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社会 2018年10月22日 19時05分
ふるさと納税制度で「暴走」を繰り返す静岡県の自治体が大反響
過度な返礼品で多額の寄付を集める自治体が増えたため、ふるさと納税制度を見直す動きが出ている。総務省は11月1日に、返礼品の状況を全国で調査すると発表。違反した自治体は納税制度の対象外として、税の優遇を受けられなくなる仕組みを作る予定だ。 人気の自治体の多くは、寄付金に対して50%相当を返礼品として納税者に送っていたが、総務省は新たに「寄付額の30%以下の地場産品に限る」という方針で、見直しを図るという。 そんな中、“驚きの返礼品”で人気になっている自治体が、ネット上で話題になっている。「静岡県の小山町が“土日限定”で、アマゾンギフト券を返礼品として送っているのです。しかも何と、その還元率は40%。総務省の方針を完全に無視したなりふり構わぬ姿勢に、ネット上では『小山町すげー。総務省に中指立ててるわ!』『役所が休みの土日限定とは考えてるな』と、話題になっています。昨年のふるさと納税人気自治体ランキングでは、大阪府泉佐野市が135億円(還元率45%)でトップでしたが、小山町はすでに今月だけでも数十億円を集めているとう声も聞こえてきます」(IT系ジャーナリスト) 実は総務省が新たな方針を発表した際、国民からは大ブーイングが起こっていた。そのため、小川町はダークヒーローのようだと言えなくもない。 一般的な人気返礼品は、地場の牛肉や豚肉、酒、海産物などだが、それらを上回る人気返礼品が“金券”なのだ。中でも、特定のショップでしか使えない券よりも、広く様々なショップやサイトで使える券の方が、人気が高い。 「小山町ではアマギフ以外にも、JCBギフトカードや、クオカード、百貨店ギフトカードを配っています。アマギフはネット通販時に1円単位で利用できるので、現金同様に使い勝手が抜群。寄付者にしてみればうれしい返礼品でしょうね。もっとも、アマゾンは外国法人のため、日本で法人税を支払う義務はなく、『外資に金が流れているじゃないか』と疑問視する声も。近い内に、総務省からきついお叱りがありそうな気がしますが…」(同・ジャーナリスト) 案の定、先週末に登場したアマギフは、22日月曜日の段階で消えていた。果たして今週末にまた復活するのだろうか。ネット上で争奪戦が起こりそうだ。
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芸能 2018年10月22日 18時40分
沢田研二、3日間の武道館公演は集客できる? ここ数年“客離れが進んでいる”という噂も
17日のさいたまスーパーアリーナ公演をドタキャンした歌手の沢田研二が21日、大阪府大阪狭山市・SAYAKAホールでツアーの公演を開催したことを、各スポーツ紙が報じた。 この日はドタキャン公演後、初のコンサート。各紙によると、1200席は全て完売しており「満員御礼」。 沢田のコンサートでは通常、冒頭でトークを行わないが、この日は5分以上にわたり謝罪。 沢田は、「全て僕のワガママです。本来謝罪すべきはさいたまスーパーアリーナに足を運んでくださった方々(に対して)です。本当に申し訳ないと思っています」と、ファンに向かって深々と頭を下げたという。 17日の公演は、沢田が運営側から9000人の集客と聞いていたにもかかわらず、実際は7000人で、客が少なかったため自身の判断で中止にしていた。 そのことを踏まえ、「さいたまスーパーアリーナを満員にできなかった僕の力不足です。僕は70歳になって、白旗でなく、自分に対して赤旗(レッドカード)をあげました」と心境を説明。 そのうえで、「さいたまスーパーアリーナを満員にするという目標ができました。それをモチベーションにあと10年はやります」と目標を掲げたというのだ。 「反原発を掲げる沢田だが、2012年から毎年3月11日にメッセージソングを発売。往年の名曲より、ここ数年の新曲をプッシュしていることからファン離れが進んでいると言われている。来年1月19日から21日に日本武道館で公演を行うが、その3日間を満席にするのは現状ではなかなか難しそうだ」(レコード会社関係者) とはいえ、騒動が連日大々的に報じれているだけに、多少はチケットの売れ行きを後押ししそうだ。
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アイドル 2018年10月22日 18時20分
今夜『しゃべくり』に登場! “ド天然”King&Prince平野にバラエティー界から熱視線?
