スポーツ
-
スポーツ 2020年06月23日 07時00分
ロッテ監督が審判の判定に激怒! 執拗な抗議に審判もまさかの行動? 疑惑の判定が呼んだボイコット寸前の大騒動
6月19日に開幕し、21日までに計18試合が行われた今シーズンのプロ野球。複数の試合では審判の判定に異議がある場合に、ビデオ映像によるリプレー検証を求める「リクエスト制度」も運用されている。 >>ストライクど真ん中の球がなぜかボールに! 西武・渡辺が「やってられない」と激怒した大誤審、開き直った審判の末路は<< 2018年から導入されているリクエスト制度は、際どい判定で試合が混乱するのを防ぐ意味合いを持っている。この制度がまだなかった今から30年前のこの時期には、審判の判定を巡り大騒動が勃発した試合がある。 1990年6月23日、西武球場(現メットライフドーム)で行われたロッテ対西武の一戦。ロッテは7回表終了時点で「6-5」と1点リードしていたが、7回裏に2死二、三塁のピンチに。この場面で投手・園川一美がセットポジションで静止せずに投球してしまい、球審の高木敏昭審判はボークを宣告。これにより三塁ランナーがホームインし、不運な形で同点を許してしまった。 すると、ボークの判定を受けたロッテ・金田正一監督が「何であれがボークや!」と叫びながらベンチから猛ダッシュ。高木審判につかみかかると、高木審判の右腕を殴る暴挙に出た。 暴行を受けた高木審判は即座に退場を宣告するも、金田監督はさらに蹴りを2発お見舞い。その後も制止されながら怒りをあらわにする金田監督に対し、高木審判も自身のマスクや帽子を地面にたたき付けながら応戦した。 なおも怒りが収まらない金田監督は、マウンド上の園川からボールとグローブを奪い取ると「ちょっと来い!」と審判団を招集。その後集まった審判団の前でボークのシーンを自ら再現し判定に抗議した。 それでも審判団が相手にしなかったため、金田監督は選手全員をベンチに引き揚げさせ試合のボイコットを示唆するというまさかの行動に。慌てたロッテ関係者がなんとか金田監督をなだめたことで実際にボイコットには至らず、試合は8分間の中断後に再開されたが、ロッテはその後「6-13」の大敗を喫する結果となった。 なぜここまで判定に抗議したのかについて、金田監督は試合後の報道の中で三塁コーチャーを務めていた西武・伊原春樹コーチの行動によるものと主張している。金田監督によると、園川がボークを宣告される直前、伊原コーチは三塁コーチボックスから本塁方向へダッシュし、あたかも三塁ランナーがホームスチールを仕掛けたかのように見せていたとのこと。ただ、三塁塁審を務めていた五十嵐洋一審判によると、「伊原コーチはボークを宣告した後に出てきていた」という。 最後まで主張が認められなかった金田監督は、パ・リーグ連盟から「罰金100万円+出場停止30日」という重い処分を課されてしまう。また、禍中の審判となった高木審判が「こんな奴がいるところで審判ができるか!」として同年シーズン途中で辞職するなど、非常に後味の悪い結末となっている。 現代のプロ野球でも、審判の判定に納得がいかない監督が退場覚悟で抗議をするシーンはしばしば見られる。ただ、これだけの騒ぎをもたらすような監督は、もうこの先お目にかかれないのではないだろうか。文 / 柴田雅人
-
スポーツ 2020年06月23日 06時30分
オリックス開幕3戦目で1番T-岡田が機能!外国人選手も奮起
