スポーツ
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スポーツ 2020年07月10日 15時00分
本誌独占!阪神次期監督に落合博満氏が浮上
最下位に低迷する阪神・矢野燿大監督(51)に「休養説」が浮上した。そして、親会社である阪急阪神HDが水面下で進めるのが、あの“オレ流”落合博満元中日監督(66)の担ぎ出し。今季の“ビリ虎”はドラゴンズ化に起因しているが、これを逆手に取り「総大将」投入で巻き返しを図るという︱︱。 今季のセ・リーグは、阪神の一人負け状態が続いている。特に、開幕から12試合を終えた時点で10敗を喫し、最下位の阪神だけが借金を一手に引き受けている状態だった…。「12球団最強」と言われた投手陣を抱え、優勝候補の一角に挙げた野球評論家も多かっただけに、阪神ファンの苛立ちは募るばかり。「起爆剤も現状ない。やる気のないやつは使わない!」 ブチ切れ状態の矢野監督に、スポーツ紙では早くも「後任監督探し」に着手、生え抜きの赤星憲広氏や、今季43歳を迎えたチームリーダー福留孝介選手の名前が囁かれ始めた。「その背景には、これまで矢野阪神を支えてきた藤原崇起球団オーナーのグループ内の影響力が薄まったことがあります。6月の株主総会で、阪神阪急ホールディングス(HD)の代表取締役からの退任が決まり、猛虎再建は阪急電鉄主導で進められることになりました」(関西の財界誌幹部) 阪急電鉄グループと阪神電鉄グループが合併したのは2006年。その際、以前にブレーブス(現オリックス)を所有していた阪急側は虎ファンに配慮し、「向こう10年間はタイガースの経営に口を出さない」と約束。この10年を経過してもなお、約束は遵守されてきた。「阪神電鉄がその後も主導権を握れたのは、同HDの代表取締役がたまたま旧阪神電鉄出身の藤原氏だったからです。しかし、新型コロナウイルスの影響で巨額の球団赤字が避けられずに攻守交代。宝塚歌劇団や東宝映画などのエンターテインメント事業の経営に長けた阪急側が球団経営に乗り出す構図です。当面、球団オーナーは藤原氏が継続するでしょうが、球団は構造的にガラリと一変します。旧阪急勢力が球界の表舞台に復帰するわけですから」(同) 万が一、矢野監督が休養した場合、清水雅治ヘッドコーチあたりが代理監督を務めるのが現実的だ。しかし、その場合でも、オフの次期監督選定では、有力OBの岡田彰布氏や掛布雅之氏、赤星氏らが俎上に上ると言われている。 しかし、本誌が入手した情報によれば、阪急側経営陣の意向は今後も矢野阪神。その鍵を握るのは、旧阪急ブレーブスの大エースだった山田久志氏(71)だというから面白い。「阪急サイドの経営陣が頼りにするのは、派閥が跋扈するタイガースOB会ではなく、ニュートラルな立場に身を置き、野球解説者として客観的にチーム事情を把握している阪急OBの山田氏。今季は120試合に試合数が短縮され、セ・リーグはクライマックス・シリーズもない。大きく出遅れてしまった以上、逆転優勝は難しく、火中の栗を拾う人物はいない。その中で、山田氏はアンテナを張り巡らせ、有事の監督に落合博満氏を推挙しているという。2人は同じ秋田県出身で親交があり、中日で監督を務めたときの後任も実は落合氏。どういう形で参画するかは微妙だが、落合氏の阪神入りは十分にある」(スポーツ紙デスク) 今季のタイガースの特長といえば、「阪神ドラゴンズ」と揶揄されるほど、中日出身者の指導者が多いことだ。矢野監督をはじめ、清水ヘッド、井上一樹打撃コーチ、筒井壮コーチの他に、オフに臨時投手コーチを務めた山本昌氏もそうだ。阪神OB会の面々はこれを苦々しく思っており、外様一掃を願っているというが、阪急側首脳の考えは違う。「また一から種をまいたら、収穫に数年かかり、これまでの投資が無駄になる」 その点、落合氏ならば、現有戦力を有効活用でき、費用対効果が大きいと…。「評価を高めているのが、トレードなどの補強は一切行わず、かつて『今の戦力を10%ずつ底上げすれば勝てる』と言い切った落合氏の監督哲学。