スポーツ
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スポーツ 2011年12月05日 15時30分
“市民ランナーの星”川内がロンドン五輪当確も、日本陸連は行かせたくない?
ロンドン五輪の代表選考会を兼ねて、12月4日に開催された福岡国際マラソンで、“市民ランナーの星”で公務員ランナーの川内優輝(24=埼玉県庁)が、2時間9分57秒で日本人トップの3位に入り、五輪出場に当確ランプがついた。 ところが、日本陸連は川内の五輪出場を由とはしていないというのだ。陸連の河野匡強化副委員長は「日本人特有の粘りを見せ、チャンスで自分から仕掛けて(日本人)1位になった」と一定の評価を与えながらも、並み居る実業団選手を破ったにもかかわらず、「8分台はほしかった。強いか弱いか正直分からない。五輪を考えると内容は厳しい」と激辛コメント。 通常、代表選考会で日本人1位となった場合、その後の選考レースには出場しないことが慣例。しかし、記録に納得がいかない川内は5日朝の一夜明け会見で、「東京マラソン(来年2月26日)で7分台(自己記録は2時間8分37秒)を出して、五輪に行きたい」と、貪欲により上を目指す意向を明言した。川内の挑戦には危険もはらんでいる。東京五輪で今回より悪いタイムに終わった場合、その評価が落ちてしまう恐れもあるのだ。 川内の東京マラソンへの異例なチャレンジには陸連も困惑。そこには、陸連の思惑が見え隠れしているという。ベテランのスポーツジャーナリストのA氏は「走ることが仕事の実業団の選手を差し置いて、市民ランナーの川内が五輪代表になってしまったら、面目丸潰れです。陸連のホンネは今後の選考会で、実業団の選手が今回の川内の記録を上回ってくれることでしょう。従って、川内に東京マラソンに出られて、好タイムを出されては陸連も困るのではないのでしょうか」と語る。 坂口泰・男子マラソン部長は「恵まれた環境で練習をやっていて川内に負けた。選手や指導者は何かを感じないといけない」と話したが、これは実業団選手に対する猛ゲキ。裏を返せば、「市民ランナーの川内に負けるな!」ということ。 川内は埼玉・春日部高定時制職員でフルタイム勤務。練習量は実業団選手の半分程度といわれている。その川内が五輪代表に選ばれれば、まさに痛快だ。 マラソン五輪代表選考といえば、とかく物議を醸してきた。その空気を悟った川内はリスクを覚悟の上で、東京マラソンで文句ないタイムを出して、五輪代表を決めたいのであろう。(落合一郎)
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スポーツ 2011年12月05日 15時30分
亀田陣営が橋下徹新大阪市長に続き、はるな愛も「亀田祭り」に投入!
ボクシングの亀田ジムが12月7日、大阪府立体育会館で開催する「亀田祭り」にニューハーフタレント・はるな愛(39)を投入することを発表した。はるなはセミファイナルで予定される3兄弟の長男でWBA世界バンタム級王者・興毅(25)が、同級12位のマリオ・マシアス(メキシコ)を挑戦者に迎える防衛戦のラウンドガールを務める。 「亀田祭り」といえば、メーンイベントで予定の次男でWBA世界スーパーフライ級1位・大毅(22)が、同級王者のテーパリット・ゴーキャットジム(タイ)に挑む世界戦では、“超有名人”橋下徹新大阪知事(42)と松井一郎新大阪府知事(47)が国歌斉唱を務めることが決定済み。興毅の試合では人気歌手・倖田來未の妹・misonoが国歌を独唱する。 次から次へと有名人の投入が決まる「亀田祭り」。スポーツライターのA氏は、「ボクシングも興行である以上、客寄せのため、華も必要でしょう。しかし、あまりにも度が過ぎるのはどうかと思います。これでは、もはやボクシングより、有名人の方に注目がいってしまうのではないでしょうか。正攻法にボクシングで勝負している井岡一翔(WBC世界ミニマム級王者)を少しは見習ってほしい」と苦言を呈す。 それはさておき、これまで、興毅は5月のV1戦でセクシー系アイドルの熊田曜子、8月のV2戦では熊田、手島優、杉原杏璃と3人の巨乳アイドルを、ラウンドガールに起用してきた。世の男性陣にとっては、ニューハーフより巨乳アイドルの方が良かったのではないかとの危惧もあるが…。試合を放送するTBSは8月の試合では、アイドルがラウンドガールを務めるシーンをカットして放送せず、一部でブーイングが起きた。今回は超売れっ子タレントのはるなの登場である。TBSが果たして放送するのか、カットするのか、試合とは違う意味で注目される。(落合一郎)
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スポーツ 2011年12月03日 17時59分
セクハラで大学をクビになった元柔道五輪金メダリストの内柴氏が法廷闘争を視野に入れた!