今年5月にデビューしたジャニーズの最新グループ・King&Prince。1stシングル「シンデレラガール」は70万枚超え(オリコン調べ、以下同)を果たし、さらに今月10日に発売された2ndシングル「Memorial」も初週40.1万枚を売り上げるなど怒涛の快進撃を遂げている。 「メンバーの高橋海人、岩橋玄樹、神宮寺勇太は毎週月曜夜から始まる連ドラ『部活、好きじゃなきゃダメですか?』(日本テレビ系)に出演するなど、さらに活躍の場を広げています」(芸能ライター) そんな中、ひときわ注目を集めているのが平野紫耀だ。今年4月『花のち晴れ〜花男 Next Season〜』(TBS系)で、主演の杉咲花の相手役を務めて知名度を上げたが、さらに彼の武器が、その「天然発言」だという。 「21日に『行列のできる法律相談所』(日本テレビ系)に初出演した彼は、父親の年齢を聞かれると(自分の年齢のことだと勘違いして)『にじゅう…』と発言。そして『どれくらい人気なのか』問われると、『このくらい』と両手を広げ、長さで表現しようとしていました」(同) 平野の天然伝説はまだある。4日オンエアの『出川哲朗のアイ・アム・スタディー』(同系)にゲスト出演した際、ZOZO前澤友作社長が2023年に予定している旅行先を質問されると、「すっごく地下! B7(地下7階)くらい」と回答。さらにはバルセロナからヴィッセル神戸への移籍が決まったスペイン代表MFアンドレス・イニエスタについて、平野は「(イニエスタって)国ですか?」と聞き返すほどだったという。 「これまで、若手のジャニーズタレントでバラエティーによく出ていた顔ぶれは、NEWSの手越祐也や、Hey! Say! JUMPの有岡大貴や伊野尾慧、A.B.C-Zの塚田僚一などでしたが、『使い方次第』では見え方が逆に損になったりしていました。しかし、平野の場合はどんなことを振っても面白く返してくれるので重宝されるのでは」(同) 22日夜には『しゃべくり007』(同系)にも出るという平野。果たしてバラエティーでどこまで活躍するのか?期待大である。
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芸能 2018年10月22日 18時00分
“フェイクニュース”の意味をすり替え? NHKドラマ、ネットユーザーから疑問の声
北川景子が主演するドラマ『フェイクニュース』(NHK総合)の前編が20日に放送された。ネットメディアを舞台に、悪質なフェイクニュースに翻弄されるネットユーザーと、ニュースを扱うネットメディア側の人間模様が描かれている。脚本は『アンナチュラル』(TBS系)、『逃げるは恥だが役に立つ』(同)などの野木亜紀子氏が務めている。 前半では、「木から落ちない日本猿」というネットユーザーから寄せられた「カップうどんに青虫が混入していた」という証言を、北川演じる東雲樹が取り上げることに。しかし、「木から落ちない日本猿」を取材したところ回答がしどろもどろだったため“フェイク”の可能性が浮上した。 さらにアメリカのニュースサイトに、カップうどんの製造元「テイショーフーズ」の労働環境を問題視するネット記事が出た。「木から落ちない日本猿」が「テイショーフーズ」を炎上させようとした理由と何らかの関係があるのでは、との予想も持ち上がったが、実はこのサイトは本家のサイトではなく、何者かによって作為的に作られたフェイクニュースのサイトだった――という展開が描かれた。 放送後、視聴者からは「ネットにあふれてる情報が全部正しいと思ってる人は見るべきニュース」「このドラマ、耳が痛いネットユーザー多いんじゃないかな?」「フィクションとは思えないほどリアル」と評価する声が集まった一方で、「フェイクニュースってネット上のデマってことじゃないけど…」「フェイクニュースってマスコミが発信するものを揶揄して言ってたんだよ」「もしかしてNHKが意味をすり替えようとしてる?」といった声も続出している。 「もともと“フェイクニュース”は、メディア側が虚構のニュースを報道してしまうことを揶揄する言葉でした。しかし、本作ではネットユーザーが同じネットユーザーを翻弄するものと限定して描いていた。これに違和感を抱いたネットユーザーが多かったようです。今回、テレビメディア側がネット社会を批判する形になったため、テレビ側が『フェイクニュース』という言葉が生まれることになった原因をネット側に押し付けようとしているのでは?との声が噴出してしまいました」(ドラマライター) そのほかにも、作中ではネットメディアについて、「取材コストをかけることができない」「PV数ばかりを気にする」「ライターが付けたタイトルを他のライターが書き換える」ということがネガティブに描かれていた。これにも「新聞と違うので切り口を変えるのは当たり前」「記事タイトルをよりPVの取れるタイトルに改編するって普通だけどね」という声もあった。 ツッコミどころはあるが、ネット社会に厳しい切り口で踏み込む本作は異色のドラマ。後編も見逃せない。
