スポーツ
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スポーツ 2012年11月10日 17時59分
日本ハム球団の歴史に泥塗った! OB投手が風営法違反で逮捕される
9月にプロ野球元横浜ベイスターズ(現DeNA)の捕手が、亡くなった同級生の妻から、現金をだまし取ったとして、詐欺容疑で逮捕される事件があったが、また元プロ野球選手がお縄になってしまった。 警視庁保安課は11月9日までに、禁止地域で風俗店を営業したとして、風営法違反容疑で元プロ野球・日本ハムファイターズ、阪神タイガースの投手で、個室マッサージ店経営の韓国籍、宇田東植容疑者(64=本名・朱東植=チュ・ドンシク=東京都練馬区南大泉)と、個室マッサージ店店長・根津五郎容疑者(48=豊島区北大塚)を逮捕した。同課によると、宇田容疑者は「店は従業員に譲った。今は経営していない」と容疑を否認している。 逮捕容疑は10月20日午後1時20分頃、風俗営業禁止地域の豊島区北大塚2丁目のビル5階で個室マッサージ店「みるく」を営業し、男性客に対して性的サービスを中国人の女性従業員(40)にさせた疑い。 同課によると、10月に同じ容疑で同店のマネージャーの男(62)を逮捕。男は4月にも同じ場所にあった前身の店「いちご」で、売春行為をさせたとして逮捕されている。同課では、宇田容疑者が両方の店を実質的に経営し、売り上げを受け取るなどしていたとみて調べている。 宇田容疑者は中央大学、本田技研を経て、71年のドラフト4位で東映フライヤーズ(現日本ハム)に入団。79年には39試合に登板、自己最高の9勝(3敗)を挙げ、規定投球回もクリアした。81年にはチームのリーグ優勝にも尽力したが、同年オフに阪神にトレード。阪神で1年間プレーした後、祖国・韓国に渡り、ヘテ・タイガーズ(現・起亜)に入団。83年には7勝(7敗)3セーブをマークし、ヘテの韓国シリーズ制覇に貢献。翌84年シーズン限りで引退した。 89年〜01年の長きにわたって、CS放送・GAORAやテレビ埼玉などで、日本ハム戦中継の解説者を務めていたため、日本ハムのファンにもなじみが深い。02、03年は古巣の起亜で投手コーチを務めたが、その後は野球界から離れていた。 プロ野球はファンに夢を売る商売。宇田容疑者のように、現役時代、それなりに活躍して解説者も務めた元選手が犯罪に手を染めたとなると、影響は小さくない。日本ハムは今季、リーグ制覇を果たしたばかり。本人は容疑を否認している段階だが、宇田容疑者はOBとして、その球団の歴史に泥を塗ってしまった。(蔵元英二)
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スポーツ 2012年11月10日 11時00分
秋巡業で暴走稽古 朝青龍と同じ轍を踏む 白鵬の九州場所の不安
やっぱり焦っているのは間違いない。今年納めの九州場所(11月11日初日、福岡国際センター)の番付も発表され、力士たちはいよいよ決戦モードに突入だ。 そんな中で、ひと際、気合いが入っているのが横綱白鵬(27、宮城野)。なにしろ今年になって優勝したのは春場所のたった1回だけで、この3場所、連続して優勝から遠ざかっているからだ。 「自分でも、どうして失速したのかわからず、動転しているんじゃないでしょうか。土俵外の行動もちょっと変。これまでは双葉山を尊敬し、不動心でうろたえたところはまったく見せなかったんですが、福岡に乗りこむ前の北陸、四国、中国地方をまわった秋巡業では、東京駅で新幹線に乗り遅れそうになり、出発1分前にかろうじて列車に飛び乗るという失態を演じています。落ち着きを失っているとしか言いようがありません」(担当記者) おかしいのは土俵外だけではない。日馬富士の昇進で、平成22年春場所から15場所も続いていた“ひとり横綱時代”にようやくピリオドを打ち、「これからは余計な神経を使わず、もっと気楽にやれる」と師匠の宮城野親方(元幕内竹葉山)は話しているものの、秋巡業では気楽どころか暴走気味。