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その他 2012年07月01日 12時00分
本好きオヤジの幸せ本棚(11)
◎オヤジ人生にプラス1のこの1冊『流血のサファリ』(上・下)(デオン・マイヤー/大久保寛=訳 RHブックス・プラス 各903円) ハードボイルド小説の本場がアメリカであることに異論を挟む人はいないだろう。1920年代にダシール・ハメットがデビューして以来、レイモンド・チャンドラー、ミッキー・スピレインなど優れたミステリー作家が、孤独でタフな私立探偵を描き続けてきた。しかし近年はこのタイプの小説は時代遅れになってしまったようだ。民間の探偵が独りで立ち向かえるほどこの世の悪の実態は単純ではない、と本国アメリカの読者が気付いてしまったからだ。 けれどもハードボイルド精神がこの世から消滅することはない。本書は南アフリカの作家が2007年に発表した小説の邦訳版である。まさしく孤独でタフな男の戦いを描いている。 主人公レマーは大手警護会社に雇われているフリーランスのボディーガードだ。企業コンサルタントの女性エマを守ることになった。失踪した兄の行方を追うことが何者かの怒りを買ったらしく、襲撃を受けたのだ。レマーは彼女の兄捜しを手伝いつつ何者かの正体も突き止めなければならない。その任務は次から次と彼に試練を与えるのだった…。レマーもエマも白人だが、南アフリカ全体はもちろん様々な人種が入り乱れている。加えてレマーの狂気と正義感を内包したキャラクターも独特。複雑な社会と複雑な個人の内面が火花を散らす本作は少しも時代遅れではなく、現代性に満ちている。(中辻理夫/文芸評論家)◎気になる新刊『地球博物学大図鑑』(スミソニアン協会監修 デイヴィッド・バーニー/東京書籍・9975円) 米国スミソニアン国立自然史博物館の開館100周年記念に出版された一生モノの大図鑑。鉱物、岩石、化石から微生物、菌類、植物、動物に至る5154種が収められている。“本”という形でこそ所有したい。◎ゆくりなき雑誌との出会いこそ幸せなり ブラジルW杯アジア最終予選にEURO2012と、今月はサッカーが熱い。そこでスポーツ雑誌をご紹介しよう。『スポーツグラフィックNumber』(文藝春秋/550円)は“グラフィック”の名にふさわしい豊富な写真と、選手へのインタビュー、評論家やジャーナリストによる細かな分析で名高いが、サッカーを特集した号は特に面白い。 6/21号がEURO2012、続く7/5号が日本代表ブラジルへの道と、サッカーの季節を大々的に扱った特集が続く。EURO特集では、元日本代表監督イビチャ・オシム氏が登場し、見どころを解説。このしかめ面をした頑固そうな爺さんはNumberサッカー特集の“顔”でもあり、独自の哲学に基づく予想は読み応えがある。 7/5号には、今やイラク代表を率いて最終予選で日本に立ちはだかる、これまた元日本代表監督・ジーコ氏の記事が掲載される予定。 サッカーを“深掘り”するには、欠かせない雑誌だ。(小林明/編集プロダクション『ディラナダチ』代表)※「ゆくりなき」…「思いがけない」の意
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芸能ニュース 2012年07月01日 11時59分
芸能ポロリニュース PART20「麻美ゆまの時代が続く理由」
芸能イベントから小ネタを紹介するポロリニュース。今回は、ベタ褒めを4件。●森三中が暴走トーク?「残ってるのは、友近さんだけ」 お笑いトリオ・森三中の大島美幸、黒沢かずこ、村上知子が20日、都内の早稲田大学で、講座「恋愛学入門」に登場しトークショーを行った。終了後の会見で、よしもと若手芸人の素顔をしゃべったという。 その中で、一人だけ独身で、合コンなどの企画仕事がよくくるという黒沢は、これまでニックネームで呼び合った男性芸人たちの名前を複数あげ、親密な(友だち?)関係ぶりを披露。 ただ、よしもとの芸人同士で恋人関係が発生したり、破局したりすると、「必ず、女の方が、やめていきます」という。