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スポーツ 2018年10月22日 17時45分
エース温存で敗れた巨人、西武の舞台裏
埼玉西武が敗れ、パ・リーグは福岡ソフトバンクホークスが日本シリーズに進出することになった。「なぜ、エースの菊池(雄星=27)を第5戦に登板させなかったんだ!?」 リーグ覇者の西武はクライマックスシリーズ・ファイナルステージで苦戦し、第5戦(10月21日)に敗れれば、ジ・エンドの状態だった。関係者、ファンはエース・菊池の緊急先発を予想したが、辻発彦監督がマウンドに送ったのはウルフ(37)だった。 ウルフは今季4勝4敗、防御率4・77。西武担当の取材陣によれは、「今季限りでの引退も伝えられている」という。“思い出作り”で大一番のマウンドに送り込まれたとは思えない。「エースで負けたのなら悔いはない」と考えるのが、フツーだが…。「菊池は第6戦に待機ということでした。そういえば、セ・リーグも巨人がCS最終戦に先発させたのはエースの菅野ではありませんでした」(プロ野球解説者) 菊池はCS第1戦(17日)に先発した。第6戦に投げるのは最初から決まっていたようであり、この時点で「中4日」の“過酷登板”は決まっていたことになる。通常、先発投手はシーズン中は「中6日」で投げる。「中4日」で調整していた菊池に対し、「もう負けられないから、中3日で投げてくれ」と言われたら、ベストピッチングはできなかっただろう。 これに対し、巨人・菅野はビミョ〜だ。菅野はCSファーストステージでノーヒットノーランを達成し(14日)、大きく貢献した。ファイナルステージで巨人が追い込まれたのは19日。「中4日」が経っていたので、先発させようと思えば可能だったはずだ。しかし、こんな情報も聞かれた。「菅野は11月の日米野球には参加しません。巨人側が事務局に伝えた限りだと、コンディション。つまり、シーズン中の疲労が蓄積されているので無理をさせたくない、と」(球界関係者) 菅野は完投能力を持つ先発投手なので、今季も200イニング以上を放った。コンディションに配慮するのも分かるが、エース温存のまま敗れた高橋前監督の気持ちを思うと、気の毒になる。「来季、巨人は3度目の監督就任となる原体制です。原氏に託されるのはチーム再建、世代交代の加速ですが、優勝から4年も遠ざかっています。やっぱり、優勝してもらわないと…」(前出・同) 巨人担当のメディアによれば、菅野は最後の試合となった19日の広島戦にベンチ入りするつもりでいたという。しかし、ベンチ入り登録からも外れており、高橋前監督は菅野に無理をさせない戦術に徹した。「高橋監督は『自分が辞めてもチーム(選手)は残る』と言っていました。誰かに無理をさせ、ケガをさせるようなことはしたくなかったのでしょう」(前出・プロ野球解決者) しかし、こんな声も聞かれた。「巨人選手は高橋前監督に『1日でも長く』と、必死でした。でも失礼ながら、すでに来季のことに関心が向いているスタッフもいないわけではありませんでした。西武は今オフ、菊池のポスティングシステムによるメジャー挑戦を認めるつもり。無理をさせ、落札金に影響が出るようなことになれば…」(ベテラン記者) 西武は25日のドラフト会議で、菊池の後継者となりうる左投手の指名も狙っているそうだ。90年代に日本シリーズで雌雄を決した巨人、西武はドラフト会議を経て、どんなチーム像を描くのだろうか。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2018年10月22日 17時15分
「よく野球を知っとるから」“世界一監督”元木大介氏を推薦した球界の大物とは?