04年アテネ五輪、08年北京五輪の柔道66キロ級金メダリストで、九州看護福祉大(熊本県玉名市)の女子柔道部コーチ、客員教授を務めていた内柴正人氏(33)が、11月29日付でセクハラ行為により同大から懲戒解雇処分とされたことは、リアルライブで報じた通り。 内柴氏は9月19日、被害者とされる女子部員とホテルで、未成年であることを承知でともに飲酒した上、セクハラ行為に及んだとされた。同大は行為の詳細については明らかにしなかったが、内柴氏は「合意の上だった」と行為自体は認めているといわれている。 その内柴氏が12月2日、自身のブログを更新した。ブログによると、「先輩と弁護士さんとお蕎麦屋さんを出るとビデオカメラを持った人が現れた。凄いよね」「大切なことは弁護士さんと相談して動き、大切なことはここに書いていきたいと思います」と記し、訴訟の準備を始めていることを匂わせた。 一方で、内柴氏は「どんだけ嫌われたとしても、拒絶されても、アイツらの柔道が心配で心配でしょうがない」「『内柴はバカだったけど、部員は勉強も柔道も大変ななか、試合にも優勝して素晴らしい』。そう言われたらうれしい。」と、同大女子柔道部を心配するコメントも残している。 学長の記者会見については、「いろんな、『え〜〜』がたくさんありますけど、まあ、いいです」と言及を避けた内柴氏。 現状、法廷闘争に持ち込んでも、大学側の有利は動かないが、仮に同大がまとめた調査内容が事実無根であれば、一発逆転もあり得る。今後の内柴氏の動向が注目されるところだ。(落合一郎)
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スポーツ 2011年12月03日 17時59分
今年のFA動向は無風! すんなり収まりそうな様相
プロ野球ファンにとって、ストーブリーグの大きな関心事がFA動向。今年は12選手がFA宣言したが、し烈な獲得戦争はなく、すんなり収まりそうな様相だ。 FA宣言をした選手の内、新井貴浩内野手(阪神=34)と篠原貴行投手(横浜=35)は宣言残留。和田毅投手(ソフトバンク=30)、川崎宗則内野手(ソフトバンク=30)、岩隈久志投手(楽天=30)はメジャー移籍希望。そこで、他の7選手の動向を探ってみた。 やはり、なんといっても去就が注目されるのが、横浜の4番・村田修一内野手(横浜=30)と日本一に貢献した杉内俊哉投手(ソフトバンク=31)。万年最下位の4番を務めてきた村田は「優勝争いをしたい」とFA宣言。交渉解禁日の12月2日には、前日のオーナー会議で球界参入が決まったばかりの横浜DeNAが残留交渉を行ったが、これは儀礼的なものに終わった。「5年で優勝争いをしたい」とする新球団と、「来年、優勝争いをしたい」とする村田との気持ちには大きなズレがある。すでに、巨人が獲得を表明し、横浜を上回る条件を用意しているとも伝えられる。村田の希望が在京球団であることから、こちらはすんなり巨人で決まりそうだ。 また、昨オフの契約更改で球団としこりが残ったといわれる杉内にも巨人が速攻ラブコール。横浜も興味を示しているが、マネーゲームになった場合、巨人に勝てる球団はなく、注目の2人がともに巨人のユニフォームに袖を通しそうだ。 次に西武のローテーション投手である帆足和幸投手(32)。彼は福岡出身であり、ソフトバンクとしては杉内と同じ左とあって、その穴埋めにどうしても欲しい存在。現状、他に名乗りを挙げている球団がないことから、ソフトバンクで決まりそうだ。 今季途中、ナゾのトレードでロッテから移籍した大村三郎外野手(サブロー=巨人=35)には、フロントが刷新された古巣がシーズン中から、復帰ラブコールを送っており、こちらは元のさやに収まりそうな気配だ。 その他は人的、金銭の補償が必要ないCランクの3選手。小池正晃外野手(中日=31)と鶴岡一成捕手(巨人=34)には、古巣の横浜が興味を示している。ともに出場機会を求めてのFA宣言。小池は地元横浜の出身であり、捕手が手薄な横浜としては、鶴岡はどうしても欲しい選手。この2人は相思相愛で古巣に復帰しそうな雲行きだ。 最後に意外だったのが外国人としては初のFA宣言となった許銘傑投手(ミンチェ=西武=35)。許は「新しい挑戦をしてみたい」と語っている。年俸も2200万円(推定)と格安で、来季からは日本人枠の扱いになることから、中継ぎ不足の球団が手を挙げそうだ。 イチローが所属するマリナーズ限定で移籍希望を表明した川崎はともかく、和田、岩隈の動向は気になるところであるが、こと国内に関しては、総じて波風も立たず、あっさりと移籍先が決まりそうな様相だ。(落合一郎)