<オリックス6月19日から21日戦績>▼6月19日 大阪・京セラドーム大阪●オリックス(山岡) 1-9 (則本昂)東北楽天○▼6月20日 大阪・京セラドーム大阪●オリックス(田嶋) 1-2 (松井)東北楽天○▼6月21日 大阪・京セラドーム大阪オリックス(山本) 4-0 (石橋)東北楽天※オリックス1勝2敗 開幕から楽天を相手に2連敗を喫してしまったオリックス。初戦は安達了一のラッキーなバントヒット1本のみ、2戦目は16残塁と、2試合に渡って1失点に抑えていた先発ピッチャーに勝ち星をつけることが出来なかった。初戦では今シーズン補強の目玉である「守れる」バリバリのメジャーリーガー、ジョーンズが、今後に不安を残す守備を露呈してしまう。これにはシカゴカブスのダルビッシュ有も「ジョーンズは開幕しても守備変わってないなぁ。2012から2019まで見てるけどあんな感じの守備をしているのは見たことない」とツイートしており、キャンプの時より明らかに体が大きくなっているジョーンズが、本調子になるのは夏頃になるのではないだろうか。第2戦では2安打、第3戦では1安打を放っており、少しずつリズムを掴んでいくことを信じたい。 また初戦、第2戦とノーヒットだった1番に座っているT-岡田は、3戦目に3安打2打点の大爆発。2番のロドリゲスもこれに続いていることから、超攻撃型打線が機能し始めると、相手チームにとってはかなり脅威の存在になることだろう。岡田は「まあ1試合1試合常におんなじ気持ちで臨むって言うのは自分の中で今年やっていこうと思っていたんで、しっかり切り替えて試合に入れたと思うんで、こういう結果になったと思うし、今日だけじゃなくて、火曜日からも同じ気持ちで試合に入っていきたい」と改めて気を引き締めている。 西村徳文監督は「昨日相当悔しかったんじゃないですか。何回かチャンスをモノにしてないだけにですね。それを今日はしっかりやってくれましたよね。今日は最高の1番バッターでしたよね。こういうところを期待してましたんで。またこれから続けていってもらいたいですね」と期待を寄せていた。 オリックスは23日から千葉・ZOZOマリンスタジアムで、千葉ロッテと6連戦を行う。(どら増田)
-
スポーツ 2020年06月22日 22時30分
新日本プロレスがアメリカでも無観客試合による大会を再開!ジェフ・コブら参戦
新日本プロレスは、15日から国内で大会を再開したことを受けて、アメリカでも大会を再開すると発表した。 次世代の才能にスポットライトを当てる『Lion’s Break』を日本同様、無観客試合による配信のみの大会『Lion’s Break Collision』としてアメリカで開催。4週連続で、新日本プロレスワールドでの世界配信が決定している。 出場選手はLA道場のヤングライオンを始め、LA道場トレーニングキャンプに参加した若手選手が出場、Collision=激突の意味通り、若手レスラー同士のフレッシュな激突が実現。さらに、ジェフ・コブやTJP、ロッキー・ロメロといった新日本プロレスの常連選手に加えて、元MLW世界ヘビー級チャンピオンで、UFCファイターのトム・ローラーも新日本プロレスに初参戦を果たす。日程は次の通りだ。『Lion’s Break Collision #1』 日本時間:7月4日午前11時『Lion’s Break Collision #2』 日本時間:7月11日午前11時『Lion’s Break Collision #3』 日本時間:7月18日午前11時『Lion’s Break Collision #4』 日本時間:7月25日午前11時<出場選手>ジェフ・コブカール・フレドリックスアレックス・コグリンクラーク・コナーズ ロッキー・ロメロトム・ローラー(初出場)ミステリオッソラスト・テイラー(初出場)TJPダニー・ライムライト(初出場)THE DKC(初出場) 新日本プロレスのハロルド・メイ社長は、日米で無観客試合から大会を再開することを明らかにしており、日本の選手同様、新型コロナウイルスの影響で、試合から離れているアメリカに在籍している選手たちにとっても、今回の決定は朗報だろう。 しばらく、日本に来て試合を行うことが難しいだけに、無観客試合で試合の感覚を取り戻しておきたいところである。今回初参戦する選手たちが、日本に上陸する日があるのかも含めて、ファンにとっても選手を見定めるいい機会になるのは間違いない。(どら増田)