21日放送の『ジャンクSPORTS』(フジテレビ系)に、元プロ野球選手の元木大介氏が出演。今年7月に就任したU‐12日本代表監督について、そのきっかけとなったとある球界の大物とのエピソードを明かした。 2005年の現役引退以降、タレントや実業家としての活動が主となっていた元木氏。この間、球界からのオファーはなかったという元木氏だが、そんな彼に声をかけたのが、今年1月に天国へ旅立った星野仙一さんであったという。 「楽天対巨人の試合に解説で行ったら、ちょうど星野さんがいらっしゃって。そしてサロンで『ちょっと来い』って言われて、楽天の方に行ってコーヒー飲んでたら、『お前こういう大会あるからやれへんか』って」と当時を振り返った元木氏。また、その後話をする中で「ドラゴンズ時代、誰が嫌やったんですかって聞いたら、『お前や』って言ってくれたんですよ。『お前はよく野球を知っとるから』って」と星野さんから評価の言葉をもらっていたことも明かしていた。 中日、阪神、楽天の3球団で指揮を取り、リーグ優勝を4回、うち日本一を1回勝ち取った星野さん。その名将の推薦を受けた元木氏は冒頭の通り代表監督に就任し、星野さんと同じ背番号「77」のユニフォームを着用。その後臨んだ8月の「カル・リプケン12歳以下世界少年野球大会」では、チームを見事無敗優勝に導いた。 以上のようなエピソードが明かされた今回の放送を受け、ネット上では「元木ジャパンは知ってたけど、星野さんの推薦は知らなかった」、「確かに野球を良く知ってる気がする」、「それで結果が出てるのもすごい」といったコメントが寄せられている。才能を見抜いた星野さんにも、そして結果を出した元木氏にも視聴者は好意的な印象を抱いたようだ。 “世界一監督”の実績が評価されてか、来シーズン原辰徳氏が新監督に就任する巨人から、コーチ就任を要請されていると盛んに報じられてもいる元木氏。星野さんの“鶴の一声”を機に、元木氏が再び球界で存在感を発揮する日も近いのかもしれない。文 / 柴田雅人
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その他 2018年10月22日 15時30分
【話題の1冊】 著者インタビュー 池井戸潤 『下町ロケット ヤタガラス』 小学館 1,500円(本体価格)
現実的な問題と向き合い_物語を深化させる――本作は10月から放送されるドラマとのメディアミックス展開になっています。小説を書く上で、ドラマの出演者を意識する部分はありますか?池井戸 ドラマ出演者を意識してストーリーを作ることはありませんね。ただ、執筆するときには、それぞれのキャラクターを演じる役者さんの顔を思い浮かべながら書いています。おかげで主人公の佃は、作品当初に思い浮かべていたオッサンくさいキャラクターから、阿部寛さんの若々しくりりしいイメージになりました。また、真面目でカタブツだった番頭・殿村も、立川談春さんの演技のおかげで、憎めないユーモラスなキャラクターに変換されました。セリフ回しも変わってきているかもしれません。――前作『ゴースト』から登場したニューヒロインの天才エンジニア・島津裕の活躍にも目が離せませんね。池井戸 『下町ロケット』に登場する女性技術者は、島津裕も加納アキも、ひと味違うキラリと光る個性を持って登場し、読者に印象を残すキャラクターになっていると思います。作者の直感として、島津裕のキャラは女性だとしっくりくると思いました。今後のシリーズの行方は分かりませんが、島津裕には是非、継続して登場してもらいたいと願っています。――本作では佃製作所があらたに農業分野へチャレンジします。農業をテーマにしたのは何か理由があるのでしょうか?池井戸 きっかけは、数年前、別件で北海道大学の野口伸教授の「ビークルロボティクス研究」を取材したことです。この出会いは本当の偶然でした。農業ロボットの自動走行に準天頂衛星が大きな役割を果たしていると知ったわけですが、その衛星を打ち上げている大型ロケットには、主人公の会社・佃製作所が大きく関わっており『下町ロケット』のモチーフになるだろうと確信しました。 その後、野口教授には何度かお会いして、ビークルロボティクスや日本の農業が直面する課題などの貴重なお話を伺い、さらに関東や北海道で活躍されている専業農家さんたちの生の声にも触れる機会を得ました。