スポーツ
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スポーツ 2020年08月26日 15時30分
巨人ファン「何が暗黙の了解だ」と激怒 元ヤクルト・笘篠氏「ヤクルトに刺激を与えない方がいい」解説に批判噴出
25日に行われたヤクルト対巨人の一戦。試合は「8-4」で巨人が勝利したが、同戦のテレビ中継で解説を務めた元ヤクルト・笘篠賢治氏の発言が物議を醸している。 問題となっているのは、「7-2」と巨人5点リードの8回表に飛び出た発言。この回巨人は無死二塁から大城卓三のタイムリーで8点目を奪った。その後1死一、二塁の場面でダブルスチールを敢行。結果的に点にはつながらなかったが、少しでもリードを広げようと積極的に攻勢を仕掛けた。 しかし、このダブルスチールを見た笘篠氏は「この展開の中で重盗は非常に(疑問)」、「(大差の状況で盗塁はしないというのが)野球界の中の暗黙のルールじゃないけどあるんですよ。(バッテリーも)もう(走者を)フリーにしてるわけですから」と発言。この場面でのダブルスチールは球界の不文律に反していると苦言を呈した。 笘篠氏は続けて、「巨人はあまりそういったところでヤクルトに刺激を与えない方がいい」、「ヤクルトの選手は明日以降、鬼の形相で戦ってきますよ」とコメント。巨人は次戦以降、“掟破り”に奮起したヤクルト相手に厳しい戦いを強いられるのではと推測していた。 >>ヤクルト・小川のノーノーで話題になった“最後の完全試合” 槇原が明かしたまさかの裏話も、長嶋監督を唸らせた26年前の大記録<< 笘篠氏の発言を受け、ネット上には「何が暗黙の了解だ、たかだか6点差が安全圏なわけないだろ」、「ヤクルトの逆転勝利数知らないんだろうな、じゃなかったらこんなこと言えるわけない」、「おかしいのは巨人じゃなくて、くだらない不文律を気にしてるあんたの方だよ」、「真剣にプレーしてる選手に失礼すぎる、もう二度と解説聞きたくない」といった批判が噴出している。 「球界には大差でリードしているチームは、試合後半にバントや盗塁をするのは慎むべきという不文律があります。不文律を破ったチームの選手が報復死球を受けるケースも少なくないので、もしかすると笘篠氏はその点も危惧して苦言を呈したのかもしれません。ただ、10点、15点差ならともかく6点差はまだ勝負が決したといえるような点差ではなく、実際に今シーズンもソフトバンクや楽天が6点差から逆転負けを喫しています。加えて、今シーズンのヤクルトがここまでセ・リーグトップの逆転勝利数(12回)を記録していることも踏まえると、巨人のダブルスチールはそこまでとがめられるほどの作戦では決してないと思うのですが…」(野球ライター) 試合こそひっくり返されなかったが、巨人は9回裏にヤクルトの追い上げにより2点を失っている。こうした経緯を見ても、6点差の状況でのダブルスチールはあながち間違いとは言えないのかもしれない。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2020年08月26日 11時40分
巨人・菅野、打撃開眼は原監督のおかげ? 昨オフの意味深な発言、他球団選手への影響もあるか
「ピッチャーに打たれすぎ」ではないか? 神宮球場で行われた東京ヤクルト対巨人の一戦は、ピッチャー・菅野智之のバットが僅差のゲーム展開に終止符を打った(8月25日)。そう言えば、同球場で行われた2日前の東京ヤクルト対阪神も、逆転の適時打を放ったのは、ピッチャーの小川泰弘だった。さらに遡れば、巨人対阪神の開幕カードで、西勇輝が先制本塁打を放っている。 指名打者制のないセ・リーグではピッチャーも打席に立つ。しかし、ピッチャーが打席に立った際は「主に送りバント」、2アウトの場合は“バットを振る気配ナシ”でそのまま三振し、次イニングのピッチングに専念するというのが、ファンの見慣れた光景だった。 「菅野は最初から打つ気満々でした。開幕戦で阪神・西に打たれたので、その時の悔しさをバットで晴らすつもりでした」(スポーツ紙記者) 7回表、二死満塁。逆転に成功し、菅野に打席が回ってきた。