スポーツ
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スポーツ 2020年07月01日 11時40分
巨人・原監督がウィーラーよりも熱視線を送る選手とは 坂本の後継者として期待? 他球団も獲得に興味か
ゼラス・ウィーラーがチーム合流と同時に「7番左翼」でスタメン出場した(6月30日/登録は内野手)。2打席目に三塁手の頭上を破るレフト前ヒットを放ったが、その瞬間、巨人ベンチは大いに盛り上がった。現打線の中で「本塁打を狙って打てるバッター」は、4番の岡本和真だけ。原巨人はチーム本塁打数が勝敗に影響する傾向が強いので、17年シーズンに30本塁打超えを果たしたウィーラーが準備万端と分かれば、今回のトレード補強は成功と見ていい。 「試合前の全体ミーティングで、改めて彼が紹介された時、『(ウィーラーに)何て呼べばいいか?』と聞かれました。さらに、原辰徳監督が『ハクションでいいか? 大魔王?』と突っ込みを入れました。ウィーラーは喜んでいました」(関係者) ウィーラーの風貌がアニメ・ハクション大魔王に似ているのは楽天時代から言われていた。実際にそのコラボ企画もされており、原監督はそのことを知っていたのだろう。「チームに合流したばかりの選手をいきなりスタメンで使うのも、原監督らしいと言うか…」(前出・同) 原監督は「動の指揮官」とも言われている。 その「動」だが、同日、グラウンド外でも原巨人は次の一手を打っていた。“遊撃手・坂本の後継者候補”、“内野陣の強化”で、意中のアマチュア内野手を調査していた。 「巨人三軍が社会人・JFE東日本と練習試合を行いました。スカウトも同行し、調査しています」(アマチュア野球担当記者) 巨人スカウトが熱視線を送っていたのは、平山快内野手。JFE東日本は昨夏の都市対抗野球で優勝しており、平山は攻守に渡ってそれに貢献している。当然、他球団も指名候補に挙げているが、興味深いのは、この日、平山は「2番・遊撃手」でスタメン出場したこと。本来は、三塁か一塁を守っているのだが…。 「右打ちですが、一塁まで走り抜けるスピードが速いんです。でも、高校、大学時代はもちろん、JFE東日本でも4番を務めてきました」(前出・同) 東海大相模、東海大を経て、JFE東日本へ。原監督の後輩でもある。不慣れなショートの守備も無難にこなし、バットの方では3安打2打点と結果を残している。同試合は「関係者以外立ち入り禁止」となったため、詳細は分からないが、巨人以外の球団スカウトも来ていたという。 「原監督は今春のキャンプ前、一塁手と二塁手の力不足を口にしていました。要は、打てないと使ってもらえないということ。中島宏之が一塁のレギュラーを取り戻せたのは打撃が好調だからで、二塁手が日替わりなのは、吉川尚、増田大、山本、北村らが打撃面でまだ不安定だからです」(プロ野球解説者) 6月1日から社会人野球も活動を再開させている。巨人スカウト陣は「その日のうちに、JFE東日本に挨拶をした」という。トレードで獲得したウィーラー、三軍との練習試合を組んでお目当ての選手の力量を計るスカウト活動。色々な意味で、球界は“平常”を取り戻しつつあるようだ。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2020年07月01日 11時00分
ロッテが7.10有観客試合開始に向けてZOZOマリン観戦ガイドラインを発表
千葉ロッテマリーンズは、5000人以下の有観客試合開催を行う7月10日からの埼玉西武3試合(千葉・ZOZOマリンスタジアム)にて、「NPB新型コロナウイルス感染予防ガイドライン」を参考にしながら新型コロナウイルス対策を実施すると発表した。観戦ガイドラインは次の通り。1.来場制限をガイドラインに準じて実施。体温37.5℃以上、強い倦怠感、感冒様症状(咳、咽頭痛、息苦しさなど)、味覚・嗅覚異常などの異変、海外から帰国後14日未満、マスク未着用(球場売店でのマスク販売なし)等に該当する方のご来場は控えてもらう。2.チケット購入者への対応。座席位置把握のため、試合後14日間はチケット半券の保管を要請。正当な理由・手段でチケットを譲渡する場合は、譲渡先の氏名・連絡先把握の要請。