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スポーツ 2011年12月03日 17時59分
2011年『12球団ペナントレース総括』 エースのお値段! 北海道日本ハム編
『We're all waiting on Yu』−−。オフシーズン突入後、米メディアの野球コーナーでダルビッシュ有(25)の名前を見ない日はない。そういっても過言ではないだろう。<我々はダルビッシュを待っている>の見出しを踊らせたのは、NBCスポーツ電子版。米メディアがダルビッシュを「今オフのもっとも注目される投手」と位置づけているのも既報通りだが、主役・ダルビッシュが“沈黙”を続ければ、12月5日(現地時間)から始まる『ウインターミーティング』は“中断する可能性”も出てきた。 海外FA権を持たないダルビッシュがメジャーに移籍するには、ポスティングシステムしかない。 「彼の圧倒的な投球内容からすれば、メジャー挑戦は自然な流れなんですが…」(プロ野球解説者の1人) しかし、メジャー30球団側は「今オフは(ポスティングが)ある!」と、かなりの確信を持って見ている。その根拠は−−。 昨季はクライマックスシリーズの最中だった10月19日に自らのブログのなかで『残留』を表明。早々に去就を決めたのに対し、今年は『残留』を示唆する言動が1つもなかった。12月の契約更改を前にして、確かに「チームに残る」とは言っていないが、「大リーグに行く」とも明言していない。 また、国内の球界情報を整理してみると、こんな見方もできる。日本ハム球団は“来るべく日”に備えているのではないだろうか。 ドラフト会議で菅野智之(22=東海大)を強行に指名したのは『エース喪失』を前提にしての冒険だったという。 今年6月のプロ野球実行委員会でのことだ。『ポスティングシステムに関する改定』が提議されたが、日本ハムは真っ向からそれに異を唱えた。岩隈久志(30)が落札球団・アスレチックスとの交渉が決裂したのを指し、「最高入札金を投じた1球団から、交渉を上位3球団に拡大してもいいのではないか」なる声が大半を占めたのだが、「それではFAと同じになってしまう。ポスティングの意味がない」と主張し、改定に傾き掛けていた同委員会の空気を一変させている。「ダルビッシュを手放すときが来たら、少しでも高く」という思いからだろう。 「日本ハムはダルビッシュを抱えておくことはできない」と指摘する関係者もいないわけではない。ダルビッシュは昨年の契約更改で3億3000万円から5億円に昇給。今季の成績は18勝6敗(28試合)、勝率7割5分。完投10。奪三振数276、防御率1・435…。5年連続での防御率1点台の好成績からして、7億円台への突入は間違いないだろう。しかし、問題が1つ…。日本ハムのチーム総年俸は約25億円。ダルビッシュ1人が「約3分の1」を占めることになり、球団経営面から見ると、“危険水域”に入ったとも考えられる。かつて、オリックスがイチローを手放したときも同じような状況にあったからだ。 とはいえ、当のダルビッシュは「メジャーに行きたい」と口にしたことは1度もない。米FOXスポーツは<ダルビッシュの去就がはっきりするのは1月までずれ込む>と、予想していた。日本ハム球団は在籍選手全員と年内に契約更改とのまとめるスケジュールだが…。 米メディアは「ダルビッシュの落札金は6000万ドルを下らない」と見ていた。しかし、松坂大輔、井川慶の不振から「落札球団は長期契約を避ける」とも報じていた。 日本ハムは『日本のエース』にどんな条件提示を出すのだろうか。栗山英樹・新監督を迎えたというのに、オフの補強市場で日本ハムの動きはほとんど聞かれない。ダルビッシュが残留するからか、それとも、落札金を得てから大掛かりな補強に出るつもりなのか…。ダルビッシュは去就について、まだひと言も発していない(12月3日時点)。獲得を目指すメジャー球団からすれば、主役が動かない以上、ウインターミーティングで大掛かりな補強には出られない。全てはダルビッシュの決断次第である。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2011年12月03日 09時00分
