ミステリー
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ミステリー 2012年02月18日 17時59分
妖精か、それともリアルピ○ミンか? 道具を使い隊列を組む奇妙な虫
現在、竹書房「ホントにあった笑える話」シリーズなどに寄稿している漫画家の箱ミネコ氏は、幼い頃に兄と共に『奇妙な虫』を目撃した事があるという。 彼女がまだ幼稚園の年中ぐらいの頃の事。兄と社宅の庭でスーパーボールで遊んでいた所、ボールが植え込みに入ってしまったので探そうと茂みに潜り込んだときだった。彼女の前に、2〜3センチほどの、緑がかった茶色の奇妙な虫が「二本足で踏ん張って立っていた」という。 その生き物は長方形の体に細長い手足、腕も脚も一対ずつだったため少なくとも虫ではない、と判断。しかし人間のような立ち姿にもかかわらず非生物的な感じがしたという。ただ、この生き物は手に指揮棒や鞭のような物を持っており、行動には知性が感じられたという。 彼女等がふと気づくと、生き物の近くの足元から小さな穴が空き、多くの小さな生き物が現れてきていた。先の生き物は、地面から一列になって現れてくる小さい生き物たちに棒を振って何か指示をしたという。すると生き物たちは茂みの奥へ動いていき、やがてめいめいが何かを手に持って戻ってきた。そして、「隊長格」らしき生き物が棒を振り上げると、再びぞろぞろと穴の中へ戻っていったという。 全員が穴に入った所で、「隊長格」の生き物はひょいと穴の中に飛び込んだ。その途端、生き物が出て来た穴はふっとかき消えて、もとの土は全く穴など無かったような状態に戻ったそうだ。 多くの部下達はともかく、「隊長格」は小さいながらも「大人の威厳を漂わせている」ように見えたという。 果たして、この生き物は何なのか。箱ミネコ氏はこの体験を「幼児性幻覚」の一つではないかと考えているようだが、近年は「小さいおじさん」なる小人のようなものの目撃例が相次いで報告されている。 彼女が見たものも、一風変わった「小さいおじさん」だったのだろうか。(画像は増田よしはる氏によるもの/山口敏太郎事務所)
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ミステリー 2012年02月17日 15時30分
愛犬の頭に乗った「小さいおじさん」!?
先日、リアルライブ誌面にては正月に寺で目撃され、写真に捉えられた「小さいおじさん」もとい、「小さいお兄さん」の記事が写真と共に掲載された。だが、この 画像以外にも「小さいおじさん」がとらえられた写真が存在した! しかも、今回の「小さいおじさん」はなんと犬の頭の上に載っているのだ。 こちらの写真は、作家の山口敏太郎氏の肉親が撮影したもの。頭にリボンを付けてもらっている愛犬(シーズー、雄)を至近距離で撮影したものなのだが、リボンの間をよく見てほしい。リボンの結び目のようになっている所に、人の顔にしか見えない物が写り込んでいるのだ。 ちょうどこちらを振り向いた所のようにも見えるこの「小さいおじさん」、顔は青白くややのっぺりした印象を受ける。目鼻立ちはあまりはっきりしてはいないのだが、やや後退した前髪に太い眉、ないしはサングラスをかけているようにも見える。そして、黒い服を着た首 から肩にかけての箇所がかいま見えるのだ。 まるで宇宙人の目撃者のもとに現れて警告を発して去っていく謎の人物、MIB(メン・イン・ブラック)や、国や人種を問わず夢の中に現れる奇妙な人物「夢の男」に似ているこの「小さいおじさん」。それにしても、なぜ犬の頭の上に現れたのか? 他にも「小さいおじさん」や小人を見た、という人の中にはこの写真と同様に「ペットの頭の上に乗っているのを見た」という目撃例を話す人もいる。こういった自分の背丈に合う動物を乗りこなす小人の伝承は古くからあり、古代ギリシャの哲学者・アリストテレスや古代ローマの博物学者・プリニウスも彼らの著書で「小人族は背丈にあった山羊(ないしは羊)に乗って鶴などの鳥を狩る」と記している。 ペットを飼っている人は、自身のペットの頭や背中をじっくり見てみた方がいいかもしれない。ひょっとしたら、ある日そこに小さい人影が乗っているかも?(画像は山口敏太郎事務所所有)
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ミステリー 2012年02月17日 11時45分
