スポーツ
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スポーツ 2020年03月27日 18時20分
ヤクルト二軍戦「河川敷から試合を観ることが出来る」大手メディアSNSに批判 「球団側は禁止」指摘され削除も更に物議
大手スポーツ紙『日刊スポーツ』(日刊スポーツ新聞社)が運営するツイッターアカウントの1つ「日刊スポーツ 日本ハム担当」が27日に投稿した内容が、ツイッター上のプロ野球ファンの間で物議を醸している。 当該アカウントは同日午後0時47分、この日ヤクルトの二軍本拠地・戸田球場(埼玉・戸田)で無観客で行われた日本ハム対ヤクルトの二軍練習試合について投稿。両チームのスタメンやベンチ入りメンバーを、写真を添えて紹介。その中に「河川敷から試合を観ることが出来ます!」との記載があった。 戸田球場は埼玉、東京を流れる荒川の河川敷に位置する球場で、球場に入らなくてもそばにある土手から試合を観戦できるという特色がある。しかし、新型コロナウイルスの影響を受け、ヤクルトは先月28日に球団公式サイト上で「現在の国内の状況を踏まえ、土手からの観戦もご遠慮くださいますようよろしくお願い致します」とファンへ自粛を呼びかけている。 今回の投稿を受け、ツイッター上のファンからは「日刊の日ハム担当何ツイートしてるんだよ、何のために無観客にしてるか理解してるの?」、「球団がダメって言ってるのに、メディアが土手観戦を広める意味が分からない」、「取り返しのつかない事態になったら責任取れるのか」、「試合覗けるのは事実だけど、今の状況でマスコミがそれを言ったらダメでしょ」と批判が噴出している。 新型コロナの影響により、球界では当初20日の予定だった開幕日が現時点(27日午後5時30分時点)で4月24日まで開幕が延期に。また、開幕に向けた練習試合についても二軍は無観客での開催が今後も予定されているが、一軍はパ・リーグが22日(4月10日再開)、セ・リーグが25日(4月14日再開)をもって一旦打ち切られている。 さらに、26日未明から27日にかけては、阪神の藤浪晋太郎、伊藤隼太、長坂拳弥が新型コロナに感染したことが発覚。こうした状況もあり、多くのファンが今回の投稿を軽率と判断しているようだ。 なお、当該アカウントは27日午後1時3分に「先程のツイートは削除して、内容を変更し再ツイートします。申し訳ありません」と謝罪してメンバー表を再投稿。ただ、この投稿の返信欄にも「無観客試合の為観戦出来ませんって書かないと」、「『土手で観戦できません』の訂正もセットでお願いします。本当に迷惑です」といった苦言が複数寄せられている。文 / 柴田雅人記事内の引用について「日刊スポーツ 日本ハム担当」のツイッターよりhttps://twitter.com/nikkan_fightersヤクルトの球団公式サイトよりhttps://www.yakult-swallows.co.jp/
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スポーツ 2020年03月27日 17時00分
コロナ感染の藤浪に「申し訳ないと思うなよ」 元広島・北別府氏が激励 自己申告に称賛、陽性選手は藤浪以外にも
元広島・北別府学氏が、27日に自身のブログに投稿。新型コロナウイルスに感染した阪神・藤浪晋太郎について言及した。 数日前から嗅覚の異常を訴え兵庫県内の病院を受診していたという藤浪は、26日に医師の判断でPCR検査を受けることになったと球団が発表。その後同日未明に、検査の結果陽性反応が出たことが判明している。 その藤浪について、北別府氏はブログの中で「運が悪いと思うなよ。申し訳ないと思うなよ」と激励。「しっかり治して阪神ファンを 野球ファンをマウンドの上から喜ばせて下さい もちろん私もその姿を待っているし、復活する姿を見たいと思っていますよ」と回復を願った。 