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スポーツ 2017年06月17日 16時00分
プロレス解体新書 ROUND54 〈魂のフルタイム三冠戦〉 “川田vs小橋”勝敗を超えた死闘
阪神淡路大震災の直後に開催された、今や“伝説”の全日本プロレス大阪府立体育館大会。メインの三冠ヘビー級王座戦、川田利明vs小橋建太(当時は健太)は震災被害も生々しい中にあって、ファンに未来への希望を抱かせるに十分の熱闘となった。 1995年1月17日未明、関西地区に甚大な被害をもたらした阪神淡路大震災。全日本プロレス社長のジャイアント馬場は、2日後の19日に『新春ジャイアントシリーズ』大阪府立体育館大会を予定していたが、これを開催するか否かで大いに悩むこととなる。 各所からの情報を集めたところ、どうやら会場自体は無傷だったという。しかし、交通網は寸断され、ファンが会場まで来られるかどうかも分からない。そもそも当日のチケットを持っていたファンやその近親者に、被害が及んでいるかもしれない。 周辺では救助活動も続いている中での興行開催を、不謹慎と批判する声もあるだろう。同シリーズに参加していたメンバーは、スタン・ハンセンやアブドーラ・ザ・ブッチャーら日本通の常連外国人で、被災地入りの説得は可能だろうが、しかし、何か事が起きたときには補償の問題が生じるに違いない。 他にもテレビ中継をどうするかなど問題が山積する中で、馬場は最終的に予定通りの開催を決断する。 「その理由としては、大会を楽しみにしていたファンにとって、プロレスが希望の灯となればいいというのが一番だったでしょう。そして、その決断を後押ししたのが、試合内容に対する絶対的な自信ではなかったか」(プロレスライター) 当時の四天王を中心とした全日の試合であれば、決して不謹慎とは言わせず、会場を訪れる観客を必ず満足させることができるという選手たちへの信頼だった。 そうして当日、夢の4大カードとしてラインナップされたのは、田上明vsトミー・ドリーマーによる四天王とハードコアのシングル対決。ハンセン&カンナム・エクスプレスvsスティーブ・ウィリアムス&ジョニー・エース&ジョニー・スミスの外国人ナンバーワン決定戦。馬場&ジャンボ鶴田&三沢光晴の三巨頭に“あすなろ”秋山準&大森隆男&本田多聞が挑むチャレンジマッチ。 そして、メインはもちろん三冠ヘビー級王座戦。前年10月にウィリアムスを破って王座に就いた川田利明が、小橋建太を挑戦者に迎える初防衛戦であった。 「四天王の中でも、とりわけ川田の絡む試合はこの頃から名勝負として評判が高かった。正統派の系譜を継ぐ三沢、小橋、田上の中に入って頑固さと職人気質を漂わせる川田は、いい意味でアクセントを加える存在だったのです」(同) 危険度の高い技が連発される四天王プロレスにおいては、ことさら対戦者同士の信頼関係が重要となる。相手の技量を信じなければ、大技を仕掛けることも受けることもできない。ただし、それも度が過ぎると観客からは“なれ合い”と受け取られかねない。そんな予定調和的なムードをぶち壊すことが、川田の価値となり魅力となっていた。 このときの小橋戦でも象徴的な場面があった。チョップの打ち合いの際、小橋が胸筋に力を込めて受けに備えていると、川田はそんな小橋のガラ空きになった喉元に手刀を打ち込んだのだ。思いもよらぬ攻撃に、小橋は一瞬驚いたように目を見開くと、喉を押さえてリング上をのたうち回った。 しかし、川田はそんな様子を見ても表情を変えずに追撃を与えていく。そういう相手の嫌がる攻めが瞬時に出てくるあたり、周囲が川田の性格が悪いと指摘するのもうなずけようか。 「川田自身は、寡黙で偏屈なキャラクターを“リング上の演出”と明言して、実際にリングを離れたときはよくしゃべるし冗談も飛ばします。だけど、それでもやっぱり変わった人ですよ。例えば、リングを離れた2010年頃、川田は居酒屋『麺ジャラスK』を開店しましたが、店名に麺とあるからこっちは褒めたつもりで『ラーメンがおいしい』と言うと、真顔で『ウチはラーメン屋じゃないんで』とくる」(スポーツ紙記者) 試合後のコメントで相手の悪口ばかりに終始して、結局、何一つ使えなかったとの話もある。 だが、そんな川田の毒気は、小橋の真っすぐな性格と相性が特によかったようだ。この大阪での試合とその翌年の武道館は、完全決着を基本としていたこの頃の三冠戦にあって、2度にわたっての60分フルタイムドローとなっている。 「川田のキツくて嫌らしい攻めにも、小橋は気持ちを切らさずについていく。それだから長時間の試合も成立するのでしょう。川田の試合作りのうまさはレスラー間でも定評があるだけに、単に長いだけの凡戦になる心配もない」(同) この日の試合もやはり馬場社長の期待通りの好勝負となり、試合後には川田と小橋、そして大会開催に対しての“全日本コール”が満員5600人の観客から送られたのだった。