感染の判明や濃厚接触者に指定された場合に球団指定連絡先であるマリーンズ・インフォメーションセンターへの連絡を要請。来場者の感染発覚時には対象席番を公式ホームページ等で公表し、近隣座席購入者へ球団から連絡。3.入場ゲートでの対策。10日のみ開場時間を通常より30分前倒し(16:00開場予定)、並び列での十分な距離(1~2m)の確保への協力依頼、サーモグラフィーでの検温(入場レーンごとに1台設置、各ゲートに追加で予備1台設置、関係者入り口も含めて合計31台設置)、アルコール性消毒液を使用した手指消毒(全ゲートに設置)、アルコール飲料の持込禁止、その他飲料の持込は衛生手袋を着用した係員から渡される移し替え用カップに自身で移し替え。4.スタジアム内での対策。マスクの着用必須、内野・外野間の通行を一部制限、再入場時に再度検温、スタンドに入ったボールを自席から離れて拾う行為の禁止、個室トイレ利用後の便座クリーナーの使用要請、ジェットタオルの使用禁止、退場時、密集・密接を避けるため、規制退場を実施する場合もあり。5.応援ルール(禁止事項)。ジェット風船、タオルを大きく振り回す行為、応援旗、ゲートフラッグ、応援ボード、両手をメガホン代わりにした大声での声援、応援歌・球団歌の歌唱、指笛での応援、お客様同士のハイタッチや握手などの接触がある応援。飛び跳ねなど集団での動きを伴う応援、座席の上に立ち上がっての応援。私設応援団の活動はない。6.飲食店舗。球場内、球場外周の一部店舗が営業、アルコール飲料の販売なし(フードとソフトドリンクのみ)、売り子による販売なし、営業時間の短縮(六回裏終了まで)。7.施設・サービスの利用制限(不特定多数との接触を防ぐ目的)。利用不可となる施設:ボールパークステージ、マリンひろば、キッズハウス(託児所)、Life-do.Plusキッズスクエア、給水機。利用制限のある施設:喫煙所(定員を設定、他利用者との十分な距離(1m~2m)を確保)※新型コロナウイルス感染拡大防止対策の詳細は、公式ホームページにて確認のこと。また、今後政府の指針や状況の変化や「NPB新型コロナウイルス感染予防ガイドライン」の更新に伴い、内容が変更となる場合があり。 今回の取り決めは、7月10日からの埼玉西武3試合を対象にしているという。7月28日からの東北楽天6連戦のガイドラインは追って発表される見込みだ。今シーズンは2月末からオープン戦も含めて無観客試合で開催されてきたため、各球団のチケットは争奪戦が予想されており、プラチナ化は必至だ。(どら増田)
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スポーツ 2020年06月30日 21時30分
ダルビッシュ、新球“スプリーム”を解説 150キロの球速で変化?「沢山の投手の武器になる」と自信も
カブス・ダルビッシュ有が30日、文章や写真、イラストなどを投稿できるWEBサービス『note』に投稿。自身が考案した新変化球“スプリーム”について言及した。 >>張本氏とのトラブル続く?『サンモニ』、MLBの話題もダルビッシュの発言スルーで物議に<< スプリームとは、ダルビッシュが20日に自身の公式ツイッターに投稿した動画内で披露した新変化球のこと。ダルビッシュは動画に添えたツイートで「これがスプリームです 150km/hはでます」と速球系の変化球である旨を明かしていたが、30日に開始した『note』で詳細を自ら解説した。 スプリームについて、ダルビッシュは「どんな変化球かというとスプリットとツーシームの間のような球」と説明。速い球速で下方向に落ちるスプリットと、打者の手元で小さく変化するツーシームを掛け合わせた球種だという。 球速については「ブルペンでのストレートの球速は93〜96マイル(149〜154キロ)ぐらいなんですがこの球は92〜94マイル(148〜151キロ)ぐらい出ます」といい、変化量については「4シームに比べ、約18cm落ちていて、約10cmシュートしている感じ」とのこと。右投手である自身が投げると、自身から見て右斜め下方向にストレートと同じ速さで変化するようだ。 