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芸能 2017年10月20日 22時59分
清水アキラ事務所「火の車」か。息子のために「休めない」経済事情
覚せい剤取締法違反容疑で逮捕された、ものまねタレント・清水アキラの三男、清水良太郎容疑者が10月17日、所属事務所である「清水エイジェンシー」を解雇された。 良太郎容疑者の所属する清水エイジェンシーは、その名のとおり、アキラが設立した芸能事務所で、所属タレントはアキラ・良太郎のほか数人のものまねタレントが業務提携という形で名を連ねている。社長はアキラの次男が務めており、いわば典型的な同族企業といえる。 今回の騒動によって、いわば、清水エイジェンシーは稼ぎ頭の一人を失ったことになるのだが、大黒柱であるアキラ側からしたら、今後の芸能生活が大きく狂う大惨事なのだという。 「アキラさんは現在、ホテルのものまねショーの営業がメインの収入で、一回のショーのギャラは、業界トップクラスとされています。かつては、10年間で50億円近くを稼いでいたらしいですが、最近は不景気で、1億円程度の年収に落ちているそうです。それだけに、自分の後釜として良太郎にかける情熱と期待は、ただならぬものがあったのでしょう。会見の時の号泣は、そんな気持ちの表れでしょう」(芸能記者) それだけではない。アキラは、2012年頃から全てのものまね番組を降板、営業仕事もセーブしている。これは弟子で息子である良太郎を育成する意味のほか、自身の体力的な問題もあったという。 「アキラさんはスポーツ万能で、同じ世代のタレントのなかでは、比較的体力はあるほうです。ですが、年下のものまね芸人、栗田貫一さんが軽度の認知症を発症したこともあり『大黒柱の自分に何かあっては…』と常に気にしていたそうです。特に、次男は会社社長として清水家全体のマネージャーもしているので、自分のいなくなった後の次男と三男の行く末を、いつも気にしていました。さらに、アキラさん宛の営業依頼は、ここ数年、良太郎がアキラさんの代わりに務めることが多く、良太郎を育てるために、会社全体も大きな投資に出ていたのです。このままだと、清水エイジェンシーは破産の可能性もあります」(芸能記者) 清水アキラ63歳。還暦すぎのオヤジタレントは、息子のため、まだまだ働かなくてはならない。
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芸能 2017年10月20日 22時43分
竹内涼真の体重10キロ減る
15日から放送開始しているTBS系新ドラマ『陸王』。役所広司主演、山崎賢人や阿川佐和子、寺尾聰ら豪華キャスト陣が集結している。その中でも、放送前からひときわ話題を呼んだのが竹内涼真だ。200人規模のオーディションに参加し、長距離ランナーの役を勝ち取った。その役作りの結果、10kg近くの減量を達成したのではないかと言われている。 芸能界入りする前は、サッカーに打ち込んでいた竹内。高校時代には東京ヴェルディユースに所属し、大学もサッカーの推薦で合格するほどの実力者だったようだ。本人もプロ入りを目指していたようだが、大学入学後にケガで手術、周りが日本代表に招集される様子を見て、プロには手が届かないと諦めた経験があるそうだ。『陸王』でも、期待の新人として注目を浴びる中、マラソンレース中にひざを痛めてしまう。本人の経験と重なる部分が、オーディションを勝ち取れた理由かもしれない。 とはいえ、これまで陸上経験はなかった。オーディション合格後、役作りとして、本格的に陸上競技に取り組むことになったのだが、今年7月クールには高畑充希主演『過保護のカホコ』(日本テレビ系)に、メインキャストとして出演していた。こちらは美大生役だったため、過度に引き締まった身体は避けたかったという。