巡業での横綱の稽古といえば、平幕や若手の力士を捕まえて手の内を調べたり、自分の体調を整えたりするのが普通なのだが、10月22日の鳴門巡業(徳島県)で白鵬はなんと、稽古相手にライバルの日馬富士を指名し、9番連続して取ったのだ。 「結果は白鵬の6勝3敗でした。最後は4連勝で締め、報道陣にどや顔をしていました。まだまだオレが第一人者だというところを見せたかったんでしょう。この日以外にも、21日の富山巡業では栃煌山に強烈な突き押しを見舞って鼻血を出させ、23日の小豆島巡業(香川県)でも高安にかちあげで鼻から出血させています。どちらも性格が真面目で、誰からも好かれる有望株。あんな稽古ばかりしていると、そのうち誰も寄りつかなくなりますよ」(巡業関係者) 暴行疑惑で引退に追い込まれた朝青龍も、白鵬の台頭でブレーキが利かなくなった。白鵬も同じ轍を踏まねばいいが。
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スポーツ 2012年11月09日 15時30分
新弟子不足の相撲界が苦肉の策 峰崎部屋がプロ野球戦力外通告者にスカウト活動
慢性的な新弟子不足に悩む角界だが、峰崎部屋がユニークなスカウト活動に乗り出した。 同部屋はプロ野球で戦力外通告を受けた選手を対象に、「12球団合同トライアウト」(11月9日=Kスタ宮城、21日=千葉・鎌ヶ谷)で「新弟子募集」のビラを配布する。 対象となるのは23歳未満で、167センチ、67キロ以上の者。ビラには「あなたの高い身体能力を生かして夢を追いかけてみませんか?」などといった勧誘の言葉が記されている。 発案したのは同部屋付きの十両格行司の木村堅治郎で、「プロ野球選手の身体能力の高さなら角界に入っても通用するのではと思った」と話している。師匠の峰崎親方(元幕内・三杉磯)は「1人でも2人でも連絡をくれたらいい。野球がダメなら、同じプロの相撲で食っていくという気構えのある人に期待したい」とコメントした。 一連の不祥事からくるイメージダウンで、角界入りを希望する若者は激減した。九州場所(11月11日初日)の新弟子検査受験者は、わずか1人だけ。ましてや、同部屋のような関取が1人もいない弱小部屋となると、新弟子獲得はままならなない。 プロ野球から角界に転向して成功した例も、1人だけだがある。64、65年の2年間、投手として近鉄(オリックスと合併)に在籍した土師(はじ)一夫さん(しこ名=佐賀ノ海)は、1軍で1試合も出場機会がなく野球界を去った。退団後、井筒部屋に入門し、72年7月場所で十両に昇進した。十両在位は2場所に終わったが、プロ野球からの転向で関取となった唯一の例。 同じ格闘技では、元巨人のジャイアント馬場さんがプロレス界に入って、大成功したケースは周知の通り。最近では元横浜、オリックスの古木克明(今トライアウトを受験)が総合格闘技に、元ロッテ、阪神の立川隆史がK-1にチャレンジしたのは記憶に新しいが、元プロ野球選手が大相撲にトライするとなると、異例中の異例。 今回の合同トライアウト参加者で、新弟子検査受験可能な23歳未満の選手は6人いる。そのなかで、どこの球団からもオファーがなかった選手が、角界に目を向けるかどうか注目が集まる。(落合一郎)
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スポーツ 2012年11月09日 11時45分
千葉・成田市の消防幹部が“副業”で台湾スナック経営 売春強要の疑いも