『note』内ではこの他にもスプリームの球質や、変化が似ていると言われたというNPB現役投手の変化球について明かしたダルビッシュ。投稿の最後には「この球が通用すると沢山の投手の武器になるかもしれません」と自信をのぞかせた上で、「次はこのスプリームを投げている投手1人を見つけたのでその人について書いてみます」と予告していた。 今回の投稿を受け、ネット上には「空振りを取る球っていうよりは、バットの芯をずらしてゴロやファールを誘う球って感じがするな」、「速球とほぼ同じ速度で小さく曲がるのは打者にとってかなり厄介になりそうだな」、「今までに無い変化球だから初見では絶対に打たれなさそう」、「既に使ってる投手もいるし、これからどんどん習得する投手が増えるだろうな」といった反応が多数寄せられている。 今回ダルビッシュが考案したスプリームは、ソフトバンク・千賀滉大が早くも26日の二軍戦・対阪神戦で使用。試合後の報道によると、千賀はダルビッシュ本人から送られてきた投球動画を見て習得に励んでいるといい、「もう少し球速が出れば理想」と手ごたえも口にしたことが伝えられている。 ダルビッシュや千賀がスプリームを駆使して結果を残せば、他の投手が「自分も投げてみよう」と追随することは想像に難くない。約10日前に披露されたばかりの新球は、今後投手たちの間で一大トレンドとなる可能性も秘めているのかもしれない。文 / 柴田雅人記事内の引用についてダルビッシュ有の公式『note』よりhttps://note.com/faridyuダルビッシュ有の公式ツイッターよりhttps://twitter.com/faridyu
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スポーツ 2020年06月30日 20時15分
元中日・森野氏、高橋に打点量産を期待も賛否 「大島とくっつけるぐらいしないと」ファン同士で議論が勃発
元中日で野球解説者の森野将彦氏が、29日放送の『ドラゴンズステーション』(東海ラジオ)に生出演。番組内での発言をきっかけに、ネット上の中日ファンの間で議論が巻き起こっている。 >>元中日助っ人、無報酬でNPB復帰? MLB移籍から8年の今なぜ、“後輩ルート”の売り込みもあるか<< 今回の番組内で森野氏は、自身が思う今シーズンのキーマンとなる中日選手を紹介。開幕から9試合が終了した28日終了時点で「.389・1本・5打点・14安打」と好成績を残している高橋周平の名を挙げ、成績や好調の理由について語った。 議論のきっかけとなったのは、高橋に期待する役割についての発言。森野氏はここまでの高橋が四球2個と、あまり球を選んでいない中でもヒットを打てている点に着目。「四球は2個なので少し少ないがヒットは出てるので、今は打って走者を返すことに専念してほしい」、「(現在の)打点は5だけどまだまだ上げてほしい」と、塁上の走者を返すポイントゲッターとしての役割を期待した。 この森野氏の発言を受け、ネット上には「開幕からずっとヒットが出てるから得点圏だと見てて安心感がある」、「今のチームでは一番状態がいいから、無理やり繋ごうとせずに『俺が決める』って気持ちでバットを振っていってほしいね」、「高橋が出た走者を確実に返せればチーム状況も好転するだろうから期待したい」といった賛同の声が多数寄せられている。 一方、「前の打者が打たないから無理、現状は高橋だけが打っても意味ない状況」、「平田やビシエドのバットが湿ってるから、走者無しで高橋って場面も多いしなあ」、「今上位で打ってるのは大島ぐらいだからキツイ、高橋の打順上げて大島とくっつけるぐらいしないと打点は伸びない」といった否定的なコメントも複数見受けられるなど議論が飛び交っている。 「今シーズンの高橋は6月25日・対DeNA戦で3番を務めた以外は全て5番でスタメン起用されていますが、高橋の前を打つ1~4番を見ると主に1、2番を打つ大島洋平(.306)を除いては打率1~2割台。近年上位打線に定着している平田良介(.179)や絶対的4番であるビシエド(.237)が低調なため、走者をためて高橋に回す状況をなかなか作れていません。高橋の得点圏打率はちょうど5割と高い数字になっているため、状況さえ作れれば打点が伸びることは濃厚。