社会
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社会 2018年08月17日 12時20分
刃渡り約12センチのナイフを持って路上に寝て逮捕 74歳男のとんでもない「言い訳」
兵庫県伊丹市で、正当な理由なく刃渡り約12センチのサバイバルナイフを所持していたとして、74歳の男が逮捕されたことが判明。その「言い訳」が物議を醸している。 逮捕された男は15日の午後4時20分頃、兵庫県伊丹市の路上で酒に酔い、道路で眠ってしまう。その様子を見た住民が通報。間もなくして、救急隊員が現場に駆けつける。 すると隊員が男のズボンの中に鞘付きのナイフが入っていることに気が付く。起きた後何をするかわからないだけに、隊員の恐怖は察するに余りある。幸い、男は抵抗などをしなかったようで、そのまま銃刀法違反の疑いで御用となった。 刃渡り約12センチのナイフを持った状態で酒に酔い道で寝るという行為だけでも異常だが、人々を呆れさせたのがその言い訳。男はナイフを持っていた理由について、「女性にパイナップルの皮を剥いてあげようと思っていたから」と供述しているのだ。その真意は不明だが、あくまでも「殺傷目的ではない」ということを言いたいのだろう。 かなり意味のわからない動機だけに、ネットユーザーの反応は賛否両論。「なにはともあれ12センチのナイフを持って歩くのはおかしい」「嘘に決まっている」「意味がわからない」と批判的な声がある一方で、「それなら仕方ない」「本当ならちょっとかわいそう」「許してあげてもいいのでは」という同情的な声も出た。 男に同情的な声もあるようだが、やはり刃渡り12センチのナイフをズボンの中に入れて道を歩くことは、殺人目的と取られても致し方ないだろう。本当にパイナップルの皮を剥いてあげたかったのなら、自宅に女性を招くべきだった。 パイナップルが招いた失敗か、それとも言い訳に使ったのか。いずれにしても、パイナップルにとっては迷惑な話だ。
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社会 2018年08月16日 19時20分
日本にも影響…大失敗の韓国版「働き方改革」その中身
韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領は、国民の労働時間を減らしつつ賃金を増やしたいと考えている。それを達成すべく、韓国政府は最低賃金を上げ、週の労働時間の上限を引き下げた。いわゆる「韓国版働き方改革」だ。 「当然、労働者の収入は激減しました。1カ月40時間働いていたものが32時間勤務となり、結果は月収3分の1減。手当が付く夜勤にあまり入れず、ボーナスが支給される機会も減っているからです。7月1日に法定労働時間が1週68時間から52時間に削減されて以来、多くの企業が従業員を増やすよりも終業時間を早めている。もう1つの問題は、今年1月に実施して、過去17年で最大の上げ幅となった17%の最低賃金(時間額)引き上げが、低所得層の収入に逆効果をもたらしたことです。この引き上げのあおりで15〜29歳の約4分の1が失業しており、2017年に若年層の失業率は9.8%に達しています。これは全労働者の失業率のほぼ3倍に当たる規模です」(韓国ウオッチャー) 小規模企業の業界団体である小商工人連合会は、改革履行を拒まざるを得ないと表明。「小規模事業主は岐路に立たされており、廃業するか人員削減か、選択を迫られている」と窮状を訴えた。 ところが経済失策を続けても、依然として文大統領の人気は高い。南北首脳会談を受けてピークだった5月の支持率83%からは低下しているが、7月も69%と高い水準をキープしている。 文大統領が最低賃金に関する選挙公約を実現するには、2020年までに時給を1万ウォン(約970円)に引き上げなくてはならない。 「ところが、OECD(経済協力開発機構)が6月に発表した韓国リポートの中で、そのような上昇は加盟国でも前例がないと警告しています。文大統領に対し、これ以上最低賃金を上げる前に、今年の経済的影響を評価するよう推奨していますが、幸い韓国経済は、サムスン電子が好調なら安泰です。裏を返せばそれだけサムスン電子一極集中ということですが、それもトランプ米大統領次第。さらには頼みの半導体分野では、中国が大規模な工場を建設中で、今年の秋から冬にかけて稼働します。それを境に韓国経済は地滑り的敗北へひた走るでしょう」(同・ウオッチャー) 韓国経済にとって、米国と中国による「米中貿易戦争」は大きな痛手になる。再び日本は韓国に“抱き付き心中”されないように万全を期さなければならない。
