スポーツ
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スポーツ 2020年07月13日 16時30分
巨人・堀内元監督、制球難の澤村をバッサリ 「相手が打ってくれただけ」に賛否の声、原監督は「もうちょっとね」とため息?
元巨人監督で野球解説者の堀内恒夫氏が、12日に自身の公式ブログに投稿。ブログ内で展開した批判をきっかけに、ネット上の巨人ファンの間で議論が巻き起こっている。 巨人は同日の試合でヤクルトに「2-3」で敗れ、開幕から守ってきた首位の座をヤクルトに明け渡す結果に。今回の投稿で堀内氏は、複数選手の名前を挙げながら同戦について解説した。 賛否を呼んでいるのは、「2-3」と1点ビハインドの9回に登板した澤村拓一に向けての言葉。同戦の澤村は失点こそ0だったものの、四球・死球をそれぞれ1つずつ与えるなど制球難を露呈。この不安定な投球について、堀内氏は「無失点とは言え たまたま相手が打ってくれただけ」、「フォアボールにデッドボールと これ1点リードしてる試合だったらどうすんだろう…」と苦言を呈した。 >>巨人・澤村、原監督の“公開説教”で涙!「何年も同じ失敗してるくせに」進歩のない投球に呆れ声も<< 今回の投稿を受け、ネット上には「本当にストライクが入らなすぎ、押し出し四球で失点してもおかしくない状態だった」、「僅差でこういう投球されたら信頼できない、守ってる野手陣も内心イライラしてるんじゃないか」、「接戦で使えるレベルじゃない、一度二軍で再調整した方がいい」といった澤村への批判が噴出している。 一方、「正守護神のデラロサが怪我でいないから、実績のある澤村に頑張ってもらうしかない」、「今シーズンは他球団の抑えも軒並み苦しんでるから、ある程度の不調は割り切って考えるべきでは?」、「抑え起用一発目の結果だけで見限るのは早すぎる、もう少し登板を重ねてから判断すべき」と、批判に対する指摘や苦言も複数見受けられた。 「今シーズンの澤村は、開幕からここまで『防御率6.43・6四球・1死球』と制球難もあり低迷。2四球を与え敗戦投手となった1日のDeNA戦では、降板直後に原辰徳監督からベンチで説教され涙を流す場面もありました。澤村の制球難は今に始まった話ではないのですが、今シーズンは開幕延期で調整に狂いが生じた影響もあるのかより一層苦しんでいる印象です。ただ、澤村はプロ入りした2011年から昨シーズンまでにリリーフとして『74セーブ・50ホールド』といった数字を残し、2016年には最多セーブのタイトルを獲得してもいます。実績は十分なだけに、ここから復調する可能性は十分あると考えているファンも少なくないようです」(野球ライター) 試合後の報道では、原監督が「もうちょっとね」と不満をうかがわせるようなコメントを口にしたことが伝えられている澤村。次戦となる14日・対広島戦以降の試合で、ファンや首脳陣の信頼を取り戻すことはできるだろうか。文 / 柴田雅人記事内の引用について堀内恒夫氏の公式ブログよりhttps://ameblo.jp/horiuchi18/
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スポーツ 2020年07月13日 12時00分
張本氏「難しいな今年の大谷は」紅白戦登板の大谷翔平を酷評 「投手としては厳しい」「結論出すの早い」賛否の声
