スポーツ
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スポーツ 2020年08月19日 11時50分
巨人・菅野、OP戦で意味深な振る舞いが?「配球をよく考えてくれた」開幕8連勝は“捕手改造”の成果か
この完封劇は「捕手の在り方」も変えてしまいそうだ。 巨人・菅野智之が阪神打線を単発3安打に抑える完封勝利を収めた(8月18日)。開幕8連勝は自身初、球団では1990年の斎藤雅樹氏以来の快挙だが、完封勝利は早くも今季3度目となる。 「阪神打線は計3安打。巨人打線は2安打です。岡本の一発で勝利しましたが、原監督は『1対0で勝つのと負けるのとでは大きな差がある』と、いつになく興奮気味に話していました」(スポーツ紙記者) >>巨人・原監督「お前もう一生料理するな!」 甥っ子・菅野への激怒に賛否、致命的な怪我を負った選手も?<< 菅野の好投で改めてクローズアップされたのが、捕手・大城卓三だ。ここまで菅野は9度の先発マウンドに立っているが、うち8回は大城とバッテリーを組んでいる(残り1回は開幕戦の小林誠司)。正捕手・小林の離脱もあるが、経験豊富な炭谷銀仁朗がいても、菅野が投げる日は大城がマスクをかぶってきた。18日の完封劇もそうだが、結果を出している以上、「菅野-大城」のバッテリーは、しばらく続きそうだ。 「原監督の構想の一つとして、『打てる捕手』の大城をレギュラーに引き上げようとしています。背番号を46番から24番に変更したように、大城に期待しているのも本当です」(前出・同) 大城の台頭で使われるようになったのは、「東海大バッテリー」。今さらだが、菅野、大城は東海大相模、東海大の出身。原監督も歩んだ“学生野球の名門道”だ。大城を抜てきした理由に“特別な事情”もあるように報じるメディアも見られた。しかし、こんな情報も聞かれた。 「東海大時代の菅野は、一学年下の現オリックスの伏見寅威捕手とバッテリーを組むことが多く、大城とは数える程度だったはず。原監督が打撃力の高い大城を育てるため、その教育係を菅野に託しました」(球界関係者) 今春のオープン戦途中から「菅野-大城」のバッテリーが目立ち始めたが、そのころの菅野は大城の要求する球種に対し、「ストライクがほしいのか、ボールカウントでいいのかハッキリさせろ」などと“ダメ出し”もしていたという。 「菅野はエースであり、大城は社会人野球を経由してプロ入りしました。まだプロ3年目ですし、母校の先輩ということで遠慮もあったようです」(前出・同) 菅野はヒーローインタビューで「大城が配球をよく考えてくれた」と褒めていた。しかし、こうしたベンチ裏の話を聞くと、大城は菅野好みの捕手になったとも解釈できる。 「捕手には大きく分けて2通りのパターンがあります。『オレに付いてこい』のタイプと、味方投手の性格に合わせ、投げたいと思っている球種を投げさせ、ノセていくタイプです。菅野と組む時の大城は後者のタイプと言えるでしょう」(プロ野球解説者) この調子で行けば、投手タイトルもほぼ独占となるだろう。また、若手投手も菅野に助言を仰ぐなどしているそうだ。巨人が「菅野のチーム」と呼ばれる日もそう遠くないだろう。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2020年08月19日 11時00分
19日先発のオリックス田嶋大樹「勝ち星は後でついてくるもの」
19日の埼玉西武戦で予告先発がアナウンスされているオリックスの左腕、田嶋大樹が前日の囲み会見に応じた。 田嶋は今シーズン8試合に先発、防御率2.88と安定したピッチングを披露しているが、勝ち星がついたのは7月4日の西武戦のみ。今回は同じ西武を相手に2勝目を挙げたいところだが、田嶋は「(勝ち星が欲しいとは)思わないです」という。 「勝ち星というのは、投手が評価されるところだと思うんですけど、今の僕の立場からしたら、1イニングでも多く投げて、1つでも多くのアウトを取って、チームに貢献することだと思うし、勝ち星は後でついてくるものなんで、今年は別に勝ち星がつかなくても(そう)思わないと思います。