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芸能 2017年06月17日 16時00分
叩けばほこりが出るNEWS・手越 ジュリー副社長のお気に入りでも予断は許さず
本人よりも事務所よりも一番、安堵しているのが日本テレビだったようだ。 ジャニーズの人気グループ・NEWSの手越祐也は、金塊強奪事件で事件に関わっていたのではと疑われた男性とのツーショット写真が、男性のSNSにアップされていたことで問題視されていた。手越は日本テレビ系のバラエティー番組「世界の果てまでイッテQ!」にレギュラー出演している。 ある制作会社関係者は「仮に男性が何らかの刑事罰になるようであれば、日テレ内ではコンプライアンス上の問題で番組降板もあるといわれていた」というのだが、この男性は13日に処分保留で釈放された。一部報道には「僕は逮捕された時に『一切身に覚えがない』と話しました」としている。 「この釈放の一報に何よりホッとしていたのが日テレ上層部です。日テレは土曜日10時だった『嵐にしやがれ』を視聴率アップのためにわざわざ1時間早めたように、ジュリー副社長との関係は良好、むしろ従属関係とでも言っていいです。そのジュリー氏が嵐の次に可愛がっているのが、NEWSなんです」と同関係者。 先日の東京ドームのコンサートでもジュリー氏は会場に姿を見せていたというが、「メンバーの中でも手越は大のお気に入りです。日テレ上層部はその関係が分かっているからこそ、頭を抱えていたんです。コンプライアンス的に言われれば男性が刑事罰まで発展すれば、スポンサーの兼ね合いから考えても降板もやむなしだが、ジャニーズからは1回会ったきりと説明されているから、降板させればジュリー氏の顔をつぶしますから。板ばさみの中での処分保留の釈放でしたからね。本人たち以上にホッとしていたそうです」と前出の関係者。 とはいえ、叩けばほこりが出るのが手越。まだまだ予断は許さない。
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レジャー 2017年06月17日 15時15分
橋本千春の勝ち馬ピックアップ!(6/18)ユニコーンステークス、他
3回東京競馬6日目(6月18日・日曜日)予想・橋本 千春東京11R「ユニコーンS」ダ1600㍍◎(4)リエノテソーロ○(7)アンティノウス▲(15)サンライズソア△(1)シゲルコング、(6)ラユロット NHKマイルカップ(13番人気2着)で大波乱の片棒を担いだリエノテソーロ。実力はGIレベルなのは間違いないが、ダートはここまで交流重賞を2戦2勝と負け知らず。しかも2着馬を1秒0、0秒6差突き放し子供扱いする、圧倒的な強さを見せつけている。指揮官の武井調教師は、「条件は最高。これで負けたら馬主さんはじめ関係者に顔向けできない」と、余裕綽々。最高で1着、最低でも1着が求められているが、普通に走ってくれば結果は付いてくるだろう。当面の相手は、アンティノウス。目下、2連勝中と充実ぶりは目を見張らせる。重賞は初挑戦だが飛ぶ鳥を落とす今の勢いをもってすれば好勝負に持ち込みそう。東京10R「芦ノ湖特別」芝2400㍍◎(3)ソールインパクト○(11)ダノンキングダム▲(9)チャロネグロ△(7)サウンドメモリー、(12)ヴェラヴァルスター 特別レース4連続3着中の実力馬、ソールインパクトが5度目の正直を果たす。もともと、千万条件は勝っている格上の存在でもある。強敵が抜けチャンスは大きく広がった。注目のハンデも据え置きの57㌔なら、全く心配無用。ダノンキングダム、チャロネグロの3歳両馬が相手になる。阪神11R「米子S」芝1600㍍◎(9)ベルキャニオン○(5)ダノンメジャー▲(2)サトノラーゼン△(4)ブラックムーン、(6)グァンチャーレ 休み明けの湘南Sを鮮やかに逃げ切り勝ち、遅ればせながら素質開花を印象付けたベルキャニオンでもう一丁。