スポーツ
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スポーツ 2012年12月21日 11時45分
ダルビッシュも愕然… レンジャーズの主力選手流出が止まらない
ダルビッシュ有(26=テキサスレンジャーズ)の来季に“暗雲”が立ち込めている。今オフ、レ軍は『補強』に大失敗。戦力ダウンは必至で、「ワールドシリーズ進出の目標」はもちろん、地区優勝(連覇)さえ怪しくなってきた。 「前向きに進んでいると考えていたが、明らかに違ったみたいだ…」 レ軍のジョン・ダニエルGMが報道陣の前で落胆の表情を見せたのは、主軸バッターのジョシュ・ハミントル(31)が「エンゼルスと合意に達した」との一報が飛び込んできた12月13日だった(速報は12日未明/現地時間)。ハミントルは2010年ア・リーグMVP、今季も43本塁打、128打点をマーク。その彼がFAになった時点で、他球団は目の色を変えた。争奪戦となり、レ軍を上回る条件を提示する球団も少なくなかった。地元記者団に「代理人が交渉のテーブルに着いた」と教えられ、コメントを求められても「だから、何?」(同GM)と、タカを括っていたという。 「ダニエルGMが強気な姿勢を見せていたのは、ハミルトンとその代理人と約束を交わしていたからです。同GMが明らかにした話では、『他球団と交渉がまとまりそうになったら、必ずレ軍に電話を入れる』ということ。でも、その電話は入らず、エンゼルスと契約したという結果だけが報道陣によって知らされました」(米国人ライター) ショックを隠せなかったのは、移籍先が同じア・リーグ西地区のライバル球団ということだけではなかったようだ。 また、トレードを含めての話になるが、レ軍は主力選手の流出が止まらない。00年のメジャーデビュー以来、「レ軍一筋」のマイケル・ヤングもトレードでフィリーズへ。正捕手で通算146本塁打のマイク・ナポリもレッドソックスと合意。今季途中から加わった先発のライアン・デンプスター、主にセットアッパーとして61試合に登板したマイク・アダムス、上原浩治もレッドソックス入りが決まった。しかも、09年のサイヤング賞投手、ザック・グリンキーの争奪戦にも敗れている。投打ともに「メジャー・トップクラス」を誇った戦力のダウンは否めない。 「ダルビッシュも正捕手のナポリの退団には驚いたと思いますよ。昨年の今ごろは、ダルビッシュ獲得で盛り上がっていました。でも、1億1270億ドル(総投資額)も投じたので、何となく、今オフは『緊縮』の空気が漂っていました。レ軍首脳陣は否定しますが…」(前出・同) また、地元紙はヤングの退団を強く惜しんでいた。同時に「やっぱり…」というニュアンスも伝えていた。ヤングは10年のキャンプイン直前、ダニエルGMと“衝突”している。ベルトレイ加入により、守備位置を失い、DHにまわされたからだ。同GMと話し合い、いったんは「トレード要求(退団)」が認められたが、チームメイトとファンに引き止められた。なぜ、同僚たちが引き止めたか…。彼はチームリーダーとしての人望が厚いからだ。また、ライバルとなるベルトレイに対しても「私とフロントの問題で申し訳ない。君との間には何も問題はない。レ軍にようこそ」と握手を求めたという。以後、ヤングへの信頼はさらに高まっていただけに、今回の退団を惜しむ声は「地元ファンからも多く聞かれる」とあった。 ダルビッシュ獲得のためのポスティングに5270万ドルを掛け、『6年総額6000万ドル』という大型契約を交わした。そのツケが今オフに出たということだろうか。
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スポーツ 2012年12月21日 11時00分
婚約解消の噂 石川遼 崖っぷち来季米ゴルフツアー参戦裏(2)