『カホコ』のクランクアップ後、9月には『陸王』にクランクインしたとされており、短期間でハードな役作りを敢行したとも予想できる。 具体的には、上半身に筋肉がついているサッカー経験者ならではの体型をシャープにし、長距離ランナーに必要のない筋肉はそぎ落とした。 竹内といえば、今月初め、週刊誌「女性セブン」にて、アイドルグループ「恥じらいレスキューJPN」のメンバー里々佳と熱愛が報道されたばかりだが、その裏では着々と役作りも進めていたようだ。 スポーツドラマにありがちな素人っぽさが目についてストーリーに入り込めない傾向を、竹内は自身の走りで脱却することができるだろうか。
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芸能 2017年10月20日 22時31分
今度はボディーガード役に初挑戦するキムタク
元SMAPの木村拓哉が、来年1月期のテレビ朝日系連続ドラマ「BG〜身辺警護人〜(仮)」に主演し、ボディーガード役に初挑戦することを、各スポーツ紙が報じている。 各紙によると、木村が演じるのは、民間警備会社の身辺警護人。拳銃などを持つことはできず“丸腰”で警護対象者を守り、SPとのせめぎ合いもある中、さまざまな思惑が交錯するオリジナルの人間ドラマが描かれる。 脚本を手がけるのは、主演したフジテレビ系の月9ドラマ「エンジン」(05年)以来のタッグとなる井上由美子氏。木村は現在、主演映画「マスカレード・ホテル」(19年公開予定)の撮影中。11月中旬のクランクアップ後、ドラマの役作りでボディーガード研修を受けるという。 同映画では、刑事役とホテルマン役に初挑戦。これまで検事、パイロット、外科医など数々の職業を演じてきたが、また新たな職業の役を演じることになった。 ドラマが放送されるのは、現在放送中の米倉涼子主演「ドクターX〜外科医・大門未知子〜」と同枠だけに、高視聴率が期待されるという。 「以前は、とりあえずフジテレビを優先していたが、フジは視聴率が低迷。実際、キムタクは来年1月クールの月9ドラマを断ってしまったようだ。低迷する月9よりも、高視聴率を記録している『ドクターX』と同枠の方が、高視聴率を狙えるという計算だったのでは」(テレビ局関係者) 木村は、今年4月に公開された主演映画「無限の住人」が予想外の不入りを記録。 来年には、事務所の後輩にあたる嵐・二宮和也と共演し主演をつとめる「検察側の罪人」の公開が決定している。 精力的に仕事をこなす木村だが、新ドラマは何としても当てたいところだろう。
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芸能 2017年10月20日 22時10分
最上もが 女性芸能人との交際を告白、ほかのバイセクシャル芸能人は?
元でんぱ組.incの最上もがが、『有田哲平の夢なら醒めないで』(TBS系)に出演し、バイセクシャルを明かし話題となっている。最上は、本気で好きになった女性芸能人とのエピソードを披露。“彼女”とは飲み仲間であり、酔うとキスやハグなどのスキンシップをよくしていたという。その芸能人は、すでに結婚しているため関係は終了している。事実上の「カミングアウト」といえるが、ほかの芸能人の場合はどうだろうか。 「女性が好きな女性、いわゆるレズビアンであるとカミングアウトしている芸能人は、海外ならばジョディ・フォスター、ポーシャ・デ・ロッシなどがいますが、日本の芸能界では、まだ少ないといえるでしょう。女優の杉森茜とタレントの一ノ瀬文香が、2015年に同性婚をして話題となりましたが、2年後の2017年5月に破局が報じられています。杉森と一ノ瀬の場合は、特例に近いといえるでしょうね。昨年12月、俳優の成宮寛貴の薬物使用疑惑が『フライデー』(講談社)に報じられ、本人が直筆FAXで『絶対知られたくないセクシャリティな部分がクローズアップされてしまった』と嘆いたように、いまだ好奇の目線が向けられがちなのが現状です」(芸能事務所関係者) 何とも風通しが悪いが、その中でもお笑い芸人の世界だけは、多様なセクシャリティに寛容なように見える。 