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芸能 2017年06月12日 12時00分
好感度の急落が止まらない波瑠を追い詰める風評被害
波瑠(25)が、NHKの朝の連続ドラマ小説『あさが来た』で培った好感度を急落させたばかりか、ネットなどで猛バッシングを浴びる風評被害に苦しんでいる。すべての始まりは、ドラマ『あなたのことはそれほど』(TBS系)に出演したこと。一部のメディアでは、共演する東出昌大の危ないキャラクターが、“第二の冬彦さん”などと評判になっているドラマだが、最近は東出以上に波瑠の方が注目を集めるようになってしまったという。 「波瑠は、東出との結婚生活に満足せず、学生の頃に片思いをしていた男と愛欲に満ちた不倫生活を送る人妻・渡辺美都役なんです。ところが、この美都の行為があまりにゲスだとバッシングを浴びてしまったんですよ」(芸能プロ関係者) なんと放送元のTBSには、役柄を混同した視聴者からのクレームが殺到しているというから驚きだ。 「ドラマ内で波瑠が演じる美都を本人だと信じ込んでいるようです。やっぱり年配の女性からの抗議が多く、『不倫は認めない』とか、『同性として絶対に許せない』といった意見が大半を占めています」(放送作家) 当初、スタッフや波瑠の関係者らは、ドラマが視聴者のハートを鷲掴みにした結果だと喜んでいたという。ところが、回を重ねるごとに視聴者のリアクションが、ヤバい方向に走り出したというのだ。 「好感度の急落が止まらないんです。最近はネット民も彼女の超リアルな演技を勘違いしている。バッシングしているサイトに波瑠の写真がアップされているため、マイナスのイメージが刷り込まれています」(芸能プロ関係者) 波瑠が今作で失った好感度だが、金額に直すととんでもない額になるという。 「1億円の規模になるのでは…。理由はCMが激減するためです。これでドラマの視聴率がよかったら、まだ救われるんですが…。ヒロインオファーも好感度が急落しているので、今後は激減する」(芸能関係者) まさに不運としか言いようのない話だ。
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芸能 2017年06月12日 11時25分
ビートたけし 暴力団の地下組織化を危惧「“マフィア化”するっていうのが一番強烈」
11日に放送された「ビートたけしのTVタックル」(テレビ朝日)でビートたけしが、暴力団の地下組織化を危惧する発言をする場面があった。 番組では「神戸山口組 組長逮捕! どうなる分裂騒動!?」という議題で、指定暴力団山口組の内部分裂問題を扱った。 番組終盤、たけしは「一番心配していたのが、やくざの人たちが外国みたいに地下に潜って“マフィア化”するっていうのが一番強烈だなって思ったけども」と今後の暴力団の変化を心配した。 しかし、現状としては秩序は残っているということで「まだ看板あって、正面出ているうちは、警察もちゃんとわかってるから安全だと思うけども」とまとめた。 なお、このたけしの発言を受け、元山口組系組長神戸山口組系派・猫組長は「けど、これからやくざを徹底的に排除していくんだったら、やくざ地下に潜りますよ」と主張したのだった。
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芸能 2017年06月12日 11時25分
松本人志、田中直樹の離婚ダメージを心配「やっぱり今日も顔色悪いもん」
11日に放送された「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!!」(日本テレビ)でダウンタウンの松本人志が、最近のココリコ・田中直樹を心配した。 番組では「渡辺直美 七変化」と題して、渡辺直美が番組レギュラー陣を相手にネタを披露した。 その際、渡辺を待つ間のニセの会議で「田中頑張れ! 遠藤章造のホホホイお百度参り」という企画案が議題となり、田中の相方である遠藤章造は「元気出してもらいたいなって、やっぱ」とコメントした。 田中といえば先月2日に離婚を発表し、その後も多くを語っていないが、心配する遠藤に対しては「いや元気ですよ?」と返した。 しかし遠藤は「いや、もっと元気出さなあかんわ」とさらに田中を気づかう。すると松本もこの話に乗り、「やっぱり今日も顔色悪いもん。顔色が(カブキロックスの)氏神一番くらいになってるよ」と指摘。浜田雅功から「真っ白やんけ!」とツッコミを受けていた。
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芸能 2017年06月12日 10時55分