今回の投稿を受け、ブログのコメント欄やネット上には「藤浪選手の心中を察するととても心配です」、「藤浪選手には今年期待しているので、1日も早く治って元気に練習して本番に臨んで貰いたいです」、「北別府の言う通り、藤浪はあまり責任を感じすぎないでほしい」といったファンからの反応が多数寄せられている。 藤浪のコロナ感染を受けて、他にも複数の選手・OBがコメントを寄せている。ソフトバンク・バレンティンは27日、自身のツイッターに「藤浪のニュースを聞いて気の毒に思う。彼が早く良くなることを願っている。健康が第一、野球は二の次だ」と投稿。 カブス・ダルビッシュは27日、自身のツイッターに投稿し「嗅覚がおかしいってだけで名乗り出た藤浪選手はすごいと思う。情報収集している証拠やし、自分の身体に敏感な証拠」と藤浪を称賛した。 元大洋・横浜の高木豊氏は、27日に自身のユーチューブに動画を投稿。動画内で高木氏は、藤浪の感染について「かかったものはしょうがない。見えない敵と戦っているわけだから、被害者ということで(藤浪を)みんなで守ってあげるようにしていかないといけない」と発言している。 判明直後にツイッター上でトレンドに急浮上し、「ついに球界からも感染者が…開幕する前で良かったと思うしかない」、「陰性を願ってたけど残念、でも異変を感じてすぐに申し出たのは立派」、「藤浪陽性はショックだけど、隠すことなく申告した姿勢は素晴らしいと思う」といったファンからのコメントも多数寄せられている藤浪のコロナ感染。27日には藤浪と14日に食事を共にしていた伊藤隼太、長坂拳弥の両名にも陽性反応が出たことが明らかになっているが、これ以上感染が広がりを見せないことを祈るばかりだ。文 / 柴田雅人記事内の引用について北別府学氏の公式ブログよりhttps://ameblo.jp/manabu-kitabeppu/バレンティンの公式ツイッターよりhttps://twitter.com/cocobalentienダルビッシュ有の公式ツイッターよりhttps://twitter.com/faridyu高木豊氏の公式ユーチューブチャンネルよりhttps://www.youtube.com/channel/UCgr5CkgytiVfdnk4C0M42nQ
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スポーツ 2020年03月27日 13時20分
ダルビッシュ「家でゴロゴロしてる」 延期が続くMLB開幕延期、一時帰国決断の選手も続出する現状にマー君も「ホンマそれです」
カブス・ダルビッシュ有が、27日に自身のツイッターに投稿。メジャーリーグの開幕延期が続いている現状について言及した。 今シーズンのメジャーリーグは当初27日(現地時間26日)に開幕する予定が組まれていた。しかし、新型コロナウイルスの影響により開幕を延期することがメジャーリーグ機構から13日(現地時間12日)に発表されており、複数メディアは5月中旬、もしくは6月まで開幕がずれ込むのではないかと予想している。 また、新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、練習施設を閉鎖する球団が相次ぐなど、各選手の調整にも影響が出ている。 こうした中、ダルビッシュは27日午前7時10分に投稿。「今日開幕のはずやのに家でゴロゴロしてるって2ヶ月前の自分が今ここに来たらまじで状況飲み込まれへんやろうな」と現在の心境を吐露した。 今回の投稿を受け、ネット上のファンからは「ここまでの事態になるとは予想つかなかったです」、「せっかくの調整もパーになってしまいそうですね」、「家でゴロゴロってトレーニングとかしてないのか?」、「ちゃんと練習してるとは思うけど、それでもゴロゴロできるほど時間が余ってるのか…」といった反応が多数寄せられている。 また、ダルビッシュの投稿に対しては、ヤンキース・田中将大も自身のツイッターで反応。投稿に返信する形で、「ホンマそれです。。。」と投稿している。 