「メイプル超合金のカズレーザーが、バイセクシャルを公言し、あっさりと受け入れられたように、お笑いの世界は、同性愛に対して寛容といえるかもしれません。ただ、本人がそのことを面白おかしく“ネタ”にしていく必要も求められるので、良し悪しはあるでしょう。ほかにも、セクシャリティの公言には至っていませんが、鳥居みゆきは、過去には女性とも交際した経験があると述べていますね」(前出・同) 先ごろ炎上した保毛尾田保毛男問題を見てもわかる通り、現在のテレビ業界において、セクシャルマイノリティは“ネタ”にされているのは事実。最上の告白も同様だ。だが、そうした特別視をなくしていく必要もあるだろう。
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スポーツ 2017年10月20日 18時43分
侍ジャパンの価値が下がる?清宮が稲葉監督の初陣をブッ飛ばす
プロ野球・ドラフト会議は26日に行われるが、16日、日本野球機構(以下=NPB)は、非公式ながら“侍ジャパンのスケジュール”を発表した。リハーサルというべきだろうか。稲葉篤紀監督(45)が、指揮官としての練習を行うという。 「稲葉監督に指導者経験がないのは分かっています。かといって、1試合か2試合やったところで、変わるわけじゃない。慎重になりすぎるのもいかがなものか…」(球界関係者) 稲葉監督が、指揮官のリハーサルを行うのは、25日と26日の2日間。現在、宮崎県下で二軍と若手を中心としたフェニックスリーグが開催されている。稲葉監督が、スポーツコミュニティーオフィサーの肩書で籍を置く日本ハムの二軍も参加しており、先の2日間の2試合を、稲葉監督が“リハーサル”で指揮を執ることになったのだ。 「本番で失敗してはならない」とする稲葉監督の気持ち、マジメさは分かるが、「慎重になりすぎ」というのが関係者の大半の意見だ。 「日本ハム二軍の指揮を執り、広島二軍や独立リーグ・四国アイランドリーグ選抜と対戦します。ヘンな負け方をしたら、本番で弱気になってしまうのでは」(前出・同) 広島二軍は今季、初のファーム日本一に輝いた。当然、若手は一軍昇格のチャンスに飢えており、必死になるだろう。独立リーグの選抜チームも同様だ。彼らは、プロに行きたい一心で、野球環境に厳しい独立リーグを選んだ。ドラフト指名のための自己アピールの場として、稲葉監督に襲いかかってくるだろう。 それ以上に問題なのは、独立リーグ選抜と試合を行う26日は“プロ野球の重大イベント”と重なっている。ドラフト会議である。注目の清宮幸太郎(早実)がどの球団に指名されるのか、史上最多となる9球団以上の入札があるかどうか、同日のスポーツメディアは、清宮一色となるのは確実だ。 そういった話題性で「稲葉監督<清宮」となれば、新生・侍ジャパンの船出にもキズがついてしまう。先の関係者がこう続ける。 「普通だったら、許しませんよ。前任の小久保監督だって、指揮官経験ゼロでスタートしたんですよ。こんな言い方は何ですが、侍ジャパンに広告出資している大手企業は、稲葉監督に懐疑的です。東京五輪の指揮官も務めるというのに、なぜ、お客を呼べるビッグネームを連れて来なかったのか、と」 言い換えれば、稲葉監督は「勝つ」以外に企業にアピールする方法はないのだ。 しかし、こんな意見も聞かれた。 「ドラフトの陰に隠れてしまうのは、むしろ幸いです。投手交代のタイミング、三塁コーチャーが本塁に突入させるべきなのかどうかを的確に判断できるのかなど、初めての采配なので、細かいミスが続出するのは確実。清宮フィーバーで稲葉采配を隠し、本番までに修正箇所を話し合えれば…」(ベテラン記者) 本番とは、11月16日開幕のアジアプロ野球チャンピオンシップのこと。