理由は、「いずらくなる」「職場いっしょだし」「尽くしちゃうのかも」など、など。 しかし、なだぎ武と交際し破局した友近だけは別格のようで、森三中の3人も、「残ってるのは、友近さんだけ」「ほら、なだぎさんと…」などと、世にも不思議そうな表情で、しゃべり始めたとか。 友近、さすがと言うべきか。●神田うのがイベントでスマートな振る舞い! タレントの神田うのと、ヒップポップのZeebraが都内で21日、米海軍特殊部隊の活躍を描いた映画『ネイビーシールズ』のイベントに登場。神田が、報道陣を感心させるスマートな振る舞いを見せたらしい。 この日は、すでに映画を鑑賞していた2人が感想を述べ合った。神田は、愛娘を抱き、夫といっしょに見たという。感想をコメントしたのち、夫の感想は? と神田がふられる場面があった。通常、こういったイベントでは、第3者の発言などはあまり喜ばれない。映画そのものの話題や、イベント出演者たちがかすんでしまう場合があるからだ。 しかし、質問を向けられた神田は、一瞬考えるようなしぐさを見せたあと、「今、Zeebraさんがおっしゃったことと、同じことを言っていました」と笑顔で答えた。質問にはちゃんと答えるが、実質的には何の情報も提供せず、イベント共演者のZeebraにも、イベント主催者にも、気配りの届いた振る舞いで、質問を見事にスルーしたというわけだ。 うの、大人になった?●麻美ゆまの時代が続く理由 AV女優の麻美ゆまとつぼみが21日、都内のライブハウスで、AV誕生30周年を記念したプロジェクト「AV30」のトークショーに登場。共に売れっ子の2人だが、麻美ゆまが、貫録の振る舞いを見せたという。 この日のイベントは、マスコミの取材が入っていた。写真撮影は、ファンといっしょの限られた時間の中で行われたが、麻美は、報道陣からカメラを向けられたさい、それまでファンへピースサインを送っていた両手の指で、とっさに、「3」と「0」の文字をつくり、AV誕生30周年をアピールしたというのだ。 通常、マスコミで流れる報道写真の撮影は、グラビアや、ファンに楽しんでもらうためのスナップショットとは別に、必要に応じたポーズやPRポイントが存在する。若手や、報道写真にはあまり登場しないAV女優などは、報道写真のポーズを取ることが苦手だったり、リクエストがあっても意図を飲み込むのに時間がかかる場合もある。 麻美はバラエティアイドルとしてテレビなどでも大活躍だが、報道のカメラが向けられただけで、自分から指で「3」と「0」を作った。その姿はいっそう輝いて見え、カメラマンからは、「さすが、麻美ゆま」の声があがったとか。 麻美ゆまの時代が、当分、続きそう。●よしもと芸人、さすがのトークショー 22日、吉本新喜劇の小藪千豊と、お笑い芸人の兵動大樹が、50分間のトークショーを、都内のフジテレビで行った。当日の様子はニコニコ動画で生放送。こういったイベントでは、進行を管理する担当者がテレビカメラには映らない位置にスタンバイしているが、この日も、ステージ下の見えない場所から、残り時間などを2人に指示していた。 トークショーは大盛況で、観客は常に大爆笑。時間を感じさせない、あっという間の50分。しかし、最後にちょっとしたハプニングが起きたという。 それは、時間通りに終わらせたと思った2人が、トークショーを終わらせようとした時に発生した。小藪が、進行担当者へちらっと目を向けると、まだ生放送の時間が5分あったのだ。 しかし、小藪はうろたえることなく、「あと5分あるようです」などと、かえってネタにして笑いをとり、すかさず兵動が、「着陸姿勢に入ったのが、また、急上昇ですか」などと、言葉ではうろたえるそぶりを見せながらも、途切れることのないトークでさらなる笑いを誘い始めた。 終了後の会見で、小藪は、兵動とのトークショーはいつもやっていることで、また、どんな場合でも、トークには「自信がある」と報道陣に明かしたとか。 メディア露出が多いといわれるよしもと芸人だが、実力は伴っているようだ。
