スポーツ
-
スポーツ 2020年06月30日 06時30分
新日本プロレス今年の夏は後楽園4連戦!有観客試合続々決定
15日に大会を再開した新日本プロレスは、7月11日の大阪・大阪城ホール大会2連戦から観客を入れた興行再開を決定しているが、7月に予定されていた北海道シリーズを中止に、8月に予定されていたアメリカ・ニューヨーク、マディソン・スクエア・ガーデン大会の延期を発表している。 新日本では、その代替となる夏のシリーズを下記の通り決定した。■『ニュージャパンカップ2020<決勝戦>』・7月11日 大阪・大阪城ホール■『DOMINION in OSAKA JO HALL』・7月12日 大阪・大阪城ホール■『NEW JAPAN ROAD』・7月20日 東京・後楽園ホール■『SENGOKU LORD in NAGOYA』・7月25日 愛知・愛知県体育館(ドルフィンズアリーナ)■『SUMMER STRUGGLE 2020』・7月26日 東京・後楽園ホール・7月27日 東京・後楽園ホール・7月29日 静岡・アクトシティ浜松・8月6日 東京・後楽園ホール・8月7日 東京・後楽園ホール・8月8日 東京・後楽園ホール・8月9日 東京・後楽園ホール・8月12日 愛媛・八幡浜市民スポーツセンター・8月13日 愛媛・宇和島市総合体育館・8月16日 静岡・ツインメッセ静岡北館 大阪城の後は後楽園を挟んで、名古屋でビッグマッチを開催。その翌日からは真夏のシリーズ『SUMMER STRUGGLE』が久々に帰って来る。今年は『G1クライマックス』が秋に開催される予定となっているため、まだG1が約1か月に渡る長期シリーズになるまでG1の直前に開催されていた、同シリーズが復活することとなった。目玉はいきなり始まる後楽園4連戦だろう。東京近郊のファンはこの後楽園4連戦のいずれかで、久々となる新日本の生観戦が出来るのではないだろうか。 9月下旬から開催予定の『G1クライマックス30』に向けて、7月、8月のシリーズは重要な役割を果たすだけに、どんな闘いが繰り広げられるのか注目したい。(どら増田)
-
スポーツ 2020年06月29日 22時30分
全日本からDDTにレンタル移籍の秋山準、竹下幸之介との抗争が本格化!
DDTプロレスリングと全日本プロレスは、7月1日付で、全日本の所属選手である秋山準がDDTへレンタル移籍すると、27日に新宿FACEで開催された『DDT TV SHOW!#8』の試合前の会見で発表した。 この日の第5試合に登場した秋山は、大石真翔、岡谷英樹とトリオを結成し、秋山に宣戦布告した「オールアウト」の竹下幸之介、勝俣瞬馬、飯野雄貴と激突。秋山と竹下は、全日本の2016年6月15日、東京・後楽園ホール大会(秋山、青柳優馬VS竹下、遠藤哲哉)以来、丸4年ぶりの対戦となったが、大将同士がともに先発を買って出た。二人は手の取り合いから、激しいエルボー合戦を展開。代わった勝俣も、エルボー連打で秋山に決死の攻めを見せた。5分過ぎ、竹下が秋山にランニング・エルボー、ラリアットを叩き込めば、秋山はジャンピング・ニーパット、エクスプロイダーで反撃。新人の岡谷も、猛烈な勢いで竹下にエルボーを繰り出した。逆襲に転じた竹下は、テキサス・クローバー・ホールドから、逆片エビ固めに移行して、岡谷を絞り上げるも、秋山がカット。10分過ぎ、岡谷を捕らえた飯野がスピア連発で3カウント。 両軍による対抗戦第1ラウンドは、「オールアウト」が「秋山軍(仮)」を制している。試合後、竹下は「ボクは今日あまり言うことはない。秋山コーチとの対戦はリング上がすべてと思ってるので。一つ言うならば、久しぶりに緊張感のあるプロレスをしたな、と思いました。(岡谷は)若干ボクの10代の頃とかぶりますね。岡谷は、あまり言葉とかには出さないんですけど、先週(20日)、秋山さんにマイクを振られた時、『近い将来、DDTをボクが引っ張ります』みたいなことを言ってて、勢いで言ったのかもしれないけど、日頃から半分くらい本気で思ってないと、そういう時ってパッと出ないんですよ。あれを聞いた時に、ここ数年になかった若手というか、いい意味でビッグマウスというか、本気でそう思ってるんだろうな、って感じました。岡谷には今日、対戦して違う何かがあるような気がしました」と振り返った。 