韓国、台湾の選抜チームと戦うわけだが、出場選手の力量を発揮させる環境を作れば、決して負ける相手ではない。仮に、稲葉監督が、采配でも慎重になりすぎるようであれば、強く意見の言えるスコアラーをベンチ入りさせるなどの「修正」も間に合う。 在京球団スコアラーがこう反論していた。 「今年のドラフト会議ですが、清宮が話題の中心になるのは間違いありませんが、独立リーグは要注意ですよ。上位指名されそうな投手が何人かいますからね」 独立リーグからは過去50人が指名を受けた(育成を含む)。今年、51人目が誕生するのは確実だが、指名順位の最高は、2013年の又吉克樹の2位(現中日)。その指名順位に並ぶか、上回る可能性もあるとされる投手がいる。徳島の伊藤翔(横芝敬愛高)だ。 右腕・伊藤は、昨年もドラフト候補に入っていたが、指名されなかった。プロ志望の強い伊藤は「早くプロに行きたい」の一心で、独立リーグの門戸を叩き、急成長した。 その伊藤が、稲葉代表監督率いる日ハム二軍と対戦したら、どうなるか…しかも、ドラフト当日ということもあり、有事の際、NPB側は赤っ恥をかくことにもなりかねない。 「リハーサルで良かった」のひと言で済むだろうか。稲葉監督の慎重な性格も考えものである。
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芸能 2017年10月20日 18時06分
降板&移籍報道の宮根アナどうなる?
発売中の「週刊文春」(文芸春秋)で、メインキャスターを務める日本テレビ系「情報ライブ ミヤネ屋」の降板とフジテレビへの移籍を報じられていた、フリーの宮根誠司アナが、19日に放送された同番組で報道を否定した。 番組で、人間がAIの支配下に置かれてしまうのではないかという話題になると、宮根アナが突然、自身の降板報道に言及。 宮根アナは、「あ、考えたらさあ! 文春さん見たらさ、『ミヤネ屋』3月で降板させられるの僕? 3月で辞めさせられるって。ミヤネ屋がAI屋になるっていう、そうなの? 辞めさせられちゃうの?」と番組スタッフに問いかけた。 番組スタッフは手を振って否定。すると、宮根アナは、「(降板は)ないの? あなたに権限あるの? 社長に聞いてくれた?」と念押し。 スタッフが腕で大きくマルを作ると、それを見た宮根アナは、「私、4月以降もやらせていただきますので、ご愛顧のほどよろしくお願いします。しばらくは人間でやりたいと思いますので」と、改めて報道を否定。 宮根とともに司会進行を務める読売テレビの林マオアナウンサーは、「よかった。スタッフも家族もこれで一安心。みんなから電話かかってきましたから」と安堵の表情を浮かべていた。 同誌は、このところ宮根アナは、モチベーションが低下、日曜はフジテレビの情報番組「Mr.サンデー」の司会を務めていることもあり、来年4月から、同局の月〜金の夕方帯で放送される、新しい報道番組の司会を務めることが内定していると報じていたのだが…。 「同誌が何の根拠もなく、報道するはずがない。水面下で移籍話が進んでいたが、同誌が取材に動いたことで、話が流れてしまった可能性が高い。来年以降、宮根アナの動向が注目される」(テレビ局関係者) フジとしては、残念な結果になってしまったようだ。
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芸能 2017年10月20日 18時02分
吉岡里帆の“グラドル見下し発言”の裏にある払拭できないコンプレックス