しっかり自分がやるべきことを理解して、それをマウンドで出せればいいかな」 今年の田嶋は「力感を失くすこと」を課題に掲げており、結果よりも内容にこだわっていることから、安定した投球が出来ているようだ。そんなここまでの投球に関して、「最低限はやれている」としながらも、「まだ詰めの甘いところが出ているので、そこをしっかり埋めていければ」と語り、1年目に比べて球速が落ちていることについては、「出る時は出ますけど、出ないですね。出ないけど抑えてるんで、今のところ球速が出ないなら出ないなりの投球中でゲームも作れてるし、それはそれでいいかなと。引き出しの1つとして出来てると思います」と自らを分析した。 今後もチーム貢献を最優先に、田嶋らしいピッチングを披露してくれるはずだ。(どら増田)
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スポーツ 2020年08月18日 22時30分
東京女子プロレス“エース”山下実優が準決勝進出「優勝しか見えていない」
DDTプロレスリンググループの東京女子プロレスは15日、東京・神田明神ホール大会を開催した。 メインイベントでは『第7回東京プリンセスカップ』準々決勝を実施。団体旗揚げ時から“エース”と呼ばれながらも、同トーナメントでは優勝どころか、決勝にすら進出したことがない山下実優とハイパー・ミサヲが対戦した。いつしか「トーナメントに弱い選手」とのレッテルを貼られるようになっていた山下。今年は1回戦でらく、2回戦で乃蒼ヒカリを下してベスト8に勝ち上がったが、準々決勝は相性の悪いミサヲが相手だった。 2回戦でプリンセス・オブ・プリンセス王者の坂崎ユカを破る殊勲の星を挙げて準々決勝に進出したミサヲは、試合前、小道具を包んだふろしきを差し出して、「正々堂々と闘う」と誓った。 しかし、坂崎戦同様、隠し持っていたスプレーを取り出し、山下の顔面に噴射すると、首固め、スクールボーイで丸め込んで電撃フォールを狙うも、3カウント奪取はならず。さらに場外戦に転じると、ミサヲはリング下の幕をはがして、山下をグルグル巻きにしてテープで固めるが、なんとかリングに戻った山下は脱出。それでも、コーナーマットをはがして金具の部分に山下をぶつけるなど、その後もミサヲのペースが続いた。 10分過ぎ、ミサヲはラ・マヒストラルで固めるも、山下はカウント2でクリア。激しいエルボー合戦の後、山下がアティテュード・アジャストメントから、クラッシュ・ラビットヒートを、ミサヲの顔面にたたき込んで3カウント。“鬼門”ミサヲ戦を乗り越え準決勝進出を果たした。 試合後、山下は「絶対に負けたくなかったので。仕掛けにはくるかなとは思ってたんですけど、ミサヲもうまいから、ちょっと危なかったんですけど、何とか勝ちました。ミサヲにトーナメントで勝つっていう、一つの目標が達成されて、まだまだ終わりじゃないので。次は準決勝、相手は中島(翔子)。中島も手ごわい相手になると思うし、ベルトを獲られた相手でもあるので、絶対に負けられないし、目の前の相手を倒す。優勝しか今年は見えていないので、優勝を目標に引き続き相手を倒していきたい」と意気込み、“7度目の悲願”となる優勝を視野に入れた。 一方、準々決勝で脱落となったミサヲは「負けちゃいました。この夏に懸けてたので。20年の『TPC』、7回目に勝つってヒーローっぽいじゃないですか? 勝つと思ってたんですけど、ショックです。ですけど、2回戦でユカさんに勝って、そこは自信になったので、次なる作戦に出たいと思っています。トーナメントで勝てなくても別のチャンスが現れると思っていますので、切り替えて次はそっちを狙っていこうかなと。まだ20年は何カ月かあって、でかい大会も控えているので。それに向けて軌道修正していこうかなと思っています」と前向きな姿勢を見せた。 また、同ブロックのもう一つの準々決勝では、中島翔子がダイビング・セントーンで万喜なつみを下して、準決勝に進出している。◆東京女子プロレス◆『東京プリンセスカップ』2020年8月15日 観衆 未発表東京・神田明神ホール▼メインイベント トーナメント準々決勝(時間無制限一本勝負)○山下実優(12分38秒 片エビ固め)ハイパーミサヲ●※クラッシュ・ラビットヒート▼セミファイナル トーナメント準々決勝(時間無制限一本勝負)●万喜なつみ(10分49秒 片エビ固め)中島翔子○※ダイビング・セントーン(どら増田)