秋山は「(竹下は)でかくなったな小僧、って感じです。一発一発の当たりも強いし。ただ、オマエはDDTの何なんだ?それがまだわかってない。それを理解してない。わかった時にはすごい選手になる。ここから飯伏(幸太)クンみたいにメジャーになった選手もいる。竹下、オマエはDDTにいて、メジャーと肩並べるくらいになれ。それくらいの力はある。今のままじゃダメだ。自分で考えろ。オレも全日本からここにいて、『何しに来たんだ?』と。それをしっかり考えてオレもやる。それをしっかり考えてやるから、一時より身体も動いてるし、動くようにもってきた」とコメント。秋山はこの日、旧バージョンのテーマ曲で入場したが、「シャドー・エクスプロージョンって、いちばん気合入ってた時なんです。今のスターネスは、落ち着いてきて変えたけど、シャドー・エクスプロージョンって、カッカカッカ出て行ってた時の曲なんで」とコメント。秋山が他団体の選手ではなくなり、DDTに籍を置くことで、両ユニットの闘いは、より一層激しさを増すのは間違いない。また、竹下の成長とともにDDTをメジャーに匹敵する団体にしたいという秋山の気持ちが見え隠れするこの日の闘いぶりだった。(どら増田)
-
スポーツ 2020年06月29日 20時30分
広島対中日戦、死球の応酬で警告試合に「何当てとんじゃボケコラァ!」 一触即発の険悪ムードにファンもピリピリ
28日に行われた広島対中日の一戦。同戦で勃発した死球禍が、ネット上のプロ野球ファンの間で物議を醸している。 事の発端となったのは、広島先発・森下暢仁が6回裏に与えた死球。この回、森下は1死二塁のピンチを招くと、迎えた中日・大島洋平に投じた初球が大島の背中に直撃。森下がすぐに帽子を取り謝罪の意を示す中、大島は苦悶の表情を浮かべながら一塁へと歩いて行った。 すると、直後の7回表に中日の2番手・三ツ間卓也が、1死で迎えた広島・會澤翼の左ひじに初球をぶつけてしまう。會澤は一瞬三ツ間をにらみつけたが、三ツ間がすぐに帽子を取り謝罪したため向き直り一塁へ。しかし、死球を受けた會澤が一塁に歩く間、広島ベンチからは「やってんぞオーイ!」、「何当てとんじゃボケコラァ!」といったヤジが飛ばされた。 相次ぐ死球を受け審判団は報復合戦につながる恐れがあるとして、會澤への死球直後に両リーグ通じて今シーズン初となる警告試合を宣告。これ以降死球を当てた投手は問答無用で退場になるという状況になったが、幸いにもその後死球は出ず試合は「10-3」で広島の勝利に終わった。 死球の応酬が展開された今回の試合を受け、ネット上には「わざとじゃないとは思うけど、大島の背中にモロに当てたのはイラっとした」、「會澤は防具に当たったからまだよかったけど、脇腹に当たって骨折とかしてたらどうするつもりなんだ」、「お互いに死球当てて警告試合っていうのはちょっとダメだな、勝っても負けても後味悪い」、「今日も含めて今年は死球が多い、大怪我や乱闘に繋がらなければいいが…」といった反応が多数寄せられている。 同時に、「ヤジで重圧かけたいのは分かるけど品が無さすぎる、ヤジって言うより恫喝に聞こえる」、「広島側が先に当てたくせによくあんなヤジ飛ばせたな」、「あれぐらいのヤジはどのチームでもあるだろ、黙ったままだと『当ててもいい』って思われる危険もあるし」といった、広島ベンチのヤジに対するコメントも複数見受けられた。 今年は6月2日~16日にかけ行われた練習試合で、全68試合で計44個もの死球が続出。19日の開幕後も28日までの全54試合で計38個の死球が記録されており、巨人・小林誠司が21日・対阪神戦で死球を受け左尺骨を骨折するなど重傷者も出ている。今回の試合のように死球を巡り選手・ファンがピリつく状況は、今後も少なからず起こってしまうのかもしれない。文 / 柴田雅人
-
-
スポーツ 2020年06月29日 19時50分
無期限二軍の阪神・藤浪に、“即復帰”を提案で賛否 首脳陣に元楽天監督・田尾氏が「投げさせたら」ファンからは反発も
