スポーツ
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スポーツ 2012年11月23日 11時00分
ストーブリーグ 巨人が画策する「ダルビッシュの女房」強奪
巨人がアジアシリーズのため韓国に遠征していた先週、ロス在住の日本人メジャーリーグ関係者から意外な情報が飛び込んできた。 「巨人がレンジャーズの捕手兼一塁手のマイク・ナポリ捕手(31)獲得へ向けて、調査を進めている」 日本シリーズ優勝後の11月5日、原辰徳監督は読売新聞東京本社に渡辺恒雄会長を訪ねシーズン報告を行った。その際、来季の補強についても意見を述べ、捕手の大補強が急務だと訴えたのだが、さっそく行動に移ったのだろう。 「日本シリーズで改めて分かったのが、正捕手の阿部慎之助に次ぐ2番手捕手の重要さでした。阿部が左ひざ裏痛で欠場した第4戦、5戦は、實松一成と加藤健の非力な2人体制にせざるを得ず、最悪のケースでは捕手でプロ入りした小笠原道大の投入も検討していたほどです。4番・正捕手・主将の阿部一人がチームの屋台骨を支える構造改善を訴えたのでしょう」(巨人担当記者) 今オフのFA市場には、2人の大物捕手が名を連ねていた。海外FA資格を持つ中日の谷繁元信捕手と国内FA権を持つオリックスの日高剛捕手だ。 しかし、FA好きの巨人はなぜかどちらにも見向きもせず、結果、谷繁はFA行使せず中日残留を決め、日高は城島健司の引退で捕手不足の阪神への移籍が確実視されている。 「捕手が欲しい」はずの巨人がすんなり見送ったのは、他に意中の捕手がいるからだという。 先のロサンゼルス在住のMLB関係者が話す。 「巨人が狙っているのは、レンジャーズの正捕手兼一塁手のマイク・ナポリです。今季はダルビッシュの正妻を務めた一方でバットでも24本塁打(昨季は30本塁打)の活躍をした。しかし、終盤に左股関節痛で戦列を離れたことから、レンジャーズは既にカブスから'08年新人王のジオバニー・ソト捕手をトレードで緊急補強している。都合のいいことにナポリとレンジャーズとの契約は今季1年でオフはFA資格を得た。年俸的にもナポリは940万ドル(約7億5000万円)。あとは12月のウインターミーティングの結果次第ですが、故障の後だけにナポリにはビッグなオファーがない可能性が強く、巨人入りも十分にあるのです」 大物捕手補強で内紛の臭いがプンプンする。
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スポーツ 2012年11月22日 15時30分
日本ハム コーチのなり手ない? 栗山監督の新参謀は高校野球監督
日本ハムが来季のヘッドコーチに、埼玉・川越東高校の教諭で野球部監督の阿井英二郎氏(48)を招へいすることが分かった。11月23日に発表される予定。高校野球の監督がプロ野球の指導者になるのは異例中の異例。 今季、ヘッドコーチを務めたのは福良淳一氏(52)だった。コーチ経験すらない栗山英樹新監督(51)が、就任1年目でいきなりパ・リーグ制覇を成し遂げた背景には、福良コーチの功績が大きいといわれている。その福良コーチは栗山監督に愛想を尽かせたのか、日本シリーズ敗北が決まった翌日(4日)に退団を発表。あっさり、古巣・オリックスのヘッドコーチに“転職”した。 球団はその後、栗山監督の意向を踏まえ、新参謀探しに奔走したが、その人望のなさが災いしたか、交渉は難航。たどりついたところは、高校野球の監督である阿井氏の抜てきという仰天人事だった。 阿井氏は東京農業大学第二高校在学時の82年のドラフトで3位指名され、ヤクルトに入団。3年目の85年に一軍初昇格を果たしてからは、中継ぎで活躍。86年には9勝(6敗)1セーブの好成績を挙げた。90年オフにロッテにトレードされ、2年在籍した後、引退した。 プロでは10年間プレー。通算144試合に登板し、17勝17敗4セーブ、防御率4.79の成績を残している。栗山監督とはヤクルト時代のチームメイトとなる。 引退後、日本大学文理学部史学専攻の通信教育部に通い、教員免許を取得。97年4月に茨城・つくば秀英高校に社会科教員として着任。99年4月にアマ指導資格を認定されて、同校野球部の監督に就任。05年4月から川越東高校に転任し、教員として社会科を教えながら、野球部を指導している。甲子園出場こそないものの、激戦区の埼玉で今秋の県大会でベスト4に入る強豪校に育てた。 