社会
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社会 2013年07月20日 16時00分
村上正邦元 労相再審請求へ
ケーエスデー中小企業経営者福祉事業団(KSD、現あんしん財団)を巡る汚職事件で受託収賄罪に問われ、懲役2年2カ月の実刑判決が確定、服役を終えた元自民党参院議員の村上正邦元労相(80)が6月28日、東京・永田町にある事務所にて「第55回・日本の司法を正す会」のワークショップを開催し、この場で再審請求を決意するに至った心情を吐露した。 一般には忘れられつつある同事件は、村上元労相が、同財団の古関忠男理事長(2005年当時、自宅マンションの浴槽内で死亡)からの請願を受け、参院本会議の総理への代表質問に『ものつくり大学』設置を有利に進める内容を盛り込み、報酬として5000万円などを受領したとされる一件だ。 再審請求は極めてハードルの高い作業だが、弁護団には“腕っこき”として知られる弘中惇一郎弁護士、田宮武文弁護士ら10人規模になる予定で、東京地裁に対し6月以降再審の請求を行う予定だという。 この中で再審請求の核となる“新証拠”の提出については、「古関元理事長の詫び状」が提出されるという。詫び状には、こう記されている。 《村上先生が無実であることを証明できる只一人の人間として、私は為し得るすべてのことをしようと決意しております》 事件は、古関元理事長の拘置所内における「自白」しか証拠がない。この詫び状が、古関元理事長の本人の意思によって書かれたことが立証できれば、拘留中の自白を根拠とした“犯罪の証明”ができなくなる。 「ただ、文字も署名もワープロで打たれたもの。署名だけでも自筆だったら…」 とはワークショップに参加した弁護士の弁。 果たして、潔白を証明できるのか。
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社会 2013年07月20日 15時00分
庶民よ怒れ アベノミクスで埋没した年金問題 支給はどう転んでも70歳確定!(1)
今回の参院選、各党の公約をあらためて見直しても、驚くほど年金問題に関する記述が少ない。 かろうじて民主党が『公的年金制度の一元化』をうたっているが、自民党は、ホンネでは最もやりたい『憲法改正』を引っ込めて『経済再生』を一番にもってきた。維新は『既得権との闘い』、みんなは『規制改革、公務員制度改革』、その他の野党は『原発ゼロ』『TPP反対』『憲法改正反対』などがメーンの公約だ。 民主党の細野豪志幹事長は、札幌で開かれた講演で「(参院選では)もう一度、社会保障が大きな政治テーマになる」と社会保障制度改革の争点化に意欲を示したが、自民党が乗ってくる気配はない。それもそのはず、安倍晋三首相にとって年金問題は“忌まわしき過去”だからだ。 「宙に浮いた年金記録5000万件」が発覚したのは、第一次安倍内閣の2007年2月だった。旧社会保険庁によって、公的年金の加入・納付記録が長年にわたってずさんに管理されていた問題であり、その年7月の参議院選挙では、まさにこれが引き金となって自民党が大敗し、民主党が大躍進した。年金記録問題の発覚がターニングポイントとなり、その後の福田政権と麻生政権も低迷し、政権交代へと突き進んで行ったのである。 年金問題が当時の安倍政権の過失ではないにしろ、安倍首相は選挙戦で決して実現できないことまで公言してしまった。 「最後の1人に至るまで記録をチェックして、まじめにこつこつと保険料を払っていただいた皆さんの年金を正しくきっちりとお支払いしていく」('07年7月21日、鳥取県米子市内の街頭演説)。 あれから6年。第二次安倍内閣は、消えた年金記録問題はもうすべて解決したとでもいうかのように、年金の「ネ」の字も言わない。「最後の1人」どころか、現在もまだ約2200万件が誰のものだかわからない記録のままなのである。 そして、安倍首相は6年前の誓いに知らん顔を決め込むばかりか、コッソリと消えた年金記録問題そのものの幕引きにかかっているようだ。 まず、厚生労働省の『年金記録回復委員会』が、1月17日を最後に廃止された。