新型コロナによる開幕延期は、他の日本人メジャーリーガーにも影響を及ぼしている。ツインズ・前田健太はキャンプ地・フロリダの練習施設が閉鎖されたため自宅のあるロサンゼルスに戻り、レッズ・秋山翔吾と共に同地で合同自主トレを敢行。 また、エンゼルス・大谷翔平、マリナーズ・平野佳寿、マリナーズ・菊池雄星の3名も、まだ閉鎖されていない練習施設や自宅などでそれぞれ調整を続けている。 一方、それぞれチームのキャンプ地であるフロリダで調整を続けていたブルージェイズ・山口俊とレイズ・筒香嘉智は、山口が本拠地のあるカナダの入国禁止措置、筒香が球団施設の閉鎖を理由に日本への一時帰国を決断。これを受けた山口の古巣・巨人、筒香の古巣・DeNAが、要望があればそれぞれに球団施設を提供する意向を持っていることも伝えられている。 日本のプロ野球と同じく、先が見えない状況が続いているメジャーリーグ。選手、ファンが開幕を迎えられる日はいつやってくるのだろうか。文 / 柴田雅人記事内の引用についてダルビッシュ有の公式ツイッターよりhttps://twitter.com/faridyu田中将大の公式ツイッターよりhttps://twitter.com/t_masahiro18
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スポーツ 2020年03月27日 12時00分
高梨沙羅「通算100度目の表彰台」で“すっぴん顔”公開の悲劇
ノルディック・スキーのジャンプ女子、高梨沙羅が3月9日、ワールドカップ・ノルウェー大会で今季初優勝。これで女子初となる「通算100度目の表彰台」に上った。 3桁の大台到達は、女子では初、男子を含めてもヤンネ・アホネン(フィンランド)の108度に次ぐ史上2人目。まだ20代前半の高梨の年齢を考えると、記録更新は時間の問題だろう。 しかし、そんな偉業達成の裏で、高梨に悲劇が発生した。「アホネンは1994年のリレハンメル冬季オリンピックから2018年の平昌大会まで、通算7度の五輪出場を果たしたフィンランドの英雄。スキー競技の盛んなヨーロッパでは知らない人のいない存在です。そんな“アホネン超え”も見えてきた高梨の偉業を説明する上で、『初表彰台』時の写真も公開されたのです」(現地記者) 高梨のW杯初の表彰台は、11〜12年シーズン、15歳のときだ。12年1月の第3戦で2位の好記録を収めて初めて表彰台に上がったが、当時はまだメーク・アップに目覚めていない“すっぴん”顔だった。 その後、年齢を重ねるとともに容姿も変化し、大人びた表情をするようになった高梨。少女から大人へ、16歳と現在の高梨を比較して、当然だが「全然、違う!」との声も上がっている。「高梨の100度目の表彰台に関しては、日本よりも海外の方が大きく取り上げています。今後、海外メディアからの取材も多く予定されているそうです」(スポーツ協会担当記者) そうなれば、“スキー競技以外の話”にも触れなければならないだろう。「高梨がW杯で初優勝した11〜12年シーズン後、高梨の一人勝ちが続くのかと思ったら、近年は欧州各国の女子選手が急激にレベルアップし、高梨も苦戦しています。今季の優勝は1回に終わりました」(現地記者) かつて、高梨はメークをバッチリ決めて、戦闘モードに入ると話していた。メークする時間があるなら練習しろ、との声が海外で上がらなければいいが…。
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スポーツ 2020年03月27日 11時45分
選手会肝いりの新制度も見送り? 阪神・藤浪のコロナ感染、各球団は収益・編成の両面で大ダメージか