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スポーツ 2020年08月18日 19時30分
阪神守備陣に「もう何やっても無駄」諦めの声も 12球団ワーストのエラー数、片岡氏も「プロの一軍のレベルとして…」と苦言
元阪神で野球解説者の片岡篤史氏が17日、自身の公式ユーチューブチャンネルに動画を投稿。阪神の守備に苦言を呈した。 今回の動画で片岡氏は、8月10~16日に行われた6試合で「3勝2敗1分」の成績を残した阪神の戦いぶりについて解説。その中で「気になるポイント」として、阪神のエラー数の多さについて言及した。 今シーズンの阪神は16日終了時点で、エラー数が12球団ワーストの「37個」。16日の広島戦でも「2-1」と1点リードの8回表にエラー絡みで同点に追い付かれ、結局「2-2」で引き分けと勝ちを逃す結果になっている。 守備の乱れが目立つ阪神の現状について、片岡氏は「全てのエラーがいけないわけではないが、プロの一軍のレベルとしてアウトにできる打球はアウトにしなければならない」とバッサリ。一軍としても求められる最低限の守備力すら身に付けていない選手が多すぎると苦言を呈した。 片岡氏は続けて、一部の阪神選手はエラーした翌日に早出で守備練習をしているという記事を見たと発言。その上で、「エラーしたから(練習するの)ではなくて、毎日続けなければならない」と、全選手がエラーの有無にかかわらず常日頃からしっかり練習に取り組むべきではないかと指摘した。 練習を重ねれば重ねるほど、守備力は向上していくと主張する片岡氏。「基本に帰って(守備練習の時から)しっかり捕って、(投手が)『捕ったら安心だ』というところまで持っていかないと」と、練習を徹底することがエラー数の改善につながると語っていた。 >>阪神・藤浪が勝てない本当の理由 敵は相手打線以外にも? 次回登板次第では再び二軍落ちか<< 今回の動画を受け、ネット上には「確かに48試合で37エラーは多すぎる、巨人(12個)の3倍以上だぞ」、「早急に手を打たないといつまでも首位の巨人には追い付けない」、「大山(悠輔、4個)や植田(海、4個)あたりのエラーがかさんでるから、首脳陣はまずこうした選手から手をつけてほしい」といった反応が多数寄せられている。 一方、「仮にもプロなんだから練習はちゃんとやってるだろ、それでこの現状だから問題なわけで」、「昨シーズンも100個以上エラーしてるし、練習すれば改善するレベルじゃない」、「守備面はもう何やっても無駄だろうから、多少のエラーも取り返せるように打撃を鍛えた方がまだマシな気がする」といった、改善案に対する疑問の声も複数見受けられた。 「阪神は昨シーズン143試合で『102個』、1試合平均にすると『0.71個』のエラーを記録。エラー数が3ケタまで到達したのは『101個』を記録した2000年以来19年ぶりでしたが、今シーズンはここまで1試合平均『0.77個』と、昨シーズンを上回るペースでエラーが続出しています。もちろん、選手や首脳陣もこのことを認識した上で改善に取り組んでいるとは思うのですが、良くなる兆しが見えないとして諦めているファンも少なからずいるようです」(野球ライター) 16日終了時点で、首位巨人に5.5ゲーム差をつけられている3位阪神。18日から直接対決3連戦が始まるが、勝ち越し、3連勝を実現するにはどれだけエラーを出さないかという点も重要な要素となりそうだ。文 / 柴田雅人記事内の引用について片岡篤史氏の公式ユーチューブチャンネルよりhttps://www.youtube.com/channel/UCSFE1o0ihc5mfODf2FybeuA
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スポーツ 2020年08月18日 17時30分