もとより昇級は形だけ。オープン特別プリンシパルS勝ちをはじめ、共同通信杯2着、皐月賞7着、ダービー8着がその証し。苦手の道悪馬場にならない限り、2連勝の可能性は高い。相手は、デキの良さが目立つダノンメジャー。函館11R「函館スプリントS」芝1200㍍◎(8)ジューヌエコール○(12)セイウンコウセイ▲(10)シュウジ△(3)キングハート、(6)クリスマス 3歳牝馬のジューヌエコールに期待する。桜花賞は9着(0秒8差)に敗退しているが、新馬から破竹の3連勝でデイリー杯2歳Sを制した逸材をこれで見限るのは早計。とりわけ、裸同然の斤量50㌔(桜花賞55㌔)はアドバンテージ。また、道悪馬場の新馬戦を圧勝しているように、スピードとパワーが備わっており(初の)函館の洋芝も心配無用。同じ臨戦過程で栄冠を手にした、昨年のソルヴェイグ(レコード)を彷彿させる。決して無謀な狙いではない。実績は最右翼のセイウンコウセイ(高松宮記念)が相手になる。※出走表などのデータは、必ずJRA公式発表のものと照合して下さい。
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芸能 2017年06月17日 12時00分
テレビ界で悪評渦巻く羽田圭介の“銭ゲバ”根性
今や“テレビ界一の銭ゲバ”として悪評を呼んでいるのが芥川賞作家の羽田圭介氏(31)だ。とにかく出演料に対し、あまりにがめついことから、バラエティーや情報番組は距離を置き始めているという。 「彼の不幸は、芸能プロに所属していないこと。だから業界のルールを知らず、プロデューサーから出演オファーを受けると、とんでもない金額を吹っ掛けてしまうんです。本来なら、羽田クラスならバラエティーで1本2〜5万円、情報系なら3万円が相場なんです。でも、芥川賞を取った当時は争奪戦が続いたため、言い値の20〜30万円を支払ったアホな局が続出した。そのときの成功体験が羽田を増長させてしまったんです」(芸能プロ関係者) 結果、今でも羽田はオファーを受けると『50万円なら考える』と高飛車な態度を取ってしまうという。そんな羽田の月収は200〜300万円超え。その大半を占めるのは講演会だという。 「本がたいして売れる作家ではない。地方の講演会にお呼ばれして1時間近く話してギャラをもらっているんです。最近になって、テレビ出演で名前を売ることが、講演会のお呼ばれ数につながると気が付いたようだが、時すでに遅しですね。テレビ制作会社のプロデューサーが作成するブラックリストに名前が掲載されているんです。なので、羽田に声を掛けるのは、よほどの時という認識ですね」(テレビ事情通) 現在、唯一のレギュラー番組である『ローカル路線バス乗り継ぎの旅』(テレビ東京系)の新シリーズも、早くも年内終了が噂されている。 「視聴率もイマイチだが、何よりも羽田のやる気がない。それなのに出て来るのは出演料の話。こっちも『それだけのギャラが欲しかったら、もっと数字を取れよ』と言いたくなる」(制作会社プロデューサー) ちなみに羽田の出演料は、3泊4日拘束で30万円〜。たいした話芸もなく、新人の作家にしたら十分過ぎる金額ということに気が付いていないようだ。
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スポーツ 2017年06月16日 16時00分
熱き侍たちが躍動!! メジャーリーグ Times メジャーリーグ 知られざる暗黙のルール
メジャーリーグには、暗黙のルールがたくさん存在する。 その中には、現在もルールブックに書かれたルール以上に厳格に守られているものもあるが、その一方で、死文化しつつあるものも存在する。今週は、その代表的なものをいくつか書き出してみた。●味方の主砲が相手投手からデッドボールを食らったら、味方の投手は次のイニングの先頭打者か相手チームの主砲に、報復のデッドボールを食らわせないといけない。(最も厳格に守られている暗黙のルール。最近は次のイニングの先頭打者の初球に、報復死球を食らわせるケースが多くなった)●監督が捕手に「ぶつけろ」のサインを出したら、捕手は直ちにそれをサインで投手に伝え、投手は何食わぬ顔でそれを遂行しないといけない。