元楽天監督で野球解説者の田尾安志氏が28日、自身の公式ユーチューブチャンネルに動画を投稿。阪神・藤浪晋太郎について言及した。 >>阪神・藤浪「これ無駄じゃないですか」コーチに反抗的な態度も?恩師が入団当初のエピソードを告白、復活へ向けた助言も<< 今回の動画で田尾氏は同日の対DeNA戦について解説した後、自身が思う中継ぎで起用すべき阪神の投手を2名紹介。その中の1人に、先発が本職の藤浪の名を挙げた。 2013年にプロ入りした藤浪は2015年までに計35勝を挙げる活躍を見せたが、翌2016年から2019年までは計15勝と低迷。今年は、3月末に新型コロナウイルスに感染、5月28日には一軍練習に寝坊で遅刻。翌29日から無期限の二軍降格処分となるなど苦境が続いている。 その藤浪の中継ぎ起用を推す理由について、田尾氏は「去年から(藤浪を)見てきて、最初のイニングで点を取られたのは見たことがない」と説明。登板直後のイニングを無失点で抑えられる投球は、1イニングのみの投球が基本的な起用法である中継ぎに最適なのではないかと推測した。 藤浪は2013年の1試合を除いては一軍で中継ぎ登板した経験はないが、田尾氏は「寝坊して無期限(二軍)だなんだと言われてたけど、もうそんなことは言っちゃいけない(時期)」、「藤浪をあのままずっと二軍で燻(くすぶ)らせていいのか。彼の持ってる能力はこんなものじゃないと思う」とコメント。28日の試合を終え「2勝7敗・勝率.222」の最下位に沈むチームを好転させるため、これまでの球歴や失態を一度白紙に戻してでも藤浪を一軍に上げるべきと主張した。 矢野燿大監督をはじめとした阪神首脳陣に、「中継ぎで1イニングでも、ビシッと投げさせたらどうでしょう」と提案した田尾氏。「そうやって考えていくと、試合の作り方っていうのは色々出てくると思います」と、藤浪の存在が継投策に好影響をもたらしてくれると語っていた。 今回の動画を受け、ネット上には「いつまでも二軍に塩漬けじゃもったいないし、そろそろ一軍に戻してもいい時期だとは思う」、「一部の中継ぎ以外は皆打たれてるし、ダメ元で藤浪を使うのはアリかもしれない」、「たった1か月で処分を解くのは甘すぎる、対戦が一巡するまではこのまま二軍でいい」、「藤浪は周囲に認められるまで二軍でいいと思うけど、チームの中継ぎにも余裕ない状況だしなあ」、「まずは中継ぎで試してみて、良さそうなら先発に回すっていうやり方もいいんじゃないか」といった反応が多数寄せられている。 「開幕から9戦目となった28日終了時点で、阪神は計10人の投手を中継ぎとして起用しています。しかし、10人のうち相手を抑えていると言えるのは、どちらも防御率『0.00』のスアレス、エドワーズの両名に、『2.25』の能見篤史を合わせた3名のみ。その他の7名は良くて防御率『4.50』と今ひとつ振るっていません。中継ぎの課題は明白なだけに、藤浪を起爆剤として投入するのも面白いのではと考えるファンも一定数いるようです」(野球ライター) 二軍での藤浪は26日・対ソフトバンク戦に先発登板し3回無失点と好投し、次回登板の7月3日・対中日戦では先発として5~6イニングを投げる予定と伝えられている。ここまでは先発としての調整が続いているが、次戦以降の結果、並びに一軍の状況次第では、中継ぎとして一軍復帰を果たす可能性もあるのかもしれない。文 / 柴田雅人記事内の引用について田尾安志氏の公式ユーチューブチャンネルよりhttps://www.youtube.com/channel/UCujKx9MOD0zja02WXkDAwwA
-
スポーツ 2020年06月29日 18時00分
横浜DeNA セ球団が警戒する8K解析「サイン盗み」
開幕3連勝を決めた巨人が警戒するのが、今季、期待値が高い横浜DeNA。球団戦略として次世代通信規格「5G」と高画質「8K放送」を取り入れ、スマホゲームで培ったIT野球の解析力が桁違いにバージョンアップ。他球団からはやっかみ半分、「禁じ手、サイン盗み」の声も出た。 新型コロナウイルスの感染防止のため、約3カ月遅れの無観客で開幕したプロ野球は、各球団ともインターネットを使った視聴に力を入れている。巨人も開幕戦から7月12日まで、スマホアプリを通じて東京ドームの複数の観客席からの視点で観戦できるライブ配信「バーチャルビューチケット」を実施している。 その巨人のバーチャル中継よりも先を行くのが、横浜DeNA。昨年8月にモバイル通信会社・KDDI(au)と締結した「スマートスタジアム」計画を実行に移し、バーチャル(仮想)空間上に360度視点やAR(拡張現実)を取り入れたもう一つの「横浜スタジアム」を構築。