スタンド席から見た限りでは、ホームベースから少し離れたところに立っていたので、「打つ気満々」とは思えなかった。ヤクルト外野陣も前進守備を敷いていたが、菅野の打球はヤクルトの中堅・山崎の左側を抜け、走者一掃の適時打となってしまった。 「外野手が通常の守備位置に守っていたら、シングルヒットでした」(プロ野球解説者) ピッチャーにトドメの一撃を食らうと、打たれた側はガクンと来る。戦意喪失の感は守っている野手にも伝わり、「今日は、もう負けた」となってしまう。 >>巨人・原監督「お前もう一生料理するな!」 甥っ子・菅野への激怒に賛否、致命的な怪我を負った選手も?<< 今季、セ・リーグのピッチャーは真剣にバットを振ってくるケースが多い。その理由は昨秋の原辰徳監督にあるようだ。 「セ・リーグも指名打者制を導入すべきという持論を展開しました。交流戦、日本シリーズで『パ・リーグ優勢』が続いており、原監督の発言は関係者に一石を投じるものとなりました。でも、捉えようによっては、ピッチャーが『9番目の野手』の役目を果たしていないとも解釈できます」(前出・同) 原監督は指名打者を加えた打線がより攻撃的になること、そして、「ピッチング専念すること」による投手の成長を語っていた。ピッチャーのバッティングが不甲斐ないとはひと言も言っていない。 「指名打者の導入論を聞いて、ピッチャーの打撃力の不甲斐なさを痛感した関係者もいました。菅野は原監督の話を聞き、打撃力のアップも必要だと思ったのでは」(前出・同) 一般論として、投げる側の投手心理だが、ピッチャーが打席に立つと、「助かった。アウトカウント1つが自動的にもらえる」と解釈する。手抜きのできない場面でも、「長打はない。どうせ打ってもシングルヒット」とナメてかかる。そういった手抜きができないとなれば、セ・リーグの試合は緊張感に満ちたものとなり、「パ高セ低」の現状もいずれ変わっていくだろう。 菅野が走者一掃の適時打を放った後、二塁ベース上でガッツポーズを見せていた。いろいろな意味で菅野の連勝は、セ・リーグに波紋を呼びそうだ。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2020年08月26日 11時00分
オリックス吉田正尚、首位打者争いに「好球必打で球を一球で仕留められる」
オリックスの吉田正尚外野手が、25日現在、打率.372とパ・リーグ首位の成績を収めている。2位はソフトバンクの柳田悠岐外野手で.367とハイレベルな首位打者争いを繰り広げているが、好調の理由について吉田が口を開いた。 「結果だけ見れば打率はいいですけど、ホームランは0なので、そこはいろいろ突き詰めればなりますけど、まあ打率の数字と出塁率はチームに貢献出来てると思います」と現在の成績について、持ち味のホームランが8月に入り1本も出ていないのが不服な様子だったが、この取材に応じた23日の第1打席に8月初となる8号ソロをレフトスタンドに叩き込んでいる。 出塁率は23日現在.477と桁違いの数字をキープ。これに関しては「ボール球の手出しはありますけど、自分が打てると思ったところはしっかりスイング出来ればいいかなと思っているので、やっぱりボール球に手を出して凡打になると、どんどん率も下がると思いますし、好球必打で球を一球で仕留められるようにというのは、心掛けています」と語った。 また最近、第一子が生まれたことに質問が及ぶと、「休みの日しか育児は手伝えてないですけど、家に帰ってから家族がいるのは、癒しとか励みになりますし、1日シンドイ時もありますけど、頑張ろうという気になるのでいいかなと思います」とかなり効果がある様子。夏はよく打つイメージがあるが、「夏はシンドイですよ」とした上で、最後に「(打球の)角度がつかないというのはだいぶ意識してますね。試合だとゴロが…ヒットコース飛んでるからヒットになりますが、本当なら右中間、左中間にライナーでヒットを飛ばしたいですけど、そこはいずれ出るでしょうという思いでやってます」と前を向いていた。25日から福岡で始まったソフトバンクとの3連戦は黒星スタートとなったが、吉田は1安打1四球をマーク。チームを勝利に導くことで、柳田の目の前でさらに差をつけたいところだ。(どら増田)
