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芸能ニュース 2012年08月08日 15時30分
お笑い芸人 豪快伝説 其の二十三『久本雅美』
お笑い芸人。コメディアン。エンターテイナー。そんな彼たちがかつて刻んだ偉大なる伝説、爆笑列伝を紹介していく連載の23回目。トゥエンティースリーバウトは、久本雅美だ。 デビュー時は、下品で売れない舞台役者。しかし、そのおよそ20年後には、NHK放送文化研究所による「好感度タレント」の女性部門で、堂々トップ。その首位を、3年も守った。やがて、『笑っていいとも!』(フジテレビ系列)のレギュラーに抜てきされ、以降、女性としては最長となる17年半も出演しつづけた。 久本雅美はおそらく、日本を代表する“おもろいオバハン”だ。 大阪から上京した10代のころ、劇団東京ヴォードヴィルショーに入団。退団後の84年、柴田理恵らとWAHAHA本舗を設立した。以来、放送禁止、ド下ネタ、猥談もいとわず連発させることで、役者としての寿命を伸ばしていった。 ピン芸人だったころの竹中直人と共同で制作したビデオ「放送禁止」は、今なお語り継がれる“迷作”だ。放送禁止用語だけを羅列させた、しりとり。地方によって言い方が違う女性器を、拡声器で絶叫。ほかにも、死体の洗い方をレクチャーしたり、タブーネタもふんだん。当然のことながら、ビデオは発売後、回収騒ぎになったが、エロもグロも作品化する竹中、久本の原点が、あそこには詰まっていた。 このエロこそが、久本の、WAHAHAのキーである。 劇団員と旅回りをしたときは、メンバーや在阪タレントらで、ド派手に酒盛り。浴衣や服の上から、乳首の位置を当てる「乳首当てクイズ」なる、酒の肴となるゲームを編み出した。 嫌がる男性を尻目に、男風呂に乱入するのは日常的だ。その昔は、ラジオで、大事なCMスポンサーの「フェリシモ」を「フェラチオ」と読み、スポンサーが降板する事件も起こしている。そのあまりの傍若無人さに、あまりの下劣さに、ゲストが怒って帰ったこともあった。 久本にとって、エロは性別を超えた友情の証。傍若無人さは、関西人独特の距離感の詰め方。土足で相手の懐に飛び込むのは、コミュニケーションのひとつなのだ。 2歳のサバ読みも、今では笑い話。事件も醜態も、過去も下劣もすべてをネタにする。自家発電できる才能、燃料タンクは、いつもフル。それが久本という女なのだ。(伊藤由華)
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スポーツ 2012年08月08日 15時30分
まだ8月なのにセ・リーグ本塁打王はもうバレンティンに確定?
ペナントレースの行方とともに、ファンの興味の対象となるのが個人タイトル争いだが、まだ8月上旬だというのに、セ・リーグの本塁打王はもう確定した感がある。 セ・リーグの本塁打王争いは、トップのウラディミール・バレンティン外野手(ヤクルト=28)が26本で独走中。そのバレンティンは2日に、右臀部の肉離れで出場選手登録を抹消され、復帰時期のメドは立っていない。 バレンティン不在の隙に、後続の選手は差を詰めておきたいところだが、それがいないのである。16本で2位のトニ・ブランコ内野手(中日=31)は7月8日に、DeNA・山口俊投手(25)から死球を受けて左手甲を骨折し、長期戦線離脱中。復帰時期は今月下旬から9月上旬とみられ、残り1カ月でバレンティンを逆転するのは至難のワザ。 3位には同僚のラスティングス・ミレッジ外野手(ヤクルト=27)が15本で付けているが、ホームランバッターではないミレッジがバレンティンを抜き去るのは、かなりむずかしいだろう。 4位に付けているのは14本のアレックス・ラミレス外野手(DeNA=37)。03、10年のセ・リーグ本塁打王のラミレスだが、年齢的な衰えから全盛期の量産ぶりは発揮できなくなっており、バレンティンに追い付くのは厳しい状況。 そうなると、バレンティンが今季復帰できなかったとしても、本塁打王はすでに当確ランプが点灯したといえる。統一球となった昨季、両リーグで本塁打数が激減するなかで、1年目のバレンティンは31本で同タイトルを獲得した。今季も本塁打王を獲れば、2年連続となる。 ただ、20本台の本塁打王となると、あまりにも低レベルで格好が悪い。20本台の本塁打王は95年(パ・リーグ)の小久保裕紀内野手(ダイエー=28本)以来、17年ぶりとなるが、セ・リーグに限ると61年の長嶋茂雄(巨人=28本)以来、実に51年ぶりとなる。タイトルは決まったようなものだが、バレンティンにはシーズン中に復帰して、せめて30本台にはのせてほしいものだ。(落合一郎)