入場がOKになった後の球場内の観客サービスに提供しようと準備している。「これにより、外野席からは捕手が、ネット裏席からは投手が、内野席からはベンチの動きが丸裸。あくまでファンサービスではあるが、8Kテレビなどを使ってこれを活用すれば、『相手チームの様々な動きは丸分かり』と警戒する関係者もいる。バックスクリーンの隙間から、望遠鏡で捕手のサインを盗むといった前時代的なスパイ行為とは次元が違う」(スポーツ紙デスク) もともと、8Kも第五世代移動通信システムの5Gも、2020年の東京オリンピックに合わせて国を挙げて推進してきたIT戦略だ。五輪は来年に延期になったが、スマホの導入は予定通り。この通信速度と緻密な映像を使えば、リアルタイムで精密な解析が可能になり、野球の戦術は根幹から変わるのだ。 スマホのモバイルネットワークは1Gから始まり、現在は4Gが主流。5Gの通信速度は4Gの最大100倍。2時間の映画がたった3秒でダウンロードでき、送受信が容易になる。 8K放送は、現在地上波やBS・CSで使用されている2K(フルハイビジョン)より16倍緻密な画質。5Gと組み合わせれば、“破壊力”は計り知れない。「KDDIは焼失前の首里城(沖縄)を8K360度VR映像で再現させ、高い評価を得ている。これにゲーム開発で培ったDeNAの技術力を注入すれば、実際にベンチや観客席にいる以上に横浜スタジアムが楽しめる。プロテニスでは球速200キロ以上のサーブやショットのイン・アウトの判定に使われており、この高解析度技術を使えば投手のボールの握りや回転、微妙な変化ばかりでなく、ベンチや捕手のサインも捉えることができる。公開するかはともかく、これに相手球団や選手が疑心暗鬼になるのは間違いない」(同) 疑念を増長させているのが、昨秋からこの春にかけてMLB(メジャーリーグ)を揺るがせている「サイン盗み」スキャンダルだ。これはアストロズが2017年に球団初のワールドシリーズを制覇した際、当時、所属していたM・ファイアーズ投手(現アスレチックス)が、この年と’18年の一時期、チームぐるみでサイン盗みをやっていたと告発。外野席に設置したカメラで相手捕手のサインを盗み、音で球種を伝えていたと証言したことに端を発する。 調査に乗り出したMLBは「クロ」と判定。アストロズのJ・ルーノーGMとA・J・ヒンチ監督、当時のベンチコーチで’18年にレッドソックス監督に就任していきなりワールドシリーズを制したA・コーラ監督は解任。チームは2年間のドラフト1・2巡目の指名権を剥奪された。「いま日本球界で最もIT戦略を推進しているのが横浜DeNA。従来のスコアラー陣に親会社のゲームアナリストが加わり、あらゆるデータを解析しています。これまでは球場のバックヤードで行っていた作業を、今は本社の精鋭部隊が遠隔で行い、現場にフィードバックできます。これも、れっきとした戦術。スコアラーがネット裏に陣取って偵察するチームは太刀打ち出来ませんよ」(球界事情通) 今季の開幕4番を務めたのは、’16年にドラフト9位で入団した4年目の佐野恵太内野手。投手陣も今年のドラフト3位ルーキー伊勢大夢をはじめ、’16年に今永昇太、’17年に濱口遥大、’18年に東克樹、’19年に上茶谷大河と、5年連続でルーキーが開幕ローテーション入りした。’15年の山𥔎康晃は抑えとして1年目から活躍し、今季も絶対的な守護神に君臨している。 これが何を意味するのか。データを活用した育成には定評があり、そこに5Gと8Kが加われば、さらに精度を増すということだ。メジャーへ転身した昨季までの主砲・筒香嘉智の穴はこれだけで十分に埋められる。「もともとIT技術は、軍事的に研究開発して発展してきた歴史があり、それを進化させたのがビデオゲーム業界です。そのモバイルゲーム開発の最先端を行くDeNAとKDDIがそれぞれの強みを活かしてタッグを組むのですから、ライバル陣営が警戒するのは当然です」(同) 阪神も巨人に先んじてNTTドコモと阪神甲子園球場におけるデジタル分野での提携に舵を切り、横浜DeNA方式を模索する。 今年のプロ野球は、ソフトバンク、楽天を含めた携帯4社の“IT代理戦争”になりそうだ。
-
-
スポーツ 2020年06月29日 17時30分
DeNA・ラミレス監督「球場のアドバンテージはあった」 得意のハマスタ開幕は6勝3敗で好スタート!