ロッテ2005年日本一ユニフォーム復刻!8.22の始球式は村田兆治氏
千葉ロッテマリーンズは10月2〜4日の埼玉西武戦(ZOZOマリンスタジアム)で「2005年誠ユニホーム」を先着5000人に配布すると発表した(ビジター外野応援指定席を除く)。 Lゲートを除く全ゲートで、開場と同時に配布を開始する(開場時間は未定)。誠ユニホームはマリーンズが日本一に輝いた2005年シーズンにおいてホームユニフォームの一つとして着用していた。なお、10月2〜4日は球団設立70周年を記念して日本一に輝いた4度のシーズンに焦点を当てる企画「70周年チャンピオンシリーズ」の一環として、2005年の日本一に関連したイベントを開催する。 イベントの詳細は後日発表されるが、人気が高かっただけに、ファンからの反響は大きい。 千葉ロッテマリーンズ広報室は「誠ユニホームはファンの間でも思い出深いユニホームの一つだと思います。ネーミングはファンから募集する形で決めました。また当時はピンストライプか誠ユニホームか黒パンツの侍ユニホームのどれをゲームで着るのかは当日の先発投手が決めていました。日本一に輝いた年ということもあり、とても懐かしく思い出深いユニホームです。ぜひご来場いただき懐かしの誠ユニホームをゲットしてください」としている。 現在のスタッフにとっても思い入れは強いだけに、イベントに期待したい。 またロッテは8月22日の福岡ソフトバンク戦(ZOZOマリン、17:00試合開始)の始球式を1974年ロッテオリオンズ日本シリーズ優勝時の胴上げ投手・村田兆治氏が務めると発表した。 こちらは「70周年チャンピオンシリーズ」から、1974年の日本一にスポットを当てるイベント。村田氏による始球式の他にも、試合前イベントとして1974年当時のメンバーである村田、有藤通世、山崎裕之、木樽正明の4氏による1974年日本一ペナントのお披露目セレモニーを開催。8回裏マリーンズの攻撃前に当時「ラッキー8」として使用していた「ロッテ親衛隊のうた」の場内演奏、1974年ロッテオリオンズユニフォームの来場者プレゼント等の関連イベントも行う。 村田氏は「1974年、ロッテ球団として初の日本一を達成してから46年が経ちました。ファンの皆さんに支えていただきながら毎日、チームのためにとにかくガムシャラに、必死にプレーしていたことを昨日のことのように覚えています。今はこのような状況ですが、球場にお越しいただけるファンの皆さん、画面を通してプロ野球を楽しんでおられるファンの皆さんに元気を与えられるような球を投げ込みたいと思います」とコメントを寄せた。 現役を引退してからも球威あるボールをたびたび始球式で投げ込んでいた村田氏が、70歳になった2020年にどんなピッチングを披露するのか注目したい。(どら増田 / 画像は球団提供)
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スポーツ 2020年08月18日 17時10分
巨人・畠の敗戦の原因をズバリ指摘 「ここは工夫の余地あり」堀内元監督が失点シーンで気付いた問題点とは
元巨人監督で野球解説者の堀内恒夫氏が、17日に自身のブログに投稿。巨人の先発右腕で26歳の畠世周について言及した。 畠は16日に行われた対中日戦に先発したが、「0-0」と両軍無得点の2回表に1点、「1-1」と同点の5回表に3点を失い「6回4失点・被安打6」で降板。その後点差は変わらず「1-4」でチームは敗れ、畠には今シーズン2敗目が記録されている。 同戦の畠の投球について、堀内氏は「課題は『セットポジション』だな」と断言。「セットになるとスピードが落ちてコントロール 特に変化球が甘くなる」と、走者を置いた場面では不安定な投球が見受けられると主張した。 堀内氏は続けて、「その理由として 畠は今シーズンからバックスイングを変えてきてる」と、投球時の利き腕の使い方が変わっていると指摘。堀内氏によると、昨シーズンまでの畠は「右腕を後ろに引きぎみにしてから投げていた」というが、今シーズンは「右腕を右足の膝の上あたりに 真下に下ろすように修正してきた」という。 