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続く猛暑日……日本全国で「雨ごい」がブーム到来か

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気象庁の公式Xより

8月4日、群馬県は桐生市をはじめ前橋市、高崎市、伊勢崎市などで40度を超える最高気温を記録と発表した。特に桐生市は13時9分の時点で41.2度という日本歴代最高気温を更新しており、日本の猛暑は既に「災害級」と形容してもいい状態になっている。

そんななか、猛暑に連動してさらなる問題が懸念されている。それは「水不足」である。2025年は例年より早く梅雨明けした事、気温上昇により30年ぶりの渇水に陥っている。特に関西や上越地方では水不足によりプールの利用停止のほか、田んぼにヒビが入り米や農作物の収穫量が少なくなることが予想されているのだ。

米や農作物に使用する水は基本、雨が降らないと手に入らないため農家達は頭を悩ませている状況であるが、現在の水不足を受けて一部地域ではある伝統的な儀式を行っている。それが「雨ごい」である。

日本は古来より水不足になると、雨ごいの儀式を全国で行っていた。近代になると非科学的な宗教儀式は陰りを見せたが2025年の現在、一部地域で雨ごいが復活しているというのだ。

現に鳥取県の倉吉市では7月31日に農業に従事する人間70人が集まり、この地に古くから伝わる「雨ごいの儀式」を行ったほか、8月2日には山形県酒田市でも伝統的な雨ごいの儀式が行われていた。特に酒田市の雨ごいは、実に82年ぶり。戦後初との事であり、いかに現在の猛暑が異常な状態であるかがわかる。

天気予報では8月中旬~下旬に関しても猛暑日が続く可能性が高いという。今後も日本全国で日本の伝統的な儀式である「雨ごい」を復活させる自治体が登場してくるかもしれない。

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