-
-
スポーツ 2020年06月22日 19時30分
ロッテ・中村の頭部死球に「ふざけんなよ!」ファン激怒 1週間前にも直撃、予期せぬアクシデントが続くワケは
21日に行われたロッテ対ソフトバンクの一戦。この試合でロッテ・中村奨吾が受けた頭部死球が、ネット上のプロ野球ファンの間で物議を醸している。 >>既に2度当てられた選手も! 恐れられていた事態が現実に? プロ野球練習試合で死球禍が勃発したワケ<< 同戦に「6番・二塁」でスタメン出場した中村は、2回表無死一、二塁の場面で第1打席へ。得点のチャンスを広げるため送りバントを試みるも、ソフトバンク先発・二保旭が投じた3球目がすっぽ抜け頭部に直撃してしまった。 頭部死球を受け倒れ込んだ中村は出場を続行したものの、3回裏の守備から途中交代。試合後に病院で検査を受けたところ、頭部打撲と診断されたことが球団から発表されている。 中村の死球直後に次打者・井上晴哉が満塁ホームランを放ったこともあり、チームは「5-1」で勝利を収めたこの一戦。本来なら喜びの声が多数挙がるところだが、ネット上には「他球団は中村の頭に死球当てすぎだろ、故障で長期離脱とかなったらどうするんだ」、「1週間前も当てられたのにまた頭に食らうのは可哀想すぎる」、「決して意図的なものではないとは思うが、それでも『ふざけんなよ!』って気持ちになるわ」、「中村は当たった箇所もそうだが、精神面も心配だな…」といった死球に絡めたコメントが多数寄せられる事態となった。 中村は6月13日に行われた練習試合・対西武戦で西武・松本航から頭部死球を受け、頭部打撲を負ったことが球団から発表されている。また、昨シーズンも開幕前の練習試合を含め、計3回も頭部死球を当てられている。近年相次いで頭部死球に見舞われていることが、ファンから怒りの声が挙がる要因となっているようだ。 「球界ではヤクルト・青木宣親が頭部死球の多い打者として知られていますが、青木の場合は上体をかがませる独特な打撃フォームにより頭の位置が下がるため、その分内角高めのすっぽ抜けたボールが頭部付近に向かってきやすいという理由があります。ただ、中村は青木のように頭の位置を下げるような打撃フォームではないため、頭部死球が頻発する原因は打撃フォーム以外のところにあると思われます。本人は2019年の春季キャンプ中に『避けることよりも打ちにいくことを優先しているから避けるのが遅くなって死球になる』と語っていますが、もしかしたら投手の球をより体に近いところまで見極める、引き付けるといった姿勢が関係しているのかもしれません」(野球ライター) 6月2日から16日にかけ行われた練習試合では68試合で計44個、1試合平均で「0.65個」と、昨シーズンのリーグ全体の1試合平均である「0.37個」を上回るほど死球が続出。開幕後も19日から21日までの18試合で計8個、1試合平均「0.44個」と前年超えの数字となっている。中村はこうした死球禍に巻き込まれてしまった形となったが、当たった場所が場所だけにファンの怒りも大きくなっているようだ。文 / 柴田雅人
-
スポーツ 2020年06月22日 18時00分
西武・松坂大輔が開幕二軍で「コーチ兼任」引退勧告へ