自動走行の農業機器開発にとどまらず、農業の現実にまで踏み込むことになったのは、こうした皆さんの知見に接したことが動機になっています。『下町ロケット』はあくまでエンターテインメントとして書いていますが、単なる下町のストーリーにとどまらず、こうした現実的な問題と向き合うことで、物語を深化させ、読み味の幅を広げるものと期待しています。_(聞き手/程原ケン)**********************************池井戸潤(いけいど・じゅん)1963年、岐阜県生まれ。慶應義塾大学卒。'11年『下町ロケット』で直木賞を受賞。他の作品に『七つの会議』『空飛ぶタイヤ』『ルーズヴェルト・ゲーム』、半沢直樹、花咲舞シリーズなどがある。
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その他 2018年10月22日 15時10分
ボートレース ★蒲郡『SGボートレースダービー』の展望
今年のグランプリへのストーリーも佳境を迎える。年末の大一番へ残されたSGは2つ。その1つが蒲郡で開催されるボートレースダービーだ。 10月23日より開催されるが、選考基準は選考期間内の勝率上位の面々。まさに日本一を決める大会である。どんな6日間になるのか展望してみたい。 今、ボート界で旬な男を真っ先に挙げたい。その名は毒島誠である。その勢いは凄まじく、7月にSGオーシャンカップを制すると、平和島GⅠ、8月のSGメモリアルを立て続けに優勝し、今月は鳴門のGⅠをも制した。蒲郡水面での実績もしっかりしており、優勝戦線の中心から外せない。 これに続くのは峰竜太、白井英治である。年間通しての安定感は抜群であり、よほど低調なモーターを引かない限り、シリーズを引っ張っていくのは間違いないだろう。 対して地元愛知勢では池田浩二、赤岩善生、平本真之、磯部誠、岩瀬裕亮が出場。中でも赤岩は、賞金順位でグランプリ圏内に位置しているが、優出のハードルは越えたいだろう。 また、池田は25位、平本は31位(いずれも10月10日現在)と厳しい現状。グランプリに向けて、どうしても優出したい状況だ。 ボートレース界の日本シリーズがいよいよ始まる。至高の戦いを、ぜひご堪能して頂きたい。
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その他 2018年10月22日 15時00分
本好きリビドー(224)
快楽の1冊『粋な男たち』 玉袋筋太郎 角川新書 880円(本体価格)★粋な男との出会い、エピソードの数々 この期に及んで改めて、今さら嫌味で書くわけではないが、昔は“お笑い”なんぞ、わざわざ授業料を払って学校で習うものじゃあなかった。まして芸人を進路に選ぶことに両親が双手を挙げて賛成してくれた上、笑顔で背中を押すなどもってのほか。 漫才の甲子園、と称するイベントをのぞいて見れば今やプロはだしどころか即戦力で通用しそうな技術を備えた高校生がうようよ。とてもじゃないが偉そうに、彼らを素人と見下す気になどなれない。『M-1』や『キングオブコント』の影響下、なにかしら一斉に競技化され、メソッドも一層確立されて下手をすると妙なアスリート感さえ漂うほどだ。 だが学校ではどうあがいても教えてくれない、否教えられないものがやはりあって、それは演者としての「匂い」であり「たたずまい」だと思う。「艶」や「色気」と言い換えてもいいだろう。 芸人(特に東京の、かな?)何を言われたら一番辛いかって、実は「面白くない」だの「つまんない」だのではない。そんな程度、そこらのキャバクラ嬢あたりから散々浴びせられている台詞にすぎないが、「分かってない奴」「野暮な野郎」(そういや“野暮だぜ大野暮、大野暮春彦”この駄洒落もすっかり通じなくなり寂しい)扱いされるほうが、ボディーブローよりはるかにコタえるというもの。 浅草キッドの御両人は、筆者にとって永らく最高の漫才師であると同時に痺れるロックスターだった。無論その想いは現在も変わらぬが、本書を読めばより“ロック”な部分を、著者が全身で担っているように見えてならない。 同じく玉袋氏の隠れた名著『絶滅危惧種見聞録』と併せて、強くお薦めの1冊だ。(居島一平/芸人)【昇天の1冊】 気づけばプロ野球もクライマックスシリーズ間近。