千葉県警風俗保安課は11月5日、観光ビザで短期滞在中の台湾人の女を共同経営するスナックで働かせていたとして、入管難民法違反(不法就労助長)の疑いで、同県成田市消防本部赤坂消防署消防司令の越河正男(57=同県多古町多古)、台湾人の風俗店経営・陳品如(チェン・ビンジュ=43=同)の両容疑者を逮捕した。 逮捕容疑は3日夜、多古町飯笹の「スナックみずほ」店内で、短期滞在の資格しかない台湾人の女(35)=同法違反容疑で現行犯逮捕=をホステスとして働かせた疑い。陳容疑者は「たまたま客の接待をさせていただけ」などとして、容疑を一部否認。越河容疑者は容疑を認めて「申し訳ない」と供述しているという。陳容疑者と逮捕された女は、内縁関係にあったという。 越河容疑者は同店の賃貸契約で保証人になったり、開店資金の半分を出資するなどしており、実質的な共同経営者だったとされる。 同課によると、10月23日に、同店で働いていた別の台湾人女性(50)が「台湾で旅行業者の企画に参加したら、店に連れて行かれ働かされた。売春も強要された」と、近くの交番に届け出て発覚した。同課では売春防止法違反容疑の疑いでも捜査している。 市の消防士は当然のことながら、市の職員で副業は禁止されている。ましてや、越河容疑者は幹部であり、部下の範となるべき立場。副業でスナックを共同経営していただけでもルール違反なのに、違法行為をしていたとなると大問題だ。 成田市消防本部は「副業でスナックを経営していたのであれば規定違反」とした上で、「信頼を裏切り深くお詫びする。職員の綱紀粛正に取り組む」と陳謝した。(蔵元英二)
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スポーツ 2012年11月08日 21時00分
日本ハム・大谷強行指名に隠された日本シリーズ対決の巨人潰し
メジャー入りを宣言していた大谷の一本釣りを強行した日本ハム。実は「巨人はドラフト2位で大谷を指名する」という情報をキャッチし、迎撃策に出たというのが真相だった。 マスコミを賑やかせているのが、日本ハムがドラフト1位で単独指名し、独占交渉権を得た花巻東・大谷翔平投手(18)の身の振り方。日本初となる「高卒→即メジャー」が実現するかどうか、日米の球界が注目している。 さっそくというか、ドラフト翌日の10月26日、日本ハムの山田正雄GMと大渕隆スカウトが岩手県花巻市内の花巻東高を訪ね、指名の挨拶をしたが、メジャー挑戦を宣言している大谷は、校内にいたにもかかわらず同席せず、佐々木洋監督との面談にとどまった。 前日のドラフト後、大谷は「評価してくれてうれしいが、アメリカでやる決断をした。(日本ハム入団は)現時点では可能性はゼロ」と会見していたが、まさしく難航が予想される流れ。それでも「現時点では」と注釈を付けたように、この先、日本ハム入団に方向転換する可能性は否定できないという。 「時間はかかるでしょうが、逆転の可能性はある。大谷が面談を拒んだのは、日本ハムが嫌いなのではなく、指名された結果にあるのです。もし、唯一獲得の意思を表明していた日本ハムが1位指名を断念してくれたら、そのまま全球団が見送りとなり、指名漏れ選手と見なされるはずだった。日本球界では12球団の実行委員会の申し合わせで、ドラフトを拒否して直接海外でプレーした選手は、日本球界に復帰する場合、(海外球団との)契約満了から3年(大学、社会人は2年)の縛りがある。が、指名漏れならこれに該当しないのです。大谷もそれを知っており、即メジャー挑戦で良い結果が得られない場合、日本球界復帰も考えていた。大学に進学したと思って4年間、アメリカで経験を積み、その時点で日本のドラフトにかかってもいい、と。しかし、日ハムの強行指名でぶち壊しになり、心の整理がまだついていないのです」(地元放送局スタッフ) 大谷の場合、巨人や阪神といった特定の人気球団に入りたいといった理由から、ドラフト指名を拒んでいるのではない。志はもっと大きく、高校生史上最速の160キロ、高校通算56本塁打の長打力がどれほどのものなのかを世界最高峰の舞台で試してみたいという意気込みに起因する。 しかし、その夢に横恋慕したのが日本ハム・栗山英樹監督というのが解せない。かつては『熱闘甲子園』(テレビ朝日系列)のキャスターを務め、個人的にも佐々木監督と親しかった。大谷の夢も熟知していたはずだ。栗山監督と親しいマスコミ関係者が解説する。 「個人的には、アメリカに行って頑張ってこい、というのが栗山監督の本音でしょう。大谷君からすれば、“何すんだ”という思いだろうし『本当に申し訳ない』と話していましたからね。それでも敢えて1位指名を断行したのは、巨人の影が透けて見えたからなのです。