ただ、従来の“引いて投げる”とは違い“下ろして引いて投げる”と動作を1つ増やしたため、「腕が体に追いついていかない。つまりタイミングが合ってない」、「だからボールが高めにいっちゃう」と堀内氏は解説。その上で、「試合の7割はセットポジションで投げることを考えると ここは工夫の余地ありだね」と、腕をスムーズに動かせるように取り組むべきと語っていた。 >>二軍落ちの巨人・澤村に「全て間違っていた」 堀内元監督が“クビ”を危惧、「今更何言っても変わらない」と辛らつな意見も<< 今回の投稿を受け、ネット上には「確かに中日戦の失点はどれも甘いコースにいった変化球を打たれてたな」、「被打率見たらランナーがいる状態だと急激に悪化してるのか」、「それまで良かったのに突如豹変して数失点って感じになったのはこれが原因なのかな」、「セット時の投球が課題って言うのは桑田(真澄)もテレビ解説で言ってたな」といった反応が多数寄せられている。 「2016年のドラフト2位で巨人に入団した畠は、プロ1年目の2017年に6勝を挙げるもその後は昨シーズンまで2勝、0勝と低迷。復調を期す今シーズンは杉内俊哉二軍投手コーチのアドバイスの下、余計な力みをなくすために腕を下げた新投球フォームを取り入れています。ただ、今シーズンの被打率を見ると走者なしの場面では『.122』と1割台前半の数字である一方、走者を置いた場面では『.417』と約3割も数字が跳ね上がっています。こうしたデータからも、ランナーを置いた場面の投球に課題があることは明白。今後はブルペン等でランナーありの状況を想定して投げ込みをし、スムーズな腕の動かし方を自分の身体に染み込ませることが必要なのではないでしょうか」(野球ライター) 16日の試合後には、原辰徳監督が「一級品のボールにはなっている。ただ本番に弱い」と苦言を呈したことも伝えられている畠。次回登板は22日の対広島戦とみられているが、同戦では粘りの投球を見せることができるだろうか。文 / 柴田雅人記事内の引用について堀内恒夫氏の公式ブログよりhttps://ameblo.jp/horiuchi18/
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スポーツ 2020年08月18日 11時45分
西武・内海が低迷脱出のキーマンに?「若手にかまっている余裕はない」シーズン前に示した覚悟とは
埼玉西武・内海哲也投手が8月22日のオリックス戦に先発する。昨季は相次ぐ故障で一軍登板はナシ、再起をめざすベテランにようやくチャンスが巡って来たようだ。 「若手がちょっとパッとしないところがあるので、ベテランに頑張ってもらいたい」(西口文也投手コーチ/8月17日談) チーム防御率4・63はリーグワースト(同時点)。昨季までは打線の勢いで投手難をカバーしていたが、今季は空回りしている感もある。売り出し中の豪腕リリーバー・平良海馬など新しい戦力も育ちつつあるが、先発投手が早いイニングで降板し、救援陣も粘り切れない試合も少なくない。内海が好投すれば、下位に低迷するチームの雰囲気も一変できるのだが…。 「ファームのロッテ戦で好投しました(7月21日)。次の日本ハム戦ではイマイチでしたが、本人は修正ポイントも分かっています。調子が悪ければ悪いなりにまとめてくることもできるので、首脳陣は『救世主』として期待しています」(関係者) 今季の内海だが、当然、一軍登板ナシに終わった屈辱を晴らそうと強い思いを秘めていた。1月の自主トレだが、内海と言えば、たくさんの後輩投手、それも他球団の若手まで従えていた。そこでトレーニング理論やピッチングの極意を伝授していたのだが、「若手にかまっている余裕はない。ゴメン」と言って、異例の“孤独練習”を選んだ。 「投球に往年のスピードはありません。巨人時代の最後はバッターのタイミングを外すなどし、駆け引きや変化球のキレで勝負していました」(スポーツ紙記者) しかし、前出の関係者によれば、西武に来て、そのピッチングスタイルが少し変わったという。変化球で逃げるのではなく、「攻める」ようになったそうだ。 >>西武捕手がロッテ助っ人に投げられ肩脱臼! 