阿井氏は2学期が終わるまで指導に当たり、12月31日付で同校を退職し、来年1月1日付で日本ハムと契約する見込み。プロ野球出身の高校野球監督がプロ球界に戻るのは初めてのケースとなるが、その時点で阿井氏はアマ指導資格を失う。再回復については現在、明確な規定がない。最悪の場合、アマでの指導ができなくなり、阿井氏にとっては背水の陣でのプロ復帰となる。 スポーツジャーナリストのA氏は「栗山監督は温厚な人柄で知られていますが、選手としては大した実績がなく、コーチ経験もありません。その下で使われるとなると、嫌がるプロ野球OBも少なくないと聞いています。ヘッドコーチのなり手がないから、阿井氏に白羽の矢が立ったと見ていいでしょう。阿井氏もプロでの指導経験はありませんから、他のコーチとのあつれきが懸念されます」と語る。 リーグ制覇を果たしたのに、主力コーチが総辞めしてしまった日本ハム。有能なコーチがいなければ、選手も育てられない。V2を目指す来季は、いばらの道が待ち受けているようだ。(落合一郎)
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スポーツ 2012年11月21日 15時30分
NPBの読み甘かった! 散々だった日本対キューバの親善試合
11月16日(福岡ヤフードーム)と18日(札幌ドーム)に開催された「侍ジャパンマッチ2012 日本代表対キューバ代表」は、日本代表が2連勝を飾ったが、観客席には閑古鳥が鳴いた。 観客動員は第1戦が1万7468人、第2戦は2万1236人で、満員にはほど遠い入りだった。 今回の親善試合は日本人メジャーリーガーの出場もなく、シーズン終了直後とあって、若手選手主体のメンバー構成となったのが響いたもよう。ただ、テレビ視聴率(ビデオリサーチ調べ、関東地区)は第1戦が15.2%(TBS系列)、第2戦が14.2%(テレビ朝日系列)とまずまずで、決して関心が低かったわけではなかった。 やはり、最大の問題点は入場料金の高さにあったようだ。キューバ戦の入場料金は、第1戦が一番高い席が1万2000円(最低3500円)、第2戦は最も高い席が1万円(最低3300円)と、野球の料金設定としては、かなり高額だった。 NPB(日本野球機構)は日本代表の試合で、しかも対戦相手は強豪キューバとあって、「入場料金が高くても客が入る」と読んだようだが、その目算は見事に外れてしまった。 今回の不入りは19日の実行委員会でも、「料金設定は適切だったか?」と議論され、次回の侍ジャパンマッチから料金値下げをすることが検討されるもよう。 そもそも、侍ジャパンの親善試合はWBC本戦での収益配分が少ないため、それを補うために実施されているものだ。せっかく、開催しても客が入らないのであれば、NPBもプロ野球選手会も何の得もない。NPBの読みが甘かったといえば、それまでだが、今後に向けて大きな課題となったのは事実だ。(落合一郎)
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スポーツ 2012年11月20日 15時30分
人気球団阪神への入団で不安視される西岡剛の“下半身”
古巣・ロッテ、オリックス、阪神の3球団と入団交渉をもった前ツインズの西岡剛内野手(28)が、11月18日に阪神に「阪神で頑張ります」と連絡を入れ、同球団が19日に獲得を発表した。 阪神は西岡がツインズを自由契約になる前から、水面下で接触。退団後、速攻アプローチをかけ、入団は“内定”しており、他球団との争奪戦は出来レースだった。阪神が提示した条件は推定で2年6億円ともいわれ、カネが必要な西岡にとっては当然の選択といえた。阪神では二塁のポジションを用意する。 ここで気になるのは西岡の女性問題。西岡はロッテ時代の06年にタレント・さくら、08年に女子プロゴルファー(引退)・古閑美保との交際が発覚。その後に交際した徳澤直子と10年7月に入籍し、一児をもうけた。ところが、11年春のキャンプ中、妊娠中の徳澤が帰国中に、元グラドル・松井沙也香を米国に呼び寄せて密会したとして、不倫報道された。 これがきっかけとなってか、夫人の徳澤とは別居に陥り、離婚協議中であることが報じられた。徳澤側からは高額な慰謝料を要求されているといわれ、いまだに離婚が成立したとの報告はなされていない。 