体のいい肩叩き? 埼玉西武ライオンズの松坂大輔(39)が開幕二軍を通達されたのは、中日との練習試合後の6月7日。右膝の故障で調整が遅れ、“試運転”のような登板機会をもらったのだが、辻発彦監督(61)の評価は厳しかった。「(開幕ローテーション入りは)無理でしょう、まだ。悪くはないが、いいときの松坂ではない。下(二軍)で100球近く投げられないと、上(一軍)の先発は考えられない」 これまでの辻監督は、昨季0勝に終わった松坂の復活を信じる、数少ない援護側の人間だった。「若手のお手本」「存在だけで…」なる過去のコメントから、先発ローテ入りできるかどうかは関係なく、一軍で投げさせると思われたのだが…。 当日の松坂は1イニングの試運転で、先頭打者を出塁させはしたが、失点は許していない。「辻監督は感情に流されないタイプ。その辻監督が通用しないと言ったのだから、本当に通用しないのでしょう。出直してこい、というエールかも」(球界関係者) その「出直し」には、別の意味もありそうだ。「去年まで在籍した中日には、松坂に影響を受けた若手も少なくありません。小笠原慎之介は遠投で調整する方法を学びました。横浜高校の後輩にもあたる柳裕也もスマホの映像を一緒に見ながら、牽制やクイックのことで助言を求めていました。梅津晃大も松坂の昔の映像を見ていると言います」(名古屋在住記者) 日本復帰後、ソフトバンク、中日と渡り歩いた松坂。今の球界には、松坂が輝いていた’98年の夏の甲子園大会よりも後に生まれた投手が少なくない。そんな「伝説の人」に対し、最初は恐れ多くて近づけないが、時間が経つにつれ「気さくな人」と分かり、投球論や調整法を質問するようになっていた。「松坂は故障の経験もあるから、言葉にも説得力があるようです」(同) 右膝は通常練習ができないほどの重傷ではない。二軍での再調整中、松坂は質問攻めにあいそうだ。「かつての西武のエース、西口文也(現投手コーチ)もそんな感じでした。ベテランにはルーティンがあり、『何のためにこの練習をしているんですか?』と聞くだけで若手は勉強になる」(前出・関係者) ベテランも言葉で伝える難しさを知っており、目を掛けた若手の投球を見守るだけでもいい。それが指導者になったときの糧となるのだ。二軍再調整を通達した真の目的は、そこに? 松坂が今以上の球速や変化球のキレを得られるとは思えない。二軍落ちとは“引退勧告”、事実上の兼任コーチを意味するのだ。
-
-
スポーツ 2020年06月22日 17時30分
DeNA、無観客でも“心をひとつに!” オンラインやパネルを活用、ファンの熱気はしっかりハマスタへ
待ちに待った6月19日、ベイスターズは本拠地・横浜スタジアムでプレイボールの声が掛かった。通常なら3月24日に行われるはずで、チケットは早々にソールドアウトとなり、新設されたレフトウィング席も含め、ハマスタ史上初の約34,000人のファンの前で開幕される予定だった。やむを得ず無観客の開幕となったが、異例の開幕を最大限盛り上げるべく、球団サイドは様々な手を尽くした。 「SHOW THE BLUE. From Home」と銘打った企画で、スタンドには約5000枚のファンの顔写真が座席を埋め、熱狂的ファンが陣取るライトスタンドには、応援団の横断幕と共に、ファン約11,000枚の写真をモザイクアートにした高さ10メートル X 幅65メートルの「I☆YOKOHAMA」ビッグフラッグを掲出し、選手にエールを送る。選手も「あるとないとじゃ寂しさが違いますね」と語り、1塁側最前列には、ファーストを守るホセ・ロペスの親類のパネルがズラリと顔を並べるなど、選手のモチベーションを上げることにも一役買っていた。 また、オンラインで観戦できるイベントも開催し、試合前には「勝利の輝き」を、試合途中には「勇者の遺伝子」、「熱き星たちよ」をファンが家で歌う姿をビジョンで放映。