桐生市
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社会 2025年10月15日 09時00分
2024年の移住希望地ランキング1位は群馬県 自分の店を持ちたい人の夢をかなえる桐生市
首都圏、特に東京都への人口一極集中が続いている。地方のほとんどの市町村では過疎化に歯止めがかからない状態だ。一方で、地方への移住ブームという大きな流れも確実に生まれてきていて、人気のある市町村とそうでない市町村が浮き彫りとなっている。認定NPO法人ふるさと回帰支援センターの調べでは、2024年の移住希望地ランキングで1位は群馬県、2位静岡県、3位栃木県だった。10日放送のテレビ東京系「ガイアの夜明け」では、群馬県桐生市が行う独自の地域再生の取り組みを紹介している。桐生市は単なる移住者の獲得競争とは一線を画し、店舗開業や企業支援を打ち出している。桐生市の移住相談窓口「むすびすむ桐生」は、仕事の相談、物件探しから店舗開設、補助金申請までをワンストップでサポートする。アパレルデザイナー、農業関係者など、移住してきたさまざまな業種の人たちがコーディネーターとして担っており、移住希望者一人ひとりに「伴走」し、オーダーメード型の支援を行っている。2023年にさいたま市から移住した戸草内さんは、桐生市で唯一のベーグル専門店「komugi」を営んでいる。脱サラして親子3人で引っ越して来た。戸草内さんが1日に作るベーグルは200個ほどで、休日は昼過ぎに完売する人気店。以前は雑貨店が入っていた空き店舗を改装し、自己資金300万円(厨房機器は埼玉時代のもの)で店を始めたという。店がある本町通りは、かつては専門店が軒を連ねる一大商店街だったが、今は桐生の中心市街地の16%が空き店舗だ。市は空き物件を活用した店舗開業を後押ししている。さまざまな補助金を用意し、最大で140万円を助成している。移住者の1人に、埼玉県で育った40代の経営者がいる。デザイナーからプログラマーへキャリアを変え、大手IT企業サイバーエージェントを経て、34歳で独立。コロナ禍で偶然訪れた桐生市に移住を決めた。商店街の空き店舗を改装して新たに支社を開設し、拠点を移した。昔ながらの個人商店が奮闘する桐生の古い街並みは、「他にはない魅力に溢れている」という。桐生の薪を売りにした本格的なサウナをJR駅前に開業するなど、斬新な発想でビジネスを展開している。都会から移住者を誘致する活動は、多くの地方自治体が行っている。支援策はさまざまで、定住を条件に戸建て住宅を無償で提供している自治体もある。都市部のサラリーマンで、定年後のゆっくりとした田舎暮らしを希望する人も少なくない。しかし、自治体の本音は、働き盛りの現役世代に来てもらい、活気のある街づくりをしたいところだろう。店舗開業や新規起業を目指す移住希望者にターゲットに絞る桐生市の取り組みは、街の活性化につながるか注目されている。
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トレンド 2025年08月06日 20時00分
続く猛暑日……日本全国で「雨ごい」がブーム到来か
8月4日、群馬県は桐生市をはじめ前橋市、高崎市、伊勢崎市などで40度を超える最高気温を記録と発表した。特に桐生市は13時9分の時点で41.2度という日本歴代最高気温を更新しており、日本の猛暑は既に「災害級」と形容してもいい状態になっている。そんななか、猛暑に連動してさらなる問題が懸念されている。それは「水不足」である。2025年は例年より早く梅雨明けした事、気温上昇により30年ぶりの渇水に陥っている。特に関西や上越地方では水不足によりプールの利用停止のほか、田んぼにヒビが入り米や農作物の収穫量が少なくなることが予想されているのだ。米や農作物に使用する水は基本、雨が降らないと手に入らないため農家達は頭を悩ませている状況であるが、現在の水不足を受けて一部地域ではある伝統的な儀式を行っている。それが「雨ごい」である。日本は古来より水不足になると、雨ごいの儀式を全国で行っていた。近代になると非科学的な宗教儀式は陰りを見せたが2025年の現在、一部地域で雨ごいが復活しているというのだ。現に鳥取県の倉吉市では7月31日に農業に従事する人間70人が集まり、この地に古くから伝わる「雨ごいの儀式」を行ったほか、8月2日には山形県酒田市でも伝統的な雨ごいの儀式が行われていた。特に酒田市の雨ごいは、実に82年ぶり。戦後初との事であり、いかに現在の猛暑が異常な状態であるかがわかる。天気予報では8月中旬~下旬に関しても猛暑日が続く可能性が高いという。今後も日本全国で日本の伝統的な儀式である「雨ごい」を復活させる自治体が登場してくるかもしれない。
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