同委員会は'09年、当時の長妻昭厚生労働大臣の指示で設置され、記録問題の対応策を審議してきた機関だ。そして、これに対応するために全国50カ所に『年金記録確認第三者委員会』が設置されたのだが、安倍首相は申し立ての減少を理由に、そのうち41カ所の廃止を決めた。 3月下旬には、廃止された『年金記録回復委員会』の後継組織として、『年金記録問題に関する特別委員会』が発足した。 いまだに持ち主が判明していない約2200万件の年金記録の解明が主な目的だといい、再発防止策などについて審議し、'13年度内に報告書をまとめるという。目的もやることも一緒なのにリニューアルされたわけだ。
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社会 2013年07月20日 11時00分
ワンマン会長『スズキ』が対VW交渉もインド工場もピンチ
鈴木修・スズキ会長兼社長(83)が、内憂外患に苦慮している。現在、国際仲裁裁判所で調停が進行中の独フォルクスワーゲン(VW)との提携解消交渉が予想外の長期戦を強いられた揚げ句、「不調に終わる公算が大きい」(関係者)というのだ。 実は、VWとの提携('09年)は鈴木会長の専権事項として進められ、両社でさまざまなプロジェクトを立ち上げることで合意したからこそ、VWが2000億円の大枚を投入した経緯がある。当時、VWは出資比率を20%超に高めたかったが、経営権奪取を警戒するスズキが抵抗し微妙な比率に収まった。 「これで調停が不調に終われば、鈴木会長への風当たりは強まる。もしスズキが求めた提携解消が認められた場合でも、厄介な問題が浮上する。VWの取得価格に比べて現在のスズキ株は大幅に安くなっており、VWが要求するであろう2000億円での全株買い取りに応じれば、今度はスズキが株主代表訴訟を起こされかねないのです」(関係者) VW問題は規定路線とされる御曹司、俊宏副社長への社長継承人事にも影を落とす。“超ワンマン”の異名を取る父親とは対照的に、俊宏副社長は線が細く「リーダーとしては力量不足」と陰口されている。 「そのため会長はVWとの問題が決着するまで社長交代に踏み切れず、ズルズルと時間が経過した。お陰で社内には、鈴木会長親子に対する不満が渦巻いているんです」(スズキOB) 昨年夏、インド子会社の暴動で幹部1人が死亡し、100人の負傷者が出た。このインド進出にGOサインを出したのも、鈴木ワンマン会長だった。OBが続ける。 「インド事業はスズキの稼ぎ頭に育ったとはいえ、約700億円を投じて新たな工場の建設に着手したと思ったら住民の反対運動が勃発した。政治家が扇動しているとの話もあり、スズキの命取りになりかねません」 瓦解は目前か。
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社会 2013年07月19日 16時00分
群馬伊勢崎・女子高生娘に2万円売春させた 美人シャブ中母の愚行
娘に援助交際をさせた母親の“鬼畜な所業”が明らかになった。 群馬県警は7月10日、児童福祉法違反(淫行させる行為)の疑いで、群馬県伊勢崎市の無職、母親(42=覚醒剤取締法違反の罪で起訴)を再逮捕した。 「県警によれば、直接の容疑は5月下旬、公立高校1年の長女(16)に、携帯電話からインターネットの掲示板に援助交際相手を募集する書き込みをさせた揚げ句、応募してきた大学生2人にそれぞれ2万円を払わせ、長女とその同級生に伊勢崎市のホテルで性行為をさせたというもの。母親は、戻ってきた2人から丸々2万円ずつを受け取っていたのです」(社会部記者) 以来、容疑者は1日当たり1000円の小遣いを2人に与え続けていたというが、一方で半年以上強要して働かせていたという話もあり、警察は余罪を厳しく追及しているという。 容疑者が“娘を売る母”にまで堕ちた状況を、地元紙記者が言う。 「彼女は美人ということもあり、長女がまだ小さい頃に離婚してから、伊勢崎市や隣の太田市内の繁華街のスナックで働いて女手一つで娘を育ててきました。しかし最近では、てっとり早く稼ぐために昼間専用のデリヘル嬢として働いていたという情報もある。