先の日本シリーズJT杯で史上初の大会3連覇を果たし、賞金王の座を獲得した藤田寛之の今季獲得賞金は1億7516万円。一方、6位に終わった石川は7818万円(7位)にとどまるが、CM等の契約スポンサーは20数社で年間30億円(推定)という。これにキャロウェイとの6億円が加われば、まさにバラ色なのだが、不安材料もある。 「藤田の強さの秘訣は本業を大事にしていることにある。ストイックなまでに練習に時間を費やし、使用クラブメーカーもヤマハ一筋です。一方、石川は米ツアーのデビュー戦が『フマナ・チャレンジ』(1月17日〜20日)と決まっているのに、肝心の使用クラブ決定に時間がかかった。もし、キャロウェイが破談になっていたら、ブリヂストンやダンロップのクラブを試打するという情報もあったほど。ボールだってこれまではダンロップの『スリクソンZ-STAR』でした。キャロウェイに移ることで、ボールは契約せず、ダンロップとキャロウェイを併用するそうです」(前出・同) 石川に去られる日本男子ゴルフも深刻。すでに『とおとうみ浜松オープン』の今季限りの打ち切りが決まり、『サン・クロレラクラシック』は冠スポンサーが撤退。11月30日には人気の高かった『キヤノンオープン』の打ち切りが決まった。 パチンコメーカーの平和が主催する大会とインドネシアとタイで開催される試合を日本ツアーと共催することで試合数をなんとか保持したものの、石川の米国転出で大手スポンサーの便乗撤退は進行している。 石川からすれば、トヨタやパナソニックといった自身の大手スポンサーが離れて行ったことで、彼らを引き戻すには4大メジャー大会のタイトル獲得しかない、という思いなのだろう。 マスターズ会場(米ジョージア州オーガスタ)近くに豪邸を購入したのもそのためにほかならない。 石川と親しい先輩プロが代弁する。 「頼みの綱は彼女のアゲマン。遼クンが婚約者を堂々と披露するには結果を出すしかない。勝美さん(父親)が2人の結婚に反対したのは、遼に腰痛が続いたこともあるが、結婚によるスポンサー離れを懸念したからですが、スポンサー離れの原因は結婚ではなく、自身の成績にあることは遼自身が誰より知っている。そこで退路を断って前に進む道を選んだのです。とにかく、結果を出さないことには、婚約解消にもなりかねない。現にそんな噂も耳にしていますから…」 公私ともに崖っぷち。
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スポーツ 2012年12月20日 15時30分
プロレスリング・ノア存続の危機に直面! 小橋引退に続き、秋山らの離脱が決定
プロレス界のメジャー団体、プロレスリング・ノアが存続の危機に直面した。 同団体の田上明社長(51)が12月19日に会見を開き、かねてウワサされていた秋山準(43)、潮崎豪(30)、金丸義信(36)、鈴木鼓太郎(34)、青木篤志(35)の5人と来年の契約を更新せず、今年いっぱいで退団することを発表した。 田上社長によると、秋山については、「休まないと体が限界にきている。契約して休むと会社に迷惑がかかる。ちょっと休んでから、フリーとして復帰したい」とのこと。復帰後は「お誘いがあれば、いつでも参上します」と、ノアへの参戦にも前向きだという。 潮崎、鈴木、青木の3人は「ノアにいたら、ほかの色んなやりたい選手とできないので、外に行ってやりたい選手とやりたいことをしてみたい」というのが退団理由。 金丸はインストラクターの資格を持っており、「そっちの仕事もしてみたい」と、他の仕事との兼ね合いの関係としている。 田上社長は5人とも、契約を満了しての円満退団を強調。現場から要望があれば、フリー選手としての古巣参戦にも門戸を開く腹づもりだ。 現在は5人とも無冠だが、全員GHCのベルトを巻いた主力選手。特に秋山、潮崎はGHCヘビー級王者として、団体のエースとして、ノアをけん引した時期もあるだけに、戦力的にその流出は痛いところ。 ノアでは12月9日、両国国技館大会で団体の至宝ともいえる小橋建太(45)が引退を表明しており、これでスター選手がごっそり抜けることになる。 田上社長は当面、フリー選手で穴埋めし、所属選手の補強や国籍問わず新人選手の育成で補っていく意向を示した。 04、05年には東京ドームにも進出したノアだが、09年3月に日本テレビの地上波テレビ中継を打ち切られ、同年6月には看板選手であった三沢光晴前社長が、試合中の不慮の事故で亡くなった。