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本誌独占!阪神次期監督に落合博満氏が浮上

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提供:週刊実話

 最下位に低迷する阪神・矢野燿大監督(51)に「休養説」が浮上した。そして、親会社である阪急阪神HDが水面下で進めるのが、あの“オレ流”落合博満元中日監督(66)の担ぎ出し。今季の“ビリ虎”はドラゴンズ化に起因しているが、これを逆手に取り「総大将」投入で巻き返しを図るという︱︱。

 今季のセ・リーグは、阪神の一人負け状態が続いている。特に、開幕から12試合を終えた時点で10敗を喫し、最下位の阪神だけが借金を一手に引き受けている状態だった…。「12球団最強」と言われた投手陣を抱え、優勝候補の一角に挙げた野球評論家も多かっただけに、阪神ファンの苛立ちは募るばかり。

「起爆剤も現状ない。やる気のないやつは使わない!」

 ブチ切れ状態の矢野監督に、スポーツ紙では早くも「後任監督探し」に着手、生え抜きの赤星憲広氏や、今季43歳を迎えたチームリーダー福留孝介選手の名前が囁かれ始めた。

「その背景には、これまで矢野阪神を支えてきた藤原崇起球団オーナーのグループ内の影響力が薄まったことがあります。6月の株主総会で、阪神阪急ホールディングス(HD)の代表取締役からの退任が決まり、猛虎再建は阪急電鉄主導で進められることになりました」(関西の財界誌幹部)

 阪急電鉄グループと阪神電鉄グループが合併したのは2006年。その際、以前にブレーブス(現オリックス)を所有していた阪急側は虎ファンに配慮し、「向こう10年間はタイガースの経営に口を出さない」と約束。この10年を経過してもなお、約束は遵守されてきた。

「阪神電鉄がその後も主導権を握れたのは、同HDの代表取締役がたまたま旧阪神電鉄出身の藤原氏だったからです。しかし、新型コロナウイルスの影響で巨額の球団赤字が避けられずに攻守交代。宝塚歌劇団や東宝映画などのエンターテインメント事業の経営に長けた阪急側が球団経営に乗り出す構図です。当面、球団オーナーは藤原氏が継続するでしょうが、球団は構造的にガラリと一変します。旧阪急勢力が球界の表舞台に復帰するわけですから」(同)

 万が一、矢野監督が休養した場合、清水雅治ヘッドコーチあたりが代理監督を務めるのが現実的だ。しかし、その場合でも、オフの次期監督選定では、有力OBの岡田彰布氏や掛布雅之氏、赤星氏らが俎上に上ると言われている。

 しかし、本誌が入手した情報によれば、阪急側経営陣の意向は今後も矢野阪神。その鍵を握るのは、旧阪急ブレーブスの大エースだった山田久志氏(71)だというから面白い。

「阪急サイドの経営陣が頼りにするのは、派閥が跋扈するタイガースOB会ではなく、ニュートラルな立場に身を置き、野球解説者として客観的にチーム事情を把握している阪急OBの山田氏。今季は120試合に試合数が短縮され、セ・リーグはクライマックス・シリーズもない。大きく出遅れてしまった以上、逆転優勝は難しく、火中の栗を拾う人物はいない。その中で、山田氏はアンテナを張り巡らせ、有事の監督に落合博満氏を推挙しているという。2人は同じ秋田県出身で親交があり、中日で監督を務めたときの後任も実は落合氏。どういう形で参画するかは微妙だが、落合氏の阪神入りは十分にある」(スポーツ紙デスク)

 今季のタイガースの特長といえば、「阪神ドラゴンズ」と揶揄されるほど、中日出身者の指導者が多いことだ。矢野監督をはじめ、清水ヘッド、井上一樹打撃コーチ、筒井壮コーチの他に、オフに臨時投手コーチを務めた山本昌氏もそうだ。阪神OB会の面々はこれを苦々しく思っており、外様一掃を願っているというが、阪急側首脳の考えは違う。

「また一から種をまいたら、収穫に数年かかり、これまでの投資が無駄になる」

 その点、落合氏ならば、現有戦力を有効活用でき、費用対効果が大きいと…。

「評価を高めているのが、トレードなどの補強は一切行わず、かつて『今の戦力を10%ずつ底上げすれば勝てる』と言い切った落合氏の監督哲学。新外国人の入れ替えやFA補強も『若手育成の障害、億単位の浪費』と突っぱね、’04年は見事に優勝した」(同)

 矢野監督は、今季が3年契約の2年目。阪神は前任の金本知憲監督を複数年契約の途中で解任し、阪神ファンの不評を買ったことも記憶に新しい。

「そこで、矢野監督が途中休養した場合でも、落合氏の“代理監督”を挟んでしかるべき時期に復帰させる方針」(同)

 親会社の視点で助言する球団アドバイザー(ハンシン・レジェンド・テラー)の掛布氏も、この山田氏の「サブマリン再建案」を支持しているという。

「次期監督に岡田氏や赤星氏が就けば、長期政権は確実で、掛布氏の監督の目はほぼ絶たれてしまう。そこで、矢野監督に恩を売る形で落合氏をワンポイントで招き、来季も矢野阪神を支持する。その上で来オフに監督禅譲というシナリオ。落語の演目にある三方一両損のタイガース版だ」(同)

 問題は、落合氏がこの申し出を受けるかどうかだ。落合氏は「優勝させてくれればそれでいい、というのであれば、(オファーを)受ける可能性はある」と周囲に話しているという。

 代理監督だろうが、背広を着た総監督だろうが、役職にこだわらないのが「オレ流」。矢野、掛布、落合3氏の思惑はここに合致する。

 どん底の阪神だが、7月7日からは本拠地甲子園に戻り、背水の陣の17試合。ここで借金を大きく減らさないと、親会社は究極の「超ドラゴンズ化」に活路を求めることになる。

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