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第1話は、2022年、海上保安庁に「潜水特殊捜査隊」、通称「DCU」が発足した。DCUはいわば水際捜査に特化したエキスパート集団。隊長となったのは、50歳を迎えた新名正義(阿部寛)。メンバーには過去に水難事件で新名に命を救われた瀬能陽生(横浜流星)もいてーーというストーリーが描かれた。
※以下、ネタバレあり。
第1話では、ラストで変化することとなった新名と瀬能の関係性に疑問の声が集まることに。瀬能は子ども時代に海難事故に遭い、新名に救われたという過去を持っていたが、当時の記憶は失くしている状態。それからずっと新名を慕い続けていたものの、終盤で事故の記憶の一部が復活するという場面が描かれた。
そもそも瀬能が遭った事故が起きるきっかけとなったのは、海上保安庁の中に機密情報を外部リークした“裏切り者”がいたこと。冒頭ではその人物が主人公・新名のバディダイバー・成合淳(吉川晃司)であること、その事実が発覚した際に起こった水難事故で成合が殉職したことが描かれていた。
「復活した記憶は、実は新名こそが裏切り者だというもの。怒った瀬能は新名に殴りかかり、『悲しくて笑えてくるよ。15年間、命の恩人だったと思ってた人間がまさか人違いだったとは!』と訴えたものの、新名には軽くかわされ、『だったらどうする? 悔しかったら思い出せ。記憶思い出してみろよ』と挑発されていました。しかし、これまで慕っていたのにも関わらず、記憶を取り戻した瞬間、葛藤もなく突然激高した瀬能に視聴者は困惑することに。ネット上からは『普通ちょっと不信感抱く程度じゃない?』『ただの情緒不安定な若者』『急に怒りすぎ』『展開が不自然』『極端すぎでしょ』といった声が寄せられてしまいました」(ドラマライター)
また、本作は海上保安庁全面協力の元、ハリウッドなどで制作活動を行っている大手プロダクションとの共同制作との触れ込みでスタートしたが、ネット上からは「潜水シーン思ったより少なかった」「そこまで迫力ない」「海保って言うより普通の刑事ドラマっぽい」「海保の方が警察より陸でも捜査能力高いってリアリティなさすぎ」といった、壮大すぎる設定へのツッコミも寄せられていた。
第1話にして、設定やストーリーにネガティブな声が集まってしまったようだ。