社会
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社会 2019年02月06日 18時10分
韓国で急増…『受験地獄に巻き込まれるのがイヤ』で子供を持たない夫婦
韓国や中国には、犬(狗肉)を食べる食文化が残っている。同様の食文化はアジア地域を中心に見られるが、韓国ではスープの形で食すポシンタンなどの料理がポピュラーで、この料理は腸や胃を強くする、また体温を上げる効果があるなど、伝統的に健康に良いと信じられている。 その中韓はともに大ワンコブームだ。30代の男性が出張のたびにおもちゃを買って帰る。誕生日に約1万円の新しいスーツを着せてあげ、日曜日にはこれを着て、妻とともに実家の「おばあちゃん(母親)」に会いに行く。これは実子の話ではない。韓国のワンコの話だ。 「韓国では教育費と住居費の高騰や長時間労働などの理由から子育てができないという理由で、子供を産まない夫婦が増えています。実際、韓国の合計特殊出生率(1人の女性が出産可能とされる15歳から49歳までに産む子供の数の平均)は、世界最低の1.05人を記録しているのですが、それは子供が生まれれば、進学率の高い私立学校やそれに伴う受験戦争に勝ち抜くため家庭教師を付け、スポーツや芸術点を稼ぐための塾に通わせるなど、親が何十年も子供に資金を注ぎ込まなければならないというプレッシャーから逃れるためです。子供の代わりにペットに愛情を注ぐ夫婦は、むしろトレンドです。中国の金銭的な余裕から起きているペットブームとは趣が違いますね」(在韓日本人ライター) こうした韓国事情は分からないでもない。韓国・国民銀行のデータによると、韓国人は中程度の住宅を買うのに年収の約12.8倍分の資金が必要とされ、これは14年の同8.8倍から急増している。そして韓国の労働時間は、メキシコとコスタリカに次いで、経済協力開発機構(OECD)加盟国中3位の長さだ。 「政府のデータによると、ペットを飼っている韓国の世帯は、12年の18%から18年には28%まで増えています。これにより、オーダーメイドの食事を届けるサービスや高価な写真サービスなどペットケア産業が大きく拡大している。ベンチャーキャピタリストの間では、ペット関連の起業もブームになっており、この点では中国と構造は同じです」(同・ライター) 韓国農村経済研究院は、昨年2.7兆ウォンだった韓国のペット産業は、27年までに倍以上に成長する可能性があると予測している。 16年9月、英国国民の要請により、同国の議会で、韓国の犬食を中断させる議論が始まった。日本の捕鯨といいアングロサクソンは、他国の食文化にお節介し過ぎだ。
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社会 2019年02月06日 16時10分
不倫した夫を殺害、切断した男性器を調理しカルボナーラに 47歳女の異常な写真投稿に世界が戦慄
2月4日、英デイリー・ミラー紙が衝撃のニュースを報じた。昨年5月、47歳のナイジェリア女性・ウデメ容疑者が不倫した夫をフライパンで殴って、包丁で殺害。夫の男性器を切って調理し、カルボナーラに乗せて食べる様子をSNSに投稿したと報じている。裁判が始まり、その驚くべき内容が明らかになった。 夫婦は両方とも弁護士で、彼の最初の妻と離婚した後、3年前に同容疑者と結婚している。犯行当日、ウデメ容疑者はSNSサイトの「Snapchat」に写真を2枚投稿。1枚目は血でにじんだベッドに横たわる男性。2枚目の写真は、男性器の塊であるようにも見えるものが入ったカルボナーラのお皿だった。画像は本物とは確認されていない。 彼女は夫と不倫について話し合い、激しい言い争いに。彼女は台所に行き、フライパンとナイフを手にした。そしてフライパンで夫の頭を殴打。「あなたの心の中に何があるか教えて」と言ったという。 なぜ不倫に至ったのか、理由を聞きたかったのであろう。しかし、その後、何度も何度も頭をフライパンで叩き、最後に彼の腹部をナイフで刺して殺してしまった。 死亡した夫が横たわっている間、彼女はまだ怒っていた。彼女は夫の死体から出てくる腸を見ながら、彼のそばに座ってつぶやいたという。 「あなたの男性器が他人に快楽を与えているのであれば、それを遮断するほうがいい」 そう言い放ち、夫の男性器を切断。彼の右手に男性器を置いた。その後、それを麺と調理してSnapchatで写真を共有した。後で友人に「私はひどいことをしました」とメッセージを送っている。 警察が到着する前に、彼女は自殺しようとしたが、近所の人の通報で病院に緊急搬送。夫を殺害した疑いで起訴されているウデメ容疑者は無罪を訴えたが、刑務所に収容されている。 報道を受けて、さまざまな意見が飛び交っている。 「彼を殺した後、『浮気』夫の男性器を妻が料理したといいうのは本当なのか」「私は夫を殺し、彼の男性器をカットした弁護士の殺人鬼を忘れない」「夫婦は問題なく3年間結婚生活をしていたと言われていたが、一体何が起きたんだ。夫の不倫がきっかけなら恐ろしい」「本当に理由は不倫の問題なのか」「ゾッとした」 今回の凄惨な事件は世界中に衝撃を与えているようだった。 不倫の言い争いが原因で起きた今回の痛ましい事件だが、裁判が始まった今後の真相解明に注目が集まるところだ。
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社会 2019年02月06日 12時50分
「イジられる側はいじめと変わらない」『とくダネ!』深澤氏の発言に称賛 学校教育の場がバラエティ化?