12日放送の『サンデーモーニング』(TBS系)で、張本勲氏がアナハイム・エンゼルス大谷翔平を酷評した。 番組では日本時間8日、アナハイム・エンゼルスの大谷翔平投手が紅白戦でマウンドに上がり、打者延べ10人に対しフォアボール7個、被安打1、失点1と、「らしくない」投球を見せたことが紹介される。 中日ドラゴンズ、オリックスブルーウェーブ、東北楽天ゴールデンイーグルスに所属した山崎武司氏は、「大谷としては投げたっていう収穫はあったと思うんですけども、まだ試合となると、これ微調整どころか大調整が必要だと思いますので、もう少しちょっとピッチャー大谷は時間が掛かるかなっていう印象ですね」と話す。 >>張本勲氏、大谷翔平に「今年は大した成績を残せない」 数十秒の練習動画への発言に「何がわかるのか」批判の声も<< さらに、「ちょっとまだ見てると怖がってますよね、投げ方が。まだやっぱり自分が本当に10 に近いこの腕の振りをした時に、また壊れてしまうんじゃないかっていう恐怖感がありますので、これを取り除いて欲しいです」と怪我を怖がり、恐る恐る投げているのではないかと指摘する。 張本氏も山崎氏の意見に頷くと、「大谷は本調子じゃない。彼の投げ方じゃないもん。肘がね、初めから終わるまで曲がってるもん。彼のいいところはね、肘を伸ばしてしなるように投げるんですが、肘をかばって投げているから、コントロールもつかないし、球も遅い。難しいな今年の大谷は」と予測した。 解説者2人の「酷評」に、視聴者からは「成績が出ていないので仕方ない」「確かにファイターズ時代と比べると腕が振れていない」「無意識の恐怖感が抜けないと、投手としては厳しいかもしれない」と納得の声が上がる。 一方で、「1年間実戦で投げてないし、これから。1試合で結論を出すのはあまりにも早すぎる」「1試合で難しいはないでしょ」「もう少し長い目で見られないのか」という反論も出た。 トミージョン手術から復帰し、活躍している投手も多数いることを考えれば、復活する可能性は高い大谷翔平。酷評を跳ね返す活躍を期待したい。
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スポーツ 2020年07月13日 11時45分
「本当に監督がヘボい」日本ハム・栗山監督、誤算続きのチームにため息 リーグ最低クラスの貧打にも怒り心頭か
最下位、転落。栗山英樹監督がちょっと心配だ。 京セラドームで行われたオリックス戦に敗れ、北海道日本ハムファイターズが単独の最下位となってしまった(7月12日)。試合後、栗山監督はオリックス先発の山本由伸投手を指して、「プロ野球の中で素晴らしいと言われるピッチャーであるのは間違いない」と好投を認めながらも、「そのピッチャーを打てるようにレベルを上げないといけない」と言い放った。極めつけは最後のひと言。 「本当に、監督がヘボいのでそうなっている。しっかり、やりましょう」 この敗北は自分の責任と位置づける姿勢は、さすが。しかし、その口調は完全にキレていた。いや、選手個人の名前を挙げて非難しなかったのだから、理性は僅かに残っていたと見るべきだが、自虐的な発言はちょっと気になる。 「昨年オフ、栗山監督はチーム低迷の責任を取って退任の意向をフロントに伝えました。球団上層部が必死に慰留し、大事には至らなかったのですが」(ベテラン記者) 球団が慰留に努めた理由はいくつかある。若手育成、選手個々の力を伸ばそうとする采配が評価されたのだが、それだけではない。 「栗山監督の次は、侍ジャパンの指揮を取っている稲葉篤紀氏と目されています。その稲葉監督の代表指揮官としての任期は、『東京五輪終了まで』でした。何事もなければ、2020年夏に稲葉代表監督はフリーとなり、ファイターズの成績に関係なく、オフに栗山監督とバトンタッチすると予想されていたのですが」(前出・同) 新型コロナウイルス禍で、色々と事情が変わってきた。今後、どうなるかは本当に分からないが、予定通りに行けば、東京五輪は21年夏。稲葉監督の任期も自動的に1年延長となった。つまり、栗山監督には稲葉代表監督が“フリー”になり、21年シーズンまでチームを指揮してもらわなければならないのだ。 「エースの有原に勝ち星がつかなかったり、急成長した野村佑希が故障離脱、大田泰示、王柏融の打撃が今年はイマイチです」(プロ野球解説者) 栗山監督が憤怒した試合だが、その大田や渡邉諒などスタメン野手4人を下げる新オーダーで臨んでいる。代わって出場した選手たちも期待に応えられなかった。