どこからか砂が飛んでくる ー中部・近畿に出現する「砂かけばばあ」
八風街道は、滋賀県東近江市八日市から近江八幡市方面へつながる街道である。この街道は小脇町辺りで、近江八幡と安土に分岐する。このような分岐点のことを追分といい、このような場所にはたくさんの竹薮や笹薮が生い茂っていた。昔、安土へ荷物を運んでいると、小脇町辺りに差し掛かった時、何者かが砂をかけてきた。しかし、辺りには誰もいないし、風も吹いていない。正体を確かめようと、薮の中に入ってみても辺りは静まりかえって人がいる気配はない。「砂をかけたヤツは誰だ!」と大声で叫んでも薮の中はシーンと静まりかえっているだけであった。 この奇妙な現象は、奈良県や兵庫県などの近畿地方でいう「砂かけ婆」という妖怪の仕業とされる。実際に砂をかけられたという事例もあれば、砂をかけられたような音だけが聞こえただけという事例もある。「砂かけ婆」は、『大和昔話』などにも記載されているように、さびしい森影などを通ると、砂をバラバラと振りかけて、人を驚かす。砂をかけるだけで、別にそれ以上悪事を働く訳でもない。 砂かけ婆はTV放映もされた『ゲゲゲの鬼太郎』で、鬼太郎ファミリーのメンバーの一人として登場し、全国的に有名な妖怪になった。キャラクターとしての設定は、鬼太郎の保護者的役割を務め、妖怪アパートを経営しており、住処を失ったりした妖怪の面倒を見たりもしていた。その性格は、短気であるが正義感が強く、他人を救うために自分を犠牲にしていた。この他にも『河童の三平・妖怪大作戦』にも「砂かけのお婆」として登場していた。 しかし、人に姿を見せないし、古文献の絵巻などにも描かれていないために姿形が不明とされるこの妖怪が、何故老婆の姿だといわれているのかは解っていない。砂かけ婆の正体はタヌキやイタチなどの小動物であるともいわれている。これらが人に砂をかけるという現象は全国各地に伝わっているが、砂をかける瞬間を目撃した者はいない。「砂かけ婆」という名称で一般に知られているが、実は雪女のように美人や若い娘の姿をした妖怪だったら? …本人は相当ショックであろう。(画像:「砂かけ婆」増田よしはる・画)(皆月 斜 山口敏太郎事務所)
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ミステリー 2012年02月15日 15時30分
新たな「小さいおじさん」発見か!?
近年とみに目撃証言が多く、現代の妖精とも言える不思議な妖怪「小さいおじさん」。基本的に数センチから十数センチ程度の大きさで、緑色の服(しかもなぜかジャージが多い)を着ているとされている。芸能人に目撃情報が多かったり、目撃すると運が上向く「幸運を呼ぶ存在」とみなされている所もある。 そんな「小さいおじさん」の新種が、再び写真にとらえられた!? という報告が入ってきたのだ! 写真を撮影したのは、山口敏太郎事務所に所属しており、各種の不思議写真や心霊体験をもつ一般人の鳴釜のん氏。実際に「小さいおじさん」を何度か目撃しており、写真に収めた事もある。そんな彼女が、新たに「小さいお兄さん」を目撃、撮影に成功したと言うのだ! 撮影した日時はなんと今年の元旦。彼女いわく、初詣で寺を訪れた際に妙な気配を感じて見てみた所、人混みの中に「黒い服を着た小さいお兄さん」を発見。一瞬顔を見たのだが、確かに若い男性に見えたという。慌てて携帯電話のカメラ機能でもって撮影したのが本記事に掲載した画像である。 問題の「小さいお兄さん」は画像の真ん中辺りに、後ろを向いた状態で写っているそうだ。あまりに急だったので、慌ててカメラを向けたため本画像は手ブレがあり、人出も多くカメラの前を横切る人なども多く写り込んでいるため、非常に判別しにくいものとなっている。しかし、よくよく目をこらせば中央の白い服を着た人物近辺に小さな人影があるのが解るだろう。 本人も「上手く見えたら幸い」と称しており、山口敏太郎事務所でも判別できる人とできない人がいた。 今回写り込んだものは果たして本当に「小さいおじさん」なのか? これからも怪しい影を見つけた際にはすかさず何かの媒体で記録に残すようにすると意気込んでいる彼女だけに、今後はもっと鮮明な小さいおじさんの画像をお披露目できる日がくるのかもしれない!?(写真提供:鳴釜のん/山口敏太郎事務所)