声と共にオンタイムでスタジアムに届け、スタンドに降りることを禁じられたスターマンとキララ、BART&CHAPYたちもスタンドで応援。チアのdianaも、ウイング席やスタンド上部からダンスパフォーマンスを行うなど、少しでも通常の演出に近づける様子が見て取れた。 21日には見事なサヨナラ勝ちを収めたベイスターズ。殊勲の宮崎敏郎の周りには選手が集まり、本来ならもみくちゃにされるところをエアで祝福。ファンも選手も、この状況下で出来うる最良の形を模索して実行された横浜での開幕3連戦は、練習時に選手たちが着用しているTシャツの「心をひとつに」のメッセージに凝縮されているように感じた。 取材・文 ・ 写真/ 萩原孝弘
-
スポーツ 2020年06月22日 15時25分
ダルビッシュ「もう3ヶ月過ぎた」 先の見えないMLB開幕にうんざり? 諦めムードにマー君も「それっ!」と同調
カブス・ダルビッシュ有が、22日に自身の公式ツイッターに投稿。当初予定されていた3月26日から開幕延期が続いている今シーズンのMLBについて言及した。 >>マエケンも古巣にエール! 広島・鈴木ら現役選手が開幕へ気合の投稿 楽天・高梨は“故障説”を否定?「至って元気です!」<< ダルビッシュは6月22日、自身のツイッターに「いつでも始まっていいようにしっかり準備しとけって言われてもう3ヶ月過ぎたんですけど」と、開幕延期が長引いていることを投稿。 ダルビッシュはその後、「各キャンプ施設では十数人が入れ替わりで距離もとって練習しているのにコロナ感染が広がっています。キャンプ再開したらその3、4倍の人数が集まるわけだから、シーズン始まってもすぐ感染が広がる気がするんですけど」と、仮に開幕しても新型コロナウイルスの影響は収まらないのではと懸念を吐露した。 3月26日の開幕が延期されて以降、MLBは開幕の実現に向け選手会との協議を重ねている。しかし、試合数や年俸削減案を巡り両者の交渉が難航しているため、現在(22日午後0時半現在)まで開幕日の正式決定には至っていない。 また、6月に入ってからはヤンキース、エンゼルス、フィリーズなど複数球団で選手・スタッフのコロナ感染が相次いで判明。同月19日には、全30球団がアリゾナ州やフロリダ州にあるキャンプ施設の無期限閉鎖を余儀なくされている。そのため、MLBの開幕は最短でも7月下旬にずれ込むとみられているが、ダルビッシュは今シーズンの開幕や開幕後の全日程消化に対して諦めムードになっているようだ。 一連の投稿を受け、ネット上には「3か月も待たされるとモチベーションの維持が相当大変ですよね」、「ダルさんの活躍を楽しみにしてるので早く開幕してほしいですが、安全が第一なのでもう少しかかってしまうんでしょうか」、「今年はもう開幕できない気がします…開幕しても感染者が出れば即中断でしょうし」、「開幕が決まってないからただでさえ調整が難しいのに、開幕後も成績不振なら準備不足とか言われて叩かれると思うとかわいそう」といった反応が多数寄せられている。 ダルビッシュの投稿を受けては、ヤンキース・田中将大も自身のツイッターで「それっ!」とリプライを送っている。これに対しダルビッシュは「いつ始まるんですか?」とリプライを返すも、田中は「僕にわかるはずがありません」と答えている。 台湾・CPBL(4月12日)、韓国・KBO(5月5日)、日本・NPB(6月19日)と複数の国で野球のプロリーグが開幕している中、開幕への道筋が見えていないアメリカ・MLB。先が見えない中でもダルビッシュはトレーニングを続けており、6月20日には自身のツイッターに投稿した動画内でスプリットとツーシームを掛け合わせた“スプリーム”という新変化球を披露している。このように開幕へ向け努力を重ねている選手が多いことは想像に難くないが、果たして今後の展開はどうなるのだろうか。文 / 柴田雅人記事内の引用についてダルビッシュ有の公式ツイッターよりhttps://twitter.com/faridyu田中将大の公式ツイッターよりhttps://twitter.com/t_masahiro18