阪神・藤浪晋太郎投手が新型コロナウイルスに感染し、次は「選手会」との話し合いが…。 3月26日深夜、藤浪が新型コロナに感染していることが判明した。厳密に言うと、「ヤバイ」の声は同日の午前中から囁かれていた。白い防護服姿の作業員が二軍施設、鳴尾浜球場、そして、甲子園球場に現れ、棒状の噴射機から消毒液を吹き掛けた。鼻を突くような薬品の匂いでいっぱいになる。 この時点で、阪神関係者の中から“感染の疑い”がある者が出たことは察しが付いたが、球団スタッフは何も教えてくれなかった。しかし、その消毒の作業チームがブルペンに入るのを見て、感染の疑いがあるのはスタッフではなく、選手だと分かった。それも、投手だと――。 「球団が藤浪に陽性反応が出たと知らされたのは、26日夜。本人、球団幹部が話し合い、NPBにも連絡を取って、名前を公表することを決めました。球団の発表によれば、彼が体調の異変を訴えたのは24日。この時点での検査を見送ったのは、NPBがJリーグなどと立ち上げた対策会議の中で出た『感染の疑いがある人の症状』の中に、藤浪の伝えた内容が含まれていなかったからだと話していました。コーヒーやお茶などを口にしても、匂いがないという『嗅覚の異変』です」(在阪記者) その後、阪神は“二次感染”を防ぐため、選手、スタッフの待機など迅速な対応を行っている。これを受けて、NPB幹部もコメントを出した。「4月24日の開幕を目指すことに変わりはない」とのことだが、「建前に過ぎない」というのが周囲の一致した見方だ。 「開幕戦はもっと先延ばしになる。それは非常事態だからファンも許してくれると思いますが、問題なのは球団経営です。選手の年俸、満額を払えるのか?」(球界関係者) 在京球団スタッフによれば、選手会とも感染防止のために話し合いの場を設けるという。その席上で、年俸のことにも触れ、選手会側の反応を見て対応を決めるそうだ。 「選手会とは話をしています。つい先日も、『現役ドラフト』について意見交換をしました。今年中の実施を目指す方向でしたが、いったん見送ることで意見が一致しました」(前出・同) 経営サイドと選手会は良好な関係にあるようだが、カネのこととなれば、話は別。「物別れ」に終わる可能性の方が高い。 今後、ペナントレースを再開させ、仮に143試合全てとクライマックスシリーズ、日本シリーズも予定通りに開催できたとしても、感染防止の専門家チームが「座席間隔を空けるように」と進言している以上、球団収入の激減は必至だ。 「選手から観戦者が出てしまった以上、全球団が検査態勢についても話し合わなければなりません。検査を受けるとしても、それなりの金額が掛かります」(前出・在阪記者) 球団にとって、最大の出費項目は「人件費」だ。藤浪の一日も早い回復を願っている。だが、アスリートの体力を取り戻すのにも時間が掛かりそうだ。経営陣はカネの話を切り出す前に、選手が復活するまでの補償を約束しなければ、この厳しい状況を乗り切れないだろう。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2020年03月27日 11時00分
プロレス界に広がる新型コロナショック!ノア5.2大田区大会も中止
プロレスリング・ノアは26日、既に発表されている29日の東京・後楽園ホール大会を中止にし、無観客試合にすることに加えて、27日の神奈川・横浜ラジアントホール大会、今年前半のビッグマッチである5月2日の東京・大田区総合体育館大会を中止にすると発表した。 東京都では、25日に小池百合子都知事が、感染者が急激に増加した新型コロナウィルス感染拡大による緊急会見で、22日に埼玉・さいたまスーパーアリーナで大会を開催したキックボクシング団体K-1が、28日に後楽園ホールで開催する『Krush.112』に対して、自粛を要請したことを明らかにした上で、無観客試合での開催で合意したと発表。また26日から、後楽園ホール側より使用を予定している各団体に、大会開催の自粛を要請したようで、プロレスではフリーダムズ、JUST TAP OUT、格闘技ではシュートボクシングなどが中止を発表している。他にもプロボクシングを始め、事前に延期を発表していた団体も多い。 ノアは27日の横浜大会では、全日本プロレスから三冠ヘビー級王者の諏訪魔が乗り込んで来ることが発表されていた。29日の後楽園大会は、8日に神奈川・横浜文化体育館大会が中止になり、同大会で予定されていたGHC4大選手権をそのままスライドし、後楽園クラスの大会としては異例のタイトルマッチ4試合のみ行うとあって、“神興行”になるのではないかというファンからの期待感が強かっただけに、無観客試合になり、CSと配信の生中継だけになってしまったのは残念である。 さらに、大田区総合体育館は行政が管理しているとあって、今回中止が発表された5月2日までは、行政が管理している施設は使用出来ない可能性は高い。プロレス・格闘技界にとってしばらく我慢の時期が続きそうだ。(どら増田)