同日先発のルーキー・河野竜生も力投したが、プロ初勝利とはいかなかった。今はジッと耐える時なのかもしれないが、120試合しかない今季、長期連敗なんてことになれば、取り返しがつかないだろう。 「前日(11日)、清宮が9回に代打出場し、2ランを放ちました。4点ビハインドの場面だったので、『明日につながる本塁打』とはなりませんでした」(前出・ベテラン記者) まだ21試合を終えたところだが、日本ハム打線のチーム打率、総安打数、本塁打、打点、盗塁はリーグワースト(本塁打のみ千葉ロッテと同数)。三振の数が167と多いのも気になる。打撃陣の不振が敗因であり、栗山監督が負う責任ではない。打撃担当はヘッドコーチ格で迎えられた小笠原道大コーチだ。 「小笠原コーチは清宮の教育に適任と思われていました。同じ左バッターで大砲タイプなので、フロント主導で招聘されました」(球界関係者) 栗山監督は早急にチームを建て直すため、コーチスタッフと話し合いをするべきだろう。でないと、稲葉監督が侍ジャパンと日本ハムの指揮を兼務することにもなりかねない。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2020年07月13日 11時00分
オリックス3連勝で最下位脱出!2カード連続勝ち越しに西村監督「まずは5割」
オリックスが北海道日本ハムとの6連戦を4勝1敗1分けの成績で終えて、埼玉西武との6連戦に引き続き、カード連続で勝ち越し。最下位を脱出した。<オリックス戦績 7.7〜7.12>対 北海道日本ハム(大阪・京セラドーム大阪)▽7月7日○オリックス(アルバース)7-1(杉浦)北海道日本ハム●▽7月8日●オリックス(鈴木優)4-10(マルティネス)北海道日本ハム○▽7月9日△オリックス(山崎福)4-4(バーヘイゲン)北海道日本ハム△▽7月10日○オリックス(榊原)4×-3(有原)北海道日本ハム●▽7月11日○オリックス(田嶋)5-3(金子)北海道日本ハム●▽7月12日○オリックス(山本)2-1(河野)北海道日本ハム●※オリックス4勝1敗1分。通算戦績は21試合8勝11敗2分、リーグ5位。※カッコ内は先発 先発ピッチャーに勝ち星が付いたのは、アルバースとエースの山本由伸だけだったが、この日本ハム6連戦では、不安定だった増井浩俊、クローザーのディクソンの球にキレが戻り、ストライクとボールがハッキリしなくなってきたため、三振を奪えるようになったのが大きいだろう。中継ぎ陣に関しては、まだ「安定」とまでは言えないが、先発陣が100球前後投げられるようになり、中継ぎ陣もよく踏ん張っているように見える。 打線も繋がりが出てきており、やはり吉田正尚、ジョーンズ、T-岡田、ロドリゲスと続く中軸は相手チームにとって脅威。若月健矢、安達了一も好調をキープし、大城滉二にも当たりが出てきたことで、この6連戦中5試合は、4点以上得点している。西村徳文監督は「投打が噛み合ってきた」と手応えを口にしていたが、2カード連続の勝ち越しはチームにとって自信と勢いをもたらせたのは言うまでもない。 「あまり焦っても良くないですから、まずは5割に戻したい」 首位の楽天とは4ゲーム差まで迫っているが、「まだ21試合。順位は5割に戻してから」と西村監督は直近の目標を現在「3」となっている借金を返済することを目指すとしている。14日からは、福岡ソフトバンクを大阪・京セラドーム大阪に迎えての6連戦が控えている。この6連戦で借金を返済出来れば、4位のソフトバンクと入れ替わるだけに、ここは一気に突っ走りたいところ。 有観客試合が再開してから3試合負けなしのオリックス。さらなる巻き返しに期待したい。(どら増田)
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スポーツ 2020年07月12日 17時00分
元ロッテ・ジャクソンの逮捕で話題、お騒がせ助っ人の“実弾所持” 逮捕は一度だけでは無かった?
