師匠に、「とにかく続けることが大切。落語も最初は3人のお客さんしかいなかったんだから」って言われて。 でもね、今じゃ寄席が浸透して、何千円ものチケットが売り切れているわけじゃない。だから、朗読会も認知されるところまでまずは続けたいんです。──エリーさんが朗読会に興味を抱いたのはなぜですか。エリー:以前、谷川俊太郎さんの朗読会に行ったんです。そこで、話すプロではない谷川さんが読む谷川さんの詩に触れて、「うわあ、いいなあ」と思ったんですよ。朗読フェスに行くと、めっちゃ泣いている人がいるんです。活字を読むのと、音で耳から聴くのとでは、受け取り方が違うんや、言霊みたいなものがあるんやなと思いました。──今回の朗読会のこだわりはありますか?エリー:物語の朗読にしちゃうと離脱しちゃう人もいると思うんです。ずーっと集中して聴くのって大変やし。だから、今回は全編60秒以内の詩です。詩が物語になっていて、朗読後に歌が流れて。ドラマの終わりに主題歌が流れて、気持ちがぐわーっと盛り上がる感覚が味わえる。──持田香織さんやMONGOL800のキヨサクさんといったアーティストの中に一人、芸人のスピードワゴン・小沢一敬さんがゲストに含まれているのはなぜですか?エリー:小沢さんには「俺、全然美声じゃないですよ」って言われたりもしたんですけど(笑)上手に綺麗に読んでもらうことが目的ではないんです。小沢さんはね、今年初め頃、タモリ倶楽部に出たときの楽屋で話しかけられたんですよ。そのときに、3.11後に私がツイートした「諦めさせない」っていう言葉がめっちゃよかったって言ってきてくれたのが印象に残っていて。そういうことを考える人なんやなって思ったのが、今回につながりました。──芸人やアーティストといった幅広いゲストが特徴ですが、毎週水曜に生配信している「スナックエリー」も、多彩なゲストを招いて行われています。エリーさんの人脈の広さが窺えるのですが、どういったご縁でゲストが来られているのでしょうか?エリー:スナックエリーは、ゲスト必須ではないんですけどね。テレビ出演をきっかけに仲良くなった方や、友達の友達が紹介されてやってくるんです。今度ゲストに千鳥のノブさんが来るんですが、彼はまさに紹介ですね。親しくしている麒麟の川島くん経由で、今回初めてゲストに来ることになりました。──え、では初対面ですか?エリー:そうなんですよ。何を話したらええんやろう。どんな方なのかもよくわかってないんやけど…。──「ただ飲んで、話す」場なんですね。台本もなく。エリーさん:そう。飲みながらただただ話すだけ。仕事上がりにゲストが途中参加してくれることもある自由な場です。酔っぱらった姿を残しとくのもあれなんで、スナックエリーはアーカイブせず、LINEライブやインスタライブで配信しているんですよ。──最後に、今回の朗読会の見どころを教えてください。エリー:アーティストやったら音楽性以外の部分、芸人の小沢さんやったらネタでは扱わない部分みたいに、ゲストの新たな一面が見られるんやないかな。アーティストの方って、ふだんそんなに語る場ないですしね。めっちゃ密度の濃い時間を過ごしてもらえるはずです。朗読や詩に興味がないっていう各ゲストのファンにも、ぜひ来てほしい。 あと、がんばりすぎちゃって疲れている人とかにも。今年は自然災害も多かったから、2時間ゆったり過ごして、ほっこりあったかい気持ちになって帰ってもらいたいなあ。全4回で完結するイベントなので、1回だけじゃなくて、4回全部来てもらえたらめっちゃ嬉しいです。良かった人は友達に勧めてもらって、今度は一緒に来てもらって。そうやって広がっていってくれたらいいなあと思いますね。(インタビュー終わり) 取材後に配信されたスナックエリーで、ゲストのノブに「今度ノブさんも朗読してみようよ」と誘う大宮エリーの姿が見られた。イベント名の「虹のくじら」は、エリーさんの著作のタイトルでもある。「さまざまな人に、いろいろな言葉を持ち帰ってもらえる場にしたい」と込められた想いを語ってくれたが、その多様性はゲストにも通ずることなのだろう。 「大宮エリーの音楽と朗読とおしゃべりの虹のくじら」は、11月13日(水)、11月15日(金)、12月2日(月)、12月4日(水)の計4回。トークや音楽も交えたイベントだ。詩や朗読に縁遠い人も、ぜひ足を運んでみてはいかがだろうか。このスペシャルな朗読会に、読者をご招待! 詳しくは以下より。https://npn.co.jp/present/detail/1364033/「大宮エリーの音楽と朗読とおしゃべりの虹のくじら」2019年11月13日(水)大宮エリー×原田郁子2019年11月15日(金)大宮エリー×コトリンゴ×小沢一敬(スピードワゴン)2019年12月2日(月)大宮エリー×持田香織×おおはた雄一2019年12月4日(水)大宮エリー×キヨサク(UKULELE GYPSY・MONGOL800)http://ellie-office.com/news/4517/文・写真:卯岡若菜
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芸能 2019年11月08日 09時20分
元AKB、アイドリングも出演! 謹慎復帰後のインパルス堤下、初プロデュース舞台上演 今後の活動予定は?
