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芸能 2019年01月03日 18時20分
昨年の大改革の結果は…2019年のテレビバラエティ業界を紐解く三要素
テレビはさらに、変革する。2019年のテレビ業界を予想するなら、こうなるだろう。 昨年は、変化が求められた。かつてはバラエティ王国と呼ばれたフジテレビが、看板番組の打ち切りを断行したからだ。前身番組の『とんねるずのみなさんのおかげです』時代から数えると、30年以上もレギュラー枠を勝ち取っていた『とんねるずのみなさんのおかげでした』が終了。ナインティナインらで20年以上続いた『めちゃ×2イケてるッ!』も、その使命を全うした。 さらに、中山秀征らの『ウチくる!?』も、およそ19年の歴史に幕。香取慎吾にとって唯一の地上波レギュラーだった『おじゃMAP!!』も終わった。ちなみに、同じく元SMAPの草なぎ剛も、テレビ朝日系の『「ぷっ」すま』が20年の節目を前に終わっている。これにより、ジャニーズ事務所を退所した元SMAPで地上波レギュラーを堅持しているのは、稲垣吾郎の『ゴロウ・デラックス』(TBS系)だけとなった(※草なぎは『ブラタモリ』=NHK総合のナレーションで声だけ出演)。 フジが大ナタを振ったことによる余波は、今年、新たなうねりとなりそうだ。肝は3つ挙げられる。一つに、東名阪の名阪(愛知と大阪)地方の強化だ。 愛知には女性アイドルグループでSKE48、TEAM SHACHI(チームしゃちほこ改め)、男性アイドルグループでBOYS AND MENがおり、1万人から3万人規模の大箱ライブを成功させた実績がある。お笑い業界に目を向けると、よしもとクリエイティブ・エージェンシーをはじめ、ワタナベエンターテインメント、ホリプロ、人力舎といった大手がローカルレギュラー枠をゲット。 さらに西へ進めば、大阪はよしもと芸人の独壇場。ダウンタウン(松本人志・浜田雅功それぞれ単独)、ナイナイ(岡村隆史のみ)、明石家さんま、笑福亭鶴瓶、雨上がり決死隊、今田耕司、東野幸冶、千原ジュニアほか、多くのベテラン勢がローカルレギュラーを抱えている。同時に、関ジャニ∞、ジャニーズWEST、なにわ男子(関西ジャニーズJr.)といった関西出身ジャニーズ勢も、ローカル番組で確固たるポジションを築いている。 二つめに挙げられるのは、インターネットテレビの台頭だ。稲垣、草なぎ、香取が、古巣・ジャニーズの息がかかっていない新天地としてAbemaTV、Amazon Prime Video、Amazon Music Unlimitedに光明を見出し、高い視聴者数を稼いでいる。彼らの場合は、SNSを駆使・連動させているのも勝因だ。 先のAmazon Prime Videoでは、松本、浜田、今田×東野がオリジナルコンテンツを抱えるなど、充実ラインナップが日進月歩で増加中。AbemaTVともに、地上波に勝るとも劣らないコンテンツの多さと、アウトローな内容が魅力だ。ネットニュースとなることが多いのも特色だ。 対する動画配信サービス・GYAO!には昨年、ジャニーズが初進出。木村拓哉、KinKi Kidsの堂本光一、堂本剛がそれぞれオリジナル新番組を抱えた。 最後の三つめは、NHKのバラエティ増強だ。“めちゃイケ”が終了した後、ナイナイ・岡村が初のNHKメイン司会となった『チコちゃんに叱られる!』は、5歳のチコちゃんのフレーズ「ボーッと生きてんじゃねーよ!」が、18年の『ユーキャン新語・流行語大賞』にノミネートされたほどの人気に。『第69回 NHK紅白歌合戦』にも出演した。 ほかにも、朝の情報生番組の『あさイチ』のメインMCに博多華丸・大吉が抜てき。ウッチャンナンチャン・内村光良らの『LIFE!〜人生に捧げるコント〜』。くりぃむしちゅー・有田哲平の『有田Pおもてなす』ほか。タモリ、鶴瓶には安定のレギュラー番組があるが、志村けん、ビートたけし、松本が真剣にコント番組を作った歴史もある。業界視聴率が高い年に一度の『新春テレビ放談』シリーズ(19年は1月2日OA)は、同局も他局も斬りまくる忌憚なき特番だ。 これら三要素は19年、さらに幅を利かせること間違いなし。テレビ離れは著しいが、次代を創るのもテレビ。そう痛感できる今年であってほしい。(伊藤雅奈子)