新外国人の入れ替えやFA補強も『若手育成の障害、億単位の浪費』と突っぱね、’04年は見事に優勝した」(同) 矢野監督は、今季が3年契約の2年目。阪神は前任の金本知憲監督を複数年契約の途中で解任し、阪神ファンの不評を買ったことも記憶に新しい。「そこで、矢野監督が途中休養した場合でも、落合氏の“代理監督”を挟んでしかるべき時期に復帰させる方針」(同) 親会社の視点で助言する球団アドバイザー(ハンシン・レジェンド・テラー)の掛布氏も、この山田氏の「サブマリン再建案」を支持しているという。「次期監督に岡田氏や赤星氏が就けば、長期政権は確実で、掛布氏の監督の目はほぼ絶たれてしまう。そこで、矢野監督に恩を売る形で落合氏をワンポイントで招き、来季も矢野阪神を支持する。その上で来オフに監督禅譲というシナリオ。落語の演目にある三方一両損のタイガース版だ」(同) 問題は、落合氏がこの申し出を受けるかどうかだ。落合氏は「優勝させてくれればそれでいい、というのであれば、(オファーを)受ける可能性はある」と周囲に話しているという。 代理監督だろうが、背広を着た総監督だろうが、役職にこだわらないのが「オレ流」。矢野、掛布、落合3氏の思惑はここに合致する。 どん底の阪神だが、7月7日からは本拠地甲子園に戻り、背水の陣の17試合。ここで借金を大きく減らさないと、親会社は究極の「超ドラゴンズ化」に活路を求めることになる。
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スポーツ 2020年07月10日 14時10分
元ロッテ・ジャクソン、広島県警による逮捕で憶測呼ぶ 「保釈金集めようとしてた?」不自然なクラファンにも疑問の声
広島(2016-2018)、ブルワーズ(2019)を経て今シーズンからロッテに入団するも、7月9日に突如自主退団し波紋を広げていた助っ人投手・ジャクソン。同月10日、そのジャクソンが大麻を所持していたとして、大麻取締法違反の疑いで広島県警に逮捕されたことを複数メディアが伝えた。 報道によると、ジャクソンが薬物を使用していると情報提供を受けた県警が同月7日に千葉市内の自宅を捜索したところ、液体状の大麻が入った容器数本を発見。その後同月10日未明に、広島市内でジャクソンを逮捕したという。 >>チーム主砲がまさかの離脱、その後永久追放に!球界を揺るがしたシーズン中の逮捕劇、近鉄はその後“怪我の功名”も?<< 今回の一件を受け、ネット上には驚きの声と共に「いきなり退団したのはこれが理由だったのか」、「球団が退団理由を明かさなかったのもうなずける」といった反応が寄せられている。突然の退団の謎が解けたファンは少なくないようだ。しかし、今回の逮捕劇には他にも不可解な点が残っており、多くのファンの憶測を呼んでいる。 最も注目が集まっているのは、ジャクソンの自宅を捜索し逮捕したのが広島県警という点。自宅の位置を考えると千葉県警ではなく広島県警が関わっているのは不自然のようにも思われるが、この点について「広島時代から大麻に手を染めていたのでは?」、「広島時代に関わってた売人が逮捕されて、そこから足がついた説もあるんじゃないか」と見る向きは多い。 また、逮捕直前にジャクソンが起こした行動にも疑問が生じている。ジャクソンは7月9日午後11時45分に、自身のツイッターにクラウドファンディングサイトのリンクを投稿。リンク先では「スマイリーJ(ジャクソンの愛称)を助けよう!」と題し、「弁護士費用がかさみ、チームから退団したことで大きな打撃を受けています」として目標金額2万5000ドル(約270万円)の支援を呼びかけていたが、その後10日明け方ごろまでに閉鎖されている。 ジャクソンは昨年12月に自身のインスタグラムに「私の努力のほとんどは息子を取り戻すために戦うこと。私の婚約者が息子を連れて行き、息子とは一度しか会えていない。日本の親権法はゴミだ」と、親権問題を抱えている旨を投稿している。そのため、逮捕前は親権問題解決に向けた裁判・弁護士費用の調達が目的とみられていたが、逮捕後は「もしかして保釈金集めようとしてたのか?」