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スポーツ 2006年12月14日 15時00分
大みそかボビー弟と対戦 金子賢 前田道場入り
大みそか「K-1 Dynamite!」(大阪・京セラドーム)の対戦カードが13日、都内ホテルで発表。イケメン俳優の金子賢(フリー)がボビー・オロゴンの実弟アンディ・オロゴン(チームオロゴン)と対戦することになった。「ラストマッチのつもりでいく」と悲壮決意をにじませた金子だが、当然負ければプロ格闘家として廃業すら考えられる大一番。しかし、一部関係者間では早くも「金子再生プラン」なるものが浮上。なんと禁断の“前田道場”入りが持ち上がっているという。 「ラストマッチのつもりでいく」。ボビー・オロゴンの実弟アンディ・オロゴンとの対戦が決定した金子はみけんにシワを寄せながらクールに言い切った。決してセリフを読んでいるのでもなければ、カッコつけているワケでもない。悲壮な決意を示したまでだ。 金子にとってプロ3戦目。いまだ1勝も挙げられてないだけに、自らを追い込むためにあえて“引退”を口にしたのは無理もない。会見でも谷川貞治プロデューサーがあくまで今回は「真価の問われる試合」としたのに対し、金子は「ホント最後の気持ち」と呪文のように繰り返した。そもそもイケメン俳優として映画「キッズリターン」に出演するなど順風満帆なタレント生活を送っていたが、2年前から格闘技に専念するため俳優業を休止している金子。 とはいえ、今回「元モデルだった」という同じ“色物出身”のアンディに完敗すれば俳優業に“リターン”することも十分考えられるが、金子は「そりゃない」の一点張り。あくまで強気だ。不退転の覚悟をチラつかせながらも「格闘技はやめない」とチグハグ回答する金子だが、その舞台裏ではなんと「金子は負けてもOK」という耳を疑う声もあがっているという。 TBS関係者は次のように指摘する。「金子さんはたとえ負けても全然OKだと思いますよ。だって今度は前田さんのところで特訓とかして再生させれば面白いじゃないですか。来年、前田さんは本格的に選手育成に乗り出すみたいですし。番組としても良い前フリが作れる。あの遺恨を使わない手はないですからね」 前田日明スーパーバイザーと金子といえば、物議をかもした「センズリ発言」の一件がある。HERO'S 10月大会で戦前から前田に「金子がリングに上がるのはタレントの自己満足。センズリ参戦だ」と揶揄(やゆ)され、試合後も「アマチュアからやったほうが良い」「プロでやらせるのはかわいそう」などと強烈な“物言い”をつけられた。にもかかわらず、今回はプロ最高峰のリングに上がることになるが、金子はまだ前田に報告はしていないようで「その辺は分かんないっすね」と煙に巻いてみせた。 当初はイケメン俳優・押尾学とのタレントマッチなどがウワサされていたが、押尾が矢田亜希子と結婚するという“ハプニング”に伴い結局のところアンディとの大みそか決戦に落ち着いた金子。とはいえ、負ければ禁断の“前田道場”入りが持ち上がっているだけに、是が非でもアンディを仕留めて初勝利を挙げたいところだ。
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スポーツ 2006年12月12日 15時00分
珍指令 KID 秒殺禁止
大みそか「K-1 Dynamite!!」(大阪・京セラドーム)の対戦カードが11日、都内ホテルで発表。北京五輪を目指してレスリングに専念している山本“KID”徳郁(KILLER BEE)がアテネ五輪レスリング金メダリストのイストバン・マヨロシュ(ハンガリー)と対戦することが決定した。今年に入ってから総合格闘技ではたったの4秒しか闘っていないKID。ここにきてテレビ局サイドからは異例の秒殺禁止令が飛び出した。 金メダリストとの対戦が決定したKIDに珍指令が下された。 5月3日のHERO'Sで神懸り的な秒殺劇をやってのけた“神の子”KID。元五輪レスリング日本代表の宮田和幸を相手にゴングと同時に飛び出し、左跳びヒザ蹴りでKO。HERO'S史上最短となるわずか4秒での瞬殺劇だった。 