インパルスの堤下敦が初のプロデュースを手がける舞台『愛害〜12の本性〜』が11月8日から10日まで恵比寿エコー劇場で上演される。 突如遭遇したアクシデントで地下にある相席ラウンジに閉じ込められてしまった男女4組と店員たちの人間模様を描く本舞台。演出を渋谷悠が手がけ、堤下本人も堤下アツシ名義で出演するほか、後藤萌咲、倉田瑠夏、田中尚樹、真下玲奈、脇春、土井良祐、保土田充、長瀬貴博、小野弘喜、平館真生、大村仁望ら個性的なキャストが多数出演する。 堤下にとっては謹慎騒動復帰後の注目の作品でもあり、今後の活動の動向などにも注目が集まる。公演を前に堤下と演出の渋谷を直撃して話を聞いて来た。—— 堤下さんは今回の舞台でプロデューサーとして具体的にどんな分野で携わっているのでしょう?堤下:全部に関わっています。キャストをお願いするのも、演出に渋谷さんを選んだのも僕。会場も自分で選びました。渋谷:名前だけのプロデューサーではないです。このタイトルなんかも堤下さんが選んだもの。多方面で目を配ってくれました。—— 渋谷さんと堤下さんはどのような経緯で今回タッグを組むことになったのでしょう。堤下:前回出させてもらった短編映画『ルーツ』で監督をしてくださっていたのが渋谷さんなんです。今回、大村をキャスティングするにあたって、演出家をちゃんとつけたくて、僕の中で彼女と一番合わないであろう演出家、ちゃんと言い合えるであろう演出家、彼女より経験値のある演出家ということで渋谷さんを選んだんです。—— 今回の作品は演劇。お笑いではなく、演劇というフィールドを選んだのはなぜですか。堤下:もともと僕は演劇もずっとやって来たんです。何年もやっています。ファンの人も僕が一人で舞台に出る状況には慣れていると思います。自分の可能性を広げる活動として演劇にも取り組んで来たんです。自分の活動が広がれば演劇でも配信でも、どんな表現でもいいと思っているので。つまり僕はお笑い芸人でもあるし、配信の堤下でもあるし役者の堤下でもある。そういうことです。どんなパイでも良いと思ってやっていますから。それで今回は演劇なんです。—— 今回の舞台では普段堤下さんが見せる“お笑いの堤下”とはまた違った世界を見せてもらえるということですね。例えばそこで見せる笑いの質なんかも違ったものがあるということですね。堤下:変な話ですけど、演劇の笑いは役者の方がうまいんです。僕らお笑い芸人なので、お笑いの舞台に役者さんが上がって来て役者さんを面白くすることはできるけど、役者さんの芝居とかで三枚目として自分たちがキャスティングされて出て行くと、役者さんの方が明らかに面白いって実感するんです。僕らは笑いを作り上げる作業が得意、役者さんは作り上げられたものを演じて笑いを取るのがうまい。そう考えて今回、お笑い芸人はキャスティングしなかった。堤下の舞台なのに、このキャスト、このビジュアル、どうなっているのっていう見る側の違和感をぶっ壊すところが今回の僕の楽しみです。そこが一番の見所じゃないかって。渋谷:見る人もお笑いの人がプロデュースしているから、きっと笑える作品になっているに違いないと先入観が働くと思うんですけど、まずそことどう遊ぶかって戦略も立てたんです。タイトルやビジュアルを見ると、ちょっとそういう路線とは違うだろうなっていうのは予感させています。どっちかというとシリアス寄りだろうって思って来てもらって、思ったよりも笑いがあったというのが落としどころではないかと。—— マドンナ的存在として後藤萌咲(元AKB48)、倉田瑠夏(元アイドリング!!!)がいます。彼女らにはどんな期待を持っているんでしょう。堤下:瑠夏ちゃんは芝居の経験も豊富。上手で勘の良い方ですけど、後藤萌咲ちゃんはある種未経験者。そういうほぼ未経験者なキャストが何人かいるということで周囲が頑張らないといけないって状況が生まれたらいいなと思っています。渋谷:本気でやっている、本気で動いている間に次が見える。本気でやらなきゃいけない外堀のようなものを堤下さんは作ってくれたと思います。同じ船に乗っかったからこの先どうなるかも、これをやりながら見えてきそうです。キャスト、設定一つとってもどうなるか分からない。これを作ることでもう少し自分のことが分かるようになるかもしれないと期待しています。—— お笑い芸人堤下さんとしては今後どう活動されていくんでしょう。堤下:そもそもお笑い芸人が演劇プロデュースしたりして、そういうことがめちゃくちゃ面白いなって思っているんです。