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“黒い疑惑”で中日に戻れない立浪がWBCの打撃コーチに就任へ

 来年3月に予定されている第3回WBC(ワールド・ベースボール・クラシック)の監督人事はう余曲折の末、元広島監督の山本浩二(63)に内定した。その組閣が表面化し、元中日の“ミスター・ドラゴンズ”こと立浪和義(43)が打撃コーチに就任することが有力となった。

 立浪は09年で引退したが、晩年の2年間は打撃コーチを兼任し、若手の指導に当たった。通算2480安打(歴代8位)を放っており、その卓越した打撃理論、指導力には定評がある。

 中日ファンの間では、「最も監督になってほしい男」として、監督就任を熱望されている立浪。昨オフ、落合博満が監督を退任し、高木守道が新監督になった際、コーチでの入閣もなくファンをやきもきさせたものだ。今季は球団史上初のリーグ3連覇を逃しただけに、依然、東海地区では立浪監督待望論が根強い。

 ところが、あることが原因で立浪が中日の監督になることはないという。某スポーツ紙記者のA氏は、「中日の白井(文吾)オーナーが、立浪を毛嫌いしているので、白井氏がオーナーであるかぎりは、立浪監督は実現しません。ネックになっているのは、そのプライベートな問題です。立浪は反社会勢力との交際や、タレント・梅宮アンナとの不倫騒動が報じられるなど、私生活面での“黒い疑惑”が多い人物です。白井オーナーには、これが引っかかっているのです」と語る。

 「そんな立浪が国際試合のコーチになるのはどうかという意見もありますが、山本氏の肝いりなので、外せないでしょう。世界的な舞台で経験を積むことで、立浪は将来的に中日監督の座を狙っていくことになりそうです」(前述のA氏)

 WBCは全国民が関心を寄せるビッグイベント。立浪には、その開催期間中に、また新たな黒い疑惑が出ないことを祈るばかりである。

 なお、立浪の他には、投手コーチに元西武監督の東尾修(62)、守備走塁コーチに前オリックス・ヘッドコーチの高代延博(58)の入閣が濃厚となっている。
(落合一郎)

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