6日放送の『とくダネ!』(フジテレビ系)での、獨協大学経済学部特任教授の深澤真紀氏の指摘に称賛が集まっている。 この日の同番組では2016年、山口県の高校2年生が自殺した事件を紹介。検証委員会の調査によって、教職員から全校生徒の前で名前を呼ばれて笑われたり、授業中にアダ名で呼ばれるなど様々なイジメがあったことが判明。ただ、最初に真相究明にあたった県教育委員会は報告書で「イジメ」を「イジリ」と言い換えていたことも発覚している。 これについて深澤氏は、学校教育の間で「イジリといじめの問題がとても大きくなっている」と言及。人気のある教師はバラエティ番組のMCのようになり、特定の生徒をイジって笑いを取るようになっていると語った。 ただ一方で、「イジられる側は、いじめと変わらないと思っていることがほとんど」と糾弾。こうした風潮が蔓延している背景に、「おいしい」とか「おいしくしてあげる」といった人間関係で笑いを取るバラエティがお手本になっていると持論。「テレビに出ている人間の責任がとても大きい」「もうそろそろ考えないといけない」と見解を述べた。 これについてSNS上で「とても共感できる」と評価する声があがる一方、伊藤利尋アナウンサーの「イジって良い人と悪い人の見極めは先生には必要」という発言にはあきれる意見が続出。深澤氏も「先生に(生徒を)イジって良い人はいませんよ、バラエティとは違う」と反論していた。 先日もカジサックこと梶原雄太が、堀江貴文氏主催の運動会イベントで評論家・宇野常寛氏に「こいつら弱そう」「宇野さんは運動できないキャラ」などとイジった結果、宇野氏はイベントを退席。宇野氏はその後、Twitterを投稿。カジサックから形式的な謝罪はあったものの、「みんなが面白くなるためにした」と自己弁護を繰り返していたことを明かし、「芸人なら、バラエティならいじめが許されるなんて間違ってる」などと怒りのツイートを連発している。さらには、こうした彼の告発を、脳科学者・茂木健一郎氏がリツイートして「賛成。」とつぶやくなど、波紋が広がっている。バラエティタレントたちの意識改革が求められている中、彼らは聞く耳を持つのだろうか……。記事内の引用について宇野常寛氏の公式ツイッターより https://twitter.com/wakusei2nd茂木健一郎氏の公式ツイッターより https://twitter.com/kenichiromogi
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社会 2019年02月06日 12時00分
統計問題 まるで「他人事」の安倍首相 厚労省を“生贄”に逃げ切りか
「厚労省統計インチキ騒動」が政局に発展しそうな気配だが、安倍晋三首相周辺は余裕しゃくしゃくで、まるで「他人事」。厚労省の解体をチラつかせて国民の怒りをガス抜きし、逆に不祥事続出でジリ貧状態の政権浮揚策に利用しようとしているフシがあるという。 「セクハラや金銭問題のように、国民がヒートアップする派手な案件ではないため、報道もいまいち盛り上がりませんが、国家の歴史そのものと言っても過言ではない統計をごまかしていたというのは大問題です」(厚労省担当記者) 今回の問題は、厚生労働省の「毎月勤労統計」で、500人以上の規模の全事業所を調査すべきところ、2004年以降、東京都の対象事業所の3分の1程度の抽出調査でごまかしていたというもの。このため、雇用保険の支払い不足などで800億円の被害が生じていることが発覚した。 厚労省は、昨年も「裁量労働制で働く人のほうが、一般労働者よりも労働時間が短い」とする誤った資料の作成などが問題化。政府内では“厚労省解体論”も出始めているという。 「昨年、自民党行革本部で中央省庁再編を検証し始めたが、動きは緩慢だった。今回の問題を機に、一気に進展するともっぱらです」(自民党関係者) 現省庁体制は、'96年の橋本龍太郎内閣で始まり、森喜朗内閣時代の'01年に実行された。