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スポーツ 2020年08月26日 06時30分
中日・星野がグラブを叩きつけ激怒! 凡フライがあわや2ランに、今も語り継がれる“宇野ヘディング事件”【プロ野球伝説の珍プレー】
6月19日に開幕し、約2カ月が経過した今シーズンのプロ野球。ここまでの戦いでは様々なプレーが飛び出ているが、打球が野手に直撃しファンが肝を冷やした場面もいくつか見られている。 直近では8月23日のソフトバンク対ロッテの7回裏、ソフトバンクの左翼・栗原陵矢がロッテ・中村奨吾が放った左翼線際の打球に飛び付いた際、地面に落ちて跳ね返った打球が自身の喉を直撃。また、打球を放った中村も7月26日の対西武戦で、西武・外崎修汰の打球がイレギュラーし顔面を直撃。幸いにも両名ともに大きな怪我はなかったが、ネット上には心配の声も少なからず寄せられていた。 投手への打球直撃に比べ起こる頻度が少ないため、その分ファンの記憶にも残りやすい野手への打球直撃。今から約30年前のこの時期には、その中でも最も有名な例と言える出来事が起こっている。 >>中日打者がサヨナラ弾も、走塁中に膝から崩れ落ちる! まさかの原因に星野監督も困惑? 史上初の“代走サヨナラホームイン”<< 1981年8月26日、後楽園球場で行われた中日対巨人の一戦。同戦は中日先発・星野仙一が、6回裏まで巨人を2安打無得点に抑える快投を披露。打線も巨人先発・加藤初から4回、5回に1点ずつ奪い星野を援護していた。 事件が起こったのは、「2-0」と中日2点リードのまま迎えた7回裏。この回星野は2死二塁のピンチを招くも、代打・山本功児の放った打球は遊撃後方への力ないフライに。誰もが無失点のままピンチを脱したと思い、星野も三塁側の自軍ベンチへ帰りかけていた。ところが、左中間方向に背走しながら捕球体勢に入った遊撃・宇野勝が目測を誤り、落下した打球が自身の頭を直撃した。 宇野に直撃した打球は左翼線方向に大きく跳ね返り、そのままフェンス際を転々。頭を押さえてうずくまる宇野をはた目に左翼・大島康徳が慌ててカバーに走るも、この間に二塁ランナーは悠々と生還した。さらに打者の山本も三塁を回り本塁へ向かっていたが、こちらは際どいタイミングでアウトに仕留め同点までは許さなかった。 ただ、予想外の事態で失点を喫した星野は、持っていたグラブをたたき付け激怒。星野はその後も続投し9回1失点で完投勝利を収めたが、なんとも後味の悪い勝利となってしまった。 誰も予想していなかった珍プレーはなぜ起こったのか、その理由は試合後の報道により判明する。報道によると、宇野は捕球体勢に入る際、スパイクの歯が地面に引っかかり足元が不安定な状態に陥っていたとこと。さらに、照明が目に入るという災難も重なった結果、予想外の珍事につながってしまったという。 一方、報道では星野が激怒した理由も同時に判明している。「怒ったのは宇野に対してじゃない。完封がなくなったのが悔しかったから」と語った星野だが、実は同僚の小松辰雄と「どちらが先に巨人を完封できるか」を競い合っていたとのこと。当時の巨人は試合前時点で連続試合得点記録が158試合続いていたが、それを止められなかったことが相当悔しかったという。なお、巨人の記録は同年9月21日に小松がストップさせている。 宇野は後年、同戦後の星野の様子をメディアのインタビューなどで明かしている。宇野は星野の足を引っ張り相当落ち込んでいたというが、星野は「飯でも食いに行こうや」と自身に気をつかってくれたとのこと。また、その後も同戦のプレーについて「何か言われたという記憶はない」という。 『プロ野球ニュース』(フジテレビ系)で取り上げられたことで大きな話題となり、その後『プロ野球珍プレー・好プレー大賞』(同局系)の誕生につながったともいわれる宇野の打球直撃。現在でも“宇野ヘディング事件”という呼び名で多くのファンに語り継がれている。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2020年08月25日 22時30分
ケニー・オメガ、DDT王者・遠藤哲哉の挑発に激怒も来日不可能と判断!