、「保釈金に困るくらい薬に金をつぎ込んでた可能性もあるな」といった見方が浮上している。なお、ジャクソンのツイッター、インスタグラムはともに10日午後3時現在、閲覧できない状態になっている。 様々な憶測が飛び交っている今回の一件だが、報道の中ではジャクソンが取り調べに対し「何も話したくない」と話していることが伝えられている。球界に衝撃をもたらした逮捕劇の真相は果たしてどこにあるのだろうか。文 / 柴田雅人記事内の引用についてジャクソンの公式ツイッターよりhttps://twitter.com/Jaxland58ジャクソンの公式インスタグラムよりhttps://www.instagram.com/jaxland58
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スポーツ 2020年07月10日 11時45分
ソフトB、早期の復調は絶望的? 頼みの“切り札”にアクシデント、工藤監督の苦悩はますます深まるか
福岡ソフトバンクホークスが下位に低迷している。首位楽天との一戦に敗れて、早くも今季10敗目を喫した(7月9日)。各メディアが伝えている通り、開幕18試合目での10敗到達は、工藤公康監督にとって、指揮官に就任して以来「最速」となる。 >>ソフトB・工藤監督に「もう辞任しろ」ファン激怒 3連敗を招いた継投ミス、本人も「僕自身も見直して」と反省?<< 「打線の中核を担うデスパイネとグラシアルが新型コロナウイルスの影響もあって、来日できてません。打線が日替わり状態なのに加え、故障者が続出しています。選手層の厚いチームなので、『影響ナシ』というのが開幕前の大方の予想でした」(プロ野球解説者) 投打ともに“代役選手”を頼みにするようでは、厳しいと言わざるを得ない。10敗目を喫した首位・東北楽天との一戦だが、投手陣は4投手を投入して、計9失点。前日の同カードでも12失点と炎上している。工藤監督は「結果を受け止めないといけない」と、ひと言。冷静な口調でいられたのは、“切り札”が残っているからだろう。 「工藤監督は、故障で出遅れたエース千賀滉大と、再調整となったベテランの内川聖一の状態を気にしています」(球界関係者) 千賀は7日に初勝利を挙げ、内川は目下二軍調整中だ。エースの本格稼働となればもちろんだが、経験豊富なベテランが復帰するだけでチームの雰囲気は好転する。工藤監督が投打のキーマンの状態を気にかけるのは当然だが、こんなことがあった。 阪神対巨人戦、今春のセンバツ大会出場校による「甲子園交流戦」(8月10日~)の組み合わせ抽選会の取材で関西入りしていた7月8日だった。同日、日中に行われていた阪神とソフトバンクの二軍戦で、「内川が一打席も立たないで途中交代した」という一報が飛び込んできた。一塁の守備についていた内川が初回の守備で打球処理を誤り、右手親指に直撃させてしまったという。 「トレーナーに右手を支えてもらいながらベンチに下がっていきました。球団が診断結果を詳しく伝えていないので、それ以上は分かりませんが」(同時点/関係者) 5日の広島二軍との試合では快音を連発させ、格の違いを見せつけていたという。工藤監督も期待していたはずだが、内川の合流は遅れそうだ。 一方の千賀だが、昇格が前倒しになった。6月20日、オリックス二軍との一戦に先発し、こちらもやはり「格の違い」を見せつけていた。 「初回、先頭打者に投じた初球でした。いきなり、157キロを計測しました。オリックスベンチから出た、『すげえ~』の声が内野フィールドまで聞こえて(笑)」(チーム関係者) 千賀は失点もしているが、同関係者によれば、現在、習得中のシンカー系の変化球をテストしていたためだという。 「もう一度、二軍でテスト登板させ、問題がなければ一軍というスケジュールがこの時点で確認されました」(前出・同) 先発の一角であるムーア、一時は代役4番を務めた長谷川も故障し、頼みのバンデンハークも本調子ではない。千賀の一軍昇格について前倒しの話が出たのも致し方ないところだが、「それが故障の再発に」なんて事態になったら、取り返しがつかない。 精神的支柱がいなければ、選手層の厚さもストロングポイントにはならない…。工藤監督はチームスポーツの難しさを痛感しているのではないだろうか。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2020年07月09日 19時30分