各組織のスリム化も狙いの一つだったが、厚生省と労働省の連携が不可欠として誕生した厚労省は、一般会計の4割を占める予算30兆円規模の巨大省庁となった。 「今回の問題で“解体論”が出るのは当然だが、自民党内や霞が関では、『役割的に一体が自然。いまさら分割しても逆に非効率になるばかりで時代に逆行する』という声のほうが圧倒的に多い」(霞が関関係者) 安倍政権は、JOC竹田恆和会長の五輪贈賄疑惑や、ロシアとの北方領土問題の空回り、米中貿易摩擦の日本経済への悪影響など八方ふさがり。そこで、厚労省を“生贄”にして他の批判からも逃げ切ろうというわけだ。 もりかけ問題から逃げ切った安倍首相にしてみれば、まさに「他人事」なのだろう。
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社会 2019年02月06日 12時00分
「男女関係なく履き古した靴の匂いに性的興奮」40歳男、靴70足盗み逮捕 “匂いフェチ”の生態とは
5日、栃木と埼玉両県で靴を計70足ほど盗んだとして、常習累犯窃盗罪で公判中の男(40)を追送検したことが判明。その犯行動機に驚きが広がっている。 男は2017年6月から昨年8月にかけて、栃木県小山市と埼玉県羽生市内の企業や学校に侵入し、靴約70足を盗んでいた。被害額は、実に30万円だという。 なぜ男は「靴」にこだわったのか。警察の発表によると、男は「男女関係なく履き古した靴の匂いが好きで、性的欲求を満たしたかった」などと供述しているとのこと。靴の匂いといえば、必ずしもいい匂いばかりではなく、むしろ悪臭のほうが多いと思われるのだが、この男はそれがたまらなく好きだったようで、性的興奮を感じたようだ。 この奇妙な事件に、ネットユーザーも「色んな人がいるんだね」「自分の靴だけで楽しんでいればよかったのに」など驚きの声を上げる。また、「性欲を起動するポイントが変なのは別にいいけど、盗むことも性欲を掻き立てていたのでは?」「リサイクルショップに行って貰ってくればよかった」「ゴミ捨て場で拾えばいいのに」など、冷静な指摘もあった。 「匂いに性欲を掻き立てられる人間は意外と多いですよ。靴の匂いもありますが、履いたあとの靴下なども、同じ類でしょう。女性の下着泥棒も匂い目当てに盗んでいるといっても過言ではありません。使用済みに興奮するのでしょう」(フェチに詳しいライター) さらに、前出のライターは続ける。 「体の部位でも、匂いに興奮する人間はいますよ。たとえば、女性の髪。私が出会った人間で最も変わっていたのがそれで、女性の3日ぐらい洗ってない髪の匂いが好きで、わざと髪を洗わないでもらい、顔に巻きつけて自慰行為をするらしいんです。相当な変態ですよね。 また、男性の『ワキガ』が好きという女性や、普通の人間が嫌うような足の臭さを好む人もいます。悪臭が好きという人は、結構多いんじゃないですかねえ。ただし、口の臭い人間が好きというケースは聞いたことがないです」 匂いに性的興奮を覚えることは個人の自由だが、それを満たしたいがために窃盗という罪を犯すことは許されない。再犯の可能性も否定しきれないだけに、早々の刑罰を望みたい。文・神代恭介
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社会 2019年02月06日 06時30分
〈企業・経済深層レポート〉 常識破りの全席禁煙でも過去最高益 串カツ田中が支持される理由