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スポーツ 2020年03月26日 17時30分
DeNA・ラミレス監督「粛々と従うしかない」 東京オリンピック延期決定でベイスターズに迫り来る余波
今夏に開催されるはずであった東京オリンピック・パラリンピックが24日、正式に1年間程度の延期が決定されたことにより、ベイスターズにも様々な影響が降りかかってきた。 昨年の12月に、オリンピック聖火ランナーとして神奈川県川崎市内を走る事を発表し、「大変光栄であると共に身の引き締まる思い」とコメントしていたラミレス監督も、聖火リレー自体が中止になったことに対し、「このような状況なので自分の事を考えている場合ではない。この決断に対して十分理解をしている。私は粛々と決定に従うしかない」と予期せぬ事態に理解を示していた。また、「東京オリンピック2021で、もう一度聖火リレーを同じメンバーで行うならば光栄ですし、違う方々で行うにしても、滞りなく出来るならば大変嬉しいこと」と人格者らしく、個人的な立場よりもスポーツの祭典の成功を祈っていた。 一方、オリンピックによる中断が撤廃となり、野球・ソフトボールの会場として使われるはずだった本拠地・横浜スタジアムで試合が行われる事が濃厚となったことには、「もしそれが現実になればいい事。昨年ホームで成績が良かったことは数字が示している通りなので、喜ぶ選手もいると思う」と前向きに捉え、「ファンもより多くホームでゲームを見られる」と、共に戦う仲間の存在をも気遣っていた。 本来ならば開幕していたはずのプロ野球。ひとまず4月24日開幕に向けて動き出し、ベイスターズは25日の練習試合を最後に調整期間に入る。「当面の3日間はオフ。その後の2日間は自主練習とし、休んでもいい」とスケジュールを明かし、「メンタル、フィジカルの両面をリフレッシュして、リスタートできる」と、こちらもポジティブに捉えていた。 首都東京では、新型肺炎感染者が増加し、開幕においても不安定な状況は変わりないが、ラミレス監督からは、常に前向きな姿勢で状況を打破していく姿勢が、ひしひしと感じ取れた。 取材・文 ・ 写真/萩原孝弘
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スポーツ 2020年03月26日 17時00分
「もうピッチャーはやめろ」野村克也さんにもらった助言がプロ入りのきっかけに? 元巨人・井端氏が明かした秘話に驚きの声
元巨人・井端弘和氏が25日、自身のユーチューブチャンネルに動画を投稿。先月11日に84歳でこの世を去った野村克也さんとの秘話を明かした。 現役時代に中日(1998-2013)、巨人(2014-2015)の2球団でプレーした44歳の井端氏と、監督として南海(1970-1977/選手兼任監督)、ヤクルト(1990-1998)、阪神(1999-2001)、楽天(2006-2009)の4球団で指揮を執った野村さん。この両者はプロ野球で同じチームに所属したことはない。 ただ、井端氏によると自身が中学時代に所属していた少年野球チームの近くに野村さんが関わる別のチームがあり、地区大会で当時投手だった井端氏のプレーを偶然目にしていたという。 その野村さんから中学3年の夏休みに、突然自宅に電話がかかってきたという井端氏。「どこか行く高校があるのか?」