「来栖と交際していたのは、ひと回り近く年下のイケメン俳優A。Aのブログのコメント欄には以前から来栖との交際について書き込まれていた。まさか、金銭トラブルに発展しているとは思わなかった」(芸能プロダクション関係者)
事の発端は、来栖の6月15日付けのブログ。突然、「6月10日 私が生きてきて31年一番大切にしていたことを、ぶち壊された日。この2年4か月、私が守ってきた宝物の中身が、空っぽだったと知った日」と、自身にとって深刻な出来事が発生したことを示唆し、さらには、「私にだって感情はある。もう…心身ともに、疲れ果てた」と絶望の淵にいることを吐露。ほかにも辛らつな内容を告白したため、ネット上で波紋を呼んだ。
しかし、来栖は21日付けのブログで「何も見えなかった真っ暗闇には、幾つもの光が差し、そこには手を差し伸べてくれる人達がいた」など前向きな心境をつづり、さらには、今週発売の「女性自身」(光文社)で騒動の真相を語った。
来栖によると、07年2月からミュージカル「テニスの王子様」に出演していた年下俳優Aと交際開始。直後に同せいを始め、Aは何度も「結婚したい」と将来を見据えた発言をしたという。しかし、Aのファンに同せいを気づかれたことなどからケンカになり、精神的に追い詰められ07年5月に自殺未遂をした。
その後も、交際は順調に続いたが、生活費はほとんど来栖が出し、Aはギャンブルなどで浪費癖があり、来栖から数百万円の借金をしたため、5月末に来栖は別れを決意。6月に入り、借金の返済を迫ると、Aは一度は「お金ができた」と返済の意思を示したが、10日になりAが「お金は用意できない」。来栖は12日にAの実家近くの喫茶店に出向いたが、Aが用意した大柄な男2人に怒鳴られたため回収できず事務所に相談。来栖の事務所はAの事務所に内容証明を送付したという。
「Aは最近イベントに登場したが、全くそんなトラブルを抱えている様子はうかがわせず、ファンもAのブログに書き込んでいた。今後、ブログが“炎上”する可能性もある」(同)
借用書など、貸付のしっかりした証拠がなければ、来栖がAから回収することは難しそうだが、「ブログで公に知れ渡っているから、精神的苦痛に対する慰謝料を求めて提訴すればいくらか回収できるのでは」(司法記者)との見方も。
今後、法廷闘争に発展するかもしれない。