その後、KIDは7月22日に突然レスリング転向を表明。2008年の北京五輪を目指してレスリングに専念することを明かし、総合のリングを“小休止”することにしたが、大みそか「Dynamite!!」にだけは参戦する意欲をみせていた。 谷川貞治プロデューサーによれば「KID選手が北京オリンピックを目指すことを発表したときから大みそかには出てくれることになっていた」。KIDも「来年の1月にレスリングの大会があるからケガしたら怖いけど、大みそかに出るのはノリ」と口をそろえた。 この日の会見ではアテネ五輪レスリング・グレコローマン55kg級金メダリストのイストバン・マヨロシュと対戦することが発表。北京五輪で金メダル獲得を目指すステップマッチとして格好の相手にKIDは「グレコの選手なんで、組む力がすごい強いでしょうね。クリンチの時にどれくらいのパワーがあるのか。たぶん、今まで組んだことのないパワーでしょうね」と胸を高鳴らせた。 ただし、KIDの大みそか出撃には思わぬところからある“注文”がついている。TBS関係者は言う。「KID選手はKOが多いので視聴率が取れる試合をしてくれるんですが、欲を言えば1Rは闘ってほしい。5月のHERO'Sのときは4秒殺でしたから番組の編成上、こっちが面食らってKOされた感じでしたからね。秒殺だけは勘弁。勘弁…」 そればかりか、マッチメークした谷川プロデューサーも「なにせ今年KID選手はまだ4秒しか試合してない。もうちょっとみてみたいですね。今度は大みそかなので視聴率のことも考えて、ちょっと長めに試合をしてくれればありがたいんですけどね…」と早くも気をもんでいる。 異例の秒殺禁止令を下されたKID。相手がレスリングの相手だけに、高速パンチがうなりを上げれば再び秒殺劇が展開されるのは必至。約6カ月ぶりに総合のリングに立つKIDの戦いから目が離せない。
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スポーツ 2006年12月11日 15時00分
生還小橋に捧ぐ 三沢 GHC奪還
小橋に捧ぐGHC奪還!10日のノア日本武道館大会でキング・三沢光晴が、若きGHCヘビー王者・丸藤正道を危険度Eの雪崩式エメラルド・フロウジョンで撃破。3年9カ月ぶり、3度目の王座奪還を果たした。また、腎臓ガンで長期欠場中の鉄人・小橋建太が189日ぶりにリングにあがり、「必ず帰ってきます」とファンに宣言。GHCの歴史を共に築いてきた盟友の姿を前に、ベルトを巻いた三沢は「小橋が戻るまでがんばらないとな」と頂点で鉄人の帰りを待つことを約束した。 ノアの中心に立つのは、やはり三沢だった。 今年9月に第9代王者・秋山準を破り、新時代の扉をこじ開けた天才王者・丸藤。3月には田上明を倒し、4月には鉄人・小橋と互角の勝負を展開した。残るは三沢の首ひとつ。だが、かつての師匠でノアの象徴である男の壁はとてつもなく分厚かった。 序盤は丸藤のヒザ攻めに苦しんだ。三沢の得意技・フェイスロックも極められた。だが、本紙に予告していたタイガー殺法でペースを取り戻した。エルボースイシーダ、ウルトラタイガードロップと立て続けに空中殺法をさく裂させた。 天才児が放った、花道から場外への不知火という想定外の大技で大の字になる場面もあったが、大「ミサワ」コールがキングを後押し。雪崩式タイガースープレックス85、タイガードライバー91と封印していた殺人技を立て続けに浴びせ、最後は雪崩式のエメラルドフロウジョン。武道館には悲鳴がこだまし、丸藤も3カウントを聞くしかなかった。 03年3月以来、3年9カ月ぶりに頂点へ返り咲いた。「やっぱりうれしいよね」と素直に喜びを爆発させた。戦前は、世代交代が声高に叫ばれ、4度あった前哨戦では王者の好調ぶりばかりが目についた。それでも、大一番での勝負強さは、やはり三沢だった。 「まだまだくじけちゃいないしね。オレらの世代でも強い人間はまだまだいるよ」。新時代を期待する声に対し、キッパリ言い放った。オレたちの世代。そこには、この日、189日ぶりにリングに立った小橋がいた。 GHCの歴史をともに築いた盟友は、病魔に冒されながらも必死にリング復帰の道を手繰り寄せている。