(捕手が「ぶつけろ」のサインを出すときは、げんこつを突き出す、あるいは5本の指を全部広げる、といった見間違えようのないサインを出すことが多い。見分けがつきにくいサインを出すと、投手がすぐに識別できず、何度も見返すため、めったにないサインが出ていることがバレてしまう)●打者に故意にデッドボールを食らわせるときは、頭部を狙って投げてはいけない。(頭を狙った投球は乱闘の引き金になることが多い。最近は脳震盪の怖さが広く認識されるようになり、頭を狙った危険球に対するペナルティーも重くなった。そのため頭を狙った故意死球は損ばかり大きくて、得るものは何もないバカげた行為となった)●どの審判も独自のストライクゾーンがあるので、投手はそれを尊重しないといけない。ルールブックに書いてあるストライクゾーンだけを唯一のルールと思い込んで、ストライク・ボールの判定にいちいち顔色を変えてはいけない。(優秀な投手は、各審判の判定傾向とストライクゾーンを研究しているので、ストライク・ボールの判定に苛立つことはない。メジャー2年目の松坂大輔は18勝3敗、防御率2.90という驚異的な成績をマークしたが、キャンプ中に捕手バリテックから渡された各審判の判定傾向に関するデータを読み込んで、投球に生かしたことが成功の一つの要因になった)●敵と味方の乱闘が勃発したら、ブルペンがどんなに遠くにあっても、リリーフ投手たちは1人残らず駆けつけて加勢しないといけない。(暗黙の義務なので、投球練習中の投手でも中断して駆けつけるが、エキサイトして暴れる者はほとんどいない。ケガをしたら長期間のDL入りを強いられるからだ)●死球を食らった打者が投手に殴り掛かってきたら、捕手や内野手は身を挺して投手を守らないといけない。(打者がマウンドに突進して投手と取っ組み合いを始めた場合、駆け付けた内野陣や捕手は、両者を引き離すのではなく、次々に上に乗っかって両者を動けなくしてしまうことが多い。日本人選手では、レイズ時代の岩村明憲が、まっさきに乱闘を始めた打者に覆いかぶさって動きを封じ、男を上げたことがある)●打者はデッドボールを食らっても、当たった箇所を手でさすってはいけない。(痛がることは女々しい行為だと見なされる。そのためどんなに痛くても、やせ我慢して、涼しい顔で一塁に向かうのが大リーグ流のダンディズムだ)●ホームランを打った打者がすぐに一塁に向かわず、打席に立ったまま飛球の軌跡を目で追う、あるいは派手にバットを放り投げてから走り出す、ダイヤモンドを1周しながら大げさなジェスチャーでアピールする、といった行為は慎まないといけない。(どれも投手の気持ちに配慮しない無神経な行為と見なされる原因になるからだ)●相手投手が完全試合やノーヒットノーランをやる可能性がある場合、バントヒットのようなセコいやり方で快挙を潰してはならない。(過去に何度かバントヒットで快挙を阻んだ打者がいたが、激しい非難にさらされるため、あえてやる打者はいなくなった)●クローザーは最後のアウトを取った後、派手に勝利のアクションを行って負けた相手チームの気持ちを逆なでしてはいけない。(以前は、最後のアウトを取った守護神が派手な勝利のアクションをやると、相手チームがむかっ腹を立てて、乱闘になったこともある。しかし、最近は最後のアウトを取った後、派手なアクションで勝利をアピールするクローザーが増え、相手チームも過敏に反応しなくなった)●二塁にいる走者が捕手のサインを盗んで打者に身振りで知らせる行為は、報復を受けることを覚悟でやらないといけない。(以前は、二塁走者のサイン盗みが発覚すると投手はその走者の体めがけて牽制球を投げたり、次の打席で故意死球をやって報復した。しかし、最近は二塁に走者がいると、どのチームもサインを複雑にして容易に盗めなくしている。そのため二塁走者はサインを盗みたくても盗めなくなった)スポーツジャーナリスト・友成那智(ともなり・なち)今はなきPLAYBOY日本版のスポーツ担当として、日本で活躍する元大リーガーらと交流。アメリカ野球に造詣が深く、現在は大リーグ関連の記事を各媒体に寄稿。日本人大リーガーにも愛読者が多い「メジャーリーグ選手名鑑2017」(廣済堂出版)が発売中。
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レジャー 2017年06月16日 15時20分
天保山ステークス(オープン、阪神ダート1400メートル、17日) 藤川京子のクロスカウンター予想!