焼き鳥チェーン『鳥貴族』の業績悪化、牛丼チェーン『𠮷野家』の9年ぶりの赤字など、昨今、飲食店が軒並み苦戦している。そんな不調の飲食業界で増収増益、さらには過去最高の決算となったのが、串カツ専門店『串カツ田中』を展開する串カツ田中ホールディングスだ。今年1月の決算発表では、売上高76億円、純利益約4.7億円と公表。2016年の上場以来、3期連続で増収増益となったのだ。 今回の串カツ田中の決算は、発表前から同業者から注目の的だったという。「串カツ田中は昨年の夏前、当時180店ほどあったすべての店舗で、異例の全席禁煙に踏み切りました。これがどんな結果になるのか、飲食業界では大注目だったのです」(経営アナリスト) 来年4月に、飲食店の店内での喫煙が原則禁止を定めた改正健康増進法が施行される。それに先駆けて串カツ田中は、加熱式たばこも含め全面禁煙。分煙もなしという厳しい姿勢を打ち出し、実行したのだ。 しかし、日本の居酒屋は、客の3割を喫煙者が占めるといわれている。全面禁煙にするということは、その喫煙客を切るということ。居酒屋としては、死活問題にもかかわるほどの大英断である。それだけに、串カツ田中の業績がどうなるのか、注目されていたのだ。 結果は前述の通りだが、串カツ田中が、ここまで大胆な行動に踏み切ったのはなぜなのか。「串カツ田中にはファミリー層を中心に、喫煙に対しての批判が多く寄せられていました。さらに、日本全体での喫煙者が大幅に減少していてトータルではプラスという見通しを立てたのです」(同) 結果は串カツ田中の読みがズバリ的中した。 既存店の売上高は、禁煙を開始した2018年6月こそ前年同月比で約3%のマイナスとなったものの、翌月からはプラスに転じる。年末は前年同月比約14%も売り上げが増加した。「単価の高い喫煙サラリーマンこそだいぶ減りましたが、禁煙にしたことでファミリー層や女性客が増加しました。結果的に喫煙客のマイナス分をカバーできるほど、支持されたのです」(飲食業界関係者) お酒が飲めない子供との外食時に、居酒屋は不適格のように思えるが、ファミリー層からここまで人気なのはなぜなのか。 そもそも串カツとは、肉、魚、野菜などを一口大に切って串に刺し、衣をまぶして揚げた料理のこと。大阪では昔から伝統的な郷土料理として定着していたが、全国的にはまだまだマイナーな料理だった。「串カツはいままで全国にチェーン展開する業態ではありませんでした。新味を求めていた大衆に爆発的に受け入れられたのです」(同) 競争が激しい居酒屋業界においても、串カツに特化した居酒屋はまったく手つかず状態だった。元々、串カツ田中の貫啓二社長は別の飲食店を経営していたが、田中洋江取締役の父が残した串カツの“秘伝のレシピ”をもとに、2008年に東京・世田谷の住宅街でひっそりと1号店をオープン。すると、ファミリー層や女性客が集まった。一部店舗では、土日は開店時間を早め、昼客獲得に動いたほど。またたくまに口コミで人気店になりチェーン展開するまでに至った。 メニューもファミリーや、女性に向けた料理を多くした。例えば、串カツのおこさまプレート、おこさまうどん、わらびもち、パフェ、ソフトクリームなど、居酒屋にはあまりないメニューを提供している。こうして串カツ田中は、居酒屋とファミレスの両ニーズを取り込む“ファミリー居酒屋”として、家族連れから圧倒的に支持を得ることになったのだ。 串カツ田中の経営方針は、女性客やファミリー層を取り込むためだけではない。「店舗で出る有機性廃棄物で作られた堆肥を畑にまき、その畑からキャベツを収穫。それを店舗で具材として使用するなど、環境やエコでも積極的に社会貢献の姿勢を打ち出しています。それが社会の方向性とマッチし、企業イメージも上がっているのです」(同) また、串カツ田中は飲食業で重要な客対応においても高評価を得ている。「昨年末、傘下の神奈川県内の店で盗撮騒動がありました。問題店では前に盗難があり、その予防策として防犯カメラを設置していました。しかし、それが従業員の更衣室に無断で設置されたのです。その問題を重くみた経営本部は、即座に閉鎖という厳罰措置。こうした毅然とした姿が、客にも受けているのです」(飲食業界関係者) 今後の目標は「串カツを日本を代表する食文化にするべく全国1000店舗体制」だという。串カツ田中の躍進は、昨今の飲食業界全般の低迷に“カツ”を入れる大きなヒントにもなりそうだ。