そのため、高橋の打順を5番から3番に上げ、さらに出塁が期待できる大島を2番に据えるなどテコ入れをしないと打点は伸びないと考えているファンは多いようです」(野球ライター) 28日終了時点で「3勝6敗・勝率.333」の5位に沈む中日は、チーム得点数もリーグ5位(28得点)と得点力不足に苦しんでいる。高橋は本日30日の対阪神戦でも5番に入っているが、このまま打点、チーム得点が伸びなければ打順を上位に移動させるのも一手なのかもしれない。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2020年06月30日 18時30分
サッカー日本代表・吉田麻也、狭い場所でトレーニング? コロナ禍の苦労を明かす
サッカー日本代表DFの吉田麻也が29日、オンライン上で100名のファンやサポーターを集め、「KIRIN presents サッカー日本代表 吉田麻也リモートトークライブ」を開催した。 現在、イタリアのサンプドリアに所属する吉田は、毎年オフシーズンにサッカー教室を開催するなどしてファンと交流して来たが、今年はコロナウィルスの影響で帰国が難しく、代わりに抽選で当選した100名のファン・サポーターをリモートでつなぐ、トークライブを開催することにした。 >>全ての画像を見る<< 元Jリーガーでサッカー解説者の近藤岳登がMCを務め、ファンからの質問に答える形で行われたトークライブでは、ファンの熱のこもった質問が次々に飛んだ。9歳の少年のファンからは「センターバックの秘訣」を問われたが、吉田は「センターバックに大切なことは、シンプルに点を取られないこと。そんな中、自分にしかない武器を持つことが大切」とアドバイス。「体は大きくないといけないし、足も早くないといけない、ボールも繋げないといけない。あなたは今9歳だから、いろんなポジションを経験することも大切。それが後々センターバックとしての動きに生きてくると思います」と丁寧に回答すると、質問した少年も嬉しそうな表情を見せる。 別のファンからは「海外生活で過ごしやすかったところ」について聞かれたが、「暮らしやすさはイギリス」と即答し、「オランダやイタリアにも住んでみて、イギリスは国としてしっかりしている。島国だからかもしれないけど、日本とも似ている。何かあればロンドンに行けば手に入るし、静かに過ごしたければ郊外に行けばいい。太陽は少ないけれど、イギリスがとても好きです」とその理由も明かした。 コロナ禍では、イギリスにいる家族と離れ、イタリアのワンルームマンションを借りて単身で過ごしていたというが、苦労も多かったといい、「2月に移籍して4か月間、短期でのレンタル移籍だったので、家族をイギリスに残し、自分はワンルームでいいかなって、イタリアでワンルームを借りたんです。でも、家から出てはいけなくなると、そこで大したトレーニングができず、これはまずいなって思いました」と苦笑い。「日本のフィジカルコーチに連絡して、狭いスペースでもできるトレーニングを教えてもらって、特別なメニューを組んでもらいました」とその苦労話を披露。 さらに、「7年半近く、一人で暮らしていなかったので、久しぶりの一人暮らしも大変でした」と述べ、「家族の大切さ、家族のサポートのありがたみを実感しました。家族と離れての移籍は今後やめようと思いました」と家族のありがたみも実感したとのこと。「油断は禁物ですけど、(コロナ禍の現状に関して)一つ目の山は越えたと思うんです。みなさんが早く日常を取り戻せるよう願っています。みなさんが心の底からサッカーを楽しめる環境を作りたい」と吉田。 「僕らにできることはサッカーしかない。いいパフォーマンスを出すことが一番。みなさんに少しでも元気を与えられたらいいなと思っています。状況が良くなったらみなさんにもスタジアムに来てもらって生の試合を見てもらいたい」と話していた。(取材・文:名鹿祥史)
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スポーツ 2020年06月30日 18時00分
千葉ロッテ 開幕一軍 佐々木朗希は170kmを出せるか