6月19日に開幕し、本拠地・横浜スタジアムで9戦を戦ったベイスターズ。最初のカープ戦こそ1勝2敗で負け越したが、続くドラゴンズを3タテ、苦手タイガースにも2勝1敗で勝ち越し。6勝3敗の貯金3と好スタートを切る事に成功した。 9戦を振り返ったラミレス監督は、カープ戦の3戦目、宮崎敏郎のサヨナラヒットで今季初勝利を挙げたゲームをターニングポイントに挙げた。「開幕から連敗し、次の日もあっさり負けてもおかしくない展開だったが、(サヨナラで)勝てたことでモチベーションが上がり、“イケるんだ!”という気持ちになれた」と、その後の戦いにいい影響を与えたと語った。 無観客での開幕3連戦はカープ、ドラゴンズ、ファイターズ、マリーンズ、イーグルスがビジターながら2勝1敗で勝ち越し、ホームではジャイアンツだけが勝ち越すプロ野球初のケースとなった。無観客でホームの有利さが失われるかとも言われていたが、ラミレス監督は「ファンの方々がいらっしゃらなくていつもと違う状況ではあるが、球場は同じ球場。ホームだとフィーリングも違うし、自信を持ってやれるのはある。もちろんファンがいらっしゃって、声援を頂けるというのはそれ以上ないベストな事だが、球場自体のアドバンテージはある」と無観客でありながらも地の利を強調。昨年は15もの貯金を作った横浜スタジアムで、今年もいい戦いを見せてくれそうな自信を垣間見た。 再び横浜スタジアムに戻ってくるのは7月17日。火曜日からは長いロードでの戦いが待っている。指揮官は「ロードではプレーの仕方が少し違う」とし、臨機応変な「Day bay day Baseball」で戦い抜くと宣言した。 まずは火曜日から敵地東京ドームで、昨年の覇者でもあり現在首位に立つジャイアンツと対峙するベイスターズ。ホームでつけた勢いそのままに王者を倒し、念願のリーグ制覇目指してスタートダッシュを決め込んでいく構えだ。写真・取材・文 /萩原孝弘
-
スポーツ 2020年06月29日 17時00分
ソフトB・工藤監督に「もう辞任しろ」ファン激怒 3連敗を招いた継投ミス、本人も「僕自身も見直して」と反省?