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社会 2019年02月05日 21時45分
“この世の地獄”北朝鮮からの『脱北者』が直面する悲惨な未来
中国東北地方にある吉林省延辺朝鮮族自治州延吉市は、同州の中心都市で、多くの朝鮮族が暮らし、北朝鮮との貿易拠点として知られている。また、北朝鮮からの脱北者が人目を避けて暮らす地でもある。 脱北者の多くは女性だ。彼女らは中国国内で法的な立場がないため、とりわけ搾取されやすい。農村などに花嫁として売られたり、売春を強いられたり、そして「セックスカム(インターネットで性行為などをリアルタイムで配信する)・ガール」としてウェブカメラの前で性労働を強いられる女性もいる。「セックスカム」は韓国企業の運営で、利用者のほとんどは韓国人だ。1分単位で料金が発生するため女性たちはなるべく長い時間、男性客の気を引くのが良いとされる。恥ずかしいポーズを拒否したり、躊躇すれば韓国系中国人の「ディレクター」は北朝鮮に送り返すぞと脅したりもする。 韓国には安全な脱北者専用施設があるが、国境地帯は厳重な警備が敷かれ、あちこちに地雷が埋まっている。従って韓国へ直接逃げるのはほぼ不可能だ。そのため、多くの脱北者は中国国境を越え同国東北部へ向かう。 しかし中国では脱北者は「違法移民」と見なされ、当局に見つかれば送還される。もし送還されれば、「祖国への反逆」の罪で拷問され投獄される。 そんな中、人身売買で何年も「セックスカム」で性労働を強要されていた若い女性2人が、延吉市にあるとある団地の3階から、シーツを破いて作ったひもを使って逃げ出した。 北朝鮮国境付近に住む中国の住民の間では、こうした北朝鮮女性の人身売買は「朝鮮のブタ取引」と呼ばれることもある。女性の値段は数百〜数千ドルだ。 米国務省が毎年発表している人身売買に関する報告書は、一貫して北朝鮮を世界で最も人身売買の多い国の1つに認定している。 脱北者にとって、中国脱出もまた危険な行為だ。多くの脱北者は中国以外の国を目指して、現地の韓国大使館へ行き、そこから韓国への帰還と亡命を望んでいる。しかし、身分証明書なしで中国を旅するのは危険極まりない。「過去には、脱北者は偽造身分証明書を使って中国から出国できましたが、最近は政府職員の持っている電子機器で身分証の真偽が分かってしますから、中国から出国するのは容易ではありません」(北朝鮮ウオッチャー) こうしてやっとの思いでたどり着く現在の韓国も、文在寅政権の北寄り政策により、脱北者にとって居心地の良い国ではなくなった。 一方、17年の11月に板門店(共同警備区域)にジープで乗り込んで、北の兵士たちから銃撃を受けながらも命からがら南側に到達し、南の兵士らに介抱されて病院に運ばれた脱北兵士オ・チョンソン氏(26)は、今どうしているのだろうか。 北朝鮮から脱北した人たちが一時教育を受けられるハナ院(ハナウォン)という施設がある。ハナ院の正式名称が「北韓離脱住民定着支援事務所」だ。脱北者は、ここで計12週間の教育を受け、修了後は定着金400万ウォンと賃貸住宅を国から世話してもらう。オ・チョンソン氏の場合は、この定着資金で、家具や冷蔵庫などを購入したら余ったお金はわずかだったという。 銃創はかなりよくなったが、曇った日には痛むという状態だ。加えて腰が本調子ではなく、長く立っていたり、重い物を持ち上げるのはきついという。そんな状態だから、北にいるときには25度の焼酎を7本ぐらい飲んだというが、今は全然飲めなくなったという。 今後は韓国で独立して歩むことになるが、天が与えてくれた「自由」をどう享受するか、なお試練は続く。
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社会 2019年02月05日 18時30分
外国人観光客にも大人気の『富士山』は日本書紀や古事記にも出てこない無名の山だった!