今やすっかり売れっ子になった女優の吉岡里帆(24)。売れる前はグラビアの仕事もこなしていたが、先ごろ“グラドル見下し発言”をめぐりネット上でバッシングを浴びてしまった。 吉岡が問題発言をしたのは、女性向けのサイト「She is」に今月6日に掲載された対談企画。 もともと女優志望だったことを公言している吉岡だけに、「私は水着姿なんて絶対出したくなかった」とキッパリ。自分のグラビアについて「全国区の、ワンコインで買える週刊誌で披露して、1週間後には廃棄処分されて」とかなり辛口。 さらに、グラドルたち仕事を、「写真に写っている子たちは、一世一代の賭けをしているということ。消耗品になることを前提に脱いでいる」などと上から目線でぶった切ったのだ。 「彼女の性格の悪さは有名で、かなり我が強い。そのため、この記事を見たグラドルがどう思うかなどお構いなしで発言してしまったようだ」(出版業界関係者) その対談で一応は、「今となっては、グラビアは本当にやってよかったです」としているものの、あまりにも不用意な発言。しかし、その裏には現在も払拭できないコンプレックスがあったというのだ。 「吉岡は腰回りから下の下半身がムチムチしていることを異常なまでに気にしていました。ほとんどは修正してなんとかなっていたんですが、修正ばかりされているうちに嫌気が差してしまったようです。それが今や売れっ子女優となり、いわば自分に“辱め”を与えたグラビアという仕事への“復讐”から対談での発言が飛び出してしまったのでしょう」(同前) 吉岡といえば8月、芸能界でもトップクラスのモテ男である俳優の佐藤健(28)に濡れ髪のまま会いに行ったことが一部で報じられた。 「双方は男女の関係を否定。それもそのはずで、共にセフレの1人のようです。双方の事務所からしたら困ったもんです」(芸能プロ関係者) 仕事が好調の吉岡だが、現在は“下半身”も絶好調のようだ。
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社会 2017年10月20日 18時00分
神戸製鋼・日産の不祥事は氷山の一角か 不信渦巻く日本製造業の瓦解
神戸製鋼、日産の相次ぐ不祥事により、日本製造業の根幹が揺らぎ始めている。 「このデタラメぶりは氷山の一角なのではないか。国のチェック機能をさらに徹底しなければ、日本の製品が世界で総スカン状態になりかねない」(大手鉄鋼メーカー投資家) まずは神戸製鋼の“ごまかし”から。 「生産していたアルミ・銅製品、鉄粉までデータを偽装していた。例えば顧客が、この強度にして欲しいと10回の強度テストを依頼する。しかし実際は、6回しか行わない。それにテスト10回済みの検査証明書を添付し、納入していたわけです。中にはサイズをごまかしたものまであった。数値の偽装には数十人近い内部の人間がかかわっていたというから、会社ぐるみで行っていたも同然」(全国紙経済部記者) なぜ、こうした偽装が行われたのか。会見した神戸製鋼の梅原尚人副社長は「納期を守り、生産目標を達成するプレッシャーから、つい手を染めてしまった」と言い訳に終始していたが、業界誌記者は、こう明かす。 「苦情が来ない範囲で、ほどほどの品質管理をしておけば大丈夫という、契約内容より現場の判断を優先しても問題はないといった空気が強かった。言ってしまえば、数値よりもベテランの目を過信してしまう考え方から脱却できなかったということです」 データ改ざんは、栃木県真岡市の真岡製造所など4カ所で約1年間にわたって行われていたというが、部品によっては20年近くデータを偽装した疑いも残っている。 「データ偽装製品の納入先は国内外約200社。その中には、10月10日に鹿児島県の種子島宇宙センターから打ち上げられた三菱重工のH2Aロケット、トヨタをはじめとする自動車メーカーの車のボンネット、JR東海、東日本、西日本なども車両の一部に使用している。三菱重工業などは、これから世界に売り出そうとしていた旅客ジェット機の『三菱リージョナルジェット』にも使っていた。ほかに、防衛省に納入された防衛装備品や米ボーイング社など、あまりに影響が大きすぎる」(航空業界関係者) 今後、偽装製品を渡されていた企業はどうするのか。企業トラブルなどにかかわる弁護士は言う。 「調査次第だが、車はリコール必至。