「焦ってほしくないけど、オレたちの試合をみて、いい意味で早く復帰をね、『よし、がんばろう』と思ってくれればいいよね」と三沢らしいエール。小橋からも「ケガしないようにがんばってください」とのゲキがあった。第5代王者時代、三沢のベルトを奪ったのが小橋で舞台は同じ武道館。絶対に負けるわけにはいかなかった。 次期挑戦者には森嶋が名乗りを上げ、三沢も呼応。来年1・21武道館大会での初防衛戦が決定的となった。今年覚醒した次代の怪物である。それでも三沢は、「小橋が戻ってくるまで防衛する?そこまでは保障できないな(笑)。でもそれぐらいの気持ちでやりますよ」と、冗談交じりで王座死守を約束した。 盟友・小橋への思いを胸に、三沢がノアの頂点に立ち続ける。
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レジャー 2006年12月09日 15時00分
GI朝日杯FS 藍子 オースミダイドウ 逆らえない
今週は2歳王者決定戦「第58回朝日杯FS」(GI 芝1600m 10日)が中山競馬場で行われる。女優・佐藤藍子はデビューから無傷の3連勝、将来性十分なオースミダイドウに熱視線。「勝つのはこの馬で間違いない!」と確信を抱く自信の◎を打った。 来年のクラシック戦線を占う意味でも非常に楽しみな「朝日杯FS」。今年はデビューから無傷の3連勝を飾っているオースミダイドウが人気を集めていますが、私もこの馬の能力は頭ひとつ抜けていると思います。まずはこの馬の単勝を。 ダイドウに関しては、私の母がスペシャルウィーク産駒が大好きということもあって、デビュー前から評判をさんざん聞かされてきました。しかも、新馬の際はテレビでも評論家の方がダイドウを強く推奨しているではありませんか。実際、レースを見たら評判にたがわぬ大物感を漂わせていたし、「やっぱり強いんだ」と私も強く感じました。 ディープインパクトは超特別なので、それほどの馬になるかまでは分からないけど、来年のクラシック戦線をにぎわすことは間違いないはず。大げさに言えば、私にはこの馬の“ヴィジョン”が見える!父スペシャルウィークが制したダービーを勝って、ぜひ親子2代制覇を成し遂げてもらいたいです。 サンデーサイレンス亡き今、SSに匹敵するような種牡馬はまだ出ていないけど、私も大好きなその仔SWが、父に匹敵する活躍を見せてくれるのでは、と期待してます。SSの孫でズバ抜けた強さを誇る馬が見たい。ダイドウはそんな馬になってくれるんじゃないかな。 今回は武豊騎手からペリエ騎手への乗り替わりになるけど、ユタカはまだ朝日杯FSは勝ったことがないので、むしろペリエ騎手の方がいいんじゃないでしょうか。 単勝でもう一頭狙いたいのはマイネルシーガル。同じ事務所の後藤騎手が手綱を取るので“声援”を送りたいと思います。 一昨年はマイネルレコルトに騎乗してこのレースをレコード勝ち。近況も先々週のJCダートをアロンダイトで制し、先週も日曜中山メーンのターコイズSを勝つなど、目下絶好調。今週もやってくれる気がします。(プレゼンターを務めた)JCダートのときもそうだったけど、私が競馬場に足を運んだときには後藤騎手が勝つんです。今回は競馬場に行けないけど、気持ちは競馬場にいるつもりなので、好騎乗を期待します。 今週はダイドウで頭は間違いないと思っているので馬単で勝負します。 まずはダイドウを頭に、シーガルに。あとはステイゴールド産駒のドリームジャーニーを狙います。 父のステイゴールドは現役を引退してからもヤンチャなままで、ステイ産駒はそんな父の性格が受け継がれているようです。父同様に小柄(前走時420kg)なジャーニーは毛色の違いこそあれ、まさに父の生き写しといった感じ。前々走の芙蓉Sで1600mを勝っているし、父譲りの気性の強さが、GIという大舞台で爆発するんじゃないかな。 また、私は馬体の写真を見て馬券を買うことがあるんですが、今回ひかれたのがフライングアップルとローレルゲレイロの2頭。特にアップルはお尻の筋肉がいい!東スポ杯2歳S2着の実績もあるし、ぜひ押さえたい。ゲレイロも胴が短くマイルは合いそうだし、皮膚が薄く全体的にシャープな感じの馬体が好印象です。 