広島(2016-2018)、ブルワーズ(2019)を経て今シーズンからロッテに入団するも、7月9日に突如自主退団し波紋を広げていた助っ人投手・ジャクソン。同月10日、そのジャクソンが自宅で大麻を所持していたとして、大麻取締法違反の疑いで逮捕され球界に衝撃が走った。 報道によると、ジャクソンが薬物を使用していると情報提供を受けた広島県警が同月7日に千葉市内の自宅を捜索したところ、液体状の大麻が入った容器数本を発見。その後同月10日未明に、広島市内でジャクソンを逮捕したと伝えられている。 >>元ロッテ・ジャクソン、広島県警による逮捕で憶測呼ぶ「保釈金集めようとしてた?」不自然なクラファンにも疑問の声<< 今シーズン「7試合・3ホールド1セーブ・防御率3.86」といった数字を残していた助っ人の逮捕劇を受け、ネット上にも多くのファンから驚きや悲しみの声が寄せられた。一部では、「ナバーロが逮捕された時を思い出した」、「ナバーロ以来の衝撃だ、今回の方が大事だけど」といったコメントも上がっている。 名前が挙げられている「ナバーロ」は、2016年にロッテでプレーした助っ人打者。82試合出場で「.217・10本・44打点」と低打率ながら2ケタ本塁打をクリアした選手だが、同年の開幕前に逮捕され騒ぎとなった選手でもある。 前年に韓国・KBOで48本塁打をマークした実績を引っ提げ、2016年1月にロッテに入団したナバーロ。2月3日付で支配下登録されると、同月20、21日のオープン戦で2試合連続本塁打を放つなどさっそく期待通りの打撃を披露していた。 ところが、ナバーロは21日夜にチームの移動のため那覇空港で手荷物検査を受けたところ、バッグの中に拳銃の実弾を1発(後の取り調べで2発と判明)所持していたことが発覚。そのため、銃刀法違反の疑いにより、沖縄県警に現行犯逮捕されてしまった。 逮捕されたナバーロは県警豊見城署で取り調べを受けた後、23日に那覇地方検察庁に送致され同日夜に処分保留で釈放される。当時の報道では実弾を所持していた理由について、「母国ドミニカでは実弾所持は合法(国の許可があれば)で、本国の自宅にあった実弾がバッグに入っていたのに気付かなかった」と故意ではないと供述したことが伝えられた。 この訴えが認められたのか、ナバーロは同年3月22日に不起訴処分に。だが、事態を重く見たロッテは不起訴処分が出る前の2月29日、ナバーロに対し「2016年3月中のすべての試合の出場停止、パシフィック・リーグおよびイースタン・リーグ公式戦開幕より各々4週間における出場停止、制裁金50万円」という厳しい処分を決定。また、複数の球団幹部にも厳重注意や減給処分が下された。 処分を受けたナバーロは、同年4月23日・オリックス戦でようやく来日初の一軍出場を果たす。ただ、予期せぬアクシデントで調子が狂ってしまったのか、思うような成績は残せず同年限りで退団となった。 退団後のナバーロは母国ドミニカやメキシコのリーグで今もプレーを続けていることが伝えられている。なお、この間の2018年5月にはドミニカ国内で銃器の不法所持で逮捕されたことが報じられたが、この件でどのような処分を受けたかは定かではない。 ナバーロの一件から4年の時を経て、再び起こってしまったロッテ助っ人の逮捕。ジャクソンは取り調べに対し「何も話したくない」と話していることが伝えられているが、衝撃の逮捕劇の真相は果たしてどこにあるのだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2020年07月12日 11時00分
阪神・ボーア、アーチ量産体制に突入? チームと共に続く低迷、本拠地連戦で復活に光明か
「バースの再来」 そのニックネームには、タイガースファンの最大級の期待が詰め込められていることが伝わってくる。 ただ、大きすぎる想いとは裏腹に、阪神の新外国人ジャスティン・ボーアはここまで打率2割台前半と、チームの勝敗と同様に不本意な成績に沈んでいる。 ケチの付け始めは巨人との開幕3連戦だった。敵地とは言え、いきなり3連敗を喫した阪神はその影響を今なお、引きずっているように見える。そして、3タテの屈辱を味わった巨人との開幕カードで計12打数無安打と、痛々しさを感じる程に抑え込まれていたのがボーアだった。 象徴的だったのは、3戦目6回表の攻撃、満塁の好機で打席が回ってきた場面。リリーフで高木京介がマウンドに登り、あっけなくセカンドゴロに打ち取られた。阪神が1-7と敗色濃厚の状況にも拘わらず、ボーアを封じ込めるべく、前日にも三振に抑えている高木をワンポイントでぶつけてきた巨人の徹底ぶり。日本球界でのサウスポーへの苦手意識が植え付けられてもおかしくない程、「ボーア包囲網」が敷かれていることが容易に想像できるシーンだった。 