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スポーツ 2012年07月01日 11時00分
3000万円がゼロに!? 親方年寄名跡特別功労金買い上げで協会紛糾
内閣府の大幅な公益法人見直しに伴い、税金が安いなど、優遇措置が多いということで相撲協会が目指している公益財団法人への移行申請。当初は6月いっぱいにやる予定だったが、またしても紛糾し、7月以降にズレ込む公算が強くなった。 紛糾のタネは様々あるが、根幹は親方たちが持っている105プラス一代年寄2の計107もある年寄名跡の取り扱いだ。 年寄名跡の入手経路は、養子となって譲渡されたり自己資金で購入したりと、実に多種多彩。はっきりしていることは、年寄名跡が親方たちの何ものにも代えがたい貴重な個人財産ということだ。これが「公益性に反する」ということで公益財団法人の移行にひっかかり、これまでの話し合いで相撲協会が一括管理することで決着している。つまり、これまで高額で取引されてきた虎の子の年寄名跡を相撲協会がすべて引き取って管理し、親方たちが勝手に売買できなくするはずだった。 「問題はその引き取り方法。今年1月に文科省に提出した組織改革の行程表には『特別功労金』という名目で事実上、買い上げることが盛り込まれ、前回までの話し合いで一律3000万円という金額も提示されていました。しかし、6月12日に開かれた公益法人制度改革対策委員会で、この買い上げ方式を全面撤回。功労金なしで引き取ることが決まり、3000万円の支払いを止めにしたのです」(相撲記者) どうしていま頃になってこんなに大きく方向転換したのか。 「理由は2つ。1つは107人に一律3000万円も支払うとなると総額32億円余で、財政が急激に悪化している相撲協会の支出能力を超えるということ。もう1つは、年寄名跡の後継者指名問題。所有者は後継者を指名し、それが妥当かどうか、協会内に新設する資格審査会で検討することになったんですが、指名する見返りに水面下で金銭授受が行われれば、なんのための改革かわからなくなる。その罰則をどうするかなど、19日にも理事会や評議員会が相次いで開かれましたが、まだ煮詰めなければいけないことは多いのです」(担当記者) 大相撲界刷新の先行きはいつまでたっても見えない。
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芸能ネタ 2012年06月30日 18時00分
田中みな実 太田光もサジを投げた正真正銘の恋愛自由主義者
TBSの田中みな実アナ(25)に独立説が浮上している。しかも、移籍先は羽鳥慎一や宮根誠司らが所属する事務所という具体的な名前まで挙がっている。今回、田中アナが独立を考えるきっかけがレギュラーを務める『サンデージャポン』からの降板説だ。 「これまで良き理解者であった『爆笑問題』の太田光に嫌われてしまったことが原因です。居場所のなくなった田中アナがフリーとして新天地を見いだそうとしているというんです」(TBS関係者) 田中アナが太田に愛想を尽かされた理由が先頃、世間を騒がせた男性スキャンダル。番組ADとのデートがフライデーされたと思ったら、今度は『オリエンタルラジオ』藤森慎吾との熱愛話が、一部スポーツ紙で報じられた。 その後、彼女は『サンジャポ』内で一連の熱愛報道に対し、ブリッコキャラで全否定したが…。 「ADも藤森も両方本命という話です。付き合い始めたのは昨年10月頃。2人とも同時期らしい。“爆問”が田中アナと距離を置くことを決断したのはあの塩谷瞬も真っ青の二股、三股疑惑が明らかになったから。お騒がせの青木裕子アナは何だかんだいっても恋愛に対しては一途。しかし、田中アナは今回の報道で清純派どころか超肉食系というイメージが明らかになってしまった。番組的にはマイナスだ」(事情通) 実は、田中アナの彼氏候補は今回報じられた2人だけではないという。 「熱愛が報じられた時、一部のスタッフはある人物のことだと思っていたそうです。スポーツ番組を担当するマッチョでイケメンの局プロデューサーです。一緒に旅行にも行っているという話です。また、別のスタッフは大学時代から付き合っている商社マンの男性の存在を口にしていた」(制作関係者) 田中アナの華麗な男性遍歴はいまに始まったことではないようだ。 「青山学院大学の頃から自由恋愛主義で有名だった。高校時代は女子校だったこともあり、大学に入って一気にハジけるんです。当時の彼女は『エッチの相性は凄い大事』が口癖だったとか。大学デビューのきっかけとなるテニスサークル時代は二股、三股交際で有名だったという話もある。彼女を昔から知る仲間は今回の二股報道を聞いて誰も驚いていない」(事情通) エロアナとして開き直るべき。