王監督が「そんな髪型してる暇あるのか!」と激怒 元ソフトB斉藤氏が“鬼監督時代”を告白、カミナリを落とされた選手は他にも
元ソフトバンクで野球解説者の斉藤和巳氏が、8日放送の『戦え!スポーツ内閣』(MBS)に出演。番組内で語った元ダイエー・ソフトバンク監督の王貞治氏(現ソフトバンク球団会長)とのエピソードが、ネット上のプロ野球ファンの間で話題となっている。 元阪神・井川慶氏、元ソフトバンク・川崎宗則氏と共に、今回の番組にゲスト出演した斉藤氏。斉藤氏と井川氏が共に20勝を達成した2003年シーズンの投球や、唯一投げ合った同年の日本シリーズ第1戦についてトークを展開した。 話題となったのは、ダイエー時代の2001年シーズン開幕戦後にあったという就任7年目の王監督とのやりとり。リーグ2連覇を果たした2000年にプロ初勝利を含む5勝をマークしていた斉藤氏は、3連覇を狙う翌2001年の開幕戦に3番手として起用される。しかし、アウトどころか1球もストライクを取ることができないまま、2四球を出した時点で即降板となってしまった。 すると、斉藤氏は試合後に王監督から監督室に呼び出され、「お前はそんな髪型してる暇あるのか!今すぐ切ってこい!」と激怒されたとのこと。当時の斉藤氏は「金髪の坊主にして剃り込み入れたりとか、髪の毛をいろいろいじってた」というが、王監督はだらしない身だしなみが投球にも表れていると斉藤氏を厳しく叱責したという。 王監督から叱責された後すぐに、美容室で髪を短く切ってもらったという斉藤氏。翌日球場に入ると王監督は「おはよっ!」とフランクに言葉をかけてきたといい、「(引きずらずに)切り替えてもらって助かった」と語っていた。 >>王監督に「死んでお詫びしろ」主力選手も涙ながらに語った、ダイエーファン激怒の“生卵事件”とは<< 斉藤氏が明かした王監督の激怒エピソードを受け、ネット上には「あの王さんがそんなにキレるなんて意外」、「すごく気が優しそうな雰囲気なのに想像つかない」、「それだけ当時の斉藤の姿勢が目に余るものだったってことなのか?」といった驚きの声が多数寄せられている。 一方、「最近の子は知らないだろうけど、昔の王さんは結構厳しい人だったよ」、「監督時代を知ってる身からすると、いつもニコニコしてる今の姿の方が違和感ある」、「当時はずっと弱かったチームがやっと強くなってきた時期だから、王さんも弱い時代に戻らないようにより必死だったな」といったコメントも複数見受けられた。 「現在はソフトバンク球団会長という立場で現場を温かく見守っている王氏ですが、監督時代は主力でも特別扱いをせず、一切の妥協を許さない厳しい態度で知られていました。王氏の指導の下で2004年に三冠王を獲得するなど開花した松中信彦氏は、『何であの真っすぐを打たないんだ!』と口すっぱく言われ続けていたことが過去の報道などで伝えられています。また、王政権下のチームで4番を張った小久保裕紀氏も、ある試合で報道陣に投げやりなコメントをした翌日に王氏から『このコメントを読んでファンは何て思う?お前は分かっているのか!』とカミナリを落とされたことをインタビューなどで明かしています」(野球ライター) 番組内では川崎氏も「星野監督より怖かった」と、2008年北京五輪で共に戦った“闘将”星野仙一さんより厳しい監督だったと評された王監督。今とはかけ離れた姿勢に驚いたファンも少なくなかったようだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2020年07月09日 18時00分
Jリーグ・湘南ベルマーレ消滅!? 最大スポンサー『ライザップ』2年連続大赤字で危機