さらに、首位を走る巨人が打線の軸を固定、新外国人パーラも打線下位で存在感を見せており、対照的な結果となっていることも、より一層タイガースの、そしてボーアの不振を浮き彫りにしているかのようだ。 今季の阪神は、「4番・ボーア」を軸に打線を組むことがシーズン前からの構想として掲げられていた。新加入ながらも持ち前の長打力やメジャーでの実績もあり、早くから首脳陣や虎ファンの期待を背負う存在となっていたことは明らかだ。 だが、いきなり名門の主軸を担うという重責は、求められるものがもはや「助っ人」の領域を超えていたと言っても過言ではないだろう。そして、その外国人頼りの球団方針こそ、若手育成が成されず、ペナントを逃し続けている原因だとも叫ばれてきている。 7月に入り、5日の広島戦では来日初となる満塁弾を放つなど、ようやく「らしさ」を見せ始め、自身も「最高の仕事ができてよかった」とコメント。それでもこのゲームでも3三振を記録、虎党の心が晴れるにはまだまだ先になりそうだ。 いよいよ本拠地・甲子園での連戦を迎える中、巻き返しのためには、ボーアの更なる打棒爆発は絶対条件。9日の巨人戦では3号、11日のDeNA戦では4号となるアーチをかけたが、悩める主砲はこのまま量産体勢に入っていけるのだろうか。(佐藤文孝)
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スポーツ 2020年07月11日 17時00分
DeNA・ラミレス監督がまさかの奇策! 与田監督とはくっきりと明暗? サヨナラ勝ちを呼び込んだ“代打ウィーランド”
7月7日に行われた中日対ヤクルトの一戦。試合は「2-1」でヤクルトが勝利したが、試合結果以上に注目を集めたのが中日・与田剛監督の采配だった。 両軍「1-1」で迎えた延長10回表、与田監督は岡田俊哉をマウンドに送ると同時に、捕手をA・マルティネスから加藤匠馬に変更。この回中日は1点を勝ち越されてしまうが、その裏に2死満塁のチャンスを作った。 ところが、与田監督は加藤を最後にベンチ入り野手を全て使い切っていたため、迎えた8番の岡田に野手の代打を出すことができず。苦肉の策として投手・三ツ間卓也を代打に送るも、三ツ間は空振り三振に終わり「1-2」で敗戦してしまった。 >>中日・与田監督に「最低の采配」ファン激怒無計画な選手起用で自滅、本人も「完全に僕のミス」と猛省<< 無計画な選手起用で勝機をつぶしたとして、ネット上には与田監督に対する批判の声が多数寄せられた。その一方で目に付いたのが、「代打ウィーランドを思い出すな」、「代打が三ツ間じゃなくウィーランドなら何かが起こったかもね」といったコメントだった。 コメント内にある「ウィーランド」とは、2017年から2018年にかけてDeNAでプレーした助っ人投手のこと。2年間で14勝を挙げるなど一定の数字を残した投手だが。実は在籍中にDeNA・ラミレス監督から代打として起用されたことがある選手でもある。 2018年8月3日、横浜スタジアムで行われたDeNA対広島の一戦。試合は8回裏終了時点までDeNAが「6-3」でリードしていたが、9回表に広島が3点を挙げ同点に。そのまま試合は延長戦に突入したが、延長11回裏にDeNAが2死一、二塁とチャンスを作った。 一打サヨナラのこの場面で、DeNAの打順は7番・嶺井博希へ。ところが、ラミレス監督はここで嶺井に代え、なんと投手のウィーランドを代打起用。控え野手にはまだ伊藤光が残っていたということもあり、球場はどよめきに包まれた。 なぜラミレス監督が奇策に走ったのか、それにはウィーランドの打撃力が関係していた。実はウィーランドは投手でありながら、前年に「.229・3本・12打点・11安打」といった打撃成績をマーク。特に対広島戦では「.538・3本・9打点・7安打」と驚異的な数字を残していた。こうしたデータを元に、ラミレス監督はウィーランドを切り札として代打起用した。 打席に入ったウィーランドは1、4球目を空振るも、それ以外の球は全て見極め四球をゲット。2死満塁とチャンスをさらに広げ、次打者・倉本寿彦のサヨナラタイムリーを呼び込んだ。 試合後の報道では、ウィーランドが「監督から代打を告げられてワクワクしていた」とやる気満々で打席に臨んでいたことが伝えられている。また、起用したラミレス監督は「彼が塁へ出たことで試合に勝てた。素晴らしい打席だった」と称賛し、倉本も「ウィーランドのあの粘りを見たら思い切っていくしかないと思った」とサヨナラ打の原動力になったと語っている。 ただ、シーズン全体で見れば、2018年は「.182・1本・2打点・6安打」と打撃成績は下落。まだ、本業の投球でも2ケタ10勝を挙げた前年とは一転し4勝に終わるなど成績を残せなかったため、同年限りで退団となっている。 2018年に退団した後に韓国・起亜に1年間所属し、現在はアメリカ独立リーグでプレーしているウィーランド。退団から2年が経過した現在も、代打起用の衝撃は多くのファンの心に残っているようだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2020年07月11日 11時00分