23日に東京・後楽園ホールで開催されたDDTプロレスの大会にて、「KING OF DDT 2020」で優勝したKO-D無差別級王者・遠藤哲哉が、11月3日の東京・大田区総合体育館大会での防衛戦の相手として、ケニー・オメガ(AEW)を指名したところ、ケニーからDDTにビデオメッセージが送られたことが明らかになった。 ケニーは「DDTファンのみんな、やあケニー・オメガだ。みんなにメッセージをお届けできてとっても嬉しいよ。ただあいにくトレーニング直後で、今はちょっと興奮している。少しイラっとすることがあってね。そう、君たちのチャンピオン、遠藤哲哉のコメントの件だ。ああ、彼のコメントを見たよ。ポスターの俺のアゴに手を当ててな。あの時のお前の目、あれは本気だった。あの瞬間、お前はこう思っていた。『俺もこのポスターの中心に載れるはず。なんでここにいるのは俺じゃないんだ?』ってな」と、ポスターに自身が掲載されていないことに不服な様子。 続けて、「意味がわからないよ!これはどうしても指摘しておかなければならない。日焼けしてパーマをかけて腹筋を割りさえすれば、それだけで俺と同じレベルに立てると思ってるのか?お前の動向は見てたよ。お前はDDTで全てを手に入れた、今やDDTのトップだ。深夜番組でセクシーなモデルとお楽しみの様子も見たさ。スーパースターになった気分はどうだ?さぞかしいい気分だろう。いいか遠藤、俺はこれをもう10年以上やってきてるんだ。日本や深夜番組だけじゃない。カナダ、アメリカ、UK、メキシコ・・・全部制覇してるんだよ」と遠藤と自身の“差”をアピール。 すると、「だから俺がDDTに戻る時は、もう一度お前の先生になってやる。リンゴでもかじりながら、生徒のお前が一生忘れられない最後のレッスンをしてやろう。『恩を仇で返すな』という教訓だ。俺は最高のお膳立てをしてやって、その上でこの会社をお前に任せた。なのに、お前は俺に悪態をついてきた。お前を俺の膝の上で二つ折りにして、その青いケツにお仕置きしてやる。お尻ペンペンの時間だ。何度も何度も、尻が赤くなり、やがてアザで青く、いや黒くなるまで何度でもな。お前が痛がっても俺はやめない。そしたら、お前はこう言うんだろうな。『なんでだよケニー、そこまでひどいこと言ってないよね?』と泣き言を入れて、助けを求めるように『タケシタ!HARASHIMA!社長!松井さーん!なんで?どうして?』ってな」とエキサイト気味に遠藤を逆挑発。 最後に、「なんでか教えてやる。お前は自分の力を過信して、敵わない相手に噛みついたからだ。『世界最高』に悪態をついて、無傷で帰してもらえると、そう思ってるのか? お前は倒され、血まみれになり、そしてすべてを失う。そして俺は倒れたお前の身体の上で、KO-D王座を手に勝ち誇る。会場の観客は総立ちで拍手しながら、泣いて俺に感謝をするだろう。『DDTを救ってくれて、いや、“また”救ってくれてありがとう』ってな。そうだ、俺はDDTを遠藤から救う。信じて会社を任せたお前からな。遠藤、お前は会社の期待を裏切った。だから、お前の身に何が起ころうと、すべてお前の自業自得だ」とケニー節で締めた。 果たして、11.3大田区大会にケニーは出場するのか?新型コロナウイルスの影響により、来日するのは至難の業と思われるが、遠藤とケニーが対決することにより、遠藤が越えるべき壁を越えるチャンスが生まれるのは間違いない。DDTという団体も底上げされるだけに、団体にとっても総力を挙げて実現させたいところだったが、25日夜になり、再びケニーからメッセージが送られて来たのだ。 ケニーは11.3大田区への参戦について、「命拾いしたな。コロナの状況が落ち着くまで、オレは日本に行けない。だからせいぜい今のうちに楽しんでおくんだな。でもやがて、オレは必ず日本に行くぞ。だからエンドー、その時まで」(ケニー)と回答し、来日できないことを明言。このビデオメッセージを聞いた遠藤は「この状況だし、日本に来れないのは仕方ない。なんならオレが米国に行って、2週間隔離された後、オマエをぶちのめす」と米国に乗り込む覚悟すらある姿勢をも見せた。ケニーが来日できないことがハッキリして、遠藤は代わりの挑戦者を指名することになるが、「ケニーが来れないのはオレの中で想定していたので、ある程度候補は挙がってるんですけど、まだ確定ではない。だから9月7日、後楽園で発表します。それまで時間があるから、我こそはという選手がいたら、どんな手段でもいいからアピールしていい」(遠藤)とし、熟慮の上、9.7後楽園で明らかにする意向を示した。(どら増田)
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スポーツ 2020年08月25日 19時30分
楽天・三木谷オーナーに「この組織はおかしい」 田尾元監督が途中解任決定後の裏話を暴露、 球団からは“口止め料”の提示も?
