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イラク戦勝利の舞台裏 ザックJAPAN内紛 主将を狙う本田圭に香川派が猛反発(1)

 9月11日に埼玉スタジアム2002で行われたW杯最終予選イラク戦で勝利を収めたザックジャパン。しかし、香川真司(23)が腰痛で急遽欠場するなど、今後は波乱を含み。日本代表内は大揺れしていた!

 注目されたイラク戦を前に、サムライブルーは「主将」を巡ってすったもんだしていた。主将の人事権を持つザッケローニ監督は、チーム発足以来不動のキャプテンを務めてきた長谷部誠(28)への信頼は揺るがないが、所属先のウォルフスブルクから戦力外通知。日本代表での主将続投が懸念されているのだ。
 「そこに目を付けたのが本田圭佑(26)なのです。エースナンバーの10番を香川に獲られ、トップ下にもかかわらず4番でプレーしているのが、面白くない。W杯最終予選は各国の有力クラブの代理人が観戦しており、毎回、奇抜なヘアスタイルで存在感をアピールしてきたのですが、もうひとつインパクトに欠けた。そこで長谷部が付けているキャプテンマークの腕章をゲットしようと考えたのでしょう。ザックジャパンは本田中心のチームであり、ある意味では至極当然な話ではあるのですが」(日本代表担当記者)

 この動きが日本サッカー協会、代表イレブンの不評を買っているのだ。気合いが異常だからだ。
 世間を唖然とさせたのが「独島」擁護発言。国際オリンピック委員会は銅メダルがかかったロンドン五輪の日本−韓国戦(0-2)の試合後、韓国の選手が観客席から手渡された「独島(日本名・竹島)はわが領土」と書かれたプラカードを掲げてピッチを駆け回った行為を五輪憲章違反とし、同選手への銅メダル授与を保留している。
 その最中に本田が「オレもそうしていたと思う」と某スポーツ紙1面で言及したのだ。本田は強い愛国心から発言したのだろうが、スポーツ選手の政治的発言はリスクが大きい。
 「政治的というより、狙いはスポーツ紙の1面ジャックでしょう。ライバルの香川がマンチェスター・ユナイテッドの試合に出るだけで1面で扱われるのに対し、CSKAモスクワの本田は今季6試合で3得点の活躍をしているのに小さな扱い。しかも、移籍交渉が進んでいたリバプール(英プレミアリーグ)が、レアル・マドリードのトルコ代表MFシャヒンと1年間のレンタル契約を結ぶことになり、移籍市場が再開する来年1月までCSKAでプレーせざるを得なくなった。その焦りが竹島発言の伏線になっていたのです」(大手広告代理店関係者)

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