新型コロナウイルス感染拡大の影響で、開幕直後の2月下旬から公式戦の開催が延期となっているJリーグ。各クラブは入場料やグッズ収入が途絶えた上、運営の要となるスポンサー企業が撤退する事態も予想され、前途に暗雲が漂い始めている。 そんな中、かつて中田英寿や都並敏史がベルマーレ平塚時代に在籍していた湘南ベルマーレが、深刻な経営危機に見舞われているという。「頼みの綱だったRIZAPグループ(以下ライザップ)からスポンサー料が支払われておらず、資金繰りが悪化しているのです」(湘南ベルマーレ関係者) フィットネスジムを展開するライザップは2018年に湘南ベルマーレの経営に乗り出し、当時の筆頭株主だった三栄建築設計と合弁会社を設立。ライザップの瀬戸健社長は「これまで培ったトレーニングのノウハウを活用し、ベルマーレの結果にコミットできる」としてサッカー業界に参入し、3年間で10億円の資本を投じる最大スポンサーとなっていた。 しかし、赤字企業を買収しまくる無茶なM&Aを続けてきたライザップは、買収企業の事業再編が計画通りに進まず、2019年3月期(国際会計基準)に約194億円の巨額赤字を計上。20年3月期連結決算も約60億円の赤字で、2期連続となる大幅赤字を計上している。「これまでは主力のフィットネスジムの現金収入を当てにしていたが、コロナ禍で新規会員どころか既存会員も退会や休会が相次ぎ、現金が入ってこない。このままでは金融機関への返済も厳しく、スポンサー料を払える余裕はないですよ」(元ライザップ社員) Jリーグ関係者は先行きを懸念する。「J2の試合が再開されたとはいえ、8月以降もスタジアムの動員は半数程度にとどめる方針で、チケット収入は前年比50%以下になりそうです」 1998年には主要スポンサーの撤退で、横浜フリューゲルスが消滅した歴史的事件もある。業績にコミットできず経営危機に陥っているライザップが、約3億円とみられるスポンサー料を支払えなければ、悪夢が繰り返されることになりそうだ。
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スポーツ 2020年07月09日 17時30分
DeNA、“出戻り”高城俊人が攻守で存在感! 我慢のリードにタイムリーも
2017年にルーキーだった濱口遥大を引っ張り、2桁勝利と日本シリーズの快投を支えた高城俊人。2年振りに古巣ベイスターズに戻り、開幕4戦目のドラゴンズ戦で再び組んだ”濱ジョー”バッテリーは、8回1/3まで無失点と堂々の内容で久しぶりの勝利を挙げた。キャッチャーの登録の関係で一旦抹消されたが、8日のカープ戦では再び濱口とコンビを組んだ。 この日の濱口は、昨日の雨でスライド登板の影響もあったのか制球が定まらず、高城も唯一使えていたチェンジアップを軸に苦心のリード。自己ワーストの10四死球を与えながらも、5回1/3を2失点となんとか粘った印象。2018年7月1日、トレード前最後にバッテリーを組んだゲーム、奇しくもこの日と同じカープ戦では2回2/3、4者連続押し出しを含む4安打8四死球6失点と比べれば、試合を壊さない程度の結果は出した。 バッティングでも高城は2回、カープ先発ジョンソンのツーシームをセンター前に弾き返し、復帰後初ヒットをマーク。7回のチャンスには「とにかく必死でした!追い込まれていましたが食らい付いていきました」と振り返った一打は、詰まりながらもセンター前に落ち、一時期勝ち越しとなるタイムリーヒットも放つ活躍を見せた。オリックスでは出場機会に恵まれず、1軍では僅か5試合のみで、昨年はファームでも25試合で33打席しか与えられず打率はジャスト1割。試合勘も少しずつ戻ってきたと期待させる内容だった。 ラミレス監督の方針で再度抹消されるとのことだが、今後濱口の登板に合わせて登録される模様。今シーズンは昨年正捕手だった伊藤光に絶対感はなく、むしろ戸柱恭孝のリード面が評価されていると感じさせる。勝負強いバッティングの嶺井博希も控えているが、混沌としたベイスターズのキャッチャー争いに、“強肩強打の凄い奴”高城が割って入るチャンスは十分ありそうだ。 取材・文 ・ 写真/萩原孝弘