と聞かれ「家の近所の高校にでも行きます」と答えたところ、野村さんから「堀越どうだ?」と、自身の息子である野村克則氏(現楽天一軍作戦コーチ)が当時通っていた堀越高校(東京・中野区)を紹介されたという。 地元が神奈川・川崎市ということもあり堀越高校の存在は知らなかったものの、野村さんの言葉を受け「堀越にお世話になります」と答えた井端氏。すると、野村さんは「もうピッチャーはやめろ。高校に行ったらショートをやれ」と言ってきたという。 それまでショートの経験は一度もなかったが、「ああいうすごい方に『ショートやれ』って言われたらその気になって」とショート転向を決断した井端氏。その後堀越高校に入学するとショートを守る同級生が1人もいなかったため、「(ショートが)いない。ラッキー!」と思ったと当時を振り返っていた。 今回の動画を受け、動画のコメント欄やネット上には「ノムさんの電話が無かったら井端というプロ野球選手は誕生してなかったかもしれないのか」、「井端の才能をいち早く見抜いたノムさんの眼力すごいな」、「野村さんは堀越の新入生にショートがいないことを知ってたのか、あるいはショートが入学しないように根回ししていたのか…」といった視聴者からの反応が多数寄せられている。 堀越高校に入学後、井端氏は2年時の1992年に春のセンバツ、3年時の1993年に夏の甲子園に出場している。その後、亜細亜大学を経て1997年ドラフトで5位指名を受け中日に入団。2015年に巨人で引退するまで「1896試合・.281・56本・510打点・1912安打」といった成績を残し、ショートとしてゴールデングラブ賞を7回(2004-2009,2012)受賞している。 現在は侍ジャパンで内野守備・走塁コーチを務めるなど、指導者としても順調なキャリアを歩んでいる井端氏。その井端氏の歩みに野村さんが関わっていたことに驚いたファンは多かったようだ。文 / 柴田雅人記事内の引用について井端弘和氏の公式ユーチューブチャンネルよりhttps://www.youtube.com/channel/UCVhXntGHOpB4vnfkBdN5HlA
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スポーツ 2020年03月26日 13時00分
長州力「藤波さんも待ってるぞ! 立て立て!」 初代タイガーマスクが難病疑い、「優しさがしみます」ファンから反響
元プロレスラーの長州力(68)が26日、自身のツイッターに投稿。初代タイガーマスクとして知られるプロレスラー・佐山聡(62)に言及した。 佐山は1981年から1983年にかけて、テレビアニメ『タイガーマスク二世』(テレビ朝日系)とのタイアップ企画で誕生した覆面レスラー「タイガーマスク」として、新日本プロレスで活躍。その後、1983年に正体を明かした後も複数のプロレス団体のリングに上がり、現在は2005年に自身が設立した団体であるリアルジャパンプロレスで活動している。 しかし23日、先月23日に受けた精密検査の結果、パーキンソン病の疑いであると診断されたことをリアルジャパンが公表。同団体によると、現在佐山は杖や介助が無ければ自力での歩行が困難な状態で、復帰のめども立っていないという。 その佐山に向け、長州は自身のツイッターに投稿。「佐山聡、驚異的身体能力の持ち主、、、頑張れ!! もう一度リングに立とう!! 皆がその姿を待ってます!! 俺もその一人だよ!! 藤波さんも待ってるぞ!! そうだ!立て立て!」と、同じくプロレスラーの藤波辰爾(66)の名も出しつつ、エールを送っている。 今回の投稿に返信する形で、ツイッター上のファンからは「一日でも早く快方に向かうことを願ってます」、「子供のころのヒーローだったので本当に復活して欲しいです」、「長州さんの熱いエールは必ず佐山さんに届きますよ」、「ぜひ復活してほしいものです…長州さんの優しさが沁みますね」といった反応が多数寄せられている。 昨年6月に現役を引退した長州は、現役時代に何度か試合で佐山と対戦、並びにタッグを組んだ経験を持っている。