昨年のドラフトで東海大の菅野智之投手(今ドラフトで巨人1位指名)を1位指名しながら交渉さえ拒まれた過去があるだけに、球団幹部には今度ばかりはそうはさせん、という強い思いがあったのです。ドラフト4日前の10月21日に大谷がメジャー挑戦を正式に表明したことで各球団が一斉に手を引いた。しかし、それでも巨人は意表をついて大谷を2位指名するのでは、という情報は消えなかった。実際、ほとんどのマスコミが大谷のメジャー決断を伝える中で、巨人系のスポーツ紙だけが『大谷メジャー断念』と他紙とは180度違う報道をしていた。巨人首脳は巨人が指名すれば、十分に引っ繰り返せると踏んでいたのです」 巨人としても本来なら大谷を1位指名したかっただろうし、かといって原辰徳監督の甥であり、巨人入りのために一浪してまで待った菅野を指名しないわけにもいかない。そこでひねり出したのが大谷の即メジャー表明だった。全球団が大谷の1位指名を見送れば、巨人は2位指名できる。 一方、今年も菅野の指名が他球団と重なり、巨人が抽選で外れるような事態になれば、大谷を外れ1位で指名する−−ドラフト会場の舞台裏では、そのような情報が囁かれていた。 契約金、年俸総額で5億円を準備するドジャースを筆頭にレッドソックス、レンジャーズ入りが有力視されているものの、大谷は周囲の人に「これからどうなるか、想像がつかない」と話しているという。 ダルビッシュが付けていた11番を継承する可能性は十分ある。
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スポーツ 2012年11月08日 15時30分
阪神西岡誕生へ! 他球団との儀礼的交渉終える
前ツインズ(MLB)で、FAとなっている元ロッテの西岡剛内野手(28)の阪神入りが濃厚となってきた。 ツインズとの3年契約を自らの意志で、2年で打ち切ってFAとなった西岡には、地元大阪の阪神が早くからラブコールを送っていた。古巣のロッテも名乗りを挙げ、オリックスも割り込んできた。 11月5日、西岡はいの一番にロッテと交渉をもった。提示された条件は、10年の年俸1億7000万円(推定)を上回る2年4億円程度とみられている。西岡は「人間なので情も出てくる。ロッテには育ててもらったので、一番悩むところ。気持ちが変わった。断る理由がない」とコメントしたが、リップサービスの感は否めなかった。 そして、7日には急きょ、争奪戦に参戦したオリックスと交渉。同球団はロッテを超える条件を提示したと思われるが、マスコミに「非公開」としたあたりに、同球団の自身のなさがかいまみられた。 9日には大トリの阪神との交渉が待ち受けている。阪神は2年契約を基本線に、今季年俸の約300万ドル(約2億4000万円)を上回る条件を用意。さらに、二塁のポジションを確約する構えだ。 西岡はロッテとの交渉を終えた後、「話をしたいという球団には感謝しているので、すべて会う。全球団と話し終わるまではフラットな状態」と話したが、心はもう決まったも同然。 スポーツジャーナリストのA氏は「ロッテと最初に会ったのは古巣への気配りでしょう。出来レースと言われないために、獲得希望球団にはすべて会っていますが、これは儀礼的なもの。“本命”の阪神を最後にもってきたのも、他球団の条件を探るためでもあるわけです。西岡は私生活面でカネが必要な背景もあり、大トリの阪神が最高の条件を出して落着するとみています」と語る。 阪神西岡の誕生は、もう時間の問題といえそうだ。(落合一郎)
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スポーツ 2012年11月07日 15時30分
Bクラス転落危機! パ・リーグ制したのに主力コーチ総辞めの日本ハム