-
スポーツ 2020年06月22日 11時40分
実況席からの情報漏れ問題、甲子園は更にひどいことになる? 改修工事での“現状維持”が仇となるか
無観客だから、起きてしまったのだろう。それだけではない。甲子園球場だったら“筒抜け”になっていたかもしれない。 6月21日、神宮球場で東京ヤクルト対中日の一戦が行われた。9回表、中日の攻撃が始まる前、与田剛監督がバックネット後方にある放送ブースから「捕手の構えるコースや球種の指摘が聞こえる」と審判団に伝えたのは、既報通り。試合後に改めて確認がされ、各球場に注意し、何かしらの対応を取ってもらうことになったが、こんな“悲鳴”も聞こえてきた。 「甲子園球場だったら、実況アナウンサーと解説者のやり取りが全部聞こえるかもしれない…」 神宮、甲子園球場。学生野球のメッカでもある。両球場ともバックネット後方のスタンド席の中に放送ブースが組み込まれている。 「神宮球場は一階席と二階席の間です。スタンドに観客がいる時は、実況アナウンスがグラウンドに聞こえるなんてことはありませんでした。放送席に窓はありませんが」(スポーツ紙記者) スタンド席の一部、つまり、グラウンドに近い個所に放送ブースが設けられたのは、学生野球の熱狂をより伝えやすいするためでもある。 甲子園球場の放送ブースには“ウラ”があるのだ。同球場は2007年から3年を掛け、大型改修工事が行われた。その際、ネット裏のスタンド内にあった放送席、記者席を移動させるという情報も駆け巡ったが、“現状維持”となった。 「神宮球場はボックスのように仕切られているのでまだマシです。他球場の記者席は専用の部屋があって、そこが記者室として使われています。」(前出・同) 甲子園球場はスタンド席の一部が“記者席”となっているのだ。 甲子園球場を本拠地とする阪神の球団スタッフがこう言う。 「大型改修工事の際、他球場のように放送ブースの全ボックス化と、記者席を球場の屋内に移動させる話があったのは本当です。でも、実現されませんでした。いや、できなかったんです」 その理由というのが、ちょっと驚きだ。甲子園球場、つまり、高校野球を担当する取材陣から「高校生が猛暑の中、汗と涙を流している時に、ワタシたちが冷暖房のある部屋にいるなんて、申し訳ない」なる申し出がされたのだ。 メディア用に提供された控え室はある。また、NHKの高校野球中継ではバックネット後方にあるボックス型の放送ブースが使用されている。実況中継、取材活動の全てがスタンドで行われているわけではないが、甲子園球場ならではの苦労はある。 阪神戦のテレビ放送は関西方面では欠かすことができない。そのため、大阪方面で活躍しているプロ野球解説者は、虎ファンの大声援の中で試合分析をしなければならない。その苦労を聞くと、一方の耳に挿したイヤホンがなければ、隣に座った実況アナウンサーとの会話も成立しないほどだという。 神宮球場の放送ブースでの会話が聞こえるとなれば、甲子園球場のスタンド内の放送席は筒抜けだろう。矢野阪神は連敗スタートとなった。甲子園に帰還するのは7月7日だが、試合中、解説者たちの“チーム批判”が聞こえるなんてことにならなければいいのだが…。
-
スポーツ 2020年06月22日 11時00分
ロッテ福田秀平が右肩甲骨の亀裂骨折で開幕早々離脱!