楽天元監督で野球解説者の大久保博元氏が24日に自身の公式ユーチューブチャンネルに投稿した動画に、元楽天監督で野球解説者の田尾安志氏がゲスト出演。自身が楽天監督を解任された直後の裏話を暴露した。 >>中日・荒木コーチに「辞めた方がいい」 楽天・大久保元監督が判断ミスを痛烈批判、「荒木はむしろ被害者では」と反発も<< 田尾氏は2004年オフ、3年契約で楽天の初代監督に就任。ただ、翌2005年にチームが「38勝97敗1分・勝率.281」と借金59の最下位に沈んだことで、同年9月25日に任期を2年残して球団から解任されている。今回の動画で田尾氏は、その直後にあったという金銭面の裏話を披露した。 解任決定直後に、球団から功労金を出すという書面をもらったという田尾氏。功労金は所定の額を12等分して毎月支払う形だったというが、「球団に対してマイナスコメントをしたら、それ以降は功労金は出さない」という条件が付けられていたという。 この書面を見て「これ口止め料だよな?」、「これは功労金としては絶対もらえないなあ」と疑問を抱いたという田尾氏は、即座に球団に電話し「功労金って書いてますけど、口止め料って直してもらえませんか?」と要求。球団側は「ちょっと考えます」と言葉を濁したというが、田尾氏はこの時点で功労金をもらわない決心がついていたため、これで自分と球団の金銭面の話は終わりと考えていたという。 ただ、球団側は3年契約を1年で打ち切った以上一定の金銭は支払わないといけないという考えだったといい、田尾氏は10月に球団の三木谷浩史オーナーと都内の飲食店で会談することに。功労金の話も含め球団側に不信感が募っていたという田尾氏は、その場で三木谷オーナーに「三木谷さん、この組織はおかしい」と苦言を呈したという。 2005年が創立初年度の楽天は弱かったが、それでも球団を愛してくれるファンがたくさんいたという田尾氏。「これからもそういうふうに愛されていってもらいたい」、「(そのために)いい組織になってもらいたい」という気持ちで物申したところ、三木谷オーナーは「色々ご迷惑をかけて申しわけありませんでした」と平謝りだったという。 その後、会談の中で三木谷オーナーから「(残り2年の契約費用は)全部僕のポケットマネーから出しますよ」と言われたという田尾氏。ただ、2年目の分は全額支払われた一方で、3年目の分は「付け足しのような」金額しか支払われなかったと笑い交じりに語っていた。 動画内では田尾氏だけでなく、2015年に指揮を執った大久保氏も同年に辞任した直後の裏話を披露。当時の星野仙一球団取締役副会長から受けた提案などを明かしている。 今回の動画を受け、ネット上には「そんなドロドロした話があったとは知らなかった」、「火中の栗を拾ってくれた監督にこの仕打ちは酷いな」、「口止めをするってことは、外にバラされたらまずいようなことがあったってことだよね?」、「全額払うって言って結局払わないって三木谷はケチだな」といった反応が多数寄せられている。 「楽天は2004年オフに50年ぶりの新規参入球団として創設されましたが、所属選手は近鉄と合併したオリックスのプロテクトから漏れた選手や他球団の戦力外選手がほとんど。誰がやっても最下位濃厚と言わざるを得ないほどの薄い選手層でしたが、田尾氏は『3年で戦えるチームを作り次にバトンを渡す』という思いで引き受けています。結果的には1年で解任となりましたが、シーズン最終戦で選手から胴上げされ、ファンの間でも解任に反対する署名運動が起こるなど決して周囲からの評価は低くない監督でした。ただ、楽天が次の監督に野村克也さんという大物を招へいしたため、一部では『球団は当初から田尾を大物監督を招くための時間稼ぎとしか見ていなかったのでは?』という憶測もありましたね」(野球ライター) 当時はソフトバンク・王貞治監督やロッテ・バレンタイン監督にトレードの相談を持ち掛けるなど、GM的な役割も精力的にこなしていたという田尾氏。志半ばでの解任直後にあった裏話に驚いたファンも多かったようだ。文 / 柴田雅人記事内の引用について大久保博元氏の公式ユーチューブチャンネルよりhttps://www.youtube.com/channel/UCKa1VlSq1WwdSQWv4JFdgxg
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スポーツ 2020年08月25日 17時30分
首位を猛追のロッテ、ビジターユニ&益田直也ポスターで9月攻勢を後押し!