西岡が巨人に次ぐ人気球団の阪神に入団することで、球団が不安視するのは、やはり女性問題なのだ。ロッテ時代に数々の浮き名を流した西岡だが、こと人気チームの阪神の選手となると、マスコミのマークも、ロッテ時代より厳しくなるのは必至。 某芸能ライターは「西岡はとにかく、女性には手が速いことで有名です。マークの甘いロッテ時代なら表に出なかったことでも、人気球団の阪神では、ちょっとした遊びでもマスコミにキャッチされる可能性が高くなります。ましてや、まだ離婚が成立していないとなると、“不倫”ということになってしまい、野球どころではなくなるでしょう。阪神ファンは日本一熱い反面、厳しいといわれていますので、ダメな場合はバッシングも大きくなります。球団としては、当分の間、私生活面ではおとなしくしてほしいというのがホンネではないでしょうか」と語る。 火遊びがたたって結婚生活が破綻した西岡。3年ぶりの帰国で、たががはずれてしまう恐れもある。球団としては野球に専念してもらうために、プライベートの“監視”も必要になってくるかもしれない。(落合一郎)
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スポーツ 2012年11月20日 15時30分
オフの“怪”人事 二軍コーチに『主流派』集中のアンバランスさ
北海道日本ハムファイターズは一軍よりも二軍が先に来季のコーチングスタッフを発表した。日本ハムは「ドラフトと育成の球団」を自負している。二軍指導者が「いかに重要視しているのか」は言うまでもないだろう。しかし、3年ぶりのリーグ制覇を飾った栗山英樹監督(51)を支える一軍のコーチスタッフ編成が二の次になるとは、おかしな話である。 「参謀役の調整で遅れているようですね」(チーム関係者) 「参謀役」とは、ヘッドコーチ、もしくは総合コーチに就くスタッフのことのようだ。栗山監督には“意中のヘッドコーチ候補”がいるという。それは内部昇格ではなく、外部招聘になるらしい。 「栗山監督は監督経験も持つ元投手・プロ野球OBの招聘を希望しています。そのOBは出身球団の監督を狙っていましたが、今はまだ『次の次の候補者』にすぎません。栗山政権を支えながら、『来るべき日』に備えようとしているのでしょう」(11月18日時点/球界関係者) 栗山監督の要望通り、このプロ野球OBの入閣が決まれば心強い限りなのだが、一軍スタッフの発表が二軍の後になったということは、球団がこの外部招聘案に反対しているのだろうか…。 パ・リーグ優勝チームの日本ハムが、コーチ人事で混乱するとはちょっと驚きである。吉井理人投手コーチの退団は、ある程度予想されていた。投手起用、並びに育成に関する考え方の違いはシーズン中から漏れ伝わっていた。吉井元コーチの方が退団を覚悟しているような言動も見受けられ、失礼な言い方になるが、栗山監督にも「和解できない」といった雰囲気が漂っていた。 「福良(淳一=52)ヘッドコーチの退団も『痛い』ですね…。栗山監督は福良コーチに意見を仰ぐことも多かったとも聞いています。投手、打撃、守備・走塁の各担当コーチも監督に直接言いにくいことは福良ヘッドが代弁していたようです。いずれにせよ、福良ヘッドが栗山監督を支えていたわけです」(選出・同) その福良コーチは古巣・オリックスの新指揮官となった森脇浩司・新監督(52)に請われ、退団。オリックスのヘッドコーチとして、来季からその手腕を振るうことになった。また、外野守備・走塁を担当していた清水雅治コーチ(48)も伊東勤・千葉ロッテ新監督のもとに駆け付けてしまった。両者の信頼関係者は「伊東監督が西武指揮官だった時代から」というから、こちらも無理に引き止めることはできなかったようだ。 「一時期、田中(幸雄=44)打撃コーチが一軍スタッフ内で昇格するとの見方もされていました。田中コーチは二軍コーチに配置換えとなり、若手の育成に専念することになりました。横浜DeNAを今シーズン限りで退団した白井一幸氏と、田中コーチの2人が近い将来の監督候補だとは聞いていますが…」(同) 今季限りでの現役引退を表明した紺田敏正氏(32)も二軍コーチに就任している。要するに、栗山体制で要所を託されていたコーチスタッフはほとんどいなくなってしまったわけだ。 「栗山監督はプライベートでは原辰徳・巨人監督と親しく、キャスター時代は東海大学野球部の臨時コーチも務めていました。