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社会 2018年08月16日 12時50分
“友達の弟が、埼玉県代表で…”甲子園の土をフリマアプリで売買? 物議を醸すオークション出品
熱戦続く甲子園。そんな中、驚きのニュースが飛び込んできた。フリマアプリ「メルカリ」に、甲子園球場の土が続々と出品されているというのだ。商品である「土」に添えられた文章を見てみると、 “甲子園の土です!東京の高校で何度か甲子園に行って持って帰ってきたときの一部です。とても貴重だと思います、野球好きの方どうぞ!”“友達の弟が、埼玉県代表として2013年の夏の甲子園に出場した際に頂いたものです” といった文言が綴られている。ほかにも、2014年、甲子園の誕生90周年を記念して入場者限定で配布された、グラウンドの土が入った非売品も売られていた。 「出品者は球児本人だったり、その知り合いなどでしょう。ただ共通して言えるのは、彼らにそこまでの罪悪感がないということです。ある出品者のアピール文には、『友達にも自慢出来ますし、高校球児は持ってるだけで闘志が湧いてくると思います』と書かれていました」(芸能ライター) だが、こうした物議を醸す出品は今、急速に増えつつある。5月には、故・西城秀樹さんの葬儀で配られたポストカードやCD、カレーなどの記念品がオークションサイトに大量出品されていた“事件”もあった。その張本人と見られる男性は、弔問客から「大量に持ち出していたのを見た」と“行為”をばっちり目撃されている。だが、買う者の心理にも歯止めがかけられず、複数出品された配布品の中には100万円を超える入札もあった。 さらに、7月2日に他界した落語家の桂歌丸さんの告別式で配布された記念品も、同じオークションサイトで転売されていたことが発覚した。現在はいずれも出品の形跡は削除されているが、おそらく今後も“模倣犯”が現れないとも限らない。 何でも出品できて、誰でも買えるフリマサイト、またオークションサイト。お金になる、手軽に手に入ることばかりに気がとられ、本来なければならない「やましい気持ち」「後ろめたさ」が、どんどんなくなっていっているのではないだろうか。日本人は、次は何を売りさばくのだろうか。
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社会 2018年08月16日 11時30分
氷点下の真冬のトイレに、生後8か月の娘を放置した女を逮捕 全身20箇所の骨折も
13日、生後8か月の女児をトイレに放置し凍傷を負わせたとして、埼玉県草加市在住の24歳母親が保護責任者遺棄致傷の疑いで逮捕された。あまりにも酷すぎる母親の行動に怒りの声が広がっている。 逮捕された母親は、1月13日の午後5時から翌日午後1時にかけて、紙オムツだけの状態で女児をポリ袋に入れ、放置。異常な寒さとなった当日の気温は氷点下1.2度(隣接の越谷市の記録)で、そのまま凍傷を負うことになった。 2日後の15日、都内で暮らす祖母が面会した際に女児の異変に気がつき、119番通報。結果、24歳の母親が保護責任者遺棄致傷で逮捕された。なお、現在女児は長男とともに児童相談所に保護されているという。女児は一命を取り留めたが、日常的に虐待を受けていた模様で、全身約20箇所を骨折していた。 母親は容疑を認めており、「子育てが上手く行かずかわいいと思えなかった」と供述。母親はシングルマザーで長男・長女と3人暮らしだったという。また、女児は発育不良で、そのことに悩んでいた模様だ。 あまりにも酷すぎる事件にネットユーザーも憤る人が続出。「最低の行為」「子供をゴミ扱いするなど許せない」「同じ母親として信じられない」など、怒りの声が。 一方で、行為は最低としながらも「母親も悩んでいたと思う」「父親は何をしているのか」「発育不良の子供を押し付けられ、無職ではなにもできない」「なんとかしてやれなかったのか」「育児ノイローゼなのではないか」など、同情的な声もあった。 様々な声があるが、女児がなんとか命を取り留めたのは不幸中の幸い。今後健やかに生活していけるよう、国が何らかのサポートをすることを期待したい。