号泣でファンの“同情票”を集めたNEWS・手越祐也
金塊強盗容疑者との写真やベッド写真流出など、このところスキャンダル続きのNEWS・手越祐也が11日、東京ドームで行われた同グループの全国ツアー千秋楽で号泣したことを、各スポーツ紙が報じている。 手越といえば、先月末、夜遊びの最中に出会った、福岡の金塊強盗容疑者とのフェイスブックにアップされた写真がネット上で騒動に。所属するジャニーズ事務所が釈明する事態に発展した。 さらには、先週発売の「フラッシュ」(光文社)で3年前に関係を持った女性が撮影したベッド写真が流出。スキャンダル続きで、レギュラー出演する高視聴率のバラエティー番組「世界の果てまでイッテQ!」(日本テレビ)の降板危機がささやかれ始めている。 そんな手越だが、各紙によると、終盤のメンバー1人1人があいさつする際、涙目になり「この数週間、珍しくかなりどん底に落ちていました。でも、いつもモチベーションは、みんなの笑顔です。いつまでもついてきてください。ありがとうございました!」と挨拶。その後、泣きながら絶叫するように歌い、ファンに向かって頭を下げたという。 アンコールでは他のメンバー3人とともに花道を歩き、5万5000人から「頑張れ〜!」などと歓声を受けると号泣。会場の中央で、立ち止まると、しゃがみこんで両手で顔を覆い、小山慶一郎から頭をなでられ、慰められたというのだが…。 「トラブルが起きたのはすべて自業自得だが、さすがに、今回はシャレにならなかったようで、各スポーツ紙のジャニーズ担当記者に直接取材をさせることはなかったようだ。手越の号泣について、ネット上ではファンが擁護したり声援を送ったり結果的にかなりの“同情票”を獲得したと思われる」(芸能記者) なかなか手越ファンの堪忍袋の緒は切れないようだ。
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芸能 2017年06月12日 10時55分
小出恵介 さんまへの謝罪電話で号泣していた
先週発売の「フライデー」(講談社)で17歳の女性との飲酒・淫行を報じられ、無期限活動停止となった俳優の小出恵介について、タレントの明石家さんまが10日放送のMBSラジオ「ヤングタウン土曜日」で、謝罪の電話で小出が号泣していたことを明かした。 小出はさんまが初めて企画・プロデュースを手がけた動画配信サービス「ネットフリックス」のドラマ「Jimmy〜アホみたいなホンマの話〜」にさんま役で出演。7月7日から配信される予定だったが、今回の件を受け、配信するかどうかが協議中となっている。 さんまによると、7日の番組収録後、楽屋で関係者から「事件です」と同誌の早刷りを見せられ、「えっ!」と驚きの声を上げたという。「ヤングタウン土曜日」が収録されたのは同誌が発売された9日だが、収録までに小出から謝罪の電話があったことを明かした。 電話での様子についてさんまは、「『申し訳ありません』ってうぉんうぉん泣きながら連絡してくれた。オレも『大丈夫、大丈夫』って言ったけど、本人の気持ちを考えるととても励ます言葉もなく」と明かした。また、ジミー大西役で同ドラマにW主演の中尾明慶を含め、「ご飯行く?」と誘ったが、小出から「行けませんよ、そんなの…」と断られたことも明かした。「同ドラマが配信されるかどうかで、損害賠償の金額が大きく変わってしまうだけにさんまの心境はかなり複雑なはず。とはいえ、番組内でもネタにしたが、自らも女性の“ハニートラップ”と思われる行為で痛い目にあったことがあるだけに、一方的に小出を責める気にはなれないのだろう」(テレビ関係者) 10日、一部スポーツ紙が女性側から小出に“示談金”としての金銭の要求があったことを報じたが、所属事務所はそれを認めた。 事務所は小出を解雇せず、近日中にも会見を開く方針だとか。 「一部のワイドショーによると、女性が小出と関係を持ったことを知ったグループが、女性に金銭を要求するように持ち掛けた動きもあったという。となると、恐喝未遂にあたるだけに、今後、淫行をした小出ではなく、女性側に対して警察が動く場合もありそうだ」(全国紙社会部記者) 今後、この件については大きな展開がありそうだ。
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芸能 2017年06月12日 10時50分
中村獅童 がん告白会見の深夜に泥酔トラブルで警察に連行