現在の2歳馬のアドマイヤコジーン産駒はかなりデキがいいとの情報を聞きました。実際、私がグリーンチャンネル「競馬場の達人」に出たときに、パドックを見てピンときたAコジーン産駒も勝ったんです。Aコジーン産駒には2歳から力を発揮するタイプが多そう。アドマイヤヘッドは札幌2歳S、京王杯2歳SとGIII、GIIで(2)(3)着と結果も出しているし、好勝負に持ち込みそうです。 本命のダイドウと本賞金(3100万円)が同じマイネルレーニアも実績的に押さえます。父グラスワンダーと同じく筋骨隆々でお尻もプリップリなんです。左回りでしか勝っていない点が若干気掛かりだけど、いかにも走りそうな馬ですよね。 あとは3連単で勝負。今回と同じ1600mのデ杯2歳Sの1、2着馬を高く評価。でも、やっぱり勝つのはダイドウだと確信しています。フォーメーションで1着欄はダイドウ、2着欄にゲレイロとシーガル、3着欄にはゲレイロとシーガルの2点で勝負します。 (11)と(12)の単勝、馬単は(11)を軸に、(12)(3)(7)(9)(14)(4)へ。3連単はフォーメーションで(11)→(9) (12)→(9)(12)。以上10点に100円ずつの合計1000円。
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レジャー 2006年12月08日 15時00分
朝日杯FS マイネル軍団の若大将 シーガル
2歳王者を決定する「第58回朝日杯FS」(GI 芝1600m 中山10日)の枠順が、きょう8日確定した。本紙「パドック最前線」の古谷剛彦記者は、今年の2歳戦線で新種牡馬が活躍している点に着目。牧場時代から評判の高かったゼンノエルシド産駒のマイネルシーガルに白羽の矢を立てた。
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レジャー 2006年12月07日 15時00分
GI朝日杯FS マイネルレーニア 血の魔力で勝つ
2歳王者決定戦「第58回朝日杯FS」(GI 芝1600m 中山10日)まで、あと3日と迫った。谷やんこと栗東キャップの谷口昭弘記者が、今年の注目株として熱視線を送るのは大挙4頭がエントリーしてきたマイネル軍団の中でも最多の3勝を挙げているマイネルレーニアだ。中間の気配も絶好で、陣営も待望のGI奪取に意欲を見せている。 「絶好調」(西園調教師)の言葉通り、京王杯2歳Sの覇者となったマイネルレーニア。 栗毛の雄大な馬体と、前肢を高らかに舞い上げターフを叩きつける豪快なフットワークは、まさしくグランプリ3連覇(98年有馬記念、99年宝塚記念、有馬記念)の偉業を成し遂げた父グラスワンダーからしかと受け継いだDNA。京王杯2歳Sから朝日杯FSという父も歩んだ栄光の蹄跡を踏むべく、陣営のボルテージも早、臨界点の“熱さ”だ。 「競馬は『ブラッドスポーツ』と呼ばれているが、あの(武)豊が99年の有馬記念でスペシャルウィークに騎乗、ゴール板できっちり差し切ったと思ってガッツポーズ、ウイニングランをして引き揚げてきたのに、結果はグラスワンダーのハナ差勝ち。こういう血の因縁はその産駒たちにも巡るものだよ」と、西園師は開口一番、この2歳王者決定戦で1番人気と目されるスペシャルウィーク産駒の無敗馬オースミダイドウに堂々の挑戦状を叩きつける。 決戦の舞台となる中山のマイル戦についても、「押し出されて目標になった新潟2歳Sこそ不覚を取った(3着)が、自分のペースをきっちり守って走った前走の京王杯は位置取りには関係なく結果が出せた。しかも、不得手の雨も降っていたなかで。とにかく、直線入り口でジョッキーがステッキを落としながらも勝ったダリア賞を見ても分かるように、スピードがあって自分で競馬をつくれる脚質は、小回りの中山1600mにおいては大きなアドバンテージ」とベストマッチを断言する。 古馬1000万のタムロイーネーを外から並ぶ間もなく交わし切った1週前の追い切り以上に、単走で切れに切れた6日の超抜の最終調整(CW6F80秒6、ラスト3F36秒5→11秒2)を目の当たりにすれば、「素晴らしい動きだったし、顔つきはもちろんのこと、日に日に走るフォームが父親のグラスに似てくるんだ」と師のほおも緩んで当然だ。 