小泉の大河出演は「峠の群像」(82年)、「武蔵 MUSASHI」(03年)以来16年ぶり3作目。同作はクドカンこと宮藤官九郎が脚本を手がけるが、小泉はクドカン脚本のNHK連続テレビ小説「あまちゃん」(13年)にも出演している。
ビートたけしが演じる落語家・古今亭志ん生の長女で、マネジャーとして支えた美津子役での出演。役どころは歯に衣着せぬストレートな物言いで、しばしば相手をたじろがせ、裏表のない性格のご意見番的な存在。出演シーンは多くはないが、第1話の冒頭、いきなりたけしと2ショットで登場するというのだ。
「小泉は2年ほど前から落語の勉強を始め、おととし5月には志ん生も口演した落語『名人長二』をプロデューサーとして舞台化したほど。なかなか演じられる女優が見つからない中、小泉にお声がかかったようです」(NHK関係者)
小泉プロデュースの「名人長二」で企画・脚本・演出を手がけ主演したのが、昨年2月に小泉が所属事務所からの独立とともに、堂々と“不倫愛”を貫いていることを宣言した俳優の豊原功補。
スキャンダルを抱えるタレントを敬遠することが多いNHKにしては、思い切った起用となったようだが…。
「さすがに、大河出演中はかなり破天荒な性格の小泉でも大人しくするはず。つまり、豊原の妻との離婚、および小泉との再婚はなさそう。もともと、小泉はしばらく裏方に専念するはずだったが、個人事務所を運営していかないといけないので、大きなNHKの仕事に飛び付いたようだ」(芸能記者)
小泉の好演が期待される。