人気選手の小橋も病気やケガが重なり、欠場が多くなった。徐々に観客動員が落ちていき、最近ではキャパシティ2000人規模の後楽園ホールでさえ、満員にならないことが多くなった。昨年末には齋藤彰俊、佐野巧真、井上雅央の中堅3選手をリストラしていた。 プロレスライターのA氏は「現GHCヘビー級王者の森嶋猛、丸藤正道、KENTA、杉浦貴の4人が残るのは救いです。秋山らが離脱しても、その影響はすぐには出ないと思いますが、今までよりマッチメーク、試合のクオリティが落ちてしまうのは避けられません。興行規模を縮小したり、赤字の地方興行を減らしたりして、経営をスリム化しないと、生き残れないのではないでしょうか」と語る。 かつては隆盛を築いたノアだが、主力選手の大量離脱で、その運営は岐路に立たされたといえよう。(落合一郎)
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スポーツ 2012年12月20日 11時45分
13連覇中の吉田沙保里が「40連覇目指してがんばります!」
ロンドン五輪女子レスリング金メダリスト・吉田沙保里選手(55キロ級)、小原日登美選手(48キロ級)、伊調馨選手(63キロ級)が19日、都内で開催された、「明治ブルガリアヨーグルトレシピBOOK出版記念記者発表会」に登場し、トークショーを行った。 1973年発売の「明治ブルガリアヨーグルト」。今年12月に40周年を迎え、記念として、11月には、103のレシピを紹介した「明治ブルガリアヨーグルトレシピBOOK」(発行:アスコム)が発売。レシピBOOKは3週間で4万部突破のヒットを記録し、数字を伸ばし続けているという。 ロンドン五輪前に、ヨーグルトレシピを利用した体調管理を学んだ3選手。世界大会13連覇を達成し、国民栄誉賞を授与された吉田選手は、もともと乳製品が好きで、ロンドン五輪前には更に、ヨーグルトを「意識して食べるようになりました」と偉業達成の裏舞台を明かした。3選手は、五輪後も、表彰式やイベントらで顔を合わせることが多いというが、この日は、ヨーグルトを使った料理の実演もあった。既婚の小原選手がマグロアボガド丼を作っていると、吉田選手は、「うまい! 慣れてる!」とびっくりの様子。伊調選手といっしょに、「主婦〜! 主婦〜!」と小原選手へ声を掛ける場面も。 伊調選手は、「今後もがんばっていくために、ヨーグルトを使った料理にも挑戦しながら、体調管理に気を付けていきたいと思います」と、 ロンドン五輪を最後に引退を表明した小原選手は、「今まで選手で料理をする時間があまりありませんでした。今回、ヨーグルトのレシピをたくさん教えてもらいましたので、旦那にたくさん作ってあげたいなと思いました」とイベントを終えた感想を語った。吉田選手は、「今、13連覇中なのですが、明治ブルガリアヨーグルトが40年ということで、私も、40連覇目指してがんばります!」と気合十分。しかし、期待していますとの声があがると、「70(歳)くらいになっちゃいます」とユーモアを交えて、会場の笑いを誘った。(竹内みちまろ)
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スポーツ 2012年12月20日 11時00分
婚約解消の噂 石川遼 崖っぷち来季米ゴルフツアー参戦裏(1)
今季最終戦ゴルフ日本シリーズの優勝を逃し、マスターズ出場も絶望的になった石川遼(21)がキャロウェイと6億円契約して米ツアーに「崖っぷち参戦」する。結果次第では「婚約解消」の声も聞こえてきた! 今季で契約が満了するヨネックスに新クラブを特注してまでマスターズ出場に執念を見せた石川だったが、猛追も及ばす今季の国内ラストマッチは6位。優勝して賞金ランクを2位に押し上げれば、マスターズ招待の条件となる世界ランク50位以内を確実にした賞金王の藤田寛之(43)に代わって“繰り上がり当選”も可能だったが、その夢はかなわなかった。 残るチャンスは12月6日からのアジアンツアー・タイ選手権だった。