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芸能ニュース 2012年06月30日 17時59分
週刊裏読み芸能ニュース 6月24日から6月30日
(泥仕合のお家騒動はどう決着するのか) 歌手の小林幸子が4月に個人事務所「幸子プロモーション」の関根良江元社長と女性の元専務を解任したお家騒動でついに進展が。今月15日に元社長に約4000万円、元専務に約2000万円の和解金を支払うことで合意したことを各スポーツ紙が報じた。ところが、双方あくまでも金銭的な問題で和解しただけであることを主張。 小林は27日、騒動後初めて会見し、「つらいです。紅白に出たい」と神妙な顔つきを浮かべたが、自己弁護に終始。一方、この会見を受け、関根氏は28日に「謝罪の言葉があったことについては静かに受け止めたいと思います」としつつ、「他方では、信用できないという思いがあることも事実」と主張した。 「関根氏の背後には芸能界の大物がいるので、小林にとっては完全な“負け戦”。あとは感情の問題なので、小林が関根氏に土下座でもするしかないだろう」(音楽関係者) ここまで泥仕合となってしまったものの、意外と伝統的な儀礼で解決するかもしれない。(しっかりペナルティーを下された日テレ・馬場アナ) 先に発売された「週刊文春」(文藝春秋)で二股&ケチな小遣い稼ぎを報じられた日テレの馬場典子アナ。同誌によると、昨年、馬場アナがプライベートで行った海外旅行の15万円を超える高級ホテルの宿泊代や飛行機代などの領収書を、親しい実業家男性に渡し、20万円を受け取りさらに、その時の飛行機代はなぜか別の男性の知人が支払い、本人が予約していたエコノミークラスの席は領収書だけを入手したというが、同誌が発売された14日と翌15日にレギュラーをつとめる朝の情報番組「ZIP!」に出演せず。しかし、アナウンス部長が関係者らに事情を説明し“揉み消し”を図ったというだけに、18日からは何事もなかったかのように復帰。ところが、来月2日から「キユーピー3分クッキング」のアシスタントが馬場アナから小熊美香アナに交代することが発表された。 「主婦向けで、キユーピーの1社提供の同番組だけに、日テレサイドは問題ないと思っていたが、スポンサーサイドからNGが出てしまったようだ。いくら日テレ社員の給与が大幅にダウンしたとはいえ、あまりにもセコい手口で仕事にまで影響が出てしまったようだ」(日テレ関係者) 今後の馬場アナは、不祥事で出番減少→退社→フリーというお決まりのコース?(福山雅治は恋より仕事が大事) 今週発売の「週刊新潮」(新潮社)で今年1月に写真誌で交際が発覚した歌手の福山雅治と女優の吹石一恵が破局したことが報じられた。記事によると、交際発覚直後、福山は吹石が足繁く通っていた都内の自宅マンションから引っ越し、音信不通になりそのまま破局したという。 「プライベートはガチガチにガードしている福山としては交際をかぎつけられたことが屈辱的だったのだろう。下積みを経験している福山は自分を支えてくれる女性ファンが何よりも大切で、迷うことなく、恋人よりもファンの支持を選ぶタイプ。だから、交際が発覚するとすぐに別れる」(週刊誌記者) さかのぼると内田有紀、白石美帆、小西真奈美、そして吹石と美女とばかり交際してもあっさり破局する福山だが、果たしてどんな女性ならば自身のヒット局のタイトルではないが「家族になろうよ」と言えるのだろうか。