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社会 2019年01月03日 18時10分
身勝手な行動が招いた騒動、増加? 2018年の重大事件ベスト3
2018年は自然災害や事件、事故が相次いだ。その中でも人々の関心をひいた記事は自分の身勝手な行動で招いた出来事が多く、ネット上ではマナーについて議論が巻き起こった。当媒体へのアクセス数をもとに、2018年に話題になった事件を紹介する。1位「ながらスマホ」で自転車…77歳女性を死亡させた女子大生のあまりにもひどい状況https://npn.co.jp/article/detail/86560314/ 神奈川県川崎市の路上で「ながらスマホ」をしながら自転車に乗り、歩いていた77歳の女性と衝突し、死亡させたとして、当時20歳の女子大生が重過失致死容疑で書類送検された。 送検された女子大生は左手にスマートフォン、右手に飲み物、左耳にイヤフォンという状態で電動アシスト自転車に乗り、路上を走行。スマホをポケットに入れようと前方から目を離したところ、歩いていた女性と衝突した。これにはネットユーザーからは批判が噴出。「同じことを防ぐ意味でも厳罰にするべき」「刑が軽い」「殺人と変わらない」「この子が将来人の親になるのは許せない」などの声が上がった。2位 「客に暴言を吐いた」バスの運転手が処分 その理由に同情の声https://npn.co.jp/article/detail/03221551/ 千葉中央バスの運転手が、「客に暴言を吐いた」として処分されることが判明。バス運転士が乗ろうとした男性客に「後続のバスに乗ってください」と説明しドアを閉めたところ、男性乗客はそれに納得せず、バスのドアを叩いて乗せるよう要求。仕方なくドアを開け乗せると、客は「なんでドアを閉めたんだ」などと詰め寄った。これに激昂した運転手は、「この野郎」「お前なんか降りろ」と吐き捨てたという。のちに運転手側は謝罪した。しかしネットユーザーからは「後ろのバスに乗ってほしい」と促していること、それを聞かずにドアを叩いた客を乗せていることから、運転手の行動に問題はないのでは、と同情する声が上がった。3位 韓国のモスバーガーで「安心して下さい日本産は不使用です」表示 SNSにも苦情殺到https://npn.co.jp/article/detail/27238279/ 韓国国内のモスバーガー店のトレーに敷かれたペーパーに、韓国語で「モスバーガーの約束 安全・安心・健康」として、「安心してお召し上がりください! モスバーガーコリアは日本産の食材を使用しておりません」と書かれていた。今年の夏ごろまで見かけられたという。日本産の食材が「危険」という印象を与えるとして違和感を抱くネットユーザーが続出。「風評被害を拡散させるのはただちにやめてください!」「悪意を感じます。もう二度とモスバーガーに行きません」「本社が日本にあるにもかかわらず、ああいう文面を許す姿勢は理解できません」といった苦情の声が殺到した。 SNSの普及で批判が広がりやすくなった一方、客の暴走やSNSによる批判の過激化も目立つようになった2018年。2019年は平和な年になることを願いたい。
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芸能 2019年01月03日 18時00分
小泉今日子、大河ドラマ出演で“不倫愛”には進展がなさそう?