千葉ロッテは福田秀平外野手が20日、福岡市内の病院での診断の結果、右肩甲骨の亀裂骨折と診断されたと発表した。 福田は今季、ソフトバンクからFAでロッテに移籍したプロ14年目の外野手。16日に東京・東京ドームで行われた巨人との練習試合で死球を受け、その後の状況が心配されていた中、19日に古巣であるソフトバンクを相手に福岡・福岡PayPayドームで行われた開幕戦には「1番センター」でスタメン出場をしている。 しかし、4打数無安打で3三振という精彩を欠いた結果に終わり、20日の試合は出場しなかったことから、本人が異常を訴えたようだ。 今後について、球団は「浦和球場でリハビリを行う」と発表しているが、ロッテにとって、福田は今シーズン補強の目玉の一人なだけに、福田だけではなく、チームにとっても今回の離脱は痛い。 福田は昨シーズン、ソフトバンクで80試合に出場、打率.259ながら、出塁率は.302、得点圏打率は.371の好成績を収めており、レギュラーが確約されていた新天地でのさらなる飛躍が期待されている。 今はただ早期の回復を祈るばかりだ。(どら増田)
-
-
スポーツ 2020年06月21日 11時00分
巨人・日本ハムが優勝候補筆頭に? “延長10回打ち切り”の今シーズン、引き分けがペナントの行方を左右か
約3カ月の延期を経て、6月19日に遂に開幕した今シーズンのプロ野球。通常の143試合制とは違い120試合制で行われるため、優勝争いにも大きな影響がもたらされることが予想されている。 >>阪神の出来次第でDeNA独走に?大黒柱の“左アレルギー”、巨人との開幕3連戦で克服できるか<< 試合数削減と同じく、多くのファンがペナントの行方を左右すると見ている要素は他にもある。その1つが6月10日に決定された“延長10回打ち切り”。通常なら延長は最長12回裏まで行われるが、今シーズンは過密日程による影響を加味し最長10回裏までに。これにより引き分けが増えることが濃厚となったが、プロ野球では「勝利数÷引き分けを除いた試合数」で算出される勝率で順位が決まるため、「引き分けの多さが順位を左右するのでは?」と予想するファンは多い。 引き分けが多ければその分、分母の試合数が減るため、場合によっては勝利数が少ないチームが多いチームを勝率で上回るケースが生まれることも想定される。今から約40年前のシーズンには、この想定が現実となった。 1982年のセ・リーグ。この年は6月まで巨人と広島が優勝争いを展開していたが、7月以降に広島が急失速。その広島と入れ替わるように中日が巨人を猛追し、シーズン最終戦の勝利で巨人を逆転し8年ぶりのリーグ優勝を果たしたシーズンだった。 中日と巨人の勝敗を見ると、中日は「64勝47敗19分・勝率.577」、巨人は「66勝50敗14分・勝率.569」。勝利数は巨人の方が2つ多かったが、引き分けは中日の方が5つも多い。同年の中日の19引き分けはプロ野球記録を更新するほどの多さだったが、とにかく負けなかったことが最後の最後で功を奏した形となった。 同年は1970年代のオイルショックの影響で、試合時間が3時間20分を超えた場合は次の延長イニングに入らないという時間制限が設けられていた。中日の引き分け数がプロ野球記録の数字になったのもこのルールが理由だが、時間に関係なく10回までで強制的に延長戦終了となる今シーズンはこの年と同様か、もしくはそれ以上に引き分けが多くなる可能性はある。 となると、今シーズンは選手の働き以上に指揮官の采配が重要なシーズンになるといえる。もちろん、勝ちを重ねることが優勝への最大の近道ではあるが、勝ちにこだわり過ぎて無理に戦力をつぎ込むと過密日程を戦う中で首が回らなくなってしまう。延長戦を想定して勝ちにいくのか、それとも引き分けでもOKと考えるのか。各監督の手腕が問われることになるだろう。 以上を踏まえると、就任14年目の原辰徳監督が率いる巨人、就任9年目の栗山英樹監督が指揮を執る日本ハムなど、場数を踏んでいる監督を擁するチームは今シーズンを有利に戦えるかもしれない。逆に、就任1年目となる佐々岡真司監督の広島、高津臣吾監督のヤクルト、三木肇監督の楽天などは難しい戦いを迫られるのではないだろうか。 セ・リーグは11月7日、パ・リーグは11月6日まで試合が予定される今シーズン。120試合制、延長10回打ち切り、外国人枠1枠拡大など様々な特例ルールが設けられた中、最後に笑うチームは果たしてどのチームになるだろうか。文 / 柴田雅人