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社会 2018年08月15日 21時00分
女装男性に抱きつき、胸揉みキス 48歳男の“ありえない行動”に怒りと呆れの声
東京・台東区の路上で男性に無理矢理抱きつき、胸を揉んだ上にキスしたとして、48歳の男が逮捕されたことが判明。そのマヌケすぎる行動に、呆れる声が広がっている。 報道によると、逮捕されたのは48歳の男。今年4月、台東区の路上で女性の格好をしていた20代の男性に対し、無理矢理抱きついた上、胸を揉みキスをした疑い。逮捕された男は当時泥酔しており、性別が分からなったものとみられている。 男は警察の取り調べに対し容疑を認め、「キスしたり、胸を揉んだりしたことは間違いありません」と供述しているそう。犯行は事実だったようだ。 このあり得ない行動に「48歳にもなって何をやっているんだ」「バブルのノリが抜けきれていないのでは」「単なるバカ」など、呆れるネットユーザーが続出。さらに、「相手が男性といえどもこんなやつは許せない」「酒の勢いを借りて抱きつくなんて最低」「被害者はトラウマになる」など、怒りの声も上がった。 当時男は酒に酔い、気持ちが大きくなっていたものと思われる。酒飲みは往々にして酒の失敗談を自慢気に話す。それを「武勇伝」として語る人間も多いが、人に迷惑をかける行為はもってのほか。単なる恥である。 被害者が男性であろうが女性であろうが、酔っ払いの中年男性に突然抱きつかれ、胸を揉まれキスなどされれば、心に大きな傷を負うことになるだろう。このような行為は人間の尊厳を踏みにじるもので、到底許されるものではない。 性犯罪だけでなく、暴行、飲酒運転による事故など、酒絡みで多くの問題行為が引き起こされているのが現状。そのような人間を厳しく処罰するような法律があってもいいのではないだろうか。
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社会 2018年08月15日 19時00分
路線バス運転中に「ながらスマホ」、1日11回以上 “動かぬ証拠”見せるも容疑を否認
13日、阪急バスの運転手が営業運転中に「ながらスマホ」をしたとして、国土交通省神戸運輸監理部が同社を文書警告した。 この男性運転手は6月23日午後4時10分ごろ、バスに乗客14人が乗る状況でスマートフォンを使用していた。運転手がなぜそのような行動に出たかは現状わかっていない。 乗客から阪急バスに匿名の通報が入り、調査を開始。ドライブレコーダーなどを検証した結果、6月23日だけで男性運転手が私用のスマートフォンを11回程度閲覧していたことが判明。同社は国土交通省神戸運輸監理部に報告した。 阪急バスは運転手がスマートフォンや携帯電話を車内に持ち込むことを一切禁止しているが、運転手はスマホをロッカーに隠し、社内に持ち込んでいたという。 男性運転手は容疑を否認しており、「スマートフォンを持ち込んでもいない」と話しているが、動かぬ証拠を突きつけられており、6月29日付で懲戒解雇処分となった。 路線バス運転手の仕事は、乗客を安全に輸送すること。人々の命を預かる立場の人間が、ながらスマホでバスを運転することは言語道断で、路線バスの運転席に座る資格はない。解雇は当然のことだろう。 ながらスマホについては、トラック運転手が高速道路で使用し大事故を起こしているうえ、自転車、駅のホームなど、様々な事故の引き金となっている。そのような状況で、人の命を預かるバス運転手が営業運転中にスマートフォンを使用するとは開いた口が塞がらない。 もちろん多くのバス会社・運転手は真面目に日々の業務をこなしているが、このようなことが起こらないよう、もう一度社員教育や管理体制を確認する必要がある。
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社会 2018年08月15日 17時35分
28歳無職の男、睡眠薬を飲ませて女性を暴行、再逮捕 婚活サイトを利用する慣れた手口に怒りの声