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芸能ネタ 2012年08月08日 14時00分
前事務所オファーも杉ちゃんのブレイクで 危ぶまれるのりピー復帰
覚せい剤事件の執行猶予明け−−「今年11月が濃厚」と見られていた、酒井法子(41)の女優復帰が危ぶまれている。 そもそも、酒井は'09年8月に覚せい剤取締法違反で逮捕され、所属の『サンミュージック』を解雇された。この際にマスコミ対応の窓口となったのが、酒井の継母の古くからの友人で“逃亡劇”を助けた建設会社のT会長だったのだ。 「復帰の際は前事務所『サンミュージック』が支援する約束だったが、そのカギを握っていたのが後見人であるT会長でした。酒井はそれまで、節税のために作った個人事務所『エヌ・コーポレーション』に所属し、T会長にマネジメントを任せていたのです」(芸能関係者) ちなみに、当時T会長の元には出版社から“ヘアヌード写真集”や、映画『花と蛇』への出演依頼などが殺到したという。T会長はそんな“エロオファー”を拒み続けてきたのである。 「また、一方では昨年酒井が中国の“禁毒大使”を務めた際に、日本側の代理人を務めた芸能プロ経営者のK氏から、ジャッキー・チェン総指揮のチンギス・ハーンの半生を描いた日中合作映画の出演依頼が舞い込んだのです」(映画関係者) ところが、今年5月中旬にT会長が他界。葬儀に出席した酒井は、T会長の恩に報いるためにもと女優復帰を誓ったが、これが暗礁に乗り上げ始めているのだ。 「現在、前事務所には、日本テレビと合併した台湾のテレビ局から、酒井の代表作であるドラマ『星の金貨』リメーク版のPR役の依頼も来ている。だが、T会長が亡くなって以降、酒井サイドから連絡がなく、他の仕事の打ち合わせも全て滞っている状況なのです」(芸能関係者) もっとも、前事務所側も現在は、酒井の復帰に関してコトを荒立てるつもりはないのだという。 「前事務所は当初、酒井が逮捕された時に発生した莫大な損害賠償金を1日も早く回収したかった。ところが、酒井の休業中にベッキーやスギちゃんが頑張ってくれた。そもそも彼らの気持ちを考えれば、今さら酒井を全面的にバックアップできない状態。そのため11月の復帰にもこだわっていないのです」(同) T社長が亡くなり、またも芸能界復帰の足掛かりを失い始めた酒井法子。一部では「前事務所抜きで日中合作映画に出演する」(前出・映画関係者)との話もあり、今後も波乱は続く。
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その他 2012年08月08日 12時00分
日テレのやらせ疑惑バラエティー打ち切り “先輩格”『バンキシャ』は継続の真相
日本テレビが深夜バラエティー『芸能★BANG+』(火曜深夜11時58分)を急きょ打ち切った。ドラマならわかるが、バラエティーではじつに珍しいことだ。 司会がチュートリアル徳井義実、フットボールアワー後藤輝基、タレントのシェリーの3人。パネラーとして故梨元勝氏の娘、梨元麻理奈、辛酸なめ子らが出ている。芸能界のゆるい噂を取り上げたもので、一部では人気があった。 問題とされたのは、5月4日放送の2時間特番。お笑いコンビ・オセロの中島知子と占い師の騒動を特集した。当日の新聞・テレビ欄では占い師本人がスタジオに来るかのように掲載し、放送中も同様の告知を繰り返した。 だが、出演したのは占い師と同居したことがある別の占い師だった。そこで、同局に苦情が殺到したのだ。 日テレは放送後、公式サイトに謝罪文を掲載したが、放送倫理・番組向上機構(BPO)の放送倫理検証委員会が問題視し、審議に入ることを決めた。 「番組は深夜にしては視聴率もよく、ゴールデン昇格待ちでした。だから、2時間特番も組まれた。