太田市ではここ数年、大手企業の好調で工場が24時間フル稼働している。そのため労働者も近隣の繁華街に詰めかけ、風俗嬢の激務が続いています。そんな影響から、母親が覚せい剤に手を染めてしまった可能性もあります」 しかし、その結果、容疑者の体調は自由が利かないほどボロボロの状態にまで悪化してしまう。 「近隣住民によれば、最近では、ぽっちゃり美人だったのが痩せて尖った風貌に激変していたそうです。娘はそれを心配して、母親のためになれば、とむしろ積極的に援交で稼ごうとしていたようなのです」(同) 容疑者は「生活のためにやった」と供述しているが、娘の稼ぎが薬物購入に使われていたとすれば、目も当てられない。
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社会 2013年07月19日 16時00分
オウム裁判で死刑囚公開尋問
特別指名手配犯だったオウム真理教の元幹部、平田信被告(48)の出頭から1年7カ月が過ぎた。平田被告はすでに目黒公証役場事務長拉致事件などで起訴されているのだが、まだ公判は開かれないどころか、その裁判に出廷予定の“証人”に関するゴタゴタが続いていた。 平田被告の裁判員裁判では、元教団幹部の井上嘉浩(43)ら3人への死刑囚への証人尋問が予定されている。これについて東京地検は、死刑囚の信条への影響や警備上の問題などから、通常のような公開の法廷ではなく、3死刑囚が収容されている東京拘置所での尋問を行うよう求めていたからだ。 「しかし、東京地裁はこの拘置所での尋問については“必要性は認められない”と突っぱねた。地検は異議を申し立てたものの、これも却下され、特別抗告していたんです。さらに7月2日付で最高裁はこれも棄却する決定を出し、法廷での公開尋問が決定的となったのです」(司法記者) これまで、死刑が確定した死刑囚が公開の法廷に証人出廷したのは過去に一例のみ。 「そんな過去の一例は'08年、水戸で確定死刑囚の告白により明るみに出た保険金殺人事件の公判です。別件ですでに死刑が確定していた元暴力団組長・後藤良次死刑囚が、共犯者の公判に証人として出廷したのです」(同) 一方、今回、地検が望んでいたような拘置所での非公開尋問としては、'99年に連続企業爆破事件の公判で大道寺将司死刑囚の尋問が東京拘置所で開かれている。また'11年には、横浜バラバラ殺人で死刑となった池田容之死刑囚が、覚せい剤密輸裁判員裁判の法廷に出廷していたことがある。 こちらは公開の法廷であったが、まだ死刑が確定する前だった。 今後は裁判員制度も後押しし、確定死刑囚の尋問も公開の法廷で行われる事がスタンダードになるのかもしれない。
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社会 2013年07月19日 11時45分
電車内で男3人が女子高生に集団で痴漢
兵庫県警生活安全特捜隊と宝塚署は7月17日、電車内で女子高校生に集団で痴漢したとして、強制わいせつの疑いで、3人の男を逮捕した。 逮捕されたのは、いずれも会社員で、村井良寛(36=同県西宮市北六甲台)、舟越洋平(28=同市北六甲台)、木村康之(38=同市名塩東久保)の各容疑者。村井、舟越両容疑者は容疑を認めているが、木村容疑者は否認しているという。 3人は面識がなかったとみられ、県警は3人がどのような経緯で、同じ女子生徒を狙ったか詳しく調べる。 3人の逮捕容疑は、6月12日朝、同県内を走行中だったJR福知山線・西宮名塩〜宝塚間の車内で、通学途中の高校2年の女子生徒(17)の前後を取り囲み、下半身を触るなどのわいせつな行為をした疑い。 女子高生は宝塚駅で下車し、痴漢行為を目撃していた別の乗客に勧められて、駅員に相談。県警では、女子高生から「3人から触られた」と申告を受け、防犯カメラの映像を解析するなどして捜査を進めていた。 1人が痴漢行為をはたらいていたのを見て、他の2人も興奮して便乗ししまったのか…。なんとも理解しがたい。なんの面識もないのに、同じ女子高生を3人で狙い撃ちにするとは、とんだ連係プレーだ。 被害を受けた女子高生にとっては、1人の痴漢に触れただけでも、ショックは大きいのに、3人の男の手が同時に伸びてきて、体を触れたのでは、たまらなかったに違いない。(坂本太郎)