古巣のヤクルト時代の仲間は色々な球団でコーチを務めており、日本ハムに招聘したくてもできなかったのでは…。まあ、招聘しようと思えばできなくはないんですが」(プロ野球解説者) 一般論として、プロ野球OBが監督になる場合、現役時代に親しかった同僚、同じ野球観を持った関係者にコーチ要請をする。しかし、栗山監督は現役時代(ヤクルト)の仲間を日本ハムに連れて来なかった。「親しい」とされる原監督の一派にも声は掛けていない。 栗山監督の契約任期は2年。契約上では来季が最終年となる。『某球団の次の次の監督候補』の招聘以外、自身の希望をフロントに伝えなかったのは、「球団に来年以降の計画」があるからだろうか。【訂正】文中に「飯山裕志氏」とありましたが、「紺田敏正氏」の間違えです、訂正してお詫び致します。
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スポーツ 2012年11月19日 15時30分
大関陥落の把瑠都に「復帰してほしくない」との厳しい声も…
大相撲九州場所(福岡国際センター=11月11日〜25日)で、カド番となっていた大関・把瑠都(28=尾上)の関脇への陥落が決まった。 把瑠都は今場所2日目の松鳳山戦で左太腿裏を痛め、「左大腿二頭筋筋挫傷で約3週の安静加療を要す」との診断を受け、3日目から休場。9日目(19日)も再出場せず、2場所連続の負け越しが決定。これに伴い、大関から陥落することになった。把瑠都は来場所、10勝以上挙げれば特例で大関に復帰できる。 把瑠都は10年夏場所(5月=両国)で大関昇進。パッとしない成績が続いたが、今年初場所(1月=両国)で奮起し、14勝1敗で初優勝を遂げた。しかし、綱獲りを懸けた翌春場所(3月=大阪)では10勝5敗にとどまり、夏場所、名古屋場所(7月)と2場所連続で9勝(6敗)に終わった。秋場所(9月=両国)は右足親指はく離骨折のため、4日目から休場。今場所、初のカド番を迎えていた。 大関が関脇に落ちるのは、10年初場所の千代大海(現佐ノ山親方)以来、3年ぶり。千代大海は同場所で初日から3連敗を喫して引退した。また、栃東(現玉ノ井親方)は2度も大関から陥落したが、2度とも復帰を果たしている。 師匠の尾上親方は「とにかく今はケガを治すことが最優先。力がなくて大関から落ちるわけじゃないし、気持ちも保っている。きっちりと間に合うように治療を最優先させたい」と話した。 北の湖理事長は「一時は横綱に近づいただけに残念。もう一度、大関としての相撲を取るためには完ぺきに治した方がいい。一番の問題は本人の精神的な部分だ」と再起に期待した。 他の大関陣は8日目が終わった時点で、稀勢の里の6勝2敗が最高。鶴竜、琴奨菊、琴欧洲は揃って5勝3敗で、相変わらずの体たらく。この状況では、今場所もまた大関陣が優勝争いに加わることはなさそうだ。 某スポーツ紙相撲担当記者は「大関は数が多いだけで、優勝争いにも絡めないわけですから、人数が減るのはかえっていいことかもしれません。元々、把瑠都は相撲内容も評価されていませんし、表立って言う人はいませんが、来場所、大関復帰を決めてほしくないという声も、角界内では少なくないようです」と語る。 ケガが原因とはいえ、関脇転落という失態を演じてしまった把瑠都。これまでの相撲を見る限り、大関に戻れても、あまり期待はもてないかもしれない。(落合一郎)
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スポーツ 2012年11月19日 15時30分
オフの“怪”人事 次期監督候補から外された『チーフ』の肩書
東京ヤクルトスワローズが来年度のコーチ人事を発表したのは、10月22日だった。目下、その新体制のお披露目を兼ねた秋季キャンプが愛媛県松山市で行われているが(11月21日帰京)、その練習光景は今までとはちょっと違う…。荒木大輔コーチ(48)の動向である。 ヤクルトは今オフ、コーチを『外部招聘』していない。新任、復帰、配置換えとなったコーチスタッフは、以下の通り。新任宮本慎也(42=選手兼コーチ/一軍)宮出隆自(35=二軍打撃コーチ)福地寿樹(36=二軍外野守備走塁コーチ)小野公誠(38=二軍バッテリーコーチ)配置換え荒木大輔(48=投手コーチ)池山隆寛(46=打撃コーチ)伊勢孝夫(67=ヒッティングコーディネーター)復帰杉村繁(55=二軍打撃コーチ) 二軍外野守備走塁コーチだった度会博文氏(40)はフロントに異動する予定。