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日韓芸能バトル勃発 告発 韓国アイドル(ワンダーガールズ)を巻き込んだ詐欺事件(1)

 「竹島」に不法上陸した揚げ句、野田政権が送った抗議の親書を郵送で返却した李明博大統領。この非礼外交ぶりに我が国国民は怒り心頭だが、その最中に“韓国芸能界の最終兵器”と呼ばれる、人気アイドルグループの詐欺騒動が勃発した。
 「韓国で人気の『ワンダーガールズの化粧品を国内で独占販売しないか?』との話があり、契約に応じた。ところがサンプル商品の代金を支払うと、その後はナシの礫。商品を送ってこないばかりか、返金にも応じようとしない。その卑劣なやり方が許せない」

 こう怒りの声を上げるのは、音楽プロデューサーのKAZUKI氏だ。“ゴッドプロデューサー”を自称する同氏は、ミュージシャンの小室哲哉が「5億円の詐欺事件」('08年)で逮捕された直後に暴露本を出版し、話題を呼んだ人物なのだ。
 その同氏が韓国アイドルの化粧品販売を手掛け始めたのは昨年秋。きっかけは「韓流スター、チャン・グンソクのグッズ販売を扱う都内の代理店から話を持ちかけられたことだった」という。KAZUKI氏が、詐欺騒動の発端をこう語る。
 「この話に乗った理由は2つある。一つは以前取引のあった代理店から話を持ちかけられたこと。そしてもう一つは、俺自身が動物愛護財団を設立しており、『韓国の化粧品は日本と違い、動物実験を行わない』と言われていたからだ。そのため、これを好機と見て俺の会社で日本での独占販売に乗り出すことにしたんだ」

 ちなみに、ここで登場する『ワンダーガールズ』とは、'07年にデビューし、韓国アイドルブームの火付け役となった5人組ユニット。同年に楽曲「Tell Me」がヒットし、国内では『少女時代』や『KARA』以上の人気を博している。今年7月には、日本でもアルバムをリリース。前後して出演CMが流され、今や我が国でもファンが急増中のグループなのである。
 一方、「ワンダーガールズ化粧品」は、'10年に韓国内のオンラインショップで販売が開始された商品。マスカラやフェースマスクなどが日本にも並行輸入されていたほどで、その人気は日本でも浸透していた。KAZUKI氏が言う。
 「もともと、化粧品の世界的な販売権は、彼女たちの所属事務所『JYP』から商品の製造を任されていた『ダルエンターテインメント』という韓国の化粧品会社が持っていた。それが、韓国内の『KDRインターナショナル』という企業に委任され、件の代理店を通じて俺に持ち込まれたんだ。しかも『日本国内での販売と、日本向けパッケージのプロデュースを任せられる会社を探している』との振れ込みだったから、契約を申し出たんだ」(同)

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