L・ウェストウッドやB・ワトソンらが出場するこの大会で優勝していれば、79位(12月8日現在)だった世界ランクを50位以内に引き上げる可能性を残していたため、父親でコーチの石川勝美氏を中心とする「チーム遼」は必勝態勢で現地入りしていた。 ここまでマスターズ出場にこだわったのは「6億円超の大型契約の成否」がかかっているからだ。 大手広告代理店担当者が話す。 「石川遼とヨネックスの用具契約は今年末で満了します。同社は石川がアマチュアだった時代から支援しており、その好意にこたえる意味もあって'08年にプロ入りの際にはヨネックスを選び、5年10億円の契約を結んだのです。予想通り、ヨネックスのブランド力は著しく上昇したのですが、売れているのはアパレル関連ばかり。肝心のドライバーなどの高級品はさほど恩恵を受けていないのが実情です。しかも、国内のゴルフ市場は昨年の東日本大震災以降、大打撃を受けている。そこに石川サイドが1年5億を要望してきたことから、契約延長を断念したようです。海外に目を転じた石川サイドは、キャロウェイを交渉相手に絞り、ほぼ合意に達した」 ゴルフ用品は、プレミア市場でこそ日本のダンロップスポーツ『ゼクシオ』やブリヂストン『ファイズ』の評価が高いが、世界の販売シェアでは1位がアディダスグループのゴルフ部門である『テーラーメイド』。日本でも白いヘッドのドライバー「R11」や「ロケットボールシリーズ」は人気が高い。 次いでタイガー・ウッズを抱える世界一のスポーツメーカーのナイキ。3位がフィル・ミケルソン、アーニー・エルスと契約し、オデッセイを傘下に抱えるキャロウェイ。タイトリストもボールやパター部門では人気が高い。 「首位を目指すナイキはウッズ人気に陰りが出てきたこともあり、実はアジアで最も人気のある石川と10年100億円で交渉していたのです。しかし、マスターズ出場がなかなか決まらない。シビレを切らし、タイトリスト陣営のローリー・マキロイ(北アイルランド)に方向転換し、10年2億ドル(約160億円)で交渉しているのです。マキロイは昨年の全米オープンでメジャー・タイトルを獲得した欧州ツアーの賞金王。この間隙を突いたのがキャロウェイだったのです」(スポーツ紙ゴルフ担当記者)
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スポーツ 2012年12月19日 15時30分
日本ハム・斎藤佑樹 成績ダウンでも“客寄せパンダ料”で年俸アップ
日本ハム・斎藤佑樹投手(24)が12月17日、契約更改交渉に臨み、500万円アップの3500万円でサインした。誰もが耳を疑うアップ更改だった。 斎藤の成績は11年が19試合登板、107回を投げ、6勝6敗(勝率.500)、防御率2.69。今季は19試合登板、104回を投げ、5勝8敗(勝率.385)、防御率3.98で、すべての面で1年目の成績を下回り、どう見ても年俸が上がる材料はなかった。 良くて現状維持とみられていたが、予想外のアップに球団側は「前半戦のチームのスタートダッシュに貢献したから」と説明した。 今季、初の開幕投手に起用された斎藤は、開幕戦で完投勝利。プロ初の完封勝利もマークし、6月6日までに5勝を挙げた。確かに序盤戦の活躍は評価できるとしても、それ以降は全く勝てず、夏場には2カ月間の2軍暮らしを経験。ポストシーズンでは戦力にならず、日本シリーズでは敗戦処理に出て、メッタ打ちに遭う失態も演じた。 交渉役の島田利正球団代表は「登板試合数やイニング数も去年とだいたい同じ」と、先発として前年並みの査定であったと話した。ただ、「もっと、もらっている選手なら上がらない」とし、あくまでも、年俸3000万円の選手としての評価であることを強調した。 この斎藤への甘い査定の裏には、どうやら観客動員への貢献度が含まれているようだ。今季、斎藤が本拠の札幌ドームで先発したのは9回で、その際の観客動員数は26万634人で、1試合平均2万8959人。チームの1試合あたりの1試合平均動員数は2万5813人(全72試合)で、斎藤が登板した日は大きくアップしている。しかも、斎藤が先発した9回中7回は集客が難しい平日で、それを考慮すると、営業面での貢献度は高く、それが年俸に反映されてもふしぎではない。ただし、球団としては、他の選手への手前、“客寄せパンダ料”を表立って言えないのだろう。 誰もが首をかしげる斎藤のナゾの年俸アップには、そんな裏の事情も隠されているようだ。(落合一郎)