阪神11Rはダート1400mの天保山ステークス。 ダート戦なので、素直に予想してみます。対戦成績や近走の時計で、比べていくとコウエイエンブレムが有力のようです。何しろ安定した走りと持ち時計が魅力で、更に、今回は斤量も軽くなっています。 それに次ぐのがスマートアヴァロン。前走の天王山Sではコウエイエンブレムに負けてしまいましたが、この馬も安定した走りと実積は申し分ありません。 斤量が重くなってしまいますが実積があるのはキングズガード。近走は、運に恵まれませんが実力は実積が示しています。 しかし、この3頭で決まるのは、話が上手過ぎる気もします。如何にも、この3頭ですと言わんばかりの番組に違和感があります。簡単に思えるレースの時は、落とし穴があるものです。 一見すると穴は、斤量59kgのキクノストームやサウススターマンかもと思いますが、もっと大きな落とし穴があるとしたらキタサンサジン。前走は12着ですが、たまに大ポカするのがこの馬の特徴なのか気分屋なのかわかりませんが、凡走した後にもよく馬券に絡みます。内枠の1、2、3番に重い斤量の馬が集まったのも気になります。先行して、垂れる可能性もあるかもしれません。 嫌な予感がするので、今回は3連複で網を張ります。(5)◎コウエイエンブレム(1)○スマートアヴァロン(3)▲キングズガード(2)△キタサンサジン(14)△サウススターマン(8)△スーサンジョイ(13)△キクノストーム3連複(5)軸(1)(3)(2)(14)(8)(13)※出走表などのデータは、必ずJRA公式発表のものと照合して下さい。
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社会 2017年06月16日 14時00分
中古住宅市場で再燃する 大塚家具vsニトリの潰し合い
経営権争奪を巡って父娘で骨肉の争いを演じた『大塚家具』が、昨年に千葉県船橋市で出店戦争を繰り広げた『ニトリ』と、今度は中古住宅市場でのガチンコ対決が再燃だ。 「“船橋戦争”は昨年9月、JR京葉線・南船橋駅そばで起きました。ショッピングセンター内にあるニトリのわざわざ真向かいに大塚家具が新店をオープンさせ話題となったのですが、結果、店舗同士の数字はともかく、最終決算ではニトリの圧勝となったのです」(企業アナリスト) 勢いを見ればその差は歴然。ニトリは'17年2月期決算で30年連続増収増益を達成。一方の大塚家具は、'16年12月期決算で過去最悪の赤字を出している。そんな中、対決再燃とは具体的にどういうものか。 「ニトリは5月1日、群馬県桐生市に本社を置く中古住宅販売会社・カチタスの株式の一部を233億円で取得し、グループ会社にすることを発表した。カチタスは中古住宅を買い取り、リノベーションして再販するのが特徴で、ここ数年は業界トップで年間3000戸以上を販売した。今回のグループ化は、再生した中古住宅に新品のニトリの家具を設置し、セットで売り込む作戦です」(同) ニトリは現在、国内外に488店舗を展開するが、'22年にはそれを1000店舗、'32年に3000店舗にまで伸ばすという。この目標を達成するためにも、中古住宅+新品家具は大きな柱となる。 一方の大塚家具は、主に中古マンション販売を手がけるスター・マイカと組み、リノベーションマンション住宅と中古家具をセット販売する事業を開始する。 ところで、“リフォーム”と“リノベーション”はどう違うのか。 「リフォームは痛んだ住宅を改修したもの。リノベーションは改修だけではなく、その住宅にデザイナーズ的な附加価値を付け性能向上させて売り出すことです。しかし、おおざっぱに言えばリフォームもリノベーションに入るものも多い。ニトリも大塚家具も、広い意味で中古住宅を時代のニーズにマッチさせ、セット販売で勝負するということでしょう」(同) しかし、二大家具業者が中古住宅+家具で新たなニーズを呼び込もうという流れは、業界の次の活性化につながるのか。そもそも民間調査会社などの調べでは、'16年のリフォーム市場は約6兆2000億円で、前年比4.4%減とも言われ、やや落ち込み傾向にあるという。 大手不動産関係者も、こう説明する。 「内閣府の'15年度の『住生活に関する世論調査』では、“新築がいい”という人は73%、“中古でもいい”という人は9.9%で、日本人は新築志向が強い。逆に欧米では、新築を望む人は10%程度で8、9割は中古を望みます。これは日本の建築資材に木造が多く、地震も多いなど耐久性の問題がある。