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スポーツ 2020年07月09日 15時45分
広島・堂林、満塁弾は鈴木のおかげ?「広島らしい攻撃を呼んだ」横浜・大矢元監督が称賛したプレーにファンも共感
元横浜(現DeNA)監督で野球解説者の大矢明彦氏が、8日放送の『プロ野球ニュース 2020』(フジテレビONE)に生出演。広島・鈴木誠也のプレーを称賛した。 鈴木が所属する広島は同日にDeNAと対戦。8回裏に堂林翔太が満塁ホームランを放ち「6-3」で逆転勝利を収めたが、大矢氏はこの回に出塁していた鈴木の好走塁が満塁弾につながったと解説した。 「2-3」と1点ビハインドだった8回裏、1死から死球で出塁した鈴木は、次打者・松山竜平がライトへポテンヒットを放つ間に一気に三塁まで進塁。大矢氏はこの走塁を「これ(ポテンヒット)は普通一塁ランナーだと『どうかな?』というふうに見て(迷って)一、二塁で終わるケースも多いが、鈴木はしっかりボールを見て三塁まで行ってくれた」と好走塁だったと評価した。 大矢氏は鈴木の好走塁を機に、チームが「広島らしい攻撃に変わっていった」とコメント。この後広島は1死一、三塁から松山の代走・上本崇司が二塁へ盗塁し、打席の會澤翼も四球で出塁。一気に1死満塁の大チャンスを作った。 そして迎えた堂林が3球目をバックスクリーンにたたき込んだことで、広島は一挙4得点でDeNAを逆転。大矢氏は「投手が慌ててくれて、ピンチを広げてくれて堂林の本塁打に(つながった)。余裕がなくて真ん中に投げてしまった」と堂林以前の打者が投手に圧力をかけ続けた結果だとした上で、「あの走塁が広島らしい攻撃を呼んだ」と再度鈴木の好走塁を称賛していた。 >>マエケン、試合前からノーヒットノーランを予感していた?大記録の裏話を告白、試合後にはまさかのサプライズも<< 鈴木の走塁に着目した大矢氏の発言を受け、ネット上には「ファンの注目は堂林に集まってたけど、プロはこういう記録に残らないプレーを見てるんだな」、「確かにあの走塁で二塁を空けることができたのは大きかった気がする、一、三塁のままだとゲッツーもあり得た」、「會澤に対して制球定まってなかったのを見ると、1点差で三塁までいかれたのは相当ストレスだったんだろうな」、「今シーズンの鈴木はかなり走塁意識高いから心強い、今後も積極的に走ってほしい」といった反応が多数寄せられている。 「開幕からここまで『.412・6本・13打点』と打撃面での活躍が目立つ鈴木ですが、相手の隙を見逃さない走塁でもチームに貢献しています。例えば、6月23日の巨人戦では2回表無死から四球で出塁すると、次打者に対する相手投手の暴投を見て一気に三塁まで進塁。1死後に迎えた會澤が遊ゴロを打つ間に同点のホームを踏みました。また、7月5日阪神戦では2回裏無死の場面でセンター前へ打球を放った際、打球処理がもたつく間に二塁まで進塁。こちらもその後本塁まで生還しています」(野球ライター) 7月はここまで「0勝4敗」と未勝利が続いていたが、ようやく1勝目を手にした広島。鈴木の好走塁でついた勢いを生かし、ここから反攻を見せることはできるだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2020年07月09日 11時40分
巨人、雨天中止が致命傷になる可能性 主将・坂本が脇腹を負傷? 超過密スケジュールに耐えられるか
甲子園での伝統の一戦(阪神対巨人)は2日続けての雨天中止となった。それは、「終盤戦の波乱」を伝えていたのかもしれない。 坂本勇人の名前がスターティングメンバーに入っていない…。 「大阪方面の天気予報は『雨』でした。でも、試合をする方向で調整が続けられました。グラウンド整備もされたんですが」(在阪記者) 中止の最終決定が下されたのは、試合開始の10分前。午後5時50分、雨足が急に強くなり、グラウンドに出ていた選手たちがベンチに飛び込んだ。原辰徳監督は“チームリーダー不在”の試合が中止となり、安堵していたのかもしれない。 「脇腹を痛そうにしていたそうです。