search
とじる
トップ > 社会 > 今度は京浜東北線 痴漢疑われた男がJR王子駅で線路に飛び降り、19分電車止まる

今度は京浜東北線 痴漢疑われた男がJR王子駅で線路に飛び降り、19分電車止まる

 今年8月、東京都渋谷区のJR山手線・恵比寿駅で、痴漢を疑われた男がホームから線路内に飛び降り、線路沿いのフェンスを越えて走り去り、その影響で、山手線や埼京線の電車が約30分運転を見合わせるトラブルがあったが、今度はJR京浜東北線で同様の事件が起きた。

 10月27日午前7時55分頃、東京都北区のJR王子駅で、女子高校生(18)が「痴漢をした」として、男を取り押さえようとして、同駅で降ろしたところ、男は線路内に飛び降りて逃走。高さ約2メートルのフェンスを乗り越えて、線路外に逃げ去った。

 通報を受けた警視庁王子署によると、JR京浜東北線・大宮発鶴見行きの上り電車、赤羽〜東十条間の車内で、女子高校生が尻を触られた。女子高校生と、その被害に気づいた他の乗客が男を王子駅で下車させると、男は線路内に逃走した。

 この電車の車掌が、線路上を走る男に気づき、周囲の電車を緊急停止させる無線信号を出した。そのため、京浜東北線の他、宇都宮線、高崎線、湘南新宿ラインの運転を一時見合わせ、計36本が最大19分遅れ、約5万8000人に影響が出た。

 男は40代くらいで、白のワイシャツにグレーのスラックスを着て、ビジネスバッグを持っており、一見サラリーマン風だったという。同署では、都迷惑防止条例違反(痴漢)容疑で捜査している。

 事件が起きたのは、まさに朝の通勤ラッシュの真っただ中。この電車遅延のために、仕事や学校に遅刻した人にとっては、迷惑極まりない話。線路に降りるという行為はあまりにも危険であり、電車を止めてしまうことになるだけに、やめてもらいたいものだ。
(蔵元英二)

関連記事


社会→

 

特集

関連ニュース

ピックアップ

新着ニュース→

もっと見る→

社会→

もっと見る→

注目タグ