西武捕手がロッテ助っ人に投げられ肩脱臼! 予想外の処分に不満も? 相次ぐ死球が呼んだ前代未聞の暴力騒動
7月5日に行われたオリックス対西武の一戦。試合は「8-5」でオリックスが勝利したが、試合結果以上に話題となったのがオリックス・山本由伸の死球連発だった。 同戦に先発した山本は7回2失点と好投した一方で、6回裏に山川穂高、中村剛也、木村文紀、7回裏には再び山川にそれぞれ死球を当ててしまう。1イニング3死球を含む計4死球に、西武ベンチからは「何やっとんじゃコラァ!ボケェ!」とヤジが飛ぶなど非常にピリついた雰囲気が漂った。 >>元巨人・上原氏「当てようとして投げてるわけではない!」西武ベンチの暴言に苦言、死球続出にファンからは賛否<< ネット上にも「死球覚悟でいかないと打たれるから仕方ない」、「わざとじゃないにしても当てすぎ」と様々な反応が寄せられる中、「乱闘にならなくてよかった」という安堵の声も見受けられた同戦での死球禍。今から12年前には、相次ぐ死球が暴力騒動につながってしまった試合がある。 2008年9月24日、西武ドーム(現メットライフドーム)で行われた西武対ロッテの一戦。西武は勝てば2004年以来4年ぶりとなるリーグ優勝が決まる状況だったが、先発を任された涌井秀章が4回にいきなり3失点。なおも2死満塁のピンチでロッテ・里崎智也に押し出し死球を与えたところで降板となった。 その後、涌井に代わって出てきた三井浩二がズレータに、さらに三井の後を受けた許銘傑もベニーに死球を与えてしまう。3つ目の死球を当てられたベニーが怒りの表情でマウンドに向かおうとしたため、西武捕手・細川亨はすぐに制止に入った。 すると、ベニーは怒りの矛先を変え細川につかみかかると、首投げのような形で地面に投げ倒してしまう。その直後に両軍選手がその場に殺到しベニーと細川を引き離したが、ベニーは取り囲まれてもなお西武選手を突き飛ばすなど大荒れだった。 騒ぎが鎮静化した後、起き上がった細川は左腕をこわ張らせながらベンチに下がりそのまま負傷交代。ベニーも暴力行為により退場となったため、一気に2名の選手がグラウンドを去る形に。試合はその後「9-1」でロッテが勝利したが、両軍どちらも後味の悪い試合となった。 同戦後、細川は左肩を脱臼していることが判明し、3試合の欠場を強いられることに。一方、ベニーは「制裁金5万円+厳重注意」とリーグからの処分が軽かったため納得のいかないファンも少なくなかったというが、その後当人同士が和解したことでこの件は完全に手打ちとなっている。 今シーズンは6月2~16日にかけ行われた練習試合で、全68試合で計44個もの死球が続出。同月19日の開幕後も7月5日までの全88試合で計62個の死球が記録されており、巨人・小林誠司が6月21日・対阪神戦で死球を受け左尺骨を骨折するなど重傷者も出ている。今回取り上げたような騒動が起きないよう、今後の試合で死球が減ることを願うばかりだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2020年07月10日 18時30分
中日・岡田に「二軍落ちにしていい」の声 相次ぐ背信投球が議論に、元横浜・齊藤氏は「ねじ伏せようという意思が強すぎる」と指摘
元横浜・ロッテ一軍投手コーチで野球解説者の齊藤明雄氏が、9日放送の『プロ野球ニュース 2020』(フジテレビONE)に電話で生出演。番組内での発言をきっかけに、ネット上の中日ファンの間で議論が巻き起こっている。 >>中日・与田監督に「最低の采配」ファン激怒無計画な選手起用で自滅、本人も「完全に僕のミス」と猛省<< 番組内で齊藤氏は、同日に行われた中日対ヤクルトの一戦を解説。同戦は「8-6」でヤクルトが勝利しているが、齊藤氏は両チームから複数の選手の名前を挙げて解説した。 議論のきっかけとなったのは、中日の抑え・岡田俊哉の投球についての発言。同戦で岡田は1点リードの9回表に登板するも、「0.1回4失点・被安打3・四球2」と炎上し敗戦投手に。この投球について齊藤氏は「ボール自体はそんなに悪くないと思うが、勝負どころでの高さ・コースが甘すぎる」、「力でねじ伏せようという意思が強すぎる感じがする」とバッサリ。打者への意識が強すぎるあまり、力みが生じて制球が甘くなっていると苦言を呈した。 押し出し四球で決勝点を献上した7日の試合に続く背信投球となってしまった岡田に、本来の調子ならこのような投球をすることは考えづらいと口にした齊藤氏。「もう少しボールにスピンをかけて、低めを意識することが大事」と低めへの丁寧な投球を心がけてほしいと語る一方、このまま不振なら配置転換もあるのではと危惧していた。 