いよいよJリーグ最終節!全230ページの中に、動画50本、写真も100枚以上!スペシャルコンテンツ「月刊 ガンバ大阪」
2005年Jリーグ王者、2008年にはアジアチャンピオンズリーグも制覇し、日本を代表する強豪クラブとなったガンバ大阪。Jリーグ元年からその名を連ねる、歴史ある人気チームだ。そんなガンバ大阪のインタビューや試合の模様が動画で楽しめるスペシャルコンテンツが、「月刊 ガンバ大阪」。NTTプライムスクウェア提供のエンターテインメントサービス「Fan+(ファンプラス)」内で独占配信中、勿論ガンバ大阪公認のオフィシャルショップにもなっている。 さらにベテランサッカーカメラマン赤木真二とサッカージャーナリスト安藤隆人による国境を越えたサッカーコラム「月刊ボーダーレス・フットボール」、Jリーグで活躍する選手達を様々な角度から紹介している「月刊サッカーファン」も好評発売中。今なら、会員登録(無料)をすると、Fan+(ファンプラス)おすすめサッカーコンテンツが1つ無料で楽しめるおトクなキャンペーンを開催中だ。
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スポーツ 2011年12月02日 15時30分
橋下徹新大阪市長も“参戦”! 亀田陣営が12・7大阪での「亀田祭り」に有名人かき集め!
12月7日、大阪府立体育会館で開催されるボクシング「亀田祭り」に、11月27日の大阪ダブル選挙で当選した大阪維新の会の橋下徹新大阪市長(42)と松井一郎新大阪府知事(47)が“参戦”することが決まった。 2人はメーンイベントで予定される亀田兄弟の次男・大毅(22)が、WBA世界スーパーフライ級王者のテーパリット・ゴーキャットジム(タイ)に挑む世界戦の試合前にリングに上がり、観客とともに国歌を斉唱する。 今、日本で最も話題性があるといえる橋下氏が、亀田兄弟を強力アシストする。橋下氏は長男・興毅(25)とテレビ番組で知り合い、親交を深めてきた。亀田兄弟の試合にも応援に駆け付けていた。今年2月には3階級を制覇した興毅に、橋下府知事(当時)が「感動大阪大賞」を贈った経緯もあり、亀田陣営のラブコールに応えたもの。 当事者の大毅は「より負けられない試合になった。熱い試合をして、チャンピオンになりたい」とコメント。また、セミファイナルでWBA世界バンタム級12位のマリオ・マシアス(メキシコ)を迎えて、同王座3度目の防衛戦に臨む同級王者の興毅は「熱い人やし、心強い。最高の試合をして、ダブルKOで締めくくりたい」と気合を入れた。 また、興毅の試合では人気歌手・倖田來未の妹・misonoが国歌を独唱する。カードに魅力がないといわれている「亀田祭り」。陣営は観客動員、視聴率獲得に向け、有名人をかき集めて注目を集めたい腹づもりだ。(落合一郎)
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スポーツ 2011年12月02日 11時45分
プロ野球12球団がWBC参加を一方的に表明! 反対する選手会と対立に発展も
プロ野球12球団が12月1日、オーナー会議を開き、13年に開催予定の第3回WBC(ワールド・ベースボール・クラシック)に参加する方針を固めたことを表明した。 日本側は前回の第2回大会(09年3月)の収益配分が、主催者が66%の約10億円に対し、優勝したNPB(日本プロ野球機構)がわずか13%の約2億円に過ぎなかったことに、不公平感を覚えていた。そのため、日本側は次回大会に向け、収益配分の改善を求め、主催者のMLB(メジャーリーグ機構)と同選手会側と協議を続けていた。日本プロ野球選手会(阪神・新井貴浩会長)はその要望が認められなければ、参加しないことを決議している。 しかし、主催者側との交渉が難航したため、12球団は方針を転換。WBC期間以外にも日本代表を運営し、来春から4年単位でスポンサーなどを募り、国際試合を開催することで収益を確保する構想をまとめた。 主催者側は日本が参加するかどうかの回答期限を9月30日に設定していたが、大きな収入をもたらす日本代表の出場を希望しており、現在も門戸を開いている。 そうなると、困るのは選手会側だ。WBCでの収益配分そのものは、わずかばかりのアップがあっても、今までとほとんど変わらず、選手会の要望が通らなかったことになる。WBCとは別に国際試合を開催して収益を確保するというのは、いわば論理のすり替えだ。