加えて、日本の不動産取引では20〜25年経つと建物の資産価値はゼロに近づく。一方、欧米では資材に相当耐久性のある強固な材質を使い、長く使われた中古は安全で住みやすいと判断される。そんな価値観の違いがあるのです」 こう見てくると、大塚家具やニトリの手法は決して前途が明るいとは思えない。 しかし、経産省関係者はこう否定する。 「国が中古住宅の再活用を促す政策に乗り出しているため、将来の市場活発化は明るいとも取れる。具体的に言えば、8年後の'25年までに既存の住宅流通、つまり中古住宅市場売買を倍の8兆円、そして、リフォームやリノベーション市場の規模を現在の倍の12兆円にまで伸ばすことを目指しているのです」 国がこうした対策に取り組む要因は、日本全国で広がる空き家問題がある。'93年の空き家は448万戸と500万を切っていたが、'13年度の総住宅数は6063万戸で、今後もますます伸びる様相だ。 「治安上でも経済面から見ても、空き家は大きな危険と損失を生み出す。そのため、中古住宅の資産価値も公益財団不動産流通センターが中心になり、20年、30年経っても十二分に耐久性があるならば評価価値を落とさない査定マニュアルを再作成し、中古市場を活発化させようとしています。そうすれば、'30年にはリフォームやリノベーション市場が30兆円になることも不可能ではないのです」(同) ニトリも大塚家具も、国の施策を十二分に読み込んだ上での中古住宅市場参入というわけだ。そう言えば、芸能界きっての実業家でタレントのヒロミもつい最近、リフォーム会社を立ち上げたというから、独特の嗅覚が働いたか。 ニトリVS大塚家具の勝敗は、消費者が中古住宅に安価な新品家具の組み合わせを選択するのか、中古住宅+中古家具で全体価格が抑えられた方を選ぶかにかかってきた。
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芸能 2017年06月16日 13時45分
松本人志、サンシャイン池崎のボロボロ実家を「お前すげえわ…、すげえよ!」と絶賛
15日放送の「ダウンタウンDX」(日本テレビ)でサンシャイン池崎の実家の写真を見て、ダウンタウン・松本人志が「素晴らしい」と大絶賛した。 番組の「いいねちょうだい!マイスタグラム!」のコーナーでは、ゲストがダウンタウンや視聴者に「ぜひ見て欲しい」写真を公開した。 その際、サンシャイン池崎の順番となり、鹿児島県のボロボロの実家が映し出されるとスタジオ観覧者からどよめきが起き、松本は「うわ、おもろい!」と驚嘆。 サンシャイン池崎の実家はかなりボロボロで建材も痛んでおり、家自体も若干傾いているように見え、まるで終戦直後の戦災バラックがそのままタイムスリップしてきたような雰囲気。この家について、松本は「これは素晴らしいね」と評した。 写真に困惑した品川庄司・庄司智春が「え、これだけ!?」と聞くと、サンシャイン池崎は「奥もあるっちゃありますが、まずこれですよ」と二枚目の写真を出した。家の中の様子が公開されると、家の中というよりはまるで倉庫のような佇まいだったことで一同は再びどよめいた。これに松本は「お前すげえわ…、すげえよ」とまたもや絶賛したのだった。 なお、サンシャイン池崎はこの家で育った訳ではなく、両親であるガイヤ池崎(父)、ポセイドン池崎(母)が新たに移った新居なのだそう。サンシャインも15年ほど実家に帰っていなかったために、どんな家に引っ越したのか詳細については知らなかったそうだが、ある日、兄が結婚相手を紹介しに実家に帰った際「俺らの両親、今、壁みたいなところに住んでる」と聞かされ明らかになったとか。 この話を受け、浜田雅功は「儲かってんねんから何とかしたれよ!」とサンシャイン池崎に詰め寄ったが、松本は「ポセイドン池崎はそれ求めてないかもわからへんもんな?」と助け船を出した。 実際にサンシャイン池崎の母は「大丈夫よ、なんの不自由もない」と言っているが、家にトイレはなく、周りが私有地なのでそこで用を足すらしい。この話を聞いた松本は「どこがポセイドンやねん!」とツッコミを入れていた。 ちなみにダウンタウン、特に松本は幼少期の実家での貧乏話をよく語っており、その辺りでサンシャイン池崎に共感を持ち「素晴らしい」と言ったのかも知れない。写真:ダウンタウンDX公式インスタグラムより
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芸能 2017年06月16日 13時15分
あまりの素行不良ぶりで、どん底まで落ちたNEWS・手越祐也