最後に、「谷口、いい話を教えてあげようか」と、師が私めだけに肩を抱いて耳打ちしてくれた話を内外読者にもコソッとお教えしよう。 「レーニアのネーミングは母親のチェリーラブにちなんだもので、アメリカンチェリーの最高級品種のこと。オレのアンチャン時代から知っているおまえだから覚えていると思うが、初めてジョッキー時代に重賞を勝たせてくれたのがチェリーテスコで、区切りの300勝達成馬がウインドチェリー。そして、調教師になって初めてのGI勝ちが阪神JFのタムロチェリー(01年)。これだけチェリーに縁があるのは、ホント珍しいこと。何だか、プンプン甘い香りがしてるんだ。京王杯2歳Sから朝日杯を勝ってスターダムに駆け上がったグラスワンダーのように」 師の“予言”通り、ここは迷わずサラブレッドの血の魔力を信じてみようではないか。
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レジャー 2006年12月06日 15時00分
GI朝日杯FS追い切り速報 完成度、センス◎ フライングアップル万全
2歳王者決定戦「第58回朝日杯FS」(GI 芝1600m 中山10日)は、3戦3勝のオースミダイドウを大将格に、関西勢が大攻勢をかけてきたが、迎え撃つ関東勢も駒はそろっている。その一頭が、藤沢和軍団の秘蔵っ子、フライングアップルだ。心身とも完成度が高く、レースセンスは抜群。今朝の最終追い切りでも文句なしの動きを見せた。昨年、ジャリスコライト(1番人気、3着)で流した悔し涙を、今年はうれし涙に変える。 「叶えられることなら、体が2つ欲しい」。藤沢和師の偽りのない心境だろう。 10日の日曜日はフライングアップルが朝日杯FSへ、そしてダンスインザムードが「香港マイル」(GI 芝1600m)に出走する。師は後ろ髪を引かれる思いで、きょう6日、香港に出発する。 さて、フライングアップルだが、「ひと言でいって順調そのもの」と師。変わらないことが一番と強調する。今朝は芝コースで5F64秒8→50秒0→36秒7→12秒1。スタート時に2馬身先行させたタイキスピリッツ(古馬1000万)に4角で並びかけると、そのまま余力をもって併入。全身を使ったダイナミックなフォームで、馬場の外め八分どころを真一文字に伸びた。 「中2週だけど、雰囲気は前走以上。いい動きだったし、体も締まってきた。力を出せるデキだね」と師。その前走・東スポ杯2歳S(2着)は勝ち馬(フサイチホウオー)を上回る差し脚(上がり3F33秒8)を発揮しながら、わずか1/2馬身及ばず長蛇を逸している。 しかし、収穫も大きかった。「初めて経験するタフな東京コースで、しかもスローな流れ(前半1000m61秒8)にスムーズに折り合って、上手なレースをした」と評価する師。「トレーニングセール出身で、体が仕上がっていたので、(入厩してから)手間暇かからず仕上げられるし、状態は充実している」と、完成度の高さをアピールした。 それを証明するように、ここまで(2)(1)(1)(2)着と連対率10割を継続中。センスの良さは特筆されていい。しかも、札幌→福島→東京といろいろなコースを経験してこの成績だから、精神的にも相当タフだといえる。 初めての中山コースも、まったく問題ない。東スポ杯で初めてコンビを組んだ北村宏騎手は「スタートセンスがいいし、スピードもある」とゾッコン惚れこんでいる。中山1600mの条件は、むしろ前走以上に持ち味を発揮できる舞台といっても、過言ではないだろう。 藤沢和師と朝日杯FSといえば、今から11年前のバブルガムフェローの優勝を思い出す。そして、昨年はジャリスコライトが1番人気を集めたが、フサイチリシャールの前に3着と後塵を拝した、悔しい思い出も詰まっているレースだ。 雌伏1年、フライングアップルで昨年の雪辱を誓う。
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スポーツ 2006年12月05日 15時00分
猪木 緊急提言 想定外プロレスをやれ!