予想外の処分に不満も? 相次ぐ死球が呼んだ前代未聞の暴力騒動<< 投球理論の詳細はともかく、こんな情報も聞かれた。 「投球練習の際、『ブルペン捕手を座らせて』という表現がよく使われます。メディアだけではなく、そう話す現役ピッチャーも少なくありません。内海はその表現を嫌います。『座ってもらって』『構えてもらい』と言います」(プロ野球解説者) ベテランの野球人生によるものだろう。プロ野球選手として好調な時ばかりではない。長期離脱を経験した者は、周囲に支えられてきたことを知っている。その有り難さ、感謝が「座らせて」という“上から目線”の言葉を嫌うのだろう。 「早朝、少年野球をするご子息を連れ出して一緒に練習しているとも聞いています」(前出・スポーツ紙記者) 西武投手陣には甲子園での優勝など輝かしい実績を持った若手も多い。彼らが伸び悩んでいる理由は故障だけではない。オリックスの強力打線に、内海はどう立ち向かっていくのか。内海の野球に取り組む姿勢を学べば、チーム低迷の脱出方法も見えてくるはずだ。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2020年08月18日 11時00分
オリックス12試合で2勝しか出来ず…借金「14」深刻な先発不足
オリックスにとって、今年も鬼門の夏がやって来た。7月は13勝11敗3分と勝ち越したが、梅雨が明け本格的な夏に突入した8月はここまで2勝10敗1分と大苦戦。苦手な千葉ロッテ、福岡ソフトバンクとの同一カード6連戦が続いたのも痛かった。ロッテ戦では、先発ピッチャーが3選手も登録を抹消されており、ソフトバンク戦では、15日の試合に先発ピッチャーが足りないことから、吉田一将を3イニング限定の先発に起用し、ブルペンデーで繋いでいる。<オリックス戦績 8.4〜8.16>対千葉ロッテマリーンズ 大阪・京セラドーム大阪▼8月4日△オリックス(山本)5-5(美馬)千葉ロッテ△▼8月5日●オリックス(鈴木優)1-12(小島)千葉ロッテ○▼8月6日○オリックス(山崎福)3-1(岩下)千葉ロッテ●▼8月7日●オリックス(榊原)3-6(石川)千葉ロッテ○▼8月8日●オリックス(K-鈴木)3-9(二木)千葉ロッテ○▼8月9日●オリックス(アルバース)0-4(中村稔)千葉ロッテ○※オリックス1勝4敗1分対福岡ソフトバンクホークス 福岡・福岡PayPayドーム▼8月11日●オリックス(山本)7-8(千賀)福岡ソフトバンク○▼8月12日●オリックス(田嶋)0-6(和田)福岡ソフトバンク○▼8月13日●オリックス(張)1-3(大竹)福岡ソフトバンク○▼8月14日●オリックス(山崎福)1-4(東浜)福岡ソフトバンク○▼8月15日○オリックス(吉田一)8-2(二保)福岡ソフトバンク●▼8月16日●オリックス(アルバース)2-6(石川)福岡ソフトバンク○※オリックス1勝5敗※(カッコ)内は先発投手※通算戦績は50試合16勝30敗4分。首位と11.5ゲーム差の最下位。 チームは7連敗と大型連敗を喫したこともあり、借金は「14」に膨らむと、首位ソフトバンクとのゲーム差は11.5ゲーム、5位の埼玉西武にも4ゲーム差をつけられてしまい最下位を独走しかけている。18日からは京セラドームでその西武との6連戦が行われるが、ここで引き離されるようなことだけはあってはならない。「あと1本」が出ない打線も深刻だが、最も深刻なのは、先発ピッチャーの駒が足りていないことである。山岡泰輔がファームで登板し始めているが、本調子にはもう少し時間がかかりそう。焦ってまた怪我をしたら本末転倒なだけに、ここは我慢するしかないだろう。 まずはエース山本由伸が先発をする18日のゲームを、全力に取りに行く姿勢が大切ではないだろうか。同一カード6連戦もこの西武戦で終わるだけに、エースが投げる試合は必ず勝って勢いをつけて、連勝する以外に浮上する道はない。崖っぷちからの巻き返しを信じているファンの為にも、オリックスの底力を見せてもらいたい。(どら増田)
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スポーツ 2020年08月18日 06時30分