26日から28日にかけて行われたソフトバンク対西武の6連戦後半戦。この3試合でソフトバンク・工藤公康監督が繰り出した継投策が、ネット上のプロ野球ファンの間で物議を醸している。 >>ソフトB・工藤監督、甲斐の“ファインプレー”で命拾い?規則違反寸前で「あっ!」、ベンチでのドタバタ劇に反響<< 23日から25日にかけての6連戦前半戦で、2勝1敗と勝ち越したソフトバンク。後半戦最初の試合である26日も8回表まで「4-3」とリードしていたが、その裏に起用した中継ぎ・岩嵜翔が西武・木村文紀に逆転満塁ホームランを浴びてしまう。この一発で「4-7」と一気に試合をひっくり返されたチームはそのまま敗北した。 翌27日も7回表までは「7-5」とリードしていたソフトバンクだが、7回裏に工藤監督は前日の敗戦投手である岩嵜を起用。だが、岩嵜は西武・山川穂高に逆転3ランを被弾。2試合連続の継投失敗でチームは「7-8」で敗れ2連敗となった。 2連敗して迎えた28日の試合は、9回表まで「3-3」と同点の展開。迎えた9回裏、工藤監督はプロ2年目の若手・泉圭輔をマウンドへ。しかし、泉は2四球、フィルダースチョイスで無死満塁のピンチを招くと、最後は西武・森友哉にタイムリーを打たれサヨナラ負け。またしても終盤の継投策が裏目に出て、6連戦後半の3試合は3連敗という結果になった。 この3試合をいずれも継投失敗で落とした工藤監督に対し、ネット上からは「工藤の継投のせいで勝てる試合全部落とした」、「1戦目打たれた岩嵜を2戦目も勝負所で使ったのは謎采配すぎる」、「何で守護神の森(唯斗)より先に泉を使ったのか教えて欲しい」、「この調子だと今後の試合もダメそうだな、これ以上借金がかさむ前に潔く辞任しろ」といった批判が噴出している。 一方「この段階での批判は気が早すぎる、まだ開幕から9試合が終わったばかりだぞ」、「他チームと対戦が一巡するまで見てみないと判断しようがない」、「3年連続日本一の監督に、たった数試合の結果で辞めろって言うのはさすがに」といった、批判に対する苦言も複数見受けられた。 「ソフトバンクは3連敗によりチーム成績が『3勝6敗』の借金3となりましたが、この借金数は2016年4月8日(3勝6敗2分)以来、工藤政権ではワーストタイとなる数字。8連勝中の首位・ロッテとは早くも5ゲーム差となったことも相まって、工藤監督への批判が強まっているようです。ただ、過去の優勝チームの史上最多借金記録である借金8にはまだほど遠く、ゲーム差でも最大14.5ゲーム差から優勝した例もあります。シーズンはまだ始まったばかりですし、そこまで騒ぎ立てるような段階ではないとも思いますが…」(野球ライター) 3連敗を喫した28日の試合後の報道では、工藤監督が「6連戦の中であり得ることを僕自身も見直してしっかり戦っていきたい」と語ったことが伝えられている。前回借金3を負った2016年シーズンは次の試合から8連勝をマークし一気に首位に浮上したソフトバンク。30日から始まる対日本ハム6連戦で、工藤監督は4年前のV字回復を再現することはできるだろうか。文 / 柴田雅人
-
スポーツ 2020年06月29日 15時40分
ロッテ佐々木朗希、岩手県大会開催に「野球を楽しんでもらいたい」と球児にエール!
夏の全国高校野球大会が中止になったことに伴い、令和2年夏季岩手県高等学校野球大会の地区予選が7月1日から、県大会が7月11日から開催されることが発表された。 今回の決定に関して、岩手県立大船渡高校出身で、千葉ロッテマリーンズの佐々木朗希投手が出場する選手たちへの気持ちを語った。佐々木は「今回の事態で色々なことを経験し、感じた事と思います。高校最後の成果を見せる場所が用意されずに引退することになる同級生もいるかと思います。その中で、野球はこのように大会が開催されることになったということで、感謝の気持ちなど、それぞれが色々な事を感じて欲しいと思います」と今回のような代替大会が開催されたことへの思いを述べた。 さらに、「高校3年生にとっては最後の大会となりますので、思う存分、野球を楽しんでもらいたいと思います。最後に甲子園という目標はなくなりましたが、この先には素晴らしい未来が皆様には待っていると思いますので、素晴らしい未来に向けて、この3年間で行ってきた積み重ねを忘れずに、これからも頑張り続けてください」と、これが最後の大会となる3年生の選手たちに熱いエールを送っている。 佐々木は現在、ファームで一軍デビューを目指して、慎重な準備を重ねており、その日が待たれるところだ。(どら増田)
-
スポーツ 2020年06月29日 12時00分
張本氏とのトラブル続く?『サンモニ』、MLBの話題もダルビッシュの発言スルーで物議に