女優で歌手の小泉今日子が、今月6日スタートのNHK大河ドラマ「いだてん〜東京オリムピック噺〜」に出演する。 小泉の大河出演は「峠の群像」(82年)、「武蔵 MUSASHI」(03年)以来16年ぶり3作目。同作はクドカンこと宮藤官九郎が脚本を手がけるが、小泉はクドカン脚本のNHK連続テレビ小説「あまちゃん」(13年)にも出演している。 ビートたけしが演じる落語家・古今亭志ん生の長女で、マネジャーとして支えた美津子役での出演。役どころは歯に衣着せぬストレートな物言いで、しばしば相手をたじろがせ、裏表のない性格のご意見番的な存在。出演シーンは多くはないが、第1話の冒頭、いきなりたけしと2ショットで登場するというのだ。 「小泉は2年ほど前から落語の勉強を始め、おととし5月には志ん生も口演した落語『名人長二』をプロデューサーとして舞台化したほど。なかなか演じられる女優が見つからない中、小泉にお声がかかったようです」(NHK関係者) 小泉プロデュースの「名人長二」で企画・脚本・演出を手がけ主演したのが、昨年2月に小泉が所属事務所からの独立とともに、堂々と“不倫愛”を貫いていることを宣言した俳優の豊原功補。 スキャンダルを抱えるタレントを敬遠することが多いNHKにしては、思い切った起用となったようだが…。 「さすがに、大河出演中はかなり破天荒な性格の小泉でも大人しくするはず。つまり、豊原の妻との離婚、および小泉との再婚はなさそう。もともと、小泉はしばらく裏方に専念するはずだったが、個人事務所を運営していかないといけないので、大きなNHKの仕事に飛び付いたようだ」(芸能記者) 小泉の好演が期待される。
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社会 2019年01月03日 18時00分
2019年のGWは10連休 金融市場ストップで経済停滞も
皇太子さまが天皇に即位される5月1日と、即位を内外に示す「即位礼正殿の儀」が行われる10月22日を、2019年に限って祝日とする特別法が成立した。祝日法によって「祝日に挟まれた平日は休日」となるため、2019年のゴールデンウイークは4月27日から5月6日まで10連休となる。 外出する人が増えるので、旅行・観光業界は大歓迎だろう。サービス業や小売業も特需が期待できる。改元に合わせたセールや記念品の発売など、マーケティングとしては狙い目だ。お酒好きは飲酒量が増えるかもしれないので、酒類業界も追い風だ。来年10月には消費税アップが予定されているだけに、お祝いムード一色の中でさまざまな駆け込み需要が生じるタイミングとも重なる。ただ、小売やサービス業は恒常的に人手不足なので、働いている人はさらに忙しくなりそうだ。 実は、この超大型連休はメリットだけでなくデメリットも多い。基本的に役所は閉まるため、行政サービスは低下する。婚姻や出生・死亡など、戸籍関連の届出対応は各自治体で検討している。医療への影響は深刻だ。病院の救急外来や透析などは通常通りの運営だが、外来診療は10日間も休診することになる。手術も連休の間はほとんど行われない可能性が高い。全国の病院の多くが所属する「日本病院団体協議会」は対応を検討中だ。 10日も連続して休むと、多くの業界では休み明けに業務集中が起きる。例えば、メーカーは連休前に生産を増やして在庫を積み増すので、連休前後の流通量が激増するだろう。あるシンクタンクのエコノミストは「小売り・外食はもちろん、物流を支えるトラック業界が、連休前後、あるいは連休中の人手を確保して、きちんとしたサービスを提供できるか心配」と話す。 IT業界からはこんな指摘もある。「改元にあたり企業のシステム対応が心配だ。10月の消費増税に向けてシステム対応やキャッシュレス対応が実施されているが、エンジニアが不足している。コスト負担も大きく、中小・零細企業の中には、伝票なども改元に対応できす、やむなく『平成』で続けるところも出かねない」 10連休の影響を最も懸念しているのは金融業界だ。日本が連休中でも海外では外国株、為替、原油など各市場は通常通りに取り引きされ動いている。海外市場で株価が急落しても東京市場では売りを出せない。月末月初めはISM製造業景況感指数、米雇用統計などをはじめ重要指標の発表がある。4月末は1-3月期の米GDPも発表されるだろう。4月30日から5月1日には米連邦公開市場委員会(FOMC)の開催も予定されている。国内でも3月決算企業は4月中に発表できなければ発表が遅れる。