しかし、さらに視聴率を取りたいがためにやらせ同然のことまでやり、結局はBPOの世話になった」(テレビ誌編集者) 同じ日テレでは、過去にBPOの審議対象になり、打ち切りも囁かれた番組が、いまでも継続中という無視できない事実がある。 福澤朗が司会の『真相報道バンキシャ!』(日曜午後6時)で、'09年「岐阜県庁で裏金づくりが続いている」と誤報して大問題になった。その後、BPOが審理に入ったのだ。 結果、当時の久保伸太郎社長が辞任する事態に発展したが、番組は継続となった。なぜなのか。 「元東京地検特捜部長で、79歳になる法曹界のドン・河上和雄氏がレギュラーコメンテーターで出ていたからです。日テレの顧問でもあり、打ち切れば河上氏本人にも責任があるようにみられてしまう。傷つけたくなかったのです」(日テレ関係者) 河上氏はいまでもレギュラーを続けている。 結局は、芸能界の噂話を扱う軽めの番組は潰してもかまわないが、法曹界の重鎮が出る番組はなくせないという論理が強く働いたのだろう。 ゴールデン進出のチャンスをつかんでいたタレントたち、さぞ地団太を踏んでいるに違いない。
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芸能ニュース 2012年08月08日 11時45分
ついに離婚した財前直見
女優の財前直見が7日、テレビ局に勤務する男性と離婚したことを発表した。 財前はマスコミ各社に送付したファクスで「北海道と九州の距離と、心の距離を、縮めることが出来ず、家族としての生活を維持する事が困難になりました」と説明。財前は06年12月に第1子を出産したが、その後、夫婦関係は悪化。一部週刊誌などで、財前が長男を連れ大分の実家に戻った、と報じられ、元夫は結婚当時はフジテレビのプロデューサーだったが、昨年、北海道の系列局へ取締役として異動。そのため、別居生活を送っており、離婚秒読みと言われていた。 「元夫は財前が主演した人気ドラマシリーズ『スチュワーデス刑事』の監督をつとめていた。財前の事務所はもともとフジと太いパイプがあったが、江角マキコも財前同様、フジテレビ社員と結婚し、より関係を強固にするための“政略結婚”では、と言われていた。江角は第2子を出産し夫婦仲は安泰のようだが、財前の場合そうはいかなかった」(テレビ関係者) 財前は出産・産休を経て女優復帰したが、なぜかフジを避けるように他局にばかり出演したが、そのあたりが元夫の転勤とも関係していたと言われている。 「財前は40歳の高齢出産で第1子を出産し、第2子も望んでいたが夫が反対し、そのことが原因夫婦関係が悪化したとも言われている。挙げ句の果てに別居してしまったため、財前の事務所との関係悪化を危惧したフジが離婚することを前提で元夫に北海道勤務を命じたようだ。異動の表向き理由は『系列局の建て直し』だったようだが、明かな“左遷人事”だった」(同) 財前の離婚にはテレビ局や芸能プロの意向が複雑に絡んでいたようだ。
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芸能ニュース 2012年08月08日 11時45分
スギちゃん「この勢いだと年内はいけそうだぜ〜!」
お笑い芸人スギちゃんと元モー娘。辻希美が7日都内でニトリのランドセル「わんぱく組」新商品発表会に出席した。 スギちゃんは黄色い帽子に黒いランドセルを背負って登場し「イェイ! 今日はワイルドじゃないぜ! タフだぜ」としょっぱなからお得意のギャグを連発。「本当に背負ってないぐらい軽いぜ。軽くて丈夫で、小学校だけでは勿体ないぜ。リュックを止めてランドセルを背負うぜ!」と大真面目。ニトリの大ファンと言う辻は「CMで流れている『お値段以上ニトリ』と言うのは使っていて実感します。家がニトリで出来ているのではないかと思うほど全ての家具がニトリです」と笑顔で話した。 一発屋候補(?)のスギちゃんだがすでに夏のスケジュールはほぼ埋っているという。「夏は越せそうです。策略は練ってるしこの勢いだと年内はいけそうだぜ〜」と力強く語っていた。 ニトリと帝人が共同開発したランドセルは8月8日(水)より発売。(アミーゴ・タケ)
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芸能ニュース 2012年08月08日 11時45分
SKE48 チームSキャプテン平田璃香子が卒業を発表