13日、婚活サイトで知り合った女性に性的暴行を働き逮捕された男性が、別の女性にも同じ犯行を繰り返していたとして再逮捕された。 報道によると再逮捕されたのは、名古屋市中区の28歳無職の男。7月に逮捕・起訴された犯行と同じ手口と見られる。 初犯を実行した4月30日は、婚活サイトを通じて知り合った30歳の女性と愛知県名古屋市中区の飲食店で午後7時半ごろから食事。巧みな話術で酒を飲ませ、女性を酔わせた男は「二日酔い防止の薬を飲んだら?」と嘘をつき睡眠導入剤を飲ませた。薬の効果が現れ始め、意識を失いかけている女性を自宅マンションに連れ込み乱暴を働き、顔面を平手で何度も殴ってケガを負わせるという悪質な犯行に及んだ疑いが持たれている。その後、女性が県警に被害を相談して犯行が発覚した。 警察には、複数の女性から同じような被害相談が寄せられており捜査を進めていたという。その中で男は6月にも別の女性に「滋養・強壮の薬」と嘘をついて薬を飲ませ、同様の犯行を働いた疑いが浮上し、今回の再逮捕に至ったようだ。警察の調べに対して、男は「間違いありません」と容疑を認めており、「他にもたくさんやった」と供述しているという。警察は、婚活サイトを通じて知り合った女性を狙い、犯行を繰り返していたとみて余罪を追及している。 逮捕された男は、もともと婚活サイトを運営するリクルートマーケティングパートナーズの元社員だった。それだけに、今回の事件で企業イメージを著しく低下させる可能性も考えられる。 この事件にネットでは、「腐ってる。去勢死でも足りない」「真面目に婚活している人を陥れるなんて、男の風上にも置けない」など、容疑者への厳しい意見が多く寄せられた。その反面「騙される女もどうかと思う」「結婚を焦ってるからこんな奴とも会ってしまうんやろな」などと、被害者女性の軽率とも思える行動を批判する声も一部で見られた。 また他方では、「婚活サイトって身分証明とかいらんの? 無職って。会員登録させちゃだめでは?」「『他にもたくさんやった』のなら、被害女性達から連絡があったはず。運営会社どうなってんの?」「被害者をこれ以上出さないようにまずこの婚活サイトの社名を公表したほうがいい」と、婚活サイトの運営側に対する批判の声も高まっている。 出会いを求めるニーズが高まっている昨今、SNSと連動した安価で手軽なアプリが人気を博している。しかし、実際に事件が起きている現実を踏まえると、特に女性は改めてリスクを考慮したうえで利用するべきだと言えるだろう。
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社会 2018年08月15日 06時00分
夏休みが8月31日までない地域もある? 地域別夏休み事情
お盆が明けると、夏休みも後半戦といったイメージがある。だんだんと日が暮れる時間も早まり、暑さもやわらいで来る。最後の思い出作りにどこかに出かけたり、宿題の追い込みをかけた記憶がある人も多いだろう。 だが、夏休みが8月31日までなのは、日本全国共通ではない。北海道や東北地方などでは、お盆が明けた8月20日あたりから新学期がはじまるところが多い。運動会や文化祭といった秋の恒例行事も前倒しで行われるため、気候によっては「まだ夏」の気分のようだ。 だが、これらの地域は冬休みが長めに取られている。一般的な冬休みといえば12月22日に学校が終わり、クリスマスを過ごし、年末へ至る。年越しのあとはお正月を1週間ほど過ごして学校がはじまるのが一般的だ。北海道や東北地方はそこからさらに1週間程度の休みがある。2週間と3週間では、だいぶ休みに対する感覚が異なってくる。お正月気分を引きずることもできそうだ。 だが、日本の中には夏休みも冬休みも短い場所が存在する。それが長野県である。もともと農業がさかんな地域であったため、田植えの時期と稲刈りの時期に、1週間程度の休みを取る習慣があった。子供も立派な労働力として家の仕事を手伝っていたのだ。さらに2月の極端に寒い時期、1週間程度の寒中休みも存在したという。だが、これらの休みは現在は取り入れられていないが、夏休みの日数は昔の短いままのようだ。春休みは他県より長いようだが、それでもトータルすれば年間の休みが少ないことには変わりない。 所変わればという言葉の通り、夏休みの日数だけでも日本全国で違いがあるのだ。
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社会 2018年08月13日 15時00分
強制返納狙い? 高齢ドライバーに大混雑の「講習」を課す行政の思惑