株主総会への準備も遅れる。5月に長い空白が生まれると、日本のマーケットが縮小して東証の地盤沈下につながりかねない。 全国紙の経済部デスクは、今回の10連休について、より根本的な問題を提起する。「働き方改革の本質は各企業で有給取得率を高めるのが目的だった。欧米では個人の事情に合わせて有給を取得している。しかし、日本は製造業の国なので、休日を増やすのに、工場を閉めて皆で一斉に休んできた。今回の特別法もその従来の発想のままだ。国が祝日を増やして一斉に長期で休むというのは、働き方改革の主旨に合わない」 もし、安倍政権や国会議員らが「祝日が増えたら国民が喜ぶ(=支持率が上がる)」と思っているとしたら、頭の中が“おめでたい”人たちだと言えよう。
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芸能 2019年01月03日 17時30分
平成の大横綱・元貴乃花が平成最後の一年で味わった屈辱と凋落 その顛末を振り返る
昨年、最も苦しい思いをしたスポーツ関係者といえば、元貴乃花親方の右に出る者はいないだろう。 弟子を頑なに守るとともに、「相撲協会の改革」に乗り出したものの、弟子の失点や相撲協会の「圧力」によってその座を追われ、家庭まで失ってしまった。 その顛末は、「平成の大横綱」と呼ばれたかつての絶対王者には寂しいもので、惜しむ声が続出している。そんな元貴乃花親方の1年を振り返ってみよう。 すべてのきっかけは、2017年に発生した横綱・日馬富士による貴乃花部屋所属力士・貴ノ岩への暴行事件だ。これについて、貴乃花親方(当時、以下同)は相撲協会へ報告せず警察に被害届を提出。ところが相撲協会側は「まず協会に説明するべきだ」として、事情聴取を求めるが、拒否。 「警察と検察の捜査を待ってから報告する」とした貴乃花親方側はこれを拒否し、両者の対立は表面化し、2017年年末に貴乃花親方は理事を解任されてしまう。 そして2018年、貴乃花親方は理事候補選挙に出馬。一門の支持を失った親方は2票しか獲得できず落選する。「負けるとわかっていた戦」と語ったが、平成の大横綱が親方衆から総スカン状態となってしまったことは、世の中に大きな衝撃を与えた。 相撲協会と対立姿勢を鮮明にした貴乃花親方は、テレビ番組内で、一連の貴ノ岩暴行事件の説明と協会への不満を告白。そして、一連の事件に対する協会の対応に問題があったとして、内閣府に告発状を送ったことを明かし、「相撲協会の改革」に乗り出した。 そんな貴乃花親方最大の誤算が、3月に発生した自身の弟子貴公俊による付け人暴行事件。暴力の根絶と暴力力士への嫌悪を訴えた貴乃花親方の弟子が傷害容疑で書類送検されたことで、全てが狂ってしまう。その後、意気消沈した貴乃花親方は告発状を取り下げ、「貴乃花一門」も自ら解体。「一兵卒」として出直す姿勢を見せる。 しかし、そんな貴乃花親方を相撲協会は快く思っていなかった様子。「一門に属さない親方は指導できない」というルールを作り、貴乃花親方を追い詰める。これに嫌気が差した貴乃花親方は、9月に「引退」を発表。会見内で、「相撲協会から、告発状は事実無根であると認めなければ廃業」との圧力を受けたことを明かし、「それを認めることはできない」として、相撲協会を去る。こうして平成の大横綱貴乃花光司は、相撲の歴史から姿を消した。 その後、妻の景子さんとも離婚。わずか一年で相撲協会を追われた上に妻とも別れ、すべてを失ってしまった。奇しくも平成30年は、「平成最後の一年」。平成最強といわれた力士が大相撲に関わることができなくなってしまったことは、非常に残念だ。 新元号となる今年、元貴乃花・花田光司氏は、一体どのような活動を行うのだろうか。
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スポーツ 2019年01月03日 15時00分
不祥事が多かった? 2018年スポーツ選手のゴシップ記事トップ5