“燃える闘魂”アントニオ猪木が4日、来年1・4東京ドーム大会に打って出る新日本プロレスに「35周年のメモリアル。もっとおもしろくしやがれ」と猛ゲキを飛ばした。このままでは自身の当日来場をボイコットしかねない意向をチラつかせたが、その一方では猪木流サプライズ構想もアドバイス。なんと2つのリングで同時に試合を行うという“想定外プロレス”をブチ上げた。 マット界の酸いも甘いもかみ分けた猪木が1・4を成功に導くサプライズをはじき出した。 新日本プロレスと共に来年35周年を迎える全日本プロレスの全面協力のもと開催される1・4「レッスルキングダムIN東京ドーム」大会。3冠ヘビー級タイトルマッチの王者・鈴木みのるVS永田裕志を皮切りに、IWGPヘビー級タイトルマッチも新日プロの12・10愛知大会で行われる王者・棚橋弘至VS中邑真輔の勝者に、太陽ケアが挑戦することが正式決定した。 開催発表以後、ドーム大会については「オレは経営にかかわっていないから」と、そっけない態度で干渉しないことを明言していた猪木。IWGPと3冠の両対戦カードが正式決定したいまでも「ただカード組んで試合やりますじゃ、面白くねぇーよ」と乗り気ではない。むしろ「このままならオレは行かねぇ」と欠席する腹積もりまでチラつかせている。 35周年の記念大会だけに創始者である猪木の来場は必須。それだけに燃える闘魂が欠席となれば、ボイコットされたのと同然だ。しかし、猪木は今回のドーム大会を完全に見捨てたワケではない。 「もっと面白いことをやってくれよと。単純にお客が驚くようなことでなければ意味がない。そうでしょ?新日本も全日本も35周年なんだろ。メモリアルというキーワードから考えても、もっと大胆な仕掛けがあってもいいじゃないか。たとえばドームの中にリングを2つ作ったりするとかよ。新日本のリングと全日本のリングを花道で繋げたら、どんなハプニングが起きるのかな!?まっ、そういう想定外のアイデアが必要なんですよ。ムッフッフ」 これまで新日プロのドーム大会といえば奇抜なマッチメークとともに、時にはスキャンダルな事件をリングに反映し、集客につなげてきた側面がある。それだけに猪木も「興行には意表を突く事が必要」と常々言い続けてきた。舞台はかつて新日本の代名詞でもあった東京ドーム。団体の行く末を握る重要な大会だけに失敗は許されない。「35周年メモリアル」「全日本の全面協力」この2つのキーワードをフルに活用した前代未聞のサプライズがなくては新日本、ひいては日本プロレス界の低迷脱却にはつながらないというワケだ。 来年のドーム興行に想定外の発想の必要性を訴えた猪木。果たしてこの闘魂エールは届くのだろうか。
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レジャー 2006年12月04日 15時00分
GI朝日杯FS オースミダイドウ V4で2歳王者 クラシックヘ 無敗街道
ここまで無傷の3連勝。しかも、そのすべてが他馬を小バカにするような圧倒Vばかりだ。オースミダイドウにとってはここも単なる通過点にすぎない。 もちろん、ただ勝つだけでは意味がない。朝日杯はクラシックに直結しない。1994年の3冠馬ナリタブライアンを最後に、すっかりと定着してしまったこの“負のデータ”をはね返すには中身も要求される。無論、ダイドウにはそれができるポテンシャルが備わっている。とにかく、前走のデ杯2歳Sが強烈だった。 新馬→野路菊Sを軽く連勝しての重賞初挑戦となったが、デビュー2戦が逃げ切り勝ちだったのに対し、位置取りは後方4、5番手から。無理に抑えた感の強いこのポジショニングに、道中は口を割るほどの行きたがりよう。加えて勝負どころでは前が壁になり、なかなか外に持ち出せない。普通なら、間違いなくジ・エンドとなってしまうところだが…。「肝を冷やしたね。あれだけチグハグな競馬になってもうたら、さすがに負けを覚悟するわ。でも、それを勝ちよったし、逆にいえば馬込みが大丈夫ということも分かった。いい瞬発力も見せてくれたからな」 “予想外”の競馬に中尾正師は冷や汗をにじませたが、期待以上の収穫があったのもまた事実。「結果オーライやな」と最後は笑顔で振り返った。レース直後からここに目標を定めてきたとあって、中間は順調そのもの。1週前追い切りでは6F78秒8(ラスト3F38秒6→12秒9)という驚がくの全体時計を計時。その日のDWコースの一番時計をマークし、報道陣からも感嘆のため息を誘った。 「スッキリした体形で、ムダなぜい肉がないから調整はすごく楽。体はつくりやすいね。ストームキャットの肌にスペシャルウィークやからうるさいのは確かやけど、レースのときは装鞍所まではおとなしい。パドックからググッと気合が乗ってくる感じやね。オンとオフがはっきりしとる」続けて師はかつて手掛けたイブキマイカグラについての思い出をこう語り始めた。