28日の放送の『サンデーモーニング』(TBS系)で、メジャーリーグを取り上げた際、ダルビッシュ有投手を「完全スルー」したことに、違和感を覚える視聴者が続出した。 番組では、アメリカ・メジャーリーグが7月23日か24日に無観客試合で開幕することになったことを紹介。60試合制、従来のアメリカン・リーグ、ナショナル・リーグの区分けではなく、地区ごとに試合をすることなどが紹介される。 >>ダルビッシュ「もう3ヶ月過ぎた」 先の見えないMLB開幕にうんざり? 諦めムードにマー君も「それっ!」と同調<< さらに、タイブレーク制の導入や、紙タバコ・ひまわりの種の禁止などを唐橋ユミが紹介。そして、最後に日本人選手9人の写真が貼り付けられたフリップを出し、「二刀流復活が期待される大谷選手ですとか、メジャー1年目の筒香選手、山口選手、秋山選手もいますね。メジャーの日本選手たちは、どんなアッパレを見せてくれるんでしょうか?」と結んだ。 この放送に、視聴者は「やっぱりダルビッシュは名前を呼ばれない」「この番組はダルビッシュのワードは禁句だもんね」などと、取り上げないことに違和感の声を上げる。 ダルビッシュと張本氏は昨年、大船渡・佐々木朗希(現千葉ロッテ)が岩手県大会の決勝で監督の判断によって「温存」されたことを巡り、意見の違いが明らかになり、同投手が「シェンロンが一つ願いこと叶えてあげるって言ってきたら迷いなくこのコーナーを消してくださいと言う」とツイート。その後、雑誌で張本氏が反論し、バトルとなっていた。 それでもダルビッシュは自身のプレーするゲームで張本氏を使うなど、一定のリスペクトを見せているが、『サンデーモーニング』は騒動後ダルビッシュの名前を出さず、映像で紹介することもしなくなった。この措置については「大人気ない」「張本氏の意向を汲んでいるとしか思えない」「放送機関としての中立性を欠いているのでは?」と批判や疑問の声が相次いでいる状況だ。 前田健太や平野佳寿なども名前を呼ばれなかったため、「たまたまではないか」という声もある今回の「ダルビッシュスルー」。今後も続くのか注目したい。
-
-
スポーツ 2020年06月29日 11時30分
阪神、今シーズンは歴史的大敗? 開幕9戦で借金5、立て直しに向け“ファイヤーセール”に踏み切るか
3連敗して、1勝。このサイクルが続くようなら、矢野阪神は「ファイヤーセール」に踏み切るかもしれない。 開幕カードの巨人戦に3連敗し、次節の東京ヤクルト戦で初戦を取りつつも連敗。第3節のDeNA戦も負け越してしまったが、9試合を終えた6月28日時点で、3連敗をすでに2度も経験している。28日も負けたから、30日からの中日戦で初戦、2戦目を落とすと、3度目の3連敗となる。「大丈夫か? 歴史的大敗も…」と懸念する声も各方面から聞こえてきた。 「打線が日替わり。選手も戸惑っていると思います。矢野燿大監督はレギュラーを固定しないことで選手を発奮させる意向ですが、スタメンに抜擢した選手が活躍していません」(在阪記者) ライバルの原巨人も打線を動かしているが、スタメン起用した中堅、若手がバットで結果を出している。敗北ムードの発端は大砲・ボーアの不振だが、矢野阪神には早急なチームの建て直しが求められる。 「いっそ、若手に切り換えてチームをゼロから作り直した方が良いのかもしれない」(球界関係者) メジャーリーグではペナントレースの優勝争いから脱落したチームが主力、ベテラン選手をシーズン途中に放出し、その見返りとして、有望な若手を交換要員に求めて次年度以降に備える。また、補強費が潤沢にないチームは若手を育てて「売る」。素質のある若手を試合で使い、彼らが成長していくのに従ってチームも強くなっていく。そして、年俸が高額となった頃、放出して、また別の若手の育成に切り換えるのだ。 その育てた主力選手をほぼ同時期に放出することで知られているのが、マイアミ・マーリンズ。その大胆な主力選手の放出は「ファイヤーセール」とも呼ばれている。 “阪神版・ファイヤーセール”を推す声も出始めた。確かにベテランの多いチームだが、「彼らを放出しろ」という意味ではない。ファームで、新人、若手が奮闘しているのだ。 「ドラフト2位の井上広大(履正社)の評判が良いんです」(前出・同) 一軍がクローザー・藤川球児の救援失敗でサヨナラ負けを喫した25日の二軍戦だった。新人ながら4番を任された井上は第2打席で結果を出した。フルスイングした打球はセンターへ。中堅手はほぼ真後ろに走ったが、打球はその頭上を超えて行った。 高校時代から飛距離と打球の速さには一目を置かれていた。新人自主トレ、キャンプでも「将来の大砲候補」として紹介されていたが、高校卒の野手ということで「二軍でじっくり」という育成が決まった。しかし、井上はプロ投手のスピード、木製バットにも適応してみせた。この井上に“一軍投手のスピード”を経験させてやっても良いのではないか、と――。 「同3位の及川雅貴(横浜)、3年目の熊谷敬宥(立教大)も二軍戦で1番を任されています。走塁技術が高く、出塁するだけで対戦投手に脅威を与えています。タイプとして近本とかぶりますが」(前出・在阪記者) 若手が結果を出すとチームが活気づくのは、下位チームも同じだ。ボーアがもたついているようなら、井上や熊谷を使った方がチームの相乗効果も見込める。120試合制は短期決戦でもある。「3敗して1勝」のままでは取り返しがつかないことになる。矢野監督は“ファイヤーセール”に踏み切るべきだ。(スポーツライター・飯山満)
-
スポーツ
阪神vsオリックス FA糸井嘉男を巡るナニワ抗争勃発!