ノア『N-1』全対戦カード決定!清宮海斗「ぶっちぎりで優勝したい」
プロレスリング・ノアは、最強戦士決定戦『N-1 VICTORY 2020』の出場選手ならびに対戦カードを同時発表した。・潮崎豪(N-1 2年連続2度目 通算 5年連続7度目)・清宮海斗(N-1 初出場 通算 2年振り3度目)・マサ北宮(N-1 2年連続2度目 通算 6年連続6度目)・征矢学(N-1 初出場)・望月成晃(N-1 2年連続2度目)・桜庭和志(N-1 初出場)・拳王(N-1 2年連続2度目 通算 4年連続4度目)・丸藤正道(N-1 2年連続2度目 通算9年連続10度目)・杉浦貴(N-1 2年連続2度目 通算 3年連続10度目)・中嶋勝彦(N-1 2年連続2度目 通算 9年連続9度目)・谷口周平(N-1 2年連続2度目 通算 9年連続9度目)・稲村愛輝(N-1 初出場)※出場回数の通算は前身の『GLOBAL LEAGUE』からの出場回数となる。▼9月18日(金)18:30愛知・名古屋国際会議場Aブロック公式戦潮崎豪 vs 征矢学清宮海斗 vs 望月成晃Bブロック公式戦拳王 vs 中嶋勝彦杉浦貴 vs 稲村愛輝▼9月20日(日)16:00群馬・ニューサンピア高崎Aブロック公式戦望月成晃 vs 桜庭和志マサ北宮 vs 征矢学Bブロック公式戦杉浦貴 vs 谷口周平丸藤正道 vs 稲村愛輝▼9月22日(祝・火)18:30東京・後楽園ホールAブロック公式戦潮崎豪 vs 桜庭和志清宮海斗 vs マサ北宮Bブロック公式戦丸藤正道 vs 杉浦貴拳王 vs 谷口周平▼9月23日(火)13:00東京・後楽園ホールAブロック公式戦清宮海斗 vs 征矢学マサ北宮 vs 桜庭和志Bブロック公式戦中嶋勝彦 vs 谷口周平拳王 vs 稲村愛輝▼9月23日(火)18:30東京・後楽園ホールAブロック公式戦潮崎豪 vs 望月成晃清宮海斗 vs 桜庭和志Bブロック公式戦杉浦貴 vs 中嶋勝彦丸藤正道 vs 拳王▼9月26日(土)18:00新潟・万代島多目的広場大かまAブロック公式戦潮崎豪 vs マサ北宮望月成晃 vs 征矢学Bブロック公式戦丸藤正道 vs 谷口周平中嶋勝彦 vs 稲村愛輝▼10月4日(日)11:30東京・後楽園ホールAブロック公式戦潮崎豪 vs 清宮海斗望月成晃 vs マサ北宮桜庭和志 vs 征矢学Bブロック公式戦丸藤正道 vs 中嶋勝彦杉浦貴 vs 拳王谷口周平 vs 稲村愛輝▼ 10月11日(日)16:00大阪・エディオンアリーナ大阪第1競技場N-1 VICTORY 2020優勝決定戦Aブロック1位 vs Bブロック1位 8.10神奈川・横浜文化体育館で60分時間切れ引き分けの死闘を繰り広げた、GHCヘビー級チャンピオンの潮崎豪はAブロックに、GHCナショナルチャンピオンの拳王はBブロックにそれぞれ分かれている。また、同じ横浜大会で武藤敬司を相手にあと一歩まで奮闘した清宮海斗は、潮崎と同じAブロックに。清宮は今年1.4後楽園大会で潮崎に接戦の上に敗れ、GHCヘビー級王座を明け渡しており、ここはリベンジを果たしてリターンマッチ権を掴みたいところ。 清宮は「武藤戦で体験したことを早く試したい。N-1はぶっちぎりで優勝したい」と話しており、武藤から吸収し「アップデートした」新たな清宮海斗のスタイルで初出場&初優勝し、GHCヘビー級王座戦線に再び手を挙げる覚悟だ。「潮崎さんから獲らなきゃ意味がない」という気持ちも強く、強い潮崎を相手にまずは、公式戦でどんな闘いをするのか期待したい。また望月成晃、桜庭和志との対戦も非常に楽しみである。 今回は「平日しか来れない方のために」と、9.23後楽園大会は平日にもかかわらず昼夜興行を決行する。ソーシャルディスタンス仕様だからこそ出来るチャレンジであり、こうした試みも注目だ。(どら増田)
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スポーツ 2020年08月17日 22時30分
新日本プロレス『G1クライマックス30』日程発表!飯伏幸太連覇なるか?