巨人との日本シリーズ敗北から一夜明けた11月4日、日本ハムから主力コーチ3人の退団が発表された。 チームを去ったのは、福良淳一ヘッドコーチ(52)、吉井理人投手コーチ(47)、清水雅治外野守備走塁コーチ(48)。2軍ではすでに、真喜志康永内野守備コーチ(52)、大村巌打撃コーチ(43)が退団している。 福良、清水両コーチは、“転職”が決まっており、福良コーチは古巣オリックス、清水コーチはロッテで、ともに同職に就任する。 ただ、吉井コーチの退団は急きょ決まった。3日の試合終了後、吉井コーチは栗山英樹監督(51)と宿舎で会談をもったが、「来季に向けた内容だったけど、自分の考えと監督の考えが全然違うものだった」と平行線をたどった。吉井コーチは4日に札幌に戻って、球団と話し合いをした結果、退団が決まった。 シーズン中から、投手の起用法を巡り、度々衝突してきた両者の亀裂は深まっていた。吉井コーチは「栗山監督と全然合わなくて、チームに迷惑をかけてしまった。オレは世渡り下手だから…。これからは野球だけでなく、そういった勉強もしないといけないね」と語った。 吉井コーチは梨田昌孝前監督(59)が就任した08年からコーチを務め、強力な投手陣つくって、09年、今季と2度のリーグ優勝に貢献。メジャーでの経験を生かした投手への指導には定評があった。 栗山監督は就任時、自前のコーチを一人も連れてこず、球団に与えられたコーチ陣で闘った。1年目での優勝は、これらの有能なコーチの存在があったからこそだ。主力コーチが総辞めした日本ハムは、来季の組閣を急ぐが、適切な人材が確保できなかった場合は、優勝から一気にBクラス転落の危機もはらんでいるといえよう。(落合一郎)
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スポーツ 2012年11月07日 11時45分
吉田秀彦を倒した格闘家が着衣の総合格闘技『空道』に参戦!!
打撃・寝技・投げ技に加え、頭突き・ヒジ打ち・金的攻撃も有効な着衣の総合格闘技「空道」の「2012北斗旗全日本空道無差別選手権大会」が10日、東京・国立代々木競技場第二体育館で開催される。 今大会には、柔道五輪金メダリストで総合格闘家に転身した吉田秀彦の総合ルールでの引退試合の相手をつとめ、吉田を破った格闘家の中村和裕(吉田道場)が参戦する。中村を迎え撃つ空道勢は、10年の体力別全日本大会に参戦した中村を撃破した同年の無差別王者・加藤久輝、昨年の無差別王者・堀越亮祐。各地区の予選を勝ち抜いた、次世代を担う若手選手たちの台頭も注目される。 入場無料でUstreamによるライブ中継も行われる。
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スポーツ 2012年11月06日 15時30分
原巨人の日本一が浅田真央ちゃんに圧勝!
原巨人の日本一奪還が、浅田真央ちゃんに打ち勝った。 野球人気低迷が叫ばれる昨今、今季、巨人戦の公式戦中継は視聴率2ケタ台に乗せるのがやっとの状況で、1ケタ台を記録することも少なくなかった。 そんななか、10月22日、「セ・リーグCS(クライマックスシリーズ)ファイナルステージ第6戦〜巨人対中日」(日本テレビ系列)は20.1%(視聴率は以下すべて、ビデオリサーチ調べ、関東地区)をマークし、今シーズンのプロ野球中継で初めて、20%の大台を突破した。 09年と同一カードとなった今年の日本シリーズは、巨人対日本ハム。ここ2年、セ・リーグでは中日がシリーズに出ており、3年ぶりに人気球団の巨人が進出したとあって、視聴率推移にも注目が集まった。 第1戦(10月27日)=17.3%(日本テレビ系列)、第2戦(同28日)=17.5%(日本テレビ系列)とまずまずのスタートだったが、舞台を札幌ドームに移しての第3戦(同30日)は、13.7%(テレビ朝日系列=リレー中継した「報道ステーション」は15.7%)と低調。第4戦(同31日)は17.4%(フジテレビ系列)と持ち直し、第5戦(11月1日)=19.3%(テレビ朝日系列=リレー中継した「報道ステーション」は20.4%)とアップ。 そして、巨人が日本一を決めた第6戦(同3日)は23.3%と飛躍的に上昇。日本ハム本拠の札幌地区では38.3%だった。瞬間最高は関東地区=38.8%、札幌地区では驚異の56.5%で、巨人が優勝を決めた場面だった。