5月18日に初期の肺腺がんであることを公表し、2日後の20日に会見していた歌舞伎俳優の中村獅童だが、会見した深夜に自宅近くの飲み屋で泥酔トラブルを起こし、警察に連行されていたことを、発売中の「週刊ポスト」(小学館)が報じている。 獅童はすでに5月31日に東京都内の病院で手術を受け、今月6日に退院。手術は成功し、現在は自宅療養中で、8月の復帰を目指し、医師やパーソナルトレーナーと相談しながらリハビリを始めていくことが一部で報じられた。 手術を控えた先月20日、獅童は北海道での日帰り講演に向かう前、羽田空港で会見。同誌によると、講演後に神奈川・鎌倉駅からほど近い自宅に帰宅。その後、自宅近くの飲み屋に地元の友人たちと飲みに繰り出したという。 その日、獅童は変装もせずになじみのバーに来店。ほかの店で飲んで来た様子で、獅童は「入院したら飲めなくなるから、今日はとことん飲むぞ!」と言って酒をあおりかなりの泥酔状態。そんな中、店内にいた40代の男性客がほかの客に絡んだりしつこかったため、獅童は「もう帰った方がいいって!」と男性の肩をたたいたところ…。 男性はいきなり「殴ったな! 暴行罪だ!」と110番し警察を呼んでしまったという。そのため、獅童とその友人たちは事情聴取のため警察に連行され、朝の8時過ぎにようやく解放。獅童の妻が迎えに行ったというのだ。 「以前から獅童の酒グセの悪さは有名で、盟友の市川海老蔵に負けず劣らずだった。15年1月に再婚し、神奈川に住むようになってからは酒グセの話は聞こえて来なかったが、地元でも飲みまくっていたようで、妻にキツイおきゅうを据えられたに違いない」(芸能記者) 現在はリハビリ中だけに、しばらくは大好きな酒とおさらばすることになりそうだ。
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スポーツ 2017年06月11日 16時00分
熱き侍たちが躍動!! メジャーリーグ Times ヤンキース田中将大の現状と今後の展望
ヤンキースのエース田中将大が危機的状況に陥っている。5月14日のアストロズ戦で2回途中までに8失点してKOされ、さらに、20日のレイズ戦でも3回までに7失点して降板したのだ。その結果、防御率は6.56まで上昇。これはメジャーの規定投球回数に達している107投手の中で102位となる数字だ。 大量失点の最大の要因は、一番の武器であるスプリッターが落ちなくなり、浮いたところで一発を食うケースが頻発したからだ。それでも、右打者に対する武器のスライダーが機能していれば何とかしのげるが、これもストライクゾーンからボールゾーンに外れる軌道に制球できず、抜けて痛打されるケースが多くなった。 この2つの武器が機能しなくなった原因は特定されていない。米国のアナリストやプロスカウト(他球団の選手を評価するスカウト)の多くは、投げる時、左肩が早く開くのが原因と指摘する。さらに、ヤ軍のロスチャイルド投手コーチは、田中が研究熱心なあまり、投球フォームに過剰な修正を加え、本来の姿を見失ったのが原因と見ている。 田中の突然の大乱調をいちばん深刻に受け止めているのはジラーディ監督だ。同監督は冷静沈着な知将として知られる。だが、2試合連続でKOされた20日のレイズ戦では田中に対するフラストレーションが主審に対する激しい抗議という形で表れてしまい、意固地になって審判に食ってかかった結果、退場処分を受けた。 同監督が現在頭を痛めているのは、田中が早い回にKOされるようになったことでリリーフ陣の酷使に拍車がかかり、故障者が続出する恐れが出てきたことだ。 ヤンキースのローテは1番手田中将大、2番手サバシア、3番手ピネダ、4番手セベリーノ、5番手モンゴメリーという布陣。しかし、2番手以降はスタミナに問題がある投手や中盤に球威が落ちる投手が揃っている。監督は6回の頭、ないし6回の途中からリリーフ投手を登板させるケースが多く、そのため、ゲーム終了までにつぎ込むリリーフ投手は3人ないし4人になり、今季、ヤ軍リリーフ陣の登板数は異常に多くなっている。田中が早い回にKOされることが続けばリリーフ陣の出番がさらに増え、故障者が続出するのは確実だ。ゆえに、ジラーディ監督は田中の乱調を苦々しい思いで見ているのだ。 今後考えられるのは、以下の3つのシナリオだ。 (1)自分で修正点を見い出して復調し、またエースとして機能するようになる。 (2)スプリッターとスライダーが機能しない状態が続き、6月に入っても防御率が5点台に停滞。しばらくDL入りして投球フォームのオーバーホールを行い、シーズン後半の活躍を期す。 (3)何らかの故障が乱調の原因になっていることが判明し、長期間DL入りする事態となる。