千葉ロッテマリーンズは9月3日の埼玉西武戦(ZOZOマリンスタジアム、18:00試合開始)で毎年恒例のファンサービスイベント「BLACK BLACK」を行い、ビジターユニホームを着用して試合すると発表した。 ロッテは今年のビジターユニホームにマリーンズ伝統のピンストライプを採用。「PINSTRIPE PRIDE」をコンセプトに、ビジターマリーンズの象徴である「BLACK」を掛け合わせ、強さと威厳、相手チームへの威圧感を兼ね備えたデザインに仕上げた。 球団広報室は「本拠地公式戦でビジターユニホームを着用するのは2007年から14年連続となり、BLACK BLACKのイベントは多くのファンの皆様も楽しみにしてくださっています。今年、デザインをリニューアルした新ビジターユニホームをZOZOマリンスタジアムで着用するのは初めてとなりますので、ぜひお楽しみください」とアピールしている。 また9月の日程ポスターに、クローザーの益田直也を起用することも決定。ZOZOマリンスタジアム内、マリーンズストア各店、JR海浜幕張駅、JR千葉駅、千葉市内の商業施設や公共施設、京成バスなどの公共交通機関、球団各営業先などで見られる。ポスターは約4500枚製作し、24日から張り始めた。 球団広報室は「満場一致で益田選手に決まりました。通算100セーブを達成し通算500試合登板も、あと3試合に迫っており、なによりもここまで守護神として絶対的な安定感で今季のチームの快進撃を支えている点などからポスターに起用することになりました」と説明。「ポスターは最終回のマウンドに上がった益田選手の緊張感が伝わるようにデザインされており、とても高い完成度になっていると思います。皆様もぜひ張ってあるポスターを見ていただければと思います」と呼びかけている。 ロッテは18日からのソフトバンクとの首位攻防6連戦(ZOZOマリン)を3勝2敗1分けで勝ち越し、首位ソフトバンクを1ゲーム差で猛追する。球団は「BLACK BLACK」と益田を起用したポスターで9月攻勢を後押ししていく。(どら増田)
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スポーツ 2020年08月25日 17時00分
巨人・直江の初登板に物言い「アウトコースばかり」 堀内元監督が大城に苦言、「直江の二軍成績知ってる?」と反発も
元巨人監督で野球解説者の堀内恒夫氏が、24日に自身の公式ブログに投稿。巨人のプロ3年目・27歳の大城卓三のリードに苦言を呈した。 今回のブログで堀内氏は「1-2」で巨人が敗れた23日の広島戦について、複数選手の名を挙げながら解説。その中で、プロ2年目の20歳・直江大輔とバッテリーを組んだ大城のリードについて言及した。 >>二軍落ちの巨人・澤村に「全て間違っていた」 堀内元監督が“クビ”を危惧、「今更何言っても変わらない」と辛らつな意見も<< 同戦がプロ初登板初先発だった直江は4回裏に広島・鈴木誠也に一発を浴びるも、大城のリードの下この回まで投げ「被安打3・1失点・1被本塁打・1四球」で降板。数字から考えれば及第点のようにも見えるが、堀内氏は「大城よ 君は直江に、なんであんなにアウトコースばかりを要求した」と大城のリードは外角一辺倒だったと苦言を呈した。 堀内氏は続けて、「そこばっかり一方通行に投げさせてたら 1軍のバッターはすぐに外に目をつけてくる」、「どんなにいいピッチャーでもおんなじところを投げさせたらそのうちの何球かは甘く入る」と外角一辺倒のリスクを指摘。唯一の失点である鈴木からの被弾も、外に投げさせようとして内に甘く入ったボールを捉えられたものだとした。 アウトコースばかりでなく、ボール覚悟でもいいから逐一インコースを要求しなければならないという堀内氏。