アイドルグループ、AKB48の姉妹グル−プ、SKE48でチームSのキャプテンをつとめる平田璃香子(23)が、同グループを卒業することを8月7日に行われた自身の生誕祭の公演で発表した。卒業の時期については未定。今後は、本格的にレポーターを目指すという。 平田璃香子は2008年にSKE48第一期オーディションに合格して同グループのメンバーに。2009年にチームSが結成されると、キャプテンを任された。同グループには、“W松井”と呼ばれる松井珠理奈や松井玲奈など人気メンバーがいる中で、縁の下の力持ちとしてチームを支えていたことから、ファンの評価は高かった。 AKB48の関連グループの中で、正式にキャプテンが任命されるようになってから、キャプテンが卒業するということは、今回がはじめてのケースであり、新たに、誰がチームSのキャプテンを任されるのかを含めて今後の展開が注目される。
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芸能ニュース 2012年08月08日 11時45分
FUJIWRA藤本 木下優樹菜に第一子が誕生
お笑いコンビ、FUJIWARAの藤本敏史とタレントの木下優樹菜に第一子となる女児が誕生したことがわかった。各所属事務所よりFAXで発表。6日、15時29分に誕生。2668グラムで、母子ともに健康。藤本はオフだったため、出産に立ち会ったという。 同FAXには連名で「顔はデカくありません。新しい命の誕生と、家族が増えた事にとても幸せを感じております。これからは仕事と子育てと夫婦共に助け合って頑張って参りますので、今後とも暖かく見守って頂けますよう、宜しくお願い致します。しつこいようですが、顔はデカくありません」とのコメントを出した。
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芸能ニュース 2012年08月08日 11時45分
舘ひろしが石原裕次郎の名曲をカバー アルバムを発売
俳優の舘ひろしが、石原裕次郎さんの楽曲をカバー、アルバム『HIROSHI TACHI sings YUJIRO』を来月26日に発売することがわかった。都内でレコーディングを一部、公開した。 今回のカバーアルバムは舘のソロデビュー35周年、さらに裕次郎さんの死から25年を記念しての発売で、「嵐を呼ぶ男」「銀座の恋の物語」「わが人生に悔いなし」など10曲をカバー。舘にとっては7年ぶりのアルバムとなる。
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社会 2012年08月08日 11時45分
大学選手権も制した元明大ラグビー部主将がタクシー奪って逮捕される!
警視庁神田署は8月7日、客として乗車したタクシーの運転手を殴り、車を奪ったとして、強盗容疑で、職業不詳・信野(しんの)将人容疑者(38=東京都江東区有明)を逮捕した。同署によると、「酒に酔っていて覚えていない」と容疑を否認しているという。 逮捕容疑は、同日午前2時15分頃、千代田区三崎町の路上に停まったタクシー車内で、男性運転手(33)の顔を1回殴り、運転手が外に逃げ出した間に、車(約150万円相当)を奪って逃走したとしている。 同署によると、信野容疑者は乗車して行き先を告げた直後に、運転手と口論になり、後部座席から殴った。逃走から約30分後、現場から約300メートル離れた路上で、座り込んでいる信野容疑者を同署員が発見した。車は別の場所に乗り捨てられていた。運転手にケガはなかった。 信野容疑者は国学院久我山高校を経て、明治大学に入学。同大ラグビー部の95年度主将を務め、同年の大学選手権では決勝で早稲田大学を破って優勝を果たしている。卒業後は社会人のリコー・ブラックラムズで活躍。06年に引退し、今年5月末に同社を退職していた。 明大ラグビー部といえば、大学選手権を12度制した強豪。早稲田との伝統の早明戦はあまりにも有名だ。OBには元日本代表で、新日鐵釜石で活躍した松尾雄治らがいる。変わったところでは、東海テレビを経て、プロレスラーに転向したKENSO(鈴木健三=全日本プロレス)も、同大ラグビー部の出身だ。 スポーツの世界で輝かしい実績を残した元アスリートが、リタイア後に犯罪に手を染めてしまうのは、あまりにも悲しいことだ。(蔵元英二)