2016年11月30日 16時00分
-
スポーツ
検証1「トラの糸井はセ・リーグ盗塁王になれるのか?」
2016年11月30日 11時00分
-
スポーツ
「トラの糸井は若手の手本になれる」は本当か?
2016年11月29日 17時00分
-
スポーツ
プロ野球・納会の席で囁かれる『来春衝突』説
2016年11月29日 12時00分
-
スポーツ
プロレス解体新書 ROUND28 〈壮絶な遺恨抗争の序章〉 橋本vs小川“初対決への裏事情”
2016年11月28日 16時00分
-
スポーツ
福原愛夫婦が収入格差を解消する“共同銀行口座”作成
2016年11月27日 16時00分
-
スポーツ
仏ってる! IWGPタッグ戦線復帰へテンコジが価値ある公式戦3連勝!
2016年11月27日 12時00分
-
スポーツ
密着! プロ野球トライアウト 戦力外通告を受けた男たち(2)
2016年11月25日 16時00分
-
スポーツ
密着! プロ野球トライアウト 戦力外通告を受けた男たち(1)
2016年11月24日 16時00分
-
スポーツ
大関豪栄道 上位陣対決がカギ! 18年ぶりの和製横綱誕生へ棘の道
2016年11月22日 16時00分
-
スポーツ
プロレス解体新書 ROUND27 〈限界説を払拭した死闘〉 馬場vsハンセンPWF世界戦
2016年11月21日 16時00分
-
スポーツ
友成那智 メジャーリーグ侍「007」 メジャーリーガーの見本市WBCは「大谷・菅野」に注目!
2016年11月20日 16時00分
-
スポーツ
新日本プロレスがアミューズとのタッグでシンガポール大会を成功! メディア露出強化で木谷オーナーの公約が大前進!
2016年11月20日 12時00分
-
スポーツ
早実・清宮幸太郎獲りで早大VSプロ12球団ドラフト攻防戦
2016年11月19日 16時00分
-
スポーツ
巨人・太田泰示トレード裏に日本ハムの「ポスト栗山」体制
2016年11月18日 16時00分
-
スポーツ
吉田沙保里 “副学長就任”は五輪回避の大義名分か
2016年11月17日 16時00分
-
スポーツ
2016年「12球団合同トライアウト」 再起を目指す男たち(鶴直人編)
2016年11月16日 17時00分
-
スポーツ
2016年「12球団合同トライアウト」 再起を目指す男たち(久保裕也編)
2016年11月16日 12時15分
-
スポーツ
博多陥没事故も支障なし 大相撲九州場所「給料100万円から無給に…」幕下転落した豊ノ島の試練
2016年11月15日 16時00分
特集
-
【独自】元ザブングル松尾陽介、沖縄で芸人のセカンドキャリアサポート 芸人引退に「心境の変化」
芸能ニュース
2025年04月28日 19時03分
-
【独自】YouTuberゆたぼん、短期間留学で“自分に勝つ” 昨年のホリエモン、DAIGOとのレスバの思い
芸能ニュース
2025年04月18日 20時55分
-
-
【独自】MEGA BIG2億円当選者・造船太郎、“楽して”儲けたい 興味はNHK党への出資が0円になるか3億円になるか
社会
2025年04月21日 18時25分
-
カラテカ入江慎也、闇営業で得た教訓は「人と人をつなぐ怖さ」 反社の見極め方は「金の使い方」
芸能ネタ
2025年06月01日 12時00分