──5月の台湾遠征は大成功だった。
南千紗登(=以下、南) 遠征自体は2回目だったんですけど、台湾だけでなくて、シンガポールやマレーシアのファンも来てくれて、(アジアに)アイドルカレッジの名前が広まったな、と。
──現地アイドルフェスの様子は?
南 とにかくたくさんのお客さんが来てくださって!
冨田樹梨亜(=以下、冨田) 前回遠征したとき、台湾のファンがTwitterをフォローしてくれていたんですけど、最初は中国語でリプライをいただいてたんですよ。でも最近は、日本語を覚えてくださって「おはよう」とか書き込みしてもらったり、握手会でもカタコトで「きょう楽しかったよ」と言ってもらえたり。
川音希(=以下、川音)ライブ中も「カワオー!」って私のニックネームを呼んでくれて!
南 カワオちゃん、よく聞こえてたよねえ〜!
川音 すごい発音しやすい名前だったみたいで(笑)。
上水口姫香(=以下、上水口)初めてだったんですけど、たくさんの人の前で踊れたのと、メンバーのみんなと出れたのと、コールとかすごい盛り上ったのがうれしかったです。
──誕生日がきた。(一同、おめでとう!)
上水口 きょうで14歳です。(※インタビュー当日が誕生日の5月27日)
──14歳になって最初のインタビューだ。
南 ちなみにどう? 14歳になってなにか変わった?
上水口 まだ変わってないです(笑)。あ、でも、勉強? きょう数学の小テストあったんですけど……できました〜!
(一同、リアクションに困って苦笑い)
冨田 あ、私、もうちょっとで22歳だ…(ボソリ)。
──年齢的にも(上から下まで)幅のあるアイカレさんですもんね。そのアイカレの派生ユニット「UP's COLLEGE」も5月に解散ライブ→本隊合流した。
冨田 私たちは当日うしろのほうでライブ見ていたんですけど、ちぃちぃ(=南)はリーダー的な立場なんで客観的に見てるだろうなって思ったら、もう、一番に騒いでて!
南 前で見ていたクラスメイトさん(=ファン)には負けなかった自信があります(笑)。もちろん曲ぜんぶ知ってるんですけど、セットリストを見てなかったので「ああ、次の曲これなんだ〜。アンコールこれかあ〜」みたいな、完全にファン目線でした。
──アイカレとしては一枚岩となったが、夏に向けての動きは?
南 夏のイベント出演もそうなんですが、なんといってもアイカレ今年後半の10月から始まる7大都市ツアーに全力ですね。それと、夏には初のライブDVDが出せそうです! あと、個人的には6月13日発売の週刊プレイボーイに「初代グラバカ!クイーン」 スペシャル特典のグラビアが掲載されます。
川音 スゴイ! ハイレグ着てるの?
南 ハイレグはない(笑)。でも、○○○は出る!(※編集注 アイドルなので○○○は伏字に)
──定期ライブ以外にも公開授業も評判だ。
南 月2回ぐらい東京・秋葉原の「ハンドレッドスクエア倶楽部」で「演技」「お笑い」「ホームルーム」のどれかのテーマでやっているんですけど、これが面白い! お客さんも増えてて。お笑いなどは、そのときのテーマで、珍回答がさく裂! 姫ちゃん(=上水口)やカワオちゃん(=川音)は何言い出すかわかんないしで(笑)。
川音 チーム分けされてて、私のチームは「ブラックエンペラー」っていうんですけど、文字通り“ブラック”なことしか言わなくて(笑)。
南 ほんとブラック!
川音 クラスメイトさんに「アイカレって清く正しくなんじゃないの?」って心配されるぐらいギリギリの線を攻めていて(笑)。
南 アイカレは育成型アイドルなんですけど、公開授業は“ふれあい型”の面もあるので、ぜひ見に来てください!