退団したコーチは淡口憲治氏(60)、土橋勝征氏(43)、古久保健二氏(48)など。古久保氏はオリックスコーチに転じたが、興味深いのは2点。3季目を迎える小川淳司監督(55)は、ヤクルトOBだけでコーチスタッフを固めたこと。移籍経験者、途中加入のOBもいるが、近年では珍しいコーチ人事と言っていいだろう。 「落合(博満)氏が外様コーチを集め、チームを客観的に見ることで成功したので、ちょっと珍しいですね。まあ、もともとヤクルトは『ファミリー球団』とも言われてきましたが」(プロ野球解説者の1人) 2点目は、ちょっと意味シンである。次期監督候補と目されてきた荒木コーチの肩書が変更された。2012年は『チーフ投手コーチ』だったが、その肩書から『チーフ』が消え、立場上は伊藤智仁コーチと“対等”となったのだ。 今季の小川ヤクルトの敗因を挙げるとすれば、故障者が続出したこと。また、外国人選手が“気まぐれ”を起こし、ベンチの士気が鈍ってしまった時期もあった。チーム関係者の1人はこう言う。 「投打ともに若手の成長が遅れている…」 野手では正捕手候補の中村悠平(22)、内野の山田哲人(20)、川端慎吾(25)、一発の脅威も秘めた松井淳外野手(24)らに期待が寄せられており、投手にしても、いつまでも館山昌平(31)に頼りきったままではマズイということだろう。 そう考えると、“次期監督候補・荒木投手コーチ”の職責は重い。 「チーフの肩書がなくなったことで、荒木コーチは若手投手を直接指導できる立場になりました。小川監督は来年度もヘッドコーチを置いていません。コーチスタッフとのミーティングでは荒木コーチに仕切らせる場面もあると思います。『総合コーチ』だった伊勢さんをヒッティングコーディネーターという肩書にしたのも、そのためです。攻撃面の戦略は伊勢さん、投手陣とディフェンスを統括するのは、荒木コーチというふうに…」(前出・関係者) 今回、荒木コーチから『チーフ』の肩書を外したことについて、前出の関係者は「投手個々に直接指導もできるようになった」と言う。「小川−荒木」の継承ラインに変更がないとすれば、むしろ、ヘッドコーチに昇格させ、投打の作戦参謀としてチーム全体を統括させるべきだったと思うが…。小川監督は今季終了と同時に2年契約を終え、新たに1年の延長契約を交わした。秋季キャンプを見る限り、荒木コーチが特定投手に付きっ切りになる、あるいは、厳しく指導する場面はなかった。若手投手陣の成績次第で小川監督の再々契約なんてこともあるのではないだろうか。
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スポーツ 2012年11月17日 17時59分
また元プロ野球選手が逮捕される! 阪神OBが詐欺容疑で
元日本ハムファイターズ、阪神タイガースの投手だった個室マッサージ店経営・宇田東植容疑者(64=本名・朱東植=チュ・ドンシク)が、禁止地域で風俗店を営業したとして、風営法違反容疑で、11月9日までに警視庁保安課に逮捕されたが、また元プロ野球選手が御用となってしまった。 兵庫県警西宮署は16日、西宮市の会社役員の男性(41)から現金550万円をだまし取ったとして、元阪神、オリックス・バファローズの選手で不動産会社社長の塩谷(しおたに)和彦容疑者(38=大阪市浪速区)を詐欺容疑で逮捕した。 逮捕容疑は10年8月中旬〜9月下旬、「新しくできる大阪の商業施設に入る飲食店の売り上げの一部を、受け取る権利を譲る」とする架空の話を持ち掛け、男性に3回に分けて計550万円を口座に入金させ、だまし取った疑い。 塩谷容疑者は「大阪の百貨店に、レストランブースの権利を1口300万で6口持っている。売り上げの12〜15%が入るので2口買って欲しい」とウソをつき、男性をだました。男性は「現場を見せてほしい」と要望したが、塩谷容疑者は先送りし、11年4月に連絡が取れなくなったため、今年7月に同署に告訴した。塩谷容疑者は「事業費や生活費に困っていた」と容疑を認めている。 塩谷容疑者は兵庫・神港学園高校時代の92年に夏の甲子園大会に出場。同年のドラフトで阪神に6位指名され入団。当初は捕手だったが、野手に転向してからは内野、外野をこなすユーティリティープレーヤーとして活躍。