2018年、スポーツ選手の様々なゴシップ記事が世間を騒がせた。この1年間、リアルライブにおいてアクセス数が多く、話題となったニュースを振り返っていこう。【1位】福原愛の夫、イケメン卓球選手が現在“ヒモ”状態? 台湾国内も騒然、夫婦で出演した番組の赤面内容とはhttps://npn.co.jp/article/detail/16248386/ 卓球五輪メダリスト福原愛の夫、五輪男子卓球台湾代表の江宏傑(ジャン・ホンジェ)。2018年に入ってから、選手としての成績は振るわないと台湾のメディアが報じた。本業の卓球のみで生活することが不安だったのか、福原・江夫婦は7月に有名人夫婦のラブラブ生活を観察する中国のリアリティ番組に出演。61回のキスを見せつけるなど、ラブラブシーン連発で、ファンをドン引きさせた。【2位】巨人鈴木尚広コーチにDV疑惑 妻の顎を掴み振り回しツバをかける鬼畜行動にドン引きの声https://npn.co.jp/article/detail/47556299/ 11月14日、今オフから巨人の一軍外野守備走塁コーチに就任した鈴木尚広氏にDV疑惑が浮上。妻を人と見ていなかったのか、胸ぐらを掴むなど暴力を日常的に振るうようになり、離婚協議へ発展していると「デイリー新潮」(新潮社)が報じた。ファンからは「こんな人間だったの?ドン引き」と驚きの声が広がっている。【3位】片岡コーチ“ベッキーに猛アタックで交際発展”報道で、ジャイアンツファンが大ブーイングhttps://npn.co.jp/article/detail/62921049/ 巨人・片岡治大2軍内野守備走塁コーチとタレントのベッキーの交際が発覚。共通の知人を通じ知り合い、片岡コーチからの「猛アタック」の末、交際に発展したことが報じた。それに対し、「2軍コーチは本来自分の時間を削ってでも若手の練習につきあうものではないか」と巨人ファンからブーイングが上がった。【4位】桃田賢斗、バドミントン日本代表合宿中に女子選手と密会 性行為は否定も“心を入れ替えた”のか疑問の声https://npn.co.jp/article/detail/59346919/ 世界ランキング1位に上り詰めたバドミントンの桃田賢斗選手が、今年5月に行われた代表強化合宿中、同じ代表選手の福島由紀選手と自室で「密会」していたことが判明した。所属先のNTT東日本によると、肉体関係は持っていないそうだが、日本バドミントン協会から厳重注意を受けた。【5位】「BリーグのBは…」批判殺到 不祥事の4選手がバスケ界に落とした暗い影https://npn.co.jp/article/detail/40430669/ バスケットボール男子日本代表の永吉佑也、橋本拓哉、今村佳太、佐藤卓磨の4選手が8月、インドネシア・ジャカルタで開催されたアジア大会に、公式ウェアを着たまま夜の歓楽街に繰り出し、その後、現地女性と買春と思われる行為に及んだ。それに対し、ネット上から「日の丸背負って何やってんだ」と批判の声が相次いだ。2018年は、スポーツ選手の不祥事やスキャンダルで多くのファンを悲しませた。2019年、ワイドショーを騒がせる選手は誰だろう。
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その他 2019年01月03日 15時00分
本好きのリビドー(235)
◎快楽の1冊『戯れの魔王』篠原勝之 文藝春秋 1800円(本体価格)★ひとつも借り物でない語彙が眩しい 鉄とガラスを駆使した独特の透明感溢れるオブジェ作品で知られる“ゲージツ家”KUMAさんこと篠原勝之氏。同時に氏を語る上で不可欠なのが、練達の作家としての横顔だ。泉鏡花賞に輝いた前作「骨風」から三年、ファンにはたまらぬ待望の最新短篇集が本書。 若き頃から互いに意識し合いながらもつかず離れずの距離でいた俳優・麿赤児氏から、その主宰する舞踏集団「大駱駝艦」旗上げ四十五周年公演に際し、舞台装置の目玉にオブジェの提供のみならず出演まで依頼され、稽古から本番千秋楽までみっちりつき合う顛末を描いた表題作はじめ、どの作品も硬質な叙情と乾いた優しさ、突き抜けた明るさと裏返しの厳しい寂しさに満ちている。 話のついでだが、著者には十七年前に書き下ろしで出た「蔓草のコクピット」(やはり文藝春秋刊)という長篇があって、これが心底とろけて惚れ惚れする青春小説の大大傑作なのであるが、あろうことか絶版。現在入手困難なのがもったいなくも歯痒い。 鉄の街、室蘭で生まれ育ち十七で家出した少年はやがて六十年代の東京へ。肉体労働に明け暮れつつ、偶然出会った唐十郎氏率いる状況劇場に参加。美術と宣伝ポスターを一手に引き受けて鉛筆を使った濃厚な細密画のごとき画風が評判を呼ぶも、気がつけば新たな表現を求めて暗中模索…そして運命的に、鉄という素材と天啓じみた遭遇を果たす日を迎える――ものづくりを目指す人間なら共通して魂を鼓舞されること疑いなしのこの物語。本書に連なる点でもあるが、徹頭徹尾、それを綴る文体に限りなく篠原氏自前の、ひとつも借り物でない語彙なのがかけがえなく眩しい。