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スポーツ 2012年12月19日 11時45分
愛川ゆず季 突然の引退発表
Hカップグラドルレスラー愛川ゆず季が18日都内で突然のレスラー引退を発表した。 リングコスチュームにチャンピオンベルトを巻いて登場した愛川だったが、いきなり「来年4月29日のスターダム両国大会でプロレスを引退します」と衝撃の発言。 「プロレスを始めて自分でもここまでやれるとは思いませんでした。体もキツく、限界を感じています」と涙ながらに語るゆずポン、「たくさんの方に支えてもらっているので一人では決められず、昨年末に団体の小川社長と芸能事務所プラチナムプロダクションに考えを伝えました。そして来年の両国大会で引退することを決めました」と悩んだ末の結論だったことを吐露。 「来年私は30歳になります。芸能活動も10周年になるので、この節目に女の子としてもう一度人生を考えたいと思います」と語った。 チャンピオンベルトを持ったままリングを去りたいかと問われると「12月24日に赤いベルトに挑戦するのが人生で最後になります。必ずベルトを奪取し、両国は引退なんですがメインで防衛してベルトを実家の愛媛に飾りたいです」と最後は笑顔で必勝宣言した。(アミーゴ・タケ)
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スポーツ 2012年12月18日 15時30分
西岡ショックを払しょく! 西武からFAの中島がアスレチックスと2年650万ドルで合意
西武から海外FA権を行使していた中島裕之内野手(30)の悲願が、2年越しで実現した。中島はアスレチックス入団で合意したことが分かった。同球団は12月18日(日本時間19日)に、入団記者会見を行う。 条件は2年契約総額650万ドル(約5億4600万円)プラス出来高で、3年目の選択権は球団が持つ。 中島にとっては、ようやく実ったメジャー移籍となった。昨オフ、ポスティングシステム(入札制度)を利用して米球界入りを目指したが、落札して独占交渉権を得たヤンキースとの交渉は破談し、西武に残留した。今年5月に海外FA権を取得し、シーズンオフに行使していた。 昨オフの落札金額、ヤンキースの提示条件は、中島にしてみれば屈辱以外のなにものでもなかった。落札金額は250万ドル(当時約1億9200万円)で、前年にポスティングシステムを使ってツインズ入りした西岡剛内野手(28=現阪神)の落札金額約533万ドルの半分以下。 ヤンキースから提示された条件は1年80万ドル程度(推定=当時約6400万円)で、控え選手扱い、さらに6年間はFAを認めず球団が保有権を持つというもので、到底受け入れられるものではなかった。 この背景には、前年に好条件でツインズ入りした同じ遊撃手の西岡の不振があった。これが原因で、日本人野手への評価が極端に下がり、中島への評価もかんばしくなかった。 西岡は10年オフにツインズと3年総額925万ドルで契約したが、今回中島が合意した条件は、年俸換算すると、西岡よりわずかに上回る。1年が経過して、ようやくメジャーでの西岡ショックも払しょくされたようだ。 中島の今季年俸は2億8000万円プラス出来高で、年俸はアスレチックスと合意した条件とほぼ同額。しかも、絶好のタイミングで、FAとなっていた正遊撃手のスティーブン・ドルー内野手(29)がレッドソックスと合意に達しており、中島は「レギュラー」として期待される。昨オフに辛酸をなめた中島だが、ヤンキースからのオファーを蹴って、1年待ったかいがあったようだ。(落合一郎)
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スポーツ 2012年12月17日 16時00分
【全日本女子プロボウリング選手権大会】姫路麗がパーフェクトゲーム達成で優勝!