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芸能ニュース 2012年06月30日 17時59分
不祥事続発で“魔の6月”になったフジテレビ
ニッポン放送とフジテレビの元アナウンサーで「つかちゃん」の愛称で親しまれた同局事業局勤務の塚越孝さんが、同局内の男子トイレ個室でスカーフで首をつって死んでいるのが26日、見つかった。遺書があったため、警視庁東京湾岸署は自殺とみて調べている。 「塚越さんはその日の午後2時から出演予定の番組収録を無断欠席そのため、関係者が探していたところ、ガードマンが亡くなっているのを発見した。フジは今月、まるで呪われているかのように不祥事が続発していたが、最後の最後に最悪な事態が起こってしまった」(テレビ関係者) まず今月1日には朝の情報番組「ノンストップ!」で緊急地震速報のチャイム音が誤作動で流れ番組内で謝罪。同局は「機器の不調によるもの」と説明。12日には毒舌で知られていた米・ニューヨーク支局に勤務していた長谷川豊アナが「業務の規定に違反し、ニューヨーク滞在関連費用の不正使用があった」として、長谷川アナを降格処分とし、本社付けにしたと発表した。 18日には、9日に放送されたバラエティー番組「めちゃ×2イケてるッ!」の企画が、急性アルコール中毒を招きかねない危険な飲み方を助長する内容だったとして、飲酒による事故で子どもを失った遺族らでつくる「イッキ飲み防止連絡協議会」「主婦連合会」など3団体が連名で同局に抗議文を送った。 19日には、ロンドン五輪陸上男子やり投げ代表のディーン元気が、埼玉・所沢で公開練習を行い、30社80人のメディアが大挙集結したがフジテレビの姿はなし。それ以前に、早大サイドの意向に沿わない取材をしていたため、早大から取材拒否を通達されていることが発覚した。 20日には同局の系列局のテレビ熊本の元ADの女性が「元同僚を100万円で始末してほしい」との文書を暴力団に送り、殺害を依頼したとして福岡県警に逮捕されていたことが報じられた。 目立っただけでもこれだけの不祥事が相次ぎ、“魔の6月”となってしまった同局だが、こんな「放送事故」もあったという。 「7日に夕方のニュース番組『スーパーニュース』でサッカー日本代表・香川真司が英の名門クラブ、マンチェスター・ユナイテッド移籍に正式に合意したことを伝えた際、同じ香川でも俳優・香川照之が市川車中として歌舞伎の舞台に立った時の顔写真が使われた。おめでたい話題ということで、特に謝罪はなく、ネット上で話題になっただけだった」(芸能記者) そして、月末の塚越さんの自殺…。 今月は同局が2度振り返りたくない“黒歴史”となってしまったようだ。
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レジャー 2012年06月30日 17時59分
橋本千春の勝馬ピックアップ!(7/1) ラジオNIKKEI賞 他4鞍
☆福島11R「ラジオNIKKEI賞」(芝1800メートル) 可能性のある馬は五指に余り予断を許さないが、その中でサンレイレーザーに白羽の矢。 地方から転入初戦でいきなりガンジス(1600万下)に快勝。能力の高さは証明済みだったが、前走の小豆島特別は真骨頂。歴戦の古馬勢を手玉にとり、0秒4差突き放す圧勝劇だから恐れ入る。3歳同士ならチャンスは十分ある。課題のゲート難も前走を見る限り解消されたようだ。となれば、コーナー4つの平坦1800メートルはうってつけの舞台といえ、先行抜け出しのベストパフォーマンスが期待できる。 相手は、クリールカイザー。力の要る今の馬場状態と、ハンデ53キロを味方に好勝負に持込みそう。メイショウカドマツの逃げ脚が不気味だが、△勢も展開次第で上位食い込みがあっていい。◎7サンレイレーザー○3クリールカイザー▲15メイショウカドマツ△8ローレルブレット、10アーデント☆福島10R「猪苗代特別」(ダ1700メートル) 休み明け2戦目で走り頃の、コスタパルメーラに期待。降級すればスピードは上位だし、コース替わりもプラスに出そう。