2人は2023年の9月の舞台「『チェンソーマン』ザ・ステージ」での共演がきっかけで、2024年1月に結婚。「交際0日婚」と話題を呼んだ。だが同年9月、週刊誌「週刊文春」(文藝春秋)が「DV離婚騒ぎで警察出動」と報じ、平野は弁護士を通した協議離婚の話し合い中であることを自身のSNSで説明。夫妻は結婚3カ月後から別居状態で離婚に向けて話し合いをしていたという。
かねから“お騒がせ”で知られる平野。幼少期から子役として活動し、2001年にアニメ「おとぎストーリー 天使のしっぽ」で声優デビュー。2006年にテレビアニメ初主演を務めた「涼宮ハルヒの憂鬱」でヒロイン・涼宮ハルヒを演じ、一躍大ブレイクした。アイドル並みのルックスと抜群のスタイルを生かし、当時はテレビ番組や女優業などで多忙を極めた。
多くのファンを獲得していた平野だが、きつい物言いで物議を醸すこともしばしば。だが、2010年に出演したフジテレビ系トーク番組「グータンヌーボ」での発言が批判を集め、平野の芸能人生に暗雲が立ち込めた。
「『グータンヌーボ』では、今まで語らなかった恋愛話を公開し、現在好きな人がいること、片思いであることなどを明かしました。ところが、一部のファンは平野がアイドル声優としての立場を軽視したと感じ、平野の作品やグッズを破棄したり、罵声を浴びせたりするなど、ネットを超えて大炎上したのです。この一件で平野のイメージと仕事は右肩下がりに。さらに、同時期にレギュラー出演していたフジテレビ系の『ピカルの定理』では、アニメ声で卑猥な言葉を発したりしたことで再び大騒動に」(芸能ライター)
騒動を受け、平野は自身のXに「ツイッターで死ねとか嫌いになったとか書くのやめて。せっかくみんなとのライフラインができたのに」とブログで言及したが、怒ったファンから「ライフライン=金づる」と曲解され、火に油を注ぐことに。
そして2011年7月、雑誌「BUBKA」(白夜書房)に平野とおぼしき女性が男性と寄り添う際どい流出写真を掲載された。同誌は、匿名で生々しい様子を3枚アップしていたが、その容姿は平野に酷似していたため、ファンを騒然とさせたのだ。だが、この件について平野サイドは沈黙を貫き、自身のXも停止状態となった。
さらに同月末、写真誌「FRIDAY」(講談社)が「流出した『ベッド写真』の真相」と釘打ち、記事では平野があるバンドの男性たちをとっかえひっかえ交際していたとの話まで掲載される事態に。翌月、騒動に一切言及せず平野は所属事務所を退社し、以降はアニメのレギュラーをはじめとする他の仕事も激減。その後、声優や歌手としての活動を再開するも、以前のような人気は取り戻すことはできなかった。
谷口と結婚し、ようやく落ち着いたと思われるもわずか3ヵ月で警察沙汰とは、箸にも棒にも掛からない。汚点づくしで結構だが、今後はわずかなファンを大切にしながら穏やかな日々を送ってほしものだ。