富士山といえば、日本に観光にやって来るすべての外国人も知っている名勝地。初夢に見ると縁起がよいものとして「一富士二鷹三茄子」などと言うし、富士山を巡る山梨県VS静岡県のケンカ話や、富士山の見える地域には美人が育たないなどの逸話や伝説には事欠かない。 ところが富士山が知れ渡ったのは、鎌倉幕府成立以降のことで、身近な存在として富士山を意識したのは江戸時代になってからのことだという。要するに都が京都や奈良の時代に、未開の地だった東国に人々が出向くことはほとんどなく、だから知られることもなかった。さらに平安時代においては何度か大爆発を起こしており、常に煙を吐く恐ろしい山だったため、信仰の対象にならなかったのである。 日本書紀や古事記に、最初に東国の事情が登場するのは、日本武尊が東国の平定に向かうときだ。「駿河に至る」と書かれた文章の中に出てくるのは、野に火を放たれ、殺されかけた際、迎え火を燃やして難を逃れたという話で、これが「焼津」の語源になったとの逸話もあるくらいだが、富士山については一言も触れられていない。「富士」の由来については、竹取物語にこう出ている。月に帰るかぐや姫が「不死の薬」を帝に置いていくのだが、帝は、かぐや姫のいない世界では、不死であっても意味がないと、富士山の頂上でこの薬を燃やすように命じた。このとき、士をたくさん連れて山に登ったことから、士が富んだ山という意味で、富士山と命名されたという。 万葉集には、火を噴く山の様子が歌われているものの「います神かも」と述べているだけで、神が住む山という認識しかなかった。 続日本紀には、781年に「富士山灰ふり木葉枯れる」とあるから、この年には大きな火山活動があったと推測される。日本後紀の中には、800年に「黒煙、夜火光天照、声如雷、降灰足柄道を埋む」と記録されている。このころは、頻繁に爆発する活火山だったようだ。 富士山は、古代は荒れる東国、未開の国の象徴的な存在、そして活火山として恐怖の山でしかなかった。それが、かぐや姫の伝説により、仙郷の蓬莱山と結び付き、そのイメージを仙人の住む山へと変貌していった。 そして貞観の噴火と言われる864年から2年間にわたる大噴火により、富士山の北西山麓は溶岩で埋めつくされたとされる。 忘れてはならないのは、その恐怖が今の世にいつよみがえっても不思議ではないことだ。
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社会 2019年02月05日 18時00分
鳥越俊太郎氏が炎上、高須院長から痛烈なエール「引きこもり老人に暖かいアドバイス」
ジャーナリストの鳥越俊太郎氏が1月30日にツイッターで、ニコニコ動画のチャンネル開設を報告した。同時に「そこで、皆さんが普段感じている世の中の疑問や私に聞きいて(原文ママ)みたいこと、議論してみたいことなどを募りたいと思います。こちらに書き込んで頂くか、公式HPからメールを送ってください!」とツイートし、ユーザーからの質問を募集したところ、2016年の都知事選の際、「バージンだと病気だと思われるよ」と言いながら女子大生を乱暴したと週刊文春に報じられた件についての質問が殺到し、炎上状態となっている。 「レイプについて率直にお答え下さい」「女子大生をレイプしたことを暴露した週刊文春を都知事選の最中に訴えて、知事選の後、取り下げたのは、どうしてなのか教えて下さい」「もみ消したわいせつ行為事件に対しての言及がまだなされてないですが、いつになったら会見をするんですか? 説明責任があると思いますが、それについてはどうお考えですか?」「他人には厳しいのに自分のレイプ問題をうやむやにする鳥越俊太郎氏という卑怯なジャーナリストがいたりするんですが、そのへんも含めて、ご自分の考えるジャーナリスト像というものを教えてください」 といった、自身の起こした女子大生暴行騒動の説明を求める声が多く寄せられる結果となった。現在、700件を超える大量のコメントが集まったが、質問を募集した鳥越氏のツイッターは依然として沈黙を続けている。 この沈黙を受けて、高須クリニックの高須克弥院長が5日、ツイッターを更新し、鳥越氏について言及した。 高須院長は「逃げちゃだめです鳥越先生。炎上したら立ち向かうのがフォロワーから期待されてる姿です」とエールを送った。 この高須院長のエールにも鳥越氏への厳しい声が挙がっている。「鳥越に真のジャーナリズム精神があれば、真実を語る義務があるのでは」「鳥越氏、ご自身の記憶が曖昧になってきたのを『もうみんな覚えてないだろう』などと勘違いをしているのか」「何もなかったかのような振る舞いをするから天罰。女性の敵は去れ」「著名人はともあれ周囲から一目を置かれる存在ですから、ブロックして逃げたり、炎上して逃げる姿勢はいただけない」と批判的な意見が多く見られた。 前述の高須院長の投稿に対して、「高須先生、シーマン(注:ウーマンラッシュアワー村本大輔のこと)へと違って意地悪なんだなあ」という一般ユーザーの投稿にこたえる形で、高須院長は「意地悪ではありません。 引きこもり老人に暖かいアドバイスなう」とツイート。鳥越氏への一連の投稿は親切心からのアドバイスであったと説明している。 高須院長は叱咤激励だったようだが、ジャーナリストを自称するならば、自身への質問へのしっかりとした説明が望まれる。いまだに沈黙を続けている鳥越氏だが、今後のハッキリとした反論に期待したい。