「イブキは丸い馬場を四角に回ってくるような馬で、管理するのにホンマ、往生したんや。戦闘態勢に入るとダイドウも手が付けられんところがあるけど、あれに比べると頭はええわな(笑)」 イブキマイカグラといえば1990年の阪神3歳Sで西の2歳王者に輝いた実力馬。師はそれと同等以上のジャッジを下している。「何度も言うけど、負けパターンの前走で、追い出したら一気に追い上げてきたやろ。あれでまた力を再確認させてもらったわ。中京で結果を出しとるように輸送も心配あらへん。ノンストップで?うん、そうやな。負けなしで(クラシックに)行こか。ワッハッハ」 東スポ杯2歳Sを制したフサイチホウオーに、札幌2歳チャンプのナムラマース、その他POGをにぎわす評判馬たちの多くは阪神・ラジオNIKKEI杯(GIII 芝2000m 23日)に駒を進める。一部では“空き巣”ともささやかれる朝日杯FSに挑むダイドウにとっては、圧倒的勝利こそが“至上命題”となる。
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レジャー 2006年12月02日 15時00分
GI阪神JF 藍子 イクスキューズ
今週は「第58回阪神JF」(GI 芝1600m 3日)が阪神競馬場で行われる。2歳女王を決定する少女たちの一戦とあって、1992年の「第6回国民的美少女コンテスト」でグランプリを受賞している“2歳女王(?)”女優・佐藤藍子も熱視線を送る。そして“国民的美少女”にはイクスキューズをノミネートした。 先週のジャパンCは本命に推したドリームパスポートが2着に好走。しかも勝ったのは、3連複、3連単の軸馬にしていたディープインパクト。なのに、もう1頭の3連複、3連単の軸馬ハーツクライがいない!10着に大敗してしまうなんて。う〜ん、ニアミスかぁ…。 レース当日は仕事で青森にいたんですが、発走時刻の3時20分にはテレビを見られる状態でした。でも、いざテレビをつけたら、競馬中継が映らない!?フジ系列の岩手めんこいテレビの映像が青森では受信できなかったんですよ。後から実家に電話して聞いたら、予想はニアミスだったし…。レースも見られず、私にとって二重苦の結果でした。 でも、ニアミスまで来たということは、初的中の日も近いはず。2歳の女王を決める今週の「阪神JF」での初ゲットは間違いないですよ! 92年の「第6回国民的美少女コンテスト」で、グランプリを受賞させていただいた私が考える少女の頂点を極めるポイントは? う〜ん、人間と馬では違うと思うけど、私の場合は負けん気が強かったことが良かったのかな。コンテストに限らず何に対しても「誰にも負けない!」って気持ちを常に持っていましたね。今回の「阪神JF」の勝負のポイントは、負けん気の強さだと思います。 今回のメンバーの中で最も負けん気が強そうなのはイクスキューズです。 前走のファンタジーSではスタートで出遅れ、直線でも前が壁になる場面がありながら2着に好走。そのレースぶりを見ても、かなりの負けん気の強さを持った馬だと思います。鞍上の藤田騎手も自分を貫いている人。私は個性の強い人が好きだし、人馬ともに人一倍(馬一倍?)負けん気が強いとあれば頂点をつかむことができるでしょう。 1500mと1800mで勝っている実績を見ても、1600mが守備範囲であることは明らか。右回りの芝でも勝っているだけに、リニューアルされた阪神競馬場もまったく問題ないはず。札幌2歳S、ファンタジーSと、近2走はGIII戦で(3)(2)着と好走している結果を見ても、GIでも勝機はあると思います。単勝はこの馬に賭けます。 現在、私のへアメークを担当するのが馬渡さんという女性で「まーちゃん」と呼ばれているんです。だから、アストンマーチャンも狙いたい。 先週、私がプレゼンターを務めさせていただいたJCダートでは同じ事務所の後藤騎手が勝利を収めたし、今回は「まーちゃん」、しかも「馬」に「渡」で馬渡と「馬」の文字が入っている名前となればきっと活躍するはず。実績を見ても断然って感じだし、鞍上は先週のJCダートで1番人気のシーキングザダイヤを、きっちり2着に導いた武豊騎手なので、上位に食い込んでくるのは確実。馬単でイクスキューズとの表裏で勝負します。 3連単はフォーメーションで、1、2着欄にイクスキューズとマーチャン、3着欄にマイネルーチェとクラウンプリンセスのスペシャルウィーク産駒2頭を押さえます。 ルーチェは父SW、母父がサッカーボーイという血統が魅力的です。SWはもともと母が大好きで、ウンチクをさんざん聞かされているうちに好きになった馬。一方、サッカーボーイは引退後に、ある取材陣が牧場を訪れた際に、寝ていてオナラをブブブッとしていた、と。しかもスタッフの肩口に顔を乗せて歯をむき出しにしていたそうなんです。そんなエピソードを聞き、実際に写真でも見て「カワイイ」って思って大好きになった馬なんですよ。それにSW産駒はシーザリオ(オークス、アメリカンオークスを勝利)を筆頭に、優秀な牝馬を輩出しているので押さえたい一頭です。 もう一頭のクラウンは名前が気になりましたね。クラウン(王冠)で、しかも、プリンセス(お姫様)って。今年はカワカミプリンセスが大活躍しましたが、この馬も来年にはカワカミに負けない活躍をするんじゃないかと期待させるネーミングじゃないですか!? 馬券は(16)の単勝に200円、馬単で(9)と(16)の表裏に200円ずつ。3連単で(9)(16)→(9) (16)→(7)(12)の4点に100円ずつの合計1000円で勝負です。
