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ホークスWBC仕様のマウンドが巨人キャンプ訪問者を奪う!?

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メジャーリーグのマウンドは「固い」

 12球団が2月1日のキャンプインに先駆け、一、二軍の選手振り分けを発表している。「キャンプ報道は新戦力が主役」ともいわれており、各メディアはどのチームにどれだけのファン数が訪れたのかを報じている(球団発表)。そのキャンプ観戦者についてだが、福岡ソフトバンクホークスがキャンプ見学のファン数で巨人を追い抜いて久しい。もちろん、巨人が上回った日も少なくないが、今年のホークスは侍ジャパン目当てで宮崎入りするプロ野球ファンも引き寄せてしまいそうだ。

 ホークスのキャンプ地・生目の杜運動公園のブルペンの一部が“WBC仕様”に改造された。これは第4回WBCを戦う侍ジャパンに招集された千賀滉大に対する配慮で、2月22日の代表招集までは『専用ブルペン』となる。

 「発案者は工藤(公康=53)監督です。生目の杜運動公園のブルペンの一部を固くし、WBC仕様に作り替えます」(関係者)

 大まかに説明すると、海外球場のマウンドは「固い(写真参照)」。柔らかく均等にならされた日本のマウンドと比べると、急斜面にも感じられるとのことで、侍ジャパンはこれまで国内で海外チームとの強化試合を行ってきたが、その舞台となった国内球場では、海外球場と同じ固いマウンドに作り替えてもらってきた。WBC本番に向けての準備のひとつだったわけだが、こんな声も聞かれた。

 「昨年11月の強化試合後、千賀は左膝の痛みを訴えています。原因は固いマウンドとされ、工藤監督は『WBC帰還後の再発』を懸念したんです。固いマウンドで時間をかけて調整させれば再発はない、と」(前出・同)

 固いマウンドだけが原因とは断定できないが、「慣れる」に越したことはない。

 「侍ジャパンに招集された投手は宮崎のサンマリン球場で調整を行います。サンマリンのマウンドやブルペンも『固く』作り替えられますが、投球数が足らないと判断した投手は、生目の杜運動公園に行くことになるかも」(地元スタッフ)

 サンマリンから生目の杜運動公園までは、クルマで10分ほど。巨人はこれまでサンマリンでキャンプ前半の練習を行ってきたが、今年は少し早く切り上げ、2月13日に二次キャンプ先の沖縄に移動する。サンマリン球場のお隣では巨人二軍が練習をしているが、宮崎を訪れたファンは“素通り”かもしれない。

 「ホークスには昨秋ドラフトの主役だった田中正義もいますからね」(前出・同)

 大竹寛、杉内俊哉、FA移籍の山口俊、相川亮二、松本哲也、脇谷亮太といった有名選手も二軍スタートとなるが、宮崎での巨人キャンプは“寒波”となりそうである。

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