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ミステリー 2012年02月13日 15時30分
荒ぶる神「雷獣」に狙われた村
雷獣とは、雷とともに天から駆け下りてくるといわれた幻獣である。その外見は、体長2尺前後(約60cm)の仔犬や狸に似ており、尾が7〜8寸(約21〜24cm)、鋭い爪を持っているといわれていた。滋賀県東近江市今代町には、雷獣が封じられている小さな神社があり、「雷封じの宮」と呼ばれている。 昔、今代集落(現在の滋賀県東近江市今代町)では、この辺りだけに雷が集中的に落ちていたことがあった。老樹の幹は剥され、家屋は燃やされ、慌てて消し火に飛び出して来た村人の臍までも狙われるなど、災難続きで困っていた。 その日も酷い夕立の後、雷が落ち、農家の藁葺屋根から黒煙が上がっていた。慌てふためいた村民が水桶を持って走り回っていた。村人に指示を出していた村長は、旅の途中の修験者を見つけて、「この村では雷の被害が多くて難渋しております。何とかなりませんか」と、すがるように訴えた。話を聞いた修験者は、暫くの間呪文を唱え、錫枝を打ち鳴らして「これらの現象は雷獣の仕業である。どうやら、この雷獣が森の巨樹に棲み付いてしまったらしい。雷獣は、人の臍を餌にして棲息しているので、今代の村人の臍はよほど美味く味を占めてしまったらしい」と言った。雷獣がこのまま野放しにされている限り、絶えず村には雷の災害はなくならない。村長はどうすれば雷獣を退治できるか修験者に 相談した。修験者は、雷獣が棲む巨樹に荒縄の網で作った罠を仕掛けることにした。 上空に乱雲が膨れ上がって、遠来が轟いてきた。村人は、雷獣が現れるのを今か今かと待っていた。やがて、激しい雷の閃光と同時に雷獣が、網の上を跳び超えようとした。 「それっ!」 村人達は一気に網の口を縛り、まんまと雷獣は網の中に閉じ込められてしまった。生け捕りにされた雷獣は唸り声を上げ、網の中で暴れまわっていたが、修験者は気合一閃、錫枝で雷獣を打ちのめした。そして、村人は雷銃の骸を巨樹に逆さ吊りにして見せしめにした。すると、それに恐れをなしたのか、以後村に雷が落ちることは無くなった。 その後、村人は二度と雷獣が棲み付かないようにと、巨樹の下に祠を建て、雷獣の魂を封じ込めた。祠は、雷除けの「封込神社」と呼ばれるようになった。現在では。「封込」が「富士」と転じて富士神社となり、火伏せ、災難除け、無病息災の神様としてのご利益がある。また、神社の側にある長寿カ院というお寺の薬師堂の天井裏にはミイラとなった雷獣が吊るされていたが、昭和36年2月27日の火災で焼失してしまった。(画像は竹原春泉『絵本百物語』より「神なり(雷獣)」)(皆月 斜 山口敏太郎事務所)
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ミステリー 2012年02月11日 17時59分
訪れる悪意 〜通り魔物、辻神〜
道で擦れ違いざまに、縁もゆかりもない人に危害を加えて去っていく。確固たる動機もない、所謂『通り魔』という犯罪は昔からあった無差別殺人の一つだ。 これの語源になったとされる妖怪が『通り悪魔』『通り魔物』とされる妖怪である。これらはぼんやりとした、心ここにあらずの状態の人間に取り憑いて心を乱し、災難に陥れるという。これに取り憑かれた人は無差別に人を襲うなどの話が報告されていたこともあり、これが転じて理由もなく起きた殺人事件とその犯人を『通り魔』と呼ぶようになった、との話もある。 また、沖縄には道が交差した所、辻や丁字路の交点には『辻神』という魔物が住んでおり、この魔物や魔物が放つ邪気にぶつかると災いがあるとされた。しかし、この魔物や邪気はまっすぐにしか動かないため、昔から沖縄の人達はそう言った辻に『石勘当』という魔除けの石を置いてはね返すようにしたという。 これらの共通点は、まさに『行き逢う』こと。いずことも無くさ迷ってぶつかった人に危害を加える、そんな存在が通りや辻には存在すると言い伝えられてきた。 これとよく似た事例が、なんと山口敏太郎事務所でも報告されていた。なんでも事務所の庭や2階の怪談脇の小部屋で「男の生首を見た」という社員が続出していたのである。ほんの1〜2件であれば気のせいと言えなくもないが、目撃者が増えてきたため一度霊感のある人に鑑定してもらった所、庭から繋がって事務所をぐるりと囲むような形で存在している通路と、階段には確かに何らかの霊がいた痕跡があったという。よく幽霊の通り道とされている“霊道”程の頻度ではないが、それとよく似た状態である、との鑑定結果であった。 事務所内で複数の人が目撃したという男の生首。これが事務所を通る“何か”の正体だったのか。それとも他にも何かいるのか。今のところこれ以上のことは解っていない。この霊が危害を加える『通り魔物』無いことを祈るのみだ。(山口敏太郎事務所)
