リングに上がったフワちゃんは、「皆さん、お久しぶりです。フワちゃんです」とあいさつし、「昨年は私の発言でお騒がせして申し訳ありませんでした」と謝罪。活動休止期間を振り返り「改めなければならないことがたくさんあり、猛省しております。この期間で敬語も学びました」と知らせ、「また挑戦したいもの。それはプロレス一択でした。反省や、みそぎのためではありません」とプロレスラーへの転身を表明した。
フワちゃんは昨年8月、お笑い芸人・やす子が投稿した「やす子オリンピック 生きてるだけで偉いので皆 優勝でーす」を引用して、「死んでくださーい」といった罵声を浴びせ大騒動に発展。後日、フワちゃんはやす子に直接謝罪したと報告したが、公式に「一定期間の活動休止」を発表し、事実上の謹慎状態となっていた。この騒動以来、冒頭の発表はこれが初めてのSNS発信となり、大きな話題を集めた。
現に7日20時時点で、フワちゃんの名前がX上でトレンド入りを果たしている。スターダムの公式X(旧Twitter)では【11.7 後楽園大会生配信中!!】とつづられた投稿があり、さらに「なんとフワちゃんが登場!」と、生配信に出演している様子も伝えられた。
フワちゃん復活に歓喜の声が上がる一方で、世間はフワちゃんに対して冷ややかであるようだ。
「当時、やす子は『24時間テレビ47』(日本テレビ系)のチャリティーマラソンランナーに抜擢されていました。メディアでは、やす子の複雑な生い立ちがクローズアップされていたこともあり、同情した世間はフワちゃんの不適切発言に過剰反応したとみられます。今年9月放送の『有吉の夏休み2025 密着77時間 in Hawaii』(フジテレビ系)では、みちょぱことタレント・池田美優がフワちゃんの名前を出して『フワ帰ってこいよ、お願いだから』などと発言しましたが、騒動から1年が経った今でも批判が続出して、復帰は困難とも言われていました」(芸能ライター)
ネット上には、「おかえり!!!待ってました」「もう十分。みそぎは済んだ」といった復帰を歓迎する声も少々見られたが一方では、「このキャラに今後、どんな需要があるのだろうか。地上波への復帰は遠慮してほしい」「フワちゃんの存在すら忘れていたのに!また、あのやかましい声が苦痛になる。もうテレビでは見たくない」などの厳しい意見が数多く見られた。
だが、フワちゃんの投稿には19万件(11日現在)を超える“いいね”もつけられており、その注目の高さがうかがわれる。これまで自由奔放なキャラで先輩芸能人をブチ切れさせた過去があるフワちゃん。30歳を過ぎて敬語の使い方を学んだというが、はたしてデビュー戦での世間の反応かいかなるものなのか、今後も目が離せない。