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社会 2013年07月19日 11時00分
8月15日終戦記念日に勃発か!? 習近平が目論む軍・民一体の“日中大海戦”
尖閣諸島への海域侵犯を繰り返す中国で、なんと1000人規模の「民兵上陸作戦」が計画されていることが明らかになった。 これを報じたのは、7月8日付の香港紙『明報』。報道によれば、北京在住の弁護士で環境保護関連の訴訟で知られる賈方義氏が、この恐ろしき計画を呼び掛けているという。実際、賈氏は7月に在香港日本総領事館が入居するビル前で活動家と共に抗議デモを行い、広州(広東省)や上海でも志願者を募り、「決死隊」の結成を急いでいるというのだ。 香港に住む日本人ジャーナリストがこう語る。 「賈氏は20代から40代までの退役軍人らに呼びかけ、尖閣上陸作戦への参加者を募集している。この計画は韓国の竹島占拠を模範とするものといい、かなり現実性があると広範囲でアピールしているのです」 ちなみに、日本が韓国に竹島を実効支配されたのは1953年のこと。韓国の武装傷痍軍人ら33人が結成した民間人組織『独島義勇守備隊』が突如、竹島に上陸。機関銃などで海上保安庁の巡視船を銃撃し、以来、実行支配が続いている。要は、これを踏襲した上陸作戦を呼びかけているのだが、恐ろしいのはその反響ぶりなのだ。 「普通、応募者は少ないはずだが、中国では元解放軍兵士で職にあぶれた人間が50万人近くおり、飯と小遣いがもらえれば1000人はすぐにも集まりそう。下手をしたら終戦記念日あたりにも上陸作戦が展開しそうな雲行きなのです。さらに軍部内にも、現役兵士を紛れさせようとの動きがあるのです」(防衛省関係者) そのため、海上保安庁や防衛省では日々、緊張が高まっているといわれるほど。来襲した場合には相当な衝突も予想されているのだ。 「自衛隊が出動できないことから、海保の巡視船50隻が対応にあたることになるが、民兵側が発砲すれば海戦さながらの光景となる可能性が高い。さらに、1000人もの民兵が上陸すれば、もはや排除は不可能。そのため大量の警察官を上陸させ、銃撃戦の覚悟をする必要があるのです」(同) 絵空事ではない?
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社会 2013年07月18日 20時00分
保守VS革新真っ二つ 放火事件が起きた兵庫・宝塚市役所の荒れた内部事情
「恐れていたことが、ついに起こりました」 市会議員がこう漏らすのは、7月12日に起きた“宝塚市役所放火事件”だ。この日、税金滞納に伴う差し押さえに抗議して窓口を訪れた高橋昭治容疑者(63)は、係の対応に激高し「俺の返事はコレや!」と火炎瓶2本を投げ込んだのだ。 「その場で取り押さえられた高橋は『仕事が無くなり銀行口座も差し押さえられて腹が立った』と供述している。同容疑者は税金問題で、過去5回も市役所に抗議していることから、警察は一方的に不満を募らせた末の犯行と見ているのです」(社会部記者) だが、これを真に受ける職員は少ないという。冒頭のコメントにもある通り、現場となった市役所内には、以前からこうした事件を誘発する“火種”がくすぶり続けているからなのだ。 前出の市議がこう語る。 「発端は、'06年に渡辺完前市長がパチンコ店からの収賄容疑で辞職したことから。これを受け中川智子現市長が当選したが、執行猶予となった渡辺氏は復権を狙い、今年4月の市長選に出馬して落選の憂き目を見ました。だが、こうした動きから市役所内には、いまも前市長派の残党と現市長派の確執が渦巻いているのです」 これが原因かは不明だが、実際、確執が表面化してからは市政に対する抗議も急増していたというのである。 「たとえば『ゴミの分別をしていない地域がある』『タバコのポイ捨てが著しい』などの抗議が相次ぎだした。調査すると、騒ぐほどの違法行為でないものばかり。そのため市政への嫌がらせか? との声も出ていたのです」(市役所関係者) またその一方、中川市長を支持する市議が従軍慰安婦問題で、民族団体にマークされているとの噂があり、事件直後にもネット上にそれら団体の関与を示唆する書き込みがあったという。 「つまり、今回の事件も背後関係が注目されている。『単純な逆恨みでなければ、再び事件が起きる』と漏らす者も多いのです」(同) 真相解明の待たれるところだが、市民を巻き込む事件だけは勘弁願いたいものである。