千葉ロッテのドラフト1位ルーキー、「令和の怪物」こと佐々木朗希(18)が開幕一軍のスタートを切った。その裏には、「英才教育」だけではない、様々な思惑が隠されている。「井口資仁監督(45)が6月16日に、この時点で一軍に帯同させているメンバーで開幕を迎えると断言したんです。佐々木、3年目の安田尚憲、新加入の鳥谷敬なども帯同していました」(スポーツ紙記者) 今季は連戦に備えるため、出場選手登録数が従来の29人から31人に拡大された。それが佐々木にとっても追い風となった。 事前に、23日から28日まで、本拠地のZOZOマリンで行われる6連戦でデビューすると予想する声も多く聞かれたが、同時にこんな情報も錯綜していた。「6月4日の北海道日本ハムとの練習試合で“試運転”があると予想する向きもありました」(関係者) 佐々木が大谷翔平(エンゼルス)、由規(ヤクルト)、千賀滉大(ソフトバンク)らに続いてプロで初の160キロ超えを記録したのは、5月26日に行われた実戦形式のシート打撃に登板した時のことだ。このときのインパクトが強すぎたため、「開幕一軍説」が出始めた。しかし、同4日の日本ハム戦の試合前に井口監督が、「今回の練習試合は見送ろうと思う」と、練習試合での実戦登板を否定した。「佐々木のデビューマウンドが4日になりそうという話は、球団から出たものでした。事前に『騒がないでくれ』とクギを刺された取材陣もいて、おそらく中継ぎで出てくるんだなと思われていました。中継ぎで雰囲気を掴み、公式戦デビューに備えるものと思われたんですが…」(前出・スポーツ紙記者) 練習試合での実戦デビューは消滅。しかも、井口監督は登板回避の理由について、「(シート登板後)体調面で戻らないところがあって」と語っており、「故障ではない」とも付け加えた。 だが、開幕一軍こそ決定したものの、その後はノースローでの調整が続けられた佐々木。開幕は福岡で迎えたが、完全な別メニューでの調整を強いられていた。「ロッテ首脳陣が慎重になりすぎているんです。ただ、本人は投げたがっているとの情報もあって…。投げたがっているということは、故障ではない証しですが」(前出・関係者) 過保護になるのは、佐々木に秘められた才能に魅せられたからか。井口監督は“完璧な体調”でデビューさせるつもりなのだ。「シート打撃は50%の力で投げたそうです」(同) 背番号17には「170キロを!」のロマンも秘められている。衝撃的なデビューを果たすのも、時間の問題か。
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スポーツ 2020年06月30日 14時00分
杉山愛「今だからこそできることもある」コロナ禍でインターハイ中止の学生らにエール
元テニスプレイヤーの杉山愛が29日、全30競技の部活動を行う高校生に向け、アスリートや全国の有志からエールを届ける「明日へのエールプロジェクト」の一環として開催された『オンラインエール授業』に出席。学生たちとオンラインで対話し、コロナ禍の過ごし方、モチベーションの保ち方などを熱心に指導した。 コロナウィルスの影響でインターハイが中止となり、高校生を勇気付けるプロジェクトとして開催されている本プロジェクト。杉山は授業を終えると、「みんなの質問のレベルの高さにびっくりした。みんなの進むべく道は明るいなと逆に元気をもらえた」と感慨深げな表情。 >>全ての画像を見る<< 「学生というのは、日々時間に追われながら生活していて、勉学とスポーツの両立もすごく難しい。自分が学生の時もそう。そんな中で、自分が何をして時間を過ごせばいいのかなど、ハイクオリティな質問をたくさん受けた。みんなしっかりしているなって感動した」と授業を受ける学生たちの姿勢にも感銘を受けたとのこと。 「インターハイが無くなって、辛い時期。今年3年生の皆さんは特にモチベーションの向上や、どこに自分の目標を置いていいかわからない感じだと思いますが、この時期をどう捉えて進んでいくかがとても大切です。今だからこそできることもある。トライできなかったことにどんどんトライしていってほしい。この時期をむしろプラスに捉えて進んでいくことをわたしも後押ししていきたい」とエールを送る。 また、「こういう機会を通じてわたしもみんなに元気を与えることができたのなら嬉しい」と述べ、「何か少しでも関わりを持つ中でエールを送りたい。大切な時期だからこそ、みんなに少しでもプラスのエネルギーを送れたらと思って参加した。今日はみんなの声を聞いて、どの生徒も頼もしい高校生だと感じることができた。わたしが逆にエールをもらえた」と話していた。(取材・文:名鹿祥史)