96年10月9日の中日戦で、プロ初本塁打となる満塁本塁打を放ったが、このイニングには新庄剛志も満塁本塁打を打っており、プロ野球史上初の1イニング満塁本塁打2本の珍しい記録を打ち立てた。 02年にオリックスに移籍すると、出場機会が激増。03年には初めて規定打席にも到達し、123試合に出場、3割(.307)をマーク。8本塁打、46打点でオールスター戦にも選ばれた。05年オフに戦力外となり、06年は韓国のSKに入団するも、シーズン途中に引退した。10年にはBCリーグの福井の打撃・守備コーチに就任したが、開幕前日に一身上の都合で退団している。 在籍時に接点があった阪神・高野栄一球団本部長(49)は、「突然のことで驚いています。報道が事実であるなら非常に残念です」とコメントした。 野球一筋で生きてきた元プロ野球選手の第2の人生は、決して平坦なものではないだろう。しかし、犯罪に手を染めてしまってはおしまいだ。元プロ野球選手の相次ぐ逮捕劇は、残念としかいいようがない。(蔵元英二)
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スポーツ 2012年11月16日 11時00分
中国杯厳戒態勢 浅田真央復活の裏に内村航平(体操金メダル)との愛のTバック(1)
悲しみの母の死から1年、浅田真央(22)が世界フィギュアの中国杯で復活のV。見逃せないのが「裏コーチ」として見え隠れするロンドン五輪男子体操個人総合優勝の内村航平(23)の存在。エロ事師・モロゾフコーチとの関係解消で引退危機の安藤美姫(24)とラブラブ面でも主役交代だ。 女王が眠りを覚ますにはこれ以上ない舞台となったフィギュアスケートGPシリーズ第3戦の中国杯。会場は尖閣諸島の領土問題で揺れる上海。しかも、間が悪いことに大会名がトヨタ自動車の高級車ブランドを冠して『レクサス・カップ・オブ・チャイナ』。 中国杯直後の11月8日からは5年に1度の中国共産党大会が始まる。不測の事態に備え、日本スケート連盟は各選手に格闘技経験者のボディーガードを日本から連れて行くという念の入れようだった。 「トヨタは直前になって大会名からレクサスを消してもらうなど、存在を隠すのに躍起でした。日本車が不買の標的になっていたからです。トヨタは昨年80万台を現地で生産したほか、日本からの輸出分も合わせれば約88万台を中国で販売している。それが10月の現地生産はゼロ、日本から完成車を持ち込むレクサスの輸出もストップです。中国杯にエントリーしていた安藤美姫が来季限りで引退を表明し、今大会をドタキャンしたのは、モロゾフコーチとの関係解消ショックもありますが、トヨタ自動車の所属選手だったことも見逃せません」(全国紙経済部記者) 安藤の分まで注目を集めた浅田には中国人記者から尖閣諸島に関する質問が浴びせられたが、「上海に来る前はちょっぴり心配だったけど、中国のみなさんも応援してくれたので凄くうれしかった」と真央スマイルで応え、日中友好、トヨタ自動車のイメージ回復に一役買った。懸念されたトラブルもなかった。 「今大会に復活をかける真央ちゃんには熱い思いがあった。いつも練習している中京大のアイスアリーナは愛知県豊田市にあり、名古屋市の自宅からトヨタの『iQ』を自ら運転して通ってもいる。卒業後は安藤のようにトヨタ自動車に進む選択肢があり、いい滑りを見せて、少しでも中国の人たちに喜んでもらおうと今大会に照準を合わせていたのです」(名古屋の地元テレビ局関係者) 結果は得意のトリプルアクセルを封印しながらも、ロシアの新鋭ユリア・リプニツカヤ(14)と競り合って逆転優勝。世界中に「真央復活」を印象付けた。 昨年12月に母・匡子さん(享年48)が死去。二人三脚で歩んできた最愛の人を失い、「頭の中がぐちゃぐちゃだった」と当時を振り返る浅田は、練習不足も重なり激太りしたという。48キロのベスト体重が50キロ台半ばに…。そこから無理なダイエットに挑み、4月の世界選手権に出場したものの、本番では得意のトリプルアクセルを使えず、2年連続の6位。一時は現役引退も考えたという。
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スポーツ 2012年11月13日 15時30分
北陸最大級の格闘技イベント「SAMURAIあばれ祭り6」北陸vs.関西の対抗戦は4勝2KO2敗で北陸が勝ち越し!