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ミステリー 2012年02月08日 15時30分
自身からの警告
人は、人生の3分の1を眠って過ごす。その間、見ている夢の中に存在する自分は、時に不可解な行動をとる。そこには現実から潜在意識へと押しやった、重要な意味があるのかも知れない。 ある証券マンが夢を見た。誰かが強引にラジオを売りつけようと迫って来る。別の誰かはドアノブに毒を塗り、そこに触れるようけしかけて来る。異常なまでの執拗さに恐怖を覚え、もがき苦しみ全身冷や汗にまみれながらやっと目覚めた。悪夢から解放された後も、その内容が気になって仕方がなかった。何故なら、彼は、急上昇中のラジオ産業への大量投資を考えていたからだ。 そして1929年10月24日を迎える。この日、ニューヨーク証券取引所で株価が大暴落し、世界的規模で金融恐慌、経済後退が起きた。「暗黒の木曜日」である。紙屑と化した株券や債券に絶望した投資家は相次ぎ自殺、失業者は街中に溢れた。 しかし、彼はあの悪夢が不吉に思え投資を躊躇っていたため、世界大恐慌の災禍に巻き込まれずに済んだ。5年間で5倍に高騰したダウ平均株価に、知らず知らずのうちに、不安と危機感を読み取っていたのだろう。 いざという時、人の心の奥底では、もう1人の自分が優れた識域下記憶を発揮して、警告を発するのかもしれない。七海かりん(山口敏太郎事務所)
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ミステリー 2012年02月06日 15時30分
花嫁が消失! 「嫁取り橋」の由来
滋賀県東近江市建部町にある瓦屋寺の近くに「日吉の溜」という大きな溜池があった。その溜池は、聖徳太子が四天王寺を造営した時、瓦用の粘土を掘ったために出来た池だと伝えられている。この溜池から水を出すための川があり、川には橋が架けられていた。 昔、近江の甲賀の里に住む太郎右衛門には美しい娘がいた。かねてから娘に目をつけていた信濃の国の彦兵衛は「是非、息子の嫁に欲しい」と申し入れていた。 そして春三月、娘は信濃の国へ輿入れすることになった。花嫁御陵を輿に乗せ、一行は甲賀を出発し中仙道を目指した。途中、日吉の溜の橋を渡ろうとすると、一人の老婆が立ち塞がった。 「今、池の中で祝い事が行なわれている真っ最中だ。それが終わるまで橋を渡ってはならない」と、老婆は大声で叫んだ。従者の一人が池の中を覗いて見ると、小波が立っているだけで、何も見えない。しかし老婆は「池の主の婚礼で魚たちが祝っているのだ」と言った。 「何を馬鹿なこと言うな。そこを退け、これ以上邪魔をすると、叩き切るぞ!」 そう脅しても、老婆は一歩も動かない。頭にきた従者は、刀を抜いてとうとう老婆を切りつけてしまった。だが、その瞬間、老婆はふっと消えてしまった。 老婆が立っていた橋の上には、金爛織の丸帯が置かれてあった。従者は「これは何とも美しい帯だ。頂く事にしよう」と、帯を長持の中に納めた。ところが、橋を渡り出して間も無く、花嫁の輿が急に軽くなった。不思議に思って輿の中を開けて見ると、花嫁が忽然と消えている。そして、何処からともなく「花嫁は確かに頂いた。金蘭帯はその礼のしるしだ」と、老婆の声が聞こえてきた。花嫁は池の主に取られてしまったのだ。 それ以後、この橋をどの花嫁行列でも絶対に渡ろうとしなくなった。そして、誰言うことなく、その橋のことを『嫁取り橋』と呼ぶようになったという。(写真:「瓦屋寺」東近江市建部町)(皆月 斜 山口敏太郎事務所)
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ミステリー 2012年02月04日 17時59分
歴史に埋没したUMA事件 カリマンタン島の怪獣
