報道によると、逮捕されたのは48歳の男。今年4月、台東区の路上で女性の格好をしていた20代の男性に対し、無理矢理抱きついた上、胸を揉みキスをした疑い。逮捕された男は当時泥酔しており、性別が分からなったものとみられている。
男は警察の取り調べに対し容疑を認め、「キスしたり、胸を揉んだりしたことは間違いありません」と供述しているそう。犯行は事実だったようだ。
このあり得ない行動に「48歳にもなって何をやっているんだ」「バブルのノリが抜けきれていないのでは」「単なるバカ」など、呆れるネットユーザーが続出。さらに、「相手が男性といえどもこんなやつは許せない」「酒の勢いを借りて抱きつくなんて最低」「被害者はトラウマになる」など、怒りの声も上がった。
当時男は酒に酔い、気持ちが大きくなっていたものと思われる。酒飲みは往々にして酒の失敗談を自慢気に話す。それを「武勇伝」として語る人間も多いが、人に迷惑をかける行為はもってのほか。単なる恥である。
被害者が男性であろうが女性であろうが、酔っ払いの中年男性に突然抱きつかれ、胸を揉まれキスなどされれば、心に大きな傷を負うことになるだろう。このような行為は人間の尊厳を踏みにじるもので、到底許されるものではない。
性犯罪だけでなく、暴行、飲酒運転による事故など、酒絡みで多くの問題行為が引き起こされているのが現状。そのような人間を厳しく処罰するような法律があってもいいのではないだろうか。