新日本プロレスは、今年30回目の開催となる最強戦士決定戦『G1クライマックス30』の全日程を発表した。今年は当初、東京オリンピック・パラリンピック開催が予定されていたため、例年開催されていた7月〜8月ではなく、秋の開催が発表されていたが、スケール感は例年と変わりない。■『G1 CLIMAX 30』大会スケジュール9月19日 大阪・大阪府立体育会館(エディオンアリーナ大阪)9月20日 大阪・大阪府立体育会館(エディオンアリーナ大阪)9月23日 北海道・北海道立総合体育センター北海きたえーる9月24日 北海道・北海道立総合体育センター北海きたえーる9月27日 兵庫・神戸ワールド記念ホール9月29日 東京・後楽園ホール9月30日 東京・後楽園ホール10月1日 新潟・アオーレ長岡10月5日 香川・高松市総合体育館・第1競技場10月6日 広島・広島サンプラザホール10月7日 広島・広島サンプラザホール10月8日 岡山・ジップアリーナ岡山10月10日 大阪・大阪府立体育会館(エディオンアリーナ大阪)10月11日 愛知・愛知県体育館(ドルフィンズアリーナ)10月13日 静岡・浜松アリーナ10月14日 神奈川・横浜武道館10月16日 東京・両国国技館10月17日 東京・両国国技館10月18日 東京・両国国技館<優勝決定戦> 以上、全19大会。20選手が10選手ずつAブロック、Bブロックに振り分けられる予定だ。なお、Aブロック公式戦開催大会時にはBブロックの選手は出場せず、Bブロック公式戦開催大会時にはAブロックの選手が出場しないという。これは新型コロナウイルス感染対策も兼ねた選手の負担軽減を考慮したもの。 今年は大阪2DAYSで幕を開け、札幌2連戦を経て、神戸へ。例年は秋のビッグマッチとして開催されてきた神戸でG1が開催されるのは、関西のファンにとって嬉しいニュースだろう。後楽園2連戦、新潟、高松、広島2連戦、岡山から開幕の地、大阪に再上陸。終盤戦は名古屋、浜松、そして、横浜武道館に初進出し、両国3連戦でフィナーレ。 今年は新型コロナウイルスの影響で、この時期に何処まで動員が可能になるのかは不透明だが、優勝した選手は年始にかけて大きなキーマンになるのは確実なだけに、昨年の覇者、飯伏幸太が連覇を達成するのか?それとも違う選手が阻止するのか?今年もG1から目が離せない。(どら増田)
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プロレス解体新書 ROUND73 〈男女一騎打ちの裏事情〉 “猪木案件”をこなした蝶野の意地
2017年11月27日 15時00分
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本田真凜 スケート連盟のゴリ押しで五輪代表入りか
2017年11月26日 15時00分
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孫オーナー、王会長マジ切れ! 恩を仇で返した松坂大輔退団
2017年11月25日 15時00分
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阪神新社長が金本監督との緊急会談を要請、「酒席議論」で敗因のなすり合いか
2017年11月24日 22時04分
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“不敗の神童”那須川天心また勝った!キックの誇りを胸に2年連続大晦日RIZIN出陣へ!
2017年11月24日 22時01分
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いざアジアの頂点へ 浦和レッズ25日にACL決勝第二戦
2017年11月24日 18時35分
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女性に乱暴容疑で逮捕された元阪神タイガース選手に球界衝撃
2017年11月24日 12時24分
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阪神 金本監督vs掛布氏の内紛に発展する大和のFA流出
2017年11月23日 16時00分
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清宮入団で斎藤佑樹が泣きをみる?背番号未定は「大谷のせい」の声も
2017年11月22日 22時03分
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熱き侍たちが躍動!! メジャーリーグ Times 〈最終回〉 岩隈久志、イチロー、青木宣親の今後を徹底予測
2017年11月22日 16時00分
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九州場所に激震! 日馬富士暴行事件で吹っ飛んだ“力士の給与アップ”要望
2017年11月21日 16時00分
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残留は退団希望の裏返し?FA宣言見送りの中田に「トレードなら、獲得しやすい」の声
2017年11月20日 22時02分
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小泉進次郎イチ押し 横浜DeNA次期監督に原辰徳氏
2017年11月19日 18時00分
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米球界が「二刀流」に反発!メジャー挑戦へ大谷の交渉は難航か
2017年11月18日 22時04分
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熱き侍たちが躍動!! メジャーリーグ Times 大谷翔平のメジャー行きに関する6つのQ&A
2017年11月18日 18時00分
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ワールドカップ出場国決定、相次いだ強豪国の敗退
2017年11月16日 22時10分
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イチローのマリナーズ帰還と"あの日本人投手"の引退説
2017年11月16日 12時24分
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ハリル監督 香川・本田・岡崎“代表外し”ケンカ会見の「真相」
2017年11月15日 15時00分
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大相撲最強DNA対決! 大鵬の孫と朝青龍の甥が初場所デビューは隔世の感あり
2017年11月14日 11時00分
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2025年04月21日 18時25分
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カラテカ入江慎也、闇営業で得た教訓は「人と人をつなぐ怖さ」 反社の見極め方は「金の使い方」
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2025年06月01日 12時00分