練習中のその様子を見て、大事を取って休ませることになりました」(スポーツ紙記者) 思い出されるのは、新型コロナウイルス感染による入院と、開幕戦に間に合わせようと急ピッチで調整したこと。坂本は無理をしているのではないだろうか。 >>巨人・原監督「お前もう一生料理するな!」甥っ子・菅野への激怒に賛否、致命的な怪我を負った選手も?<< 坂本のスタメン落ちと重なって、こんな情報も飛び込んできた。 阪神対巨人戦が2日続けて中止となり、その代替試合は9月7日と10月5日に設定されることが濃厚だという。 そうなった場合、巨人は9月1日から13連戦を戦い、1日休んで、9連戦。9月の30日間で27試合を消化しなければならない。試合中止となった時点で、原監督はこのスケジュールの過密化について質問され、「致し方ないでしょう」と淡々と返していたが、第2、第3の坂本が現れないという保証はどこにもない。 「坂本を休ませる試合も出てきそう。坂本の代わりにショートを守れる選手はいますが、彼は精神的支柱でもあり、チームの士気に影響しそう。でも、故障して長期欠場されるよりは…」(球界関係者) 巨人のチーム打率は2割7分3厘で、リーグ3位。ペナントレース開催前に危ぶまれていた投手陣は、チーム防御率3・27。こちらはリーグトップだ。3点台の防御率からも分かるように、セ・リーグは打高投低の傾向にあり、「打線の好調さを維持するか」、「投手陣を再整備してロースコアに持ち込むか」は、監督次第となる。 「先発争いから脱落した今村、高橋優、故障で出遅れた畠らの状態が上がってきたとの報告もあるので、投手力の野球に切り替えるのではないか?」(前出・同) 走者を背負う場面になると、坂本がマウンドに行き、声を掛けている。無観客試合のせいだと思うが、その声掛けがよく聞こえる。大したことは言っていないのだが、その絶妙なタイミングがチームを救ってきた。チームリーダーが内野フィールドにいることが、原巨人の強さなのかもしれない。過密スケジュールとなる9月以降、“坂本抜き”となれば、勝敗に大きく影響してくる。ペナントレースは大波乱となりそうだ。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2020年07月09日 11時00分
BS朝日「金8はプロレス」リベンジへ!7.10オカダ対ヒロムをノーカット放送
7月3日にBS朝日『ワールドプロレスリングリターンズ』で生中継された『ニュージャパンカップ2020』(NJC)準決勝2試合。1試合目のEVIL対SANADAはノーカットでオンエアされたが、2試合目のオカダ・カズチカ対高橋ヒロムは、15分過ぎに中継時間が終了したため、試合を最後まで放送することが出来なかった。 実に34年ぶりとなった金曜夜8時の新日本プロレス生中継は、大きな反響を呼び、番組用に作られたツイッターのハッシュタグ「#金8はプロレス」がトレンド1位を奪取。無観客試合ではあったものの、新日本の底力を見せつける形となった。当日は動画配信サービス「新日本プロレスワールド」も無料開放していたため、生中継終了後、サーバーがダウンするほどアクセスが殺到。ファンの間からは「最後まで見たかった」という声が殺到したのは言うまでもない。 こうした視聴者のリクエストに応える形で、10日の「金8」に放送される同番組では、27分に渡った激闘をノーカットで放送することを決断。高橋ヒロムがゲスト出演し、試合を振り返るという。翌11日にはNJCの決勝戦が大阪・大阪城ホールで開催されるだけに、全国で同時にオンエアするBS朝日としては、ここで「#金8はプロレス」をリベンジすることにより、さらに新日本を盛り上げていく狙いがある。 生中継終了後から試合はエスカレートしただけに、今回の放送は注目だ。(どら増田)
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スポーツ 2020年07月08日 22時30分
「プロレス界に風穴を開ける」ノア清宮海斗&稲葉大樹のイケメンタッグが早くも始動!