リングサイドは円卓を囲み食事を行いながら試合見て盛り上がり、地元のダンサー、アーティストのパフォーマンスも行われるラスベガススタイルの大会『SAMURAI あばれ祭り』の第6回目大会のメインは、北陸「SAMURAI ABAREMATSURI」タイトルを賭けて北陸vs.関西-6対6対抗戦が行われた。 メインのトリでは藤田雅幸が初のMMA戦で、関西新興格闘技ストライカー2階級チャンピオンKINGを開始40秒左フック一発でKOして「SAMURAI ABAREMATSURI」MMAチャンピオンに輝いた。 セミファイナルではLAGYMの生え抜き長田真一が、K-1フェザー級、シュートボクシングカーディナル級、KICK世界スーパーフェザー級などのチャンピオンに輝き、K-1や総合、プロレスでも活躍し、実績を遙かに上回る村浜TAKEヒーローを気力と手数で上回り、僅差の判定で下し、ウェルター級タイトルに輝く。 100kg以上のスーパーヘビー級ではIGFキックにも出場したパトリック・スコフィールドが元J-NETヘビー級ランカー、列拳會代表の池田強宏からダウンを奪い判定勝ち、100kg以下のヘビー級では昨年のあばれ祭りヘビー級チャンピオンでTRIBELATEキッククルーザー級チャンピオンでもある羽場悟が神戸の格闘技団体アクセルの新鋭、ACCEL SHINから3度のダウンを奪いKO勝ち。昨年のあばれ祭りミドル級チャンピオン詠隆章は正道会館王者の平尾大智に判定負け、ライト級はLAGYMの新鋭、酒井良夫は西日本ランカーでもある葉山翔平にダウンも奪われ完敗。 北陸vs.関西の6対6対抗戦は4勝2KO2敗で北陸が地元の意地を見せて勝ち越し、他にもオヤジファイトやワンマッチ、石川県のゴールデンボーイジム提供・ボクシングエキシビションなど地元選手は発奮して大会は大きな盛り上がりを見せた。 また来年は2月、5月、7月、11月と年4回の開催を予定しており、金沢から日本を元気にするイベントは来年も盛り上がりを見せそうだ。最強はだれだ?ファーストモータースグループ・プレゼンツ■SAMURAI魂 あばれ祭6「SAMURAI ABAREMATSURI 」タイトルマッチ 北陸軍団 VS 関西軍団、6対6対抗戦<メインイベント第24試合 あばれ祭りMMAヘビー級タイトル決定戦3分3R>○藤田雅幸(LAGYMJAPN) 1RKO0:40※左フック●KING(祥空館IB/ストライカーヘビー級&スーパーヘビー級王者)※藤田がMMAヘビー級新チャンピオン<セミファイナル第23試合 あばれ祭りウェルター級タイトル決定戦65kg3分3R>○長田真一(LAGYMJAPN) 判定2-0(29-29、30-29、30-29)●村浜TAKEヒーロー(大阪ファイティングfactory/元K-1フェザー級、シュートボクシングカーディナル級、KICK世界スーパーフェザー級チャンピオン)※長田がウェルター級新チャンピオン<第22試合 あばれ祭りスーパーヘビー級100?以上タイトル決定戦3分3R>○パトリック・スコフィールド(LAGYMUSA) 判定3-0(30-27、30-27、29-28)●池田強宏(烈拳會/元J-NETヘビー級8位)※パトリックがスーパーヘビー級新チャンピオンとなる。2R池田ダウン<第21試合 あばれ祭りヘビー級100?