インコースを織り交ぜることで「ゾーンを広くみせることができ アウトコースのボールをより遠くに感じさせることができる」と主張した上で、「昨日のリードは直江の良さを出してはやれなかった」と同戦ではそれができていなかったと語っていた。 今回のブログを受け、ネット上には「確かに見てるとアウトコース要求が多かった印象だった」、「プロ初登板の選手に外だけで勝負させるのはちょっと酷な気もした」、「見せ球でもいいからインコース投げさせるべきだった、『ここで投げてくるかも』って打者に思わせるのも大事だし」といった反応が多数寄せられている。 一方、「なるべくリスクをとらないようにアウトコースを軸にしたんじゃないか?」、「堀内さんは直江の二軍成績知ってるのか?インコースに構えてもきっちり投げれるとは思えないぞ」、「インコースは使わなかったんじゃなくて使えなかったのでは?」といった指摘や疑問のコメントも複数見受けられた。 「同戦で直江は4回で降板するまでに64球を投げていますが、そのうち半分以上の38球はストライク、ボール関係なくアウトコースへの球。鈴木からの被弾も外のボールが外れカウントを『1-3』と悪くした後、カウントを整えようとした球が真ん中高めに入ったところを狙い打たれたことによるものでした。これらのデータを踏まえ、もっとインコースに投げていれば違った結果になっていたのではと考えているファンは多いです。ただ、直江は二軍で『防御率6.00・被安打18・被本塁打2・四死球7・暴投2』と制球難を露呈しているため、打者のレベルが上がる一軍の舞台で、一般的に長打や死球が多いとされるインコースにミスなく投げ込めるかは未知数。もしかすると大城は直江の制球難により、インコースをなかなか使えなかったのかもしれませんね」(野球ライター) 試合後の報道では、なぜ大城がアウトコース中心のリードをしたかは特に伝えられていない。ただ、直江が「思い切っていけた」と手ごたえを感じるコメントを残していることを考えると、外角一辺倒は一概に“不正解”ともいえないのかもしれない。文 / 柴田雅人記事内の引用について堀内恒夫氏の公式ブログよりhttps://ameblo.jp/horiuchi18/
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スポーツ 2020年08月25日 11時45分
ヤクルト・石川、巨人戦で秘密兵器を導入? 球団初の“生え抜き40代勝利投手”へ、「勝ちが欲しい」本人も闘志全開か
生え抜きでは球団史上初、40代の勝利投手が誕生するかもしれない。8月25日、神宮球場で行われる東京ヤククト対巨人で、石川雅規投手(40)が先発する。コンディション不良で今季はまだ白星を挙げていないが、勝てば、入団1年目の2002年から19年連続勝利ともなる。 身長167センチ、体重73㎏。この小柄な体形からか、「こんなに息の長いピッチャーになるとは思わなかった」との声も多く聞かれた。 「本人の努力もあるが、野球に対しては常に貪欲です。新型コロナウイルス禍による活動休止の期間中、同僚の五十嵐亮太投手(41)にナックルカーブを教わっていました」(チーム関係者) “新しいもの”を吸収しようとする姿勢が、肉体を老けさせない秘訣なのかもしれない。 >>ノーヒットノーランのはノーラン・ライアンが起源? 張本氏の持論に視聴者猛ツッコミ<< 「巨人の予告先発は今季負けナシの菅野ですが、彼は神宮球場が大の苦手。快挙達成の可能性は高い」(前出・同) 今春キャンプ中、ヤクルトOBや沖縄県浦添市でのキャプを視察したプロ野球解説者と話をした時、必ず出た言葉が「40歳の石川がエースでは(チームが)キビシイ」だった。40歳の体力を考えると、シーズンを通してローテーションを守り抜くのは並大抵のことではない。かといって、フロントは大型補強には乗り出さなかった。 「責任感の強いピッチャーでもあります。