相手は、3歳の精鋭サンマルデュークと、もう1頭の降級馬アントウェルペン。△勢も、立ち回り次第で一角崩しがある。◎15コスタパルメーラ○2サンマルデューク▲5アントウェルペン△8パワースポット、10リアルアヴェニュー☆函館11R「巴賞」(芝1800メートル) 約1年2か月の休養を経て以降、(3)(1)(2)(1)着と本格化著しいルルーシュの勢いは止まらない。形の上では2階級上に挑戦だが、クラスの壁はない。素質は重賞レベルだし、ここは通過点。 相手は、目黒記念2着のトウカイパラダイス。実績はアリゼオが最右翼。久々でも格の違いを見せつけるシーンがあっていい。連穴には、△勢を抑える。◎12ルルーシュ○2トウカイパラダイス▲4アリゼオ△1ミッキーパンプキン、9ホッカイカンティ☆中京11R「CBC賞」(芝1200メートル) 心身ともに充実著しい、マジンプロスパーをイチ押し。重賞初制覇を達成した阪急杯はその証。前走の高松宮記念5着も終始、窮屈なレースを強いられながら0秒3差と迫ったのだから地力強化の跡は歴然だ。ハンデ57.5キロは許容範囲だし、差し切りが決まる。 相手は、究極の上がり馬エーシンヒットマン。2連覇を目指す実力馬のダッシャーゴーゴーは酷量59キロがカギになる。単穴の評価が無難。展開次第だが△勢の食い込みも。◎16マジンプロスパー○17エーシンヒットマン▲12ダッシャーゴーゴー△4エーシンダックマン、15スプリングサンダー☆中京10R「尾頭橋特別」(ダ1200メートル) 昇級戦の三浦特別でいきなり、小差2着と好走。ここに大きく望みをつないだケージーハヤブサでいける。ダ1200メートルは、<2300>と連対率10割を継続中で条件的にチャンスは大きい。 相手は、降級馬のメイショウゾンビと、連闘で勝負をかけてきたヤマニンパピオネ。この後に△勢が続く。◎13ケージーハヤブサ○15メイショウゾンビ▲8ヤマニンパピオネ△7キクノストーム、12スモールキング※出馬表などのデータは、必ずJRA公式発表のものと照合し確認してください。
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レジャー 2012年06月30日 17時59分
CBC賞(GIII、中京芝1200メートル、1日)藤川京子のクロスカウンター予想!
中京11R、CBC賞は◎マジンプロスパーが重賞2勝目を狙います。 前走の高松宮記念は、勝ち馬の外で好位追走。少し掛かっているような感じでしたが、直線でもしっかりと踏ん張り5着確保。初のGI挑戦でしたし、一線級相手に上々の内容でした。3勝を挙げている芝1400メートルの方が忙しくないのでこの馬には合っていそうですが、前走でも好走できたように直線が長い中京コースならうまくスピードに乗っていけそう。左回りは大丈夫でしたし、大型馬で57.5キロでの実績もありますから斤量も克服済み。前走で先着されたダッシャーゴーゴーは今回59キロですので、ここは逆転も可能では。 当日は雨予報ですが道悪も問題なく、うまくパワーを生かせそう。いい位置を取って積極策で抜け出します。(16)マジンプロスパー(12)ダッシャーゴーゴー(17)エーシンヒットマン(1)グランプリエンゼル(15)スプリングサンダー(3)シゲルスダチ(4)エーシンダックマン馬単 (16)(12) (16)(17) (16)(1)3連単 (16)-(12)(17)(1)(15)(3)(4)マジンプロスパー 1頭軸マルチ※出馬表などのデータは、必ずJRA公式発表のものと照合し確認してください。
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レジャー 2012年06月30日 17時59分
1500円のおこづかい馬券(7/1 CBC賞)