神戸製鋼製品が使われた商品が売れなくなる可能性もある。ボーイング社などの海外大手企業は、訴訟を起こす可能性も否定できない。その場合、1社数兆円もの賠償が発生する懸念もあります」 神戸製鋼だけではない。ここ数年、日本を代表する企業に不祥事が連続して起きている。2015年には東洋ゴムの免振ゴム装置のデータ改ざん問題が発生して経営陣が一掃された。その建物数は154棟に及び、同社の経営を揺るがしている。同年には東芝の1500億円を超える粉飾決算が発覚。その後、買収した米原発大手のウエスチングハウスの不採算が明るみに出て存続の危機にさらされている。 「'16年4月には、三菱自動車で燃料試験のデータ改ざんが発覚した。軽自動車『ekワゴン』では燃費をリッター30.4㎞としていたが実際は26㎞程度で10%前後の水増し。これにより約62万台がリコール対象となり、結果的に日産自動車の傘下入りを余儀なくされた。そして最近では、その日産が無資格者による完成検査が発覚し、約116万台がリコール、追加費用が約250億円に達する騒ぎとなった」(自動車業界関係者) これまで日本製品を支えてきたのは“メイド・イン・ジャパン”の信用度。多少、価格は高くても、繊細な技術と完成度の高さが受け、中国などの安価な商品に勝ってきた最大の理由だ。 「いまやその信頼が揺らぎ始めている。神戸製鋼では'03年から'06年にかけ、大気汚染防止法で定められた基準値を超えるばい煙を排出し、このデータを改ざんしていた。基準値を超えそうになると担当者が自動記録装置の記録ペンを操作し印字できないようにしていたのです。つまり今回同様、周囲を含めた関係者同士で不正に手を染めていたということ」(前出・記者) この事態に、経営アナリストがこう指摘する。 「企業経営のためには、多少の悪事もOK、不正を繰り返してもバレなければ大丈夫だという安易な考えが常態化している。神戸製鋼のような創業1905年という歴史を持つ大企業などは、特にそう大事には至らないという妙な大船に乗った感覚がある。そのため、同様の企業が多い日本では、“今回の不正も氷山の一角”という見方が強い。このごまかしの悪習を阻止しなければ、日本のモノ作りが終わると同時に、ケタ外れの労働者が路頭に迷うことになりかねない。国が音頭を取って強固な監視システムを作るのも手です」 今度こそ、歯止めをかけられるか。
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スポーツ 2017年10月20日 17時00分
巨人が参戦する 広島退団 石井&河田コーチのダブル強奪
来季続投のお墨付きを得ている巨人・高橋由伸(42)監督だが、肝心の組閣が思うように進まず、新たな火種となっている。来季は3年契約の最終年。コーチに就任したところで優勝を逃せば、1年ぽっきりに終わる可能性が高く、誰もが“ドロ船”に乗ることに尻込みしているのだという。 「今季の巨人は2006年以来のBクラス(4位)。続投はもっけの幸いですが、ライバル広島の黄金期はしばらく続く。高橋監督に近い人ほど『来季も勝てない』とみており、ここは1年待って、次期監督の下で長期雇用を確保しようとしている」(巨人担当記者) 現在、内定しているのは、元二軍監督・吉村禎章氏の入閣のみ。高橋監督は村田真一ヘッドコーチ、今季途中で一軍投手コーチに配置転換された斎藤雅樹氏の続投を希望しているが、「V逸の責任をとりたい」と退任を申し出ているという。 さらに、尾花高夫投手コーチが編成本部アドバイザーに、村田善則バッテリーコーチが戦略室スコアラーに転任すると発表された。 背景にあるのは、巨人のお家芸ともいえる「大艦巨砲主義」だ。今季は総額30億円の超大型補強が機能しなかったにもかかわらず、今度は中日のゲレーロ、ヤクルトのバレンティンを狙っている。そして早実・清宮の1位指名を決めたことで、これまで各コーチが取り組んできた来季構想はご破算になる可能性が高い。 