金塊強盗容疑者との写真やベッド写真流出など、スキャンダル続きで11日に行われたNEWSの東京ドーム公演で号泣した手越祐也が、周囲に対して疑心暗鬼になっていることを、発売中の「週刊女性」(主婦と生活社)が報じている。 これまで、手越は数々のスキャンダルを報じられ、時には事務所にタブーとされている週刊誌の直撃にも答えてしまうほど強靭なメンタルの持ち主だった。 ところが、同誌によると、5月の中旬くらいから、手越本人のLINEアカウントと思われるものが流出。プライベート写真などが出回り出したというが、その中でグラドルとの交友関係や、関係者チケットなどの存在について、手越が発言。 さすがに、ここまでスキャンダルが相次いだのは初めてとあって、今回ばかりは落ち込んでいる様子。手越は大のサッカー好きで、自らもフットサルチームを組み、代々木や台場などで仲間たちと頻繁に試合をこなし、仕事のスケジュールよりも優先なほどだったとか。そんな手越が珍しくフットサルの予定をドタキャンしてしまったというのだ。 「ジャニーズ事務所幹部からは今までにないほどの大きなカミナリを落とされてしまったようだ。結局、自業自得にもかかわらず、人間不信になって様々なことが頭をよぎったのか号泣。さすがに、今回ばかりはネット上で手越に対してファンからの厳しい意見が飛び交っていた」(芸能記者) あまりの素行不良ぶりを受け、手越がレギュラー出演する「世界の果てまでイッテQ!」(日本テレビ系)の降板説が浮上中。 「ジャニーズの大先輩であるキムタクが先日、同番組のコーナーに出演。かなり異例なことで、イメージダウンが激しいキムタクがイメージ回復のため高視聴率の同番組のレギュラーゲットかという情報も。となると、手越降板の可能性は高い」(テレビ関係者) 手越が再浮上するのはなかなか難しそうだ。
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芸能 2017年06月16日 13時10分
1999年レコ大最優秀新人賞歌手の八反安未果、一般男性と入籍
歌手で実業家の八反安未果(36)が16日、自身のブログを更新すると、一般男性と入籍したことを報告。「今日この日に愛する人と入籍出来ました事。本当に嬉しいです。」と喜びを綴った。 「ご報告」と題して更新されたブログに、「本日6月16日 私、八反安未果は一般男性と入籍させて頂きました事をご報告させて頂きます。」と記した八反安未果。 「本日から新しい姓を名乗り、新しい人生が始まります。」とし、「本日は私を産んでくれた母のお誕生日。今日この日に愛する人と入籍出来ました事。本当に嬉しいです。」と、母親の誕生日に入籍した喜びを綴っている。 ブログには2人が手をつないでいる手元も公にした。 八反安未果は、1999年に日本レコード大賞最優秀新人賞を受賞。現在は東京・豊洲でのカフェをプロデュースしている。
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書評「会社がない!」石丸幸人著、すばる舎
2009年06月24日 15時00分
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書評「雪冤」大門剛明著、角川書店
2009年06月24日 15時00分
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はぐレイヤーコスっち
2009年06月24日 15時00分
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幻覚ナビ
2009年06月24日 15時00分
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宝塚記念対談(1) ディープスカイはどう?
2009年06月23日 15時00分
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本紙独占 猪木吠えた!! 世直し闘魂節
2009年06月23日 15時00分
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グラドル直撃インタビュー 鈴木千絵里
2009年06月23日 15時00分
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2009年06月23日 15時00分