以下タイトルマッチ3分3R>○羽場悟(LAGYMJAPN・王者、TRIBELATEキッククルーザー級王者) 3RKO2:58※羽場が1Rに1度、3Rに2度倒し、3度めでレフェリーストップ●ACCEL SHIN(アクセルジム)<第20試合 あばれ祭りミドル級74kg以下タイトルマッチ3分3R>●詠隆章(LAGYMJAPN・王者) 判定0-3(27-30、27-30、29-30)○平尾大智(正道会館/2010年正道会館王者)※平尾がミドル級新チャンピオン<第19試合 あばれ祭りライト級 62kg以下タイトル決定戦3分3R>●酒井良夫(LAGYMJAPN) 判定0-3(25-30、25-30、26-30)○葉山翔平(烈拳會/西日本フェザー級1位)※葉山がライト級チャンピオン<第18試合オヤジ中量級キック次期挑戦者決定戦 14オンスマッチ 2分2R>○吉岡真申(ファーストグループ・講武館) 1RKO1:40●DARI☆大和 (石川県家庭教師協会)<第17試合オヤジ中量級70kg契約キック王座防衛戦 14オンスマッチ 2分2R>○ハッピー山下(王者・輪島市役所) 判定3-0(20-18、20-19、20-19)●柳井豊秋(チームグラディーエーター)※山下が防衛<第16試合オヤジ重量級キック王座決定戦16ozオンスマッチ 2分2R>●橋本幸造(ホテル金沢) 判定0-2(18-20、19-20、20-20)○西海成吉(空柔館)※西海がオヤジファイト重量級王者となる<第15試合小学生キックマッチ2分2R>○橋本大城(藤田道場・小学5年) 判定3-0●原田雪舟 (烈拳會・小学4年)<第14試合小学生カラテマッチ1分半2R>●宮本慶一(藤田道場・9歳)判定○北郷寛人(吉村道場・8歳)<第13試合小学生カラテマッチ1分半2R>●宮本泰志(藤田道場・7歳) 判定○内田静弥(吉村道場・8歳)<第12試合国際ベビーファイト 1分2R>●RUKA(LAGYMJAPAN) 延長判定1-2○JONAH(USA)<第11試合MMAマッチ フリーウェイト 3分2R>●尊師(うなぎ拳法) 1RKO2:30○地原悟(LAGYMJAPAN)<第10試合キック64kg契約 3分3R>○新開地☆光(アクセルジム) 判定3-0(30-29、30-28、30-29)●田中秀宜(チーム フレイヤ)<第9試合中学生キック14オンス デビュー戦2分2R>○橋本正城(藤田道場・中学2年) TKO1R1:12●久津輪 将充 (烈拳會・中学3年)<第8試合キック60kg契約8オンス 2分2R>○松下尚裕(LAGYMJAPAN) 判定3-0(20-19、20-19、20-19)●田中賢太(チームフレイヤ)<第7試合オヤジ軽量級キックランキング戦60kg契約 14oz2分2R>○岩篠裕司(金沢市役所) 判定3-0(20-18、20-18、20-18)●我孫子和也(チームグラディーエーター)<第6試合ゴールデンボーイジム提供・ボクシング・マッチ ウェルター級2分2R>橋本 純平(GOLDENBOY GYM) EXTATSUKI(チーム・タツキ)オープニングファイト<第5試合オヤジ中量級キック10オンス2分2R>△島崎泰樹(藤田道場父兄会) 1-1(20-19、19-20、20-20)△深見文仁(烈拳會)<第4試合キック65kg契約2分2R>○大野翔平(LAGYMJAPAN) 1RKO0:58●勝義@サイパン(烈拳會)<第3試合キック55kg契約8オンス2分2R>○上坂祐樹(LAGYMJAPAN) 判定3-0(20-19、20-19、20-19)●平野翼(烈拳會)<オヤジファイト中量級 14オンス2分2R>○三谷尚史(藤田道場 父兄会) 判定3-0(20-18、20-18、19-18)●川元亮(フリー)<中学生 キック10オンス 2分2R>○道端啓介(LAGYMJAPAN) 判定3-0(20-19、20-19、20-19)●山本恭太郎(烈拳會)LAGYMJAPAN藤田道場(石川県金沢市出雲町イ454)LAGYM JAPANhttp://www.lagym.jp/ 藤田道場http://www.teamfujita.jp/ 写真:野口卓也
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