その後は日本シリーズと続き、次は個人タイトルが話題となる時期だ。中でも、投手部門で最大の栄誉とされているのが「沢村賞」である。 ベースボールマガジン社が発売した『沢村賞物語』(定価1030円)は、1947〜2018年までの歴代受賞者の詳細な解説に加え、そもそも沢村栄治とはどんなピッチャーだったのか、さらに今年の受賞者予想から、スポーツライターによる沢村賞選定の提言まで盛りだくさんで、沢村賞の歴史がバッチリ分かる。 特に「沢村賞10の物語」と題された、受賞者へのインタビューが面白い。最初に登場するのは巨人の西本聖(1981年受賞)。この年、20勝をあげた江川卓が大本命とみられていたが、「品格に欠ける」という理由で栄冠は西本へと渡り、世間とマスコミを巻き込んだ大騒動へと発展した。 では、当の西本は自らの受賞をどう捉えていたのか、本人が赤裸々な心情を語っている。 また野茂英雄(近鉄・1990年受賞)は、それまでセリーグの投手だけが対象だった沢村賞を、パリーグ投手として初めて受賞。しかも、ルーキー・イヤーでだ。野茂は沢村賞においても、ある意味“パイオニア”だったのである。そんな野茂が語る沢村賞とは…。 その他、斎藤雅樹、上原浩治(ともに巨人)、斉藤和巳(ダイエー)、田中将大(楽天)ら、名投手の名がズラリと並ぶ。読み応えありの1冊である。(小林明/編集プロダクション『ディラナダチ』代表)
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芸能 2018年10月22日 12時50分
お笑い界の勢力図が変わる? ワタナベ所属芸人が続々賞レース勝利で大手も焦りか
芸歴2年目のお笑いコンビ・Gパンパンダが、21日、東京・NHKみんなの広場 ふれあいホールにて開催された『平成30年度 NHK新人お笑い大賞』本選に出場。予選参加者322組の中から勝ち上がったミキやネルソンズら実力者を下し、大賞を受賞した。 今年7月に開催された『ABCお笑いグランプリ』ではファイヤーサンダーが、今年9月に開催された『キングオブコント2018』ではハナコがそれぞれ優勝しているが、Gパンパンダを含めてこの3組は、ホンジャマカやネプチューンが在籍している“ワタナベエンターテインメント”所属の芸人である。 ひと昔前の賞レースといえば、よしもと所属の芸人が優勝するのが当たり前だった。しかし、他事務所の台頭もあり、よしもとが築き上げた王国が崩壊しかけているともいわれている。 それもそのはず、お笑いの養成所といえば、よしもとの“NSC”だけだったが、現在はほとんどの事務所が開設し、後進の育成にも励んでいる。特に、ワタナベの“ワタナベコメディスクール”では、イモトアヤコやブルゾンちえみ、平野ノラなどの一世風靡したスターを輩出するだけでなく、四千頭身などの実力派も在籍するなど、バラエティーに富んだ芸人が続々と世に羽ばたいている。ハナコやGパンパンダも“ナベコメ”出身であることから、これから入学を希望する者が増えることも容易に想像できるだろう。 また、大阪NSCに通っていたという芸人も多くいるのが特徴だ。現在、所属でいえば、超新塾のイーグル溝神・タイガー福田・サンキュー安富・ブー藤原、フォーリンラブ・ハジメ、片平なぎさのモノマネでプチブレーク中の加藤誉子、さらに前出のファイヤーサンダーなども大阪NSC出身で、よしもとに所属していた過去を持つ。 「どれだけ大阪で活躍していても、やはり実力が伴っていないとワタナベに所属することは難しいです。しかも、いつまでも在籍できるわけではなく、“マネージャーに気に入られなければクビ”なんてウワサもあるほど。現在ソニー・ミュージックアーティスツ(SMA NEET Project)所属のバイきんぐ(ちなみにこのコンビもNSC出身)も契約解除になった過去があります」(エンタメライター) 事務所ライブはもちろん、『AbemaTV presents ワタナベお笑いNo.1決定戦』などを立ち上げ、事務所内でレベルアップを図ってきたワタナベエンターテインメント。今後の賞レースでも活躍する芸人が出てくることは間違いない。年末に開催される『M-1グランプリ2018』はワタナベ勢にも注目だ。
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