日本シリーズの視聴率が関東地区で20%を超えたのは10年(中日対ロッテ)第7戦の20.6%以来、2年ぶり。 放送局が違うため、正確な数字ではないが、全6戦の平均視聴率は関東=18.03%、札幌=32.4%だった。ただ、第2、3、4戦はNHK・BS1で、巨人本拠の第1、2、6戦はCS放送G+でも放送されたため、実質的な視聴率は、この数字以上となる。 カードが同じだった09年の全6戦平均の視聴率は関東=18.02%、札幌=38.0%で、関東は今年とほぼ変わらなかったが、札幌地区が落ち込んだ。 巨人のシリーズ制覇が決まった3日は、浅田真央が優勝した「フィギュアスケート・グランプリシリーズ・世界一決定戦2012 第3戦中国大会〜男女フリー」中継(テレビ朝日系列)とバッティングしたが、第1部(午後6時30分〜7時)=11.6%、第2部(午後7時〜9時28分)=18.4%で、日本シリーズの圧勝だった。 娯楽の多様化や、熱心な野球ファンが地上波からBS、CSにスライドした関係で、巨人の公式戦自体の視聴率は下がっているが、CSや日本シリーズの視聴率は高く、まだまだ野球人気も健在である証明となった。(落合一郎)
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スポーツ 2012年11月05日 18時55分
鹿島、20年の歴史で初めてサポーターと掲げたナビスコカップ
11月3日、東京・国立競技場で2012Jリーグヤマザキナビスコカップ決勝が行われ、鹿島アントラーズが2-1で清水エスパルスを下し、大会2連覇を達成した。 試合終了後のピッチでは、この日見事MVPを獲得したMF柴崎があらためて頭上にカップを掲げると、選手・スタッフと共に、鹿島アントラーズサポーターが、大きな歓喜の声を上げ喜びを爆発させた。それは20回目というヤマザキナビスコカップ史上初めてサポーターが、“ピッチの上で”応援するクラブの選手・スタッフと共にカップを掲げた感動的かつ、歴史的な瞬間であった。 このサポーターたちは、ヤマザキナビスコカップ20回目を記念して実施された『JOIN! CUP UP!』に当選したサポーターたちである。このキャンペーンは、決勝トーナメント準々決勝・準決勝を2試合以上生観戦し、スタジアムにてキャンペーンサイトからチェックインした方に、「優勝クラブがカップを掲げる瞬間に立ち会い、一緒に記念撮影をする権利をプレゼントする」というもの。 『JOIN! CUP UP!』の直前には、緊張しきりのサポーターたちだったが、MF本山とのハイタッチで温かく迎えられ、輪の中に入ってからは選手たちと共に大いに喜びをわかちあった。記念撮影後にはジョルジーニョ監督と全員握手をするなど、熱戦の余韻が残るピッチ上で、最高に特別な体験を味わうことができたようだ。優勝を決めたばかりの選手達を目の当たりにすることができた幸運なサポーターからは、「選手とハイタッチすることがきて感激しました」(20代/女性)「国立のピッチに立てて、かつあの輪の中に入ることができて、幸せな時間を過ごせました」(30代/女性)などの声が上がり評判は上々。 また、「優勝の喜びを肌で感じることができて、よりチームへの愛が深まった」(20代/男性)「本当にサポーターを大切にしてくれる選手ばかりなんだと実感できて本当によかった」(20代/女性)などの声も聞かれた。 なお『JOIN! CUP UP!』に応募したが残念ながら当選を逃したサポーターには、“Wチャンス”の名のもと、レッドカーペットを歩き表彰台に立つ権利が与えられ、ロイヤルボックス(表彰式エリア)にて優勝チームの歓喜の余韻を味わっていた。ヤマザキナビスコカップ - JOIN! CUP UP!https://cupup.j-league.or.jp/Jリーグヤマザキナビスコカップオフィシャルサイトhttp://www.j-league.or.jp/yncup/
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