プロレスリング・ノアは、7月12日に『NOAH NEW HOPE Day4』をABEMAで配信すると発表した。当日の全対戦カードは次の通り。清宮海斗&稲葉大樹 対 小峠篤司&吉岡世起原田大輔 対 覇王レネ・デュプリ 対 稲村愛輝タダスケ 対 岡田欣也 メインイベントでは、5日にABEMAで配信された『NOAH NEW HOPE Day3』のメインイベントで、清宮海斗と対戦し、惜しくも敗れた稲葉大樹が、「清宮さん、今日は胸を貸してくれてありがとうございました。俺も今日まで頑張ったつもりだけど、まだまだ追いつけない。ただ俺は今日で終わらせたくない…だから清宮さん、俺と組んでください!」とラブコール。清宮は「もちろんですよ!稲葉選手の情熱はどこの選手にも負けてない。俺はその情熱も欲しい。吸収して進化していきたいと思います。俺たち2人でプロレス界に風穴を開けましょう」とこれを受諾したことから、清宮&稲葉のイケメンタッグが早くも実現することとなった。 稲葉が先輩になるが、「先輩・後輩も関係ない。後輩だろうが凄いところは凄いところで認めてるし」と話すと、清宮は「僕と稲葉選手でプロレス業界に風穴を開けるって言ったことがすべてなんで」とこのタッグで、プロレス界に新しい景色を見せていくことを誓っている。対戦相手は、ジュニアヘビー級の新ユニット、フルスロットルの小峠篤司&吉岡世起に決定。稲葉と吉岡は元W-1対決になる。 セミファイナルでは、原田大輔が金剛ジュニアの覇王と対戦。原田は5日の配信で、吉岡と20分時間切れ引き分けに終わっており、IPWジュニアヘビー級チャンピオンとして、今度は勝ちたいところだが、覇王は24日に東京・後楽園ホールで開催される金剛興行で、リーダーの拳王とシングルで対戦が決まっており、こちらも負けられない。第2試合では、レネ・デュプリと稲村愛輝のヘビー級対決が、ABEMAスタジオ用の小さなリングで実現。リングが2人の重さに耐えられるのか?オープニングマッチでは、タダスケが成長著しい岡田欣也との対戦が決まった。 清宮&稲葉の超新星タッグが初陣でどんな闘いを見せてくれるのか、大いに期待したい。(どら増田)
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2017年01月22日 12時00分
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スポーツ
センバツ出場校発表前 12球団スカウトが両面作戦を検討
2017年01月21日 17時00分
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スポーツ
広島カープ25年ぶり優勝で消えた「黒田マネー」の行方
2017年01月21日 16時00分
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スポーツ
日ハム大谷翔平、WBCへ向け漢字一文字で「奪」 投手にはこだわらず
2017年01月21日 14時51分
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スポーツ
WBCに愛されたオトコ! 侍ジャパンが松坂大輔を復活させる
2017年01月20日 21時00分
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スポーツ
再検証 センバツ出場校決定前に囁かれる「阪神のドラフトは間違っていなかった」の声
2017年01月20日 06時00分
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スポーツ
白鵬時代終焉? 横綱・大関含め角界“丸ごと”新旧交代の時代到来
2017年01月19日 17時10分
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スポーツ
鳥谷はどう思う? トラの公認カレンダー事件
2017年01月19日 16時00分
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スポーツ
大型補強でラストチャンスとなる巨人のスター候補
2017年01月19日 11時36分
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スポーツ
ACミラン残留でも中国リーグ拒否で本田圭佑の足に絡まる“引退”の二文字
2017年01月17日 16時00分
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スポーツ
プロレス解体新書 ROUND34 〈東京ドームが揺れた!〉 伝説の10・9メインを締めた激闘
2017年01月16日 18時00分
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スポーツ
日本ハム 斎藤佑「18番」はく奪に清宮獲得シフト
2017年01月15日 16時00分
特集
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岡平健治「19」解散は「お金の問題じゃない」 岩瀬敬吾、地元に戻るのを「止められてよかった」 今後はバラエティーで「ポンコツっぷりを見て笑ってほしい」
芸能
2025年08月05日 23時00分
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野球人生“燃え尽きた”元プロ野球選手・宮國椋丞氏 今後は「周りの人に頼られたり、笑顔にしたい」
スポーツ
2025年07月25日 23時30分
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豊ノ島、YouTubeチャンネルで若乃花とコラボ熱望 タレントとして相撲番組で「冠番組」持ちたい
芸能
2025年07月21日 12時00分
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宮迫博之「雨上がり決死隊」再結成は「蛍原さん次第」 ドジャース始球式の裏話も明かす
芸能
2025年07月14日 17時00分
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元ザブングル松尾陽介、沖縄で芸人のセカンドキャリアサポート 芸人引退に「心境の変化」
芸能
2025年04月28日 19時03分