目立った大型補強もなかったので、当然、自分の置かれた立場も理解していました」(スポーツ紙記者) 前半戦の不振は、「自分がやらなければ」の気持ちが空回りしてしまった結果でもあるという。 石川の成績を改めて見直してみた。意外なことに、投手タイトルは08年の最優秀防御率の1回のみ。だが、大きな怪我を負って長期欠場したこともない。与えられた責務を寡黙に全うする、そんなタイプでもあるようだ。 石川が東都大学リーグで活躍していた01年当時を知る元スカウトが、こんなことを話していた。 「長所は、肩の可働域が大きいこと。剛速球が投げられなくても、体が小さくても、あの可働域の大きさならプロで通用すると評価していました」 その大きな可働域は、今日も健在だ。投手にとって大切な肩、肘の大きな怪我を負わなかったのはそのおかげだろう。 巨人戦と言えば、6月26日は勝利投手の権利を持ってマウンドを下りたが、救援陣が打ち込まれ、試合も落としてしまった。その時、リリーフ投手たちは石川に頭を下げたが、「オレのことはどうでもいい。試合を落としたことを反省しろ」と叱咤したそうだ。 開幕戦も救援陣が打ち込まれる不運に見舞われた。24日の練習後には、記者団に「喉から手が出るほど勝ちが欲しい」と言った。夏場の連戦で救援陣にも疲れが溜まってくる頃だ。誰かに任せて試合を落とすなら、自分の手で――。そんな不退転の気持ちも秘めているのではないだろうか。“新球”ナックルカーブで巨人打線を翻弄してもらいたいものだ。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2020年08月25日 11時00分
新日本『KOPW2020』1回戦のルール決定!オカダ・カズチカは1対3のハンディ戦に
新日本プロレスは、オカダ・カズチカが提唱し、8月26日に東京・後楽園ホールで1回戦が行われる新タイトル『KOPW2020』各試合のルールのファン投票結果を発表した。 この『KOPW2020』1回戦では8選手が参加し、4つのシングルマッチが行われるが、それぞれの試合で各自が「闘いたいルール」を持ち寄り、そのルールは日本語版&英語版のツイッターにおける“ファン投票”の集計によって決定する仕組み(SHO 対 SANADAは両者合意により既にルール決定済)。 オカダ・カズチカ 対 高橋裕二郎は、日本語版はオカダ案が58.4%、英語版は裕二郎案が53.7%と割れたが、投票総数でオカダ案が上回り、1対3ハンディキャップマッチが採用された。裕二郎は邪道、外道とのトリオで、オカダと対戦する。あのアントニオ猪木氏も勝てなかったルールなだけに、提唱者のオカダが1回戦で敗退する可能性もある。 矢野通 対 BUSHIは、日本版が56.9%、英語版も58.7%で、矢野案が支持をされ、ピンフォール2カウントフォールマッチが決定した。矢野が提案したルールではあるが、ジュニアヘビーのBUSHIにとっても不利ではない。BUSHIロールで2カウントを奪うことは十分に考えられるだろう。 小島聡 対 エル・デスペラードは、日本語版が68.9%、英語版も66.1%で、デスペラード案が圧勝。必殺技禁止マッチが決定した。小島はラリアット、デスペラードはピンチェロコを使用した場合、反則負けとなってしまう。小島は全日本プロレス時代からラリアットをフィニッシュホールドにして来ただけに、ラリアットに代わる技に期待したいところだが、デスペラードはセコンドワークを駆使して、ピンチェロコをレフェリーの目を盗んで使う可能性もないとは言えないだけに、小島にとっては不利な状況となった。 1回戦の勝者は8.29東京・神宮球場大会に駒を進めるだけに、8選手にとっては負けられない闘いとなる。(どら増田)
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