周囲にもそう感じてもらえるようになっていきたいです。あいつ、面白いことしているなって思われる人間になりたいということです。なんだよ、お笑いやれよっていう人もいるかもしれないですけどね。渋谷:お笑い芸人はお笑いをとか、もうそんな時代じゃないということなんです。枠をどう壊せるかが芸人の面白さになって来ている時代だということです。この人が次何やるのかっていうのが面白いと思えることだと僕は思っています。堤下:僕が次、船の船長とかをやっていたら面白いでしょう。お笑いをやりつつ、こういう活動をしても全然良いと思うんです。ぜひ僕の今後の活動に注目してみてください。『愛害〜12の本性〜』■プロデューサー:堤下アツシ■作:大村仁望 ■演出:渋谷悠■出演(50音順):後藤萌咲、倉田瑠夏、田中尚樹、真下玲奈、脇春、土井良祐、保土田充、長瀬貴博、小野弘喜、平舘真生、大村仁望、堤下アツシ【公演スケジュール】11月08日 (金)〜11月10日 (日)の全5公演<チケットのご予約・お問合せ>チケットよしもと予約問合せダイヤル 0570-550-100(取材・文:名鹿祥史)
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次クル芸人 〜新時代に輝くホープたち〜 (Vol59 カミナリ)
2016年12月27日 12時00分
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芸能
エグスプロージョン、1stアルバム「CD/E」を発売! 来年はさらなる高みへ
2016年12月13日 11時55分
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アイドル
「恋花」でデビューするFlower Notesインタビュー
2016年12月06日 17時00分
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アイドル
アイドルカレッジで今年ソロ活動に積極的だった3人を直撃! 「これがきっかけでグループに興味もってもらえれば!」
2016年12月02日 11時45分
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芸能
次クル芸人 〜新時代に輝くホープたち〜 (Vol58 ANZEN漫才)
2016年11月28日 12時00分
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芸能
fumika 「You're my Hero / FIGHTER」インタビュー
2016年11月16日 20時45分
特集
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あかつ、アメリカ・アポロシアターでの「動きで笑わせるネタ」は世界にも テレビに年数回でも出られる自分は「持ってる」
芸能
2025年10月03日 12時00分
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TKO・木下、篠宮との一件を明かす 目標は「タイと日本のハブ」 挑戦に対する厳しい声には「どうでもいい」
芸能
2025年09月26日 18時00分
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元ボーイフレンド・宮川英二、最大の挫折は「M-1グランプリ」 セカンドキャリアは、芸人やお笑いサークルの学生の就職支援 芸人の給料も赤裸々に語る
芸能
2025年09月18日 17時00分
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岡平健治「19」解散は「お金の問題じゃない」 岩瀬敬吾、地元に戻るのを「止められてよかった」 今後はバラエティーで「ポンコツっぷりを見て笑ってほしい」
芸能
2025年08月05日 23時00分
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misono、家族について「マジで気持ち悪い家族」 「⼦ども⾃然にできると思っていたけど……」と不妊治療の再開、明かす
芸能
2025年09月16日 11時00分