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社会 2013年07月18日 18時00分
揺れる汚染水放出問題
東京電力福島第一原発の小野明所長が7月3日、福島県楢葉町の福島復興本社で記者会見。「作業員の環境を改善したい」と述べるとともに、放射能汚染水の増加対策として原子炉建屋地下で汚染される前に地下水を汲み上げ海に放出する計画を強調したが、地元漁業者らの同意が得られず難航している。 「5日には、福島第一原発敷地内の海側の観測用井戸水で、ストロンチウムなどのβ線を出す放射性物質濃度が、1リットル当たり90万ベクレルの高い値が検出されたんです。ストロンチウムは放射性物質の中でも骨のガンを誘発する猛毒中の猛毒。1日に採取した1リットルあたり4300ベクレルがこれまでの最大値でしたが、その約200倍の値です」(サイエンス記者) これでは、地元住民が地下水の放出に難色を示すのも当然の話だ。 「第一原発周辺の土壌汚染は凄まじく、今後も天文学的な数値が出る可能性があると思います。地下水の海洋投棄なんて考えられないこと。被災地の地元民は帰還を考えているようですが、実際、現状では不可能な話です。この際、第二原発に汚染水のタンクを置くとか、周辺を原発関連の最終処分地を建設するとかしないと、この問題に決着はつきません」(ジャーナリスト・窪田順生氏) 折しも3日には、相馬双葉漁業協同組合が相双沖で実施している試験操業で、沖合タコかご漁の今季初水揚げが行われ、放射性物質の検査後、県内のほか仙台や築地などへ出荷された。 「現時点でミズダコやツブ貝は食べられるが、周辺の魚は放射性物質の生物濃縮が進んで食用にはならない。そのうえ放出を認めるのは、漁を放棄するのに等しい自殺行為ですよ」(前出・サイエンス記者) 安易な選択が命取りになりそうだ。
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社会 2013年07月18日 11時45分
平均体重100キロの“超ぽっちゃり”専門の売春クラブを摘発
先日、平均年齢63歳という“超熟女”専門の売春クラブが摘発を受けたばかりだが、今度は平均体重100キロという“超ぽっちゃり”専門の売春クラブがお縄となった。 警視庁保安課は7月16日、平均体重約100キロの女性をホテルに派遣し、売春を斡旋(あっせん)したとして、売春防止法違反(周旋)容疑で、派遣型売春クラブ経営・斉藤敬子(41=東京都台東区橋場)、店長の宮園恵理(41=練馬区)、両容疑者らを逮捕したと発表した。同課によると、いずれも容疑を認めている。 逮捕容疑は、7月10日、台東区根岸の事務所で、客の男性会社員(41)に29、41歳の女性2人を引き合わせ、売春を斡旋した疑い。 同課によると、店名は「爆乳・爆尻専門まっくすぼでぃ」で、体重80〜155キロの20〜50代の女性31人が在籍していた。 経営者の斉藤容疑者自身も体重約110キロの巨漢で、「太めの女性を専門にした店をやったら、もうかると思った」と話している。 斉藤容疑者は10年8月から、同店の営業を続け、約3年間で約4億円を売り上げていたとみられる。 同店の料金は「鶯谷限定お試しコース」40分1万円の他、通常コースは60分1万5000円から120分3万円まで。鶯谷限定で2人の女性の派遣もしており、80分1万8000円から120分2万5000円の設定だった。 ふくよかなぽっちゃり女性にひかれる男性は多いが、それにしても平均体重100キロのお相撲さん並みの女性とは…。(蔵元英二)