この場を借りて版元に復刊を強くリクエストしておこう。(居島一平/芸人)【昇天の1冊】 江戸時代の色街というと、徳川幕府が唯一公認していた遊郭・吉原が有名だ。だが、この他にも品川などの宿場町、谷中などの門前町などにも私娼婦が集まった非公認の色街があったという。 非公認の場所は岡場所とも呼ばれ、遊女たちは「飯盛女」とも、「湯女」とも言われた。遊ぶ代金も格式の高い吉原より格段に安く済んだという。 そうした色里の賑わいを紹介した書籍が『江戸を賑わした色街文化と遊女の歴史』(カンゼン/1700円+税)。監修は安藤優一郎氏。江戸〜幕末にかけての著書を数多く持つ歴史家だ。 街道の要衝に位置し、旅人が宿泊する宿場町、寺社への参拝のために人が行き来する門前町、水運の拠点として労働者が多かった隅田川沿いの港湾の湊(みなと)など、男たちが集う場所には必ずと言っていいほど遊女がいた。その様子はホテトルやラブホテルが密集する現在の繁華街と何ら変わりなかったろう。 違うのは、そこで働く女性たち。江戸時代の遊女たちは、貧困ゆえに身体で稼ぐ以外に術を持たなかった。 今はどうだろうか。江戸時代に比べて庶民の暮らしは豊かになったというが、半面、現代人は心に“何か”が足りないのではなかろうかと思わされる。 人が往来する場所に風俗街があるのは、今も昔も変わらない。そして、その繁栄をもたらした男たちの欲望と、女たちの光と影について詳細に解説しているなど、興味の尽きない1冊となっている。(小林明/編集プロダクション『ディラナダチ』代表)
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芸能 2019年01月03日 12時30分
脱“アナウンサーの旦那さん”、東京オリンピックでも活躍宣言! おばたのお兄さん【新春インタビュー】
ドラマ『花より男子』(TBS系)で小栗旬が演じた花沢類のモノマネで大ブレークしたおばたのお兄さん。おばたが披露した花沢類のセリフ「まーきの!」がSNSで流行したことは記憶に新しいところだ。 そんな中、彼は“アスリート芸人”としても注目を集めるようになった。昨年は、インスタグラムの人気を活用して『OBATA クリニック』を開校。自宅で簡単にできるトレーニングのインストラクターとしての活動もスタートさせたのだ。 今回は、『OBATA クリニック』終わりのおばたにインタビューを敢行。結婚してからの心境の変化、今年の目標などを聞いた。ーー2018年を振り返ってみていかがでしたか? 2017年の年始に世に出せていただいて(フジテレビ系『爆笑そっくりものまね紅白歌合戦スペシャル』)、今年が世間様に知られて2年目の年でした。小栗旬さんのネタ以外で仕事をすることが増えました。売れたら“やりたい”と思っていたスポーツ系の仕事もいただけて、夢が実現できた年でしたね。ーーアスリート芸人として充実した一年だったんですね。 新潟県出身なんですけど、地元の番組で僕と高校生がスポーツで対決するコーナーを設けてもらっていて非常にありがたいです。説得力があった方がいいと思ってトレーニングをするようになったし、それが『OBATA クリニック』にもつながっていて、結果全部がプラスになっています。ただ、武井壮さんとかを見ていると“もっと頑張らなきゃ”って思いますし、やるんだったら芸能界ナンバーワンになりたいなと改めて思った1年でした。ーー昨年は、フジテレビの山﨑夕貴アナウンサーとの結婚というビッグイベントもありました。心境の変化はありましたか? 奥さんはアナウンサーですけど、そういうのを抜きにして家族の「長」になったので、経済面に関しても“しっかりしなきゃな”と自覚や責任が出てきました。ーーハロウィーンには奥さんとの仲睦まじい動画が話題となりましたが、お付き合いしていた頃からイベント系は大切にされていたんですか? そうですね。誕生日やクリスマスなどのイベントはちゃんとしていました。奥さんは僕と付き合うまで“ノースキャンダル”で来て(笑)、抑えていたところでもあると思うので、大切にしたいなと。すごくサッパリしているように見えるんですけど、実はすごく“女の子”なので、“ザ・ベタ”な感じでお祝いしていきたいです。ーーインスタでは、花沢類をはじめ、フィットネス女子・SUZU、ハモネプに挑戦する男子高生など、多種多様のキャラクターが登場しており、フォロワーも30万人を突破しました。このキャラクターたちはどうやって生み出しているんですか? 