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スポーツ 2020年06月30日 13時50分
元阪神・関本氏、梅野の「どこに不満がある?」矢野監督に苦言で賛否 「やり方変えるのも必要」スタメン固定には反発も
元阪神で野球解説者の関本賢太郎氏が、29日放送の『ガチ虎!』(ABCラジオ)に生出演。阪神の“日替わり捕手起用”に疑問を呈した。 >>無期限二軍の阪神・藤浪に、“即復帰”を提案で賛否首脳陣に元楽天監督・田尾氏が「投げさせたら」ファンからは反発も<< 今回の放送で関本氏は、23日~28日の阪神の試合を振り返り解説。その中で梅野、原口、坂本の日替わり出場が続く阪神の捕手起用について語った。 昨シーズンまでの阪神は、ゴールデングラブ賞を2年連続(2018-2019)で獲得した梅野隆太郎が正捕手として主にスタメン起用されていた。ただ、今シーズンは梅野が5試合、原口文仁が3試合、坂本誠志郎が1試合とスタメン捕手が分散しており、25日~26日を除いては毎日スタメン捕手が変わる日替わり起用が続いている。 この日替わり起用について、関本氏は「梅野っていう去年タイトルも獲ったレギュラーがいて、『どこに不満があるんかな?』っていうのは正直感じる」とコメント。実績のある梅野をなぜスタメンに固定しないのかと、矢野燿大監督を始めとした首脳陣に苦言を呈した。 原口は打撃力、坂本はキャッチング、フレーミングといった総合的な力と、他捕手にも良さがあるという関本氏だが、「投手がどう感じてるのか(が不安)。毎日投げる中継ぎ投手が、毎日捕手が違うのはどう感じるのかなと思う」と指摘。毎試合捕手が違うという状況は、中継ぎ投手を混乱させるのではと推測した。 矢野監督が捕手出身であることから、何かしらの意図があって日替わり起用をしているのではないかと推察した関本氏。それでも、「(日替わり起用が)当分続くのか、それとも固定していくのかは分からないけど、僕は梅野で固定するのがいいんじゃないかと思う」と、梅野をスタメンに固定して戦うべきではないかと主張していた。 今回の放送を受け、ネット上には「実績十分な梅野を固定しない理由が分からない、チームも最下位だし一刻も早く固定してほしい」、「スタメンは梅野、途中から原口・坂本って言うならまだ分かるけど、最初から原口・坂本にマスクを被らせるのは違うと思う」、「色んなOBから疑問の声が飛んでるし、1日でも早くやめた方がいいんじゃないか」、「対戦が一巡するまで好きにさせろよと思ってたけど、負けが込んでるからそうも言ってられなくなってきた」といった賛同の声が多数寄せられている。 一方、「たかだが9試合でやめろっていうのは早い、開幕から1か月後の7月中旬くらいまではこのまま試すべき」、「怪我や不振のリスクを考えたら、梅野1人に疲労を溜めない今のやり方は全然いいと思うけどなあ」、「去年は梅野が正捕手でもギリギリ3位だったんだし、優勝を狙うには今までのやり方変えるのも必要だろ」といった、スタメン固定への反対意見も複数見受けられた。 「開幕から続けられている阪神の日替わり捕手起用ですが、これまでにも複数の球界捕手OBが疑問を呈しています。元近鉄他監督の梨田昌孝氏は、スポーツ紙上での解説の中で、『投手との相性も理解はできるが、レギュラー捕手の梅野を固定すべき』とコメント。元中日監督の谷繁元信氏も、阪神戦のラジオ中継で解説を務めた際に『せっかく梅野が2年、3年かけて育ってきたところ(を固定しないのは)、僕の中では“?(ハテナ)”が出る』と口にしています。こうした周囲の疑問は、当然矢野監督の耳にも入っているとは思うのですが…」(野球ライター) 日替わり捕手でチームが好調なら話は違ったかもしれないが、阪神は28日終了時点で「2勝7敗・勝率.222」で最下位に沈んでいる。チームは本日30日から対中日3連戦に臨むが、矢野監督はこのまま日替わり起用を続けるのだろうか。文/ 柴田雅人