-
スポーツ
横浜DeNA ラミレス監督続投裏に「ハマの番長」三浦コーチ入閣
2016年10月06日 14時00分
-
スポーツ
阪神FA補強でクリーンナップを「元ドラゴンズ選手」に大改造
2016年10月05日 14時00分
-
スポーツ
森繁和監督代行の形式昇格に秘められた中日の近未来像
2016年10月05日 12時14分
-
スポーツ
本誌独占入手! 落合GMが「江川中日」に失敗したお家騒動舞台裏
2016年10月04日 14時00分
-
スポーツ
プロレス解体新書 ROUND20 〈あまりに高い鶴田の壁〉 バックドロップ3連発で三沢散る
2016年10月03日 16時00分
-
スポーツ
吉田沙保里 リオ五輪敗退で浅田真央に転がり込む“CM女王”の座
2016年10月02日 16時00分
-
スポーツ
新日本、内藤哲也インターコンチ奪取! 気になる次期挑戦者は?
2016年10月02日 15時30分
-
スポーツ
木村沙織『スポーツと結婚相手』で1位は納得…でも吉田沙保里が4位のフ〜ン?
2016年10月01日 16時00分
-
スポーツ
ヨシノブ巨人の来季像『菅野がチームを仕切る日』
2016年10月01日 15時15分
-
スポーツ
ドラフト戦線異常アリ 将来性重視で無名投手が上位指名される
2016年10月01日 11時00分
-
スポーツ
友成那智 メジャーリーグ侍「007」 ヤンキース「田中将大」サイヤング賞の可能性
2016年09月30日 16時00分
-
スポーツ
ベテラン投手に「何とかしてやろう」と思わせる虎の正捕手候補
2016年09月30日 14時00分
-
スポーツ
広島 新井MVPに待ったをかけるチーム内お家事情
2016年09月29日 16時00分
-
スポーツ
最下位争い金本阪神に突きつけられる超変革「白紙撤回」(2)
2016年09月28日 16時00分
-
スポーツ
最下位争い金本阪神に突きつけられる超変革「白紙撤回」(1)
2016年09月27日 16時00分
-
スポーツ
世界遺産「スタリ・モスト」でのレッドブル・クリフダイビング決勝、ナヴラティルとリチャードが優勝
2016年09月27日 15時22分
-
スポーツ
超変革第二章は中村遺産? 3年前に一目惚れした右腕が再浮上
2016年09月27日 15時00分
-
スポーツ
プロレス解体新書 ROUND19 〈“大巨人”に完勝した猪木〉 生涯唯一のギブアップ負け裏事情
2016年09月26日 14時00分
-
スポーツ
友成那智 メジャーリーグ侍「007」 今季メジャーで大活躍する「呉昇桓」(元阪神)と「バーネット」(元ヤクルト)
2016年09月25日 14時00分
特集
-
【独自】元ザブングル松尾陽介、沖縄で芸人のセカンドキャリアサポート 芸人引退に「心境の変化」
芸能ニュース
2025年04月28日 19時03分
-
【独自】YouTuberゆたぼん、短期間留学で“自分に勝つ” 昨年のホリエモン、DAIGOとのレスバの思い
芸能ニュース
2025年04月18日 20時55分
-
-
【独自】MEGA BIG2億円当選者・造船太郎、“楽して”儲けたい 興味はNHK党への出資が0円になるか3億円になるか
社会
2025年04月21日 18時25分
-
カラテカ入江慎也、闇営業で得た教訓は「人と人をつなぐ怖さ」 反社の見極め方は「金の使い方」
芸能ネタ
2025年06月01日 12時00分