選手会側としては余分な労働を強いられることになり、国際試合の開催時期によっては、選手はむずかしい調整が必要とされるケースも出てくる。 主催者との交渉に当たっている楽天・島田亨オーナー会議議長は、「先方と協調的、友好的に話し合いをしている。選手会との話し合いも、誠意を持って真摯に進めていく」と話した。この日、新井選手会長はこの件に関し、明言を避けた。選手会側は12月8日の定期大会で、この問題について協議するが、妥協せず参加拒否の方針を打ち出した場合、12球団側と対立することになる。あくまでもプレーするのは選手。12球団側が選手会の了承を得ないまま、半ば強引に参加表明をしたことで、選手会側が態度を硬化させる可能性も十分にありそうだ。(落合一郎)
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スポーツ 2011年12月01日 18時10分
【速報】プロ野球 ディー・エヌ・エーの球界正式加盟が決定
1日、都内でプロ野球オーナー会議が開かれ、TBSから横浜ベイスターズを買収したディー・エヌ・エーが正式に加盟を承認された。ディー・エヌ・エーは球団名を「横浜DeNAベイスターズ」として、本拠地を神奈川県・横浜に置く。 ディー・エヌ・エーはインターネットにおけるオークションならびにショッピングサイトの企画・運営等を行う企業。1999年3月に操業され、2005年に東京証券取引所マザーズに上場。2006年からは携帯SNSゲームサイト「モバゲー」を開始。話題となった。
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スポーツ 2011年11月30日 15時45分
亀田大毅の“疑惑”の世界戦を認めた日本ボクシングコミッションに休養王者とされた清水がクレーム! 事態は泥沼化も…
亀田陣営の強引なやり方に、WBA世界スーパーフライ級休養王者とされた清水智信(30=金子)と陣営が、JBC(日本ボクシングコミッション)にクレームを付けた。 清水は8・31日本武道館で同級王者のウーゴ・カサレス(メキシコ)を破り、同級の“正規王座”を奪取した。ところが、清水はこの試合で右眼窩(がんか)底を骨折し、当面、防衛戦を行えない状況に陥り、来春の復帰を目指していた。 そこで、亀田陣営は3兄弟の次男・大毅(22=亀田)が、12・7大阪でWBA世界同級暫定王者だったテーパリット・ゴーキャットジム(タイ)との対戦をプラン。しかし、WBAが暫定王座を乱造するため、JBCが2月に国内でのWBA暫定王座戦を認めないことを決めたため、国内でのこの暫定王座戦は不可能。そこで、飛び出したのが亀田陣営とWBAのウルトラC。 WBAは正規王者の清水を休養王者に事実上、降格させ、暫定王者のゴーキャットジムを正規王者に格上げ。これで、この一戦は正規王座戦として行われることになり、JBCもこれを認めた。 この措置に清水陣営が納得できるはずがない。11月13日の祝賀パーティーで清水は、「個人的には今後、亀田兄弟とはリング上で関わりたくない」と涙の抗議をしたのだ。 そして、清水陣営は11月29日に都内で会見を開き、清水がパーティーで感情的発言をしたことを謝罪した上で、JBCに質問状を提出した。そのおもな内容は、休養王者の定義、2人の王者に序列がないとしたWBAの根拠。序列がないとした場合、実質上正規王者が2人存在することになり、タイトルの権威を低下させることになるが、JBCは容認するのか。また、清水の負傷が正当なものとして認められたのであれば、暫定戦が認められてしかるべきで、WBAの暫定戦を認めないJBCのルール上の根拠など。 清水陣営の要望は清水を正規王者に戻して、大毅の試合を暫定王座戦か挑戦者決定戦にすべきというもの。回答期限は12月5日とし、納得いく回答がなかった場合は、陣営は王座返上すらちらつかせた。 また、大毅対ゴーキャットジムの勝者は、清水が復帰次第、統一戦を行うべきだが、清水の初防衛戦のプロモート権を持つ亀田陣営とは話が進展しないといい、その点でも亀田陣営に不信感を募らせている。 ハッキリ言って、この“疑惑”の世界戦はWBAと亀田陣営が演出したもので、JBCは板ばさみになった恰好。しかし、JBCがWBAの言うままに流されてしまったのは事実。JBCが清水陣営にとって納得いく回答を示さなければ、事態はまさに泥沼化する恐れがある。(落合一郎)