−−おふたりは、昨年に続いてMCを務めるそうで。
浜本広晃 (右)「そうですね。1回目、2回目は日替わりMCで、それもやってたんですけど、去年から僕らが全部やるということで」
白川悟実「世界から来てるパフォーマーが、去年と全員変わっているからね」
浜本「前回はアクロバティックなんが多かったけど、今回は見入ってしまうような。家族向けかなって感じがしてますね。こういうショーってね、ラスベガスがなんとなくのイメージで、海外のお客さんってテンション高いじゃないですか。“フ〜ッ!”とか“ブラボーッ!”とか、“オー、マイガーッ!!”みたいな。日本人はなかなかそういうのをやらないから、僕らMCなんで、なんとかそういうテンションにしていきましょうよみたいなことをできたらなぁと」
白川「関西では、やってくれはるんですよ」
−−バックステージは、どんな感じになっているんですか?
浜本「意外とね、入念にストレッチしてたり。皿回しの人も、すっごい練習してますね。話しかけられる雰囲気ではあるんですけど、2、3ラリーで終わってしまうんですよね。僕らの英語力のなさ」
白川「1ラリーすると、しゃべれるんやと思われて、ガンガンしゃべってこられるんで、付いていかれへん(笑)。 “あっ、あー…”ってなる」
−−吉本新喜劇を観られるのも、大きな魅力です。
浜本「ふだんの新喜劇にはエグスプロージョンが出てないので、これがどう融合するのか。すごいダンスを観られて、めちゃくちゃ笑えて」
白川「最近は、東京でも(TOKYO)MXで新喜劇を観られるようになって、人気あるみたいですけど、ここではガッチリ観れますから」
浜本「もう、僕らは新喜劇を観て育った世代なんで、マネしたくなりますよね。僕らの時代は、(間)寛平師匠を観た翌日は、学校の机にお尻こすりつけて、“かい〜の”ってやってたし。で、家族で来ても、新喜劇の場合は子どもが集中して観てるから、お父さん、お母さんも安心して舞台に集中できると思う。家族全員で楽しめるって、ほんと新喜劇ならではやなぁって。で、家帰って、子どもが新喜劇のフレーズを言うて、お父さんがツッコんだりとか」
白川「期待を裏切らないんでね。新喜劇は、確実に笑えるし。僕もちっちゃいころは、土曜の昼は新喜劇を観て、チキンラーメン食べてました。小学生のとき、岡八朗(故人)さんと花紀京(故人)さんの、オッサン同士の絡みを観てケラケラ笑うって、新喜劇じゃないと無理ですよね。子どもでも、楽しめますよね」
−−最後にPRを。
白川「新喜劇と世界の芸が同時に観られる。こんなお得なイベントはないんで、ぜひ劇場へ来てください」
浜本「僕らはMCなんで、はっきりいって幕間の場つなぎ。でも、ただウダウダしゃべるだけじゃなくて、せっかくなんでね、プチパフォーマンスをやれるように考えてるんですけども。でもそこはね、厳しく第三者の目で精査してもらって、やってもいいという声があるようであれば、やらしてもらおうかなぁと思ってます」
白川「第三者を呼んでこいっちゅう話やな」
【THE舶来寄席2016】
大阪公演:なんばグランド花月(5月11日〜6月5日※5月31日、6月3日は休演)
東京公演:東京グローブ座(6月9日〜12日)
『THE 舶来寄席公式』HP http://the-hakurai.com/
お問い合わせ:チケットよしもと予約問合せダイヤル0570-550-100(10:00〜19:00)