ネッシーやビッグフット、チュパカブラ、日本ではヒバゴンやニューネッシーなど、奇妙な生物の目撃情報が新聞紙面を騒がすことがままある。新聞を賑わせたこれらの未確認生物たちには名前が付けられ、ある物は本当に新種の動物として、ある物はUMAリストに名を連ねていくことになるのだが…。 今回は、そんな膨大な情報の中に埋もれてしまったUMAの事例を報告しよう。 報道があったのは1976年11月18日、日本では毎日新聞に掲載されたもの。記事では、ほんの数行ながら異様な姿のUMAの『捕獲』を伝えている。 いわく、「翼と角と象のように長い鼻で体長約90センチの『有史以前の怪獣』が東カリマンタンのジャングルで捕獲。山羊のような足に猛鳥のような足のツメ、虎のような胴体で額はツルリ人間のよう」 『有史以前の怪獣』というフレーズもゴジラなどの怪獣映画さながらの煽り文句で驚くが、これほど異様な外見的特徴を備えたUMA捕獲例が、ベタ記事とはいえ一度は全国紙に載ったにも関わらず、以降は全く噂も何も聞かなくなってしまった事にも驚かされる。 文章の記述を信じるならば、中生代に棲息していた翼竜が今も生きていた、という内容になるのだろう。これと似たUMAの報告例は幾つか報告されており、有名な所ではパプアニューギニアに棲息し、外見的特徴からランフォリンクスかディモルフォドンに似ているとされる『ローペン』、アフリカに棲息する『コンガマトー』や『オリテアオ』(両者を同一個体とする説もある)、神出鬼没で目撃した人は呼吸困難になるという『ジーナ・フォイロ』などだ。 見た目だけなら他のUMAにもひけをとらないこのカリマンタン島の怪獣が、なぜ埋没してしまったのか。それはやはりUMAにありがちな一種独特の名前やそれと解るイメージ図がなかったことだろう。今ではDNA鑑定もなされ、ほぼウバザメの死骸だったことが確定しているニューネッシーも、あの写真とイギリスのネッシーを想起させる名前で「謎の怪獣の死体が網にかかった!?」として世界中に広まってしまったのだから。 このUMAの詳細情報や続報は残念ながら、今のところ収集できていない。果たして、この生き物は何だったのか。翼竜か、皮膚病で毛の抜け落ちたオオコウモリか何かだったのか…真相は、闇の中である。(山口敏太郎事務所)
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ミステリー 2012年02月01日 15時30分
断末魔の記憶
呪いというものは、必ずしも意図してかけられるとは限らないのかもしれない。 1920年代の神戸。旅行中のイギリス人夫妻は、古物屋で一体の像に心を奪われた。それは、象牙で彫られた精巧なつくりの布袋像であった。 迷わず購入した夫妻が船に戻った夜、夫人は酷い歯の痛みに襲われた。そのうえ、体中の関節まで疼き鎮痛剤も効果がなかった。翌朝、あれほどの痛みが嘘のように治まると、今度は夫の歯が痛み始めた。あまりの苦痛に船が着岸するや医者へ行き、抜歯した。しかし、一度は治まった痛みも、船に戻ると別の歯が痛み出した。 憂鬱な気分で旅は続き、アメリカへ到着した。そして布袋像は、アメリカで暮らす夫の母親へのお土産としてプレゼントされた。すると今度は母親の歯が痛み出した。母親は気分が悪くなるからと、布袋像を夫妻に返した。 再び布袋像を荷物に詰めた夫妻は、イギリスへの帰路に就いた。途中、布袋像に魅了された同じ船の乗客が、一晩貸して欲しいと自室に持ち帰った。翌朝、布袋像を返しに来た乗客は、歯と関節の痛みに一睡も出来なかったと嘆いた。この時初めて、一連の苦痛と布袋像の関係に思い至った夫妻は、イギリス到着後すぐロンドンの古物商を訪ね、全てを話したうえで布袋像を引き取って貰い、再訪することはなかった。 この出来事からどれ程遡った頃か。密猟者に撃たれた瀕死の象は、更なる苦痛と恐怖に襲われた。生きながらにして、牙を引き抜かれたのだ。神経の束を引きちぎられる苦しみは凄まじく、強烈な念となり象牙に蓄積されたのかも知れない。まるで、呪いのように。七海かりん(山口敏太郎事務所)
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飛行機の乱気流事故 実はスカイフィッシュのしわざだった!?
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