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スポーツ 2020年06月30日 11時50分
元中日助っ人、無報酬でNPB復帰? MLB移籍から8年の今なぜ、“後輩ルート”の売り込みもあるか
元中日のエースがNPBで“無給登板”してくれるかもしれない。 NPB時代の2009年に最優秀防御率のタイトルを獲得した左腕、チェン・ウェイン投手がマリナーズからマイナー契約を解除された。これを受けて、古巣中日の加藤宏幸球団代表が報道陣に囲まれた(6月29日)。チェンの解雇をすでに知らされていたようだったが、獲得については、「普通に考えると…」と言葉を濁した。 「昨年11月、チェンはメジャーの試合出場が前提となる40人枠から外されました。事実上の解雇です。その時、中日は調査をしていたんです。その時点で獲らなかったのだから、今回もないと思いますよ」(中日OBのプロ野球解説者) NPB事務局の関係者がこう続ける。 「チェンの代理人はスコット・ボラス氏です。ボラス氏は自身の抱える『所属球団未定の選手』や、日本球界が興味を示せば動く可能性の高い選手のリストを持って、各球団に売り込みをしていました。5月から6月上旬の話で、そのリストの中にチェンの名前がありました」 チェンは34歳。まだ老け込む年齢ではない。40人枠を外された昨年11月時点もそうだったが、NPBが獲得に慎重な理由は、主に2つ。一つは16年以降の不振の原因でもある左肘の故障。本当に完治しているのかどうか、疑いの目を向けられているからだ。しかし、それ以上に厄介なのが、チェンの複雑な契約だ。 4年間在籍し、チェンを40人枠から外したマーリンズの地元紙「マイアミ・ヘラルド」が、こんな痛烈な記事を掲載していた。<チェンが今季、現役選手のメジャー最高給選手となる可能性が出ている> どういう意味かと言うと、チェンは16年にマーリンズと5年総額8000万ドル(約86億円)の大型契約を結んだ(他に出来高)。しかし、左肘の故障で不振が続き、2019年オフに40人枠から外され、事実上の解雇となった。その5年契約だが、2年目の17年オフに「契約を継続するかどうか?」をチェン自身が判断するオプトアウト権があり、契約続行となった。 そのため、マーリンズは5年契約が終了する2020年までチェンに年俸を払い続ける義務が生じた。つまり、マーリンズは5年契約の最終年である今季も、残りの2200万ドル(約22億6500万円)を支払わなければならないのだ。 「メジャーリーグと選手会は試合数が激減したため、契約した年俸の減額幅を巡って交渉を続けました。チェンは40人に入っていたメジャーリーガーではないので、減額交渉の対象外です。チェンは20年2月にマリナーズとマイナー契約を交わしました。マリナーズからの年俸は約56万ドル。手っ取り早く言えば、チェンは今年、マーリンズとマリナーズの両方から年俸をもらえたんです」(米国人ライター) チェンと契約したら、このマーリンズとの契約を引き継ぐような事態にならないかという警戒もある。マリナーズがマーリンズとは別に契約を交わした経緯を調べ直さなければならない。中日が獲得に慎重なのは、この辺に理由がありそうだ。 また、チェンは同じ台湾出身でNPBに所属する宋家豪(東北楽天)やチェン・グァンユウ(千葉ロッテ)を自主トレに誘うなどし、可愛がってきた。古巣帰還がダメなら、後輩ルートで売り込みをかけ、「マーリンズからたくさん給料をもらうから、今季の年俸はいらないよ」なんて言うかもしれない。タダなら、獲るか? 左肘が完治しているとすれば、確実に戦力になのだが…。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2020年06月30日 11時00分
これがラスト文体!ノアが5か月越しの横浜文体大会開催決定