齊藤氏の発言を受け、ネット上には「青木(宣親)にツーベース打たれてから一気に制球がおかしくなった」、「チームが逆転した直後の炎上だから相当印象悪い、すぐにでも配置転換や二軍落ちに踏み切っていいレベル」、「抑えに向いてないんじゃないか?昔みたいに中継ぎに回った方がいいよ」といった岡田への厳しい声が多数寄せられている。 一方、「岡田はもちろん悪いけど、それ以上に7日の時点でスパっと配置転換せずに使う与田監督の方が悪いと思う」、「1度決めた抑えを簡単に外したくないのかもしれないが、それで勝てる試合を落としていては本末転倒」、「岡田より安定してる投手は何人かいるのに、なんで岡田に固執するのかが分からない」と、与田剛監督に責任があるとするコメントも複数見受けられた。 「今回やり玉に挙げられた岡田は、元々は抑えではなくセットアッパーやビハインド時の登板といった役割を務めていた投手。昨シーズン途中、抑えのR.マルティネスがキューバ代表として国際大会に出場するため一時離脱した影響で抑えを任されるようになりました。ただ、今シーズンはR.マルティネス(防御率1.13)が健在で、他にも祖父江大輔(同0.84)、福敬登(同0.00)といった安定感のある中継ぎはいます。そのような状況でなぜ不安定な岡田を抑えとして使い続けるのか、与田監督に対して疑問を抱くファンは少なくないようです」(野球ライター) 試合後の報道では、与田監督が岡田について「選手を使う側として信頼は変わらない」とした上で、「これから先の状況は見ていかないといけない」と配置転換に含みを持たせたことが伝えられている。「防御率6.48・0勝2敗3セーブ・13奪三振」といった数字を残す岡田の処遇はどうなるのか、今後の試合の注目ポイントになりそうだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2020年07月10日 18時00分
大相撲 ケガに悩まされた力士が続々復活!“神様がくれた時間”の活用法
ピンチをチャンスに変えられるのは、どの世界でも共通した強者の鉄則だ。 新型コロナウイルスの影響で3カ月以上の自粛を強いられた相撲界でも、この期間を“有効利用”している力士たちがいる。西幕下筆頭の矢後(尾車部屋)もその1人だ。 矢後は芝田山広報部長(元横綱・大乃国)と同郷の北海道・芽室町出身で、中央大4年のときに“アマ横綱”に輝いたこともある逸材。しかし、両ひざの半月板損傷という古傷を抱えたままプロ入りし、2場所で十両、10場所で入幕したが、この古傷が災いして現在は幕下に後退している。このため、夏場所の中止が発表された直後、矢後は思い切って、長い間苦しんできた両ひざの半月板の手術を受けた。 師匠の尾車親方(元大関・琴風)が言う。「あいつにとって、このコロナ禍休暇は“相撲の神様がくれた時間”だった。相撲協会にとっては大変だったけど、ケガをしていた力士たちはみんな、この休暇を使っていろいろ体のケアしているんじゃないの? 矢後はもう土俵に降りて、元気に四股を踏んでいる。7月特別場所(初日=7月19日)に全然、間に合いますよ」 大関カド番の貴景勝も、この“神様がくれた時間”を最大限有効に使って復活を目指している1人だ。「口にこそ出しませんでしたが、春場所を7勝8敗と負け越した貴景勝が、膝か腰を痛めていたのは確かです。夏場所が飛んだおかげで、じっくり治療に専念でき、もう体調は万全。6月23日から部屋で申し合いも再開し、この自粛期間は『基礎を徹底的にやれてプラスになった』と話していました」(担当記者) 6月25日、相撲協会は、それまでセーブしていたぶつかり稽古などの「体の接触を伴う稽古」を解禁。第2波を警戒し、出稽古は禁止されたままだが、力士たちの気持ちは開幕に合わせて高まっている。「勝負勘は鈍っているだろうけど、もう誰もケガを不調の言い訳にはできないからね」(同・記者) ガチンコを期待しよう。
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プロレス解体新書 ROUND37 〈究極の外国人頂上対決〉 東京ドームが揺れた喧嘩マッチ
2017年02月05日 16時00分
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スポーツ
IWGPジュニア王者高橋ヒロム、最初の旅のお相手は“ライバル”ドラゴン・リー
2017年02月05日 12時00分
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スポーツ
テニス・大坂なおみは「東京五輪」で開花する! “雑草魂”が栄冠を勝ち取る日
2017年02月04日 16時00分
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スポーツ