自分の頭の中にある “楽しいもの”を提供している感じです。まず僕は“『M-1グランプリ』のチャンピオンになりたい”とかで(お笑いの世界に)入ってきていないんですよ。エンターテインメントとしてのお笑いが好きなので、お茶の間や周りの人を楽しませたい気持ちの方が強いんです。 僕のインスタも、サクッと食べられるエンタメのファストフード的なところがあるから、知名度の割にはフォロワーがいるのかなと思います。ーー憧れのお笑い芸人さんはいなかったんですか? 影響を受けたのはエハラマサヒロさんです。しっかり「芸事」で楽しませるエンターテイナーだなと。ご本人とも仲良くさせてもらっていて「もっとそれを言えよ!」って言われているんですけど「変なヤツだと思われるからムリです」って返しているんです(笑)。僕もエンタメが好きですし、ネタというよりはそちらの方に向いていると思うので、頑張りたいですね。ーー若手芸人の中でも、インスタをネタの場として活用している人が多いですよね。ライバルや“面白いな”と思う人はいますか? 『ザ・細かすぎて伝わらないモノマネ』(フジテレビ系)で優勝したLOVE・たつろうさんですね。誰もが共感できる“あるあるネタ”を切り取っていて、面白いと思います。毎日アップしているんですけど、いくらでも出てくるんですって。人の揚げ足を取る、じゃないですけど、違和感を持ちながら生きてきた人らしくてネタが尽きないらしいです。ーー今年はいよいよ吉本坂46の本格活動が始まりますね。 お笑いしかやっていないと、どうしても考えが偏ってくるんですよね。だけど、吉本坂46にしても、お笑いライブを観たことのない人が多く集まってくれた『OBATA クリニック』にしても、今までとは違う層のお客さんが入ると演者の感じ方も変わってくるなと思いました。お笑い好きな方ってだんだん“芸人の脳みそ”みたいになってくる。一般の方が笑うポイントは“ここなんだ”って分かるのは大きいです。こういう活動をすることで、自分の幅も広がっていくので刺激になります。ーー2019年の展望を教えてください。 1年後に東京オリンピックがありますけど、2020年に一番活躍できる芸人になりたいです。2019年は準備期間の1年にしていきたいと思っています。あと、“アナウンサーの旦那さん”や“小栗旬のモノマネの人”ってまだ言われるので、“おばたのお兄さん”というネームの地位をもっと上げたいです。ーー変わらずイベントも続けていきたい? 昨年はSNSの力をすごく感じた年だったので、もっとSNSを通じて仕掛けられたらとは考えています。僕のインスタを見て“嫌なことを忘れられる”と思ってくれる人がフォローしてくれたらうれしい。今年も新しい“ファストフード的な動画”をどんどんアップしていきたいです。(インタビュー終わり)おばたのお兄さん プロフィール1988年6月5日新潟県魚沼市生まれ。東京NSC18期生。2017年1月に出演した『爆笑そっくりものまね紅白歌合戦スペシャル』(フジテレビ系)で披露した小栗旬のモノマネで大ブレーク。2018年3月にはフジテレビ・山﨑夕貴アナウンサーとの結婚を発表した。(取材・文 浜瀬将樹)
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社会 2019年01月03日 12時20分
2018年日本人もザワついた、仰天海外ニューストップ5
国内でも日々驚かされるニュースが続いているが、海の向こうでは規格外の炎上事件が多々ある。2018年、当媒体においてアクセス数が多く、話題となった海外ニュースのトップ5を振り返っていこう。【1位】韓国のモスバーガーで「安心して下さい日本産は不使用です」表示 SNSにも苦情殺到https://npn.co.jp/article/detail/27238279/ 2018年夏ごろまで、韓国のモスバーガーのトレーに敷いてあるペーパーに韓国語で、「安心してお召し上がりください! モスバーガーコリアは日本産の食材を使用しておりません」と書かれていたことが国内外で騒動に。日本産の食材が「危険」という印象を与えるとして違和感を抱くネットユーザーが続出。「もう二度とモスバーガーに行きません」といった苦情の声が殺到した。【2位】米国女性警官、自宅と間違え発砲し男性死亡 「“部屋を勘違いした”だけで射殺」に疑問の声https://npn.co.jp/article/detail/44797662/ 9月6日の夜、アメリカテキサス州ダラスで、女性警官が勤務明けに自宅のアパートと間違えて他人の部屋に入り、居住者の男性に発砲し死亡させる事件が発生。