また2011年には、1980年代前半に新日本プロレスで抗争劇を繰り広げた藤波を含めた3名で、プロレス興行『レジェンド・ザ・プロレスリング』を開催してもいる。 2012年6月19日の『アサ芸プラス』(徳間書店)のインタビューでは、「あとにも先にも、僕が驚かされたのは、藤波さんとタイガーマスク(佐山聡)の2人だけ」と語っている長州。突然襲ってきた試練を、佐山が乗り越えてくれることを強く願っているようだ。文 / 柴田雅人記事内の引用について長州力の公式ツイッターよりhttps://twitter.com/rikichannel1203
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スポーツ 2020年03月26日 11時40分
広島、温厚な佐々岡監督が激怒? 拭えないV奪還への課題、頼みの対策もコロナ禍で水の泡か
監督が交代すると、チームの雰囲気が変わるのもよくある話。しかし、チームが明るくなることと、強くなることは別の話のようだ。 東京ヤクルトとの練習試合(3月25日)は、「4番・長野」で臨んだ。今年36歳になるベテラン・長野久義は佐々岡真司監督の期待に応え、3安打と爆発。オープン戦の打撃成績は22打数2安打と低迷していただけに、長野自身、浮上のきっかけになったのは間違いない。しかし、試合は落としてしまった…。 広島キャンプに長期密着したプロ野球解説者が「佐々岡カープ」をこう評していた。 「チームの雰囲気は明るくなりました。緒方監督の時代は緊張感があり、チームが勝っている時はともかく、いったん負けが込んでくると、なかなか抜け出せないドロ沼状態でした。佐々岡監督はまずこの重苦しい雰囲気を変えたかっただと思う」 厳しさから解放されると、練習でもノビノビとした雰囲気になる。ピリピリムードで練習するよりはマシで、それでチームが強くなったケースも少なくないが、長続きしないというのが球界の通例だ。 「佐々岡監督がV奪還のためにやらなければならないことは、投手陣の建て直しです。でも、今年はプラス材料が少なくて…」(前出・同) 救援陣が特に課題とされていた。気になるのは、外国人投手だ。まず、勝ちゲームでの試合終盤を任せるつもりで獲得したDJ・ジョンソンは、いまだ二軍調整のまま。キャンプ中盤、ブルペン投球を見たプロ野球解説者の多くが、 「スピード、制球力ともにイマイチ」 と、調整の遅れを指摘していた。この時点では「外国人投手はスロースターター。開幕までにはなんとか…」とカープ首脳陣も楽観視していたが、対外試合で投げてみると、クイックモーションができないという、日本球界で通用しない典型的な欠陥まで露呈してしまった。 「二軍ではそのクイックモーションや、セットポジションでの間合いについて勉強させています」(スポーツ紙記者) 日本球界は盗塁、バント、右方向への進塁打など細かいプレーが多い。そのため、外国人投手を獲得する時は、どの球団も慎重になる。広島は優良外国人選手を見極めることでも定評があったはずだが…。 「フランスアのモチベーションも上がってきません」(前出・同) 佐々岡監督は両外国人リリーバーの不振について、「考えなければならない」と言葉を濁した。佐々岡監督を知る関係者は「温厚な彼がそういう言い方をしたのなら、絶対に怒っている」と言うが、投手陣に直接、喝を入れることはなさそう。 「一連の新型コロナウイルス騒動で、球界全体に、選手、その家族の生活環境に影響が出るので、『トレードはNG』みたいな感じになっています」(球界関係者) 予定していた外国人投手の調子が上がってくるのを、ひたすら待つ。先のヤクルトとの練習試合にしてもそうだ。この時期はチームの勝利を最優先しなければならないはず。淡々とした表情で引き上げていった点がちょっと気になる。(スポーツライター・飯山満)
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