古傷であるヒジの靭帯に損傷が見られる場合は根本的な治療が必要になるので、トミージョン手術が不可避となる。 この3つのシナリオの中で可能性が高いのは(1)である。(2)のシナリオが現実のものになる可能性は2割ないし3割程度で、(3)のシナリオになる可能性はさらに低い。昨年までは、田中が不調になると米国のスポーツメディアはヒジの状態が悪いのではないかと勘繰っていたが、今回は乱調とヒジの故障を関連付けて報じているメディアはほとんどない。速球のスピードが、前年より1、2キロ上昇しているからだ。 今季開幕時、田中将大はサイヤング賞候補の5、6番手に名が挙がっていたが、今回の大乱調でその可能性は完全になくなった。同賞を受賞するには最低でもシーズン終了までに防御率を2点台にキープする必要があるが、それを実現するには、これから登板する22ないし23試合を防御率1.80前後で行く必要がある。これは実現不可能な数字と言える。 現実的に考えれば、田中は今季終了までに防御率を3点台にすることが精一杯だろう。なぜなら、今後登板する22、23試合の登板を防御率3.10に収めても、シーズン防御率は4.00をかろうじて切るレベルにしかならないからだ。 しかし、最多勝の望みは多少残っている。ヤンキースは、今季、スケールの大きい若手の台頭で得点力が格段にアップ。先発投手はそこそこのピッチングを見せれば勝ち星が付くようになった。田中は今後登板する22、23試合を防御率3.00前後で乗り切れば15勝前後はできるだろう。そうなればシーズンの勝利数は20の大台に乗り最多勝投手になる可能性が高くなる。米国では勝ち星が重視されないので4.00前後の防御率で20勝しても評価されない。しかし、日本では依然、勝ち星に価値を置く人が多いので、日本のマー君ファンは大いに沸くだろう。これからシーズン終了までの4カ月間は、勝ち星にこだわったピッチングを期待したい。スポーツジャーナリスト・友成那智(ともなり・なち)今はなきPLAYBOY日本版のスポーツ担当として、日本で活躍する元大リーガーらと交流。アメリカ野球に造詣が深く、現在は大リーグ関連の記事を各媒体に寄稿。日本人大リーガーにも愛読者が多い「メジャーリーグ選手名鑑2017」(廣済堂出版)が発売中。
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社会 2017年06月11日 14時00分
天下の猛妻 -秘録・総理夫人伝- 吉田茂・雪子夫人(中)
細かいことには一切セコセコせず、人の好き嫌いもまったく忖度せずで顔に出す。加えて傲岸不遜な発言丸出しの吉田茂と、文学的素養豊かで神経これこまやか、物事を真っ直ぐ受け止める妻・雪子との夫婦生活は、とくに私生活においてスレ違いの連続だった。とくに吉田のそれには、次のようなエピソードがある。 外務省の奉天総領事時代、ある有力な政治家が訪ねてきた。その政治家を気に食わなかった吉田は迎えにも出ず、領事館から逃げ出そうとしたが運悪く鉢合わせ、政治家いわく「総領事はどこだ」に対し、吉田は「いまいない」。「そんなはずはないだろう」との押し問答の末、「本人がいないと言っているんだッ」と一蹴した件。 また、初めて高知から衆院選に立候補したとき、「演説はキライだ」と言ってはばからなかった吉田は、街頭演説にやむなく立った。しかし、冬場ゆえ外套を着たままで演説を始めると聴衆からヤジがあり、吉田いわく、「外套を着てやるからガイトウ演説と言うんだッ」。運動員の気苦労など、歯牙にもかけなかったのである。 こんな吉田だったから、私生活でもカミナリを落とすことは度々で、一方の雪子は常にオロオロするばかりだった。また、ジョーク好きでもあった吉田は、機嫌のいいときは冗談を投げかけるのだが、雪子は敏感に反応することはなく、吉田を満足させられず、常に不機嫌にさせるのだった。 そうした生活の中でも、夫妻は5人の子供をもうけた。 なかでも一番、吉田が可愛がり、ウマが合ったのが、3女・和子であった。和子は「九州の石炭王」として知られ、のちに代議士となる麻生太賀吉に嫁ぎ、3男3女をもうけた。現在の麻生太郎副総理兼財務大臣は、この和子の長男にあたる。和子は、のちに吉田が首相になると、事実上の秘書として陰に陽に「吉田政治」を支えることになるのである。 その和子は自著『父吉田茂』(光文社)の中で母・雪子の“外交官の妻”としての横顔を次のように記している。 「海外にいるときの母は家庭内とは一変、なかなかの社交家でした。外国人の友人も多く、パーティーに呼んだり呼ばれたりで、外交官の妻の役割は十分に果たしていたように見えました。