2017年3月から施行された改正道路交通法で、75歳以上のドライバーは、講習前に県内の運転者教育センターで認知症の恐れがないか調べる「認知機能検査」を受けなければならなくなった。検査は日時が指定されており、講習は受講者自身が予約しなければならないなど手間がかかる。 「70歳以上のドライバーも運転免許の更新の際に『高齢者講習』が義務付けられています。警察当局は予約忘れを防ぐため、検査後に講習の空きがある自動車学校を紹介し、すぐに予約するよう促していますが、それでも受講できるのは1〜3カ月後。まさに“大渋滞”という状況なのです」(交通ジャーナリスト) 県警や自動車学校の担当者は、講習の知らせが届いたらすぐ予約するように呼び掛けているが、例えば、北陸某県では、申し込み後、受講まで3カ月以上かかったという。 「関東某県では、公安委員会から認知機能検査のハガキを受け取り、すぐに自宅近くの自動車教習所に予約の電話を入れたが、返ってきたのは『年内は満員。来年の予定は未定』というつれない返事だったという。仕方なく別の教習所に問い合わせたところ、今度は『最短でも2カ月待ち』と言われ、結局、受講できたのは検査ハガキを受け取ってから何と約5カ月後だったといいます」(同) 別の関東のある県では、運転免許センターや自動車教習所以外に警察署内にある会議室や公民館などを加え、利便性の向上を図っている。 「検査や講習を委託されている教習所は、新規免許取得者の教習の方が利益が上がるため、高齢者講習は後回しにしているのが実情。ただ、教習所は少子化で生徒不足の煽りを受け、収入減に喘いでいる。尻拭いをさせた行政側に問題ありなのでは」(同) こうした現状を見る限り、実は免許を失効させて強制返納を狙った行政のたくらみなのでは、と思えてしまうのだが…。
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社会 2018年08月13日 06時00分
副業経験者700万人突破 芸能人の副業、堅実な壇蜜のきっかけは
近年、政府が進める「働き方改革」により、社員の副業を解禁する企業が増えている。そうした影響からか、副業経験者は700万人に達したとも言われている。(株式会社ランサーズ調べ) 実際にネット上では、副業について様々なコメントがあがっており、「アプリの開発を始めた」「手作りアクセサリーの販売に挑戦している」「副業で記事の執筆を始めた。ゆくゆくは本業にしたい」と積極的な姿勢がうかがえる。また、「自分の好きなことで副業してみたい」「どんな副業があるのか調べているところ」など、世間の流れを受けて副業に興味を持ち始めている人もいるようだ。一部では、「副業で稼げるのなんて一握り」「そもそも副業ブームはそんなに広まらないと思う」といった批判的な声も見受けられるが、全体的には副業をポジティブに捉えている人の割合が高いといえるだろう。 副業に関するニュースは、芸能界でも相次いでいる。2016年に女優の柴咲コウがIT企業のCEOに就任、2017年には俳優の山田孝之が新会社を設立して自らCIOに就任したとして話題になった。また、つい先日もタレントの渡辺直美が都内の一等地に高級バーをオープンさせたと「女性自身」(光文社)が報じたばかりだ。 こうした芸能人の副業の中でも、注目すべきはタレントの壇蜜。2013年にオリコンのインタビューで“もう芸能界はいいかなって。立体駐車場の経営のほうが儲かるかな”などと発言して注目を浴びた。この発言以降、壇蜜が副業として駐車場経営しているという噂は有名だ。『サンデージャポン』(TBS系)に隔週レギュラーで出演、グラビア雑誌にも定期的に登場するなど、本業は順調に見える壇蜜が、なぜ積極的に副業を行っているのだろうか。「一部メディアでは、駐車場経営だけで年収800万円とも報じられていますが、実際に壇蜜さん本人が明かしたわけではないようです。ただ、壇蜜さんは以前イベントで、芸能界での仕事について“不安定”であることを強調し、“事務所に所属しているだけで何の保証もない”とコメントしていました。また、雑誌FRaUと現代ビジネス(いずれも講談社)のコラボレーション企画インタビューでは、“事務所に入ってからも自分が売れるなんてまったく思っていなくて…(中略)3年くらいが潮時だろうと。そしたら、また新しいことをして生活していこうかと考えていた”と明かしていました。これだけ危機感を持って仕事されている芸能人は珍しいとも言えます」(芸能ライター) 自身の知名度を生かしたブランドを立ち上げたり、飲食店を経営する芸能人が多い中、経済的安定を求めた副業をする壇蜜には共感する声も多い。こうした“現状の仕事に対して危機感を持つ姿勢”は、一般人でも見習うべき要素かもしれない。