ネット上では、「今回は警官だったけど、アメリカって一般人でも同じような事件が日常茶飯事だもんな」という意見があった。事件を通じ、アメリカの銃社会に違和感と恐怖感を持ったというコメントが寄せられている。【3位】中国の宅配員が配達客に嫌がらせ ネット通販依存症女性への驚愕の“仕返し”とはhttps://npn.co.jp/article/detail/81208507/ 11月26日、ネット通販依存症に陥っている中国の女性が、配送センターとのトラブルを自身のSNSに投稿した。配送業者本社に電話で苦情を言った結果、配達員から嫌がらせで“死装束と呪いの札が入った荷物”が自宅に届いたという。ネットでは「俺なら死装束を着て、配送センターに位って冥銭を燃やす」など怒りの声が上がった。【4位】“箸でピザ”炎上のドルガバ事件、日本では「普通に食う」の声や画像投稿もhttps://npn.co.jp/article/detail/80093171/ 11月18日、有名ブランドドルチェ&ガッバーナ(D&G)が、東洋人の女性が箸を使ってピザを食べるプロモーション動画を公開。この映像が中国のネットユーザーから「差別的だ」と猛批判を浴び、不買運動も巻き起こった。ドルガバ側が謝罪動画を投稿するも、騒動が収まらない中、日本のネットでは、怒りよりも「普通に箸でピザ食ってる」と、さほど批判する声は上がらず。中国国内とは違って大人しい反応が見られた。【5位】サンド伊達、韓国で汗ふきシート没収問題 他にも、各国で違う意外な持ち込み制限https://npn.co.jp/article/detail/64612868/ サンドウィッチマンの伊達みきおが、ロケで訪れていた韓国を離れる際の手荷物検査で汗ふきシートが没収されたと7月9日付のブログで報告した。理由は「100ミリリットル以上の液体が含まれているため」とされるが、本人は納得していないようだ。他にも、各国ではビタミン剤や、国外で発行された宝くじが禁制品となっている場合がある。 SNSの普及もあり、昔と比べれば海外の情報も簡単に手に入るようになった昨今。炎上も自国だけでは収まらず海を越えてしまうことも多くなった。2018年の海外ニュースは、韓国や中国などアジア圏のニュース中心も日本国内で議論となった。2019年も、世界を震撼させるような大事件が起こるだろうか。
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社会 2019年01月03日 12時10分
意外なお正月トリビア、政治家は年賀状が出せない?
年賀状はお正月の風物詩だ。すでに時代遅れとも言われ、発行部数も年々減りつつある。だが、年賀状だけでつながっている古い知り合いがいる人もいるのではないだろうか。年賀状は自分が送っていない相手から来た場合は返信するのがマナー。返信は年が明けて1週間以内、1月7日までがベターとされる。このように、年賀状には細かい慣習が存在する。 さらに、法律で年賀状を出すことが禁じられている職業があるのが面白いところ。それは政治家である。「政治家」には国会議員のほか、自治体の長、県や市町村などの地方議員も含まれる。 政治家は年賀状のほかにも、寒中見舞、暑中見舞、残暑見舞など時候のあいさつ状を選挙区内の人間に送ることは常に禁止されている。これは選挙区内の人間への「寄付」とみなされてしまうからだ。年賀状には、お年玉付きの懸賞ハガキがついている。これは「贈賄」とみなされてしまう。お年玉付き懸賞ハガキと言えば、末席の切手シートくらいしか当たった記憶がない人も多いだろう。だがたとえ何円、何十円であっても利益が生じるものは政治家による有権者の「買収」とみなされてしまうのだ。 ただ、逆に有権者が政治家に年賀状を送ることは禁止されておらず、政治家が年賀状を受け取ったとしても違法性は問われない。ただ年賀状を単に返すことはできない。「答礼のための自筆による」返信のみが許されており、返信は、官製はがきで寒中見舞いを出す形にする場合が多いようだ。 一方で、インターネット上のブログやウェブで新年のあいさつを述べることや、メールマガジンや電子メールなどで、一斉送信の形で新年のあいさつをすることは許されている。年賀状はNGで、ネットメールはOKというのは、なんだかよく分からない基準ではある。
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