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レジャー
GI菊花賞確信 3冠 サムソン ディ-プと対照的な雑草馬が史上7頭目の快挙へ サムソンの競馬さえしてくれば自ずと結果は出る
2006年10月16日 15時00分
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レジャー
GI秋華賞 藍子 キス&キッス軸
2006年10月14日 15時00分
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レジャー
確定GI秋華賞 アドマイヤキッス激変
2006年10月13日 15時00分
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芸能
みのもんた 参院選出馬!?
2006年10月12日 15時00分
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レジャー
GI秋華賞追い切り速報 春の実績馬を脅かす不気味な存在 究極の上がり馬 サンドリオン絶好
2006年10月11日 15時00分
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スポーツ
大みそか参戦ほぼ決定 芸能人対決 金子賢vs押尾学
2006年10月10日 15時00分
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レジャー
GII毎日王冠 テレグノシス花道V
2006年10月07日 15時00分
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レジャー
アイルランドT キンシャサノキセキ断然
2006年10月06日 15時00分
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芸能
よしお兄さん、だいすけお兄さんの結婚を祝福「直接聞きました」 パパとしての喜びを語る
1999年11月13日 11時50分
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芸能
マギー司郎「童貞は舞台に立たせない」
1990年12月15日 12時55分
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芸能
中居正広がクレカ被害、詐欺師に対し「可哀想」
1990年11月15日 11時21分
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芸能
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1980年09月26日 22時06分
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芸能
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1970年09月27日 12時20分
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芸能
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1970年09月26日 22時43分
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芸能
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1970年09月26日 22時28分
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芸能
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1970年09月26日 22時10分