第44回全日本女子プロボウリング選手権大会「HANDA CUP」が12月13日(木)〜15日(土)に品川プリンスホテルボウリングセンターにて開催され、混戦の末、姫路麗が2010年ジャパンオープンでのウェンディ・マックファーソン以来の優勝決定戦パーフェクトゲームを達成し優勝した。(JPBA公認214号) 女子プロボウラーでTV中継優勝決定戦での一番最初のパーフェクトゲームは中山律子プロで、1970年8月21日に東京・府中スターレーンで「8月度月例協議会」にて達成されている。写真提供:JPBA
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スポーツ 2012年12月17日 15時30分
カブス入りした藤川球児 ライバル出現で抑え役担えるか?
阪神からFAでMLBのカブスに入団した藤川球児投手(32)に、強力なライバルが出現した。カブスがヤクルトの守護神だった林昌勇(イム・チャンヨン)投手(36)と、契約合意したことが明らかになったのだ。 林は08年にヤクルトに入団。絶対的なクローザーとして活躍し、11年までの4年間で128セーブをマーク。しかし、今季は右ヒジの故障に悩まされ、わずか9試合の登板に終わり、7月には右ヒジじん帯の再建手術を受け、ヤクルトから自由契約となった。日本での5年間の通算防御率は2.09と安定しており、故障さえ完治すれば、十分にクローザーで計算できる投手だ。 ただ、右ヒジにメスを入れた関係で、来季の前半戦は絶望的。カブスとは2年のマイナー契約で、メジャーに昇格した場合は年俸が最大500万ドル(約4億2000万円)に上がる契約となっている。林が完全復活を果たせれば、藤川の強力なライバルとなることは間違いない。 また、現在のカブスのクローザーはカルロス・マーマル投手(30)だが、藤川はまずはマーマルとの争いに勝たなければならない。マーマルは10、11年と2年連続で30セーブ以上を挙げたが、今季は20セーブで防御率3.42と安定性を欠いた。55回1/3を投げて、与四球は45で制球に難がある。 それでも、カブスのジェド・ホイヤーGMは来季もマーマルをクローザーとして起用することを明言しており、藤川はセットアッパーで実績をつくって、抑えの座をうかがうことになる。後半戦に入れば、林も戦列に加わる見込みで、この2人との戦いに勝たなければ、藤川のクローザー起用はない。 藤川にとって、クローザーになれるかどうかは金銭的に切実な問題。藤川は年俸400万ドル(約3億3600万円)、2年総額950万ドル(約7億9900万円)で契約したが、出来高は交代完了数でアップする仕組み。つまり、抑えとして試合を終わらせないと、出来高もゲットできない。3年目は13、14年シーズンの成績(交代完了数)によって更新されるオプションとなっており、一定の完了数をクリアできれば、3年目の年俸は最高で600万ドル(約5億500万円)になる。 カネのためにも、なんとしてもクローザーの座を手にしなければならない藤川。林という新たなライバルの出現で、そのハードルはより高くなった。(落合一郎)
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