ただ、本当に社交家だったかというと決して派手ということではなく、母は内気でしたから、むしろ努力してその役割を果たそうとしていた部分が大きかったのかも知れません。こうすれば日本のためになる、ああすれば日本人が重きを置かれるようになるという気遣いが、日常になっていたように思います。母の一生が幸せだったかというと、父とはあまりにも性格が違い過ぎましたから、決して幸せだったとは言えなかったのではと思っています。それでも死ぬ前の母の胸の中に浮かんだのは、楽しかったことばかりだったのではないでしょうか」 雪子は日米関係が悪化する一方の昭和16年5月、乳がんが発見されて入院・手術、しかし、その年10月に51歳で死去をよぎなくされた。雪子の最期の一言は、和子の言葉にあるように「いままで生きていて楽しかった。幸せでした」というものだった。 結婚生活31年。当時、千代田区平河町にあった吉田の自宅を訪ねた弔問客を前に、さしもの吉田も「女房をもっと大事にするのだった…」と、目を赤くしていたものだった。 終戦の翌昭和21年5月22日、吉田は旧憲法下最後の「大命」として内閣を率いることになる。折から戦後初の総選挙が施行され、鳩山一郎率いる自由党が第1党を制したが、GHQ(連合国軍総司令部)が「鳩山首相」に待ったをかけたことによる。 GHQは戦争責任者、国家主義者とみなされる人物をノー、パージ(公職追放)によって排除する方策を取った。鳩山はこれに引っかかり首相の座を逸し、外務省時代から一貫したリベラル姿勢かつ英米派でもあった吉田にお鉢が回ってきたということだったのである。 首相を引き受けたときの吉田の胸中を、前出の自著で和子は次のように述懐している。 「(父は)『こんなことになっちゃって、和子は怒るだろうな。済まない』と、まるで悪いことを見つかってしまった子供のような顔をしていました。しかし、この時点で父が首相として敗戦国日本を引っ張っていく自信があったかどうかというと、これは怪しかったと思います。義理の甥にあたる武見太郎(注・元日本医師会会長)が『自信はあるのか』と尋ねたのに対し、『戦争で負けて、外交で勝った歴史がある』などと答えたと言います」 吉田内閣はその後、第1次から5次まで都合7年2カ月の長期政権となるのだが、それを支え続けた“陰の女性”がいた。花柳界・新橋で名を馳せた名妓「小りん」であった。=敬称略〈この項つづく〉小林吉弥(こばやしきちや)早大卒。永田町取材48年余のベテラン政治評論家。抜群の政局・選挙分析で定評がある。著書に『決定版 田中角栄名語録』(セブン&アイ出版)、『21世紀リーダー候補の真贋』(読売新聞社)など多数。
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芸能 2017年06月11日 12時00分
日テレが露出作戦で勝負する石原さとみスペシャルドラマ
バラエティー番組が絶好調の日本テレビにとって、鬼門とされているのがドラマコンテンツだ。4月から始まった春ドラマの3本『母になる』『ボク、運命の人です。』『フランケンシュタインの恋』のすべてが大コケ。シングル視聴率の連続に、局内は混乱状態に陥っているという。 そんな危機的状況下にあって日テレサイドが担ぎ出したのが、石原さとみ(30)主演の『地味にスゴイ!校閲ガール・河野悦子』。昨年10月に放送され、平均視聴率12.4%を叩き出したドル箱コンテンツだ。 「8月にスペシャルドラマとして放送されることが決定したんです。実は、日テレが石原サイドにこの話をしたとき、一度は、断られているんです。それを制作プロデューサーらが何度も事務所に通い、バーターで高畑充希主演のドラマを7月期にブッキングすることで何とか出演の内定をもらったそうです」(テレビ誌関係者) ちなみに今回のスペシャルドラマは、前作同様、石原演じるヒロイン・河野悦子がファッション誌の花形編集者を夢見て出版社に入社したものの、配属されたのは原稿の誤字脱字や不備などを指摘する地味な校閲部。それでも持ち前のスーパーポジティブな性格で、花もなく暗い校閲の仕事にやり甲斐を感じていくストーリーだ。 「レギュラー版では、残念ながら石原の売りであるお色気の要素が0%だった。でも今回は、夏の放送ということで、太ももが露出するミニスカや水着姿の彼女を登場させる予定なんです。かなり期待できますよ」(芸能プロ関係者) 気になる石原のギャラだが…。 「昨年10月のレギュラーで1本120万円〜。でも今回は、ミニスカ露出の手当てを上乗せし、スペシャル版で150万円〜になりました。ビキニだと、もっと高額になりますね(笑)」(日テレ関係者) 果たして、再び高視聴率をゲットできるのか!?