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社会 2019年02月05日 12時10分
ロフトのバレンタイン広告が炎上、謝罪し広告停止 「女性に喧嘩売ってる」「ユーモアも通じない」賛否両論
バレンタインの広告動画が炎上していた生活雑貨店チェーン「ロフト」が4日、広告の停止を発表した。 問題となっていたのは、1月20日から展開されていた広告動画。ロフトの広告チャンネルで公開されていた「【LOF-TV】Valentine'sDay 2019」という動画の中では、5人の女子たちが恋愛話をしつつ、最後は「ズッ友」と言い合うというアニメーションが展開。女性の仲の良さが強調されたものかと思いきや、それを数パターン繰り返したあと、「…てかやっぱ 女子だけって落ち着く〜」と女性同士で身体を寄せ合うも、実はバックショットでは髪や服を引っ張り合い、憎しみ合っているかのように見える、というものになっていた。 この広告が公開されると、ネットからは「女性がターゲットなはずなのに女性に喧嘩売ってんの!?」「女子は本当は女子同士で足を引っ張り合ってるって言いたいの…?客層に喧嘩売るってどういうこと?」「女性は陰湿って言いたいの?単純に何を伝えたいのか分からない」といった声が殺到。一部ネットユーザーがイラストを手掛けたイラストレーターにも苦情を送るなどし、炎上状態に発展してしまった。 事態を受け、ロフトは4日に公式ツイッターを更新し、「弊社バレンタインプロモーションのビジュアルについて、ご不快な思いをされた方々がいらっしゃったこと、深くお詫び申し上げます」と謝罪し、「配慮を欠いた事を反省し、当該ビジュアルの掲出を停止致します」と報告。「今回のビジュアル掲示に使用したイラストおよびデザインは、弊社の企画で制作されたものであり、イラストの作者および関係各位にご迷惑をおかけしたことを合わせてお詫び申し上げます」と呼びかけていた。 この報告に対し、いまだ「取り下げる前に意図を説明してほしかった」などの苦言が集まっていたが、一方では「今の時代、こんなユーモアも通じないんですかね…」「何をやっても文句を言う人はいますから、あんまり真に受けなくて大丈夫だと思う」「Loftは悪くない。ジョークを楽しめない人たちが細かすぎるだけ」という擁護の声も多数寄せられている。 LOFTの親会社の『西武・そごう』が今年元旦に公開した広告『わたしは、私。』で、女性の顔に食べ物(実際は食用でない特別なクリーム)を投げつけ炎上していたこともあり、グループ全体への不信感を募らせているネットユーザーもいるが、ロフトの公式ツイッターアカウントにはエールなども多く寄せられていた。記事内の引用についてロフト公式ツイッターより https://twitter.com/LOFT_Official
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都知事選「浅草雷門で時間差対決、石原VSドクター中松」
2007年03月26日 15時00分
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都知事選 浅野スニーカー街頭演説でセクシーポーズ
2007年03月24日 15時00分
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都知事選 石原氏満員電車でGO!
2007年03月23日 15時00分
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都知事選きょう告示、石原氏ら第一声
2007年03月22日 15時00分
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桜金造都知事選正式表明
2007年03月20日 15時00分
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都知事選 黒川氏が石原知事をホリエモン呼ばわり
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ホリエモン実刑
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丸山弁護士東京都知事選出馬へ
2007年03月09日 15時00分
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石原カジノ構想消滅!?浅野氏に“追い風”吹く
2007年03月07日 15時00分
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