イチロー、松井秀喜、黒田博樹 東京五輪野球代表「トロイカ体制」(2)
2017年02月03日 16時00分
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スポーツ
イチロー、松井秀喜、黒田博樹 東京五輪野球代表「トロイカ体制」(1)
2017年02月02日 16時00分
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スポーツ
原辰徳・前巨人監督が東海大総監督に転身サプライズ情報
2017年02月01日 16時00分
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ガンを相手に戦う女子プロレスラー亜利弥' 賛否両論の中ラストゴング決行「絶対に自分の2本足でリングを降ります」
2017年01月31日 19時19分
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稀勢の里 19年振り日本人横綱誕生でも全員30歳代4横綱に「大丈夫か」の声
2017年01月31日 16時00分
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スポーツ
森監督のチーム再建ビジョン(1) 「外国人選手は容赦なく切る!」の決意
2017年01月31日 11時00分
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プロレス解体新書 ROUND36 〈猪木vsモンスターマン〉 異種格闘技戦での屈指の名勝負
2017年01月30日 16時00分
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スポーツ
年末年始レポート 長嶋茂雄と野村克也「犬猿の2人」似通う晩年〈スポーツジャーナリスト・吉見健明〉(2)
2017年01月29日 16時00分
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“超竜”スコット・ノートン11年振りの新日本プロレス参戦で怪力系外国人選手に期待すること
2017年01月29日 12時00分
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スポーツ
年末年始レポート 長嶋茂雄と野村克也「犬猿の2人」似通う晩年〈スポーツジャーナリスト・吉見健明〉(1)
2017年01月28日 16時00分
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スポーツ
異例人事! 工藤監督の続投決定で気になる小久保代表監督の今後
2017年01月28日 10時00分
特集
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岡平健治「19」解散は「お金の問題じゃない」 岩瀬敬吾、地元に戻るのを「止められてよかった」 今後はバラエティーで「ポンコツっぷりを見て笑ってほしい」
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2025年08月05日 23時00分
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野球人生“燃え尽きた”元プロ野球選手・宮國椋丞氏 今後は「周りの人に頼られたり、笑顔にしたい」
スポーツ
2025年07月25日 23時30分
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豊ノ島、YouTubeチャンネルで若乃花とコラボ熱望 タレントとして相撲番組で「冠番組」持ちたい
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2025年07月21日 12時00分
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宮迫博之「雨上がり決死隊」再結成は「蛍原さん次第」 ドジャース始球式の裏話も明かす
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2025年07月14日 17時00分
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元ザブングル松尾陽介、沖縄で芸人のセカンドキャリアサポート 芸人引退に「心境の変化」
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2025年04月28日 19時03分