楽しみにしていた宝塚記念はまさかの寝坊という凡ミスでレースを見逃し、ネットニュースで結果を知るという悲しい結末。オルフェーヴル復活の見出しで本命にしていたビートブラックは脚質的に馬券に絡んでいないなと確信。上半期大幅プラスで終えるならビートから、でも勝って欲しいのはオルフェという気持ちだったので、これで良しとしましょう。今週の予想の前に僕の上半期の収支を振り返ってみますと…マイナス8600円。思ったより負けていないなと思ったのですが、全く当たらない期間がとにかく長かったんですよねぇ(笑)。とにかく後半戦も頑張ります。 ということで、CBC賞。軸はエーシンダックマン。これまで全レースでハナに立ち果敢に逃げるというブレないイケメンが内枠を引いて更に期待度アップ。レース後に「やっぱり開幕週は逃げ馬だよなぁ」なんてフレーズを口にする前に買っておきます。外した後に「じゃあ来週は逃げ馬から狙うか」なんて考えていると天候の影響で馬場状況が変わってたりっていうのもまた競馬あるある。やっぱり買うなら1週目に限ります。 2番手候補は3頭。叩き3戦目で走り頃のエーシンヒットマン。やや直線の長い中京なら1400mで功績のあるスプリングサンダー。そして短距離路線で活路を見出しつつあるオウケンサクラ。今回オウケンに騎乗するのは2走前、久々に馬券圏内に導いた太宰騎手。その時と同じように前目に付ければチャンスがあるかもと期待。 ということで勝負馬券は…。 3連複フォーメーション15点 (4)-(15)(17)(13)-(15)(17)(13)(12)(1)(3)(6) 全て100円、合計1500円で勝負です!〈プロフィール〉近藤雄亮:キャリア3年目の若手放送作家。売れっ子作家ではないため安定した生活をするには競馬の成績がカギ。応援宜しくお願いします! Twitterで競馬ネタをつぶやいているのでチェックして頂けたら嬉しいです! アカウントは「@minoru1202」※出馬表などのデータは、必ずJRA公式発表のものと照合し確認してください。
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レジャー 2012年06月30日 17時59分
一発逆転! 仲町通のここが抜きどころ(7/1) ラジオNIKKEI賞
◆福島11R ラジオNIKKEI賞◎メイショウカドマツ○ヤマニンファラオ▲ローレルブレット△アーデント△サンレイレーザー△ウイングドウィール 「残念ダービー」と呼ばれていた頃は、クラシックロードに顔を出しながらもチョイ足らずでダービーへの出走が叶わなかった馬たちが上位を占めていたように記憶している。もちろん今のようにハンデ戦ではなく「実績」が予想の指標になっていた。物差しがそれほど役に立たなくなると当然ながら予想も難しくなる。トップハンデの2頭を例に挙げよう。弥生賞3着のアーデントは皐月賞で11着に敗れてはいるものの実績的には最上位。しかしながら2ヵ月半ぶりの実戦で仕上がりが微妙。もう1頭のサンレイレーザーは、力量差があるといわれているこの時期の古馬混合戦を54キロながら完勝。ハンディキャッパーはこの2頭を56キロ同斤とし、55キロの3頭、内枠から青葉賞4着のヤマニンファラオ、プリンシパルS2着のローレルブレット、皐月賞8着のメイショウカドマツより「強い」と判断しているが、それほど差があるようには思えない。馬券的には56キロの2頭はおさえに回して55キロの馬たちで勝負するのが筋だろう。 3番人気に推された前走・京都新聞杯で人気を裏切る格好となったメイショウ◎。自分のかたちに持ち込みながら不甲斐なく敗れたことで今回は「1キロもらい」…そんな気がする。先行力の活きる福島は合うはずだ。崩れのないヤマニン、距離不問の追い込み馬ローレルが相手候補。おさえに紅一点ウイングドウィールを入れておけば完璧(笑)のような気がする。【馬連】流し(15)軸(2)(4)(7)(8)(10)【3連単】フォーメーション(15)→(4)(8)→(2)(4)(7)(8)(10)<プロフィール>仲町通(なかまち・とおる)在京スポーツ紙の競馬記者として美浦・栗東トレセンに足を運ぶこと20年。厩舎関係者への綿密な取材の下、穴党として数多くの万馬券ヒットの実績を持つ。この春、フリーとして転身。本名非公開。※出馬表などのデータは、必ずJRA公式発表のものと照合し確認してください。