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スポーツ 2017年06月11日 12時00分
「大阪城でもウェーブやります!」KUSHIDAから感じる90年代の新日本プロレス
「3年越しでここ代々木(競技場・第二体育館)がチケット完売になりました!優勝したら、やりたいことがあるんですけれども…。ご協力をいただいてもよろしいでしょうか?僕が新日本プロレスファンだったころ、東京ドーム、両国国技館で客席からウェーブが発生していました。ベタですけど、ここ代々木で復活させてもよろしいでしょうか?」 今年の『ベスト・オブ・ザ・スーパーJr. 24』の決勝戦(6.3代々木第二大会)で、ウィル・オスプレイを破り、2年ぶり2度目の優勝を果たしたKUSHIDAはマイクを握ると、観客にウェーブを促した。 新日本プロレスで初めてウェーブが発生したのは、木谷高明オーナーが「90年代新日本プロレス東京ドーム大会のベスト興行」と話している90年2月10日に開催された『スーパーファイトIN闘強導夢』。休憩前にマサ斎藤がラリー・ズビスコを破り、AWA世界ヘビー級王座を戴冠したことで東京ドームの熱が一気に上がり、休憩明けにラインナップされた当時は画期的だった、新日本プロレスと全日本プロレスの対抗戦を待ちきれない一部のファンがドームを走り回ってファンに呼びかけて実現したのが始まりとなっている。 その後しばらくの間、ドーム大会では恒例となっていたが、『G1クライマックス』の両国国技館大会にも飛び火し、前代未聞のマス席ウェーブが発生。会場でのウェーブは90年代の新日本では見慣れた光景である。恐らく当時のKUSHIDA少年もその輪の中にいたのだろう。KUSHIDAはプロレス会場でのウェーブを知らないファンに対して、しっかりとレクチャーすると、3,454人(札止め)に埋まった代々木第二体育館をファンのウェーブが綺麗に2周した。 「やっぱり、『G1クライマックス』には負けたくないし、『ベスト・オブ・ザ・スーパーJr.』というブランドを上に上げていきたい。まぁ、バック・トゥ・ザ・フューチャーじゃないですけど、新日本プロレス90年代の時代を見て、ファンとして育ってきましたので、そこの勢いにいま近づけている、その勢いを加速する意味でも、一発ウェーブをやることによって、なんか会場が一体になれるかなと思って、ずっとやりたかったことでした」 5日に行われた2夜明け会見でファンにウェーブを促したことについて、改めてこう話したKUSHIDAが次に臨む舞台は『DOMINION』6.11大阪城ホール大会。今年、1.4東京ドーム大会で王座を奪われ、リターンマッチに臨んだ4.9両国大会では僅か116秒で敗れたIWGPジュニアヘビー級王者、高橋ヒロムとの対戦が決定した。 「今回の大会は休憩がないと聞きました。KUSHIDAが勝てば、大阪城ホールの1万人オーバーの観客席で、ウェーブやりたいですね!どうでしょうか?勝てばウェーブをやります!」 KUSHIDAのコメントを聞いていると「スーパーJr.の決勝をまた両国国技館でやりたい」など、90年代の新日本プロレスを意識する発言が多い。そんな中からでてきた今回のウェーブ復活という発想は、観客参加型のムーブメントであり、KUSHIDAの勝利を願うファンがより増えるのではないだろうか。代々木第二大会で嬉しそうにウェーブをしているファンを見ていると、時代は変われども90年代の新日本プロレスと同じ熱さを感じることができた。 KUSHIDAの良いところは、ファン時代に自身が感じた感動を今のファンにも味わって欲しいと思っていること。KUSHIDAのプロレス脳は90年代の新日本プロレスがベースになっている。KUSHIDAというレスラーを紐解く意味でも『新日本プロレスワールド』などで90年代の新日本プロレスを視聴してみるのも面白いかもしれない。90年代を知らないファンが見ても新たな発見があるはずだ。(どら増田)【新日Times vol.71】
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