織田は「お叱りの言葉もたくさんあることを踏まえて、体力の限界。楽しいうちにやめたい。もう迷惑かけちゃう。老兵は去ります」と話した。お叱りとは、2022年のアメリカ大会でシドニー・マクラフリンについて「結婚しました、新婚です。もう、すぐ子どもを産んじゃうんでしょうね」と発言したことが、大きな批判を浴びることとなった。
ネット上では「世界陸上=織田裕二、世界陸上のテーマソング=All my treasuresのイメージが定着しすぎてるんだよな」「織田さん以外に今は考えられないよね」「居ると居ないとでは大違いだったとかが前回大会で証明されてますからね」「織田さんは陸上愛だけでなく、地頭の良さ、圧倒的な画面映えする外見の持ち主なので、後任は誰を据えても役不足だと思います」と卒業を惜しむ声が多数上がっている。
長い期間愛され続けてきた、日本の世界陸上の顔だ。「お叱り」とあえて言ったところ、一度とはいえ大批判が予想以上に応えたのだろうか。年齢を考えれば、体力の限界というのも本音かもしれない。しかし、織田を望む声が多ければ、もしかしたら、ゲスト出演くらいはするのかもしれない。