さらに話をややこしくしているのが原辰徳前監督の存在だ。侍ジャパン監督に稲葉篤紀氏が就いたことで、原氏の目標だった東京五輪監督の座も事実上消滅。そこで、生まれ育った神奈川が本拠地の横浜DeNA監督に方向転換しているのだ。 「巨人に競り勝ちCS進出を決めたDeNAは、今季2年契約が満了するラミレス監督の続投を決めたが、1年契約での更新にとどまった。同時に来オフに“原ベイスターズ”を始動させる準備も進めているからだ。その際、もれなくついてくるのが、原氏を信奉する斎藤氏と村田氏。そのため、巨人の主要ポストに就くことをためらっている。できれば浪人したいと。巨人に礼を尽くしたいのだろう」(巨人OBの野球解説者) 急務になったのがコーチのヘッドハンティングだが、さっそく動きが出てきた。リーグ2連覇に貢献した広島の石井琢朗打撃コーチと河田雄祐外野守備走塁コーチが、今季限りで退団する。「東京に残した家族との時間を大切にしたい」というのが理由だが、額面通りに受け取る人は少ない。 石井コーチは“ビッグレッドマシンガン打線”を作り出し、菊池涼介、丸佳浩を復活させ、鈴木誠也の成長をアシスト。今、打撃コーチとして最も評価が高い。河田コーチは三塁コーチとして抜群の判断力を発揮、機動力野球を復活させた。 巨人には江藤智打撃コーチ、内田順三二軍監督といったカープOBもおり、ここに緒方孝市監督を支えた両コーチが加われば、巨人の得点能力は格段に高まり、広島の痛手も大きい。 鯉カラー一色のコーチ陣に、高橋監督はどうする?
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芸能 2017年10月20日 16時40分
民放各局が恐れるテレ東の『ひよっこ』出演者起用ドラマ
制作費の低いバラティー番組で視聴率を稼ぐテレビ東京で、10月20日からスタートのドラマ『ユニバーサル広告社〜あなたの人生、売り込みます!〜』(金曜20時〜)が、民放各局を脅かしている。 テレ東では、不定期番組だった『出川哲朗の充電させてもらえませんか』を高視聴率のため4月からゴールデンタイムに昇格させ、同様に日曜日不定期だった『池の水ぜんぶ抜く大作戦』もゴールデンタイム枠で好調だったことから、レギュラー化の話が急浮上しているという。 「今や“バラエティーのテレ東”とも呼ばれ、ドラマでも金曜20時ドラマでファミリー層を獲得している。例えば、『三匹のおっさん』のようにシルバーエイジが主人公のものや、『釣りバカ日誌〜新入社員 浜崎伝助』のように大ヒット映画をドラマ化するなどといった発想は、視聴率至上主義の民放にはない」(放送作家) さらに2時間ドラマの“水曜ミステリー9”を3月いっぱいで終了した後も、同枠で4月にビートたけし主演のスペシャルドラマ『破獄』、9月に上川隆也主演の『テミスの剣』、10月5日には昨年放送した玉木宏主演の特別企画ドラマ『巨悪は眠らせない 特捜検事の逆襲』など重厚感のあるドラマを繰り出している。 「役者はギャラではなく、いい作品に出たがる。今やフジテレビのドラマに出演して視聴率の責任を取らされるよりも、テレ東に出たいという俳優が集まっています」(制作会社プロデューサー) そのため、各局はドラマ『ユニバーサル広告社』にも警戒しているのだが、驚くべきはそのキャスティング。 「主演は沢村一樹で、ほか和久井映見や三宅裕司と、NHK朝ドラ『ひよっこ』の出演者ばかり。脚本も『ひよっこ』の岡田惠和氏が担当する。もはやパクリですが、そこをあえて堂々とやってのけるのがテレ東。数字も期待できる」(同) それでも、テレ東のドラマスタッフは「キー局と違い目標視聴率はバラエティーで5%、ドラマは10%です」と謙虚。他局も見習うべき!?
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