プロレスリング・ノアは8月の主要大会を発表した。8月はノアにとって旗揚げをした記念月で、今年で20周年(2000年8月5日に旗揚げ)を迎えるだけに注目されていたが、8.10神奈川・横浜文化体育館でのビッグマッチが決定している。『NOAH the SPIRIT 2020』8月2日 東京・新木場1stRING『DEPARTURE 2020 day1』8月4日 東京・後楽園ホール『DEPARTURE 2020 day2』8月5日 東京・後楽園ホール『PRO WRESTLING NOAH 20th ANNIVERSARY NOAH the CHRONICLE vol.3』8月10日 神奈川・横浜文化体育館▼以降の8月大会8月20日 東京・後楽園ホール8月22日 東京・新木場1st RING(昼)8月22日 東京・新木場1st RING(夜)8月30日 神奈川・カルッツかわさき ノアは3月8日に横浜文体大会の開催を発表していたが、新型コロナウイルスの影響により、大会を延期(その後、中止を発表)していた。数々のプロレス大会が開催されていた同体育館は、今年の9月6日に閉館が予定されており、58年間の歴史に幕を閉じることになる。よって、ノアにとってはこれが“ラスト文体”になるのは確実だ。最後を飾るに相応しいビッグマッチになることを期待したい。 なお、11月22日に20周年記念イヤーの集大成として、2年連続の進出が発表されていた東京・両国国技館大会は、「現段階で開催は困難」として、開催を見合わせることとなった。観客の安全確保などを考慮した上で、こうした早めの決断は評価されるべきだろう。(どら増田)
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セ・リーグMVPと流行語大賞「広島カープがリアル盟主になる」
2016年12月03日 18時00分
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スポーツ
4年連続ダウン提示 斎藤佑樹の契約更改に秘められたシグナル
2016年12月02日 17時00分
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スポーツ
浅田真央 平昌五輪「落選」の可能性が高まり崖っぷち
2016年12月02日 16時00分
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スポーツ
検証3「トラの糸井は甲子園球場に馴染めるのか?」
2016年12月02日 11時46分
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スポーツ
楽天・三木谷浩史オーナー「外国人枠撤廃」危険な策略
2016年12月01日 16時00分
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スポーツ
検証2「トラの糸井は華麗な守備を見せてくれるのか?」
2016年12月01日 12時23分
特集
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【独自】元ザブングル松尾陽介、沖縄で芸人のセカンドキャリアサポート 芸人引退に「心境の変化」
芸能ニュース
2025年04月28日 19時03分
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【独自】YouTuberゆたぼん、短期間留学で“自分に勝つ” 昨年のホリエモン、DAIGOとのレスバの思い
芸能ニュース
2025年04月18日 20時55分
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【独自】MEGA BIG2億円当選者・造船太郎、“楽して”儲けたい 興味はNHK党への出資が0円になるか3億円になるか
社会
2025年04月21日 18時25分
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カラテカ入江慎也、闇営業で得た教訓は「人と人をつなぐ怖さ」 反社の見極め方は「金の使い方」
芸能ネタ
2025年06月01日 12時00分